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社会派ミステリーといえば松本清張 第四章

1 :名無しのオプ:2006/10/16(月) 22:08:32 ID:DxldKPAh
引き続き行きましょう


前スレ

社会はミステリーといえば松本清張。
http://book2.2ch.net/test/read.cgi/mystery/964968259/

社会はミステリーといえば松本清張。その2
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1083168387/

社会はミステリーといえば松本清張。第三章
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1137654712/

2 :名無しのオプ:2006/10/16(月) 23:22:46 ID:cPZae8zM
栄光の23get

3 :名無しのオプ:2006/10/17(火) 00:30:34 ID:ggl8jrV3
「社会は」から「社会派」になったかw

4 :名無しのオプ:2006/10/17(火) 20:39:36 ID:5ceNMYpi
age

5 :名無しのオプ:2006/10/17(火) 22:11:23 ID:gx6t2ACC
奥羽の二人 が面白い!

6 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

7 :名無しのオプ:2006/10/18(水) 15:07:40 ID:Wp5ol4Qj
「遠い接近」
よかったあ。

8 :七資産1970:2006/10/18(水) 18:43:02 ID:Ao/dLfl+
「遠い接近」 って
自分のところにきた召集令状
主人公が選ばれたのには、ある疑惑が・・・
という内容だったかな


今、品切れ中だったような気が・・・ ?
もっと改版・再販を出して欲しいな・・文春文庫

9 :名無しのオプ:2006/10/18(水) 20:10:05 ID:70lQali/
『遠い接近』は清張自身が、30代なのに招集され
朝鮮の部隊で兵役に就いたという経験をもとに書かれている。
軍隊内(内務班)での新兵へのしごき(私的制裁)や将校にも怖がられて
好き放題している古参兵の描写に迫真感がある。

主人公が招集され、朝鮮の部隊に配属されたという設定は、
清張作品にたびたび出てくる。
作品発表時は、軍隊経験者も多かったから、読者も自分の経験と重ね合わせて
読んでいたと思う。
戦後60年の現代では、小説とはいえ貴重な歴史の記録だね。

あと戦後の混乱期の描写、こういうのは実体験した人でないとなかなか書けない。

10 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/10/18(水) 21:50:03 ID:XUzES3SQ
「遠い接近」は小林桂樹主演でNHKでドラマ化されているが、
原作に忠実で、なかなかの出来栄えであった。
清張の軍隊経験は、「絢爛たる流離」等の外地の状況の描写などにも活かされている
かと思う。嫌な体験・辛い経験も作品に昇華してしまうのは、さすがに一流作家では
あるが、読者サイドは、今ではこういう作品をビビッドには感じられなくなっている
世代が大部分であろう。

11 :名無しのオプ:2006/10/19(木) 13:20:09 ID:+0H5Bebc
松本清張事典によれば、軍隊時代を題材にした長編小説があるらしい。
雑誌に1年以上連載されたようだが、なんらかの理由で単行本になってない。
もう関係者全員死んでるんだから、本にしてもいいんではないか。

12 :名無しのオプ:2006/10/19(木) 22:16:19 ID:3ZnGl13p
『昭和史発掘』の後半は226事件があてられているが、
それほど大事件だったのだろうかという気もする。
歴史の転換点となった事件であるとしても、
4日間の尻すぼみクーデターにすぎない。
それを書くなら、
満州事変や上海事変、盧溝橋事件〜第二次上海事件、南京事件(いわゆる南京大虐殺)、
日米開戦に至る経緯、終戦工作、
このあたりも清張に書いてほしかったところだ。
それらについては、他に色々な人の著作があるから、自分の任にあらず
と思ったのか。
清張の主な発表媒体である文芸春秋社の史観に触れる故、書けなかったのか。
唯一「軍部の妖怪」という短編がその辺りのことについて触れられている。

13 :名無しのオプ:2006/10/19(木) 22:48:29 ID:ofAtO77v
単に北一輝が好きだっただけ

14 :名無しのオプ:2006/10/19(木) 22:58:00 ID:3ZnGl13p
清張の北一輝観は、著作や思想にも特に見るべきものはなく、
226事件で連座していなければ、ただの右翼の中くらいのフィクサーで終わり、
歴史に名を残すような人物ではなかったと、かなり辛辣な見方をしている。

15 :名無しのオプ:2006/10/20(金) 06:27:37 ID:XDT6mLek
226事件は当時27歳だった彼にとって非常に衝撃的な事件だったので
印象に残ったようだ。
それと内務省や警保局、軍隊、裁判記録など、コンフィデンシャル扱いの
記録が、どうゆうわけか、入手できたので、作家魂として書かずにはおれない
なんて心境になったみたいね。
週刊文春も、「センセーもうちょっと娯楽性の高いものお願いします」
といいたかったみたいだけど、文豪は何してもいいんだよ。

16 :名無しのオプ:2006/10/20(金) 12:23:07 ID:k7tMSK3u
清張にしても司馬にしても晩年の作品はたるんでるけど編集部も何も言えなかったんだろうな・・・

17 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/10/20(金) 23:07:09 ID:HYYS6XVe
室伏哲郎ではないが、ノンフィクション分野で、
清張先生に一番書いて欲しかったテーマは「疑獄」である。
ロッキード事件は題材として新し過ぎたとしても、
昭電、造船(いわゆる戦後三大疑獄)等に、政治や官僚制への作家として
飽くなき興を抱いていた清張先生が書く意欲をそそられなかったはずは
無いと思うのだが…

18 :名無しのオプ:2006/10/21(土) 19:24:12 ID:gZtbKBh8
清張には『現代官僚論』という著作があるが
現在絶版なので自分は未読。
うちの市の図書館には清張全集も置いてないし。
いつかは読んでみたい。

19 :名無しのオプ:2006/10/24(火) 14:10:15 ID:SZcRGbtS
姑が美人の奥さんの顔のパーツの一つ一つを
醜く誇張したような顔で、それが原因で殺意を
抱くようになり、姑を殺害するんだけど
実はそれは奥さんだった。
って話、題名なんでしたっけ?

20 :七資産1970:2006/10/24(火) 21:42:02 ID:7ZFCwLJs
>>19
「部分」

21 :名無しのオプ:2006/10/25(水) 23:46:52 ID:PLbGvRb7
「部分」ですか。どうもありがとうございます。
一気に何冊もまとめて読んだから内容とタイトルが
一致しない…。また図書館で借りてこよう。

22 :名無しのオプ:2006/10/27(金) 00:11:43 ID:x/07qjpp
松本清張作品まだ何も呼んだことないけど、是だけは読んどけってのありますか?

23 :名無しのオプ:2006/10/27(金) 07:04:25 ID:29SHz4cB
「前スレ」

24 :名無しのオプ:2006/10/27(金) 21:14:22 ID:fgjc3wOC
初心者なら、まず初期の諸短編がおすすめです。
「黒い画集」(新潮文庫)
「張り込み」(新潮文庫)
あたりいかがでしょうか。

一般に知られている代表作といえば、
「点と線」(新潮文庫)
「ゼロの焦点」(新潮文庫)
「砂の器」(新潮文庫)
のあたりです。
是非読んでおくべきというのは、
作品のテーマも様々だし、
それぞれに好みや感性が違うので、
難しいですけど。。。
「黄色い風土」(講談社文庫)
「Dの複合」(講談社文庫)
などは、地味ながら、傑作だと思うので、
読んで損はないと思います。


25 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/10/27(金) 21:46:36 ID:g1rtuJEx
新潮文庫の傑作短編集(全6冊)がお薦め。
ミステリに限定すれば、「張込み」の他に「駅路」もそれである。

26 :名無しのオプ:2006/10/27(金) 22:33:54 ID:tsl6yDOr
「蒼い描点」「ゼロの焦点」「美しき闘争」「黒い樹海」と
きて、現在「波の塔」を読んでる。

松本清張を読み始めて、約一週間。まだまだ作品があって嬉しい!
この一週間夜中まで本にかじりついてる。
睡眠時間がなくなってしまうね。

27 :名無しのオプ:2006/10/27(金) 22:50:44 ID:qsoYk1pX
マジで清張の短編はハズレなしだと思う。
どれもおもしろい。
長編もおもしろいんだけどたまに
え?ていうのがある。

28 :名無しのオプ:2006/10/28(土) 09:44:44 ID:w/gQzV4c
昔高校の先生の雑談で聞いたのですが、作品名を教えてください。

遺体がバラバラになって次々に発見されるという作品です。
メル欄が、実は死体の一部だったというものです。

先生は「ゼロの焦点」と言っていましたが、卒業後読んだところ違いました。先生の勘違いだったのでしょう。
もしかしたら現実の事件だったかもしれません。

お願いします。

29 :名無しのオプ:2006/10/28(土) 12:53:55 ID:LgYIRHma

自分の記憶では、清張作品でそこまで露骨なのはなかったと思う。
何かの勘違いかと。

30 :名無しのオプ:2006/10/28(土) 13:31:46 ID:i+qFM9JB
>>28
ゼロの焦点はそんな話ではない。

31 :名無しのオプ:2006/10/28(土) 13:38:20 ID:w/gQzV4c
28です。
さらに手がかりを思い出しました。
さらに稲架というか田圃の藁の山からも発見されます。
この2カ所から遺体の一部が発見されたところでチャイムが鳴り、授業が終わってしまいました。

>>29
そういわれるとそんな気もしますが。。もう一押しどなたかお願いします。


32 :名無しのオプ:2006/10/28(土) 14:59:07 ID:0VJA86aB
そんな殺害方法とか死体処理とかにこだわる作家じゃないから違う人じゃないのかなぁ
もう少し待てば肛門がキモイレスくれるかもよw

33 :七資産1970:2006/10/28(土) 17:44:15 ID:x6iMzSaf
中公文庫に入っている
「ミステリーの系譜」

肉鍋料理の話が頭に浮かんだ


違うかも知れないが

34 :名無しのオプ:2006/10/28(土) 18:27:10 ID:LK+HVd4r
黒い福音、親父に薦められて読んでたのに
その親父にネタバレされた。
砂の器でも同じことをされた。
読むとは思わなかったって言ってたが
怒る俺を見て絶対喜んでた。


35 :名無しのオプ:2006/10/28(土) 19:28:29 ID:uzRG1kix
>>34
> 黒い福音、親父に薦められて読んでたのに
> その親父にネタバレされた。
> 砂の器でも同じことをされた。
> 読むとは思わなかったって言ってたが
> 怒る俺を見て絶対喜んでた。


殺せ

36 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/10/28(土) 20:20:47 ID:RlFghPZq
「黒い福音」は、元ネタ(現実の事件)を知っていれば、ネタばれされても十分に
面白く読めるかと思う。これは清張ピカレスクの極致でしょう。

37 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

38 :七資産1970:2006/10/29(日) 08:53:22 ID:dJoN7E+0
中公文庫『突風』収録の
黒い血の女
ってどんな話だっけ・・・ ?
検索しても出だししか出てこない


酪農家だったかが
道路が通るのに反対しているのには理由が・・・
という話もあった気がするんだが

39 :名無しのオプ:2006/10/29(日) 11:45:23 ID:6AOjDVSv
>>36
初学者に対する適切なアドバイスをありがとうございます。
この板は初学者に冷たいので心からありがたく感じています。

40 :名無しのオプ:2006/10/29(日) 12:06:39 ID:8ZVoDWk2
『「静雲閣」覚書』は淡々とした筆致で書かれているけど、
よく考えると結構怖い話だ。座敷牢のエピソードとかね。
最後はハッピーエンドになるけど、この短編を膨らませ
もっとおどろおどろしくしたら、かなりのホラーになると思う。

41 :名無しのオプ:2006/10/29(日) 12:12:57 ID:8ZVoDWk2
もちろん清張はホラーなんか書かないだろうし、
この短編も『尊厳』と同じようなテーマなのだが
期せずしてホラーにもなりうるというのが清張のすごいところだ。

42 :名無しのオプ:2006/10/29(日) 17:46:13 ID:K7FT+fSG
>>39
>初学者に対する適切なアドバイスをありがとうございます。
>この板は初学者に冷たいので心からありがたく感じています。

その一方でこういう罵声を浴びせてどういうつもりなんだか(w
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1141910665/153

43 :名無しのオプ:2006/10/29(日) 18:15:43 ID:6AOjDVSv
>>42
何かの間違いでは?
いずれにしてもそんな些事に拘りなさんな。何のためにミス板に来てるんだよ。
バカみたい。

44 :名無しのオプ:2006/10/29(日) 18:28:44 ID:K7FT+fSG
>>43
>いずれにしてもそんな些事に拘りなさんな。何のためにミス板に来てるんだよ。
>バカみたい。

だったらいちいちレス返すなよID:6AOjDVSv (w
お前自信が「些事に拘」っているじゃないかよID:6AOjDVSv (w

45 :名無しのオプ:2006/10/29(日) 18:58:14 ID:6AOjDVSv
>>44
スレタイに沿った話題が出来ないなら出て行って欲しいな。
せっかくいい雰囲気なんだからさ。

46 :名無しのオプ:2006/10/29(日) 19:23:38 ID:uSSAtJBv
>>44
ID:6AOjDVSv は荒らしだから相手にしなさんな。
馬のいるスレに最悪板から叩きスレをコピペしてきたり、
一方では露骨な馬賛美レスを貼り付けてスレを荒らしているリア厨なんだよ。
以前コピペ元を指摘されたときにリンク先を覗いてみたことあるけど、
こいつは馬のいくスレをすべてそうやって荒らしまくっているらしい。
気違い同志気が合うんだろうね、
馬自身もしょっちゅう相手にして喜んでいるし。




47 :名無しのオプ:2006/10/29(日) 20:20:52 ID:8ZVoDWk2
『空の城』を読んだ。
経済ものは苦手なんで敬遠してたが、ためしに読んでみた。
ある商社が破綻に陥っていくさまが淡々とした筆致で描かれる
経済サスペンス。
経済関係の記述が多く清張的人間ドラマ性は希薄だが、
ずるい人間・こすっからい人間等それなりに描かれている。
実際の経済事件がモデルらしいが、経済についても勉強してるんだなあ、
という清張の作家的貪欲さを感じた。

48 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/10/29(日) 20:50:24 ID:C5xTiCyN
>黒い血の女
面白い作である。
和歌山の半農・半漁の小村を舞台にした悪女ものだが、カトリーヌ・アルレー的世界を
清張風に書くとこうなるのかといったところだ。
ただし、幕切れは日本的というか、人間の弱さも書き切る清張作品らしいというか、
印象的である。

清張とホラーと言えば、「肉鍋を食う女」。これは凄まじい…

49 : ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:2006/10/29(日) 22:01:35 ID:yF88PJmp
   |/-O-O-ヽ| ブツブツ・・・
   | . : )'e'( : . |
   ` ‐-=-‐  
   /    \
||\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
||\\.          \      ∧_∧
||. .\\          \    ( ;´Д`) (オイ、変なのが居るぞ)
.    \\          \ /    ヽ.  
.      \\         / .|   | |
.        \∧_∧   (⌒\|__./ ./
         ( ´,_・・`)目合わせるなって ∧_∧ 
.         _/   ヽ          \  (     ) うわー、こっち見てるよ


50 :名無しのオプ:2006/10/30(月) 06:04:02 ID:r0ZKmtT+
>>48
お前が原因でID:6AOjDVSvみたいな荒らしが出るんだがどう思うよ

51 :名無しのオプ:2006/10/30(月) 13:58:46 ID:DuUokxZF
ただただスレタイに沿って書き込み続けるだけでしょ。
そういう趣旨のスレなんだからな。

52 :名無しのオプ:2006/10/30(月) 14:14:56 ID:o6NU/4m1
スレタイに沿った書き込みなどしない荒らし君のID
29日 ID:6AOjDVSv
30日 ID:DuUokxZF

53 :名無しのオプ:2006/10/30(月) 14:15:30 ID:yNCxf1DO
おめー誰よ?
>>50は書斎魔神 ◆qGkOQLdVasに聞いてるんだろ。

54 :名無しのオプ:2006/10/30(月) 18:52:55 ID:Kv3O7mou
座敷牢といえば、
初期の歴史物短編集「増上寺刃傷」の中の
「雀一羽」も、かなりエグいです。

55 :名無しのオプ:2006/10/30(月) 20:32:33 ID:yK/tPwCN
『甲府在番』もエグいね。
主人公の兄が監禁されてる描写とか。
話としては最後がご都合主義っぽいけど、タネ本があるらしいね。

56 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/10/30(月) 22:28:06 ID:RkWYR42k
「甲府在番」は、予想される修羅場をダイレクトに記すことはせずに、
「甲府勤番聞書」を引用しながらの締めが渋く効果的である。
「雀一羽」は、歴史上著名な綱吉の悪法に対する作者のシニカルな視点をも感じさせる
面白い一編だが、本書「増上寺刃傷」の収録作品中のイチオシは、
やはり最後に収録されている「明治金沢事件」かと思う。
前述したとおり、原題「明治忠臣蔵」がそのテーマ性を象徴している。

57 :名無しのオプ:2006/10/31(火) 03:32:15 ID:cAZHYds6
やっぱ座敷牢と言えば無宿人別帳だね

>>56
評論オナニー乙
チンポ勃ててきもい
消えろ

58 :名無しのオプ:2006/10/31(火) 18:57:57 ID:+e8a1rQ2
セガだっけコナミだっけ?会社に座敷牢があったよな

59 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

60 :名無しのオプ:2006/11/01(水) 17:02:53 ID:wvmL+ROM
清張の最高傑作は「遠い接近」だ。

61 :名無しのオプ:2006/11/01(水) 21:50:23 ID:Y8+TfjU/
数日前、ヤセの断崖に逝ってきたよ…




めかぶソフトが意外とうまかった

62 :名無しのオプ:2006/11/01(水) 22:20:04 ID:V6aftoCj
『壁の青草』
清張の異色短編。
少年受刑者のホモ物(だけではないが)。
刑務所の非人間的な待遇がテーマなのだろうが
そっち方面に関心が行ってしまう。生々しくてね。

63 :名無しのオプ:2006/11/01(水) 23:53:17 ID:FaZypxXR
ホモとかいうと、また誰か飛びついてきそうだな・・
 
あの話の青年て頭おかしくない?最初、精神病院かと思ったよ。
出だしからの変わった書き方が清張っぽくなくて、
何か新鮮な感じがしたのを思い出す。

64 :名無しのオプ:2006/11/02(木) 00:12:35 ID:v8IcEwyP
あれは、不良になって中学校さえろくに行ってないような、
字も知らない少年が、ぎこちない文章を書いている、
というような設定だから、ああいう文章なんだろうけど、
でもよく読むとやっぱり清張の文体なんだよね。
あの少年が印刷の仕事をしながら作家を目指してる、
というのも、清張自身の過去の投影だと思う。
私小説を批判する清張でも、自分をデフォルメして
出している作品がけっこうある。

65 :名無しのオプ:2006/11/02(木) 17:00:51 ID:nL4pdIjZ
>>62=>>63=>>64

文体で丸わかりじゃないか。トリックはもっときちんと仕掛けてね。

66 :名無しのオプ:2006/11/02(木) 17:36:32 ID:v8IcEwyP
なるほど。
ホモの話題が出ると変な人が湧くんだな。
意図はよく分からないけど。

67 :名無しのオプ:2006/11/02(木) 17:39:11 ID:v8IcEwyP
意図はなんであれ、清張の話題をしない人は、
お引き取りくださいね。

68 :名無しのオプ:2006/11/02(木) 19:01:08 ID:XjRNkoVD
あの少年、精神病の気があったんじゃなかった?

69 :名無しのオプ:2006/11/02(木) 19:17:48 ID:v8IcEwyP
精神病の気があったのは、主人公の友達(ホモ相手)の少年。
出所後精神病院に入った、とある。

70 :名無しのオプ:2006/11/02(木) 20:29:11 ID:XjRNkoVD
あ、そうだったか。
何か変な気分だったけどサクサク読めたな。
これ以外にも憎悪の依頼の短編はどれも面白かった。

71 :名無しのオプ:2006/11/02(木) 22:07:20 ID:sbsQc7nL
憎悪の依頼は「流れの中に」以外は楽しめた。「絵はがきの少女」と「大臣の恋」は
何となく、遠い昔の女性への執着心が共通してるようにも感じた。
きっと>>65みたいに思いこみが激しいんだろうね。

72 :名無しのオプ:2006/11/04(土) 01:00:59 ID:Wpw1HduQ
みなさん よろしころ
私は清張ファンの一人です。
私が最初に読んだ作品は【青の断層】で、それ以来色んな作品を愛読してます。
ちなみに福岡なんで、北九の松本清張記念館には一度行きました。
睡魔が襲ってるのでまた

73 :名無しのオプ:2006/11/04(土) 02:29:26 ID:+IZFyePW
おいらも記念館いきてえな

74 :名無しのオプ:2006/11/04(土) 07:49:14 ID:+skOW7Ui
「わるいやつら」の槙村隆子の台詞。
女らしい言葉を使いすぎだ。
ネカマの文章みてえだなw

75 :名無しのオプ:2006/11/04(土) 12:51:20 ID:JiikqyhO

でも小説の女言葉って大体そんな感じじゃない?

76 :名無しのオプ:2006/11/04(土) 14:43:48 ID:vVr8J3VP
昭和30年代頃の小説だと、女言葉はたいてい
「〜だわ」「〜かしら」「〜よ」「〜ですこと」
って感じだよ、清張に限らず。
オネエ言葉にはそれが廃れずに残ってるってことだろう。

77 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/04(土) 20:32:27 ID:TVo8a471
讀賣ウイークリーの写真付き連載コラム(文・川本三郎、写真・田沼武能)に、
坂口安吾夫人が経営するバーで檀一雄とくつろぐ(?)清張先生の姿(昭和33年当時)がある。なんともつまらなそうな清張先生の表情が印象的だが、お水系の女性は結構好き
でも(女性編集者の証言有り)、アルコールを好まなかった事実は、この1枚からも
伝わって来る感がある。

78 :名無しのオプ :2006/11/04(土) 23:10:03 ID:OvOM91e2
清張さん日本共産党の支持者だったか
でも清張さんは党員では無かったし、
著作はいわゆるプロレタリア文学とは異なる
我の強いとされる清張さんが党員だったら、
安部公房のパターンと同じで、傘下の文人をやたら統制したがる日共と喧嘩して、決裂していたかもしれない。

79 :名無しのオプ:2006/11/05(日) 03:30:15 ID:4rdntFIF
「黒革の手帖」が舞台化されたそうですが、清張作品で他に舞台化されたのって
どんなのがありますか?
自分で調べた範囲では、「菊枕」が山田五十鈴主演で舞台になったことくらいしか
わかりませんでした。

80 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/05(日) 18:07:24 ID:T6XAGge4
前に映画板で「清張はサヨ」という軽薄なレスを見たことがある。
根拠を問うたところ、答えられず終いに終わったが、
確かに、ビンボー生活が長く、兵役も経験した清張先生は、
社会主義思想に共感する面もあったであろうが、
戦後の日本共産党などの官僚制の如き権力体制は最も嫌うところであったかと思う。
ヨーロッパ型の社会民主主義に関する清張先生の見解を聞きたかったところだ。

81 :名無しのオプ:2006/11/05(日) 20:08:31 ID:viKK9ncV
「ガラスの城」「天才画の女」「馬を売る女」読んだ。

「馬を売る女」は、もう思いつきだけでさらーっと最後まで
書けちゃったって感じなんだろうな。いかにも後期に書かれたというテイスト。

「天才画の女」は最後までハラハラしながら読んだけど、
珍しく最後の仕上げがgdgdというか、ちょっと冗長になってしまったのが残念。
もっとスパッと締められてたら言うことなかったんだけど。
「二冊の同じ本」なんかもそうだったけど、殺人事件が起きないのに
ここまでサスペンスさせられるのがすごすぎ。

「ガラスの城」は作者が主役級の登場人物に全く感情移入しないという、
この人の真骨頂が堪能できる。ま、そういう展開だと全然爽快な後味にはならないんだけど。

82 :七資産1970:2006/11/06(月) 12:54:31 ID:CG7EB8Cy
>>28
この前、本屋にて
角川文庫の短編集「失踪の果て」を立ち読みしてみたら
「額と歯」という話が
バラバラ殺人を扱った内容だった

私は家にしまい込んであるから買わなかったけれど
未読なら確認してみたらどうかな?

83 :名無しのオプ:2006/11/06(月) 17:45:11 ID:FS+ZN8q6
「額と歯」にはそんな場面は出てこない。
戦前の不穏な世相をの中で、バラバラ事件を取材し解き明かしていく
新聞記者の話。

『失踪の果て』はシニカルな結末の話が多い好推理短編集。

84 :名無しのオプ:2006/11/06(月) 20:03:54 ID:s8QZEGEM
「犯罪の回送」を読んだ。
晩年の作品にしては面白かった。

北浦市ってのは苫小牧でいいよな。
苫小牧何度か行ったことあるけどけっこう発展してるけどな・・・
ま、いいけど。


!!!!!!以下ネタバレにつき読んでない人は要注意!!!!!!!




死体を酒樽に入れて酒漬けにして送ると、腐敗も防げていいだろうけど検死の時にアルコールが反応でなかったのかな・・・
まさか酒樽に死体だけ生で入れたりしないだろ!?





!!!!!!!!!

85 :名無しのオプ:2006/11/06(月) 20:08:33 ID:FPQbJDnJ
メル欄使えよ

86 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/06(月) 21:41:44 ID:WiTSS/ti
「馬を売る女」はオープニングはいいんだが、それだけというか。
冒頭に登場する人物が本筋に絡んで来ないのが意外だった。

>「額と歯」
これは容疑者として大乱歩の名まで挙がった実際の事件をモデルにしたものであり、
清張らしからぬレトロムードが溢れ、異色で面白い作である。

87 :名無しのオプ:2006/11/06(月) 22:14:09 ID:JiR4eV4i
1日の疲れも吹っ飛ぶ至福の時間です。

88 :名無しのオプ:2006/11/07(火) 12:46:59 ID:5ln9awfH
地の骨読み終わったー。
川西アワレ。結局啓子の一人勝ちか。
地の骨ってタイトルだから殺人事件が
主体だと思ってたんだが全然違ったw
稲木の嫁も全く話に絡んでこなかったな。

89 :名無しのオプ:2006/11/07(火) 13:23:22 ID:zIYUWkKI
先月清張さんが勤務してた朝鮮半島の第20師団のあとを見学してきました。
いまだ赤レンガのかまぼこ兵舎が残ってるのも驚いた。
今は韓国軍と在韓米軍の基地および基地外になってます。
あとそれと韓国における指揮権は米軍にあってコリア軍は統治能力なしと
みなされて米軍の指揮下にあります。
はやく統一されていまは北にある旧日本帝国陸軍
第19師団の羅南を見てみたいなあ。

90 :名無しのオプ:2006/11/08(水) 23:15:48 ID:bRqOquD2
眼の壁読んだ。絵津子のことを話さない萩崎に
イライラしちまったい。でも面白かった。

91 :名無しのオプ:2006/11/10(金) 01:28:50 ID:eUTH3nUm
古本屋で「隠花の飾り」を発見、即購入。
内容は女を主人公としたショートショートの掌編集。
ミステリー色は希薄なものの、この作家の多彩な側面を見ることができる。
女心、否、男女間についてはいつの世でも変わらぬということだろうか。
現在、絶版になっている?のが不思議なくらいだ。
久しぶりに、100円で大変得した気分を味わうことができた。

92 :名無しのオプ:2006/11/10(金) 03:06:43 ID:tsNhRViG
>91
アマゾンのカスタマーレビューにそっくりの感想ですね。
誰が読んでも似た印象を持つ本なのかな。
自分は「見送って」とかいうのが印象深いです。
テレビドラマで藤真利子だったかが主演した1時間ものもよく出来てました。

93 :名無しのオプ:2006/11/10(金) 07:06:12 ID:/2ddx7Rs
人の感想にはいやみを言わないときがすまないところといい、
そのくせ自分は小説自体にはなにもいえずに「連想ゲーム」で
ドラマの話題。

だれかそっくり

94 :名無しのオプ:2006/11/10(金) 20:06:34 ID:pRGKRM8O
ゼミで松本清張の作品をとりあげようと思っているので、
短編でおすすめの作品を教えていただけませんか?
考察しやすそうな作品をお願いします!

95 :名無しのオプ:2006/11/10(金) 20:22:46 ID:UhCvCGYi
初期の時代物がいいと思うな。
そういう作品にはたいてい元ネタがあるから、
何を参考にして書いたのかとか、
大衆小説としての時代小説の流れの中での清張の位置づけとか、
いろいろ調べたり考察したりできるんじゃないかな。
具体的に何の作品とは言えないけど。

96 :七資産1970:2006/11/10(金) 20:33:54 ID:BLgAyk+n
短篇

一年半待て 延命の負債 顔 鴉 カルネアデスの舟板
鬼畜 共犯者 空白の意匠 失踪の果て 真贋の森 
潜在光景 時計(結婚式) 二階 剥製 腹中の敵

なんかはどうですか ?

97 :名無しのオプ:2006/11/10(金) 20:40:03 ID:94SBPmKp
>>94
短編集の張込みや駅路に入ってる作品はどれもいいよ

基本的に清張の短編は外れなし
長編はあたりなしだけど

98 :名無しのオプ:2006/11/10(金) 21:07:47 ID:pRGKRM8O
>>95>>96>>97
みなさん、お早いご回答ありがとうございます!
長編しか読んだことないので、短編デビューにわくわく(`・ω・)
良ければ、卒論のテーマにもしちゃおうかと思ってます。
さっそく明日本屋さんに行ってきまーす(*´∀`*)

99 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/10(金) 21:54:07 ID:bO4nBXfU
>>94
「張込み」を推す。
ミステリとしてだけ読めば物足りない面もあるかもしれないが、
本作は「刑事が出て来る普通小説」とも把握出来る。
清張作品らしい簡潔な文体ゆえ、登場人物の心情に思いを致しながら、
研究対象とするのも一興かと思う。


100 :名無しのオプ:2006/11/10(金) 22:47:51 ID:2rMGBanO
> >>94
> 「張込み」を推す。
> ミステリとしてだけ読めば物足りない面もあるかもしれないが、
> 本作は「刑事が出て来る普通小説」とも把握出来る。
> 清張作品らしい簡潔な文体ゆえ、登場人物の心情に思いを致しながら、
> 研究対象とするのも一興かと思う。


95・・・・・ゼミというものがどんなものなのかを理解したうえで、具体的な考察方法について指導している人。
書斎・・・ゼミというものを理解していないため、「こういう妄想を抱け」とアホなことしか言えない無能。

101 :名無しのオプ:2006/11/10(金) 22:53:02 ID:+eS9taz3
100は他板からの改竄&コピペ
もとのレスはこちら↓

書斎魔神・アホアホ語録格納庫 その11
http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/mog2/1160131467/903

読んで分かるように100( ID:2rMGBanO )は
「このスレに書くべき話題だから」ではなく
このスレを荒らすのが目的で改竄&コピペしている

2ちゃんねるガイドの「荒らしに反応したらあなたも荒らしかも。。。」を
お忘れなく!

102 :名無しのオプ:2006/11/11(土) 07:42:27 ID:2iWbxs+q
ところで
「球形の荒野」だけど、小説の方は野上がそのうち右翼団体に見つかって殺されるんじゃないかと言う不安を感じさせながら終わる。
見事なラストである。
そして「球形の荒野」の映画版をDVDで見た。
伊東が内田を殺す。そして右翼団体に伊東が殺される。あれじゃあ小説のような不安は感じさせない。ラストも盛り上がらないまま終わると言う印象だったよ。
みなさんはどう思いますか?

103 :名無しのオプ:2006/11/11(土) 07:48:31 ID:tolcu6ck
どう、って・・・ねたをばらすなよ、って思う

104 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 17:04:37 ID:I7gU3XXN
『十万分の一の偶然』で、主人公がある人物と知り合いになるきっかけが
パチンコというのに、清張でパチンコ?なんか違和感あるな、と思ってたけど、
その後、清張は大のパチンコ好きで、締め切りの間を縫ってパチンコ屋に通っていた、
ということを知り、なるほどね、と思った。
『東京人』の今年の5月号には清張がパチンコに興じている写真が載っている。


105 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 17:21:26 ID:19qrWwH1
>>104
ヤパーリあの格好(オールバック?に和装)なの

>『東京人』の今年の5月号には清張がパチンコに興じている写真が載っている。

106 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 17:45:48 ID:I7gU3XXN
>>105
そう。和装に下駄履いてパチンコ打ってる。
『東京人』5月号は清張特集なので読んだ方が良い。

また、麻雀の点数計算ができなくて、カモられてる男が出てくる作品もあったが、
(タイトル失念)
やはり、清張で麻雀?なんか違和感あるな、と思ってたけど、
『半生の記』を読んだところ、作家になる前の九州時代、仕事の憂さを麻雀で晴らしていたと、
やや自嘲的に書いてあった。

作家にならなければ、普通に賭け事を嗜む市井の平凡な人として終わってたわけだ。

107 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 17:59:17 ID:19qrWwH1
>>106
有益な情報、dクスです<(_ _)>

明日、ジュンク堂に行ってみます!

(田舎者は、雑誌買うのにも、いろいろ事情がありまして…)

あと関係ないんですけど中井英夫も麻雀好きなんですよね。
あれもなんか意外な気がしました。ではノシ

108 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/12(日) 18:58:36 ID:OzPvlaSt
讀賣新聞書評欄連載記事「ホントの旅」には、「火の路」が取り上げられている。
文中に、「学術的にも水準に達している歴史小説は清張のみ」と断言する考古学者もいる
くらいである、とあるが、この考古学者とは誰だろう?
やはり江上波夫氏か。

109 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 19:43:55 ID:V6fAXFbJ
今日の「アタック25」
ラストの海外旅行を賭けた問題で、“或る文学作品”を当てる問題。
正解は清張の「点と線」だったんだけど、
優勝者は「分かりません…」の一言。
司会の児玉清も「30代の方には馴染みが無いんですかねえ?」と言ってた。

110 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 20:23:58 ID:I7gU3XXN
自分も『別冊太陽 松本清張』の方は、
買おう買おうと思いつつまだ買ってないんだけどね。

111 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 21:08:37 ID:tbOyuGkn
砂の器ってそんなに面白いですか?

112 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 22:24:00 ID:lsJMFTws
『ミステリーの系譜』読んだ。実際にあった事件を小説的でなく清張の見解として書かれた感じ。

【闇に駆ける猟銃】・・・最初辺りは生い立ちが、くどくても面白いものがあったが殺しの場面は
一軒一軒うざくかんじた。この場面いる?みたいな。ジェイソンじゃねーんだから。映像にしてみりゃ面白いかも。
【肉鍋を食う女】・・・「食っちゃった」・・・コワス・・・。これはもっと描写が欲しかったな。
映画「×肉×頭」を思い出した。(ネタバレとかそういう話じゃないけど一応気を遣ってみる)
【二人の真犯人】・・・名乗り出る人の気持ちが理解できん。検事たち余計な労力使い杉。
ちゃんと捜査しろー。いやーウンチまみれの服巻きとかリアルだね。触りたくねー。

面白くない事は無かったが、とにかく全体的に纏まりが無いように思えてしまった。
やっぱ「鬼畜」みてーに書かれた方が個人的には好きかな。
>>111
読んだ上での問いかけなのかな?プロット自体はいいと思いますがね。

113 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 22:37:21 ID:I7gU3XXN
>【闇に駆ける猟銃】
兇行の前に、現世への未練を断つため、まず、愛する祖母の首を一刀両断にした
というあたりに凄絶さを感じたよ。

114 :名無しのオプ:2006/11/13(月) 03:01:02 ID:M8Gyo7xd
>>111
途中までめちゃ面白い
殺人音波の時点で急激につまんなくなる

115 :名無しのオプ:2006/11/13(月) 19:01:58 ID:6IxufFs+
「日本の黒い霧」で、あそこまで書いた松本清張。
よく消されなかったな。

>>114
稚拙な殺し方か?

116 :名無しのオプ:2006/11/13(月) 19:27:02 ID:9spYCiHS
日本やアメリカの憲法には表現の自由が保障されている。
ところがソ連や中国や北朝鮮の憲法にも保障されている。
しかし表現したあとに自由がある国とない国がある。
ソ中朝は決してそれを許さない。

117 :名無しのオプ:2006/11/13(月) 19:55:01 ID:c6E82XGm
北朝鮮で政治犯として処刑された詩人を題材にした『北の詩人』。
読んでみたいが、文庫に入ってないし、わざわざ全集を買うのもな、
ということで未読。

118 :名無しのオプ:2006/11/13(月) 21:06:10 ID:M8Gyo7xd
>>115
トンデモトリック

119 :七資産1970:2006/11/13(月) 22:00:48 ID:VFjxPsVq
>>106
「弱気の虫」 ?

120 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/13(月) 22:26:56 ID:iOqKpT2n
俺も昨日のアタックを見ていた。
画面に出ているヒントは決してわかり易いものではなかったような。
現在では「点と線」よりも、映画化され近年連続ドラマ化もされた「砂の器」の
知名度の方が高いかと思う。
ただし、「砂の器」の知名度がアップしたのは映画化以降、それ以前は長めの清張長編の
ひとつに過ぎない感じの作であった。
原作は格別優れた作とは思わないが、映画でカットしたSFミステリまがいのトリックこそ
まさに「砂の器」のミステリとしての「売り」の部分だったかと思う。

121 :名無しのオプ:2006/11/13(月) 23:07:12 ID:c6E82XGm
>>119
それ。
あの頃の清張のその手の傾向の作品って、
そういう断片的なことしか記憶に残ってないんだよね。

122 :名無しのオプ:2006/11/14(火) 17:37:27 ID:KbYzc1OD
>109・120
私も見ていました。
時刻表が出てきた辺りで、何となく『点と線』かな?と思ったら、
案の定そうでした。
それまでは全然分からなかったのですが。
別々に見ていた父親もその場面で分かったみたいです。
西村京太郎とかたくさん読んでるけど
『時刻表』がヒントで『点と線』を連想するって事は
それだけあの作品が印象が濃かったって事かな?トラベルミステリーの。

因みに「30代の方には馴染みが無いんですかねえ?」
・・・私は26歳。



123 :名無しのオプ:2006/11/14(火) 19:15:42 ID:HxpFYDGA
松本清張って右翼団体に命狙われた経験ないのか?
それが不思議だ。

124 :名無しのオプ:2006/11/14(火) 19:35:08 ID:AMQrtu1k
それより、清張の史観って、文芸春秋社の雑誌『諸君!』なんかとは正反対なのに、
文芸春秋社のお抱え作家だったのが不思議。全集も文春から出てるし。
文芸部と雑誌部は関係ないのかな。

125 :名無しのオプ:2006/11/14(火) 20:02:41 ID:ioerSaqV
http://ams1.web.fc2.com/

126 :名無しのオプ:2006/11/14(火) 20:12:45 ID:AMQrtu1k
西武国分寺線、鷹の台駅前に清張のご子息がやってる書店がある。
自分は行ったことないんだけど、人の話だと、清張そっくりの容貌だそう。
そんなに大きな書店でもないそうだけど、小ホールが併設されていて、
清張が講演に来たこともあるんだって。

127 :名無しのオプ:2006/11/14(火) 21:36:07 ID:thGuWckH
ちゅーかなんでミス板って本格(もしくは変格)ヲタばっかりなんだろう。
「最強のミステリーは?」スレや「好みのミステリーを紹介し合う」系の
スレなんかでも挙げられるのは95%は本格変格ばっかりで、社会派やノワール
はおろかハードボイルドすらほとんど挙げられない。清張の作品も挙げらてるのを
見たことがない。

別に本格や変格は嫌いじゃないが、ミス板のこの偏重振りって何が原因なんだ?

128 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/14(火) 22:11:57 ID:HaDPFhEd
アタックの解答、俺は時刻表で「あっ!」と思い、最後のヒント、
タイトル部分にボカシが入ったカッパノベルスで確信した。
ただし、今では「点と線」を読んでいても、新潮文庫でという者が大半であろうかと思う。

本屋さんをやっているのは、早稲田の院へ進学した御子息だろうか。

129 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 15:01:46 ID:P7cAfkt+
>>127
新本格が流行った頃にミステリ読み始めた人が多いからでしょ。
新本格は出始めた頃に評論家に批判されたけど、
それに対する新本格作家の反論を読んでいくうちに
「僕たちの好きな新本格ミステリを非難する評論家たちが
 今まで持ち上げてきた社会派推理小説=悪」って誤解をして
社会派推理小説嫌いになったとか。

まあ実際は「物語の舞台が古臭そう」みたいな理由なんだろうけどねw

130 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 17:50:26 ID:tIKyaPKS
「やられた!」と思わせる、引っかけ小説を求めてる人が多いからだろうね。
清張の作品は謎解きのカタルシスみたいな要素は希薄だし、
描かれる人間ドラマが今の人には重すぎるのかもしれない。

131 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 18:46:37 ID:8wAK8dnD
また米倉が清張ドラマやるの?勘弁してよ。

132 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 18:48:23 ID:znJ8AdJe
誰か
>(もしくは変格)
という部分にも突っ込んであげて。
ちなみに、ノワールスレもあるし、読みましたスレやベストを予想するスレでも
結構冒険・ハード系は言及されてるはずだが。まあ、絵に描いたようなハードボイルドや社会派は、新作が
少ないだろう。新本格系以外の新作では、一般市民が事件に巻きこまれるサスペンス+謎解き複合タイプが、
比較的多数派だし、ここでも良く言及されていると思う。そうしたタイプは、ある意味、清張の延長上にあるとも言えるのでは。


133 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 18:54:59 ID:5p8iH3V7
今度は何?
また「悪女もの」かね。
だいたい清澄ヒロインにはいわゆる美女は少ないんだけど。

134 :123:2006/11/15(水) 19:16:40 ID:gGeiGug+
>>123に対するコメント下さい!

135 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 19:23:50 ID:tIKyaPKS
>>132
清張作品が取っ付き辛いと感じる人は、
清張作品のキャラに魅力がないからかな。
ホームズ時代から本格ものはキャラの魅力で読ませてたでしょ。
現代のミステリーでも、ホームズ、ワトソンに相当するキャラが出てくる
連続シリーズ仕立てが主流でしょ。
そういう要素も清張にはないから。

136 :七資産1970:2006/11/15(水) 21:20:00 ID:duQLrqAR
過去スレに似たようなことを書いた気もするが

清張作品を敬遠する人から
軽く読めるものが好ましい
社会派ものは、謎解きできたときの爽快感があまりない
清張作品は社会の歪み・暗部に切り込む作品ばかり・・・なので重いと敬遠される
舞台設定が特殊 (昭和30〜40年代頃) だから読んでいてしっくりこない、イメージがわかない
的なことを言われたことがある


長編はともかく、短編は現代でも興味をもたれると思うのだが ?

137 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/15(水) 21:26:14 ID:wyZsk+Ia
そもそも本格やハードボイルドほどには社会派ミステリの特性は明確なものではなく、
謎解きミステリという観点から見れば、新本格も社会派も本質的には変らない面が
多いかと思う。舞台設定とか社会問題が描かれているか等の表装の問題だけでしょ。
清張作品も「点と線」「数の風景」等の長編や初期短編等、謎解きの興趣やドンデン返し
の面白さに溢れた作も多いし、本格(新本格含む)か社会派かという嗜好の違いは、
案外、表紙の好み程度の差に過ぎない気がする。

138 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 21:27:10 ID:PqzpEiv/
どうしても取っ付き辛いと感じる人は無理に読まなきゃいいだけの事なんだけどな。
何かと比べる必要もないし。清張は見せたい所が違うんでしょう。
まあ普通の小説というふうに読んどきゃいいんじゃないの?

139 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 23:21:44 ID:sy04GCjU
>>134
例えばどの清張作品のどういうところが、>>123のようなことを誘発するというの?

>>124
でも「諸君!」なんかはオピニオン誌だし、歴史ものの考察と史観とは別物じゃないかなあ。
「私説古風土記」くらいしか読んだことないけど、清張の説・意見はほかの歴史学者のと比べても、
そう極端なものじゃなかったから、文春側とそんなに相容れないってほど歴史観に相違点は
ないんじゃないかな。
まあ文春にも多様性があるってことかもしれないけど。

140 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 23:35:22 ID:5p8iH3V7
>>139
史観と言っても古代史じゃなく、『昭和史発掘』のあたりの、近代日本史に対する史観。
これは明らかに『諸君!』とは相容れないと思うんだけど。

141 :名無しのオプ:2006/11/16(木) 00:50:02 ID:bAwWx6mt
>>140
ああそっちか。
となると、清張という大看板のメインどころから見れば、そのあたりの社是との相違は、
看過できるくらい瑣末な問題、ってことじゃないのかな。

142 :名無しのオプ:2006/11/16(木) 19:34:15 ID:Gy3O2WXo
『地の指』ってどんな話だっけ?
以前読んだような気もするが忘れてしまった。
誰か、サワリだけ教えて。

143 :七資産1970:2006/11/16(木) 21:21:31 ID:8HzIK3hC
>>142

ttp://www.geocities.jp/sofutohahito/honn_No/0075.html

144 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/16(木) 21:32:46 ID:xXJlzagN
灰谷健次郎と新潮社の件を見てもわかるとおり、出版社も営利事業であるから、
社の主張と作家の主張が異なっても、確実に売れる作家の本は出したいのは当然のこと
である。清張先生の作品はこの良い例であって、反体制的なムードなものが多くあり
ながらも、著作の多くが新潮社や文春から出版されているのは面白いものがある。
逆に朝日はリーマン時代との絡みもあるのか少ない。

145 :名無しのオプ:2006/11/16(木) 21:49:07 ID:05/qLARc
キモっ

146 :名無しのオプ:2006/11/17(金) 11:49:38 ID:iFmhpBUB
わるいやつら
主演 上川隆也
   米倉涼子

147 :名無しのオプ:2006/11/17(金) 18:33:08 ID:x53ESXVT
>>146
これって米倉が主役なのかな

148 :名無しのオプ:2006/11/17(金) 18:41:12 ID:T49oXFL0
悪女・米倉今度はストーカー役!ドラマ「わるいやつら」主演

 女優、米倉涼子(31)が来年1月スタートのテレビ朝日系「松本清張 わるいやつら」(金曜後9・0)に主演することが16日、分かった。

 女性を食い物にする医師の姿を描いた作家、松本清張氏の同名小説(新潮社)が原作。同局系「黒革の手帖」(平成16年10月期)、「けものみち」(18年1月期)に続く松本清張3部作の最終章だ。

 前2作で銀座のクラブママ、愛人と“悪女”を好演してきた米倉は今回、1人の医師(上川隆也)を愛するが故にストーカーに転落し、殺人に手を染める看護師を演じる。

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061117-00000033-sanspo-ent

これだね、でも、『わるいやつら』ってそんな話だっけ?

149 :七資産1970:2006/11/17(金) 21:23:27 ID:O0WdF2E5
お坊ちゃんで女好きの医師が主役のはずだが・・・

米倉涼子の役
『あなたを本当に愛しているのは私だけなのよ』って
影のように寄り添う看護婦・・・ ?
原作だと女実業家役が正しいような ?


150 :名無しのオプ:2006/11/17(金) 21:26:24 ID:9RB7dbml
米倉は「〜だわよ」とか清張の女にありがちなセリフが不自然じゃなく聞こえるからこれからももっと出演してほしい

151 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/17(金) 23:17:57 ID:yfePDC55
「わるいやつら」は、片岡孝夫主演の松竹作品がまずまずの出来栄え。
こちらは原作に忠実に病院長メーンである。

152 :名無しのオプ:2006/11/17(金) 23:48:08 ID:C7ooR5iJ
米倉、清張ドラマでは放屁だの脱糞だのは勘弁してくれよ

153 :名無しのオプ:2006/11/18(土) 08:25:58 ID:bmhjeJhe
米倉のウンコなら食える

154 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/18(土) 21:19:45 ID:CLHvAYT1
「わるいやつら」「けものみち」「黒革の手帖」…
「地の骨」や「落差」あたりも含めて、この辺は清張風ピカレスクとも言い得る。
森村誠一氏は、ローカルな日本語という制約が無ければバルザック、スタンダール
といったレベルの作家だという趣旨をNHKアーカイブスで語っていたが、
この評価は内容的にも妥当な面もあるやに思う。
清張先生はスタンダールを愛読していたのではないか。

155 :名無しのオプ:2006/11/18(土) 21:39:01 ID:bmhjeJhe
キモっ

156 :名無しのオプ:2006/11/18(土) 23:11:07 ID:N3/CnGgD
個人的に好きな、『黄色い風土』(犯人(黒幕)の意外性と凄惨なラスト)と、
『連環』もできればドラマ化して欲しいね。後者の宇都宮早苗というキャラが好きなんで。
まあ、今どき猥本で御用なんてこともないだろうから、裏ビデオとかに設定を変えて。

157 :七資産1970:2006/11/18(土) 23:34:25 ID:dgRxWgAI
『黄色い風土』
あまりに凄惨なラストだから逆に漫画っぽく思えたな・・・
黒幕は・・・だが、組織は残っているようだし

158 :七資産1970:2006/11/18(土) 23:50:36 ID:dgRxWgAI
『連環』とか『花氷』とかのドラマ化は面白いかも・・・

米倉主演でドラマ化するなら
『聖獣配列』・・・読んだことないけれど
のほうがいい気もする

159 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/19(日) 16:24:36 ID:tI+AcYue
俺は「落差」を現代風に巧く脚色出来れば面白くなると思う。
いつの世も教科書を巡る話題は尽きないものである。

160 :残業リーマン:2006/11/20(月) 18:57:37 ID:cMqgpGP0
清張作品のサラリーマンは、たいてい、5時過ぎには帰社し、6時前には帰宅してますね。
それからもう一度遊びに出かけたりしている。
昭和30〜40年代はそういう働き方が普通だったのでしょうか。
自分は就職して以来、定時で帰社できたことなどほとんどありません。
今日もこれから10時頃まで仕事です。日本は本当に豊かになったのでしょうか?
以上、会社からの書き込みでした。

161 :残業リーマン:2006/11/20(月) 19:01:12 ID:cMqgpGP0
>>160の「帰社」という言い方は変でした。「退社」ですね。

162 :名無しのオプ:2006/11/20(月) 20:44:12 ID:YP46LYcX
いま、『隠花平原』を読んでるんだが、
主人公が行く先々で、偶然人と出会ったり、手がかりが転がっていたりで、
どうもご都合主義的な感じがする。
文章も繰り返し同じような表現が出てきて、締まりが無く思える。
清張長編のマイナス面が現れてる感じ。ネタそのものは面白そうなんだが。
こういうのを読んでると、やはり清張の神髄は短編にあり、と思う。

163 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/20(月) 22:58:55 ID:jMti/8EL
そう言えば、清張描くところの昭和30年代のリーマンは、仕事に追われてバテバテ
という感じは受けない。色事を楽しんでこれが事件へという展開も多い。
例えば、「潜在光景」の主人公は、帰宅途中のバスの中で古い知り合いである子持ちの
未亡人と仲良くなる(これが恐ろしい結末へ繋がる)のだが、
時刻は夜7時頃と記されている。
主人公の家は、「都心から国電で30分ばかり乗り、私鉄に乗り換えて20分かかる。
それからバスで30分もかかるという、ひどく辺鄙なところだった」とあるが、
遅くとも6時前後には会社を退けている計算になる。

>主人公が行く先々で、偶然人と出会ったり、手がかりが転がっていたりで、
>どうもご都合主義的な感じがする。
これは清張長編の特色とも言えるものであって、この点を忍従出来ないと
作品世界を楽しむことは出来ない。
清張スレでは比較的評判が良い「Dの複合」「黄色い風土」「球形の荒野」も
この例外ではないし、あの「点と線」とて同様である。

164 :名無しのオプ:2006/11/21(火) 00:29:13 ID:N8ylI6Wa
>>163
書名が多くなると間違いがち。気をつけてなw

165 :名無しのオプ:2006/11/21(火) 00:50:36 ID:D6jcs5Or
ご都合主義はまだ我慢できるんだけど
短編にくらべて文章がおおざっぱなのはいただけない

166 :名無しのオプ:2006/11/21(火) 10:13:24 ID:iJsrAY1s
「聞かなかった場所」をずっと「開かなかった場所」と読んでいて、
いいタイトルだなと思っていた俺。

167 :名無しのオプ:2006/11/21(火) 18:14:23 ID:vBzJiEf9
球形の荒野の久美子がなんか癇に障るんだよな。
別にどこがどうってわけでもないんだが。
清張の書く女性は好きなの多いんだけど
霧の旗の桐子とこの久美子はどうもダメだ。

168 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/21(火) 21:48:02 ID:lqL0lDqq
70年代以降の清張長編の文体がストーリーを追うのみで淡白過ぎる感があるのは、
多忙とこれを因とする口述筆記に関係しているかと思う。
間違いなく自筆であった芥川賞受賞作「或る『小倉日記』伝」に代表される初期短編では、
クールで淡々とした清張節とでも称すべき独自の情感があり、これが魅力でもあったの
だが。

原作「霧の旗」のヒロインは、兄のリベンジという目的に執り付かれて逝っちゃてる状態
かと思う。このテーストの物語は松竹ではなく東映で映像化して欲しかった。
さそりシリーズのような雰囲気の映画になったかもしれぬ。

169 :名無しのオプ:2006/11/21(火) 22:30:39 ID:qdrrVieg
『霧の旗』は、家族関係が薄くなっている現代では、
兄のためにあそこまで執念を燃やす妹なんているのかな、
と、受け取られるかもね。
2〜3年前にドラマ化された時も妹だったけど、
いっそ、恋人に設定を変えた方が現代ではリアルかもしれない。


170 :名無しのオプ:2006/11/22(水) 01:45:20 ID:VY7B2ngL
>>168
70年代以降の清張長編の文体がストーリーを追うのみで淡白過ぎる感があるのは、
多忙とこれを因とする口述筆記に関係しているかと思う。
ここ詳しく

171 :名無しのオプ:2006/11/22(水) 03:43:16 ID:ReJIX62U
わるいやつら読んでるけど退屈。長いし。
皆は松本清張に何を求めて読んでるの?

172 :七資産1970:2006/11/22(水) 12:32:50 ID:K03xv2jo
どこにでもいる平凡な人が
ちょっとした踏み外しで犯罪を犯してしまう怖さ

が作品の魅力かな

長編はともかく
短編を読んでも物足りないならば
あなたの好みには合わなかったんでしょうね

173 :名無しのオプ:2006/11/22(水) 16:21:08 ID:TsgWoXlh
>>167
一人称が久美子なところとか?
俺ツンデレが苦手だから蒼い描点のリコちゃんのほうが
だめだなあ。何か気がきつくて。

174 :名無しのオプ:2006/11/22(水) 20:29:15 ID:RT6kBJXh
『蒼い描点』はいかにも女性読者向け、って感じで
清張ならではの「毒」が稀薄なのが残念。

175 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/22(水) 21:23:13 ID:1fSnxCXJ
多忙ゆえ口述筆記された作品が多いことは衆知の事実であるが、
(口述筆記の担当者に対するインタビューもオンエアされている)
多忙で各作品に費やす時間が限定され、手書きとの感覚の相違もあるのか、
描写が薄く淡白になり、ストーリー展開を楽にするための御都合主義も多く
なっている感が強い。
この点は、やはり「点と線」「ゼロの焦点」等初期作よりも、中期以降の作に
顕著である。

バーの女性のような略称を嫌がるリコちゃんだが、清張作品の女性キャラにしては
翳が無さ過ぎる点が、やや魅力を欠くように思う。
作品(描点)そのものは、それなりにボリューム感があるロマンチック・ミステリ
ってところか。

176 :名無しのオプ:2006/11/22(水) 22:41:00 ID:YDEl2RfH
口述筆記なんてちょっと想像できない世界だな。速記者が清張にも見えるように
横に座って書いてたのかな。濡れ場のシーンとか言いにくかったりするのかな。
やっぱりデメリットの方が多かったりするのだろうか。

177 :名無しのオプ:2006/11/22(水) 22:58:03 ID:1wOPLpjI
聞いた話だと、清張は口述筆記の際、女言葉は女らしい情感たっぷりに喋ったそうだが。

178 :教えて:2006/11/22(水) 23:51:22 ID:FxGdPZ8I
教えていただきたいんですが・・・
多分テレビドラマにもなった作品なんですが、題名がわかりません。

1)地位のある夫をもつ妻が、殺人を犯す話なんですが、多分妻が戦前売春婦をしていて
その過去をかくして現在の夫と一緒になるのですが、昔の売春婦仲間か何かと偶然再会し、
過去を知られたくないばかりに殺人をおかしてしまう。
最後警察がその奥さんを逮捕しにきたとき、その夫が妻はもう戻りません、みたいなことを言って
実は妻の過去や殺人のことを知ってた(偶然知ったのか忘れた)が、
妻の気持ちがわかるので妻を行かせた、妻は最後ボートで海か湖かに自殺しに出て
浜辺にいる夫に手を振った、夫もいつまでも妻に手を振り続けた・・・
そういうラストでした。小説には書かれませんでしたが妻は捜査の手が自分に伸びたことを知り、
自殺するということを匂わせたラストです。

179 :名無しのオプ:2006/11/22(水) 23:54:37 ID:TsgWoXlh
ゼロの焦点じゃなかったっけ?違ったか。
似たような話が他にもあるから自信ない。

180 :名無しのオプ:2006/11/22(水) 23:55:30 ID:S/OezARw
ここまで書かれたらわかっていてもタイトルかけないような
即ネタバレじゃん・・・
ドラマのタイトルだって同じくネタバレ行き

メ欄で書いてくれる人が答えてくれることを祈りましょうね

181 :教えて:2006/11/22(水) 23:59:44 ID:FxGdPZ8I
2)冤罪で兄を死刑にした裁判官か検察官か弁護士かに妹が復讐する話。
細かいとこは忘れましたが、妹が身分を隠して兄の敵であるおじさんに近づき、
酒を飲ませて情事にいたる。合意の上だったが、妹は実は処女であり、医者の診断書も
情事の後診察にいき、処女であったという診断書か証明書をとって、そのおじさんに
郵送する内容です。レイプで訴えられたらそのおじさんには潔白を証明する術がなく
その女が、自分が死刑にした男の妹であると知るというストーリーでした。
これも題名が思い出せません。
3)有名建築家の男の後妻におさまった水商売の女が、夫の部下で若く才能のある建築家を誘惑し、
夫を共謀して殺害。若い建築家はその後めきめきと頭角をあらわし、その後妻が経営する
建築事務所の花形建築士になっている。その男は後妻を好きだったが、後妻から世話してもらった
新妻をやがて熱愛するようになり、独立したいと願うようになる。
が、共謀して犯罪をしたということをたてにいつまでも独立させてくれない後妻を
次第に憎むようになりその女を殺してしまうという話です。短編でした。

182 :名無しのオプ:2006/11/23(木) 00:01:20 ID:S/OezARw
新手のネタバレ荒らしだったか

183 :教えて:2006/11/23(木) 00:05:30 ID:FxGdPZ8I
あの、松本清張スレなので作品を読んでる人が語り合うところだと思って
大丈夫だと思って書き込んでしまいました。
本当に題名が知りたいだけなのですが、ネタバレはだめだったのは知らなくてごめんなさい。
あの、題名が無理ならどの本に収録されてるかだけでも結構ですので
もし良かったら誰かおしえてくださいませ。

184 :名無しのオプ:2006/11/23(木) 00:11:42 ID:NG+hJtBJ
ここまで具体的に書かれたら、題名教えるわけには行かない。
簡単なあらすじ紹介してるサイトがあるから、そこで探してみましょう。
キーワード検索もできるようだから。

185 :名無しのオプ:2006/11/23(木) 00:45:36 ID:IWh4UUxQ
>179
ありがとうございました。調べてみます。
2)については184さんの方法で調べました。題名わかりました。
3)についてはまだわからないのですが短編でしたのでそれが収録されてる本の題名を
知ってる方がおられましたらよろしくお願いいたします。
皆様のルールも知らずご無礼をいたしました。
それでは、ごめんくださいませ。

186 :名無しのオプ:2006/11/23(木) 00:51:37 ID:jJf3MGkM
■メール欄以外でのネタバレは禁止です。
 目に付くところにネタバレを書き込むのは止めましょう。
 ネタバレを予告する書き込みも止めましょう。
 メール欄以外でのネタバレを目的としたスレッドを立てることは禁止です。

「皆様のルール」じゃなくて、↑っていうのがこの板の頭に掲げてあるんだが・・・

187 :名無しのオプ:2006/11/23(木) 01:10:34 ID:IWh4UUxQ
はい、申し訳ありませんでした。以後は絶対にそのルールを破りません。
私も清張のファンですので、今後は機会がありいましたら作品について
語り合いたいと思っております。勝手をしてすみませんが>184さんのアドバイスにより
目的の作品名を知ることができました。ご気分害された方方に謝ります。
それでは失礼いたします。

188 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/23(木) 17:29:41 ID:dca9SL+B
清張先生は結構ノリノリで演じる面がある。
NHKの自身の原作ドラマでは、雲助タクシーの運転手、遊園地の整備員、
初老の学校事務員、好色なボケ老人といったはまり役(?)を好演していた。
口術筆記の場合は、製作・演出まで自由になるから大熱演、劇団ひとり松本清張だった
のではないか。
なお、口述筆記の担当者によれば、思わず物語に惹き込まれるような語りの巧さは
絶品だったそうだ。

189 :名無しのオプ:2006/11/25(土) 07:35:01 ID:7Kz/TW+E
>>188
そう言う部分も真似たのが森村先生か?

190 :名無しのオプ:2006/11/26(日) 01:56:46 ID:9Oo7G522
「砂の器」は原作より映画のほうが面白いと思うのは私だけですか?

191 :名無しのオプ:2006/11/26(日) 02:22:29 ID:6M9YB7FY
大丈夫、作者もそう言ってたから

192 :名無しのオプ:2006/11/26(日) 20:48:10 ID:8bPELoZk
「影の地帯」読み終わりましたが、
文体が簡潔なわりにはやや冗長な感じがして(さすが終盤は
グングン引き込まれましたが)、
少し前に読んだ、似たような展開の「黄色い風土」のほうに
どちらかといえば魅せられました。

193 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/26(日) 20:50:40 ID:dFAzfoaj
森村誠一のホテルマン(フロント)役はさすがに絶品だった(w

映画「砂の器」は、謎解きミステリとしてはセールスポイントである
あのSFミステリ風のトリックを切ったこと、原作には無い親子巡礼の描写、
メーンとなる2人の刑事のキャラが原作とは大幅に異なること等、
最早、原作というよりは元ネタ=素材程度の意味しかない別物となっている。
別物として見れば良いが、清張作品らしいクールさが無い松竹人情劇になっているという
批判的な意見もあったことは記しておきたい。

194 :名無しのオプ:2006/11/26(日) 20:57:35 ID:6M9YB7FY
カキコライターってきもいね

195 :名無しのオプ:2006/11/26(日) 21:00:45 ID:zXQ9L/Gq
ご都合主義的傾向がある清張長編だが、
『砂の器』は、逆に反ご都合主義というか、
刑事に何度も徒労をさせることで、
紙幅を引き伸ばしているような感がある。

196 :名無しのオプ:2006/11/27(月) 11:30:57 ID:b6DQ/AQM
そうそう、東北亀田の話とか結局何の意味も無いし

197 :名無しのオプ:2006/11/27(月) 17:11:35 ID:oZj91mj/
『隠花平原』読了。
真犯人の意外性は申し分ないが、
それが主人公の、人違いで殺された義兄と目欄1であり、さらに目欄2でもあり、
本来殺されるべき人物とも目欄1でもあった、というのは偶然にしてもでき過ぎてありえん。

198 :名無しのオプ:2006/11/27(月) 21:33:15 ID:b6DQ/AQM
>>197
なんかラストがグダグダだったように感じる
というか上巻と下巻の落差が激しい
上巻面白いのに下巻イマイチ

199 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/27(月) 21:45:01 ID:yYauIBXl
「砂の器」は、ラストシーンに込めたテーマが原作は新旧交代、
映画は運命(テーマ曲のタイトルでもある)と全く異なる脚色がなされている。
原作は今西&吉村メーン、映画は犯人メーンでフィナーレとなっており、
主眼も全く逆になっている。

200 :名無しのオプ:2006/11/28(火) 09:49:11 ID:sZu3+o4R
先生の息子で電通勤務の人が昔賭博だか詐欺だかで捕まったことあったよね。
電通には作家や有力者などの子息が多いことで知られているが、先生も
人の子の親として、
苦労したんだよなあ。 
生涯独身係累なしの書斎さんには縁のない話だが、
それはそれで、苦労のネタは尽きまぢ、ってことですよね。

201 :名無しのオプ:2006/11/29(水) 00:28:20 ID:TnVjHiAE
「無宿人別帳」読みました。印象に残ったの書きます。

【逃亡】あの状況であの男はどんなテクを使ったのやら
【夜の足音】色々おいしい思いしたくせに・・・逆に良い意味で燃えるじゃん。ねえ? 
【町の島帰り】最初のやつね。脈絡の無いストーリーが二つある感じ。でもそれが効いている。
ネジリンボウ、パラシュート部隊ではなく画太郎マンガの世界もあり。
【左の腕】シブ杉・・・
【雨と川の音】コ・・・コワス・・・

202 :名無しのオプ:2006/11/29(水) 01:06:30 ID:i2M9c8BN
ウンコ食わすのがいちばん怖い

203 :名無しのオプ:2006/11/29(水) 19:10:07 ID:dhUULtMm
清張の小説は性的な描写がすごくエロチックだ。
女の体臭・口臭が伝わってくるようだ。
清張自身はあんなにもてたのか?

204 :名無しのオプ:2006/11/29(水) 21:16:24 ID:2uU2lGEW
清張の小説は面白いけど
本格としては弱すぎる

さしずめ早すぎたライトノベルだ

205 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/29(水) 21:27:04 ID:nTYtXd0L
清張の女性観には、理想型としては「或る『小倉日記』伝」における耕作の母ふじの
ような聖母への憧憬があったかに見えるが、
結構、生身の女性を生活の中でリアルに見据えているという感がある。
例えば、「梅雨と西洋風呂」ではコケティッシュな悪女役が、汚れた浴槽の掃除をしている
ところを刑事が訪ねる場面が出て来るが、簡潔な描写ながら妙に生活観が漂い、
水商売の女性が住む昼下がりのしょぼいアパートの情景が目に浮かんで来るかのようだ。

206 :名無しのオプ:2006/11/29(水) 21:38:25 ID:i2M9c8BN
 カ キ コ ラ イ タ ー 


207 :名無しのオプ:2006/11/29(水) 22:20:49 ID:xWpF8CQa
清張はモテなかったと聞く。自分で青春時代は無かったとも言ってるしね。
濡れ場のシーンも薄い方だと思う。その事を清張に指摘した人がいたらしく、その時清張は
「私に経験が少ないとおっしゃるのか!?ならば殺しも同じで推理作家は人殺しでないと成り立たない!」
みたいな事を言って反撃したらしい。本当にこんな事言ったのだとしたら、なかなか茶目っ気もあるね。

208 :名無しのオプ:2006/11/29(水) 22:44:05 ID:oOR3yHEv
城野隆の「一枚摺屋」
清張賞受賞だけあって清張作品に似てて面白かった

微妙にスレ違いかも知れんが。
ついでに「天保図録」再販キボン
本庄茂平次サイコー!

209 :名無しのオプ:2006/11/30(木) 14:51:14 ID:wAXufAld
今は無き『噂の真相』によると、清張は晩年まで妾が三人いたそうだが。

210 :名無しのオプ:2006/11/30(木) 18:35:34 ID:ZIvc1Gda
清張って、やたら歯の描写が多くないですか?
黄色い歯をむき出して、とか
汚い歯ぐきを出して、とかw

211 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/30(木) 22:33:01 ID:CQo4T3+d
「清張は女性が描けない」というのは、生前から指摘されていたことであり、
定説化していることでもあるが、前述したとおり、物語の中でビビッドに女性を描く
という点は巧みだったと思う。優れた作家だけあって客観的な観察力は鋭いものがある。
ただし、あくまで主にあるのは「物語」であって、
「ゼロの焦点」「黒革の手帖」「蒼い描点」…物語上におけるヒロインのキャラは
それぞれあれで良いかとは思うが、
物語を越えたヒロインの存在感・魅力といったものは感じられない。

212 :名無しのオプ:2006/12/01(金) 21:46:59 ID:x/vxJWX0
>>211
ん、で?

213 :名無しのオプ:2006/12/01(金) 22:18:19 ID:bOQkE5a6

いちいち茶々れるな
うざい

214 :名無しのオプ:2006/12/03(日) 23:53:01 ID:rBf/X781
今日のNHKアーカイブすは写楽の謎だ

215 :名無しのオプ:2006/12/06(水) 18:14:05 ID:kEr7NYM9
最近少々驚いたことがあった。
高校殺人事件の探偵役の羽島さち子の設定がカッパノベルズのと文春文庫ので微妙に違ってるんだな。

カッパノベルズでは「彼女は小学二年まで東京にいて、それから彼女の父が転勤で九州に引っ越したので彼女と離れ離れになった」とあり、
文春文庫のでは「小学二年まで私(主人公)の家が小学二年まで九州にあり、私の父が東京に転勤し引っ越したので彼女と離れ離れになった」とあり、

やたら違うことが書いてある。
こんなに登場人物の設定を軽々しく変えないで欲しいもんだ。

216 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/07(木) 21:50:07 ID:ahk1arGt
俺は「高校殺人事件」はカッパ版しか読んでいないが、
本作は典型的な謎解きミステリだし、本筋に関係しない人物設定には目くじらを
立てる気はしない。
清張作品らしからぬ青春もの、怪奇・猟奇もの(喉笛を切られて、まさに笛のような
音が出るとか)としては、まずまず楽しめる作であった。

217 :名無しのオプ:2006/12/10(日) 12:18:24 ID:7+8ITHD9
彩霧、知念が何であんなに安川のために尽くすのか
よくわからんかった。友情のためだと言ってるけど
横領犯だしなあ。俺なら田村のように金もらう。
クビになった銀行の支店長と次長がカワイソス。

218 :名無しのオプ:2006/12/12(火) 17:06:40 ID:FS3+E3N9
元子も民子も米倉じゃないよなあ。

219 :名無しのオプ:2006/12/18(月) 22:54:40 ID:QvVvx58C
清張に極楽山本の話書いてほしい。
小悪党の転落話。

220 :名無しのオプ:2006/12/19(火) 03:33:17 ID:Lv0Pddnv
小物すぎて小説にもならんわw

221 :名無しのオプ:2006/12/19(火) 12:04:23 ID:FaA59aPy
吉本や業界のウラとかそれに関わる女の話とか
そこらへん織り込んでいけば・・・それでも無理かw

222 :名無しのオプ:2006/12/19(火) 12:28:10 ID:Lv0Pddnv
引きこもって誰も頼んでないのに本の論評を2ちゃんねるに書く事に快感を覚えてるクソコテの話とか。

223 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/19(火) 22:03:15 ID:o0Poqnky
そもそも清張先生は政界や官界、学界に興味はあっても芸能界には無かったようである。
「空の城」という作品はあるものの、経済界にも先の3つに比較すれば興味は薄いように見える。
同時代ではこの分野は城山三郎氏の守備範囲という感じもする。

224 :名無しのオプ:2006/12/21(木) 15:57:21 ID:3345N97t
清張全集33巻の195ページの上段にある、
「クロコダイルやナビゲーターの鰐ではなく」
ってところは、正しくはアリゲーターではないだろうか。
こういったところの校訂をきっちりやってもらいたいものだ。

225 :名無しのオプ:2006/12/21(木) 16:21:03 ID:igGhVKdv
前にも書いたかもしれないけど、清張氏は女優好きで、NHKプロデューサーの某氏に、
君は若い女優と仲良くできていいなあ、とよく語っていたらしい。
芸能界に関心がないわけでもなかろう。

226 :名無しのオプ:2006/12/21(木) 16:22:05 ID:Y3ZSy+bT
わるいやつらのドラマ化たいへんなことになってるね。
途中で○○されてしまうあいつを主人公にして、しかも
デザイナーと女の戦いだってよ。

227 :名無しのオプ:2006/12/21(木) 16:23:15 ID:Y3ZSy+bT
>>200
電通および視聴率主義の批判した小説書いてなかったっけ?

228 :名無しのオプ:2006/12/21(木) 18:48:16 ID:rMQ9NMwp
>>225
そりゃ一般人と同じような感想だな。
特別な関心を払っていたとするのはどうかと。

229 :名無しのオプ:2006/12/21(木) 20:56:24 ID:igGhVKdv
『わるいやつら』ドラマのサイト見てみたけど、看護婦姿の米倉はなんか荒んだ感じで、
病気が悪くなりそう。
清張先生は、もっと豊満なタイプの方が好みだろう。

230 :七資産1970:2006/12/21(木) 21:08:43 ID:ur2/VEhl
>>227
新潮文庫に収められている『渦』かな

231 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/21(木) 21:51:40 ID:r0k/WSe3
>視聴率主義の批判した小説
「渦」という作品だが、芸能界ではなく視聴率という存在を通じてテレビ業界の実態を
背景にしたミステリである。
清張先生はお水系の女性も好きだったのではという編集者の証言もあるし、
これと同様に、女優への興味は綺麗な女性が好きという世の多くの男性に共通する感覚に
過ぎないのであって、芸能界に興味があったというのとは異なるように思われる。
前述したとおり、清張先生は乙羽信子嬢のファンだったとのこと。

232 :名無しのオプ:2006/12/21(木) 22:54:38 ID:vKTbzc2S
「西郷札」を読みました。印象に残ったの書きます

【くるま宿】あれれ、どっかで見た逆バージョンの希ガス。こういうの多いの?
【権妻】オチが肩透し食っちゃった。あーあ。
【西郷札】嫉妬深杉。女の腐ったような奴だ。キレ杉
【口秋々吟】(こんなタイトルじゃないけど字が見つからない)こんな人いるね。
【白梅の香】みんなも気をつけて。
【面貌】カワイソス・・・
【酒井の刃傷】コ・・コワス・・

233 :名無しのオプ:2006/12/23(土) 19:46:52 ID:lNN/Ktxu
『或る「小倉日記」伝』を読み返してみた。
「笛壺」の主人公の老学者、自分を悪い女に引っ掛かった被害者のように云ってるけど、
どっちもどっち、というかむしろ老学者のほうが浅はかなように見える。
学問一筋の生真面目で堅物な人間のようだが、人間適当に遊んでいないとこうなってしまう、
という警告の意味を込めた作品なのかな。

234 :名無しのオプ:2006/12/25(月) 23:12:55 ID:bncpXbzG
逃亡のお蝶たんとお秋たんは俺の最萌えキャラ。

235 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/26(火) 23:35:42 ID:ykA6+/gk
清張先生の筆致は自然主義というか、どちらかと言うと日常の諸事を描く私小説的な
ものである。
普通、この手の作風はいわゆるつまらない話が多いのだが、この筆致で面白いミステリを
書けたのも、さすがという感がある。

236 :名無しのオプ:2006/12/26(火) 23:47:22 ID:6CN29xbn
古本屋でも文庫はよく見かけるけど、カッパノベルスを最近見かけんなあ。
例外は「砂の器」と「短編集」・・・まあドラマ化と復刊のせいだが。

けっこう意識的にカッパでそろえようと思っているんで現状は悲しいねえ・・・
ところでカッパのゼロの焦点初版って貴重?

237 :名無しのオプ:2006/12/27(水) 00:21:07 ID:zRnhfR4f
てめーの話のほうがつまらねーんだよカキコライター消えろ
まじでアンモニアクセエ

238 :名無しのオプ:2006/12/27(水) 00:21:48 ID:+NinoQW4
カッパは実家にたくさんあるが
行が二段になってるのもあるし、ポケットサイズじゃないし
俺はあまり好きでないな。でも背表紙の見た目はなかなかいいかも。清張の顔でかい

239 :名無しのオプ:2006/12/27(水) 00:25:28 ID:+NinoQW4
おっと背表紙に清張の顔がある訳ではないです

240 :名無しのオプ:2006/12/27(水) 19:07:30 ID:CPhcAWNt
『或る「小倉日記」伝』収録の「喪失」「弱味」という作品も、
弱い庶民が、どん底に落とされてしまうという、なんとも救いがなく、
陰々滅々としてくる話だ。
清張リアリズムは実に厳しい。


241 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/27(水) 20:47:17 ID:SE6bvwjF
カッパノベルスの背表紙には清張先生のモノクロ写真が掲載されていることが多かった。
煙草を一服している清張先生、執筆中の清張先生の横顔、庭を散策(作品の構想を
練っているのか)している清張先生等々、
魁偉な容貌ではあるが、逆に、それゆえに独自の存在感があって絵になる男という
感もある。

242 :名無しのオプ:2006/12/28(木) 01:35:01 ID:V659yQv3
>>241
背表紙じゃなく、裏表紙じゃないの。

243 :名無しのオプ:2006/12/28(木) 02:02:58 ID:u+3XOZut
>>242
ですよね・・?>>239訂正しようと、ちょっと迷ってしまった。
背表紙に顔があるとドラゴンボールのコミックみたいに遊べる感じになっちゃうんですよね?違うの?
たしかに裏には清張の顔がアップでダメだこりゃ!(妖怪みたい。ある種バケモンだが)
初版は欲しい人にとっては貴重なんじゃないかな・・?ぐらいしか分からない。

244 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/28(木) 22:40:12 ID:9gkOCtSL
清張作品で繰り返し読みたくなり、実際に再読するのは初期の短編(非ミステリ)が多い。
「或る『小倉日記』伝」の田上耕作、「菊枕」のぬい、「笛壷」の畑岡、「石の骨」の黒津、
「断碑」の木村、
そして清張先生自身の姿が投影されていると思われる「父系の指」の私…
いずれも淡々とした筆致でありながら、語られる人生は対照的にそれぞれに
波瀾と葛藤に富んだものである。
暗い色調の作品ばかりなのが特色だが、この意味では「半生の記」は続編を書かなかった
のは正解かもしれぬ。
この後の話は、実話とはいえ、清張作品らしからぬ文壇サクセスストーリーにしか成り
得ず、清張先生得意の敗者の生き様を活写するという持ち味を発揮出来ないのである(w

245 :名無しのオプ:2006/12/29(金) 18:35:57 ID:k9oJLkl4
「失踪の果て」を読んだ

【額と歯】コメントのみだけど新聞に乱歩や甲賀が出てくる。確かに言いそうな事っぽい。
【失踪の果て】何が「計画のミソ」だ。バカヤロめ。
【繁盛するメス】ごまかし方も含め時代を感じる。今じゃ考えられない。
【速記録】最初から最後までマヌケすぎる・・・
【春田氏の講演】男カワイソス。
【やさしい地方】最初の独占禁止法の部分とか場面いる?いるんだろうなあ。でもこれ一番
        面白かった。状況が違うと心変わりもするんだろうね。でもあの男コワス・・。

246 :名無しのオプ:2006/12/30(土) 17:02:21 ID:FDbAKoz1
誰か、突風を読んだ人はいないか?
最後の葉村明子の会話がさっぱり理解できんのだ。
考えれば考えるほど混乱する…

247 :名無しのオプ:2006/12/30(土) 17:21:32 ID:9FiIUwqd
>>246
あれは推理ものでもないのでネタバレってこともないから言うと、
夫の浮気相手のヒモと関係を持ったことにより、夫を出し抜いた、
そう思った上での余裕が言わせた発言じゃないのかな?

248 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/30(土) 18:47:12 ID:de4oaOhC
清張先生の非ミステリは、最初期の短編は一途で直線的な人物が主人公となることが多く、
その点では物語にも理解しやすい面があるが、
「突風」に限らず「式場の微笑」「遠くからの声」等、
人間心理に思いを致すような考えオチが多くなって来るやに思う。

249 :名無しのオプ:2006/12/30(土) 19:00:04 ID:r329EFvj
清張さんの趣味でありかなりの資金を出していた
現代史研究という雑誌はまだあるの?

250 :名無しのオプ:2006/12/30(土) 22:59:51 ID:OEOYx1X/
 ∧∧
   ( -_-)
  (フっソ \_
   しlニニlしノ)
    /」_| 
    台 台   

251 :名無しのオプ:2006/12/31(日) 14:15:46 ID:d7DC8jl0
清張作品は、大ざっぱな意味で勧善懲悪(犯人は最後には失敗する)であるものが多いが、
『突風』収録の「理由」は、『黒い画集』収録の「遭難」とともに例外的な作品。
この二つの作品は結構も似ていて、いずれも、プロバビリティの犯罪、であることが共通している。

252 :名無しのオプ:2006/12/31(日) 15:33:09 ID:d7DC8jl0
上記の作品は、被害者の親族が復讐しようとして返り討ちに遭うという点も共通している。

253 :246:2006/12/31(日) 18:03:06 ID:HgBRXrYl
>>247
でも、明子は待っていれば大丈夫って言ってるよね?
これの意図がさっぱりわからなくて…。
作中じゃ明子は動きっぱなしだし。

この最終段落の意図について、
ゼミで混乱しまくり、先生もあやふやなんだ。
行間ないのも不自然だし。

254 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/31(日) 18:28:20 ID:CzHikJAp
前にも紹介したことがあるが、「奇妙な被告」も最後の一行が効いている
アンチ勧善懲悪な作。

>>253
あくまでもひとつの解釈としてだが中公文庫の解説を参照されたい。

255 : 【小吉】 :2007/01/01(月) 00:42:56 ID:RC277hQG
謹賀新年

256 :名無しのオプ:2007/01/05(金) 20:55:50 ID:ATejz3Pw
「けものみち」読んだ
翻訳ものばっか読んでたので気分転換に・・・
長編はご都合主義が激しくて評判悪い清張さんだけど
これはわりと面白かったよ
ブクオフで計210円で5時間楽しんだw
つまんない新刊買うよりいいよな

257 :名無しのオプ:2007/01/06(土) 01:48:50 ID:vdGTm6+1
「落差」
え?これで終わり?と言う感じ
もう少しどろどろにちゃにちゃした事件が起きるのかと思った

258 :名無しのオプ:2007/01/06(土) 02:24:39 ID:xHKmQ3eO
書道がでてきた作品知りませんか?確かラブホ代わりに教室が使われてた 
できれば軽い粗筋もおねがいします

259 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/01/06(土) 13:06:46 ID:BoPEH89j
>書道がでてきた作品
「書道教授」でしょ。
新潮文庫(「鴎外の婢」)に収録されていたがこれは絶版。
今は文春文庫の短篇コレクション(中)に収録されている。
自分は新潮文庫で読んだが、表題作に少し食い足りないものを感じたものの、
併録されていた本作で日常性に材を取る清張ミステリの面白さを堪能した。
予備知識無しで読んでみることを薦める。

260 :名無しのオプ:2007/01/06(土) 16:39:00 ID:n3QECOLf
テメーには聞いてねえ
消えろクズ

261 :名無しのオプ:2007/01/06(土) 18:10:46 ID:xHKmQ3eO
>259
詳しくありがとう! 読んでみます。

262 :名無しのオプ:2007/01/08(月) 18:07:14 ID:me4k0Av/
昔から短編ばかり読んでいたけど、最近長編読んでます。
「黒い樹海」読み終えたけど、…ん〜。
登場人物多過ぎというか、そんなに必要無いよな気がしました。
今から、「渇いた配色」読みま〜す。

私は短編なら「声」が一番好きでした。
「黒の様式」「死の枝」といった短編集も面白いですよねっ!

263 :名無しのオプ:2007/01/09(火) 00:19:47 ID:zYww40F+
セイチョウリスペクト

264 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/01/10(水) 06:36:17 ID:GcKz2KGv
「黒の様式」に収録されている「微笑の儀式」で
初めてアーケイック・スマイル(古拙の笑い)というワードを知った。
(残念ながら手軽に読める新潮文庫版は絶版)
清張先生の作品には種々のジャンルの豆知識が散りばめられていて、
これも読む楽しみのひとつとなっている。

265 :名無しのオプ:2007/01/10(水) 10:58:03 ID:wDsqt1DM
>「微笑の儀式」
ちょっとしたホラーですな。


266 :名無しのオプ:2007/01/10(水) 14:44:18 ID:SB0H0rrH
コテハンキモス

267 :名無しのオプ:2007/01/11(木) 12:17:21 ID:TynAFLym
Dの複合、ゼロの焦点

どっちがおもしろい 手元に両方あるので

268 :名無しのオプ:2007/01/11(木) 13:38:51 ID:grMHTd4/
>>267
ゼロの焦点はものすごくおもしろい。
Dの複合は、けっこうおもしろい。

それくらいの差。


269 :名無しのオプ:2007/01/13(土) 21:10:22 ID:UvBBfGWE
中公文庫「突風」読んだ。

【金庫】読み始めた瞬間、某作家のデビュー作が頭によぎった。友達にこっそり連想させる所を見ると
    決定的でつね。出来はあっちの方がよい。でも清張の方が何となく夢というか望みを感じた。
【突風】ちょっと前のスレに出た事(浮気の処理)について触れると、自分は文庫の解説には納得できなかった。
    奥さんは単に浮気というものを火遊び程度なものとして考える事が出来ただけなんじゃないかな?
【黒い血の女】小さそうな村でよく浮気もバレなかったものだ。結びの行もあの女ありえなすぎ。
【理由】普通ここに来る事ぐらい告げていないものだろうか。花束関係無く。義弟カワイソス・・。
【結婚式】理解ある奥さん。皮肉なものよのー。この短編集も浮気多いな。浮気は生活を壊す・・・。
【「静雲閣」覚書】キチガイ地獄外道祭文。
【穴の中の護符】ビルじゃなくて良かった。捕り物系でも清張節がきいてます。

270 :名無しのオプ:2007/01/14(日) 01:51:35 ID:Zw7nAe5D
「理由」の犯人?が義弟を出し抜いたのは、おそらくハッタリ。
自分はそう解釈している。

271 :名無しのオプ:2007/01/15(月) 15:55:05 ID:jM5s/J9i
テレビ版「ゼロの焦点」を見たんだが、全体的に良い出来だった。
ただ、酒に毒を入れて飲ませて殺すシーンだけは、ちょっと安直だった。
原作はその辺どうなってるんだろう? 読んだことある人、よかったら
感想たのんます。


272 :名無しのオプ:2007/01/15(月) 16:09:00 ID:GwOYw9Mh
>>271
原作でも酒に毒混ぜて飲ませて殺してます

273 :271:2007/01/15(月) 16:25:34 ID:9Ts7lzk3
>>272
即レスありがとうございます。
そうだとは思うのですが、直接殺す相手に会って、ただ単に相手が酒好き
だったからって、自分に利害関係のある人が勧めた酒をその場で飲んで
倒れるというのは、ちょっと安直かと思ったものですから。
今度機会があったら、ちゃんと原作読んでみます。

ありがとうございました。


274 :名無しのオプ:2007/01/15(月) 16:35:46 ID:GwOYw9Mh
>>273
僕もあれは安直だと思いました。特に田沼久子が本田を殺すところ。
映画ではどうなっているかわかりませんが、室田婦人が田沼久子に「本田が来たらこの酒を出しなさい」といって
毒の入ったウイスキーを渡して、田沼久子がその通りに本田に酒を出して殺し
田沼久子は本田が死んだことに驚いて石川に逃げ帰り室田婦人の指示を仰いだということになっていますが
どう考えても室田婦人に酒を渡された時点で怪しいと思うはずだと思うのですが。
他の犯行にしても突然渡された酒を何の疑いもなく飲むというのは確かにちょっと不自然ですね。

275 :名無しのオプ:2007/01/15(月) 16:40:13 ID:9DtKw0Ib
思いきりネタバレなんですけど…

276 :名無しのオプ:2007/01/15(月) 16:53:42 ID:GwOYw9Mh
うっそでーす!

277 :名無しのオプ:2007/01/15(月) 17:20:35 ID:w2lKR/HQ
>>274

どの部分がウソなのか、漏れは登場人物の名前は覚えていないからよく分からないが……。

> 毒の入ったウイスキーを渡して、田沼久子がその通りに本田に酒を出して殺し

漏れが見たのは、大谷直子がウィスキーではなくて、まぼろしの酒とされている
日本酒を勧めていたと思う。それを飲んで死ぬ役は河原崎長一郎。
新婚で行方不明になるのは、太陽にほえろで「テキサス刑事」をやった勝野洋。
その田舎での内縁の妻が竹下景子だった。


278 :名無しのオプ:2007/01/16(火) 10:35:43 ID:67DIufXE
点と線の殺されかたもちょっとな…

279 :名無しのオプ:2007/01/16(火) 10:53:32 ID:5dUv9WPE
>>278
毒殺という意味では共通だね。
しかし、点と線では、あまり明確には書いていなかったような希ガス。


280 :267:2007/01/17(水) 12:55:57 ID:2O8te78b
300ページ目くらいだが「ゼロの焦点」だんだん苦痛になってきた。
大しておもしろくない。
やっぱこのひとは短編に限る。

281 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 13:08:53 ID:F9KxKwuS
>>280
たまたまその一作でそう判断するのは早計だよ。


282 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 13:43:54 ID:FJKNLcST
『わるいやつら』って清張の題名の付け方からするとやや異質だね。
清張作品(特に長編)は抽象的な題名が多いけど、
『わるいやつら』はそのまま小悪党の話だもんね。

283 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 14:48:42 ID:SdsQwZeA
長編だと文章が雑というか
一作の中に同じような表現が頻発するよね
多作の弊害か?


短編だと文章に締まりがあるよね

284 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 15:16:29 ID:0SoWBidO
松本清張にありがちなこと
・会おうとして宿泊先の宿に行くとすでに発っている
・その時の台詞「なに、発った?」
・目が落ち窪んでいる
・毎ページほぼすべてに女中が出てくる
・電車で移動している時がボーナスタイム

285 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 15:29:21 ID:7g5mH+Cf
清張に嫉妬している本格好き人間がアラを探しに来たのか?


286 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 16:51:45 ID:FJKNLcST
いま、偶然TVつけてみたら『けものみち』の再放送やってるのね。

287 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 17:21:19 ID:uUqtw3KS
>>284
・ハイボール
・受け口

288 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 17:33:30 ID:0SoWBidO
・簡単に仕事の休みを取れる
・交通費や宿泊費をまったく気にせず行動する。

289 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 17:46:46 ID:yF7b0hH9
そういうのって、別に清張作品に限ったことじゃなく、
昭和30年代の社会を反映してるだけのことだよ。

今読むと、清張作品が期せずして社会風俗の資料となっている訳。

290 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 18:19:54 ID:oA++1vgS
>>289
> そういうのって、別に清張作品に限ったことじゃなく、
> 昭和30年代の社会を反映してるだけのことだよ。

仕事の休みを勝手にとるなんてのは今の作品でも、しかも誰の作品にもあるね。
渡辺淳一作品なんか読んでると、この主人公、まともに仕事してんのか、とか
思うときあるもんね。


291 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 18:34:20 ID:yF7b0hH9
じゃあ、昭和30年代的なものとして、

・長距離電話がすぐ繋がらない
・長距離移動はもっぱら夜行列車
・米軍基地がやたらとあって、パンパンがいる←ちょっと時代は遡るけど

を挙げておこう。

292 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 18:37:31 ID:0SoWBidO
>>289
昭和30年代ってどこの家でも女中を雇ってたんですか?それともごく一部の金持ちだけ?

293 :七資産1970:2007/01/17(水) 18:39:23 ID:xnv5l+bb
どこの家でもないが

わりと良家ならば、お手伝いさんは結構見かけた気がする

294 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 18:43:34 ID:yF7b0hH9
住み込み女中はある程度の上流階級じゃなきゃ雇えなかったろうけど、
通いの女中(独身者の飯の世話とか掃除洗濯をしてくれる)はまぁまぁの中流階級でも雇えたらしい。

295 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 18:46:48 ID:0SoWBidO
>>293-294
なるほど。今と比べると多少一般的だったんですね。
わるいやつらの下見沢みたいな貧乏な家でも一応女中がいますもんね。

296 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 18:58:32 ID:yF7b0hH9
個人的なことを言えば、私は昭和40年代に育ったんですが、両親共稼ぎのため、
通いのお手伝いさんがいました。階層的には中のやや上といったあたりでしょうが。

297 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 20:33:17 ID:SdsQwZeA
俺昭和五十年代の生まれなんだが
子供のころ医者でも社長でもないのに普通にお手伝いさんが来てた

今じゃ考えられない

298 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 20:58:35 ID:HimkCljD
「黒革の手帳」読んだ
うーん、出だしの100ページぐらいは面白かったかも
清張さんの長編ってみんな導入部は読ませるんだけどどんどんだれて来て最後はつじつま無理やり合わせて終わるみたい
この作品はまだましなほうかな

299 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 21:43:35 ID:/88tjH+W
>>298
> 清張さんの長編ってみんな導入部は読ませるんだけどどんどんだれて来て最後はつじつま無理やり合わせて終わるみたい

そうかな、あのラストシーンは、かなり前から仕込んでないとできない終わり方(メル欄)だよ。

300 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 21:47:16 ID:fl3Rt+6O
>>298
もまい読書経験少ないだろ それか古いことが理解できなくて清張作品に付いていけないせだいか


301 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/01/17(水) 22:02:23 ID:RW0++kmY
「黒革の手帖」「けものみち」「わるいやつら」…とドラマ化を機縁に再読し、
次にスレで話題に出た短篇集「突風」を再読してみると、
やはりストーリーの切れ味ひとつ見ても清張先生は短篇の人という感を新たにした。
上記長編は、ボリューム感もありミステリタッチの清張風ピカレスクとしてそれなりに
面白く読めるものの、いずれもストーリーを円滑に進めるための極端な御都合主義が気にかかってしまう。
長く成り過ぎるとストーリーに無理が目立ち出すのが清張長編の難、
この点では、「点と線」「梅雨と西洋風呂」「屈折回路」等、長めの中篇と言うても
良いボリュームの作には良作が多いように思う。

302 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 22:05:06 ID:570OJ32j
最近短編のドラマ化も多いね。
長編は映像にしてもいいけど、短編は小説だからこそ面白いんだけどな。

303 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 22:06:18 ID:U0jvdQ1J
長編のご都合主義はどの作家でも同じ。
宮部みゆきの長編なんてひどいぜ。


304 :名無しのオプ:2007/01/17(水) 22:08:28 ID:U0jvdQ1J
>>302
> 最近短編のドラマ化も多いね。

普通の作家の短編はなかなかドラマにならない。が、清張作品は
短編でも立派に二時間ドラマになる。西郷札、地方紙を買う女……。
中身が濃いことの証左。

同じ「短編の人」だとしても、この辺が「今清張」といわれる横山秀夫とは違うところ。


305 :名無しのオプ:2007/01/18(木) 13:22:28 ID:DbaZ1RUL
清張はある意味、批判しては乱歩の後を追ったよね
初期短編は神で
長編はご都合主義

そっくりだよね

306 :名無しのオプ:2007/01/18(木) 14:01:52 ID:TlUBEkD+
推理小説自体がもともと長編には向かないのかも。
ホームズものだって短編だし。半七捕物帳も短編だし。
ワンアイディア・ワンテーマをいかに鮮やかに見せるか、とすると必然的に短編になる。
長編は短編をいくつか融合させたりエピソードを増やして長くしてる訳。
最近、長けりゃいいだろうとばかりにやたら分厚いミステリーが氾濫してるけど、
そういうので面白かった試しはまず無い。そういうのが好きな人って、ミステリーそのものより、
作者の作り出す人工世界に嵌まるのが楽しいんだと思う。

307 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/01/18(木) 21:34:52 ID:RWVkV+C5
確かに、共に直木賞作家で当代を代表するミステリ作家の宮部みゆきや
東野圭吾の作品にも清張作品並みの御都合主義は見られるものの、
清張先生の場合は、ストーリー進行のための御都合主義の頻度が多過ぎのように思われる。
これは時代小説の場合も同様であり、山本一力氏一押しの「かげろう絵図」も
下山事件ネタを導入する等の斬新な面白さも有する作ではあるが、
偶然性の連続に鼻白む面が多い。
そして、現代小説の場合と同様に、短か目の長編「鬼火の町」などは謎解きもコンパクト
に纏まっており面白く読める。

308 :280:2007/01/19(金) 14:00:20 ID:2EsdqQNI
ゼロの焦点 やっぱりおもしろくない。
つーか禎子が最後の方で雪のなかをタクシーで追いかけているとき刑事は何やってんだよ
禎子がまるで刑事じゃん この作品

309 :名無しのオプ:2007/01/19(金) 15:43:33 ID:4T80jc6C
>>308
最初から批判的な目で読めば、どのような名作も駄作と化す。
ミステリーで刑事が出てこない作品では、素人が刑事や探偵のような役割を
するのは、もはや普通のこと。


310 :名無しのオプ:2007/01/19(金) 17:44:17 ID:Nj5RBMpd
単に趣味に合わないだけでしょう>>280
清張長編ってだいたいそんな感じのが多いし。
別に無理して読むことは無いかと。

ここで欠点を指摘してみてもはあそうですか、としか言いようないし。


311 :名無しのオプ:2007/01/19(金) 19:36:22 ID:nNGHfb1w
「骨壷の風景」とか「半生の記」とかが好きだ
こういうものは古びないね

312 :名無しのオプ:2007/01/20(土) 09:02:51 ID:AuN3Nqxu
坂口安吾の芥川賞選評に
「(前略)この文章は実は殺人犯人をも追跡しうる自在な力があり、(後略)」とありますが、、この時点で
「殺人犯人をも追跡し」た作品は発表してたのでしょうか。

313 :名無しのオプ:2007/01/20(土) 11:30:26 ID:ZOSgpVO/
清張の殺人犯が出てくる推理物は『張り込み』(昭和30年)が最初かな。

314 :名無しのオプ:2007/01/20(土) 11:37:32 ID:AuN3Nqxu
すると、安吾は昭和28年の時点で
見事な予言をしていたわけですね。

315 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/01/20(土) 12:56:58 ID:oiLVCSEV
これは後年のことだが、田宮虎彦氏も、
「推理小説といえば、「或る『小倉日記』伝」そのものが典型的な推理小説であるという
ことができるのである」と述べ、
耕作の調査の様を例に挙げたうえで、
「…このようにしてたぐっていった糸から、鴎外の像はしだいにはっきりと
かたちづくられていくのである。この耕作に犯罪者を追う刑事の姿をみることは容易に
すぎることであろう」
と書いている。
(角川書店「或る『小倉日記』伝」解説より引用)

「ゼロ焦点」等の初期長編には、初期の普通小説(短篇)に通じるような淡々とした
初々しさがあったように思うが、流行作家になった後の長編は語りが手馴れ過ぎて
描写も薄く感じられるのが残念だ。

316 :名無しのオプ:2007/01/21(日) 15:13:36 ID:Dohq8lCA
今までちょっと誤解してたかもしれないんだが、
「一年半待て」で、ラストの、「待たせた相手が逃げた」というのを、
男の方が逃げたと解釈してたんだが、よく考えると、それなら、
あの男はわざわざ婦人評論家に真相を告げに行く意味も必要もない。
だから、あれは女の方が逃げたので、その腹いせに真相を告げに行った、
そう解釈し直してみたんだが、どうだろう?


317 :名無しのオプ:2007/01/21(日) 22:46:05 ID:ci1rDVHI
>>316
それを匂わす箇所があるのなら。やはり考えすぎでは?ただの男の正義じゃないの?
てかラストの事言っていいのか?

318 :みさこ ◆Ha2ow3rv4c :2007/01/22(月) 11:11:43 ID:URiPCI1q
『砂の器』を読んで松本 清張を知ってものスゴい衝撃を受けました。
それ以来、清張の作品殆ど読んでしまいました。

清張の他にもよく似た社会派の作家しりませんか(☆Д☆)

あれば、作家とかオススメの奴教えてください(〃^ー^〃)


319 :280:2007/01/22(月) 12:53:57 ID:BPTIx0rc
好きじゃない訳じゃないよ やはり清張は短編がよい
森村や西村作品に比べるとあまりに刑事がでてこないから
つい、つっこみたくなる。

320 :名無しのオプ:2007/01/22(月) 18:23:45 ID:v3+BEiNv
>>317
森村誠一
横山秀夫
宮部みゆき

321 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/01/22(月) 21:53:58 ID:w6/Cc9FR
>>318
社会派というよりは社会風俗派(?)とでも称すべきミステリ作家だが、
謎解きミステリの面白さでは清張作品以上なものがある上に、
独自のクールなムードも読者を魅了して止まないものがある笹沢左保作品を推す。
まず、トリックてんこ盛りなサービス作品「霧に溶ける」
リアルな状況下で見事に不可能犯罪トリックを完結させた「求婚の密室」の2作
を読んでみるべし。

322 :みさこ ◆Ha2ow3rv4c :2007/01/23(火) 00:17:28 ID:M06U0odT
>>321
書斎魔神さん教えてくれてどーも\(*^▽^*)/\(*^▽^*)/\(*^▽^*)/ワーイワーイワーイ
さっそく探してみます−=≡ヘ(*^。^)ノ



323 :名無しのオプ:2007/01/26(金) 02:27:47 ID:XwTnCDdb
眼の壁怖かったなあ。B絡みってのもあるけど
なんか作品全体からじめっとした感じが伝わってきた。
主人公が珍しくイケメンさわやか君だったので
それで大分緩和されてたけど。

324 :名無しのオプ:2007/01/29(月) 23:47:25 ID:nKGRjc/U
清張作品でイケメン主人公ってあんまり記憶にない。
地の骨の植木先生ぐらい?逃亡の源次もそうかな。

325 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/01/30(火) 21:34:46 ID:dRp1KCwV
「地の骨」「落差」等、もてるイケメン(しかもインテリ)は、
なぜか男から見ると嫌な奴に描かれているが、
この辺に清張先生の微妙な心持ちを感じさせるものがある。
時代小説は別物(別世界?)なのか、なぜかイケメンが普通に主役ということが
多いような。

326 :名無しのオプ:2007/01/30(火) 22:57:50 ID:IdioGPUs
随分大胆に改変されてたな・・・>>地方紙を買う女

327 :名無しのオプ:2007/01/30(火) 23:07:22 ID:WiRwAU1g
内田由紀最悪

328 :名無しのオプ:2007/01/31(水) 00:04:05 ID:1+UHKLxk
>>326
ちょっと昔にあった、小柳ルミ子、峰岸徹、露口茂ってのは、わりと良かったよ。


329 :名無しのオプ:2007/01/31(水) 02:37:02 ID:NfY/QlEt
しかし清張の『渡された場面』は面白かった・・・。

長編でのご都合主義は、ある種必然的な現象だよね。
やはりそこは「小説」として愉しむ心意気、柔軟さが必要なんじゃないかな?
最初から“揚げ足取り”姿勢で取り組んだら、どの長編小説だって必ずツッコミ所はある。

ところでスレ違い承知で聞くんだけど・・・
近年、新聞の連載小説でゴールが見つからずに挫折して「未完」にした作家って誰だっけ?

330 :名無しのオプ:2007/01/31(水) 08:28:43 ID:tHJq2zIJ
>>329
> しかし清張の『渡された場面』は面白かった・・・。

 やっぱり作家は作家に関連したテーマを発想しやすいという一例の作品だと思う。
やりまくられて金まで貢がされて殺された被害者を慕い続けていた朴訥な友人が
あわれ。

> 近年、新聞の連載小説でゴールが見つからずに挫折して「未完」にした作家って誰だっけ?

 未来予想。中沢新一。


331 :名無しのオプ:2007/01/31(水) 20:53:11 ID:MonZwDtb
ドラマにはあまり期待はしていないが「地方紙を買う女」はひどかったな。
出てくる作家役が考える事も人間的にも安っぽかったし。
原作はもっと紳士な感じがしたものだが。特にラストの娘のエピソードは余計すぎる。
とにかく名短編をわざと、おもんなくしているようで、足を引っぱっているとしか思えない。
昔のドラマはそんなことなかったのにな。と個人的には思う。

332 :名無しのオプ:2007/01/31(水) 21:04:12 ID:NYSk08YN
ちょっと話逸れるけど、私は原作を辺に現代に改変する脚本は基本的に駄目。
色々事情があるのかもしれないけどできるだけ原作に忠実にやってほしい

333 :名無しのオプ:2007/01/31(水) 23:04:02 ID:NYKJVcus
>>331
>名短編をわざと、おもんなくしているようで、

おもんなく? 初めて聞いた。

334 :名無しのオプ:2007/01/31(水) 23:08:39 ID:MonZwDtb
>>333
マジで?関西人なら「おもんない」や「おもろない」とかよく言うよ。


335 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/01(木) 00:01:24 ID:L1WZzpL3
「地方紙を買う女」は、円谷プロの「恐怖劇場アンバランス」の一編としてもドラマ化
されている。番組のテーストからは、どう見てもミスマッチだったが、
原作には忠実な映像化であった。
露口バージョンは、作家が少し短気なキャラに脚色されていたのが気にかかった。

336 :名無しのオプ:2007/02/02(金) 00:23:53 ID:2H7Km+1J
こないだの、妻が夫を殺してバラバラにして捨てた事件、何か清張の世界にありそうだね。
清張作品ではもっと工作して操作を撹乱させるだろうが、モチーフはもろ清張だ。
原因は、一流商社マンの夫が家では妻に暴力を振るっていたから、というのは実に社会派っぽい。
こんなこと書くのもちょっと不謹慎か。

337 :名無しのオプ:2007/02/02(金) 19:42:24 ID:kWDbm3J5
先日戦争映画を観てたら
松本清張の短編が思い浮かんだんだけど、
タイトルを思い出せない。

第二次世界大戦で上官と下士官だった軍人が
戦後は立場が逆転し、部下の経営する会社で
上官が働いていて、戦争中にしりあったアメリカ人と再会する、みたいなの。

あと、別の短編で、やはり上官と下士官の戦後の話で
どっちかがどっちかを殺す話もあったような。

気になって仕方ないので、分かる人いたら教えてください。

338 :名無しのオプ:2007/02/03(土) 12:52:19 ID:WNQ+DA1A
「くるま宿」を収録した文庫は
ありますか?

339 :名無しのオプ:2007/02/03(土) 13:21:40 ID:21g9kaK6
無宿人別帳

340 :七資産1970:2007/02/03(土) 22:54:41 ID:jTpXH5yg
>>337
あまり自信ないけど
「遠い接近」 とか 「繁昌するメス」 とか ?

341 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/03(土) 23:33:58 ID:Z5KHaM9p
>>338
新潮文庫「西郷札 傑作短篇集(三)」に収録されている。

俺も>>337は「遠い接近」を読んでいるのではないかと思う。
ただしこれは長編。

342 :名無しのオプ:2007/02/03(土) 23:44:18 ID:OrAMFPLK
>第二次世界大戦で上官と下士官だった軍人が
>戦後は立場が逆転し、部下の経営する会社で
>上官が働いていて、戦争中にしりあったアメリカ人と再会する

この設定だと「遠い接近」ではありえない。
果たして清張作品なのかもあやしい。何か勘違いしてるんじゃないかな。


343 :名無しのオプ:2007/02/04(日) 16:13:28 ID:CjCKSke8
>>340 >>341 >>342

ありがとうございます!
「遠い接近」で検索してみたら、
後者の小説はまさにこれでした。

前者の「アメリカ人が再会」云々の小説は
おっしゃるとおり別の作家の作品かもしれませんね。
一般小説板のタイトル教えてスレで質問してみます。

344 :名無しのオプ:2007/02/04(日) 18:31:04 ID:QAeY4FiV
「笛壺」ってやっぱりどうも腑に落ちないなあ。
あの女はどうしてあんなに主人公の学者に執着したんだろう?
純愛って感じはしないし、気鋭の学者であるところの主人公に魅かれたのなら、
その地位を捨てさせてまで自分のところに来させたというのはおかしいし。
題材としては悪くないので、もっと書き込んで中編くらいにしてもらいたかった話だ。

345 :名無しのオプ:2007/02/04(日) 21:25:18 ID:LPiSJs1t
「北の詩人」の林和って本当にスパイだったんだろうか。
ググっても何が真実なのかわからん。(どこまでが本当でどこからが不確定なのか)

346 :名無しのオプ:2007/02/05(月) 12:45:12 ID:oPJiqy6P
嫁が「けものみち」再放送最終回を視ていたおかげで、
スーパーボウルが視れませんでした。
清張先生お恨みします。
しかし嫁いわく「白夜行より上だわ」


347 :名無しのオプ:2007/02/05(月) 13:48:57 ID:YtxTAa7/
>>346
> しかし嫁いわく「白夜行より上だわ」

おいおい、比べる相手が違うだろ。当代人気作家も「巨星」の前ではタダの子供。

348 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/05(月) 22:25:50 ID:YF0GjQ8r
うーん、単純に「白夜行」と「けものみち」のダイレクトな比較であれば、
どちらも御都合主義な展開に辟易とする点は同様だった。
ドラマ化されたものの比較ではということなのであろうか。

349 :名無しのオプ:2007/02/06(火) 20:39:27 ID:cCPUHH/D
ドラマきっかけで「黒革の手帖」読んだ。
ドラマでは省かれた細かい部分や、登場人物の甘さも含めた違いなどに驚いた。面白かったけど
ただラストがドタバタしていて、ホステス同士が「キーッ」となったり馴染みのキャラが次々出てきたり
二つの意味でも、全員集合のコントのようだった。元子への同情も薄まったよ。
長い長編なのに清張さん、ぶん投げたのかな?って感じがした。

昔の連ドラとかは、もう見る機会は無いと思うんで山本陽子、田村正和が出てたドラマは
どんな感じだったのかだけでも、どなたかチョロっと教えて頂けないでしょうか?

350 :名無しのオプ:2007/02/06(火) 21:40:15 ID:vKJ4Xcb7
>>349
ドラマの先入観があったのかな?
漏れは原作しか読んでないけど、連載されたものにしては、まとまりがよいという
印象だった気がする。特にラストは、最初から決めて書いていないと絶対に出来
ないまとまり(動きは大きいが、ドタバタとはちょっと違う?)だよね。だから、ラスト
がドタバタという意見があるのはちょっと意外だった。


351 :名無しのオプ:2007/02/06(火) 21:40:54 ID:vKJ4Xcb7
補足すると、そのラストの動きの大きさが、スピード感を出していて良いと思う。


352 :名無しのオプ:2007/02/07(水) 00:33:26 ID:7VV2o+KU
自分も長編の中では黒革は良い出来だと思う。
個人的にイマイチだったのは黒い樹海。

353 :名無しのオプ:2007/02/07(水) 08:31:42 ID:VuMXk7q+
>>351
唐突過ぎて清張初心者はびっくりするかもしれないよ。

354 :名無しのオプ:2007/02/07(水) 20:06:59 ID:Co0wrZFO
「霧の会議」のDQN不倫カップルも香ばしいな。
単に男の「地位を守りたい」「不倫ばれたくない」で誰にも相談せず逃避行の挙句
人違いで2人も殺されても何ら良心の呵責なし。


355 :349:2007/02/07(水) 22:12:05 ID:RjwK1lyp
>>350-351
そう言われるとそうですね。ドタバタという使い方が悪かったです。ドラマの先入観ありました。
>>353
そうですね。まだまだ清張の本、半分も読んでないんで唐突なラストに出会い慣れてなかったです。

356 :349:2007/02/07(水) 22:15:58 ID:RjwK1lyp
訂正 >半分も
    百分の一も


357 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/07(水) 22:20:25 ID:Cht6sTj0
一応、傑作と言われる「点と線」や「ゼロの焦点」も細かく見てゆけば突っ込みどころ
は多数。
「わるいやつら」「けものみち」「影の地帯」「黄色い風土」…
長くなるほどに、ストーリー展開に無理を感じさせるものが多い。
何度も指摘されているとおり、清張作品は短篇であるほど(短いほど)切れ味が良く
アイデアが冴えているように思う。
前に話題に出た「遠くからの声」「式場の微笑」等は、
ミステリではない普通小説なのだが、短いながらも人生の断面を照射して深い印象を残す。

358 :名無しのオプ:2007/02/07(水) 22:48:21 ID:Vtc41y8R
清張の遺した作品は膨大だから、コンプリートしている人は少ないだろうね。
自称清張通の漏れでも、おそらく9割強しか読んでいない。

359 :名無しのオプ:2007/02/08(木) 05:58:39 ID:8IZvXgfs
宮部セレクションはいかんなぁ
最初にあれ買ったから残りの短編ダブりだらけになっちまった
もちろんベスト版を先に買う俺が悪いんだけど、あれだけで止まるわけねーじゃねぇかw
で、ダブらない長編いくつか読んだけど・・・
誰でも名前聞いたことの有るいくつかの長編がここまでとんでもだと思わなかったよ

360 :名無しのオプ:2007/02/08(木) 10:30:36 ID:sfH5HOBz
たしかに「砂の器」のDQNな殺人トリックにはぶったまげたなあ 作者はマジで書いてるんだよねえ…

361 :名無しのオプ:2007/02/08(木) 11:40:08 ID:ineyh8yS
そもそも清張作品では、トリックの意外性および作品内でのリアリティは
あまり重要じゃない。あくまで犯罪の動機が主でトリックは従。
比率でいえば、犯罪の動機が9割、トリックは1割くらい。
引合いに出される砂の器のトリックも、当時電子音楽が話題になっていたから
それに絡めた程度のことだろう。ただ、まったくの作り事といわけでもなく、
何かそれを示唆するような資料でも読んだ可能性はある。

362 :名無しのオプ:2007/02/08(木) 17:08:37 ID:8ACRgGXX
>>360
ああ、あの電波のヤツね。
しかし、あれは連載だから挿話的に挟んだ程度かな? 映像化されたものは
いくつかあるが、その部分はどれもカットされてない?


363 :名無しのオプ:2007/02/08(木) 19:28:39 ID:HGIvTU05
おまいらがアレをDQNDQN言うから、読んだ時
余計気になってしまったじゃないか。

364 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/08(木) 21:04:49 ID:pm1ZCkeM
「数の風景」は、トリックも良く活かされた晩年の清張ミステリの傑作かと思う。
本来は清張先生が開拓者であるトラベルミステリ的魅力も兼ね備えたうえに、
当時話題の地価高騰という清張作品らしい時事ねたも絡む。

365 :名無しのオプ:2007/02/09(金) 09:58:08 ID:ZWihkaRh
たしかに「不安な演奏」なんかを改めて読み返すと、
西村京太郎のトラベルミステリの先駆的作品という感じもしますねえ。
清張のほうが長ったらしいというかネチネチした作風ではあるけれど、
意外にも根っこの部分は共通したものがあるような…。

366 :名無しのオプ:2007/02/09(金) 10:56:56 ID:pSU8tSHN
不安な演奏、懐かしい。
葉山のキャラがよかったなあ。
ミステリアスで。最後の手紙も。

367 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/09(金) 22:04:52 ID:EoGU3QnH
掲載誌を見てもわかるとおり「点と線」からしてトラベルミステリの走りと言えるし、
内容的には「砂の器」もこの範疇にある。
結構、有名どころの清張作品はトラベルミステリとも言える作多し。

368 :名無しのオプ:2007/02/10(土) 10:22:19 ID:VH5fnNuK
『不安な演奏』は代表作よりやや落ちるけど結構面白かったですね。
舞台は、東京、新潟、小淵沢、尾鷲、湯布院、でしたっけ?
私は、葉山がてっきり犯人の仲間だと思って読んでいました。
監督はいつのまにか出てこなくなってしまいましたね。
最後までプロットを決めずに連載したという印象を持ちました。

369 :名無しのオプ:2007/02/10(土) 20:59:25 ID:4dcMotee
誰か空の城の江坂会長の出生?の秘密について教えて!
俺馬鹿だから一回読んだだけじゃわからなかった。

370 :名無しのオプ:2007/02/11(日) 10:20:48 ID:252zn0b4
もう1回読んでみたらわかるんじゃない?

371 :静岡発:2007/02/13(火) 01:54:27 ID:QJuHc3Z2
私は清張氏の本を読んで、まだ一年にも満たないのですが、
早速とりこになってます。古い作品の方が好きですが、
特に眼の壁と不安な演奏あたりが良かったです。
お勧めの作品があれば教えてください。

372 : ◆k6YahHtifo :2007/02/13(火) 05:11:15 ID:Lou5PWEu
昭和史発掘 シリーズ

最初から読むと、他の本の面白さも増すと思います!

373 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/13(火) 22:03:54 ID:W9g7OZVm
>特に眼の壁と不安な演奏あたりが良かったです。
謎解きミステリに関する興趣もありそうなので前述した「数の風景」を推しておく。
ノンフィクション系統も面白いが、先に清張ミステリの世界を堪能して欲しい。

374 :名無しのオプ:2007/02/13(火) 23:05:31 ID:GPpDvtg/
ミステリ作家としては正張より鮎哲の方が全然上だよな
黒いトランクと点と線を連続で読んで痛感した

375 :名無し:2007/02/14(水) 00:18:24 ID:pI49i/5Q
>>371
国内トラベルものだと「蒼い描点」「Dの複合」「天才画の女」など

376 :静岡発:2007/02/14(水) 03:19:52 ID:9lg3G2Y9
k6yahhtihoさん、書斎魔神さん等ご返答ありがとうございます。
実は、今日、「波の塔」を読み終えたところなので、
早速明日から「数の風景」や昭和史発掘シリーズを読んでみます。
「波の塔」は私が今まで読んだ本〔点と線、ゼロの焦点、砂の器、
黒い福音、眼の壁、不安な演奏〕とは違って殺人の場面がありません
でしたが、これはこれで大変満喫しました。
ところで、私は今春に北九州にある清張記念館に行こうと思っているの
ですが、行ったことがある方いらっしゃいますか?
是非、感想を聞かせてください。

377 :名無しのオプ:2007/02/14(水) 07:24:26 ID:l3MbSvrN
>>376          小倉ですね。自分も行きたいです!!       以前小倉に行ったときは記念館行かなかったので◇

378 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/14(水) 21:46:42 ID:qLiFjD47
すると海外トラベルものなら一応「黒の回廊」か。
ボリューム満点で読み応えはあれど、今読んでどの程度面白いかという問題はあるが。


379 :名無しのオプ:2007/02/15(木) 04:36:40 ID:lfwxpPKd
清張記念館は、小倉城の敷地の一角にある。
普通、個人の記念館というのは、たいしたコンテンツがないものだが、
清張記念館は違う。見終わった後に、入場料が格安だと思える、数少ない
ミュージアムです。
そこには、東京在住時代の清張の自宅がそのまま移築展示されており、
机の上には、書きかけの原稿まで残っています。書庫は大きく、雑然としていますが、
その蔵書は二万冊にも上ると言われ、ちょっとした図書館並み、いや、へたな地方の
図書館より豊富です。

380 :サロメの唇:2007/02/15(木) 10:11:02 ID:1uDTu3la
>>328さん
アタシが観た地方紙〜は
島田陽子、田村高広でした。
>>371>>376 静岡発さん
どうせなら全集を購入してみてわ?

第2期までの56巻なら、
古書市なんかだと2万城越えくらいで入手可能。
見つかるまで一年半近く待ったけど、ずっと愉しめますよ。
未収録の作品も結構あるから、
巻末作品リストや清張事典を手懸かりに、文庫を集めていくのもよろしいかと。
少し前に近くのぶこふで
古めの角川文庫が結構出てて、こりはヤバイと思って単行本「ま行」を見てみたら、
清張社会評論集なんかあってラッキーでした(ちなみに百円硬貨コーナーの話ね)。
ところでミステリーの系譜は、
文庫・全集とも3話どまりですが、残り2話はどうなんすか。何か出せない理由があるのか、どなたかの降臨を望む。

381 :名無しのオプ:2007/02/15(木) 13:23:51 ID:EYmAzPGP
>>380
> アタシが観た地方紙〜は> 島田陽子、田村高広でした。

「地方紙を買う女」には、和姦ではあるが、半ばレイプ的なシーンがある(メル欄)。
小柳ルミ子は少し肌を晒していてエロかったが、島田陽子はどうだったんだろう?
なんせ国際女優だからね。




382 :サロメの唇:2007/02/15(木) 18:34:36 ID:1uDTu3la
>>381さん
観たのは90年前後のような危ガス。もちろん、土昼の再放送。
その前から島田はヨゴレやってたはずだけど、
そのシーンはあまり印象に残ってませんね。
むしろ田村高広が「芳べぇ…」とかいいながら、ネチネチ迫っていく方がね。
それとやっぱり「野盗伝奇」(笑) 清張先生もよくやるよ。
>>376 静岡発さん追加
頼子たん、いい女ですね。
アタシが観たときは佐久間良子がやってました。


383 :サロメの唇:2007/02/15(木) 20:50:09 ID:1uDTu3la
連投スマソ。
>>381さんからちょっとネタをふられましたので
【心に残るヌレバはココだ!】
(カコスレ見られないので、重複の場合はご容赦を)
第5位:「愛犬」
ちゃ〜んとゴムつけてね by おみよさん
第4位:「偽狂人の犯罪」
これもある意味ヌレバ、ですよね、趣味じゃないけど。
第3位:「花氷」「赤いくじ」
近くにお知り合いの方がいますと、燃えますな。
馬鹿者めが!
第2位:「歯止め」
なんと、まともなヌレバは出てきません。
息子のアレやら二階の義兄やら、そして塀の上からのぞく二つの目…。
江利子たん、カワイソス。(落涙)
第1位:「内海の輪」
ヤパーリ、兄嫁はたまりません。
番外:「特技」
もしや「指」のようなお話では、非非非非…。
ありり、稲富伊賀? って何度目だよ、このハナシ!
最近、嫁が狐のような顔になってきたので、
今夜はケツでもさわってやります。

384 :名無しのオプ:2007/02/15(木) 22:06:38 ID:YGXB8o+s
長編では球形の荒野が図抜けていると思うなあ。

385 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/15(木) 22:24:32 ID:gndk/Bwe
「黒革の手帖」も「けものみち」もテレビ放送終了後まもなく新古書店の100円
コーナーで多く見かけるようになる。(いつ行っても在庫している)
この辺のエンタメ長編は、やはり読み捨てということか。

386 :静岡発:2007/02/16(金) 00:58:42 ID:RW5mv9Ii
サロメの唇さん、ありがとうございます。私も頼子さんに魅かれました。
今時、あのような上品でしっかりした女性は少ないですよね。
それを思うと今の女性、特に20代以下は幻滅しますね。正直なところ、
私は36才でまだ独身ですが、もう少し待って頼子さんのような女性を
探してみようかと思っています。(無理でしょうけど。)
ところで、今日、本屋に行ってこの間教わった本を探してみたのですが、
ここ浜松にはありませんでした。代わりに「史観宰相論」というのを
買ってきました。まだ30ページほどしか読んでませんが、清張先生は
史実にも傾倒していたのかと深く感心いたしました。
私が何故、清張先生が好きかというと、先生の彫りの深い文体やらテーマ
も当然のことながら、先生の不屈の精神というか大器晩成型の生き方に
共感するからです。若いころ色々な仕事を経験し、決して一流の学歴では
ないにしても勉強することを怠らず、その結果40代で作家になるという
そういう生き方に私は大変、勇気づけられます。私も自分の仕事を諦めず
頑張っていきたいと思っています。
ところで私が読んだ2作目の「不安な演奏」に、春野町という今では
浜松市に統合された大変山中にある小さな町が紹介されています。
ここは観光地というわけではないのですが、景色が良く、地元の人たち
くらいしか知らない町ですが、そんな知名度のない土地のことも
載っていたので私は大変嬉しかったです。
私は、一日で一時間くらいしか読む時間がなく、このペースだと全部読む
のにどれくらいかかるのか分かりませんが、興味の続くかぎり読んで
いこうと思っています。

387 :名無しのオプ:2007/02/16(金) 09:52:59 ID:/jisN3hH
ここ、なかなか好スレですね(●^o^●)

388 :名無しのオプ:2007/02/16(金) 11:42:47 ID:bOrAlq0L
清張が書いた三島由紀夫論(自殺時の「檄」批判)や
北一輝論(著作批判、革命家でもなんでもなく結局はフィクサーだったという批判)
同じ文庫本に入っていた記憶があるのですが、ずっと以前に読んだきり、
もう一度読みたいと思ってるのですが、何という本だったかわかりますか?
地元の図書館では見つかりませんでした。

389 :名無しのオプ:2007/02/16(金) 12:42:46 ID:tJdCwnOO
すまん、ちょっと教えてくれ。
松本清張の作品で、法の抜け道を利用していた男の
話(著者にするスタイルだったと思う)って、なんて作品?
すっごい昔に読んだんだけど、タイトル思い出せなくて。
面白かったからまた読みたいんだけど。

390 :389:2007/02/16(金) 12:57:42 ID:tJdCwnOO
著者にする、じゃなくて、著者に話すって感じ。
ごめん、わかり難くて

391 :名無しのオプ:2007/02/16(金) 17:49:05 ID:bOrAlq0L
法網を逃れる作品といったら、

カルネデアスの舟板
偽狂人の犯罪
一年半待て

あたりだろうか。

392 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/16(金) 22:12:26 ID:OyE7fah9
>法の抜け道を利用していた男の話
とあるから、緊急避難ネタが比喩的に用いられているカルネアデスではないようである。
一事不再理ネタの「一年半待て」、心身喪失ネタの「偽狂人の犯罪」はそれらしくもあるが、
>著者に話すって感じ。
両作品は完全な三人称で書かれており、この語りの形式には該当しない。



393 :名無しのオプ:2007/02/16(金) 22:50:32 ID:J07IG8Tl
>>392
> 一事不再理ネタの「一年半待て」、心身喪失ネタの「偽狂人の犯罪」はそれらしくもあるが、

「一年半待て」は一事不再理ネタじゃないだろ。

394 :名無しのオプ:2007/02/16(金) 23:18:22 ID:Dvms4m55
一事不再理が出てきたはずだと思うが?
ってネタバレ大丈夫かな

395 :名無しのオプ:2007/02/17(土) 10:17:52 ID:W4044lnh
かつて話題を呼んだ「現代官僚論」全2冊がその後に文庫化されなかったのは、やはり政治的圧力のせいなんだろうか?

396 :名無しのオプ:2007/02/17(土) 11:18:06 ID:l2fVf2GE
>>394
その言葉は最後の方に一言出て来るだけで、別にこの短編のキモってわけじゃないから、
大丈夫じゃないかな。
エピローグの味付け程度の位置付けだと思うから。

仮にこの言葉がこの短編のキモだとすると、この短編は○○ネタと書くだけで、
未読者に配慮を欠いたネタバレ、ってことになってしまうけれど。

397 :名無しのオプ:2007/02/17(土) 16:38:01 ID:on6bpgHs
「影の地帯」面白かったよ!
お勧め。

398 :名無しのオプ:2007/02/17(土) 16:48:44 ID:VyeZUTUX
わるいやつらのドラマの話題がここではぜんぜん出てないね。
まぁ、自分も見てないんだけど。

399 :名無しのオプ:2007/02/17(土) 19:28:31 ID:CMiuUD+k
>>397
プロフィン(?)で死体を固めてカンナで削るのが恐杉
古谷一行の火サスはおもろかった。

400 :名無しのオプ:2007/02/17(土) 19:33:11 ID:CMiuUD+k
「400」(σ≧▽≦)σゲッツ!!

401 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/17(土) 21:17:46 ID:fqxiO94r
清張先生の官僚論や小説に登場する官僚はマイナスイメージばかりが強い。
戦後日本の経済発展には良い意味でも悪い意味で官僚の力があったのは
否定出来ないことゆえ、城山三郎作品のようなプラス視点の作も試みて
欲しかった気もしている。

402 :名無しのオプ:2007/02/18(日) 03:24:28 ID:+HhdyKie
清張さんって基本的に左翼だからな


403 :名無しのオプ:2007/02/18(日) 09:47:27 ID:vNeTPCR3
イデオロギーとしての左翼(社会主義・共産主義)というより、
自身の生活体験から来る庶民派、それも庶民を盲目的に賛美するわけでもない、
庶民の意志の弱さや小狡さも分かっているリアリスト、それでもやはり庶民の力で社会を
良くすることができるという希望は捨てない戦後進歩主義者の一人でしょう。
共産党と創価学会の協定の仲立ちをしたのも、当時は両者が庶民の声を
代弁しているような点が多分にあったから。
格差社会うんぬん言われてる今こそまた清張氏のような人が現れてほしいですね。

404 :名無しのオプ:2007/02/18(日) 10:01:18 ID:bNL7jvt2
北一輝ってテリー伊藤みたいに目玉がロンパリですね。
ロンパリといのは、右目の黒目がまっすぐなのに
左目があちらのほうむいてる目のこと。

講談社文庫の「北一輝論」はすばらしい。
あと「砂の審廷」もいいね

405 :名無しのオプ:2007/02/18(日) 17:43:56 ID:7ZImq2mt
何か社会派の作家って左翼、特に共産党支持者が多いような希ガス
清張は赤旗まつりも出てたな。

406 :名無しのオプ:2007/02/18(日) 18:12:38 ID:pV4SdtLt
>>405
他の例を少しは挙げないと「多い」ということにならないので、
例をプリーズ。


407 :名無しのオプ:2007/02/18(日) 19:43:44 ID:+HhdyKie
森村誠一
こいつは酷かったな
まんま中国の宣伝にやられて「悪魔の飽食」

408 :名無しのオプ:2007/02/18(日) 19:52:25 ID:xpAqBR9g
たしか小林久三もそうだったんじゃないかな
社会派とは違うけど 山田洋次とか黒柳徹子とかいずみたくとか… 
ま そんなこと別にどうだっていいんじゃないか

409 :名無しのオプ:2007/02/19(月) 01:24:25 ID:E4tqmknR
あと水上勉とか社会派ってほどじゃないが佐野洋や笹沢佐保、勝目梓かな
同じ社会派でも石川達三は社党だったな
手塚治虫の共産党熱も重症だった。
選挙パンフのイラスト書いてたからな
まあかなりスレ違いだが

410 :名無しのオプ:2007/02/19(月) 01:33:49 ID:8BIjNyDw
手塚治虫は基本的に八方美人で、創価学会系のマンガ雑誌にも連載してた。
それが代表作の『ブッダ』。
その仏教解釈は創価学会の見解と異なる要素もあったけど、よく連載をし通したと思う。
スレチすまん。

411 :しもきた:2007/02/19(月) 02:23:53 ID:3YMlaHgv
『雑草群落』
みんなあんまり触れない(前レスで済なのかな?)けど、
営業の合間合間に読んでたけど、読了後「よかったなこれ」と思いますた。
ネタバレ怖いのであんまりかけないけど、どうよ?
絶版だけど結構ネットにはあった。

412 :名無しのオプ:2007/02/19(月) 13:09:10 ID:xHaBrNIY
>>391
>>392

サンクス。とりあえずそれらを読んでみる。

俺の書き方がまたまた悪くてすまん、
基本的に作品自体は三人称だったと思う。
物語の冒頭に、旅館かどっかで、著者が
聞いた話・・・みたいな始まり方だったと思うんだ。
うろ覚えだが。

カルネアデスの舟板ってタイトルに聞き覚えがあるので、
それかもしれない。とりあえずそれを読んでみる。ありがとう。

413 :名無しのオプ:2007/02/19(月) 23:59:21 ID:E4tqmknR
俺のピカイチは
「かげろう絵図」
「天保図録」
後者は入手困難だがかなりの名作だと思う。
本庄茂平次がいい味出してる。


414 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/20(火) 00:05:58 ID:21E+SSPM
官僚や大企業の力は認めながらも、
城山作品のような「毎日が日曜日」(大企業社員の人間的哀感)、
「官僚たちの夏」(国のために邁進するキャリア)…
こういうのは書く気がしなかったんだろうな。
商社の倒産を描いた「空の城」も倒れゆく象を冷静に観察しているようなクールな印象
がある。

415 :七資産1970:2007/02/20(火) 00:06:11 ID:Vs3gFXGS
>>412
新潮文庫 『隠花の飾り』に収められている『お手玉』

と確認もせずに書いてみる

416 :名無しのオプ:2007/02/20(火) 06:59:52 ID:a5VxEhTD
ササン朝ペルシャ時代の瑠璃椀とかグラスとか
かなり高額のパチモノをペルシャ人骨董商から
買わされてしまったみたいですが、
さすがにそこは転んでも作家魂。
その悔しさをばねに数々の古美術界を舞台にした小説を書いた。

417 :名無しのオプ:2007/02/21(水) 22:01:26 ID:pbVgVC7V
( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \

418 :名無しのオプ:2007/02/21(水) 22:25:38 ID:ua6hezE4
熱い絹っていかがですか?
表紙のデザインは気に入ってるのですが
長い小説なので読むのに気後れしています

419 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/22(木) 00:05:14 ID:63ZaZMmS
「熱い絹」は、実話ネタ、読み応え十分で面白い。
清張作品らしい観光小説としての魅力も満載。
トリックも例の「木の葉は…」のバリエーションとも読めてまずまず。

420 :名無しのオプ:2007/02/22(木) 00:30:16 ID:1b8GCrGV
熱い絹 はまったよ。徹夜して読んじゃった。

421 :名無しのオプ:2007/02/22(木) 15:07:34 ID:609oWA/J
清張氏の唯一とも言える異色のSF的作品『神と野獣の日』。
リアリズムを重視する清張氏にとっては、ある種の寓話としての作品だろうが、
SF的にみるとおかしな点はある。
アメリカがなぜ同盟国日本の首都を核ミサイルの標的にしていたのか。
日本の首脳はアメリカの首脳に対しそのことを詰るより、
これにより共産勢力が勢いづいてしまわないようにすることを話している。
逃げる一般の人々は着の身着のまま走って逃げているが、弾道ミサイルは発射から着弾まで、
数十分しかかからないので、走ったところで無駄であるが、
話の流れからしても着弾が遅いような感じである。これはラストを締めるための作為かもしれないが。
異色作ゆえ再読したいが絶版なのが惜しい。

422 :名無しミステリー:2007/02/22(木) 20:17:04 ID:V1yWY1V7
2ちゃんねるって
雑草群落みたいなところだねえ・・・

423 :プリンス:2007/02/22(木) 21:26:12 ID:j6C6Mk4L
ロックハードインナ ファンキープレイス

ユウ ロックハードインナ ファンキープレイス






清 張 !


424 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/22(木) 23:20:20 ID:KzzFMk/i
「熱い絹」の主舞台となるカメロンハイランドは、
最近では日本でもリタイア後の移住地として新聞等で取り上げられたりしているが、
本作刊行当時は一般にはほとんど知られておらず、
また、元ネタとなった米人シルク王失踪事件(実話・未解決)も、これを知る日本人
は少なかった。
元ネタは予備知識が無い事件、しかも舞台は外国、さらにはやや大部であるということも
あって、自分も読むにあたって>>418のような懸念を抱いたものだが、
いざ、読み出すと週末3日程度で読了と思うていたものが、>>420と同様に一気読みして
しまった。
清張長篇には失望させられるものも多いが、本作に関してはスケール感がある読み応え
あるミステリとして推せる。

425 :名無しのオプ:2007/02/23(金) 00:07:30 ID:tRis/yEp
その論考で潮ふいちゃった・・・・・・・・・

426 :名無しのオプ:2007/02/23(金) 06:58:50 ID:Z1Ue40Re
160 :名無し戦隊ナノレンジャー! :2007/02/23(金) 00:40:27
>  元ネタは予備知識が無い事件、
そんなの珍しくもない。
予備知識といっても「そんなことがあった」レベルのものもザラだし。

>  しかも舞台は外国、
外国文学は大抵舞台は外国。

>  さらにはやや大部であるということもあって、
講談社文庫で上下2巻、458+459=917ページ。
もっと長い小説は腐るほどある。

>  自分も読むにあたって>>418のような懸念(読むのに気後れ)を抱いたものだが、
ふーんw

ミステリー以外にもSF、純文学からノンフィクション、社会科学諸分野等にまで及ぶという
自称読書人の言うことは違うねw

427 :名無しのオプ:2007/02/23(金) 09:55:22 ID:vtat2agI
亀レスですが、以前に「波の塔」が面白かったという方が見えましたが、でしたら「水の炎」と「砂漠の塩」も読んでみてはいかがでしょうか?

428 :名無しのオプ:2007/02/23(金) 10:13:39 ID:9SL2SS0l
水の炎と霧の会議は個人的にNGだな。

429 :名無しのオプ:2007/02/23(金) 16:49:38 ID:Ya71dZTg
>>358
亀レスですが、読了率9割強! まさに神!!
昭和40年代までの作品限定の俺も、
結構読んできたけど、それでも穴ボコボコ。
358さん、まだ何を読んでないのか教えて。
226資料?

430 :名無しのオプ:2007/02/23(金) 17:09:21 ID:GDQbhb2B
松本全集って今の相場幾らくらいですか?
ヤフオクで見るとばら売りしかなくて見当がつきません
文庫本をぼちぼち集めるのと全集を大人買いするのと
それほど金額的に変わらない気がするのですが・・・

431 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/23(金) 21:50:04 ID:ingMeJAx
>>426中にあるレスだが、「熱い絹」未読のまま書いているのか、あまりに外し過ぎている。
本作は外国文学ではないし(ミステリないしは清張作品の読者が全て外国文学を
読み慣れた愛読者だとでもいうのであろうか)、
元ネタとなった事件、その舞台共に日本人に馴染みがない上に、
>>418にもあるとおり、ある程度のボリュームもある点を問題としたのである。
従って、他にも長い小説はあるという反論は成立し得ない。
反論は、もっとポイントを突いて書いてこそ意味を持つかと思う。
俺は清張初学者時代に、「点と線」→「眼の壁」→新潮文庫の短篇集と読み進めた後に
「神と野獣の日」を読んでぶっ飛んだ記憶がある。
確かに、シミュレーション小説としては>>421が書いているような欠点もある作なのだが、
ヒーロー不在のまま社会パニックに陥ってゆく状況が、清張作品らしくクール、かつ、
スリリングに活写されている。
ラストのミサイルは夢にまで出て来たほど(w

432 :名無しのオプ:2007/02/23(金) 23:49:14 ID:PaNsLxrt
「神と野獣の日」はアメリカの核ミサイルが日本に向けて誤発射される話だったね。
自分もずっと前に読んだっきりなので、どうしてそういう事態になったのか、
そこをよく憶えていない。
確かに清張よりも小松左京あたりが書きそうなテーマの話だね。

433 :名無しのオプ:2007/02/24(土) 08:16:42 ID:uvb7N66Z
清張ってのは安っぽい謀略モノばっかで金儲けしてたインチキ野郎
「政府は悪」「アメリカは悪」という反体制イデオロギーを煽って戦後左翼の跳躍を助けたDQN
こんなやつの本を読んでるといいことはないぞ。

434 :名無しのオプ:2007/02/24(土) 09:53:16 ID:Df5szkIA
評価は人それぞれなのね…w

435 :名無しのオプ:2007/02/24(土) 10:04:56 ID:Pu7lqG4D
均一、単一の評価なんてありえないよ
「これが決定版」だなんて叫ぶほうがおかしいのよ

436 :名無しのオプ:2007/02/24(土) 11:58:20 ID:BGstYk2l
受勲されなかったのは、何か理由が?

437 :名無しのオプ:2007/02/24(土) 11:58:51 ID:BGstYk2l
授勲

438 :名無しのオプ:2007/02/24(土) 12:34:30 ID:nZrvzosQ
それは単なる相対主義であって、言うこと自体無意味。
清張読んでて、自分の価値観や評価基準を示せないでどうする?
もっとも、「これが決定版」と言えるものがないくらいの読書量ならそれも仕方ないけれどな。


439 :名無しのオプ:2007/02/24(土) 12:42:27 ID:Pu7lqG4D
決定版って言葉に反応した自選さんがきたー

440 :名無しのオプ:2007/02/24(土) 13:21:22 ID:DV2L39ym
日記なんかを読んでると、60年代初めには共産主義、全体主義の
欺瞞みたいなことに気が付いてたみたいね。
あの頃ラオス、ヴェトナム、カンボジアなんかにも
行ってるし。
中国の文化大革命についてもするどく突いてる。

441 :名無しのオプ:2007/02/24(土) 19:30:02 ID:OimnzFxr
はじめまして<(_ _)>


書斎魔人ってバカですか?

442 :名無しのオプ:2007/02/24(土) 21:11:58 ID:RODJS+pR
>>441
氏ね!!!!!!!!!!!!!!

443 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/24(土) 23:44:05 ID:0QzKbYrk
清張作品のアナーキーな雰囲気に抵抗を感じる者もいるだろうとは思うが、
さすがに>>433は釣りでしょ。
一般には、叙勲に関しては反体制の作家的に見られていたことが影響しているとは
言われている。

清張作品コレクトに際しては、出版社が異なると短篇集には重複する作品も多く、
数も膨大である文庫揃えよりも、核として全集を押えてしまう方が良いかもしれぬ。
ただし、「黄色い風土」のような全集未収録の長編も有り。

清張先生のSF読書歴は目にしたことはないが、
「神と野獣の日」や「砂の器」の殺人トリックを見ると、SF(的もの)に対する
興趣も感じさせるものがある。
清張先生の主たる興味が歴史(古代から現代戦後史まで広汎)ではなく、
もう少し自然科学方面に向かえば、もっとSF的作品を残したのではないかと思う。

444 :名無しのオプ:2007/02/25(日) 01:22:40 ID:eWLZ2+6o
『十万分の一の偶然』もある種SF的かもね。
犯人のトリック、犯人が復讐を受ける場面での視聴覚的イメージのサイケデリックさ、
といったあたりがね。

445 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/25(日) 11:45:12 ID:YWG+YrTq
>十万分の一の偶然
現実の高速道路の事故をヒントに書かれた刊行当時はタイムリーな作であり、
ベストセラーになったが、展開は清張長編らしい「おい、おい…」な点多し。
いっそのこと念力で大事故を誘発とかまでぶっ飛んでくれれば…無理か。

446 :名無しのオプ:2007/02/25(日) 11:52:08 ID:5oWBWE4N
反論できないと「釣り」かよ
何でもかんでもアメリカの謀略だの
闇の権力が人を消すだの
さもそれが社会の真実とでもいうような書き方
自民党にケチでもつけたいのか

447 :名無しのオプ:2007/02/25(日) 13:15:44 ID:eWLZ2+6o
>>446
反論も何も、文学者の評価なんて人それぞれなんだから、
清張をそう捉えたい人はそう思ってればいいだけの話。
一般論としては、作家というのは体制べったり政府の代弁者であるのは
あんまり好ましくなく、芸術家というのは権力とはある程度距離を置くべきじゃないかな。
旧ソ連・中国・北朝鮮並の全体主義国家ならともかく、ここは自由な日本だから、
体制批判したい作家はすればいいし、体制礼賛したい作家はすればいい、
読者は自分が気に入った作家を読めばいいだけの話。

448 :名無しのオプ:2007/02/25(日) 16:31:37 ID:5oWBWE4N
なるへそ。まあこれだけは言わせてくれ
政府やアメリカにたいする「謀略史観」での誹謗を繰り返し
ことさらに反体制な風潮を煽り日本社会を混乱させた清張は
戦後民主主義の生み出した害虫のようなもの。
このような作家の著作に夢中になるとつまらん反体制思想が無意識に浸透して後の人生後悔するぞ

449 :名無しのオプ:2007/02/25(日) 19:14:40 ID:wry7u8Ff
>>448
考えすぎw自分自身の将来でも心配しとれやw

450 :しもきた:2007/02/26(月) 00:52:39 ID:P4Jp9ytt
『熱い絹』とかもそうだけど、漏れは松本清張が何か大きなものを書こうとした結果、
何だか分からん物になったりして、結果読取れる人とわからんままに愉しむ人が人が居て、
結局人気がある、って思う。
僕は後者。でも楽しく読んでるよ『考える葉』とかもそんな感じ。
重く読む評論家が評価⇒軽く読む連中(僕ふくむ)が喜ぶ、そんなリンクがありがたくてありがたくて。
各作品絶版阻止望む!

451 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/26(月) 22:01:14 ID:c2MaoMT5
>何でもかんでもアメリカの謀略だの
「日本の黒い霧」を筆頭にした謀略史観ものに対してこの批判は繰り返し出てはいる。
>闇の権力が人を消すだの
>さもそれが社会の真実とでもいうような書き方
>自民党にケチでもつけたいのか
例えば、「迷走地図」(ベストセラー)刊行当時、本作の映画化時(まずまずのヒット)、
テレビ放送時等にいずれもこの声があった。
>政府やアメリカにたいする「謀略史観」での誹謗を繰り返し
>ことさらに反体制な風潮を煽り日本社会を混乱させた清張
ある意味で、清張先生を凄い作家と評価しているようだが、そもそも謀略史観は
清張先生の専売特許というわけではないし、
さすがの清張先生も読者に対してここまでの影響力を持ち得たとは思えない。
古代史関係のネタの方だが、九州出身でありながら清張先生は邪馬台国九州説には
拘泥せず、古文書の類を読み解いてあるべき可能性を探ることそのものを
楽しんでいたそうだ。
読者の方も、現代史ネタに関しても、あり得たかもしれぬスリラーとして
鑑賞しておけばOKなのではないかと思う。

452 :名無しのオプ:2007/02/27(火) 09:47:24 ID:hduQeaai
>>440
清張の対談集「文学と社会」ってのがあるが
この内容の清張の社会主義びいきは見てて痛いぞ
日共の自主独立路線は小さく報道してどうでもいいニュースを大げさに報道するマスコミはけしからんとか
代々木に反対する潮流を「ソ連や中国のいいなり」だのヒドスギ

453 :名無しのオプ:2007/02/27(火) 10:07:40 ID:zP4w4Qm0
>>452
だったら健全じゃん。
逆にソ連や中国を礼賛してたらおかしいよ。
清張の基本的立場は>>403だと思うよ。
戦前の清張はプロレタリア文学にも関心はあったが、
国民的大衆作家の菊池寛の愛読者でもあった。
そもそも清張は「右」ジャーナリズムの文芸春秋社のお抱えみたいな点もあったし、
「右」の人が読んだら激怒しそうな「昭和史発掘」「日本の黒い霧」がその文藝春秋社から
出てるという事実。

454 :名無しのオプ:2007/02/27(火) 10:26:56 ID:hduQeaai
>>453
何が健全なの?>>452は日共サイドからの批判であり庶民の立場ではない。
大体文藝春秋は「右」の論調は多いが左のものもある程度掲載する雑誌だし

455 :名無しのオプ:2007/02/27(火) 10:49:10 ID:zP4w4Qm0
>>454
不偏不党じゃないことが問題だというわけね。
それなら、清張のような経歴の人間が共産党贔屓になるのは仕方ないし、
何かの縁があったら創価学会に入会してたかもしれない。
作家のあいだにも政治熱っていうか、昭和30〜40年代はそういう状況だったんでしょう。
(三島由紀夫が憲法改正を訴えて自決したのも昭和45年)
清張も晩年は政治的なことはあんまり言わなくなったとようだし。

456 :名無しのオプ:2007/02/27(火) 10:56:13 ID:hduQeaai
>>455
政治熱はたしかに文化人全体にはびこっていたが特定党派に肩入れするのはあまりなかった。
大体清張は新左翼を無視して代々木に寄りすぎだし
宮本リンチのときも宮本を擁護していた
自民党が秘密党員だと言ってたが俺もそうだと睨んでる
「日本の黒い霧」で一番得したのはどこだ?日共だぞ。

457 :名無しのオプ:2007/02/27(火) 11:11:37 ID:zP4w4Qm0
同時期の大藪春彦読んでみると面白いよ。
完全に、保守政権・政治家・右翼・アメリカは悪で、徹底的にコケにされてるから。清張の比じゃない。
大藪はどっちかって言うと、暴力革命路線を捨てた日共よりも、新左翼寄りで、ソ連も悪、
ゲバラなんかのゲリラ革命家に共感を寄せていたみたい。
当時のサラリーマンとかの一般読者は、そういう体制をやっつける話を読んで溜飲を下げていた訳よ。
今はあんまりそういうことが無いのは、やはり戦争戦後体験の有無があるんだろうね。

458 :名無しのオプ:2007/02/27(火) 11:17:48 ID:hduQeaai
>>457
新左翼というのは党派も様々だし何というか情熱的で理想に燃えているから支持する作家は多かった
しかしソ連よりも中国よりも、セクト主義と独善・官僚主義にまみれた日共に肩入れする清張の態度には何かウラがあると思う


459 :名無しのオプ:2007/02/27(火) 15:45:25 ID:VLhhPN1o
秘密党員とか考え過ぎ
それこそ安手の謀略ものにしても芸が無さ過ぎる
清張流に考えるなら、政府の諜報機関から共産党内に送り込まれた二重スパイだった
とでもした方がまだマシ

460 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/27(火) 21:44:15 ID:PPMdS6Bd
松本清張と大藪春彦の読者は被らないが、読者を勝手に熱くさせる優れた語り部という点
では共通するものを感じる。
両人共に自己の政治観や思想を作品内に投影した部分はあり、これが読ませどころ、
かつ、作品を特色付ける結果とはなっているが、
これは彼らが構築するエンタメ世界の一部に過ぎない。
例えば、清張作品の核はミステリに限らず普通小説、ノンフィクション等も
常に「謎解き」というものが主眼が置かれているものが多数であり、
この部分を堪能出来れば良しとするべきであろう。

461 :名無しのオプ:2007/02/27(火) 23:32:41 ID:jSGjKGSv
落差の最後ら辺ってなんかやっつけ感がするんだが。

462 :名無しのオプ:2007/02/28(水) 11:58:34 ID:xscfhVmm
>>459
自民党は実際秘密党員と言ってたが
まあ明らかに違うが

ちなみに清張の取材・調査の協力に赤旗記者が多数協力してたのは事実
(特に「昭和史発掘」)

463 :名無しのオプ:2007/02/28(水) 12:37:28 ID:swU0CbTn
清張の資料収集能力は凄いよね。
226事件の裁判資料とか怪文書とかどこから掘り出してきたの?ってね。
確かに多くのリサーチャーを使ってたようだけど、神保町の某古書店が、
書籍資料の収集を一手に引き受けていたそうで、清張専属みたいになってた
店員がいたらしい。

464 :名無しのオプ:2007/02/28(水) 16:54:32 ID:7saEwFxe
書斎魔神ってヒマ人だね
「読書家」とかほざいてないで
働けよw

465 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/02/28(水) 21:17:19 ID:vURJLNny
松本清張の場合は司馬遼太郎ほどには執筆のための神保町での資料買占めの話は聞かない。
作品によってはかなりの収集量だったと思うのだが。

466 :名無しのオプ:2007/02/28(水) 22:50:00 ID:d/2jge7x
松本清張が資料集めを任せていたのは神保町の一誠堂書店という老舗の古書店で、
神保町古本屋ガイドみたいなムックには、たいていそのエピソードが書いてあるよ。


467 :名無しのオプ:2007/02/28(水) 23:06:26 ID:cCzdilvU
田舎に引っ越してしまって神保町に行く機会がなくなってしまった俺にはその店名がとてつもなく懐かしい

468 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/03/01(木) 21:16:52 ID:akSM3yrw
一誠堂書店は地下鉄神保町駅近く、漫画専門書店の高岡書店の近くだったかと思う。
清張御用達の書店としてテレビで紹介されたこともあった。
一般には聞かないが、古書店主の間ではシバリョウ逸話のような清張逸話も
あるのであろうか。

469 :名無しのオプ:2007/03/02(金) 00:49:09 ID:HQBPX+UH
一誠堂書店には毎日のように清張から本探しの電話が来て、清張係の店員は自店に無ければ、
他所の店からでも探し出して、清張に届けた。
ある時は清張はこれこれの本を持って来てくれと電話してきて、その本は以前お届けしましたが、
との返事に、書庫を探している暇が無いので重複承知だから持ってきてくれ、といった。
清張の蔵書整理もその店に任せ、必要なくなった資料を引き取ったが、清張を熟知した店員は、
引き取る資料のうち、清張が今後の仕事でまた使いそうだなと思った本は引き取らないでこっそりと残して置いた。

清張と一誠堂書店の間には以上のようなエピソードがある。



470 :名無しのオプ:2007/03/02(金) 09:38:30 ID:34jRQYye
>>448
共産党員にはやたら清張ファンが多いが
清張に影響されて党に入った人間はほとんどいない
清張に影響されて共産党を支持してる人間もあまりいないと思う。
世の中お前が考えているほど単純じゃない。

471 :名無しのオプ:2007/03/02(金) 11:23:03 ID:720fKEJI
清張のセクシーな唇に魅了されて党に入った人間は皆無だろう

472 :名無しのオプ:2007/03/02(金) 11:38:16 ID:+tKl8Eei
初期の竹中直人がよく真似ていたね 新東宝の映画では松木清張とか名乗っていた…

473 :名無しのオプ:2007/03/02(金) 14:15:51 ID:bVN/0Paw
正張は共産党員だった?

474 :名無しのオプ:2007/03/02(金) 14:38:18 ID:V/mclizk
清張さんは、若い女性よりも、ちょっと年増の女性の方が好きだったみたいだね。
ヒロインの年齢からもそれが分かるし、バーなどに行ってもそういうホステスを好んだらしい。

清張さんが着流しで歩いているような写真を見ると、初期の「真贋の森」という作品の主人公が
イメージされる。
官学で美学を専攻したものの教授に疎まれ、アカデミズムから追放され、古美術の鑑定や雑文書きで
しがない人生を過ごしてきた五十男。
清張さんの経歴とは違うんだけど、なんかこう容貌とかが清張さんに被るんだな。

475 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/03/02(金) 23:01:24 ID:1RxX6nW9
作品を見れば、資料を渉猟している様は推測出来るが、
清張先生の詳細な読書録が残っていないのが残念、
立花隆のような著書を残して欲しかった。
清張が何を読み、どう感じ、いかにあの松本清張となったかを読んでみたかった。
来日したエラリイ・クイーンと対談しているぐらいだから、
海外ミステリも好きだったのであろうが、この辺に関して記したものは
ほとんど無いのではないか。

清張先生の女性観に関しては、原型としての理想の女性像は「或る『小倉日記』伝」
の耕作の母親ではないかと宮田女史は語っている。
いわゆるマドンナ志向。

476 :名無しのオプ:2007/03/03(土) 21:58:51 ID:NLLxe/4r
へー

477 :名無しのオプ:2007/03/04(日) 22:17:38 ID:7rMyvN9l
あっそ

478 :名無しのオプ:2007/03/05(月) 22:56:26 ID:BaPjGqKm
わるいやつら、読んだけど。川越の死体って誰の死体だったの?

479 :名無しのオプ:2007/03/06(火) 06:49:48 ID:TsnZhwYI
そういうの頼むから訊くなよ

480 :名無しのオプ:2007/03/06(火) 07:59:22 ID:R5HAwLso
>>478
江戸川の浮浪者のババア

481 :名無しのオプ:2007/03/06(火) 13:01:43 ID:L9cV6osX
>>478 >>480

俺も今読了。そんな描写あったっけ?


482 :名無しのオプ:2007/03/06(火) 13:04:02 ID:/B3ek464
書斎魔神の口癖・1

「やもしれぬ。」

483 :名無しのオプ:2007/03/06(火) 20:55:24 ID:I73O1wtL
>>482
今さら
そういうのいらんから

484 :名無しのオプ:2007/03/07(水) 01:30:18 ID:yWvlZPAj
>>481

普通にあったよ。


485 :名無しのオプ:2007/03/07(水) 10:06:16 ID:85Se+q6H
清張の直木賞選評
http://homepage1.nifty.com/naokiaward/sengun/sengun45MS.htm

486 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/03/07(水) 21:37:13 ID:+qf8Kb1l
清張先生描くところの謀略史観を楽しんでいる俺だが、もく星号事件を謀略の範疇
に括るのは無理有り過ぎかと思う。

487 :名無しのオプ:2007/03/08(木) 01:26:49 ID:r9Jc9k9w
しかし478みたいな人もいるんだなあ・・・

488 :七資産1970:2007/03/08(木) 21:31:15 ID:MqCLs5Aj
PHP文庫から出ている「文蔵」
三月号 ? で
松本清張特集が組まれているみたい

読んでないから中身の程はわからないが

489 :名無しのオプ:2007/03/10(土) 16:26:39 ID:rGOa/O85
「十万分の一の偶然」
オモシローイ ドラマカ キヴォンヌ

490 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/03/10(土) 16:43:09 ID:qVBKgUKO
>「十万分の一の偶然」
前述したとおり、現実の事件をヒントにしたアイデアは面白い。
このスレでも繰り返し指摘されている清張長編にありがちな御都合主義を
気にかけずに、フィクションの世界と割り切って読めば楽しめるかと思う。

491 :名無しのオプ:2007/03/10(土) 20:52:36 ID:RCfTp1lU
事件が起きて、その謎を解決する、という推理小説の形式上、ご都合主義的になるのは仕方がない。
短編にするか、いっそ大長編にでもしない限りどうしてもそうならざるをえない。
そもそも小説というのは作り話の訳だから、必然的にご都合主義の要素を持っている。
清張はリアリズムだから、ご都合主義の部分が目立つだけで、
初めからリアリズムなどは無視している新本格などの方が、はるかにご都合主義の塊である。

492 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/03/11(日) 10:37:01 ID:jiQKmVCt
リアルな筆致ゆえ不自然さが目立つという点は同感だが、
清張先生は大長編(例えば「西海道談綺」)でも超御都合主義、
そもそも、多忙なせいもあったのか、なるべく自然な展開に見せようとする工夫さえなく、
(特に週刊誌等に連載された作にこの傾向が強いように思える)
ストーリー展開を優先したような長編が大部分である。

493 :七資産1970:2007/03/11(日) 10:45:39 ID:Wme8/QZX
>「十万分の一の偶然」

昔、火曜サスペンス劇場でドラマ化されていたな
あの手の2時間ドラマ
何作かはDVD化されているようだ

この作品はどうだったか知らないが

494 :名無しのオプ:2007/03/11(日) 16:24:53 ID:HjtAAAZk
>>452
>>日共の自主独立路線は小さく報道してどうでもいいニュースを大げさに報道するマスコミはけしからん
これは酷い。秘密党員と言われても仕方ナイ

495 :名無しのオプ:2007/03/11(日) 16:53:52 ID:BQQiNAMF
そう何回もしつこく強調しなくてもいいってば
清張が共産党にシンパシーを感じていただろうことは想像ついてるし
だから何?って話だし

西海道談綺のような話がどんどん転がっていく大長編じゃなく
行く先々で偶然が、というご都合主義を避けるためには
本筋とは直接関係ないようなエピソードも交えて偶然性を低く見せるということでしょう


496 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/03/11(日) 19:35:31 ID:D0t9ouU9
ミステリではないが、今日はトマス・ハーディを読んでいた。
この19世紀の作家の作品に対しては偶然性が多いとの批判が多かったそうだが、
このハーディ作品と比較しても、20世紀後半日本の作家である清張の長編には
凄まじいまでの偶然性に富んだものが多いのは、いかに大衆小説とはいえどうかと思う。
繰り返し書かれているが、やはり清張作品の小説は短編に尽きるという感がある。
初期の短編ミステリ、時代ものも悪くないが、
最初期の普通小説(「或る『小倉日記』伝」「父系の指」「菊枕」等々)、
無駄が無く引き締まった展開が心地良くさえある。
ただし、いかに芥川賞作家とはいえ、その後の流行作家清張の時代が無ければ、
これらの作品を現在読むことは困難となっていたかもしれないとは思うが。

497 :名無しのオプ:2007/03/11(日) 20:21:45 ID:1D8h+kMH
496 名前: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 投稿日: 2007/03/11(日) 19:35:31 ID:D0t9ouU9
ミステリではないが、今日はトマス・ハーディを読んでいた。

嘘つけアホw

498 :名無しのオプ:2007/03/11(日) 23:17:32 ID:DuQNHlm0
突然失礼します。
ちょっと教えて頂きたいことがあるのですが。

松本清張作で、1975年以前のもので舞子(漢字は定かでないのですが)
という名前の人が主人公の作品って分かりますか?

ご存知の方がいらっしゃいましたら、是非教えて下さい。


499 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 10:10:27 ID:L+NPx9VM
>>498
「マイルドセブンは唐突に」の星田舞子ですな。

500 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 18:22:05 ID:VaUerxNG
小林信彦が映画なら一本一本が批評の対象になるのに
小説は油の乗り切ってる頃の点と線と違って明らかに力が
落ちてるのに誰も批判しないとかいってた

501 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 22:07:49 ID:90XnXOdK
>>499
おお!すごい!
どうもありがとうございます。

ところで是非読んでみたいのですが、それは文庫本になってますか?
今でも購入することは出来るのでしょうか?

質問ばかりで申し訳ありません。

502 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 09:49:48 ID:UprF5TmR
>>500
いまでも変わんないけど 大御所を批判すると業界から干されるから…w

503 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 16:57:39 ID:o+6Rzy5L
映画界も大差ないじゃん
駄作を駄作と言い切ってしまうと 
試写会やイベントに呼んでもらえなくなる
無難なコメントでお茶を濁すのが普通の映画ライター


504 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/03/13(火) 21:37:03 ID:h5R+e2tt
「点と線」も有名な東京駅の目撃シーンに対する批判等が存するとはいえ、
この程度のボリューム(長めの中編と言ってもよいくらい)であれば、
御都合主義を気にする間もなく面白く読み終えることが出来る。
やはり、清張作品はフィクションに関しては、短くなるほど良ということか。
例えば、「けものみち」の民子と寛次のエピなどは、短編にも成り得るではなく、
短編でこそ書いて欲しかった物語。
女性は嫌悪感を持つのであろうが、身も心もぼろぼろでしっこくて嫌らしい寛次、
ここまでゆくとユーモラスでさえあり、なぜか憎み切れないキャラである。

505 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 22:27:02 ID:bMziYiLp
「神と野獣の日」読了。

古本屋で偶然入手。清張にしては珍しいSF作品。
俺なりの簡単な感想を書いてみる。

1.核ミサイルが着弾するまでの、一般大衆の絶望的な狂乱はリアルであり、大変よろしい。
  ただ、エンゲルスの文章の引用の仕方あたり、作為性を感じざるを得ない。
2.核ミサイルを誤射という設定であるが、そのような非現実的な設定は残念。
  東独やモスクワあたりから核ミサイルが発射された、という設定がいいと思うが、
  この作家にそれを期待するのは愚であろう。
  おまけに誤射した国を東側でなく、西側同盟国にしたのは気に食わない。
3.国家指導者やアメリカ大統領を揶揄するような喜劇的な描写は陰湿な嫌らしさがあり、
  この作家の反米・反体制という党派性を感じる。

結局解説にもあるようにこれは反核のプロパガンダ小説であり、脅迫小説である。
それに加え、清張お馴染みの反体制・反自民のプロパガンダ小説としての性格も露骨にあらわれている。

506 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 06:05:02 ID:8R5F87aU
>>505
核ミサイル誤射した国をソ連・中国といった東側の国に設定すると、
誤射が誤射ではすまなくなり、本物の攻撃ということになり、
日米安保条約が発動して、アメリカは相手の国に報復の核攻撃をしなくてはならず、
第三次世界大戦勃発・全面核戦争・人類滅亡という事態にまで到ってしまう。
だから、清張がこの作品で試みた「思考実験」は成り立たず、全く別の物語になってしまう。
全面核戦争という「思考実験」もありうるけれど、あまりに重いテーマで、
さすがの清張も手に余るようなものではなかろうか。

507 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 10:13:06 ID:svp/mjND
>>506
てゆーか清張は反米だからな。「像の白い脚」もCIAの謀略だし
「日本の黒い霧」の推理は明らかに反米の先入観で結論を先に設けている。
そのくせKGBはネタにしないご都合主義者。

508 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 10:57:06 ID:bLFMN4Vi
まぁ、日本国内に限れば「悪い事」をしていたのは圧倒的にアメリカで
KGBその他東側工作機関はたいした事はしてないのも事実でしょ
せいぜい小規模の機密漏洩事件・産業スパイ・レポ船(北海道)くらいで
あとは、北朝鮮の拉致事件もあるけど、特筆するほどの大事件とまではいえない
日本はようするに戦後から現代までアメリカに植民地支配されてるようなもんだからね
清張みたいな反権威の人は自ずと反米的になっちゃうんだよ
最初に、日本国内に限ればって書いたけど現代の世界でもアメリカは「悪」ととらえられてるよね
中国やロシアの人権問題もあるけど、アメリカは他国にまで出張って「悪さ」をするからたまらない

509 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/03/19(月) 21:45:05 ID:zlRagYVa
「神と野獣の日」の内容を見ると、清張作品の刊行が多い新潮社や文春といった保守系
の出版社が、さすがに手を出さなかったのはわかる気もする。
他国にまで出張って「悪さ」をするのは、歴史を見れば、メリケンに限らず
ソ連のハンガリー、チェコ等旧東欧圏への介入、シナのモンゴル、チベットへの侵攻等、
大国に付きものとも言える行動パターンではあるが、日本においてはメリケンの影響力が
形を変えながらも戦後から延々と継続している事実は否定出来ないものがあるとは思う。
ただし、年代的にも清張先生にメリケンに反発する心情はあったとしても、
フィクション、ノンフィクションを問わず一連の謀略ものは、
「エンタメとしてのスタイル」という気がしないでもない。
果して、清張先生が自身が呈示した謀略史観にどの程度固執していたかは疑問、
あくまで「あり得たかもしれぬ物語」ということなのではないか。
ゆえに、俺は前述したとおり、清張謀略史観はスリラー的に愛読しているのである。

510 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 00:04:00 ID:QjNnnyEJ
どうせならチリクーデターもネタにしてほしかったよ。
五木の「戒厳令の夜」は詰まらん。

511 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/03/21(水) 17:55:05 ID:q8sjnr8m
自分は五木寛之の「戒厳令の夜」や深田祐介の「革命商人」をそれぞれに面白く読んだ
クチだが、もし清張先生がアジェンデ政権崩壊を書いたとしたら、これらの作とは異なり
典型的なドキュメントノベルとなったのではないか。
十八番のアメリカの陰謀(w

512 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 18:07:29 ID:ECELG/Ws
『空の城』を読んだ。
経済サスペンスとでも言うのだろうか。
自分は経済学・経営学に明るくないので、読むのにかなり難儀した。
その方面の知識があればもっと楽しめたかもしれない。
今さらながら、清張の守備範囲が広いことには驚くね。

513 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 22:31:19 ID:QjNnnyEJ
>>511
でもあのクーデターは実際にCIAが仕掛けたクーデターだから面白かっただろうな。

ちなみに手塚治虫の陰謀モノは清張の影響ありまくりっぽい
「時計仕掛けのリンゴ」「像と蟻」「奇子」「アドルフに告ぐ」etc

514 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 08:07:47 ID:RPGh7Fvo
「時計仕掛けのリンゴ」は未完のSFものだし、
「アドルフに告ぐ」は清張があんまりネタにしない外国モノだし、
「奇子」はまあ戦後の陰謀もので清張っぽいかもしれないけど、
メインテーマの旧家のドロドロ、主人公が土蔵に幽閉されるあたりは、横溝、乱歩あたりに近いか。
「像と蟻」は読んでないから分からない。
手塚作品なら古代史ネタの「三つ目が通る」あたりも清張の影響か?

515 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 10:12:59 ID:Xl3tBglf
「奇子」は「カラマーゾフの兄弟」を下敷きにしてるんじゃない?

516 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 12:31:56 ID:7kwySzp9
>>514
未完のSFというのは『ガラスの城の記録』と勘違いしていないか?
「時計仕掛けのりんご」は短編だよ。
クーデターを企てて失敗する話だし、
あれを陰謀ものと呼ぶにはちょっと違う気もする。
「像と蟻」というタイトルの作品は聞いたことはないが、
多分『アリと巨人』のことじゃないか。
あれも社会派要素はあるが、当初の考えははファンタジー路線だったから、
清張とは違うだろう。
『奇子』で出てくる下山事件を取り扱った部分は、
清張の『日本の黒い霧』が頭にあったと思う。


517 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 19:03:20 ID:+3drdxUv
>>514
>>「アドルフに告ぐ」は清張があんまりネタにしない外国モノだし

つ「熱い絹」「象の白い蟻」「白と黒の革命」「北の詩人」なんかはどうよ。

518 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 19:20:57 ID:RPGh7Fvo
>>516
そういえばそうだね。
そのクーデーターの話、読んだような気もする。
「アリと巨人」
これも、ちょっと検索したら、そのストーリー読んだような記憶がある。
清張スレで手塚治虫の話もなんだけど、「アリと巨人」は親友同士が新聞記者と殺人犯となって対決だけど、
似たような話で、学校教師とヤクザ(表向きアメリカ人バイヤー)となって対決、もあった記憶がある。
何だっけ?

>>517
そういえばそうだね。
「球形の荒野」なんかが近いかもね。

519 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/03/22(木) 21:11:08 ID:NCyidKvx
松本清張、手塚治虫といった60年〜70年代のマエストロと言うてよいクリエイターが
反米・反体制的な風なのは、やはり時代性であろうか。
現代の村上春樹なんかは完全にアメリカ大好き少年の成人化だけどね。

520 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 20:40:45 ID:mVetQUQM
角川文庫「火の鳥」の関川夏生の解説より抜粋

 第三はいわゆる「劇画」的作風の系列で、これは一九六〇年代なかばの『奇子』あたりに
端を発し、晩年に近い時期の『アドルフに告ぐ』まで脈々と続く。おおまかに言って松本清張
あたりが濫觴となった「謀略史観」ものと呼ぶこともある。手塚治虫の時代潮流への鋭敏さ、
あるいは時代潮流への過剰反応ぶりを示しているこれらの作品群は、怨恨という動機のみが
執拗な本家よりもはるかに清涼な読後感を与えるにしろ、結局は「社会派」の枠内にとどまって
いて手塚世界全体から眺めた場合、やや魅力に乏しいといわざるを得ない。

 個人的には、関川の文章はなんかイヤミを感じてもともと好きじゃないが、この文章は露骨に
主観・感情がこもっているように思う。

521 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 12:27:33 ID:vkLfxisf
>>520
関川夏央なんて小物の遠吠えは無視すればよろし

522 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 21:53:25 ID:/vBuCC8G
小物と言うより清張に比べたらハナクソレベル

523 :名無しのオプ:2007/03/25(日) 21:56:19 ID:15uJ/K+B
NHKで清張ドラマやってくんねーかな


524 :名無しのオプ:2007/03/26(月) 21:48:12 ID:1Grb8cAi
「捜査圏外の条件」
コレイイネ。なんか哀しいね。

525 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/03/26(月) 22:41:38 ID:TVrFZtWW
「捜査圏外の条件」は、初期清張短編ミステリの冴えを感じさせる作。
アイデアと意外にリアリティを感じさせるオチがいい。


526 :名無しのオプ:2007/03/26(月) 23:06:37 ID:1Grb8cAi
能登半島地震め、おまえなんか死ね!!

<能登半島地震>小説「ゼロの焦点」舞台の断崖崩落
3月26日21時14分配信 毎日新聞

 能登半島地震で、国定公園の景勝地「能登金剛」内のヤセの断崖が崩落していたことが26日、分かった。
住民から役場に通報があり、職員が確認した。ヤセの断崖は松本清張の推理小説「ゼロの焦点」の舞台にもなった景勝地。
年間約12万人が訪れる。地震で高さ約35メートル、幅約10メートルにわたって崩れ落ちた。

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070326-00000121-mai-soci

527 :名無しのオプ:2007/03/27(火) 00:16:59 ID:tDjZHdz+
>>526

実際に人が死んでる地震なんだからさ、そういう言い方やめろよ。
まあ確かに死んだのは52歳のオバハンだからさ、くさったマンコだし
年金とか医療費とかに使われる税金も節約されるのは事実だしさ、
1人って少なくね?つまんねーのとか思うけどさ、でもさ、
もしも故人を知る人とかがこのスレを見たときのことをさ、もっと考えろよ。
そんなこともわからないなら石川県行って余震で死んだ方がいいよ。

528 :名無しのオプ:2007/03/27(火) 14:44:42 ID:xW3QqCXa
>526
写真見る限り、大事なところ(先端?)は大丈夫らしいよ。

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070327-00000003-maip-soci&kz=soci

529 :名無しのオプ:2007/03/27(火) 23:23:49 ID:4uvE9qmq
角川文庫で、テーマに沿った編集ものが出てますね。
思わず新刊かと思っちゃいました。


530 :名無しのオプ:2007/03/29(木) 10:42:48 ID:kv3OYwlR
>>528
せっかく良いこと言ってるのに、下品すぎ

531 :名無しのオプ:2007/03/29(木) 13:50:18 ID:xgfLRBmk
>>493
関根恵子のやつだら。あれ小説の途中で終わらせてるし面白くなかったに

>>499
嘘こくでにゃーずら

>>524
「上海帰りのリル」だにゃ

>>529
騙されて買ってしまった俺に幸あれ

>>526>>528
ヤセの断崖って小説「ゼロの焦点」の舞台じゃねえら。
映画「ゼロの焦点」の舞台だら。

532 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/03/29(木) 22:48:11 ID:YeuSwr2N
上海帰りのリルと書くとネタばれ…ではないな。
むしろこれがどう事件に絡んで来るか、未読者は乞御期待といったところか。

533 :名無しのオプ:2007/03/29(木) 23:28:26 ID:RFPrKga6
>>531
おみゃーは、沼津人だら?

534 :名無しのオプ:2007/03/29(木) 23:59:57 ID:xgfLRBmk
>>533
違うに

535 :名無しのオプ:2007/03/30(金) 18:43:06 ID:LXNE7DQo
>>531を読むと「天城越え」を連想してしまう。

536 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/03/30(金) 23:16:09 ID:Aa+L10mp
原作の「天城越え」は清張作品らしい暗い叙情性が魅力なのだが、
映画版は田中裕子の失禁シーンまであったりして
ちょっとリアルで泥臭い演出なのが残念。
ラストシーンも時代の変遷を象徴するということなのだろうが、
最早、そこは淡々とした清張ワールドではないという気がする。

537 :名無しのオプ:2007/04/01(日) 04:02:36 ID:7D/luO2D
『渡された場面』を読んだ。
…う〜ん、なんかいろいろ都合が良すぎ、というのが感想。
最近清張にハマってきたけど、まだ長編しか読んでいないので、
明日本屋で短編を購入してきたいと思います!

538 :名無しのオプ:2007/04/01(日) 08:46:21 ID:dS7hGnmh
>>537
個人的には短編集は角川文庫「潜在光景」
新潮文庫の「張込み」「黒字の絵」「駅路」「共犯者」がおすすめ

539 :名無しのオプ:2007/04/01(日) 17:24:37 ID:K7sxHUjK
初めまして。父の部屋から拝借していた「砂の器」を今日読み終えました。
次もまた長編を読みたいのですが、父の部屋には
「強き蟻」「十万分の一の偶然」「黒い樹海」「黒い画集」「小説帝銀事件」「眼の壁」「虚線の下絵」
があります。
この中で皆さんが「面白い」とか「これは読むべき」とか思ったものをお勧めして頂けると有難いです。
宜しくお願いします。

540 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/04/01(日) 17:31:26 ID:r06MkVvW
>>537
繰り返しになるが、新潮文庫の傑作短編集(6冊)を読了するのが無難。
是非、ミステリに限定せずに読んで欲しい。
実は俺も当初は清張短編はミステリばかりチョイスして読んでいたのだが、
後には初期の普通小説や時代小説の面白さに魅了されたひとりである。

541 :タブレット:2007/04/01(日) 20:46:33 ID:OaSnRypz
『そういうのをペンコジキって言うのよ、ほら下がって下がって』

『あたしまだ若いのよ〜

『おばあさんになってしまうう〜』

542 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/04/01(日) 21:30:08 ID:82UdiZ8H
>>539
幸いというか、清張作品中でもバラェティに富んだものが並んでいる。
一推しは「黒い画集」。
清張ミステリの魅力はこの中・短編集に凝縮されていると言うても過言ではない。


543 :539:2007/04/02(月) 20:38:19 ID:cqk03nFq
>>542
ありがとうございます。
気が変わって短編読みたくなったので、「黒い画集」を昨日から読み始めてみました!

544 :名無しのオプ:2007/04/04(水) 22:45:51 ID:QzaSZewl
釣れましたね。

545 :名無しのオプ:2007/04/05(木) 14:21:40 ID:6vhyfV03
題名が思い出せません。
地震があった日、不倫してた為にその場所におらず
その地震があったことがわからなかった…
というような話です。
何かとごっちゃになってるかもしれないです。


546 :名無しのオプ:2007/04/05(木) 18:12:14 ID:NOHVyai2
いいたくてもそれにこたえるとネタバレではないかw

547 :名無しのオプ:2007/04/06(金) 08:11:03 ID:mPjdbr8U
>>545
「青の断層」だな。

548 :名無しのオプ:2007/04/07(土) 16:22:50 ID:B5JWac7w
>>547
ありがとうございました。

549 :名無しのオプ:2007/04/09(月) 01:19:12 ID:+mKchKVK
「ガラスの城」のヒロインは
結局不細工だったんでしたっけ?

自分のことを第三者が書いたみたいな
手記形式の小説だったような…??

550 :名無しのオプ:2007/04/09(月) 03:52:07 ID:57xRE6SP
>>549
あれは清張には珍しい叙述ものだね。

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