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「アンナ・カレーニナ」を語るスレ

1 :吾輩は名無しである:2007/03/29(木) 20:18:00
 トーマスマンが完璧と絶賛し夏目漱石も人生で一番の書といったトルストイ
の最高傑作について語りましょう

2 :吾輩は名無しである:2007/03/29(木) 20:22:04
実はアンナ・カレーニナは2人いるって知ってた?

3 :吾輩は名無しである:2007/03/29(木) 21:36:24
「気狂いピエロ」は可愛かったな

4 :吾輩は名無しである:2007/03/29(木) 21:36:42
アンナ・カレーニナは素晴らしい。
男性ならば、リョーヴィン、ヴロンスキー、オブロンスキー、カレーニン、
女性ならば、アンナ、キチイ、ドリイ、ワーレンカなど、
どの人物に感情移入し、自己と重ね合わせてもOKである。
僕はリョーヴィンにシンクロした。熱いね、彼は。
いずれにせよ、これほど女性描写が長けた作品は皆無であり、それ故世の女性陣に
お勧めしたい作品である。これを読めば、少なからずエレガントで魅力的な女性になれることは請け合いである。

5 :吾輩は名無しである:2007/03/29(木) 22:39:43
>>3ソフィー・マルソー?
>>4ドリーって聞いて羊を思い出す俺って・・
 あと、アンカレってそんなにエレガントな作品じゃないぞ。なんたったって鉄道自殺
という概念を世間に広めた作品だし・・
 でも、アンカレ読む女って知的で思慮深い女性ではあるだろうな。

6 :吾輩は名無しである:2007/03/30(金) 00:47:48
とりあえず読んでみるよ
読んでないけどネタバレOK なんでどんどん語っていってくれ
このスレ長く続くといいな

7 :吾輩は名無しである:2007/03/30(金) 00:55:00
アンナって髭はえてるんだよ。
?戦争と平和のナントカ夫人もかわいい髭が生えてたんだよねえ。
どうよ。

8 :吾輩は名無しである:2007/03/30(金) 01:00:18
髭が生えた女性もありかな
女性だって生えてておかしくない
でもたいていの女性は処理してるだろ


9 :吾輩は名無しである:2007/03/30(金) 08:33:13
>>7-8これはトルストイ独自の描写で、顔を極度にアップさせて口元の産毛(髭でない)
を描写したもの。エレナ、リーザ夫人(アンドレイの妻)アンナ・カレーニナの3人しか
描写に使われえていない。つまり、口元の産毛の描写は超美人の証(超美人でもなければ
アップしてみたくないだろ?)
 ただし、レ・ミゼラブルの女は、本当に髭が生えている

10 :吾輩は名無しである:2007/03/30(金) 15:11:19
ゴダールが昔カンヌでアンナ・カレーニナのことアンナ・カリーナって呼び間違えて報道陣が爆笑してたけど
あれ絶対わざとだよな。

11 :吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 13:40:21
人生の核心に迫るような名言が多いよね。
冒頭の「幸せな家族はみな似通っているが〜」もそうだけど
うんうん唸らされる所がいっぱい。

アンナの死の直前、アイスクリーム売りを前に
「あたしたちはみんな甘くて美味しい物を欲しがってる、
キティもヴィロンスキーでなければレーヴィンでもいいんだわ」と
いう発言など、読んでいて線を引きまくりました。

今の表面だけの薄っぺらい比喩で「上手いこと言った!」と
思ってる作家は見習ってもらいたい。



12 :吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 16:41:41
ソフィー・マルソーじゃないよ。上にも書いてあるけど、カレーナという女優も居るのです
ゴダールの元夫人

13 :吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 19:12:21
test


14 :吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 19:21:20
アンナ・カレーニナ読みました。
アンナにはあんまり好感を持てなかった。
旦那カワイソス。

オブロンスキーはいいね。即物的な俗物でw、
しかし、重要人物だ。
彼が出てこないとずいぶん暗い話になってたと思われた


15 :吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 22:48:26
>>11あの件は俺も凄いと思う。その文章の近くに「アンナはアイスクリームを食べている娘をみて
なんて汚らしい娘だろう、と思った」という件がある。あれは、トルストイにしかかけない、凄ま
じい文章だと、深く受け止めている。
 あと、「人は互いに憎しみあって生きている」「人間と人間を結びつけるものは憎しみと生存競
争だけだ」など人間の醜さを正面から受け止めた人のみが達する絶望の念や、何気ない通りすがりの
人が語る「人間に理性があるのは人間を不安にさせるものから逃れるためだ」などの凄まじい名言が
非常に多いんだよね、第7編ラストは。
>>14旦那を極悪人のように語る人が圧倒的に多い中貴重な意見だと思う。その気持ち生涯大切に持っ
て欲しい。

16 :吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 23:07:57
sarasu

17 :吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 00:15:35
なんていうかな、
誰が悪者という書き方をそもそもしてないから、
アンナと旦那のどっちが善玉、悪玉っていうのもないと思うよ。
お互い、生育家庭による性格と、偶然からなる現実に、否応なく翻弄されて
逃れられない運命をたどったというかね・・

アンナや旦那に同情するというよりも、この様な人間が、このような
運命になると、このように行動するのかぁ、と感心しながら眺めている感じ。

でも、確かにオブロンスキーは、一服の清涼剤ですね。
彼が出てくると、パッと画面が明るくなる気がした。

18 :吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 09:18:23
 オブロンスキーは清涼剤というより唯の道化
 カレーニンとアンナの離婚について心の中でギャグを飛ばすところは痛すぎ
 しかし、オブロンスキーとアンナの関係は面白い。仲が悪いわけではないのに、
妙に距離が離れている。恐らく、兄弟別々で育てられたトルストイの養育環境を
反映したものだろう

19 :吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 11:08:27
キチィとアンナを描き分けられるトルストイは凄い。
オペラで言えばリリックソプラノとドラマチックソプラノの違いみたいな
この対比は小説では意外と見ないから。

20 :吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 11:37:06
最近読み始めた
岩波文庫版は読みづらいな
何で「 」を使わないんだ

21 :吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 15:07:02
>>19そりゃ伊達に「男のドストエフスキー、女のトルストイ」と言われてませんよ

22 :タゴール:2007/04/01(日) 21:46:34
たしかゴダールはわざと間違えたんじゃないかな
ゴダールとカレーナは仲いいよね

23 :吾輩は名無しである:2007/04/02(月) 20:18:12
アンナは息子を手元に置くことができたら、あそこまで精神的に
追い込まれることはなかったろうね。
ヴロンスキーとの間に出来た娘に、息子ほどの愛情を持てれば
まだ救いはあったかもしれない。


24 :吾輩は名無しである:2007/04/02(月) 21:27:19
>>23そのもってないところが凄いよな。
 親だからといって子供を愛せるわけではない。オブロンスキーとその息子も仲は険悪
(第一編参考)単に取り繕っているだけ。
 トルストイはそのような現実も容赦なく(ほんとなさ杉)描いている。この本を読むと
人間の全てを受け止めているトルストイの姿勢が窺われ、著者の強さをひしひしと感じる。
 しかし、「アンナ・カレーニナ」はその人間の弱さというのがかけているのではないだろ
うか。この作品が世界史上圧倒的に随一で比類なき作品ながらもいまいち知名度にかけて
いるのは、読者がトルストイのその容赦のない強さに共感できないからではないだろうか。
 そういう意味で、史上唯一完全無欠と称される「アンナ・カレーニナ」で、唯一欠けている
のは、人間の弱さ、不完全さなのだと思う。

 そこで俺はトルストイに言いたい
俺「もう少し手心を加えては・・・」
 でもきっとトルストイは
「痛くなければ覚えませぬ」と言い返すんだろうな〜

25 :吾輩は名無しである:2007/04/03(火) 06:14:39
ええー人間の弱さ、書けてると思うよ!レーヴィンがキティを
「この女はこんな大事な時なのに、俺と離れるのが嫌だとか
そんなことしか考えていない」と思うところとか
ウィロンスキーがアンナと一緒になって「世間と同じ間違いを
犯したことに気づいた」くだりとか。

こういう人間の俗っぽさ、弱さがあるのにドロドローの
愛憎劇にならず芸術として消化されている。そこがすごいよね。


26 :24:2007/04/03(火) 13:25:15
>>25登場人物に弱さがかけているのではない、話者としてのトルストイに弱さがかけているのだ。
トルストイは作家ではない、もっとおぞましい何かだ・・

27 :吾輩は名無しである:2007/04/03(火) 21:04:37
容赦なく暴き出したからみんな共感したんじゃないの。
いまいち知名度にかけているのは、ってどういうこと?
意味わらんよ。


28 :吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 21:18:12
>>27少なくても「ハリーポッター」や「リアル鬼ごっこ」より知名度が欠けているのは確かだ。
もし「アンナ・カレーニナ」が今出版されていたらノーベル賞どころかそこらの新人賞もとれん
かもしれない。

29 :吾輩は名無しである:2007/04/05(木) 06:40:55
アンナカレーニナくらい有名な女主人公って
世界に他にいないのでは。
スカーレットオハラくらい?ちと弱いか。

30 :吾輩は名無しである:2007/04/05(木) 22:54:04
ボヴァリー夫人はどうよ。
おいらはアンナとヴロンスキーのような美男美女の貴族よりも
ボヴァリー夫人の田舎でダサくてダメっぷりが切ないと思うよ。

31 :吾輩は名無しである:2007/04/05(木) 23:10:04
おれの高校ではソーニャが人気があったな。
人気投票で吉永小百合、内藤洋子についで第3位(w
(大昔の話を書いてしまった)


32 :吾輩は名無しである:2007/04/06(金) 21:45:40
>28
何をいってるんだか...。
30年後にはハリーポッターは忘れ去られているよ。
アンナ・カレーニナは150年前、今なおことさら文学好きで
なくても名前くらい知ってるでしょう。

ボヴァリー夫人よりチャタレイ夫人の方がいいな。
両夫人もアンナ・カレーニナも固有名詞ですな。


33 :吾輩は名無しである:2007/04/06(金) 23:42:17
ボヴァリー夫人もアンナ・カレーニナも、
棄てられた夫の惨めっぷりが凄いね。

34 :吾輩は名無しである:2007/04/07(土) 01:29:04
俺はガミアニ夫人が。

35 :吾輩は名無しである:2007/04/07(土) 02:05:38
>>32
そうですな。

36 :吾輩は名無しである:2007/04/07(土) 12:22:25
アンナ・カレーニナの美しさの描写は途中で飽き飽きしてくる。

37 :吾輩は名無しである:2007/04/07(土) 16:36:11
なんでここまで女の気持ちがわかるんだ、トルストイ・・・
と戦慄した過去。
その後スタンダールの赤と黒を読んだらやっぱりこいつにも戦慄した過去。
ボヴァリー夫人読んだら、これも戦慄した過去。
みんな自意識過剰な女の気持ちをものすごくよくわかっている。
〈それは私が女だから感じるのかもしれないけど)
男ってみんな賢いのかな、それともトルストイとスタンダールとフローベール
は特別なのかな、
あ、でも最初よき家庭婦人として登場するアンナだけは
ボヴァリーともマチルドとも違う。
むしろレナール夫人に似ているね。
話が逸れてごめんなさい。

38 :吾輩は名無しである:2007/04/07(土) 17:43:01
「ボヴァリー夫人は私だ」とはフロベールの有名な言葉。
男でこれをいえるのはすごいと思った。
女なら男に自分を投影したといいやすいけどその逆は言いにくいものだから。
通常、男は自分を男らしいと思いたがり、女は気まぐれで考えてることがわからないというが
本当はどの男の中にも女性的な部分があってそれに直面することができないでいるだけかもしれない。
自分の中の女性を冷静に見つめることができる男性こそ真の勇者だと思うが滅多にいるもんじゃない。
トルストイもスタンダールもそういうことができる稀有な作家だったのだと思う。

39 :吾輩は名無しである:2007/04/07(土) 18:34:46
>>36レーウィンがアンナ像を見ているところに実物のアンナが登場する場面は神
>>24誰もシグルイネタとはつっこまない。まるで源之助に無視されるチュパの様

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