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辻邦生を語るスレ

1 :吾輩は名無しである:2006/05/11(木) 20:17:22
無いのでたてました。

2 :吾輩は名無しである:2006/05/11(木) 20:23:35
大学時代もっともはまっていた作家。「ユリアヌス」も「フーシェ」も
「春の戴冠」も「ある生涯の七つの場所」もみんな好きだ。
ストーリーテラーとしての才能も卓絶してるし、文体も光彩豊かで美しい。
この5年ほどの間、ずっとご無沙汰してたが、これからまとめて再読したいと思っている。
ファンの皆さん、この天才作家について熱く語りましょう。

3 :吾輩は名無しである:2006/05/11(木) 20:25:51
とにかく73歳でこの人が亡くなった時はショックでしたね。
長生きしそうなタイプに見えたもの。

4 :無名草子さん:2006/05/11(木) 21:41:08
全集版で「七つの場所」を数日前に読み終えました。
本当は単行本で読みたかったのですが、都立中央図書館
で調べてもらったところ、全部を単行本で揃えることは
都立でも国会でも無理でした。

仕方ないので全集版を区立図書館で借りて読みましたが、
誰にも読まれておらず新品のままでした。残念です…

これから出張するので、また後日書き込みます。
とりあえず、1さん乙。


5 :吾輩は名無しである:2006/05/11(木) 22:22:24
有名な作品以外はほぼ絶版('A`)
てか、なんであんなに全集高いんだよorz

6 :吾輩は名無しである:2006/05/12(金) 05:32:51
「フーシェ革命暦」を完結させてほしかった。
何かのインタビューでご本人が第4部まで書くって言ってたんですよ。
でも第3部の途中で中断されちゃった・・・

7 :吾輩は名無しである:2006/05/12(金) 06:30:34
『きよ田』の寿司たらふく食ったし73だし
若い頃からずいぶんいい思いしていたみたいだから
幸福な人生だったのでせう。

8 :吾輩は名無しである:2006/05/12(金) 11:18:03
「世紀末」を描かせれば最高の作家だったな。

9 :吾輩は名無しである:2006/05/12(金) 13:28:21
>>7
北杜夫が「あんなに沢山食ったら大長編を書いてもみんな食費になっちまうんじゃ
ないか」と言ってましたね。

10 :吾輩は名無しである:2006/05/12(金) 13:49:39
「雲の宴」が初めて読んだ辻の長編だった。高1のときだ。
ストーリーテリングの巧さに仰天した。それに女子大生2人の友情が
美しいと思ったな。冴子さんには死なないでほしかったよ。

11 :吾輩は名無しである:2006/05/13(土) 13:36:30
>>5
辻ファンなら新刊出たら読書、保存、サインと3冊づつかうのは常識でしたよ
2冊づつでもいいけどね

12 :吾輩は名無しである:2006/05/13(土) 16:37:53
>>11
オレはそんなに金が無かったです。今も無いけど。

13 :吾輩は名無しである:2006/05/13(土) 16:46:26
>>11
生前からのファンならそういうことも可能だけど、
新規のファンには不可能だろ。

14 :無名草子さん:2006/05/13(土) 21:10:24
10です。高校時代に担任の先生(女性)に憧れてたんだけど、その人の
愛読書が「雲の宴」だった。その人との共通の話題がほしくて読み始めたのよ。
そうしたら面白いのなんの。彼女は「雲の宴」以外の辻の小説は「時の扉」
も「銀杏散りやまず」も難しくてイヤだと言っていたが、オレは辻の
小説はどれも面白くてならなかった。この希代の天才作家の作品に
ハマルキッカケを作ってくれた彼女には感謝しているが。


15 :吾輩は名無しである:2006/05/15(月) 13:25:39
ローマ史が好きだから『背教者ユリアヌス』を読んで辻邦生にはまった。
『安土往還記』も読んで、今は『夏の砦』を読んでるところ。
こういう人生の意味とか人の生き方みたいな物について深く考えさせられる
本を読んだのは初めてかもれない。文庫で売ってる作品が少ないのが残念だね。


16 :吾輩は名無しである:2006/05/15(月) 13:34:01
>15
たしかに。何故文庫化しないんでしょうか
疑問ですね。

17 :吾輩は名無しである:2006/05/15(月) 18:55:25
売れないから。

18 :無名草子さん:2006/05/15(月) 19:29:19
>>15
『ユリアヌス』にはまる人は、『春の戴冠』にもきっとはまりますよ。ルネサンス期のイタリアの話で、
主人公は大画家ボッティチェルリと「豪華王」ことロレンツォ・ディ・メディチ。

19 :吾輩は名無しである:2006/05/18(木) 15:00:04
>>14
年上の女性に憧れていたのだったら、「夏の海の色」なんかにハマりませんでしたか?


20 :吾輩は名無しである:2006/05/18(木) 19:23:13
文庫化はされていても絶版です。

21 :吾輩は名無しである:2006/05/19(金) 14:32:45
リアルで辻先生が助教授だったころのG学院卒(オバさんです)。
先生が白のタートルネックなんか着て構内を歩いていらしたのを覚えています。
科が違ったので授業はとっていませんでしたけど。
そのころ、仏文科には福永武彦教授もいらしたけれど、
福永先生は病身でよく休講になっていましたね。
遠い思い出です。



22 :吾輩は名無しである:2006/05/19(金) 19:20:51
ネットで、本物の辻氏にお目にかかったことのある方とお話したいと思って
ました。やっぱり写真でみるみたいにカッコイイ方でしたか?
90年代に田舎の小さな大学で学生してたんですが、こんなに文章がうまくて
しかもかっこいい人がいるのかといつも思ってました。
「西行花伝」なんか発売日に本屋に直行して購入して読み耽ってましたよ。

23 :無名草子さん:2006/05/19(金) 19:26:54
>>19
はまりましたねぇ。「ある生涯の七つの場所」に出てくる女性キャラはみな
魅力的ですしね。

24 :吾輩は名無しである:2006/05/23(火) 14:01:45
回廊は挫折したんだけど、安土往還記ではまりました。
著者、作品ともに品を感じる数少ない方でした。

25 :166:2006/05/25(木) 06:53:48
amazonで『夏の砦』を買いました。
いよいよ、辻邦生デビューです。

26 :166:2006/05/25(木) 07:06:41
amazonで『夏の砦』を買いました。
いよいよ、辻邦生デビューです。

27 :吾輩は名無しである:2006/05/25(木) 15:19:27
『夏の砦』は初期の作品なので、少しとっつきにくい
ところがあるかもしれません。(『回廊にて』もそうですが)
とにかく頑張ってください、166さん。

28 :吾輩は名無しである:2006/05/25(木) 23:42:39
このスレ読んで「雲の宴」読みたいなあ、と思ってたら、
早速近所の古本屋で文庫の上下巻を発見!

どんな小説なのか、楽しみ。

29 :吾輩は名無しである:2006/05/26(金) 08:51:58
>>28
推理小説的な謎解きの面白さもある作品ですよ。

30 :吾輩は名無しである:2006/05/26(金) 09:41:34
今、山梨文学館で「辻邦生展」開催中(6.25まで)。
自分はちょっと遠くて行けないけど、通販で図録だけでも買うつもりです。
ttp://www.bungakukan.pref.yamanashi.jp/collection/collection.html

31 :吾輩は名無しである:2006/05/26(金) 09:43:03
おっと、正しくは「山梨県立文学館」でした。

32 :吾輩は名無しである:2006/05/27(土) 22:17:41
情報ありがとうございます。
山梨までは行けませんが、図録だけでも欲しいです。

33 :166:2006/05/28(日) 11:08:05
『夏の砦』を、100ページほど読んだんですが、
文章のあまりの美しさに脱帽。
こんな文章を書ける作家が日本にいたなんて。
もっと早く辻邦生デビューすればよかった。
(『西行家伝』が3年ほど積ん読状態になっているwww)
どんな細部も本当に生き生きしていて、密度が高いから、
一気に読み進めることはできないね。
これは、貴重な読書体験になりそうだ。

34 :吾輩は名無しである:2006/05/28(日) 11:23:12
>>33
『夏の砦』の良さが分かるってことは、辻の作品への適性が高いと
いうことです。読了されたら他の辻作品にどんどん挑戦されたら
いいと思います。辻の全作品がお宝の山に見えてきますよ。

35 :166:2006/05/28(日) 11:56:01
>>34
ありがとうございます。
今日は暇なんで、なんとか300ページまでは到達したい……

36 :吾輩は名無しである:2006/05/28(日) 17:32:50
>>35
未読の作品のほうが少なくなってくると、読むのがもったいなく
なっちゃうんですよ。

37 :吾輩は名無しである:2006/05/28(日) 18:54:07
8時ちょうどのスーパーあずさで山梨行ってきた!

俺としては、『樹の声 海の声』に勝るものはないと思う。

38 :吾輩は名無しである:2006/05/28(日) 19:58:19
私は『春の戴冠』が最高だと思っています。
読んだのは1994年という大昔ですが、「夢を見続けた者の勝ちだ」
というサンドロのセリフが今でも脳裏に焼きついています。
あの小説に出てくるマルシリオ・フィチーノって実在の人物なんですね。
読了してから数ヶ月ほどの間、架空の人物だと思いこんでました。

39 :吾輩は名無しである:2006/05/28(日) 21:32:40
西行花伝を読んで福永武彦に劣らぬ流麗な日本語と美の世界に
のめりこみました。辻が好きな方ならきっと福永も気に入るはずですよ。

>>21
なんともはや、羨ましい学生時代ですこと・・・。
文学部へ行きたかった農学部卒より。

40 :吾輩は名無しである:2006/05/29(月) 01:16:22
辻、福永って、戦後文学のいちばん美しい部分かも知れませんね。

ところで、辻ファンはやっぱりトーマス・マンも読んでるのかしら?

41 :吾輩は名無しである:2006/05/29(月) 08:40:11
1です。私はトーマス・マンの大ファンでもあります。辻と彼の大親友だった
北杜夫が師とあおぐ作家だと聞き、岩波文庫・望月訳「ブッデンブローク家」
を読んでT・マンにはまりました。その後「ワイマルのロッテ」「大公殿下」
「魔の山」「フェーリクス・クルル」などを読みました。それからマン以外の
ドイツ・オーストリアの作家にも関心を持つようになり、ゲーテ、ケラー、
メーリケ、シュトルム、ツヴァイク等も読むようになりました。辻・北の二作家
は私に西洋文学にはまるキッカケを作ってくれた恩人でもあります。

42 :吾輩は名無しである:2006/05/29(月) 13:04:29

 「時の扉」を読んだ時、疑問に思ったことがあります。主人公が詩人で、彼の
詩は作中で多くの人に読まれているのに、主人公が書いた詩が一度も出てこないことです。
文春文庫版のカバーには「現代における詩の復権をうたう長編小説」と書いてあるのに
主人公の作品が一度も登場しない。辻の文章力をもってすれば詩作だって不可能では
なかったと思うのですが・・・評論家連中から「小説家が書いた詩なんて・・・」
などと言われるのがイヤだったんですかね・・・

43 :吾輩は名無しである:2006/06/01(木) 23:12:36
高校生のときに、新潮文庫で、『夏の砦』と、
あと短編とか中編が収められているものを2冊ぐらい読みました。
短編の一部分とかが不思議に印象に残っています。

44 :無名草子さん:2006/06/05(月) 10:39:57
新潮社の辻邦生全集って「木の声 海の声」「雲の宴」「時の扉」
が入ってないのね!3作ともマイナーではあるが傑作だと思うぞ。
装丁がカッコいいのは評価できるけどさ・・・

45 :無名草子さん:2006/06/05(月) 12:29:21
辻邦生全集って入ってない作品が多すぎるぞ!これは全集ではなく選集だろう。
最後の長編である「光の大地」が入ってない。連作短編集「天使の鼓笛隊」と
「黄金の時の滴り」も入ってない。そのくせオレには失敗作としか思えない
「真昼の海への旅」なんかが入ってる。この全集問題点が多くないか?

46 :吾輩は名無しである:2006/06/05(月) 12:40:46
出ただけ、マシ。

47 :吾輩は名無しである:2006/06/05(月) 12:46:38
それ言ったら身もフタもねえだろうよ。
死後全く忘れ去られちまう作家だって沢山いるわけだがな。
シェルダンなんか絶対そうなるね。

48 :吾輩は名無しである:2006/06/05(月) 12:58:27
著作権上の問題かなぁ・・・

49 :吾輩は名無しである:2006/06/05(月) 19:42:23
>>48
それはありそうですな。
『時の扉』『光の大地』は毎日新聞社だし、『雲の宴』『樹の声 海の声』は
朝日新聞社ですから。

50 :吾輩は名無しである:2006/06/05(月) 22:25:40
そういえば『雲の宴』って朝日新聞の連載小説だったんだっけ。
急に思い出した。
毎日読んで切り抜いて、朝日文庫から出たときも購入したような記憶が。
あそこに出てくる人って澁澤龍彦がモデル?
澁澤龍彦は革命運動なんか間違ってもしないだろうから、
全然タイプが違うのはわかってるんだけど、でもなんか、イメージが。
あーなんかまた読んでみたくなってきた。

51 :吾輩は名無しである:2006/06/05(月) 22:28:35
>>14
だからってはめるなよ

52 :吾輩は名無しである:2006/06/06(火) 10:23:03
>>51
誰が誰に何を?

53 :吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 07:20:15
この人の小説ってのは古今東西の書物から
いいところハクッてきてつなぎあわせた代物なんだよね
膨大な読書と勉強から生まれたものなんです


54 :吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 07:22:32
オリジナリティーなんてものは頭っから信じていなくて
最初っから傑作の継接ぎやってたのは
いかにも秀才らしい

55 :吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 07:40:55
この人とか綱淵謙錠とか丸谷は旧制高校のボスだから
どんな世界行っても成功しちゃうんだよね
子分が持ち上げてくれるから
作品にはあんまりマジにならないほうがいいよウン

56 :無名草子さん:2006/06/07(水) 12:22:17
>>53>>54>>55
???????

57 :吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 12:30:07
>>39 >>40
遅レスですまないのですが、辻と福永はかなり違うような気がします。
2人とも名文家ですけど、福永には、辻の作品に感じられる溢れるような
生命感があまりないような気が・・・私、アンチ福永じゃないですけどね。

58 :吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 12:41:08
文面がアンチ丸出しなのは、なにゆえ?

59 :吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 13:04:37
>>50
私なんか『雲の宴』初めて読んだ頃、澁澤龍彦の読書体験はおろか
名前も知りませんでしたよ。
澁澤に思いっきりはまったのは大学を卒業してからでしたから。
あの人と澁澤が似てるといわれると私も読み返したくなっちまいましたよ。

60 :吾輩は名無しである:2006/06/08(木) 09:00:27
>>54
オマエ福田和也の大江批評そのまんま。「東大仏文卒」って学歴見て「こいつは
秀才だ!」って思ったんだろ?旧制松本高で二回も落第し、敗戦直後の
ドサクサにまぎれて何とか東大文学部にもぐりこんだ辻が秀才?
オマエばっかじゃねーの?誹謗中傷ももっと頭使ってしような?

61 :吾輩は名無しである:2006/06/08(木) 13:33:00
学歴というのは確かに一つの重要な基準ではあるが、
誰かを褒めるにしろ貶すにしろ、
学歴ばかりを基準にする人間は、
やはり底の浅さを感じてしまうなあ。

62 :吾輩は名無しである:2006/06/08(木) 13:58:03
>>60の方が莫迦だと思います。

63 :吾輩は名無しである:2006/06/08(木) 18:04:03
>>53
北杜夫がパリかどっかに辻を訪ねた時に
そういうのを整理した何十冊ものノート見せてもらったらしいね
ここから傑作が続々生まれるみたいな。
芸術は自然を模倣するらしいし
人間は無から有を生み出す事はできないんだから別に
悪いこっちゃない
志賀直哉の和解を書写したりなんて馬鹿に教えてあげたい位だ
パクルって言えば、話変わるけど最近話題の和田某は
あれ、気ぃ狂ってんのかな



64 :50:2006/06/09(金) 02:10:47
>>59
あ、いえ、私も読んだのはもう20年ぐらい前ですし、
そのときは澁澤龍彦っていっても、河出文庫の『夢の宇宙誌』と
中公文庫の『エロティシズム』(だっけ?)ぐらいしか読んだことなくて、
あとはカバー見返しの著者の写真で勝手にイメージを広げてたような気がするので、
読み返してみて「どこが!?」って思われても責任は持てませんw
似てるところはサングラスをかけてるところだけだったりして…
たしかあの登場人物ってあの作品の中で文明批評とかしたりしてましたよね。
あの文明批評に惹かれたような記憶もぼんやりあるんだけど…どんな内容でしたっけ?
これはやっぱり読み返してみなければなりますまいw
図書館にあるかなあ…

65 :吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 09:24:13
>>64
中公文庫のほうは『エロスの解剖』だと思いますよ。

66 :33:2006/06/30(金) 10:13:08
>>33ですが、先程、『夏の砦』を読み終えました。
私は、何冊か同時並行で読むタイプで、
しかもきちんと線を引きながら読んでいくので、
読破するのに1ヶ月もかかってしまいました。

ですが、この作品と共に過ごしたこの1月は、本当に濃密でかけがえのない時間でした。
文章の美しさ、語彙の豊富さ、描写の的確さ、
そして、封印された過去の記憶を現在に蘇らせる事によって
主人公が芸術・人生の意味に開眼されていくという、
その圧倒的な構成に、本当に心の底から脱帽しました。
文庫版の「解説」にも書いてありますが、
小説をよむこと自体の悦楽と、人生おける生きた経験とを同時に与えてくれる、
本当に稀有な作品でした。
『夏の砦』は、私が読んだ日本人作家の作品では、文句なし、断トツのナンバー1です。

この作品を読もうと思ったのも、このスレで称賛されているのを見たことがきっかけでした。
このスレがなければ、私は『夏の砦』に出会うことは一生なかったかもしれません。
人生を変えてしまうほどの可能性を秘めた本を紹介してくださった
>>15さん、>>27さん、>>34さん、>>36さん、本当にありがとうございました。

さて、今日は大学の講義が休講になてっるから、
金・土・日の3日間で、『背教者ユリアヌス』読破だ!!!(無謀かwwww)

67 :吾輩は名無しである:2006/06/30(金) 18:36:19
>>66
27,34です。大学生で辻にはまっておられるんですか。素晴らしいですね。
大学時代の自分を思い出してしまいました。
『夏の砦』は、あの開高健が「読んでいて敗北感に襲われた」と言っている
ほどの作品ですからね。『ユリアヌス』は長いですが、『夏の砦』よりずっと
読みやすくてドラマティックな作品ですよ。


68 :無名草子さん :2006/07/05(水) 20:31:07
先日、中目黒のcowbooksで辻邦生対談集「灰色の石に坐りて」
を見つけ、ギリシャ彫刻風装丁が気に入り購入しました。

作家、評論家、学者などを相手に対談しているので、かなり
読み応えがあり、「ユリアヌス」までの辻氏の芸術論、歴史観、
小説論等興味深い話が満載。

そう言えば、作家のこの手の対談集を最近読んでないなぁ。

69 :吾輩は名無しである:2006/07/06(木) 18:58:07
懐かしいな。
「夏の砦」とか「ユリアヌス」とか俺も学生時代に読んだな。
そういや、北のどくとるマンボウ青春記に登場する高校時代の辻のエピにも味わい深いもんがあったな。
こいつらの影響で学生時代は俺もドイツ語だけは勉強したよ。

70 :吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 18:18:04
「ある生涯の七つの場所」シリーズの医者と小説家の叔父の生き様は
胸が締め付けられるほどに切ないです。

71 :吾輩は名無しである:2006/07/15(土) 22:02:07
>>66です。
『背教者ユリアヌス』は、ようやく、第10章「東方への道」に到達しました。
読むの遅い……
一応、私は、世界最高の小説はトルストイ『戦争と平和』だと思っているので、
『ユリアヌス』のような叙事詩的な作品は大好きです。
日本文学というと、どうしても「描かれる世界の狭い私小説」というイメージが強いですが、
こんなドラマチックな作品も存在していたんですね。本当に驚きです。

ところで、『ある生涯の七つの場所』は、
単行本と文庫本とでは、収録されている作品が若干違うらしいんですが、
その違いについて、どなたか詳しく教えていただけませんか?
どちらを読んだ方が良いのでしょう?

72 :吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 13:45:38
>>27です。『七つの場所』に収録されている作品は、単行本本も文庫も
同じです。『七つの場所』は、100篇の短編で構成された壮大な
連作です。単行本は全8巻、文庫本は全7巻からなっています。
著者は、単行本第8巻に、別冊の小冊子として「プロローグ」を
付けています。この「プロローグ」は書かれた時期は遅いのですが、
時代的には、1巻の第1篇よりも昔の話なんですよ。文庫本と
辻邦夫全集版では、この「プロローグ」が1巻の冒頭に置かれています。
「プロローグ」が一番古い時代の話であることを考慮すれば
文庫版や全集版で読まれることをおすすめします。

73 :71:2006/07/16(日) 16:08:14
>>72

いつもいつも、ご丁寧なお返事、ありがとうございます。
本当にお世話になります。
『ある生涯の七つの場所』は、単行本と文庫本とでは、
分冊の仕方が違うから、同じ番号の巻に収録されている作品が
違うということだったんですね。
私の勘違いでした。ご迷惑をおかけしました。
>>27さんのお勧めどおり、文庫版を読もうと思います。

それにしても、辻邦生って絶版多すぎですよね。
『廻廊にて』も『天草の雅歌』も『銀杏散りやまず』も『雲の宴』も、
みんな絶版じゃないですか。
私は、「ひょっとしたら日本最高の作家かもしれない」というくらい
感銘を受けているので、書店で辻邦生の名を見ることが少ないのは、本当に残念です。

さて、『ユリアヌス』の続きを読むか。
オディウスとエウビウス、本当にムカツクな……

74 :吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 20:21:36
エッセイも絶版が多いですね。
残念です。

75 :吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 23:30:02
>>52
>>14が担任の先生のマンコにチンコを)はめるなよ

76 :吾輩は名無しである:2006/07/19(水) 22:23:13
保守

77 :吾輩は名無しである:2006/07/20(木) 14:24:49
「樹の声 海の声」そろそろ読まんとな・・・

78 :吾輩は名無しである:2006/08/04(金) 15:04:20
>>73ですが、昨日ようやく『背教者ユリアヌス』を読み終えました。
辻邦生のストーリーテラーとしての才能に感服したい思いです。
日本文壇の、叙事性の全くない閉鎖的な私小説崇拝に対する、敢然たる挑戦だったんですね、この作品は。
本当に素晴らしいです。

実は私は、辻の母校である旧制松本中学の後身、松本深志高校の出身なので、
少し特別な思い入れを抱いています。
自分の先輩にこんな天才的な作家がいたなんて。
最近まで読まずにいたことが、本当に恥ずかしいです。

夏休みは、辻は少しお休みして、ずっと読もうと思っていた
『ジャン・クリストフ』に費やす予定です。
それを読み終えたら、また『回廊にて』『安土往還記』あたりから、
辻の作品を片っ端から読んで生きたいと思います。
3年以上積ん読の『西行花伝』は、
主要作品を読む尽くすまで、楽しみに取っておくつもりですwww

79 :吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 16:57:41
>>78
松本深志ではないと思うよ。
旧制松本高校=今の信州大学でしょ。
ttp://www.page.sannet.ne.jp/qzr13307/tujinenpu.htm

80 :吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 23:54:36
十年来の辻ファンです。しかしながら、西行花伝における重要人物待賢門院が
少しも魅力的でないため、自分の中で話がすっと進まずひっかかってなりません。
そんな方はいらっしゃいませんか?

81 :78:2006/08/20(日) 02:16:38
>>79
そうですね。私の間違いでした。
高校のときの国語の先生が、
「辻邦生さんは、松高(旧制松本高校)の出身で」と言ったのを、
私が「松中(旧制松本中学)の出身」と、間違って暗記していました。
ですが、旧制松本高校は、私の母の実家から2kmくらいのところにあるので、
特別な思い入れがあることは、今も変わりありません。

高校時代に辻の名前を知っていたんだから、その時から読んでいれば良かった…

82 :吾輩は名無しである:2006/08/20(日) 22:26:13
日本の小説家ほど異常に学歴にこだわるのは
世界的にも珍しいらしいね


83 :吾輩は名無しである:2006/09/19(火) 21:37:50
あげ

84 :吾輩は名無しである:2006/09/19(火) 22:45:39
>>82 はげどー 
芸術こそ学歴とやらからもっとも
遠い地点にいるべきなのに。無残。

85 :吾輩は名無しである:2006/09/19(火) 22:48:02
日経新聞に連載されていたエッセイでは、奥様(リスちゃんと読んでいたのが可愛らしい)との新婚生活の部分がユーモラスで好きです。

86 :吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 13:49:07
北杜夫もそうだが、この人の文章も「端正すぎて」苦手。
ドイツ文学系(辻は仏文出身とはいえ)の作家の特徴と言うべきか...

87 :吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 13:51:16
辻の最高傑作は『樹の声 海の声』

咲耶たんハアハア

88 :吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 23:42:11
>>86
『背教者ユリアヌス』を読んでみてはどうですかね?
この作品の文体は、「端正すぎる」という程のものではないはずですよ。
物語性の高い作品なので、辻の他作品に比べると、かなり読みやすいと思います。

辻の文章を端正すぎると思う方には、『夏の砦』や『西行花伝』は駄目でしょうね。
私は、あの、どんな細部も描き尽くす、「端正」というよりは「緻密」な文体を
こよなく愛しているので、『夏の砦』こそ、日本文学ナンバー1だと本気で思っています。

89 :吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 10:14:57
澁澤龍彦は、ユリアヌスのこと「古代のヒトラーみたいな人物」って
何かのエッセイで書いてたけど、辻の書くユリアヌスは、全然
ヒトラー的ではないね。

90 :86:2006/09/23(土) 10:43:50
>>88
辻の小説は『夜ひらく』を読みましたが、文章の一文一文が
美学的観点から言えば完璧に、かつ緻密に配置されているのがよく分かりました。
ただ、あまりにも「完璧」過ぎて疲れる、というのが本音です。
谷崎やカポーティみたいにほんの少し「破調」があれば...

91 :吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 11:20:20
まあ、「緻密さ」が独文系作家の特徴なのは確かでしょうね。
トーマス・マンも「緻密さ」の所為で私は苦手ですし。

92 :吾輩は名無しである:2006/09/24(日) 08:50:07
確かに「ブッデンブローク」の冒頭は、読みづらいね。

93 :吾輩は名無しである:2006/09/24(日) 11:42:53
辻参謀の縁戚か何かだっけ?

94 :吾輩は名無しである:2006/09/24(日) 11:44:37
>>93
血のつながりは無いと思うよ。

95 :吾輩は名無しである:2006/09/25(月) 10:52:20
尾張の大殿(シニューレ)・・・ええと安土往還記か。
あれなんか若い人夢中で読むと思うんだけどね

96 :吾輩は名無しである:2006/10/08(日) 11:45:55
春樹を読み始めてから見る気もしなくなった。
早く死んだことだけが取り柄のフランスかぶれ
なにが「森有正氏にささぐ」だよw笑わせるなっつーの

97 :吾輩は名無しである:2006/10/08(日) 17:07:57
>>96
森有正に自作をささげるのがどうして笑えることなんだ、ウンコ野郎?


>早く死んだことだけが取り柄のフランスかぶれ

オマエの読みが浅いだけだ、バーカ。





98 :吾輩は名無しである:2006/10/08(日) 22:37:33
なんか、ここのスレ極少数の人が分身しまくりで、分身になってない
同じ事の繰り返しー夏の砦は緻密で日本文学であるのかとか、ユリアヌスは
物語が存分に楽しめるとかーしか書いてないよな…。さて、辻の才能は認めるけど
どうして世間では知られてないかといえば、日本の小説としてはあまりに
ロマネスクなところやペダンティクなー本人は学者でもあるのでしっかり根拠を
書いているだけなのだけれどーところが、やはり好かれないということだと思う。
もう少し生きて書き続けて欲しかったとは心底思うけどね

99 :吾輩は名無しである:2006/10/09(月) 19:48:11
くだらない分析だね。
世間に知名度があるか否かだけが、作家の評価するものさしではない。

100 :吾輩は名無しである:2006/10/11(水) 14:19:25
村上春樹の足元にも及ばない一発屋
ユリアヌスも既に絶版かよw
残るは安土往還記だけwwwwwwwwwwwww?

101 :吾輩は名無しである:2006/10/11(水) 15:49:45
安土往還記の英訳はアップダイクに酷評されてたよな。

102 :吾輩は名無しである:2006/10/11(水) 17:31:59
>村上春樹の足元にも及ばない一発屋
君の脳内ではねw

103 :吾輩は名無しである:2006/10/11(水) 20:25:17
>>100
君には調べる力がないの?

104 :吾輩は名無しである:2006/10/11(水) 22:06:22
>>99
>くだらない分析だね。
世間に知名度があるか否かだけが、作家の評価するものさしではない。

なら、お前が辻邦生を評価するものさしを使って
どの作品でもいいから、書いてみろよ。
俺が書いたのは、世間の評価と言うある意味では非常に正確にその国の
文化レベルを反映するものから書いた。
どうせ碌なことは書けないだろうけど待ってるよ。

105 :吾輩は名無しである:2006/10/11(水) 23:46:01
世間で知られていないと言う事は、世間は辻邦生作品を評価のしようがないのでは?
知らない=好かれないじゃないと思うけど。

106 :吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 09:05:34
辻は後世に再評価される人だと思う。
ただ文体に少しとっつきにくいところがあるよな。

107 :吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 09:25:35
どんどん売れるみたいな人じゃないしね。
隠れながらも優れた作家だしね。

108 :吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 16:20:32
辻さんは昔、女性に随分人気があったらしいけどね。本を持っているとちょっと知的なお洒落をしている、的な人気だけど。
まあ親父の世代の話だから、詳しくはわからん。

109 :吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 17:57:42
>>106
>辻は後世に再評価される人だと思う。

文体や作品のテーマもまったく違う作家なので、比較することは
どうかと思うが、中上健次とどちらが再評価されると思う?
(作品の、圧倒的な物語性の部分では比較が出来るのではないかと
思うが…)

>>107
>どんどん売れるみたいな人じゃないしね

…あれだけ作品を残していて読んだ人もかなりの数のはずだけど…、
世間では知られていない。世間で知られているかどうかは、作家に
とってどうでもいい部分ではあるが、作品数と質、読者と世間の認知度が
どうもバランスがとれていない。小説の地位が下がったことと関連が
あるのかな?

110 :吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 19:08:46
>>109
そりゃまー
端正な長身の二枚目で東大で大学教授で
皇室ともつきあいがあってなんてなったら
もう勝手にしろって男の嫉妬だろ
三島みたいな奇形的チビとかなんか弱点がないと
僻みっぽい文壇では評価されませんよ

111 :吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 19:17:11
身長にこだわるね

112 :吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 19:57:57
文壇で評価されてないとは初耳だな

そんな文壇糞食らえ

113 :吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 21:04:40
辻邦生については、間違いなく多くの人がわかる良い作品を書いている。
学識もある。人としてもたいそう面白い人のようだ。>>110が書いているような
絵に描いたエリートではない。(詳細は日経に掲載された絶筆を本にしたのを
読んでください)
しかし、文学として評価すると、悪(アク)の匂いもしない。全てが見通せる世界しか
書かない。それは…。壊れている部分がないということで、どこか日常からいっちゃってる
ところが日本の小説家には必要であるように思うが、どう?

114 :吾輩は名無しである:2006/10/13(金) 04:28:10
>>113
そうだね。辻邦生の作品はある一定の品位が守られていて、その品位に満たないものは描かれない。それは言葉の質の高さがそうさせる気がする。
淫乱な女や狂気じみた人間が出て来ても、辻邦生の端正な文体の外には出て行かない。
そこに弱さがあると言えばあるかもしれないな。もっと卑俗な言葉を多用する作家の方が、受けはいいだろうし。


115 :吾輩は名無しである:2006/10/13(金) 13:03:08
春の戴冠長いなー・・。借りて二週間でまだ第六部だよ。
歴史モノだからユリアヌスみたいに物語性のある話だと思ってたら
サンドロの芸術論みたいな話が結構多いね。そのあたりは読むのが
遅くなってしまう。これからもずっとこの調子で話が続くんですか??

116 :吾輩は名無しである:2006/10/14(土) 08:44:52
オレは、サンドロの芸術論が面白いと思いましたけどね。
ユリアヌスみたいな戦闘シーンは、ないですな。
読んだのが1994年だから細部はもう覚えてないし・・・

117 :吾輩は名無しである:2006/10/15(日) 18:40:32
辻邦生の人となりが一番よく書かれているのは
やっぱり『きよ田』の新津さんの本だろうな
職人だけあって吃驚するほどあけすけだけど




118 :吾輩は名無しである:2006/10/15(日) 19:01:27
>>114
辻に限らないよ。自分の文体を持った確かな書き手は誰でも、
文体からはみ出すようなことは無い。崩せない。

どれほど淫乱な女だろうと狂気の描写だろうと、作品に欠かせないから描くのであって
それらはすべて人間の何たるかを追う目的に資する。

卑俗な言葉で読者の卑猥な部分を刺激しようとするような手合いとは
まったく別物、別の次元だ。同じ範疇で語る方がおかしい。



119 :吾輩は名無しである:2006/10/15(日) 23:41:11
横から入るが、

>>118
>卑俗な言葉で読者の卑猥な部分を刺激しようとするような手合いとは
まったく別物、別の次元だ。同じ範疇で語る方がおかしい。

卑俗な言葉そして卑俗な部分を刺激することでなければ、あなたの
辻さんの文学としての範疇があるのですか?
私は、

>どれほど淫乱な女だろうと狂気の描写だろうと、作品に欠かせないから描くのであって
それらはすべて人間の何たるかを追う目的に資する。

というが、それが、あなたが卑俗な言葉と評価するのと辻さんが使用する言葉と
どうして一致してしていると、語れる?むしろ作品に欠かせないのなら、辻さんは
なぜ自分の文体をより拡張して表現するためにそのような表現に挑戦しなかったのだろう?
表現者としてそれで彼が、満足していたのだろうか?
わたしは、文学作品は特に作者意図を越えているものが多いと思うが、それはないの?

120 :吾輩は名無しである:2006/10/16(月) 10:54:36
>>118
とりあえず聞きたいんだが、辻氏と似たタイプで、知名度がある受けのいい作家っているか?

それと個人的には、卑俗な感情を刺激する作家もそう悪くないと思うよ。次元が下だとも思わない。
それを充分に描ききれているなら、文学として価値があると思う。


121 :吾輩は名無しである:2006/10/18(水) 04:53:26
辻邦生のフランス文学のゼミ(学部?)の写真をみたら、見事に女子学生ばかり。
学習院女子の方じゃないのに、男は恐れをなして出られない状態だったのかな?

それはそれで当時の学習院の学生にとって不幸なことであったような。

122 :吾輩は名無しである:2006/10/18(水) 04:57:38
辻邦生といえば、
他スレじゃ『背教者ユリアヌス』ばかり挙がるけど
正直いって、まだ長編の習作といった段階の作品で
文章もそれほどよくない。あまり没入できなかった。
小説形式(語り手の問題とか)としても、もう一ひねりがほしかった。

正直をいうと、あとの『春の戴冠』や『フーシェ革命暦』(未完だけど)の方が
完成度は高いと思う。

123 :吾輩は名無しである:2006/10/18(水) 04:59:24
いちばん作品に没入できたのは
『樹の声海の声』だな。全集に未収録なのが惜しい。

124 :吾輩は名無しである:2006/10/18(水) 07:09:16
>>121
マリクレールで連載してたからじゃね?その前?

125 :吾輩は名無しである:2006/10/26(木) 22:12:42
とりあえず保守

126 :吾輩は名無しである:2006/10/27(金) 20:02:02
このスレで評判が良かったので「夏の砦」読みました。とても良かったです。
他のものも読もうと思い調べてみました。歴史物が多いみたいですね。
歴史物は苦手なんですが、「夏の砦」のような作品(現代物、日本人物)
のお薦めがあれば教えてください。

127 :吾輩は名無しである:2006/10/27(金) 23:57:26
>>126
辻邦生『廻廊にて』

128 :吾輩は名無しである:2006/10/28(土) 08:46:47
>>126
長編小説「雲の宴」「時の扉」「光の大地」などがいいでしょう。

129 :66:2006/10/28(土) 22:39:47
>>126
『夏の砦』読んでいただけましたか。
カキコしまくった甲斐がありました。
同じ感動を共有できて本当に嬉しいです。
他の作品の感想も、どんどん書いて下さいね。

130 :吾輩は名無しである:2006/10/29(日) 23:06:17
>>129
シネ

131 :吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 00:51:38
ぶっちゃけ夏砦だけ読めば事は足りるね辻邦生

132 :吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 09:06:23
>>130
オマエは3歳のガキか?罵倒ももっと頭使ってやれ。

>>131
夏砦以外の何読んだんだよ?春戴や嵯峨野は読んだのかい?


133 :吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 20:40:21
辻さんが、お前のようなバカは来るなといってたぞ。
今朝、夢枕に立たれた

134 :吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 21:48:44
>>133
占い師かサイコセラピストの所へお行き。

135 :吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 21:54:50
もうすぐ「詩と真実」を読了する。次こそ「樹の声」だ!
いや、「イタリア紀行」(ゲーテの)もあるんだよな・・・

136 :吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 23:27:22
北の岬は映画も見たな
当時文庫にもなってたけど
不思議な小説だと思ったね
修道女に吉行淳之介の書く娼婦のいかがわしさと
同類のハリボテ感じた
こんなの書いてこんなに有名になれるのかと思った
ってか
もう殆ど忘れてるんだよな
修道女が出てきてなんたらって話だとおもったけど
他とゴッチャになってるかもしれない

137 :吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 10:30:07
記憶を整理してください。

138 :吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 11:35:57
『樹の声海の声』ってどんな話なんですか??


139 :吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 18:46:23
age

140 :吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 14:29:13
高校の教科書を捨てる前に一度読み直した。
この人の「橋」という作品が載っていた。
やばい、国語には自信があったのに今は意味わかんね・・・。

これは一体何を伝えたいんだろう・・・。
誰かわかれば教えてホスィ

141 :吾輩は名無しである:2006/11/21(火) 14:05:36
嵯峨野の第2部、まだ読んでなかったな・・・

142 :吾輩は名無しである:2006/11/24(金) 21:18:39
「夏の砦」読んだ。
いい作品だとおもうが細部を描ききった緻密さのようなものは感じないな。
あくまでも質の高い挿話の積み重ねであって、細部にまでは手が回っていないとおもう。
文章は非常に正確・端正で深みもそれなりにあるが、端正すぎちゃって、
個人的好みをいえば、もう少し意外性というかブレが欲しいところだ。


143 :吾輩は名無しである:2006/11/25(土) 09:19:08
「夏の砦」について語る人、多いですね。
初期の作品なので、まだぎこちないところはあると思う。


144 :吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 23:14:13
樹の声海の声はモデル小説。
榎本武揚や西周など旧幕臣の一族に属する高級官僚の娘(1897生まれ)の一代記
途中から舞台がインド、パリ、ポーランドに移る。
最後が第二次世界大戦の開始でワルシャワ包囲を体験し、日本に帰国する瞬間で終わる。

145 :吾輩は名無しである:2006/11/28(火) 09:10:05
冬子は美人だったんだろうか?容姿に関する記述が一切ない。
が、不細工女の名誉のために男(エンジニア)があそこまで奮闘するはずがないこと、
記述によってエリスが美しいことは確実でその姉であるマリーも少なくともピザでは
ないだろうし、そのマリーが冬子の着物を借りる場面から二人の体型は近いと
推測されることなどから冬子は結構な美人だったのではないかと思われる。
それはそうと、冬子の財政状態が気になる。生家は没落したが、まだ金に困る
ほどではなかったんだろうか?冬子はいろいろと悩んでいるが、金で悩むという
描写がない。あくまでも芸術上の悩み。あの時代にヨーロッパまで留学して
労働とは無縁にあんなことを悩んで過ごせるわけだから、やはり相当の金は
持っていたんだろうな。兄はニートだし。

146 :吾輩は名無しである:2006/11/28(火) 09:30:55
どうして冬子が最後に無謀な航海に出たのかが分からない。

147 :吾輩は名無しである:2006/11/28(火) 09:59:12
あれは無謀というほどではなかったんじゃないかな。
この程度で遭難するとは不思議だby 地元民、みたいな記述があったような。

148 :吾輩は名無しである:2006/11/28(火) 10:05:50
冬子に関する不当なスキャンダル・汚名って

エルスとレズ関係→心中、って解釈でOK?

149 :吾輩は名無しである:2006/11/28(火) 13:40:32
>>145
辻は金がなくて困ってるよーな人間の話は書かない。
生理痛や勃起不全、脇の下の処理、オナニー・・・そういった生活の生々しい側面は書けない人。
基本的にファンタジーな作家だから。

150 :吾輩は名無しである:2006/12/09(土) 01:51:05
結構人気あるんだね。読みやすいのと難解のとあるよね。
読みやすいのはほとんど読んだなぁ。
随分と霊感みたいなものもらったような思いがある。
あの風景描写と物語性を考えるに、両輪で両方美しくないと
これからがんばっていこうと思えるような霊感みたいなものに
ならないんだろうね。もうばりばりおっさんだし、そういうもんでも
ないんだけどねw

151 :吾輩は名無しである:2006/12/09(土) 02:09:54
辻は全部読みやすいと思う。
整いすぎていてなんとなくゲップが出てしまうことはある。

152 :吾輩は名無しである:2006/12/10(日) 14:57:26
>>149
「時の扉」の主人公は、首都圏の大学の講師(常勤らしい)を辞めて
北海道の中学校の先生になるんだけど、教員免許とか持ってたのかな?

153 :吾輩は名無しである:2006/12/10(日) 19:19:05
この人の小説はいかにも学習院の先生が書く小説ってかんじですよね。

154 :吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 12:17:27
>>153
知ったかぶり乙

155 :吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 11:29:22
>>153
君・・・

156 :吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 18:19:55
『夏の砦』で冬子が留学してた北欧の国って、
作品中では特定されてないけど、デンマークでいいのかな?
ヨットの遭難事故に関して、「スウェーデン側からの情報」云々て書いてあったから。

157 :吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 18:47:12
>>153
渡辺淳一とかこの人とか川端康成と森鴎外かの書く小説って
普通の神経なら書いてるうちに馬鹿馬鹿しくて途中でやめちゃうよね

158 :吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 09:07:21
お前の神経に細やかさがないだけだ。

159 :無名草子さん:2006/12/17(日) 09:44:07
>>157
フランス書院文庫でも読んでセンズリこいてろアホ。
渡辺と川端と辻と鴎外を一緒にしてる時点でオマイがクッサイクッサイうんこ野郎
であることはバレバレなんだよ。

160 :吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 10:11:17
最近売れている小説を読んで、辻さんの小説を読むと
感じる構造がしっかりしているといえばいいのか、
構成が考え抜かれているといえばいいのか上手く
書けないがそういう物語性と構成力が弱くなっているように思う。
辻さんの小説が、隅々まで作りこまれていて人口美しか
感じられないという人がいても変な議論だとは思わないが、
オレはそれを支えている物語の構成力はどの作品がどうだとか
いうのではなくとても強くあるところ、そこが好きだなぁ…

161 :吾輩は名無しである:2006/12/23(土) 12:17:50
この人の本にアマゾンでついてるレビュー見ると、他のは普通に審美的観
点からレビューされてるのに、『安土往還記』だけ「信長が安宅船を建造し
たのは(ry」「史実と違いま(ry」みたいなレビューがついてる件

162 :吾輩は名無しである:2006/12/23(土) 17:40:32
史実と違って何が悪いのかね?史書じゃなくて小説なんだから。
「フーシェ革命暦」だってフーシェの幼少時代を知る史料が
少ないのを逆手にとって創作しまくってるのにな。

163 :吾輩は名無しである:2006/12/23(土) 19:46:08
>>157
炯眼おそれいりました
いや
皮肉でなしに

164 :吾輩は名無しである:2006/12/23(土) 21:24:47
歴史小説と歴史学の区別のつかない人たちは、「信長」っつーと頭に血が
上っちゃうのよ。後、「坂本龍馬」なんかも地雷だね。
「フーシェ」なら彼らを刺激しないってこと。

165 :吾輩は名無しである:2006/12/24(日) 09:42:14
>>164
世界史版にそういう大馬鹿野郎は以外に多いよ。
「司馬遼太郎も塩野七生もウソばっか書きやがって!」とかな。
司馬も塩野も辻も自分がアカデミックな歴史を書いてるわけじゃないってことは
承知してると思うんだけどね。

166 :吾輩は名無しである:2006/12/24(日) 11:11:56
春の戴冠だっけ、面白い?
文庫本出てる?

167 :吾輩は名無しである:2006/12/24(日) 11:14:35
>>110
写真見たことない

168 :吾輩は名無しである:2006/12/24(日) 18:38:39
>>166
文庫本は出てません。新潮社から立派なハードカバー本が出てるけど
高いのが難ですな。

169 :吾輩は名無しである:2006/12/24(日) 18:43:41
>>167
ググレば見れますよ。とにかくカッコイイ。
端正な上に知性や品位を感じさせる美男子です。
親友の北杜夫が「辻はハンサムだからいいよなぁ」
と言ってましたな。



170 :吾輩は名無しである:2006/12/24(日) 19:08:49
>>169
小説は若い時から読んだのにそれは全然知らなかった

171 :吾輩は名無しである:2007/01/02(火) 05:26:40
最近になってこの人の存在を知りました。「夏の砦」の文章がとにかく好きです。
他には「時の扉」も読みました。巧みな構成といい、ますます流麗な文体といい
作家としてのスキルの充実を感じさせるものでしたが、「夏の砦」にみられた
ある種のひたむきさのようなもの、ひとつひとつ丁寧に置かれた言葉の粒立ち感や
文章全体が放つ光彩の豊かさなどは無いなと感じました。
この人の作品で「夏の砦」みたいな文章って他にあるんでしょうか?

172 :吾輩は名無しである:2007/01/02(火) 11:38:02
「夏の砦」はもういいにしようや、な

173 :吾輩は名無しである:2007/01/02(火) 12:12:23
ええ。ですから別のを紹介してください。

174 :吾輩は名無しである:2007/01/02(火) 15:14:11
>>173
あんたがどんなの好きかわからんから、図書館へ行ったら。

175 :吾輩は名無しである:2007/01/03(水) 02:56:59
>>174
あっ、すみません、171=173でした。

176 :無名草子さん:2007/01/05(金) 09:56:13
>>171
「回廊にて」(新潮文庫)はどうです?


177 :吾輩は名無しである:2007/01/06(土) 01:42:40
>>171
「時の扉」や「雲の宴」は新聞に連載されていた作品だから、他の作品よりも
かなり読みやすい文章になってる。おれはそれはそれで好きだけど、物足りない人
も多いんじゃないかと思う。
おれも171には「廻廊にて」を薦める。話の進め方とか「夏の砦」との類似点も多いし。






178 :吾輩は名無しである:2007/01/06(土) 05:54:14
いつまでも前期の話は、イラネ

179 :無名草子さん:2007/01/22(月) 13:38:02
「回廊にて」ってどうしてマーシャの日記やマーシャの母の回想の部分が
カタカナなのかね?声出して読まなきゃならんよ。

180 :吾輩は名無しである:2007/01/22(月) 13:40:49
あげ

181 :吾輩は名無しである:2007/01/23(火) 14:23:17
辻の長編の大半は学生時代に読んだが、「回廊にて」「嵯峨野」「天草の雅歌」
「樹の声 海の声」の4作は長い間未読だった。
「回廊にて」を読み始めた。アンドレ・ドーヴェルニュが寄宿学校を退学させ
られるところまで読んだ。「夏の砦」って「回廊にて」第2番なんだね。共通点の
多さに驚いている。舞台が欧州だし、主人公が芸術家で女性だし、曲芸めいたことが
好きでエキセントリックな少女が出てくるし。主人公と風変わりな少女との
恋が描かれているし。
 辻は金に困っているような人の話は書かないってのは本当か?マーシャの
育った家庭は物凄く貧しそうなんだが・・・


182 :吾輩は名無しである:2007/01/23(火) 21:54:24
だから、もういいって。
ほかの書けよ、時代錯誤のヒマ人じじい

183 :吾輩は名無しである:2007/01/23(火) 22:32:16
てめえで書けごみ。


184 :吾輩は名無しである:2007/01/24(水) 09:46:28
>>182
「夏の砦」と「ユリアヌス」について書いている者はかなりいるが、
「回廊にて」の内容にについて具体的に書いているものはまだおらぬでは
ないか。

後期作品について書きたかったらテメェで書け、この空気の読めねぇセンズリ小僧が!!
つーかテメェもうこのスレに来るな。立てた人間として非常に不愉快だ。

185 :吾輩は名無しである:2007/01/24(水) 09:51:03
>>182
  ↑
 m9(^Д^)プギャー



186 :吾輩は名無しである:2007/01/25(木) 13:12:44
>>184
明日の朝までほざいてろ、アホ


187 :無名草子さん:2007/01/25(木) 19:47:19
>>186
オマエモナー

188 :無名草子さん:2007/01/25(木) 20:00:25
マーシャって辻作品史上いちばん不幸な生涯おくった主人公じゃね?
冬子もユリアヌスもサンドロもフーシェも「七つの場所」の2代目の「私」(戦死)も
これほど不幸じゃなかったよな?

189 :吾輩は名無しである:2007/01/25(木) 21:54:59
>>188
ま、夏の砦・回廊にての何とかの一つ覚えよりはいいぞ
じじい。

>マーシャって辻作品史上いちばん不幸な生涯おくった主人公じゃね?

とても全作品を読んでないからわからないな

190 :吾輩は名無しである:2007/01/26(金) 02:07:35
いちいち余計な一言を付け加えずにはおれんのか、お前は。
「時の扉」の主人公も最初は不幸そうだったな。まぁ自業自得ではあるんだけど。
あらすじ見て相当暗い話を想像してたから、いい意味で期待を裏切ってくれた作品だった。


191 :無名草子さん:2007/01/26(金) 09:47:04
>>189
アンタ来ると思ってたよ。30代前半のオレをジジイ呼ばわりするたぁ大したもんだ。

長・短編のほとんどを読了してるオレがナンタラの一つ覚え?「回廊にて」が
最近気になっていたからこの作品の話を重点的にしただけだぞ?
初期作品の話がそんなにウザイなら後期作品限定スレでも立てれ。

>>190
読み始めたときは「暗夜行路」みたいな作品なのかと思った。
途中から出てくるしのぶちゃんには少し萌えたな。



192 :吾輩は名無しである:2007/01/27(土) 05:16:11
「夏の砦」を最近読みました。これは素晴らしい作品です。
舞台が白夜の北欧っていうのがいいですね。


193 :吾輩は名無しである:2007/01/27(土) 11:48:13
 「樹の声 海の声」上巻を咲耶がカキフライ食べてチフスになるとこまで
読んだ。
 司馬遼太郎が明治時代の日本では天丼が最高のご馳走だった、
海軍士官でも最高の食い物はカツレツだったと「坂の上の雲」で書いていたが
高級官僚の子であればカキフライも食えたのか。
 

194 :吾輩は名無しである:2007/01/28(日) 03:08:44
天丼ってソバつゆと魚介類と油と粉があれば作れるもんだと思うが・・・?
カツレツもしかり。
どう考えても司馬が間違ってるんだろう。あれは間違いの多い人だ。

195 :吾輩は名無しである:2007/01/28(日) 20:33:16
>>194
>どう考えても司馬が間違ってるんだろう。あれは間違いの多い人だ。
本当にそうか?司馬さん食べ物の文献よく読んでいるよ。

196 :吾輩は名無しである:2007/01/28(日) 20:42:26
恣意的な文章と史家的な文章を使い分ける人だから、信用がおけない。

197 :吾輩は名無しである:2007/01/28(日) 21:02:56
>>196
>恣意的な文章と史家的な文章を使い分ける人

具体的には、何がある?

198 :吾輩は名無しである:2007/01/29(月) 10:22:11
「樹の声 海の声」に川村の義兄(川村弘)って人が出てくるけど
実在の人物なの?オレ明治文学に疎いので誰か詳しい人教えて。
 

199 :吾輩は名無しである:2007/02/05(月) 20:52:55
>>198
文庫版で読んでる?
単行本版の下巻に挟まってる付録を見てみ。
参考文献のところに、
 芳舟遺稿(川村 弘)大2・7 私家版
とあるから、実在の人だってことがわかるよ。

ちなみに咲耶たんのモデルの人は、
 ワルシャワ悲歌(林 富子)昭16・10 新紀元社
の本を書いている。

『ワルシャワ悲歌』は国会図書館にあり、『芳舟遺稿』のほうは都立図書館にある。
『芳舟遺稿』の内容は
 竹取物語の研究,詩文の価値,小論二題,学問の説,木曾義仲論,和気清麿と菅原道真,貧民窟を探りし世の仁人に訴ふ,職業,慈善,源右府論,
 決闘論,足利義満論,十九世紀末年の日本の文壇紀行青梅の秋色,神港遊記,百草紀行,伊豆山雑感,鴫立沢に詣でし記,書写山,金沢紀行,
 塩原誌,塩渓避暑地,帰京当日雑文がら,塩渓雑話,花篭,鎖夏録,桐蔭偶話中の一節,花神と語る,香花森田明治君の逝去を痛む,光風霽月,塩渓土産,
 翠軒雑話,水害見聞記,小説貧書生日記明治37年-明治39年消息明治32年-明治45年川村弘著 追懐故川村弘君(有島生馬)他15篇

興味があったら読んでみるといい。

逗子咲耶たんハァハァ

200 :吾輩は名無しである:2007/02/05(月) 20:57:54
ちなみに川村弘の生没年は1880-1912。
手元にある私家製の『樹の声 海の声』の年譜を見ると、
 1912年(明治45)7.28 夜11時、川村弘、死去。8.4葬儀。
とあるから、事実をほとんど反映しているといっていいだろうね。
学習院関係者だから、それ関連の文献を当たればもっと調べられるかもよ。

咲耶たんハァハァ

201 :吾輩は名無しである:2007/02/06(火) 03:43:54
冬子はあれだけ文章表現力があるんだから機織りなんかより作家を目指すべきだったなw

202 :吾輩は名無しである:2007/02/06(火) 09:11:26
>>199
古本屋で買ったハードカバーで読んでるんだけど、付録が挟まって
ないのね。情報dクス。

203 :無名草子さん:2007/02/07(水) 09:39:55
咲耶たんは、戦後大学の講師になったわけだが、咲耶のモデルの人って
どんな晩年をおくったのかしらん?

204 :吾輩は名無しである:2007/02/09(金) 19:31:50
大学生協に、新潮社から出てる
『辻邦生全集』20巻をリクエストしたら、
購入してもらえました!!!

「本来、学生希望図書は予算枠内でより多くのリクエストにお答えするため、
 全集や定期購読が必要な雑誌等は対象外となっています。
 ですが、今回は館内選書基準に照らして選定を行い、
 購入させていただくこととなりました。」

ということだそうです。

やっぱり、辻の文学性の高さを評価してもらえたのかな。


205 :吾輩は名無しである:2007/02/09(金) 22:10:41
>>204
まて、大学生協が全集を購入って?
取り寄せてもらったってこと?

206 :吾輩は名無しである:2007/02/10(土) 03:12:47
この人の文学性はさほど高くはない。
でも、いいんだね。
辻邦生ってのはそういう作家さ。

207 :204:2007/02/10(土) 03:32:41
>>205
スミマセン。
「大学図書館」の間違いでした。

208 :吾輩は名無しである:2007/02/10(土) 09:43:06
>>206
文学性の定義をハッキリさせてから言いたまえ。

>>204
いい大学ですね。うらやましいです。私が出た大学は辻の著書は、ユリアヌスも
西行花伝も嵯峨野もないという最低のクソ大学でした。(一応文学部なのに・・・)
辻の盟友だった北杜夫の大傑作・楡家もないという大グソぶりでした。
そのくせ文学性皆無で読者にへつらうようなエロ話ばかり書いている米国の
某バカジジイ作家(と呼ぶにも値しない)の著書は全部あるという文化度の低さ
でした。「大学図書館は無料化貸し本屋ではない!」と今でも思います。
この天才作家の作品たちを心の糧として有意義な大学生活をおくって下さいね。


209 :吾輩は名無しである:2007/02/10(土) 21:34:45
>>204
大学図書館なのに全集のリクエストを普段受け付けてないって、
理系の単科大学かなにか?

210 :吾輩は名無しである:2007/02/11(日) 02:54:05
>>208
いや、それは違う。文学性が無いといわれたら、こういう文学性があるではないかと
反論しなければ話は続かない。無いと言っている者にその者が考える文学性
というマクロな概念を提出させることは議論の上で効率的なことではない。
辻にはこういう文学性があるではないか、そこはどう考える?と応えることで
議論を継続させるのが現実的だよ。

211 :吾輩は名無しである:2007/02/11(日) 10:13:45
ごもっとも。


212 :吾輩は名無しである:2007/02/16(金) 17:17:59
夏の砦読んだんだけど、冬子はなんで失踪したんだろう。
あの後、自らの作品に向かっていけそうな感じがするんだけど。

213 :吾輩は名無しである:2007/02/16(金) 20:25:07
夏の砦は、もうイラネ

214 :吾輩は名無しである:2007/02/17(土) 10:21:17
事故で死亡したと思われる


215 :吾輩は名無しである:2007/02/22(木) 17:40:45
「夏の砦」のあとたてつづけに「廻廊にて」を読んでしまった orz

テーマの深化を遡行するような興味深い経験ではあった。しかし…
なんかすごくもったいないことをしたような気がするのだが

216 :吾輩は名無しである:2007/02/23(金) 12:43:09
「廻廊にて」にローザという女性が出てくるが、
あの名前はローザ・ルクセンブルクから取ったのかな?

217 :吾輩は名無しである:2007/02/23(金) 13:25:53
ってゆーかローザ・ルクセンブルクその人じゃないの?

218 :吾輩は名無しである:2007/02/23(金) 16:05:22
>>217
ローザ・ルクセンブルクが殺されたのは1919年。
マーシャはこのころは結婚もしていないと思う。つーかアンドレともまだ会ってないでしょ。
母に連れられてポーランドやドイツを彷徨ってたころだと思う。
1917年のロシア革命で故国を追われた可能性が高いからね。
ただローザ・ルクセンブルクをモデルに作られたキャラである可能性はあるね。

219 :吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 18:43:48
そうだった。おれはローザ・ルクセンブルクを反ナチの活動家かなんかだと
勘違いしてたよ。ドイツ革命で殺された社会主義者だったか。

220 :吾輩は名無しである:2007/02/25(日) 15:27:20
「樹の声海の声」を読もうかと思ってるんですが、これはどんな感じの作品
なんでしょうか?私が読んだ限りでは、辻さんの作品は「背教者ユリアヌス」
や「時の扉」のようなドラマチックな作品と「夏の砦」や「廻廊にて」のような
主人公の内面に焦点を当てた作品に分かれると思うのですが、「樹の声〜」は
この分類ならどちらになりますか?

221 :吾輩は名無しである:2007/02/25(日) 18:43:01
>>220

あなたが言われる前者と後者の両方の傾向を兼ね備えた作品だと思いますな。

222 :吾輩は名無しである:2007/03/19(月) 13:27:24
辻が絶大な影響を受けたっていうプルーストの
「失われたときを求めて」第一篇「スワン家のほう」を
読んだんだが、難しくてほとんど歯が立ちませんですた。

223 :吾輩は名無しである:2007/03/30(金) 14:46:08
世界史版に行ってきたんだけどユリアヌスって人気あるんだな。

224 :吾輩は名無しである:2007/03/30(金) 22:14:16
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%94%E6%96%87%E5%AD%A6%E8%AB%96%E4%BA%89
これについて詳しく知ってる人いる?

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