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ここだけ殺人事件2 〜孤島への招待状〜

1 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 02:31:52 ID:XetpdZgY
>>1-100 集合
>>101 第一の犠牲者
>>102-300 動揺
>>301 第二の犠牲者
>>302-400 混乱
>>401 第三の犠牲者
>>402-600 告白
>>601 第四の犠牲者(未遂)
>>602-850 推理、真相
>>851-900 そして――

2 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 03:25:37 ID:/CfINN8k
2げっとなら石原慎太郎が突然死

3 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 07:28:50 ID:aLOVKZe9
>>1
前スレ
 こ こ だ け 殺 人 事 件 
http://book4.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1170131553/

4 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 07:44:44 ID:Bdd3VXoq
>>1 乙です


春も近づく3月のある日、僕の元に一通の手紙が届いた

5 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 09:56:09 ID:F/COo02n
深いブルーの封筒
「ん…?ダイレクトメールじゃなさそうだな。」


6 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 11:27:53 ID:Lckj0YPb
あの事件から僕は銀田一さんの探偵事務所で働いている。
事務所といっても学生向けのワンルームマンション程の広さしかなく乱雑な部屋で仕事の依頼も滅多に無い。
銀田一さんは相変わらずマイペースだし、経営が成り立っているのか僕が心配するほどだがこの部屋で飲むコーヒーが凄く美味しい。
ソファーの上の荷物をずらし、座るスペースを確保して手紙を読み始めた。

7 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 11:50:17 ID:H8LSV3M3
銀「少年、そこのソファーの上に置いてある浮気調査の資料をとって・・・・

ん、なんだいその紙キレは?」

8 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 12:59:45 ID:Mzhtdoit
田中「銀さん、少年はやめて下さいよ。」 僕は探偵に言った。

9 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 13:07:27 ID:X3ALgWXB
銀「おうおう田の字、銀さんって呼ぶのはやめねえか。それじゃあっしが江戸町人みてぇじゃねえか」
僕「田の字もやめてもらえませんか。そんなことよりこの手紙を見てください」
銀「おう、いったい何が書いてあるってんでぇ?」


10 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 13:47:18 ID:mH3nz+DP
田中「差出人は・・・”せきはら・しんたろう”って・・・この前、急死した元国会議員じゃないですか。銀さん、知り合いなんですか?」

11 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 16:22:35 ID:qZt42zBQ
銀田一氏へ

伊豆諸島に私が所有している島がある。
そこでちょっとしたパーティーを開く予定だが、君も参加してくれないだろうか。
私の推理小説好きは知っているだろう。
ちょっとしたサプライズを用意している。
探偵役として、君が必要なのだ。
また、助手を一人連れてきてくれ。


文面はワープロで書かれていて、筆跡から個人を特定できるものではなかった。

12 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 18:07:12 ID:JEtpYYZc
そして僕と探偵は、故人への敬意も含めそのパーティに参加すべく、
ここ
Y●港に来ている。
周りには男女が談話をしている。
なんか僕と銀は浮いた感じがする。

13 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 18:30:51 ID:V+8l1kiB
だがよく見てみると女は全員ニューハーフだった。

14 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 19:28:16 ID:RcgzsYCr
もしかしてちょっとしたサプライズってこれのことか?
僕は女装をするべきなのか激しく悩んだ。

15 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 19:28:44 ID:xsFgKU9S
すると、背広を着た30代前半の男が走ってきた。

「銀田一様、田中様、そちらの一行様ではありません。
船を用意していますので、こちらへ…
あっ、申し遅れました。私は今回みなさまのお世話を担当させていただく刈谷直祐(かりやなおすけ)と申します。どうぞよろしく」

16 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 20:45:12 ID:BbL2WGZs
刈谷と名乗ったその男は、身の丈2メートルはあろうかという巨漢だった。
しかも、背広と言ってもサラリーマンが着るようなものではない。
ピッチリとしたダークスーツに黒いネクタイ。まるでその姿は――
「まさかこんな時代に執事なんてものにお目にかかれるとはね…」
銀田一がボソリと呟いた。

17 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 21:13:29 ID:qZt42zBQ
僕たちは刈谷とともに船に乗り込んだ。
豪華客船ではないが、そこそこ立派な船である。

18 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 21:13:38 ID:exyIGUrX
僕らは刈谷の先導で小型船に乗り込んだ。

すでに船内には僕たち以外の「招待客」が二人乗船していた。
刈谷の話によると
恰幅の良い中年男性が美術商の「阪田 万吉」であり、
水商売風の女性が銀座のクラブのママ「白鳥 麗子」だそうだ。

―――――そして船は港を出た――――――

19 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 21:39:01 ID:X3ALgWXB
春の穏やかな海を僕らの乗った船はゆっくりと進んでいく。
僕と銀さんはデッキの上にいた。
僕「どんなパーティーなんですかねえ」
銀「さあな、しかしこの銀田一を呼ぶくらいだ、かなり趣向を凝らしたものに違いない…ぐふふふ」
銀さんは少し冷たい海風に髪をなびかせながら、ニヤニヤして呟いた。
このエロおやじめ。

20 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 21:40:22 ID:XetpdZgY
その会話から5分もしないうちに銀田一の顔は真っ青になった
「船酔いですか? それならそうと出発前に言ってくれないと…」
という僕の言葉に、銀田一は蚊の鳴くような声で
「たのむ…引き返してくれ…」と訴えた

21 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 21:57:10 ID:Mzhtdoit
「ガハハ、大の男がそんなんじゃーあきませんなー!」 阪田が近づいて来た。やはり関西人か・・。

22 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 21:58:12 ID:9Lo7/c8v
「船酔いですか」
恰幅の良い中年男性──美術商の阪田万吉が、声をかけてきた。褒められたり、同情されるとつけあがるタイプの
銀田一は必要以上に弱々しい声になり
「そ、そうなんですぅ……」
「船酔いの薬がありますよ、どうぞ」
阪田は「トメ〜ル」なる酔い止めの薬を銀田一に差し出した

23 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 22:03:29 ID:V+8l1kiB
その時、ちょうど刈谷さんが通り掛かった。
「どうしたんですか?」刈谷は言った。
僕「銀田一さんが船酔いで引返してほしいって言うんですよ。」
すると刈谷は「もう遅いですよ、どうしてもって言うならあれをお使いください」と言い浮輪を指差した。

24 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 22:31:55 ID:8eXH5dLP
僕「そんな浮き輪がもったいないですよ。
  銀田一さん泳ぎ得意ですからこのまま海へ放り出しましょう。」
銀田一「なんだとぉ田の字めぇ・・・ううう・・・」
冗談を言ってみたが
銀田一の顔はますます青くなり本当に苦しそうだ
僕「あっ僕水をとってきますね」
銀田一を近くのベンチに横にさせて
僕はトメ〜ルを飲むための水を船内に取りに行った。

25 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 23:05:02 ID:JEtpYYZc
帰ってくると白鳥麗子が銀田一に話しかけていた、英語で。
「are you ok?」
銀「yea, thanks. Can't you speak Japanese?」
「話せますよ」
銀「それはよかった!日本語が話せないのかと思いました!」
ママ「ええ、私英語の話せない人は犬とみなしているの」
銀「そうですか、ただ僕は今非常に気分が悪い、どうか私の気分を癒してください」

僕のことをそっちのけで仲良くなっていた。

26 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 23:06:09 ID:Bdd3VXoq
僕は出来心で、水道水ではなく海水をグラスに汲み、銀田一に手渡した

27 :名無しのオプ:2007/03/12(月) 23:11:16 ID:xpUpFj/m
銀田一が飲むのを横目で眺めいると、再度刈谷が反対方向からやってきたので、
僕は-----今後の都合を考えて-----さりげなく尋ねてみた。
僕「刈谷さん、パーティーに参加する人間って、全部で何名なんですか?」


28 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 00:00:10 ID:fky2OFz7
刈谷「そうですね。パーティーと言っても懇親会の様なものですので、ごく限られた方をご招待させて頂いています。
銀田一様と田中様。そして阪田様に白鳥様。先に島に向かわれた方は3名いらっしゃいます。
後でもう一度船を港に戻して一人いらっしゃるので、お客様は全部で8名ですね」

29 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 00:42:38 ID:Lg3sy2Ud
銀田一は薬が効いたのか先程の酔いはどこ吹く風で
白鳥と楽しそうに喋っている。
白鳥は水商売の女らしく上は豊満な胸を見せ付ける様な
胸元の大きく開いた服で下はお尻の割れ目も認識できてしまえるような
ミニのタイトスカートを履いていた。
僕はこういう派手な人は好みではないが脚を組みかえる仕草の中で
太腿の間から覗かせる下着を盗み見するのは嫌いではなかった。

30 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 00:50:20 ID:k3/gYA0Z
白鳥は僕の方をちら、と見、銀田一に尋ねた。
「あの、嫌らしい目付きの青年は何ですの?」
「ああ、私の探偵事務所の助手でしてね。まぁ、まあまあ役に立ちますが…。田中君、こっちへ来たまえ」
…美女の前で銀はいつにもまして偉そうだ。
いやらしい目付きでみてた事もどうやらバレてるらしい。僕はあくまでも白鳥の太股にしか興味ないぞ。

31 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 00:50:47 ID:Dpt5pHEo
「そういえば刈谷さん、島の名前はなんて言うですか?
まさか獄門島や悪霊島とか言うんじゃないでしょうね、ハハハ」

冗談で付け足した僕の言葉に、刈谷の顔が一瞬曇った

32 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 02:57:54 ID:dRTIz6Kb
刈谷「・・・・・・・・そんな事より、そろそろ港に入りますので船を降りる用意をしてください。

港にはもう1人の使用人、四月一日を待たせて居ますので島についたら四月一日の指示に従ってください

では、私はこれで・・・・」

スタコラサッサ

刈谷は田中から離れていった・・・・


銀田一「お〜い!少年、島が見えて来たぞ!」

33 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 06:57:37 ID:yrmPbWXV
港につくと小柄でセムシ男の様な老人が待っていた。老人「刈谷さま。この方々がお客様で?ケケケ」

34 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 08:16:49 ID:7dGMqEmx
刈谷「皆さん、この人は関原新太郎(セキハラシンタロウ)氏の別荘の管理をしている守屋さんです」
セムシ男→守屋「皆さまの世話を仰せつかってる守屋です、さあ別荘へご案内します」
というと、驚くべき速さで歩いていく、僕が全力で走って追いつけるかどうか・・・
田中「ちょ、ちょっとまって下さい」
守屋「おや?ゆっくり歩いていたつもりだったんですが、早かったですか?
    しかしそんなゆっくりでは日が暮れてしまいますよ、ケケケ」
刈谷「守屋さんは競歩の日本記録保持者だった事が有るんですよ」
そんなプチ情報は要らない

35 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 12:23:47 ID:bNtlWJHE
僕は思った
今回はなんかシンプルな名前が多いなぁ〜

そんなことはどうでもいい
守屋が競歩の選手だと言うことを知り銀田一が
「なんと!すると貴方は守屋ジョバーンさん?」
ジョバーンは言った
「如何にも!」
「私貴方の大ファンなんですよぉ」銀田一が競歩に興味があるとは初耳だ

36 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 13:32:57 ID:Dpt5pHEo
「ところで刈谷さんが言ってた四月一日ってかたは? 守屋さんが四月一日さん?」
という僕の質問に
「……あんたもいちおう探偵の助手らしいじゃないか。だったらこの謎も解いてみな。ケケケ」
と守屋は不敵な笑みとともに返した。

37 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 13:43:13 ID:dRTIz6Kb
>>34
>>32で僕の用意した使用人、四月一日はスルーですか(´・ω・`)ショボーン

今回は平凡な名前で統一するってことで?



銀田一「おっ!屋敷が見えてきたぞ。」

38 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 14:03:02 ID:Dpt5pHEo
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39 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 14:54:47 ID:y8lHU8JU
看板

『この屋敷は1977年に中村青司の甥の設計のもと建造された、海響館(かいきょうかん)である。
なお、屋敷の名前は、この島に伝わる人魚伝説にちなんでつけられた。
いまも人魚の泣き声が海のそこから聞こえてくるとも言われている…』

田中「人魚伝説って、何なんでしょうかねぇ、銀田一所長?」

40 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 15:29:05 ID:t7eDuHni
銀「なんだそんなことも知らないのか、じゃ教えてやる」
僕「長くなりますか」
銀「ああちと長いから夜にでもゆっくり語って聞かせてやるよ」
僕「てか本当は知らないんじゃ」
銀「げ、そ、そんなことはないぞ!ちゃんと知ってるよ!」
僕「解りました」
銀田一は粘い汗をかいていた。

41 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 15:51:54 ID:Lg3sy2Ud
刈谷に聞いてみようと思ったが後から来るもう一人の
招待客を迎えに船で引き返していった後だった。
守屋も僕たちを館の入り口まで案内すると
館内は四月一日が案内すると言い残し
奇怪な走り方で港へ戻っていった。
「いきなり走らされて汗をかいてしまいました」
白鳥は文句を言いながら首もとの汗をハンカチで拭っている。
その一滴が拭払を逃れ白い渓谷の奥へ消えていったのを
僕は見逃さない。ああ見逃さないさ。

42 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 16:23:41 ID:553csQwH
そんな股間で猛り狂うイチモチを持て余していると、か細い女の声と野太い男の声が聞こえてきた。

「困ります。桐生様」

「いいじゃねえか。どうせパーティーが終わったら、この屋敷は俺ら北辰会のものになるんだからよ」

43 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 16:34:43 ID:daAod11N
「何だ何だ」
銀田一が二人の間に割り込んだ。
「何だお前は。今日の客か」
「ああそうだ。僕の名前は滝沢秀明だ」
一瞬、その場が凍りついた。野太い声の男──桐生なる名前らしい──は白けたように、
「あ、ああ、そうなのか・・・俺は北辰会の桐生だ」
「ホクシンカイ? 知らないな。それより彼女が嫌がっているじゃないか。乱暴はよせ」
桐生は鼻を鳴らして立ち去った。使用人らしい女は銀田一に頭を下げ、
「ありがとうございました」
「いや、当然のことをしたまでで・・・(ウヘヘ、いい女だなぁ)。私は滝沢ひ」
「銀田一様ですね。お待ち申し上げておりました。私、皆様のお世話をさせて頂きます、関原の秘書のワタヌキと申します」
謎が解けた。ワタヌキ、つまり四月一日。僕は偶然、「四月一日」と書いて「わたぬき」と読む奇妙な姓があることを知っていた

44 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 19:47:43 ID:bNtlWJHE
(名前がシンプルすぎる)
関原はすでに死んでいるのに、自らを”関原の秘書の四月一日です”と現在進行形で
名乗っていることからこの女性が如何に関原を慕っていたかが伺える

45 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 20:29:18 ID:y8lHU8JU
「まぁ、私のことは『綿貫』と表記していただいて結構です。自分自身、正式な場以外では、そう記載していますし。」

それでは、それに従おうではないか。

「私、綿貫加穂留(わたぬきかおる)と申します。」

…おいおい、下の名前も読みにくいじゃないか……

銀田一「いやぁ、しっかしのどが渇いたなぁ…」

46 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 20:50:45 ID:553csQwH
ククッさっきの海水が効いてるか、とほくそ笑んだところで二代目大阪オヤジこと阪田が話しかけてきた。

「あんちゃん、気をつけなあかんよ、あの桐生っちゅう男にゃ。あの探偵さんは気づいとらんみたいだが、ヤツは新興の広域指定暴力団のナンバー2、若頭や。わしの顧客も痛い目に逐うとる」

綿貫「皆さん、中へどうぞ」

47 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 21:01:46 ID:3mp3ynrB
中に入ると普通のロビーがある。僕は受付は銀田一にまかせてロビーのソファに腰かけた。
すると大阪の親父が向かいに座り話しかけてきた。
「あんたその年で探偵の助手しとるそうやな!
結構しっかりしとるなぁ〜、どや?うちで働かんか?うちは完全実力主義やねん!」

48 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 21:15:32 ID:bNtlWJHE
僕は関西弁で答えた。
「ほんまかいな!正直探偵事務所の給料少のーてしょーがないねん!」
すると大阪のおやじは
「じゃぁこのパーティが終わったら内にこいよ!」
「いえ、冗談です」
「なんやと」
親父はものすごい形相になり怒りの鉄拳を一発僕にぶちかました。
「な、何をするんですか?痛いでしょ」
銀田一「このケースでは明らかに君の方が悪いよ」
僕「銀さんまでぇ」


49 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 21:40:00 ID:kAgPE8Fm
男「静かにしてくれないか!!」

僕たちの話し声が気に障ったらしい・・・。
ロビーで先にくつろいでいた青年が注意してきた。

阪田「なんや、御手洗さん。おったんかいな。気づけへんかったヮ」

この神経質そうな青年は御手洗という名前らしい。
阪田との会話から察するにどうやら関原家お抱えの医者であるらしく、
時々この島に訪れては故関原氏の孫娘の病気を診察しているらしい・・・。

50 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 21:45:35 ID:yrmPbWXV
(誰か現時点での登場キャラまとめてくれ〜)

51 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 22:05:58 ID:dRTIz6Kb
銀田一

田中

世話係の刈谷

管理人の守谷

大阪弁の男阪田

暴力団?の桐生

医者の御手洗

クラブのママの白鳥

秘書をしている?していた?綿貫

遅れて到着予定の客

今のところこんな感じっすか?

52 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 22:10:12 ID:fKSEFLQA
「本当にそうですよね、御手洗さん」
と、横にいる太った男が言った。鋭い目付きだ。

阪田は僕に囁いた。
「医者の御手洗さんの隣におるのは、山本圭一ちゅうとったかな。
最近東京からきたんや。なんか問題をおこしたらしくてのぉ。
この島では野菜の訪問販売をしてるんや」
ふむ。見たことある感じがするぞ・・・・






53 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 22:14:54 ID:yrmPbWXV
(〉〉51 サンクス!じゃ招待客は最後に来る人で全員集合か・・。)

54 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 22:19:28 ID:3mp3ynrB
「そや、気を付けるんやで!山本はんに野球の話はタブーなんや」阪田は僕の耳元でそういった。

55 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 22:29:07 ID:LkcV5Clw
「ケッ、よそものがデカイ顔しやがって」
東京から来たらしい山本は野菜の入った籠を肩に担ぎ、なぜか、手に
バットを持って屋敷から出て行った。
なぜバット?

御手洗「山本のやつ、あずみちゃんに会えなくてご機嫌斜めだな」
そして皮肉な微笑みをみせた。






56 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 22:40:57 ID:kAgPE8Fm
やりとりを聞いていた白鳥が高笑いをする。

白鳥「御手洗さん、アンタだって故関原さんの令嬢あずみさんに
   相手にされてないじゃないのサ。知ってんのョ。アンタが
   お抱え医者の立場を利用してあずみさんに言い寄ってんのは
   サ。」

御手洗は顔を歪ませて白鳥を睨み付ける。
御手洗「な、なんだと!アンタだって故関原氏のただの妾じゃないか!!
    どうせ、故関原氏の遺産目当てなんだろ!!」

57 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 22:52:56 ID:NtVMqJkQ
そのとき、テーブルの上に置いてあったラジオから注意報が流れた。

「…………伊豆諸島付近に低気圧が接近しています。
地域の方は十分注意してください………。」

58 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 22:56:53 ID:t7eDuHni
僕「銀さん、何やら不穏な空気が流れてますね」
銀「そうだな」
銀田一は眉間に深い皺を刻みながら頷いた。
僕「ところで刈谷さんはどこへ行ったんでしょう」
銀「ああ、最後のひとりってお客さんを迎えに船へ行ったんだろう」
僕はさっきのやくざ者のセリフが引っ掛かっていた。


59 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 23:00:23 ID:Lg3sy2Ud
ヤクザ、遺産相続、分け有りの野菜売り、いきなりの低気圧
旅行だと思って銀田一さんについて来たが
僕はもうすっかり帰りたくなっていた。

白鳥と御手洗はしばらくの間睨み合っていたが
白鳥は急にソファーから立ち上がり
綿貫にシャワーを浴びたいことを伝えると
綿貫に連れられロビーから出て行った。


60 :名無しのオプ:2007/03/13(火) 23:03:34 ID:bNtlWJHE
御手洗「低気圧か・・・台風にならなければ良いが。」

するとドアが凄い勢いで開いた
どうやら刈谷率いるほかのメンバーが帰ってきたらしい。
刈谷の後ろには4人の男女が立っている。
それぞれ物凄い陽気な表情であたりを見回している。
「ここがせっきーの館ぁ?」こう言ったのは60代前後のババアである。
「皆様、お待たせいたしました。これで招待客が全員そろいました。直、天候
が宜しくない様で、せっかくのパーティが台なしに綯ってしまいまして心のそこから
遺憾の意を示します」と使用人が言った。


61 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 00:11:43 ID:rAppAAqM
「刈谷さんが船で言ってた客数より増えてませんか…」
と思わずもらしていた僕に
ババアの背後にいた一際身長の高い人物がいきなり僕のほうに握手を求めながら
近づいてきた。普通の日本語だったので近づいてくるまで気づかなかったが
どうやら外国人男性のようだ。
「エレフテリオス・エウクレイデスと申します。みんなにはユークリッドと呼ばれてます

62 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 00:24:49 ID:YIY7YNab
いつの間にか背後に立っていた守屋が言う。

「貴様等は船に戻っておればよい!だいたいたかが船長、船員の分際で主の屋敷に入り込むとは言語道断。刈谷!こやつら三人を船に叩き込んでこい!」

それから声色を変えて
「失礼しました。礼儀をわきまえないヤツらで」

63 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 00:48:45 ID:MdPLdDjd
(そろそろ登場人物をまとめて、夕食→事件といきたいところだな)

64 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 00:49:20 ID:j7IoMNAB
刈谷は屋敷に着た早々守屋に言われたので
やれやれといった感じで承諾して
船員の外人とババアともう一人の男性を
港まで送り返した。

---その後聞いた話でその3人の船員はすぐ本土へ帰ったそうだ。

そして最後に到着した招待客というのがなんと・・・

65 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 00:58:57 ID:zdL+lR4S
「こんばんは笑福亭鶴光です。オ〜ルナイトニ〜ッポ〜ン、で、アンタの乳輪の色はどんな色?」
笑福亭鶴光のモノマネをしながら現れたのは、ひょっとこのような珍妙な顔をした小男。
「アタシは六車六郎、関原さんの顧問弁護士をしておりましてねェ、本日は遺言状をお持ちしたんですワ」
この男が弁護士? 笑福亭鶴光のモノマネをする男が? 僕らの疑問をよそに六車弁護士はソファに小柄な体格のわりに
デカい尻を埋め、
「おい、コーシー!」
と野太い声を張り上げる。守屋が「ミルクの代わりにタバスコを入れてやる」と独り言を言いながら、キッチンへ消えた。

66 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 07:53:54 ID:8aHAbWDz
田中「ねぇ銀さん関原(せきはら)ってだれです?石原(せきはら)じゃないんですか?」
銀田一「何を言っているんだ、セキハラさんはセキハラさんだろう。」

67 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 11:58:38 ID:BMY6avUM
人魚姫(正体不明)は、事の流れを静かに感じていた。

天候が崩れたのは理想的だ。これでターゲットに逃げられることはない。

そう、あの「人魚伝説」になぞらえて、憎きターゲットを葬るのだ。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

田中「ところで刈谷さん。
来る途中で人魚伝説がどうのという看板をみたのですが、
人魚伝説とは、一体何なのですか?」

68 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 12:15:03 ID:YIY7YNab
「それについては俺が教えてやる」

そう言って部屋に入ってきたのはヤクザの桐生。

「こう見えても大学で民俗学を学んだんだ」


69 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 14:44:01 ID:j7IoMNAB
「人魚伝説というのは人魚自体に」まつわる話ではなくて
 食せば不老不死になると言われる人魚の肝の話なんだ」
「はは不老不死ですか、これはまた」
銀田一は興味なさそうに言った
「その昔人魚の肝を食べた男がいた
 その男は伝説通りに不老不死になった。しかし」
銀田一はあくびをしながら股間を掻き毟っている
「不老不死を維持するためには生きた人間の肝を
 食べ続けなければならなかったんだ」

70 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 14:56:11 ID:zdL+lR4S
「せやせや、それでその男はな、女をさらって、一発ヤッた後に殺して、その肝を食ったんや」
横から割り込んできたのは、笑福亭鶴光のモノマネをする小男──弁護士の六車六郎。
「お前、話に入ってくるなよ」
「ヤクザ風情が何を言う。この弁護士バッジが目に入らぬか」
「ははーっ」
思わず奉行所で裁きを受ける罪人のように、頭を下げてしまう銀田一。
「えーい、頭が高い! 頭が高い!」
「お代官様、どうか死罪だけはお許しをぉぉ」
突然遠山の金さんゴッコを始める銀田一と六車をよそに、桐生は本当の人魚伝説を語り始めた。

71 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 15:58:51 ID:rAppAAqM
「男は苦悩した。そして発狂し、島中の人間を喰ったのさ…。
島中の人間を喰いつくした男が我に返ると、自分の姿がいつのまにか全身を
鱗に覆われた化物になっていることに気がつき、ショックで海に身を投げた――
そして海の底で泣いた、泣き続けた… まぁ大雑把に話すとそんなとこだな」
桐生はそこで話しを切りタバコに火をつけた。
「マーメードではなくマーマンの話しだったというわけですか」
僕がそんな感想を述べていると、綿貫が現れた。

「あずみ御嬢様が、食事の時間も兼ねてみなさんに御挨拶したいとのことです。
食堂へお集まりいただけませんでしょうか」

72 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 17:59:34 ID:zLCoFIQI
食堂で、僕は桐生の隣に座った。
「人魚伝説、なかなか興味深い話でした。」
「そうだろう、そうだろう」
「あくまでも人魚というマージナルな存在であって、稀人譚じゃないってことは、
タブーやカニバリズムなんかの観点から分析できるはずなんでしょうが、
それが直接共同体の崩壊にまで至るというのは、何と言うか相当に
変容してしまっている感じですよね」

桐生はキョトンとしている。
それらしいキーワードを散りばめただけのこんな薄っぺらい意見に対して、
こんな反応しか示せない、ってことは…どうやら大学で民俗学を学んだ、
というのは全くの嘘のようだ。

僕は言葉を続けた。
「まるで……そう、誰かが創作したような物語というか…」
「そ、そうなのか?」

ふん、どうやら桐生は誰かにこの伝説を吹き込まれたようだ。
単なる悪戯か、それとも何かの意図があってのことなのか…
それが可能なのは話に割り込んできた六車?いや、それとも六車も
誰かにそれを聞いただけなのか。どうも引っかかる。




73 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 18:44:07 ID:zdL+lR4S
そんな僕の考えを余所に、何故か意気投合したらしい銀田一と六車六郎は遠山の金さんごっこを終え、
食堂の隅で水戸黄門ごっこに興じていた。六車が風車の弥七、銀田一がうっかり八兵衛、
そして何故か四月一日(綿貫)秘書もお銀役で参加している。
しかも、何故かうっかり八兵衛の入浴シーンをお銀が覗き、弥七に水をかけられる、というムチャクチャな設定。
見ているうちに、いつの間にか守屋と刈谷も悪代官と越後屋役で参加させられていた。
僕は溜め息をつきながら、関原あずみを観察した。

74 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 19:03:24 ID:zdL+lR4S
主要登場人物の表を、ミステリー風に作ってみた。

【主要登場人物】
関原 俊太郎(せきはら・しゅんたろう) ……… 元国会議員。海響館の主。故人。
関原 あずみ(せきはら・あずみ)    ……… その娘。
四月一日 加穂留(わたぬき・かおる)  ……… 関原俊太郎の秘書。
阪田 万吉(さかた・まんきち)     ……… 美術商。関原が生前出入りしていた古美術店の店主。
白鳥 麗子(しらとり・れいこ)     ……… 銀座のクラブのママ。関原の愛人(?)
六車 六郎(むぐるま・ろくろう)    ……… 関原の顧問弁護士。笑福亭鶴光のファンで、時代劇マニア。
桐生 力(きりう・りき)        ……… 関原の支持基盤だった広域暴力団「北辰会」の若頭。
御手洗 虚子(みたらい・きょし)    ……… 関原家お抱えの医者。あずみの主治医。
刈谷 直祐(かりや・なおすけ)     ……… 海響館の執事。
守屋 ジョバーン(もりや・じょばーん) ……… 海響館の管理人。
山本 圭一(やまもと・けいいち)    ……… 野菜売り。
銀田一 コースケ(ぎんだいち・こーすけ)……… 私立探偵。
田中 田(たなか・でん)        ……… その助手。

結構多いな〜w さて、誰が殺されるのかな?

75 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 19:31:26 ID:Bw0jxHlU
しかしさっき使用人は『招待客は全部で8人』と言っていた。
弁護士や医師はもちろん招待客とは言えない。
さっき刈谷が港へ向かえに行った人達は?
この質問を刈谷に投げかけてみた。
「自分のボートで来ると仰っておりました。」
どうやらあと一人、関原の親友が来るらしい。どうやらその人の名前は浅沼稲次郎と言うらしい。
関原が死んだ事でかなりショックを受け、暫く寝込んでいたらしい。
そして今回、関原の長年の夢であったこのパーティに来るらしい。
「いつくるんですか?」と聞いてみた。
「はぁ、もう来ても遅くない頃だと思います」


76 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 20:14:45 ID:BMY6avUM
あと、僕の名前は田中勇馬だ。

銀田一「そうだ、タナカユウマだ!」

…所長は酔っているのだろうか?

77 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 20:19:11 ID:QF4IGAVm
白鳥「田中さん説明いたしますわ。石原(セキハラ)というのは父方の姓です。
    息子さん、あずみさんのお兄さん夫婦を落石事故で亡くされてから、
    縁起が悪いということで母方の姓の関原(セキハラ)を使っているんです」
田中「ご両親の名字が同じ発音とは珍しいですね」
銀田一「その事故なら知ってます。僕の友人が少し調査に関わっていました。
     なんでも不審な点が多々あると……」
白鳥「関原さんも生前は周りの人に、あれは事故じゃない他殺だって言っておられました」

78 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 20:46:46 ID:Bw0jxHlU
事故の詳細はQF4IGAVmがしてくれるらしい。


79 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 20:55:50 ID:rAppAAqM
「その事故の時、あの御手洗さんも近くにおったたらしいなあ」
僕の向い側に座っていた阪田が割りこんだ。
なんだかこの館に流れる不穏な空気のせいかせっかくの食事があまり美味しく
感じられなかった――

――振る舞われたフルコースがデザートにさしかかったころ
「おい、弁護士さんよ。パーティなんてどうせ口実だろ。いいかげんメインイベントの
遺言状の公開といこうぜ」
桐生の唐突な言葉に阪田、白鳥、御手洗、山本の眼が光ったかのような
そんな緊張感が走るのを僕は感じた。

80 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 21:14:46 ID:7AtIp8h0
銀田一「ぐあぁぁぁぁ!」

急に銀田一が叫んで倒れた

田中「銀さんどうしたんですか!?
まさか、デザートに毒が?」

ムクッ!!

銀田一「冗談だよw
何マジになってんだよ田の字w
今のマジな顔面白ぇw
あひゃひゃひ(ry
 _,,_  パーン
(‘д‘)
 ⊂彡☆))Д´)グェ

81 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 21:27:21 ID:MdF5Mhi6
銀「この冷たい視線がたまらんな!癖になるよ。」
僕「前、事件が起きたときもしましたよね・・・。不吉なので止めてください。」

82 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 22:07:57 ID:6b2lBvP+
六車(弁護士)はコホンと咳払いをして皆に話し始めた。

六車「遺言状を読み上げます。"私の全財産は孫娘あずみに半分、残りの半分は
   あずみに決定権を委ねる” 以上です・・・・。」

驚愕する一同。そして自然とあずみに視線が集まる。
あずみは車椅子の上で不安そうな表情をしている。

――――そう、あずみは歩けないのだ―――――   

83 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 22:08:42 ID:YIY7YNab
ウフフと今まで無表情だったあずみお嬢さまが微笑んだ。

してやったりと言った顔の銀。
そこへ外人を船にぶち込み終えた刈谷が最後の客人を伴って現れた。

黒いロングコート、帽子、靴、手袋と全身黒ずくめだ。

桐生「全員揃ったみてえだしな、やれよ」

84 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 22:14:32 ID:gH4JeDGk
あずみが即答しないため一同は解散し、明日まであずみの決定を待つこととした(一同は解散した)

85 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 22:19:35 ID:YIY7YNab
(リロードになった。>>82>>83は逆の順で。スマソ)

86 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 22:22:52 ID:Bw0jxHlU
先ほどの黒ずくめの男が僕に話しかけてきた。
「君かね!私の娘に乱暴を仕出かした芸人って言うのは!」
どうやら彼が浅沼稲次郎らしい。
「いえ、違います。芸人じゃありませんよ、僕は」
「え?でも警察は短足の芸人と言ってたが・・・」
ではさっきの山本のことであろう。恥ずかしい事に短足と言えば僕と彼しかいない。


87 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 22:26:45 ID:69ZkD3/w
 一方、当の山本の一日は忙しかった。
 野菜の訪問販売に介護施設でのボランティア、その合間には少年野球のコーチも
している。しかし、心の中は空虚だった。
 山本は意を決して電話をかけた。
「もしもし、私、山本でございます。萩本監督はいらっしゃいますか」
「おいおい、迷惑だから電話すんなよ」 ガチャッ!と電話は切られた。
・・・・もう、やるしかない・・・・

88 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 22:29:48 ID:5bdP2jIg
 夜の闇の中、ゴムボートが岸についた。
 ユークリッドは素早く降りるとボートを土に埋めて「ミッションスタート」
とつぶやいた。ギリシャ語ではなくラングレー訛りの英語であった。
 この伊豆諸島の小さな島は米軍の世界戦略において最重要拠点なのだ。
 ミッションに邪魔な人間は実力で排除しなければならない、とつぶやいて
ユークリッドは森の中に消えた。


89 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 22:36:24 ID:PPoCXJcY
 六車(弁護士)は僕に聞いてきた。
「あずみの乳輪の色はどんな色やろかのぉ? もう注射はすませたんかのぉ?
今時の子は早いからのぉ。注射ずみかもしれんのぉ。デヘヘヘヘ」

オンとオフの切り替えの抜群な弁護士だ。

90 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 22:46:21 ID:Bw0jxHlU
そして僕等は床についた
時は深夜の2時。僕はなぜか眠れなかった。
なぜ関原はこのようなパーティを計画したのか?
なぜジョバーンはババァ達をあんな剣幕で追い返したのか?
山本と言う男は過去に強姦をした経験があるのか?関原との接点は?
白鳥のパンツの色は何色か?初体験はいつか?好きな体位は?
おっと、下半身が爆発している。
僕は思わずウへへへへと笑った、そして隣を見ると、物凄く軽蔑をした目線で銀田一が此方を見ていた。
そういえば会い部屋だった・・・・

91 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 22:51:33 ID:ak4D8E57
 まずい、白鳥のパンツじゃなくて、マジメな事を考えよう。
 とりあえず、今日一日の事を思い出し、遺言状の件を考えてみた。
 変わった遺言状だ。血縁者であるあずみさんに全額ゆずればいいのに。
 これでは、あずみさんの周りに金の亡者どもを集める事になってしまう。
 僕はあずみさんのガングロメイク、オレンジ色の髪の毛を思い出し、なにか
不気味なことが起きるような気がしてならなかった。

92 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 23:02:21 ID:7AtIp8h0
それにしても銀さんと六車さんは絶妙なコンビだな

六車を殺さなければ僕の降板もあり得る

これは非常にマズいぞ
と少年は思った

93 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 23:17:39 ID:Bw0jxHlU
僕は銀さんに尋ねた
「銀田一さん、僕はどうもしっくり来ないんです」
「如何に?」
「壱・何故ジョバーンが老婆、外人、もう一人の男が明らかに船員じゃないのをわかっているのに
追い返したのか?弐・浅沼稲次郎は何故ここに娘強姦の犯人がここにいることを知っているのか?
参・何故此処には変態が多いのか?」
「其れ等の質問には堪える必要が零だ。論理の欠片もない、あと7だ!」

94 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 23:25:56 ID:C4TFk+QA
銀さんの飲んでいる酒に睡眠薬を盛り、眠ったのを確認してから
僕は白鳥を夜這いに行くため部屋を後にした

95 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 23:40:51 ID:j7IoMNAB
昼間から常に僕は白鳥を視姦していた。
中学のときから培った僕の視姦のテクは
達人の域に達していると思う。
今までこの行為を対象に悟られたことはなかった。
しかし昼間の船での彼女は僕の視線に見事に気付いていた。

そんな彼女の鋭さに僕は惹かれたのだ。
そしてあの身体・・・
グフフフフ

96 :名無しのオプ:2007/03/14(水) 23:54:09 ID:YIY7YNab
しかし先客がいたようだ。
だが喘ぎ声ではなく、何やらひそひそ話しのようだ。

すかさず耳と扉をキッスさせる田中UMA。

97 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 00:17:10 ID:0uLhgLaP
まず女の声が聞こえてきた

「まさかあんたがここにいるとは思わなかったわ…。
もちろんアノ事は隠したままなんでしょ?」

98 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 00:47:13 ID:ZZgmEAY9
「そんなこと話せるわけ無いだろ。第一、オレの性癖が他人に知れたら、お前だって
ただじゃすまねぇ。お前も変態さんの仲間入りだ」

99 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 01:52:15 ID:hAyCA/zq
ついにターゲットを捕捉した。
ユークリッドはライフルの引き金にかけた指をしぼる。
ターゲットは頭から血を流して倒れた。

100 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 01:56:36 ID:fuKth8LR
田中(何だか胸騒ぎがする・・・・
この感じは前の事件の時も感じたそれににている・・・・

まさか今回も何かおきるのか?!)

101 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 02:00:46 ID:2k6zs5Ye
部屋の中の問答も気になる。変態とは?
僕はエロで頭の中はいっぱいだが変態ではない。
どちらかといえば六車タイプだ。
銀はホモとの噂もあるし、変態だらけじゃないか。

と、そのとき銃弾が僕の頬をかすめて部屋の中に撃ち込まれた。

102 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 04:18:08 ID:JIPbjgoi
僕は真っ白になってその場にへたり込んでしまった
間髪をおかず刈谷が驚くべき速さで駆けつけて、もとい歩いてきた
彼は僕に一瞥をくれると含み笑いをし「大丈夫ですか」と嫌みな口調で言った
他のメンツもわらわらと、最後に事件をかぎつけた銀がふらふらと夢遊病者のようにやってきた
そこには頭を打ち抜かれたあずみお嬢さんの遺体だけ、他には誰もいなかった
田中「?もう一人居たはずなのに・・・」
六車「・・・田中君、何故あずみくんを殺したんだ?」
扉には銃の穴、扉の先には死んだお嬢、扉の前には僕、状況は僕を犯人と指している!?
ま、まずい
刈谷「いえ、それはおかしいですなあ・・・、ねぇ探偵さん?」
銀「そう、彼は犯人ではありませんよ、自分で撃った銃撃に驚いて失禁する人はまず居ません」
・・・僕は自分の股間を見てみる
・・・死のうorz

103 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 07:10:42 ID:LkfVPs+f
僕は集団から素早く離れる守谷を見た。目が「ケケケ」と笑っているように見えたのは気のせいか。

104 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 07:44:58 ID:7nfB0wy1
他のメンツが六車に詰め寄っていた。

山本「ちくしょう、どうしてこんなことに……」
阪田「お、おい、お嬢様が殺されたってことは……遺産はどうなるんだ?」
御手洗「そ、そうだ六車くん。この場合、遺産はいったいどうなるんだね」
白鳥「あんた顧問弁護士でしょ、なんとかしなさいよ」
六車「ちょっと、落ち着いてください」

105 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 09:56:58 ID:IJWzQGut
銀田一「あぁ、こんな時検死ができる人間がいればなぁ…」
僕「勅使河原さんは、ゆりちゃんを預かって貰ってるんですよね。」
銀田一「そうだ、今は白水晶婦人と軽井沢の別荘にいるはずだ。」

(ゆり「詳しくは【ここだけ殺人事件】スレを見てね☆」)

「あの、検死なら自分が…」

思いがけない人物が声を上げ、僕と銀田一所長は振り向いた。

106 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 10:03:16 ID:QVLvR/MS
そこには、ヒョウタンツギが立っていた。





なんてことはあるはずもなく

107 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 10:45:17 ID:1YxKJJIE
山本がいた。

108 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 10:51:46 ID:5jJZ/juY
綿貫「検死なら任せておくんなまし」

109 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 11:14:04 ID:6DJnRjp7
「じゃあ、綿貫さんに検死をおねが……」
「山本おおお!」
突然、浅沼稲次郎が山本圭一に掴みかかった。山本はもの凄い力で締め上げられ、青ざめる。
「お、落ち着いて……ぎゃっ」
割って入った銀田一が吹っ飛ばされた。そう、彼もどちらかと言えば運動音痴なのである。
その間に浅沼は山本を殴り、山本は尻餅をついた。
「な……殴ったね、加藤にも殴られたことないのに!」
「ガンダムでんな」
六車が何故か得心して頷く。銀田一が仲裁するのかと思いきや、
「えっ、六車弁護士もガンダムマニア!?」
と叫び、そこから二人でガンダム談義を始めた。僕はそれをよそに、
「じゃあ、綿貫さん、検死をお願いします」
「分かりました」

110 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 12:11:15 ID:KePHLJeK
「ちょっとまて!! なにゆえに医者である俺を無視する」
と御手洗が強行に主張したため、結局、検死は御手洗と綿貫にまかせることになり、
他は廊下で待つことになった。
僕は何気ない調子を装って白鳥に質問してみた。
「この部屋って白鳥さんの部屋じゃなかったんですか?」

111 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 12:37:36 ID:1YxKJJIE
僕「それと今付き合ってる人とかいます?」

112 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 13:04:55 ID:6DJnRjp7
「あずみさんに部屋を代わってくれって頼まれたのよ。こんな言い方は悪いけど、代わってもらって正解だったわ」
白鳥はそう言い、左手を僕に突き出した。左手の薬指には、大粒のエメラルドの指輪。
「ごめんね、坊や」
次の瞬間、左手が僕の鼻筋を直撃した。僕はふらふらと床に倒れる。白鳥の声が降ってきた。
「こんな所で女口説いてんじゃねーよ、このタコカスが」
やはり、旦那はその筋の人なのだろうか……もしや僕も殺されるのか?
「し、死ぬ前に一つだけ教えてくれ。白鳥さんのパンツの色は……」
頭に、ハイヒールのかかとが食い込んだ。
「せ、せめてTバックかそうでないかだけでも……」
股間を蹴られ、僕は意識を失った。

113 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 13:59:37 ID:KePHLJeK
六車「銀田一君。ええ青年をこうてるようやね」
銀田一「ええ」
 六車「あの坊(ボン)、わしに譲ってくれへんか?」
銀田一「六車さん……。早い者勝ちですよ。彼にはゆくゆく銀田一探偵事務所多摩地区を任せようと思っています」
 六車「略して銀多摩か……。あんたさえよければわしのガンプラコレクション一式あげてもいいんだが」
銀田一「……考えておきます」

114 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 14:30:18 ID:TnzZ6TC0
なんて会話が上から聞こえてきて、僕の意識は浮上した。

「くぉら、銀の字!なに勝手なこと抜かしてやがる!」
慣れない巻き舌まで使ってみた。

桐生「おっあんちゃん、結構威勢がいいじゃねえか。なんなら俺の下で働いてみるか?上手くすりゃうん百万だ、下手すりゃ指じゃすまねえがな」

田中(しまった!今回は本職の人がいる!)

115 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 15:22:58 ID:fuKth8LR
田中「おいwちょっと待てよw
検死なんかしてる場合じゃねぇだろ
銃で撃たれてんだ即死で決定だろw

そんな事より銀さん犯人を追いかけましょう!
まだその辺にいるかもしれない。」

116 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 15:50:51 ID:6DJnRjp7
「今更遅いだろう」
銀田一はそもそも真面目に捜査する気すらないらしい。
「それより警察を呼んで調べてもらおう。それにさ」
銀田一はここで声を落とし、
「犯人はたぶん、この中の誰かだろうし」

117 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 15:55:39 ID:5jJZ/juY
         ナ ゝ   ナ ゝ  /    十_"    ー;=‐         |! |!   
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・   
                                             
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 ヽ:::::::::::::::::::.  \/     ノ        ヽ::::::::  \/    ヽ     \/  ::::::::::::::::::.ノ


118 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 16:30:52 ID:KePHLJeK
そう銀田一は言うとふふんと笑って廊下の窓を指さした。
「銃弾はこの窓より入って、君の頬を掠めて部屋に撃ち込まれただろう。ほら窓ガラスに穴があいてる」
ひょうひょうと空いた穴より風が引き込まれている。(参照>>101)
「つまり弾道はこういう感じで線を引いて……」
銀田一は回りの目も憚らず、指を窓ガラスから部屋のドアまで移動させる
「ここに撃ち込まれた。君、なんで中腰になってたの?」
僕はぎくっとした。まさか盗聴してましたなんたていえない。苦しい笑顔で誤魔化していると
「まあ、いいや。そうするとたぶん射撃手はおそらくあの丘のあたりから撃ったのかな」
銀田一の目線を追うと、闇に沈んで黒々とみえる丘が遠目に確認できる。
「どういうことですか?銀さん」
「うん。いやたとえどんな有能なスナイパーでもドア越しに標的を射抜けるのかなぁって」
「でもたしかにあずみさんは頭を……」
「いや、だから最初から彼女の死には不審なことがありありだからさ。君のそれを感じて
 検死を頼んだじゃないの?俺はそう思ってたけど……」
僕は二の句を継げなかった。

119 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 16:33:50 ID:6DJnRjp7
「ウッホ、ウッホ」
突然、霊長類のような唸り声が聞こえた。六車六郎が腹を叩きながら、何故かゴリラのモノマネをしていた。
「ここはモ●グ街かよッ!」
思わずツッコミを入れてしまう僕。ネタばらしをしてしまったことに気づき、顔を赤らめた。
「しかも、何でゴリラのモノマネなんだ!」
「子供の頃のあだ名が六車ゴリラだったんだ」
「知るか!」
いつの間にか、僕は六車とボケツッコミコントを演じてしまっていた。
「皆さん、とりあえず自分の部屋にお戻り下さい。話は警察が来てからにしましょう」
「でもこういう場合って、電話線があらかじめ切断されているモンですよね。ここは携帯電話も圏外だし」
「不吉なことを言うなよ、田の字」
そこへ、守屋ジョバーンがもの凄い速さで走って、いや歩いてきた。

120 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 16:57:59 ID:0uLhgLaP
「た、大変だー!!!屋敷の電話が料金滞納で止められた!!!!」

121 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 17:11:01 ID:6DJnRjp7
「関原先生は大の電話嫌いで、元々解約されるおつもりだったんです」
検死を終えた綿貫秘書が言った。
「電話嫌いって……このインターナショナルでグローバルな世の中で」
「銀さん、意味分かって言ってます?」
「うるへー」
「やいやい、探偵さんよ。犯人は誰なんだ」
桐生が結論を急ぐ。銀田一は笑い、
「そんなの、まだ分かりませんよ。綿貫さん、後で検死の結果を教えて下さい。それから皆さんは食堂へ。それに」
銀田一は意味ありげに間を置き、
「外界から隔絶された孤島では、凄惨な連続殺人が起こると相場が決まってます。恐らく第二、第三の殺人も」
「やめろ、縁起でもない」
「ですから、皆さんで食堂に集まって、迎えを待とうと言っているんです」

122 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 18:01:14 ID:F2h4XsP7
そして皆が食堂に移動する。殺人が怒ったばかりで皆が気が立っていた。桐生が机を叩く「一体犯人は誰なんだ。今の内に言ったほうが身のためだぜ。」
回りを睨みながら、さも自分は関係ないように言う。「まあ、落ち着いてください桐生さん。」と銀田一は言う。
「今言った所で犯人は自分から名乗り出る事はないでしょう。ところで綿貫さん、ほかに警察と連絡する手段はないんですか。」
「恐らくこれから海も荒れそう出し早めに連絡したいのですが…」

123 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 18:26:54 ID:aQre2DlM
ユークリッドが六甲山で狩りを楽しんでいる最中も孤島ではぴりぴりとした空気が流れていた。

「あ!そういえば関原さんのコンピューターはインターネットにつながっているはず!」
こう言ったのは御手洗だ。
「インターネット言うたらお前、いーめーるもできるやろ! 関原さんのコンピューターは何処にあんねん?」
銀田一がなんちゃって関西弁で聞いた。
「彼の部屋にあるはず!」と御手洗きょしが言ったそのとき。
あぼーん!!!!!!!
と音がした。
「げ!これは関原さんの部屋からじゃ!」とジョバーン

124 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 20:04:19 ID:+JASnv1m
全員で関原さんの部屋とくにコンピュータ目指し走り出す。
何のためにコンピュータをあぼーん!!!!!!!したのか???
でも僕はもしかしたらとこれを隠すためじゃなどと走りながら思い浮かべた…

これ↓
http://xxx-uploader.myphotos.cc/src/1172733949893.jpg
http://xxx-uploader.myphotos.cc/src/1173579543244.jpg

そんなことわけないか…


125 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 20:43:54 ID:Zv8DrGnt
(ネタはともかく画像持ってくるのは面白いかも)
 謎の声が聞こえた。 

あずみが殺された部屋の間取り図
ttp://www.westpac.com.au/images/ao_ingleside_room2.gif

126 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 21:51:06 ID:aQre2DlM
廊下を走っていると段々回りが煙たくなってきた。
ジョバーンが言った。
「やっぱり、関原さんとこの部屋燃え取る!」ジョバーンは凄い表情で
「だれか消火器もってこんかい!」と言った。何故関西弁なんだろう?

数十分後
火は消し止められた。炎の熱によって白鳥の体から出てきた汗は彼女をより色っぽくみせる。


127 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 22:20:32 ID:6DJnRjp7
「これで我々は完全に外界から隔離されたわけだ」
銀田一が言った。桐生はすっかり縮み上がり、その外見からは想像もつかないようなか細い声で、
「なぁ、俺はまだ死にたくない。この中に犯人がいるんだろ? 俺だけは殺さないでくれよ!」
「そんなことを言う奴に限って、犯人だったりするんだよな」
阪田万吉が言う。最早言い返す気力もないらしい桐生はそばにいた白鳥麗子にしがみつき、
「ま、まさか、アンタが犯人か? だったら俺だけは助けてくれ! なぁ、なぁ!」
犯人かどうかも分からないのに、早くも命乞いをしている。白鳥麗子は桐生の股間を蹴り上げた。
男の股間を蹴るのが好きな女らしい。ちなみに僕も体験済みである。
「ぐおおおお……やっぱりアンタだな、犯人は! くそぅ、ただでさえ小さいのに、ますます縮こまっちゃうよぉ」
意外に情けない男らしい。何も大きさまで公表しなくても……。
六車弁護士がパン、パンと柏手を打ち、
「さ、今度こそ食堂に集まりましょ。そんでもって、今後の対策を話し合うんや。夜が明けたら、船も出るかも知れへんで」

128 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 22:42:42 ID:aQre2DlM
成る程、関西弁は遷っていくのか!

129 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 22:49:23 ID:McRh3hiM
ユークリッドはあずみを倒した。

ユークリッドはレベルがあがった。
ちからがあがった。
すばやさがあがった。
「ザオラル」のまほうがつかえるようになった。

130 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 23:07:55 ID:t68KIHpp
(おいおい、一日たって来て見ると予測不可能な展開に・・・・
莫大な資産を持つ女性に群がる男性たちに連続する死、という横溝「女王蜂」
風のストーリかと思ったら, 肝心の遺産相続人が死ぬという展開に・・・・
お前らってやつは・・・・・一体、連続殺人まで持っていけるのか?)

食堂に集まり話し合いが始まった。
六車弁護士がテキパキと事務処理をおこなう。
「まず警察に通報せんといかんですな。そして現場の保存。
夜中に警察を呼びつけるんですから、各自の言い分が違ってるのもまずいので、
この場で各々のアリバイなどを教えていただきましょうか」

131 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 23:18:42 ID:RVLlVFCM

僕はチャンスだと思った。
六車弁護士から主導権を奪い、我々が名探偵と助手として一目置かれるチャンスだ!
「僕と『名探偵』銀田一先生は部屋で一緒にいました。絶対のアリバイがあります。
ですから六車さん、警察が来るまで、最近も難事件を解決した警察御用達の銀田一先生に
全てをまかせてはどうでしょうか」


132 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 23:28:50 ID:TnzZ6TC0
(おいおい、今回キャラが多いのに特定のヤツに活動が偏ってるよ。山本とか御手洗とか刈谷にも回してやれよw)

綿貫「異議あり、屋敷のことはあくまで私たち、関原の使用人が仕切らせていただきます」

133 :名無しのオプ:2007/03/15(木) 23:51:24 ID:5ilcgoi0
そのとき、さっきから黙っていた刈谷が口を開いた
刈谷「犯人は最初からあずみお嬢様を狙っていたのでしょうか?」
銀田一「その通りです、ここは元々は白鳥さんの部屋だ」
白鳥「そ、それでは……犯人に狙われていたのはわたくし……」

白鳥さんはそう口から搾り出すと、床にへたりこんだ。

銀田一「それに、犯人が財産目当てなら遺産の半分の決定権を持つあずみさんを殺すメリットはないはずだ」
御手洗「いえ、探偵さん1人だけ思い当たる人物がいます。
     もし、自分があずみさんに嫌われていて絶対に指名されないと思った人物がいたら……」

全員が一斉に山本を凝視した。

134 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 00:08:11 ID:fuKth8LR
(ユークリッドて誰だよw
そんな登場人物いねぇだろうがw)

山本「ちょっと待てよ
俺を疑ってんのか?」

135 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 00:49:26 ID:vdSei791
――その時、ユークリッドは焦っていた

「たしか私は関原あずみを狙って引き金を引いた… しかし… 関原あずみは
私の弾が届く前に… まさか!? 館内にいる協力者のアイツがあずみを…
いや、アイツが私の計画を邪魔する理由はないはずだ…
まぁいい、ターゲットはまだ3人いる―――

136 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 01:15:26 ID:+oChgzxl
ここでユークリッドのことを神の視点から紹介しよう。

彼は中国系アメリカ人の暗殺者である。幼少期を孤児院で過ごし、14の時にマフィアに出入りしている商人に引き取られた。
組織での抗争専用のプロの戦闘員として養育され、最終的に香港シンジゲート『三合会』に雇われる。
以降組織の為に活動し、30の時に独立を許される、度々古巣の依頼をこなしながら、現在にいたる。
殺人術はA級だが、特に中距離からの狙撃を得意とする。

今回は屋敷の中のある人物からの依頼を受け4名を殺害予定。

137 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 01:49:59 ID:akuDt6tC
ユークリッドの紹介を続けよう。
この小島にはアジア地域を覆う米軍の諜報アンテナ&システムが存在しており、
それを察知したイスラム過激派がエージェントを送り込んだ、との情報を受け
任務についている。
つまり、関原家の遺産争いと自由主義諸国の自由と正義を守る戦いが並行して
行われているのである。
賢明にも、ユークリッドは豚肉と酒を忌避する人間を探し出し殺害する、という
手法を取っているが、あずみは未成年のため飲酒をしなかった可能性もある。

138 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 01:54:53 ID:vdSei791
中国系なのになぜギリシャ人みたいな名前?と思われるかたもおありだろう。
偽名である。中国系のわりに堀の深い顔なのでギリシャ人のふりを
してもバレることない。なぜギリシャ人なのかは… それはまた別の話。
おっと横道は一旦これくらいして、山本の言い分に戻ろう


山本「ちょっと待ってくれよ。あずみが死んだら元も子もないのは俺も同じだろ。
たしかに嫌われてるのはわかってたけど、いくらなんでも殺しはしねえよ!

139 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 02:01:06 ID:S5JEz7n/
山本「バカヤロー。どいつもこいつも俺だけを悪者にしやがって。
俺はなぁ、部屋に篭ってナイター実況を聴きながら写経をしてたんだ。
えらいだろ! 写経だぞ! 俺は色々反省してるんだ。
アリバイを証言してくれる人はいないが、俺は無実なんだ!!!」
と叫んで部屋を飛び出していった。

一同(法則発動するぞ。一人っきりになるやつが次の犠牲者・・・・・)

140 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 04:01:38 ID:VIrEb2+d
推理するまでもなく犯人はユークリッドって奴だろw

山本は犯人じゃないだろw

141 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 06:14:05 ID:3ntYsmY4
「ユークリッドはここにはいないわ>>123無茶な展開はやめて。
それともこういう矛盾も含めて進めないといけないの?」

白鳥は誰にも聞こえないようにつぶやいた。
その声はとても小さくしかしとても太く
まるで呪いの呪文を唱えているようだった。

142 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 06:30:06 ID:BbyUtnez
桐生「yま本ははんnゴニョゴニョ・・・・」
ボソボソとしゃべる、言いたいことが有ればはっきり言えばいいのに
田中「どうしましました、桐生さん?」
桐生「い、いや山本は犯人じゃないだろうな?と、不安になったんだ。
    もし追い詰められた山本が犯行を繰り返そうと考えたら、ノーマークにしておくのはまずいんじゃないのか・・・
    他の誰が死んでも構わないが、わ、私は死にたくないんだ・・・
    なあ、頼む、キミ。彼を見張ってくれ、一人で
    そうすれば、もし山本が犯人なら、まず自分にまとわりつくうっとうしいキミを殺すだろう?
    その隙に僕は逃げるから」
早口で身勝手なことをのたまう桐生に呆れる僕
ふと周りを見回すと、みんな同じ顔をしていた

143 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 10:08:52 ID:/ADSIOsi
(ユークリッドは変装の名人の暗殺者とか・・・・・・)

いや、よく見ると銀田一だけ横を向いて笑いを必死でこらえている。
僕はまたあの言葉を口にした。

「ちっ、嫌がらせか」

144 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 10:59:00 ID:vDHyckLy
( 一応ユークリッドは一人物として登場しているんだよね。>>61
ただ内容に絡ませるかどうかは微妙。ユークリッドはあくまでフェイクであずみ殺しの犯人は
別にいるならおkだと思う……。いいキャラなのは認める。ただ自由に広げすぎると後で収拾が
つかなくなるし、第一推理ものらしくない。これ個人的感想。 )

ふーと御手洗が息をつき煙草を取り出すと火をつけた。
「まあ、冗談はともかく山本は呼んできた方がいいな。犯人は屋外からあずみ嬢を射殺しているんだろ?
山本だっていつ狙われるか分かったもんじゃない。それと刈谷さん。屋敷内のカーテンをすべてとじて
くれ。それだけでも狙撃を防ぐ対策にはなる。他の皆も窓際にはなるべく立たないこと。いま俺たち
にできることはそれぐらいしかねぇよ」
煙を吐き出しながら、御手洗は億劫そうに言った。
分かりましたと刈谷が立ちあがり、守屋を連れて部屋から出て行った。
綿貫女史が食堂のカーテンを引きに立ち上がったが手伝おうと行動を起こす者は一人もいない。
いびつで不快な感情があたりを支配しはじめていた。

145 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 11:27:38 ID:eEeixwXf
ここで僕は恒例のタロットカードを取り出し占いを始めた。

146 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 11:35:26 ID:+oChgzxl
浅沼が呟く「あんなクソ野郎はくたばって当然だ」

御手洗「おい待てよ、検死の結果じゃ屋敷の中にいた人間がお嬢さまを打ったんだぜ!ここにだって殺人者がいるじゃねえか!!」

綿貫「いやあ!」
と叫んで部屋を飛び出していく。
一同もそれを聞いて、なんとなく居づらくなり、「窓のカーテンを閉めれば大丈夫ですよね?」と誰ともなく言い、ぞろぞろと引き返す。
銀の説得むなしく、使用人の刈谷と守屋と田中しか残らない。

十数分後にユークリッドは二人目を狙おうと身構えたが、ふと後頭部に冷たい感触を覚えた。
次の瞬間には彼の意識は消え去り―――物理的に言えば、鼻から上が吹き飛ばされ、脳漿を辺りに撒き散らし―――霧散した。

彼を撃った人間はコルトガバメントをもう一度空に向かって撃ち、駆け出した。

147 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 12:28:51 ID:zMkUh4Dq
ガーン ガーン
銀「何をそんなにショックを受けているのかね?」
田中「違います、擬音な訳ないでしょうが!多分銃声、外からです」
僕と銀さんと守屋さんが走り、ぴったりと刈谷さんが歩く。
・・・競歩ってのは、なんか調子が狂うな、というか描写がめんどくさいな。

と、そこについた。
顔が吹き飛ばされた男性の死体が、そこにはあった。
傍らにはゴルゴ愛用、M16が転がっていた。
刈谷「どうやら、こいつがお嬢を殺したようですな、しかし・・・」
銀「この人は誰なのか、何故殺されたのか、あずみさんを殺したのはこの人なのか、調べる必要がありそうです」

148 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 12:51:35 ID:YIdPUv2V
その頃、山本は天の声を聞き決意した。「生き残った者が全遺産を得る。ならば俺が皆殺しにしてやる!」

149 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 13:19:03 ID:BV8z/daa
>>147
元競歩選手なのは守屋だろ。よく嫁。

その時、背後からポン、と誰かが僕の肩を叩いた。見知らぬ男が立っていた。
「アヒャア! だ、誰だ!」
「今の銃声は何だ」
「し、知りませんよ、来てみたらこの人が倒れていたんですよ。それよりあんた誰!」
「俺か? 俺を知らないのか」
「知るわけないでしょう。初対面なんだから」
「この辺りじゃ結構有名なんだがな……人呼んでサバイバーの竜、警視庁八丈警察署水上課一のサバイバル刑事、竜岡兵太とは俺のことだ」
銀田一が下手糞な口笛を吹き、
「へぇ、あんた、水上課一のサバイバーなの。ちなみにその水上課って何人いるの?」
「俺だけだ」
「…………」
「そんなことよりここは俺が調べる。素人は引っ込んでろ。あ、ちなみに俺は本物の刑事だぞ。これが証拠だ」
サバイバーの竜こと竜岡兵太刑事は、身分証を差し出した。
「しかし、どうやってここへ?」
「不審な船がこの島の近くに停泊しているという情報があってな。これくらいの嵐、サバイバーの竜には容易い」
よく分からないが、超人的な警察官ではあるらしい。銀田一はしきりに感心していた。

150 :149:2007/03/16(金) 13:25:41 ID:BV8z/daa
追加しとく。

【主要登場人物】
関原 俊太郎(せきはら・しゅんたろう) ……… 元国会議員。海響館の主。故人。
関原 あずみ(せきはら・あずみ)    ……… その娘。
四月一日 加穂留(わたぬき・かおる)  ……… 関原俊太郎の秘書。
阪田 万吉(さかた・まんきち)     ……… 美術商。関原が生前出入りしていた古美術店の店主。
白鳥 麗子(しらとり・れいこ)     ……… 銀座のクラブのママ。関原の愛人(?)
六車 六郎(むぐるま・ろくろう)    ……… 関原の顧問弁護士。笑福亭鶴光のファンで、時代劇マニア。
桐生 力(きりう・りき)        ……… 関原の支持基盤だった広域暴力団「北辰会」の若頭。
御手洗 虚子(みたらい・きょし)    ……… 関原家お抱えの医者。あずみの主治医。
浅沼 稲次郎(あさぬま・いなじろう)  ……… 招待客。山本圭一に娘を強姦されたらしい。
刈谷 直祐(かりや・なおすけ)     ……… 海響館の執事。
守屋 ジョバーン(もりや・じょばーん) ……… 海響館の管理人。元競歩選手。
山本 圭一(やまもと・けいいち)    ……… 野菜売り。
銀田一 コースケ(ぎんだいち・こーすけ)……… 私立探偵。
田中 勇馬(たなか・ゆうま)      ……… その助手。
竜岡 兵太(りゅうおか・ひょうた)   ……… 警視庁八丈警察署水上課巡査部長。人呼んで「サバイバーの竜」

誰か間違いがあったら訂正してくれ。

151 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 13:46:42 ID:Wd2IEQTu
竜岡「説明しよう。この死体はかつてユーグリットと言うスパイだ。俺はこいつを今まで追っていた。
どうやらこいつは関原さんとこの人間の暗殺を頼まれていたらしい。ちなみに
俺が殺した」
僕「じゃぁあずみさんは彼に?」
銀「いや、それはありえない、こいつはずっと外にいた・・・」
僕「何を根拠に?」
銀「いや、そういう描写があったから。。。とにかくあずみさんは家の中から撃たれている。
こいつには暗殺は無理だ。もうこいつのことは忘れよう。。。レスの無駄だ。」

152 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 14:52:23 ID:vdSei791
(そんなさっさと排除なんてw >>300までに死者出さなくても…)

桐生は竜岡の顔を見た瞬間、逃げるように部屋へと帰っていった。
「とりあえず私たちも各自の部屋へ帰りませんか。施錠さえしていれば…」
僕は提案してみた

153 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 15:24:45 ID:ihsUyOSX
御手洗「白鳥さん、ちょっと確認しておきたいことがある。
     あなたがあずみさんと部屋を代わったことを知っている人間は何人だ?」
白鳥「ええ、刈谷さん、守屋さん、四月一日さんに荷物を運ぶのを手伝ってもらいました」
刈谷「た、確かに部屋を代わったことは知っていた。
    だがこの館は防音設備はないから他の人が気づいてもおかしくない」
銀田一「それに、犯人が盗聴器を仕掛けていた可能性があります」
阪田「絞り込める要素にはならないってことか……」

そうだ、あのとき部屋にいたやつはあずみさんと白鳥さんが部屋を代わったことを知っていたはずだ。

154 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 15:38:22 ID:BV8z/daa
(ふと思ったんだが…抜け穴や盗聴器は無しにしないか? 何でもありになっちゃうし…)

部屋に戻った銀田一と僕は、とりあえず八丈警察署から竜岡の応援が来るまで、事件を整理することにした。
「被害者は関原あずみ。殺害方法は射殺。恐らく拳銃は室内で発射された」
「竜岡刑事が追っていたユークリッドはシロですかね?」
「ユークリッドだかデューク東郷だか知らないが、シロだろ。あの外人も単なる妄想狂で、この島を秘密基地か何かだと思い込んでいたとか」
「竜岡刑事とユークリッドを除外した全員に、犯行のチャンスがありますかね?」
「アナル、じゃない、あるな。ここで大事なのは動機だ。あずみを殺して得する奴」
「そりゃあ遺産相続の資格がある奴でしょ。秘書の四月一日、御手洗医師、古美術商の阪田、クラブママの白鳥……ぶへへ、あれイイ女だよなぁ」
「お前もキ印の類いか。後は暴力団幹部の桐生、弁護士の笑福亭……じゃない六車、それから刈谷と守屋か」
「山本圭一と浅沼稲次郎はどんな繋がりなんですかね? 浅沼は招待されているみたいですけど」

(誰か、浅沼が招待されているそれらしい理由を考えてくれ)

155 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 16:42:22 ID:+oChgzxl
その時浅沼がゆらりとドアの間から滑り込んできた。
「私は北海道で海産物関係の実業家をやっている。関原先生とは中央に乗り込む前からの付き合いじゃ」

竜「あんたが財政面から関原をバックアップしてたってことか、じゃあ山本は?」

浅沼「そうだ、そして山本のカスも元はといえば私の下で働いていたのを、関原先生の秘書見習いとして紹介してやったんだ。それを私の娘に無理矢理手を出しやがって」
銀「ってことは山本はその頃の関原の裏事情にも通じてるかもしれんなあ」

田中「じゃあそれを清算するために……?」

156 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 17:58:38 ID:UEfIngSB
僕は綿貫さんから貰った屋敷の間取り図を見ていた
「この屋敷は何故風呂とトイレが女性の部屋にしかないのでしょうか?」

157 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 18:24:01 ID:BV8z/daa
「何言ってんだ田の字、今日は女装趣味の男とレズビアンの女性が集まった、2ちゃんねるのオフ会じゃないか」
「えええええッ!? だって僕は……」
慌てて、僕はズボンのベルトを緩め、中を見た。赤ちゃんの小指並みだが、確かについている。
「プププッ、何本気にしてんだ田の字。嘘に決まってるだろ」
「脅かさないで下さいよ銀さん」
「一つ言っとくがお前、二十歳過ぎてウルトラマンのプリントが入ったブリーフ履くなよ。ガキじゃあるまいし」
見られてしまった。赤面する僕をよそに、
「考えてみろ。関原俊太郎は女性専用車両導入を推進した混迷党の議員だっただろ。女性専用風呂と女性専用トイレさ」
「ああ、なるほど……」
僕がウルトラマンのプリント入りブリーフを愛用していることがバレたのは痛手だったが、一つ疑問が解消できた。

158 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 19:13:02 ID:UEfIngSB
「ちょっと待ってください!僕らの風呂とトイレはどうするんですか?何処にも見当たりませんよ」


159 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 20:16:52 ID:AQE0VXP6
その頃、六車弁護士は自室で机に向かっていた・・・。

六車「お嬢様が亡くなって遺産相続はますます複雑になってきている・・。
   こんな時こそ弁護士である私がしっかりしなければ・・、ん?」

ギィィ・・・。六車はドアの開く音に振り返った。
そこに立っていたのは顔をピエロのように塗った山本だった!
手にはバットを持っている!!

山本「俺は天の声を聞いた。みんな殺る。まずはお前だ・・・。フンッ!」

山本の振り下ろしたバットで六車は気を失った・・。

160 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 20:33:10 ID:YIdPUv2V
浅沼は六車の部屋を訪ねた開けた。浅沼「六車さん、お話したいこ・・。ウッ!」浅沼は気を失った・・。

161 :名無しのオプ:2007/03/16(金) 21:38:56 ID:BV8z/daa
(おいおい、第二の殺人にはまだ早いだろ・・・てなわけでギャグ的なオチをつけるぞw)

「何だ何だ」
銀田一と僕は、妙な音を聞きつけ六車の部屋へ駆けつけた。
「鍵がかかってる・・・もしかしたら、犯人が次に狙ったのが六車弁護士なんじゃ・・・! 大変ですよ銀さん!」
「お前に言われなくても分かってるよ。ドアに体当たりするんだ。ブチ破るぞ」
せーのっ、せーのっ、と掛け声をかけ、僕と銀田一でドアをブチ破った。
「六車さん、大丈夫で・・・ああっ?」
顔にピエロのようなメイクをした山本が倒れており、六車と浅沼が息を整えていた。
「冗談じゃありませんよこの男。突然バットで殴りかかってきたんですよ。一瞬気を失いましたが、返り討ちにしました」
「私も驚きましたよ。部屋に入ったら突然殴られて、後は六車さんと無我夢中でこのピエロを倒したんです」
「この情けなさはまさしくピエロだわな」
銀田一はせせら笑い、
「おい山本さん、起きろ。田の字、テーブルの上のガムテープを取ってくれ。この男を簀巻きにして、トイレにでも閉じ込めよう」
「そうしましょう。ついでに顔を便器の中に突っ込んだまま放置しましょう」
「お前もスカトロ好きだな」

162 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 00:10:39 ID:8hllenV1
六車弁護士は深刻な顔をして打ち明けた。
「このままでは遺産相続で揉めて大変なことになってしまう。予定を早めて
あずみお嬢様の遺言書を公開したほうがいいかもしれんな」
銀田一「えっ? あずみさんにも遺言書があるのですか?」
六車「はい。ご存知かも知れませんが、お嬢様は病弱で車イス生活でしてな、
自分がいなくなった後の全財産の処分に関して生前に指定しているのです。
ただ・・・・変わった遺言書でしてねぇ・・・・・・・」

163 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 00:19:54 ID:+ghEioWN
その時、山本が再びわめきだした。
「俺のもんだあ〜俺のもんだあ〜」

守屋「やかましっ」
手刀が一閃し、山本は沈黙した。

田中「銀さん、どういう意味でしょう?」

銀「知らんよ。それよりこれじゃあいつまでたっても夜が明けない。もう三時だ。明日の朝食の席で公開といこうじゃないか」

164 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 00:45:45 ID:nbMUgZnJ
(全体的に見ていて思うのだが、少しは前をよく読もうぜ。>>163、守屋は六車の部屋にいないだろw)

「まったく、夜更けに叩き起こしやがって」
「そう言えば守屋さん、いつの間に」
「一応、客を守るのが管理人の仕事だからな。田中さんよ、アンタもいい年して、ウルトラマンのプリント入りブリーフなんか履くなよ」
(こ、この男にも見られていたのか…)
「おお、守屋ジョバーン選手! これから夜明けまで、私と競歩について語り合いませんか?」
「私も守屋さんと銀田一さんの話に興味がありますなぁ。なんなら、ここで飲みましょ。ビールもたんとあります」
何故か意気投合した銀田一、六車、守屋はその場で酒盛りを始めた。銀田一が僕を振り向き、
「早く寝ろよ、ブリーフ探偵助手」
不名誉なあだ名をつけられた、不愉快な夜だ。僕は蒲団の中で今日という日を呪い、小指大のイチモツをシコった。

165 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 01:23:26 ID:U6W/USZX
シコりながら思った。
描写もほとんどないまま死んでしまったあずみさんが哀れでしかたない
そうだ、明日はあずみさんの人物像に関して皆に聴いて回ろることにしょう
まあ予定は未定だ。そういえば、せっかく孤島が舞台なのにずっと屋敷の中なのもなあ…
そんなことを考えている間に僕は眠りに落ちた。
股間のイチモツは出しっぱなしであった。

166 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 02:47:41 ID:9ti9GaaH
しかし僕は眠りについた時は気付かなかった。替えのパンツ持ってなかった事を!

167 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 03:08:12 ID:QfSr3B0P
田中がウルトラマンのプリント入りブリーフを愛用していることは
あっという間に館中に知れ渡り、
そして夜が明けた!

168 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 09:21:41 ID:jFEMFDrO
海響館の外にいるカモメ「クゥークゥー(・・・さて、どうなるかなw?)」

169 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 10:40:59 ID:UsSdvpt0
朝になり、招待客らは三々五々、食堂に集まった。
僕は低血圧の銀田一を叩き起こして食堂へ向かう。僕と銀田一が一番最後だった。
「サバイバーの竜」こと竜岡兵太刑事が手を振り、
「おぅ、おはよう。生きてたか。とりあえず今晩は、犠牲者一名で済んだようだな」
縁起でもないことを言う男だ。
「それより竜岡さん、八丈署からの応援は……?」
「お前、その耳栓外せよ」
うっかりしていた。どうも声が聞こえにくいと思ったら、僕は耳栓をしていたのだ。
耳栓を外した途端、もの凄い風と雨の音が耳に飛び込んできた。
「ご覧の通り、天気は大荒れだ。当分、応援は来ないよ」
「そんなぁぁぁ〜」

170 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 12:20:53 ID:jFEMFDrO
人魚姫(正体不明)は、内心ほくそえんでいた。
これでひとり…
次に殺すのは…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

銀田一「やはり、犯人は人魚伝説に見立てて殺しを行うつもりだったのだろう。」
田中「ええ、異論はありません。」

171 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 13:26:23 ID:UsSdvpt0
「でさ、そもそも人魚伝説って何だっけ」
「そこからですか!」
「何かさぁ、そういうタイトルの番組なかったっけ。「人魚伝説って何だっけ」」
「そりゃ「幸せって何だっけ」でしょうがッ!」
「あれ出てみたいよなぁ。で、あの占い師に「この顔のデカい雌豚! さっさとくたばれ!」とか言いたいなぁ」
「…………」
「おはようございます。ウルトラマンのプリント入りブリーフの田中さん」
綿貫秘書が笑顔でそう言った。誰だ、言いふらしたのは……
「ケケケケケッ」
僕の後ろで、守屋ジョバーンが笑っていた。僕が一歩歩み出ると、守屋はもの凄い勢いで走り、いや、歩き去った。

172 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 13:39:28 ID:jFEMFDrO
刈谷「まったく、あなたがたは昨日人魚伝説について話なさっていたじゃないですか。」
僕「あっ、刈谷さん…白鳥さんも…」
白鳥「犯人は『人魚姫』なのよ。
海の底に魂を引き込むために、この島で犠牲者を殺していくのよ。」
綿貫「ああ、『人魚姫』だなんて…」

僕は考えた。しかし、見立てというほどではない。
ただ、確かに前例【雪女伝説】がある以上、慎重になるべきだろう。

173 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 14:43:24 ID:U6W/USZX
あれ?そういえば桐生の話してくれた伝説(>>69-71)は男だったよな…
モヤモヤとした気持ちを抱きつつ、朝食を口に運んだ。

174 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 15:18:03 ID:+ghEioWN
だがよく考えてみれば、民間伝承とは少なからず差違が生じているものだ。
だが男女両方の人魚伝説があるというのは心に留めておこう。

桐生「昨日いろいろあったらしいがお嬢さんも遺言状を残しといたらしのう。六車のおっさん、ひとつ公開してくれや」

175 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 15:41:54 ID:XZsRS4N0
「そんなことより、私の弁護士バッジ、誰か知りません?」
「知るか!」
六車の間の抜けた問いかけに、居合わせた全員がユニゾンした。
「あ、そうやって冷たくすると、遺言状開封してあげないよ」
「……弁護士の職権濫用だ」
「弁護士会に訴えてやる。つーか、その場しのぎのコントはいいから、早く遺言状を」
「ケケケッ、欲深い連中が騒ぎよるな」
守屋の独り言に、桐生が噛み付く。
「おいおっさん、喧嘩売ってるのかよ。俺に喧嘩売ったら小指一本じゃ済まないぞ」
「指って……古っ」
思わず言ってしまう僕。途端に「ブリーフマン田中は黙ってろ」と返された。
「ウルトラマンのプリント入りブリーフを履いた田中」をもの凄く略した呼称らしい。いずれにせよ不名誉だ。
「実は遺言状じゃなくて遺言を録音したテープなんだよね。カセットデッキがないから、そこのオーディオで」
食堂にある、オペラの音楽を聴くような大仰なオーディオ装置に、六車は関原あずみの遺言が録音されたテープを差し込んだ。

176 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 16:09:24 ID:FPbbJBFa
「山本以外は全員揃っているようですし、今からあずみお嬢様の遺言状を公開します」
六車が言った。
「銀さん。山本はあれから……?」
「簀巻きにされて納屋にポーン」
―― 聞くまでもなかったな。
「しかし、きのう大旦那様の遺言状を開封したと思ったら、今朝にはお嬢様の遺言状を
公開することになろうとは……」
六車がぼそっと呟く。

坂田「しかし、あずみさんもよくあの年齢で遺言状を書こうなんて思ったもんやなー」
白鳥「それだけ責任が重いとも言えますよ。関原家の名前は」
綿貫「あずみお嬢様は聡明な方でしたから……」
刈谷「私も存じ上げませんでした。一体いつお書きになったのか?」
御手洗「あるいは何か感じてたのかもな。自分の身に何か起こるって……」
桐生「うるせぇ! そんなもん遺言を聞きゃあ全部分かることだろうが!!」

六車がオーディオの再生ボタンを押した。

177 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 16:24:06 ID:U6W/USZX
私の弟、諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ、何故だ!
戦いはやや落着いた。諸君らはこの戦争を対岸の火と見

「あわわわわっす、すみません、テープを間違えました」
六車は慌ててテープをさしかえ、再生ボタンを押した

178 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 16:26:43 ID:FPbbJBFa
一同は間髪いれず六車に襲いかかった。

179 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 17:12:48 ID:ng4oYxSb
気を取り直して六車がテープを回す。
あずみの声が流れ出す・・・・。

あずみ「もし私の身に何かあって遺産を継げなかった場合は・・・。
    "殺しあいなさい。そして生き残ったものに全ての遺産を与える”」

テープに残された遺言はそれだけであった。


180 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 18:27:21 ID:IvTt40+0
嫌な沈黙が漂った。あずみさんはいったい何を考えているんだ。
ただでさえ、みんな疑心暗鬼になっているのに……。

銀田一「み、み、みなさん、は、早まった真似をしてはいけません!
     このような遺言は裁判でおそらく無効化されるでしょう。ね、六車さん」
六車「そ、そうですね……はい……」

181 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 18:28:01 ID:PBT6pAyZ
その頃、山本は身動きができない状態で呟いていた。「うふふ、天の声、天の声。」

182 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 18:39:51 ID:XZsRS4N0
「あれ? このテープまだ続きがありますね」
テープがまだ回っていることに気づき、僕は言った。程なく、再びあずみの声が聞こえた。
「ウッソー。殺し合いなんて、そんなバカみたいなことさせるわけないでしょ」
「何なんだこの子供じみた遺言……ま、ちょっと大きな子供か、あずみさんは」
御手洗が得心して頷く。
「でかしたぞ、ブリーフマン田中!」
その名前で呼ぶな。僕は心の中で、妖刀村正で桐生をバッサリ斬り捨て、
「で、本当の遺言というのは」
「今、食堂に集まっている人間の中に一人だけ、招待されてもいない招かざる客が潜んでいます。その招かざる客の招待を最初に
暴いた者に、亡き父・関原俊太郎の全財産を与えます。以上」
招かざる客……僕は唾を飲み込んだ。銀田一が緊張した面持ちで、
「つまり、この中にいる招かざる客を突き止めれば、俺が全財産ブン獲りか。ヒャッホー」
「銀さん銀さん、それはあくまで遺産相続の権利がある人だけですよ」
「なーんだ。やる気なくした」
「じゃあ銀田一さん、私と組みましょう。あなたが協力してくれれば百人力」
商売人らしく阪田がしゃしゃり出て、さっさと話をつけた。他の相続人候補は明らかに不満そうだ。

183 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 18:50:57 ID:jgzxNod7
「『招待されていない人を暴いた者』と言っているので
 ここにいる全員に権利があるんじゃないですか?」
僕は疑問に思ったことを言ってみた。
それに招待されてない本人が「ぼくです」と言えば
その人に相続されるんじゃないんだろうか。

184 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 18:59:27 ID:3g7/M/Wb
竜岡「招待されていない人って俺だろ?」

185 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 19:08:32 ID:jgzxNod7
一同「・・・・・・」
静まり返る食堂
「・・・や、やられた・・・」
誰かがポツリと言った

186 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 19:31:17 ID:XZsRS4N0
それは関原俊太郎の幽霊、ではなかった。六車が慌てて、
「あ、えーとですね、そもそも遺産相続の権利がある方は名前を控えてあります。そこに載っていない方は相続権がございません」
「だったらチンタラしてないで早く読め」
桐生がせかす。
「えー、関原俊太郎氏の遺産を相続する権利を持つのはこの館で生活していた者、及び関原俊太郎の招待を受けた知人」
「つまり竜岡刑事と山本圭一は除外されるわけだ。おっと、忘れていたがウルトラマンのプリント入りブリーフの親愛なる助手・田中君、君もだ」
「ええっ、銀さんは?」
「私は正式に関原氏から招待を受けている。うまくいけば、遺産は俺のモンだぜ!」
「そんなぁぁぁ〜」
「しかし、これではっきりしましたなぁ」
六車が言った。
「招かざる客は、阪田万吉、白鳥麗子、桐生力、御手洗虚子、四月一日加穂留、浅沼稲次郎、銀田一コースケ、そして私、六車六郎。
この中に誰かにいるっちゅうこっちゃ」
「何で最後だけ関西弁なんだ。しかも、秘書の四月一日さんは違うだろ」
「うんにゃ、ひょっとしたら遺言書に具体的に相続権を持つ者の名前が書かれていないのをいいことに、便乗して来ただけかも知れまへんからなぁ」
この弁護士、見かけによらず鋭いな。見ると、銀田一はしきりに頷いている。
「どうしたんです銀さん」
「あの四月一日って秘書ね、清楚に見えるけど、下着は黒のTバックだな」
何考えとんねんw

187 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 19:32:31 ID:0aAV3y/v
六車「まぁ、これはあきらかに無効ですね。たまにいるんですよ、こんな無理難題な遺言状。
   だから遺産は皆に平等に分けられるでしょう」
法律上こんな遺言状が無効なのは民法で定められている、と彼は続けた。

「問題は誰が彼女を殺したか?です。」御手洗虚子が言った。「僕の父は潔って言うんですけど
なんかいろんな事件を解決してるんです。そんな伯父が言っておりました『この世には不思議な事など何も無い』と」


188 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 20:54:12 ID:FPbbJBFa
「みなさん!! 落ち着いて」
白鳥が絶望したように叫ぶと、そのまま六車を睨んだ
「六車さん! あなたはさっきから遺言は有効だと主張したら、
いきなり前言をひるがえして無効だという。一体どっちなの!?」
次に御手洗の方を向くと
「御手洗潔という高名な探偵のことは私も有力者と話すことが多い仕事上
存じ上げています。でも、あなたの父親なの?伯父さんなの?はっきりしてよ。
これも何かのゲームなの?私を騙そうとしてるの?ホントはあずみさん
だって生きてるんじゃないの?」
「いや、確かにあずみさんは亡くなっています」と六車が白鳥のヒステリーをなだめるの
を聞きながら、僕は銀田一をつついた。
「銀さん。この一連の流れ、どう思います?」
「うむ! これはおもしろい予感とわるい予感がするッ!!」
その顔は太陽のように輝いていた。

189 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 21:19:25 ID:+ghEioWN
桐生「ちょっと待てや、そもそも俺らは関原先生がこの屋敷と何がしかの遺産をよこすって言うから参加したんだ。そして俺は会長の代理で来た。探偵さんはともかく、な。ってことは招待状持ってんだろ?早よ出せや!!」

御手洗「そ、そうだ!」

桐生「くぉら、てめえもだ!!」

190 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 22:12:34 ID:0aAV3y/v
と 全員が招待状を出した。
あずみの勘違いだったらしい。

191 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 22:48:07 ID:pROe9kR9
「・・・・・・無線が切れた」
ユークリッドからの連絡が途絶えた。彼が命を失ったのは明らかだ。
海岸で待機していたバックアップメンバーの出番だ。
「ユークリッド、お前の仇は討つ!」
ガイル大佐は装備を整えて出撃した。
遺産争いを隠れ蓑にテロ行為をしている奴らを排除するのだ。

192 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 22:57:03 ID:+ghEioWN
が、しかし突如海から現れたゴジラにメンバーは襲撃されました。

哀れアメ公は踏みつぶされて全滅しちゃいました。

ゴジラは海に引き上げて、屋敷での混乱は続きます♪

193 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 23:06:37 ID:mb8j//E/
六車弁護士はボソボソと続けた。
「ちなみに遺産の内容なのですが、この島の不動産および現金類は合計数億ほどで
たいしたことはないのです。それよりも関原家が所有するこの辺一帯のの鉱物資源
発掘権がスゴイのです。最近、石油、天然ガス、メタルハイグレード等の埋蔵が確認
されましたので、この島周辺は「日本のブルネイ」なんて呼ばれてますからな」

僕は頭の中がカッとした。僕にもチャンスがないものだろうか?
ある!!  まず銀田一に協力して遺産を受け取らせ、その後、僕が・・・・
僕は頭の中で精緻な完全犯罪の計画を練り始めた。

194 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 23:07:29 ID:0aAV3y/v
御手洗『潔は私の伯父です、』
六車『遺言書は無効です』
白鳥「宜しい」

195 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 23:20:12 ID:rpedHLE3
やりとりをよそに僕はさらに考えを巡らす。
(はッ!
銀田一宛てに届いた招待状>>11には、
助手を一人連れてくるように書いてある。と云うことは、だ。
僕も招かれし客の一人ではないのか?

それはそうとメタルハイグレードってなんだ六車さんww)

196 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 23:23:02 ID:roWFDCO8
「あれ? このテープまだ続きがありますね」
テープがまだ回っていることに気づき、僕は言った。程なく、再びあずみの声が聞こえた。
「ウッソー。皆さんの持っている招待状に幾つかの暗号が書かれてますね。その謎を解いて
この島に隠された 関原家の家宝を探し出した人に全財産を譲ります。だって、頭のいい人に
財産を有効に使って欲しいですからね。
だから、この宝探しに参加できるのは招待状を持っている人だけなんです。助手とか言って
部外者が参加するのは遠慮してください。それから、二人以上の遺産受け取りはダメです。
共同で見つけても受け取れるのは一人だけなんです。たった一人だけですよ」

六車「関原家の家宝・・・戦争の時にどこかに埋めて失われたとかいうアレか・・・」



197 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 23:35:23 ID:jDgsjlvD
ゴジラの襲撃からたった一人逃れたガイル大佐。
山中を分け入って探索していると、納屋を見つけた。
「天気が大荒れだ。ここで休憩をとるか」
と、中には縛られた太った男がいる。
「エドモンド本田じゃないか。懐かしいなぁ」
ガイル大佐は山本の縄を解いてやった。


198 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 23:39:45 ID:rpedHLE3
竜「聞いたことがあるぞ・・・関原埋蔵金、“メタル・ハイグレード”・・・!その存在がGHQにより東京裁判でも取り沙汰され、一時はそのありかを巡りアメリカとソ連が諜報合戦を繰り広げたという・・・
かつて、都の予算で大規模な調査が行われたが、結局見つかっていない。しかも関原はその調査を「都政の私物化」と非難されたんだったな・・・
最近では中国も極秘に採掘しようと狙っていると聞く。」

だれも、嵐にまぎれ屋敷に近づく小太りとホウキ頭の存在には気づいていないようだ。


199 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 01:18:40 ID:GhmfnlcX
日本近海に突如現れた神獣ゴジラに日本は揺れた。
漁船からタンカーまでゴジラに故障、転覆及び沈没された船体
に残された人々の救助に自衛隊が出場した。
ゴジラはどこに向かうのだろうか?その巨大な存在に自衛隊そして人間達はいかに立ち向かうのだろうか?

200 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 01:33:25 ID:r6kRrZe4


   近   日   公   開



201 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 09:36:15 ID:C/EVYDX/
山本は天の声に従い落ちていた鎌でガイルの頚動脈をかき切った
「グヒヒヒヒ・・・皆殺しだ」
大量の血液を失ったガイルは絶命した

202 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 10:42:02 ID:oy92mEZk
ウミネコ(ヤマモトはただの狂ったデブかと思いきや、訓練された米兵すら倒す腕の持ち主とは…
ただ現時点では人魚ではなさそうだミャァー
そろそろ納屋も含めた屋敷の平面図が欲しいミャ。この天候では俺は飛べないからだれか頼む。)

203 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 10:50:35 ID:YGzznVmF
「おい、あれは何だ?」
竜岡兵太刑事が窓の外を指差し、言った。
「え?」
「あれは山本圭一だ!」
御手洗が叫んだ。しかも山本は全身血まみれ。まるでゾンビだ。
「てめえら皆殺しだあああああ!」
絶叫しながら走ってくる山本。白鳥麗子が悲鳴を上げ、危機を察知した銀田一はいち早く食堂から逃げ出す。
山本はそのまま突っ走り、窓に突進した。ハデに窓が割れて山本が飛び込んでくるのと、
竜岡刑事が腰のホルスターから拳銃を抜き、マシンガンのように乱射したのがほぼ同時だった。
断末魔の叫びを上げる間もなく、山本は蜂の巣にされ息絶えた。
「くぅ〜カ・イ・カ・ン!」
「赤川次郎かよ」
僕は素早くツッコミを入れる。竜岡はニタニタ笑いながら、
「いやぁ〜俺三十五年間の警察官生活で一度も拳銃を撃ったことがなくてさぁ。一度撃ってみたかったんだよねぇ」
「そんなことより、山本さんはどうするんだ」
「始末書じゃ済まないよなぁ〜」
何と呑気な。
「そんなこと言っている場合じゃありませんよ竜岡さん、山本さんの死体は」
「ゴチャゴチャ騒ぐなよ、ブリーフマン田中」
「ブリーフマン田中と呼ぶな!」
「ここは俺に任せろ。死体の処理ならプロ級だからな」
名乗りを上げたのは桐生だった。

204 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 11:13:58 ID:C/EVYDX/
「とりあえず毛布にでも包んで重しをつけて海にでも沈めるか
ここらへんは海流が速いから海に沈めれば死体は揚がらないからな
ところであんた>>146で既に銃を使ってないか?」
そのとき山本が起き上がった
どうやら竜岡刑事が撃ったのは空砲だったらしい
とりあえず縛って監禁しておく事にした

205 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 11:20:24 ID:Bo3NW/h2
遺言の話は、関原家の財宝探しで一応のケリがついたのだろうか?
桐生「よッしゃッ!話は決まったぜ。関原家の財宝は北辰会がいただく!!」
阪田「すべて個人に帰すというのがたまりませんなー。金に土地に貴金属。
   その上に鉱物資源の採掘権とは……。これは莫大な金利を生みます。グフッ」
白鳥「体力ならともかく、頭を使う勝負なら、悪いけどあなた達に負ける気がしないわ」
銀田一「よーし。オラ、ワクワクしてきたぞ!!」

一同は思いのほか、自分達の取り分がふくれ上がったことに驚き、
怪気炎をあげている。
そんな今はたけなわの輪からはずれて御手洗が、窓際に椅子を移して
ぼんやりとタバコを吸っていた。
「御手洗さんは輪にはいらないんですか。ほっといたらあの人達、本気で
財産をひとりじめしちゃいますよ」
「ああーッ」
御手洗は不機嫌そうに眉根にシワをよせた。そして一同の方を見て
「あー。いいんだよ。俺はほっとけッ」
とぷいと横を向いた
「興味ないんですか。一生が変わるほどの額ですよ」
「しつけーなぁ」
御手洗は僕を睨むと、ゆらりと立ち上がった。そのまま煙草の灰を床に落とし
ながら
「俺は別に関原家の縁者でもなんでもないんだ。ただの雇われ人だよ。あずみ嬢の
主治医としてのな。その雇用主も亡くなった今、俺が本来ここにいる意味もないんだよ。
一生が変わる額?医者を続けてりゃ、食うに困ることもないし、若干の遊べる額は残る。
他人のことより自分のことを心配してろ。」
一気か成に吐き出すとまた御手洗は視線をはずし、窓外に目をやった。
この人はあまり人と目線を合わさない。
「はぁ。そうですか」
「ふん。それよか俺は誰があずみ嬢を殺したか……。あんな可哀想な子を
どうしてまた殺そうなんて思ったのか?そっち方に興味があるね……」

206 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 13:53:19 ID:5L/kc9ob
御手洗さんの話を聞いて僕は正義の心に目醒めた!
田中「御手洗さん僕と一緒に犯人を探しませんか?」
御手洗「えっブリーフマン君と二人で?」
田中「ええ。銀田一さん達は遺産に目が眩んでるし
亡くなったあずみさんの為にも二人で犯人を捕まえましょう!」
僕の提案に一瞬驚いた様子だったが、すぐに僕の目を見てこう言った。
御手洗「わかった。どうやら今この館の中でまともなのは、僕らだけのようだな。」
田中「あと、一つ言い忘れてたんですけど、僕の名前は田中勇馬です。」
御手洗「わかった。とりあえずブリーフマン君の部屋で話をしよう。」
全然わかってないみたいだ・・・・

207 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 13:53:22 ID:YGzznVmF
「じゃあ竜岡さん、私と組もう!」
銀田一が嬉しそうに言った。
「この名探偵銀田一コースケと、八丈署一のサバイバー刑事が手を組めば、財宝は手に入ったも同然」
「へぇ、あんた名探偵なの。じゃあ一緒にやろう」
あっさり話をつけた銀田一と竜岡は、六車弁護士も抱き込んでチームプレイを承認させ、ふと僕の方を見やり、
「ま、ブリーフマン田中も仲間に入れてやるか。遺産手に入ってもあげないけどね」
何はともあれ、居場所ができるのはありがたいことだ。高校時代クラス中からハブられた僕にとっては。
「ふん! 俺は自分の力だけで財宝を見つけ出すぞ。北辰会の名にかけて!」
桐生が騒ぐ。守屋が「ケケケッ」と笑い、
「まったく欲深い連中が集まったもんだな。おい刈谷、お前は財宝に興味あるのか?」
「全然」
「俺もないな。競歩をやっていた時に金を貯めたから老後も困らないし。宝探しは勝手にやってくれ。
ただし、お前たちの世話はもう放棄するぞ」
「ええっ、メシも作らないつもりか」
「当たり前だ。関原先生もあずみお嬢さんも死んだ今、世話をする義理は……六車弁護士と御手洗先生くらいにしかないな」
「俺は関原の後援団体である北辰会の幹部だぞ」
「そんなことは知らんね。ケケケッ」
守屋はにべもない。
「カップラーメンがたんとあるから、それでも食ってな」
「やっぱカップラーメンはシーフードだよなぁ」
銀田一はどこまでも呑気である。

208 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 14:08:16 ID:5L/kc9ob
銀田一さんの誘いは嬉しかったが、やはり断ることにした。
田中「僕は御手洗さんと二人で犯人を見つけだすって決めたんです。
だから財宝はあなた達だけで探して下さい。」


209 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 14:52:10 ID:yLHn8BNA
銀「オイ!嬉しい悲しいの話じゃねえだろ?俺はボスでお前は助手だ。選択の余地はない」

御手洗「探偵さんもそう言ってるし、君は君でやんなさい」

田中「それじゃすいません」

銀「それに……探してりゃ嫌でも事件に向き合わなきゃいけないだろうしな(ボソッ)……」

210 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 15:11:05 ID:YGzznVmF
銀田一は同盟を組んだ二人、竜岡兵太刑事と六車六郎弁護士を部屋に招き入れ、
「おいブリーフマン田中! 早くお茶を淹れろ。気が利かないな、まったく」
突然横柄になった。畜生、銀の奴め! 僕は部屋に備え付けのポットと、ティーバッグのお茶を淹れ、
顔にスマイルを貼り付けて、
「お待たせしました〜」
「有り難う、ブリーフマン田中君」
丁寧なお礼は有り難いが、ブリーフマン田中って言うな、笑福亭鶴光め。
「ご苦労、ブリーフマン」
田中すら付けない。僕は竜岡刑事にお茶を差し出す直前、いつも持ち歩いているmyコショウを混ぜた。
もちろん、突然横柄になった銀田一の湯飲みには、既にたっぷり入れてある。

211 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 15:55:00 ID:XWnbkMmJ
銀田一「さて暗号を読んでみよう。読め、田の字」
僕は読むのは嫌だった、でも一応助手と言う事なので読み上げる事にした。
『た財た宝たはた島たの最た北た端になたるた洞窟の中たたにあたる。
                         たぬきより』
と書いてあったので大声で朗読した。
銀「なんだ、暗号と言うほどでもないではないか、ずばり『た』を飛ばして読めば良いだろ?
財宝は島の最北端の洞窟の中にある・・・・かよし田中!調べて来い」

212 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 16:06:59 ID:YGzznVmF
「ケケケケケッ」
またしても、ドアの隙間からあの笑い声。守屋ジョバーンだった。
「あっ、競歩界のスター、守屋ジョバーン師匠!」銀田一が興奮して叫ぶ。
「島の北の洞窟はなァ、大体朝五時から七時までの間しか入れねェんだよ。
それ以外の時間は、入口は海の中さ」
「成程、干潮時しか入れないってわけか」
「そんなぁ〜、僕、早起き苦手なんですよ」
「四の五の言うな! ブリーフマンなんだからできるだろ」
「何ですか、その特撮ヒーローアニメにありそうな科白! しかも僕をブリーフマンって呼ばないで下さい!」
「ああごめんごめん、ブリーフマン田中だった」
「そうじゃなくて・・・あ、守屋さん。協力してくれませんか」
「ケケケッ、断る。あの洞窟は広いからな。下手すりゃ二時間で出てこられなくて、お魚さんの餌になっちまう」
僕は、全身から血の気が引くのを感じた。

213 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 18:02:02 ID:ErMfkkrX
ウミネコ(同盟組むのはいいけど、宝が見つかったらどうすんの?
権利があるのは一人だけなのに。
血の雨が降るか?)

214 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 18:14:07 ID:MRiQNoSa
白鳥(この私が土を掘って宝探し? アホらしいわ。ここの男たちは女慣れしてないのが
多いから、頭を使わなくちゃあね。暗号を解くのが頭イイと考えているバカたちを利用
しなくちゃ)

とりあえず白鳥は胸元の開いた服にミニスカート、下にはオレンジ色のTバックを履くこと
にした。


215 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 18:31:08 ID:XWnbkMmJ
銀田一「じゃぁ、これ以上話すことも無いから宴じゃー!おい!ブリーフ!酒をもってこい」
僕「銀さんまでぇ・・・(童貞だって事バラシマスヨ)」
銀「(かく言うお前もな)」
そうだった、僕も童貞だった。
とりあえず酒を取りにキッチンへ言った。
するとそこには色気抜群の白鳥がM字開脚をして僕を誘惑していた。
しかし僕は20歳以下の女とは一切セックスをしないと心に決めていたのでこう言った。
「白鳥さん、そんな事はもう止めにしませんか、いくら僕がデブ専だからって、その体系でティーバッグはキツイです」
白鳥は100キロくらいあろうその体をわっさわっさと揺らし乍言った。


216 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 19:30:19 ID:q6O2WP8A
(>>215、お前アホか。二十歳以下が何でクラブのママなんだよw しかもデブって…)

僕は色気ムンムンの叶姉妹めいたボディーの白鳥麗子を何とか部屋へ追い返し、
酒を探した。しかし、あったのは発泡酒だけだった。関原俊太郎は意外とケチらしい。
僕は部屋に戻り、
「銀さん、酒ですよ」
「おおっ、ご苦労、ブリーフマン田中! お前のブリーフフェチを肴に一杯やるぞ! コールガール呼べ!」
「何でやねん。しかもこんな孤島にコールガールなんかいませんよ」
「ムラムラしちゃってんだよぉ〜女はいねぇのかぁ〜」
既に酔っているのか、この男。見ると、六車弁護士と竜岡刑事が酔い潰れ、僕のベッドで寝ていた。
どうやら、僕がいない間に六車か竜岡が持ち込んだ酒で宴会をやったらしい。
くそぅ、白鳥麗子につかまらなければ僕も参加できたのに。しかも、転がっている空き瓶は高級ウイスキーのものだった!
「誰かぁ〜僕の股間を慰めて〜」
ワケの分からない独り言を言いながら、銀田一は部屋を出ていった。僕は溜め息をつき、一人発泡酒をあおった。

217 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 19:55:29 ID:XWnbkMmJ
(>>216 読解力を尽ける事をオススメする)

218 :215:2007/03/18(日) 19:57:22 ID:XWnbkMmJ
gobaku ita shimashita >>216 様 、本当にに申し訳御座いませんでした、


219 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 20:18:17 ID:ndoiepDj
人魚姫(正体不明)は内心笑っていた。
ここまでは、まあ、計画通り。
もうすぐだ、もうすぐ行うのだ、
第二の殺人を…

220 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 20:19:13 ID:9Cuhl+cG
その頃、拘束された山本の縄をほどくXがいた。山本「ありがてぇ・・。でも、あんた、一体?」

221 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 21:38:13 ID:4Obzdxlh
「一体・・・何で生きてるんだ?ユークリッド。」
「あの時撃たれたのは私の影武者だ。ああ、それと、わかってるだろうが私はガイルのように隙は見せないぞ。
なんとなれば何時でもお前を殺せるんだからな。」

222 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 21:44:49 ID:XWnbkMmJ

山本は薄れていく意識の中でそんな妄想をしていた。

そして事件が終わるまで誰も彼の縄を解くものはいなかったと言う。

223 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 21:53:29 ID:4Obzdxlh
ウミネコ(前回の反省を踏まえてなのか?事件とは別に無理やり葬られる奴らが多いニャァ。恐ろしい・・・
これでもキャラをむやみに増やさないように妥当な所から使いまわしてみたんだがニャ。)

224 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 21:59:03 ID:XWnbkMmJ
ただの猫(だからさぁ、ユーグリットなんか登場したらgdgdになるの!
     文句があるんだったら、>>62 に言え!
     ガイル&ユーグリットが再び出てくるんだったらクローズドの意味無いの!
     だからもうユーグリットは出さないでくれ)

225 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 22:18:40 ID:4Obzdxlh
なにやら屋敷の外が騒がしいが・・・見るとウミネコと猫が睨み合っている。
大方魚の取り合いでもしているのだろう。それとも僕は発泡酒に酔ってしまったのか?
そろそろ寝ることにしよう。

そのころ、白鳥は自室でシャワーを浴びていた。
(あのボウヤったら・・・ハタチ以下の女がどうとか、100キロがどうとか・・・頭オカシイのかしら?
でも、あの若いカラダ・・・いいわ・・・。アソコもカワイイのかしら。フフ、それとも顔に似合わず・・・?ああ、いいのよ、もっと!)
嬌声は嵐の音にかき消され、ただ夜は更けていくのであった。

226 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 22:24:51 ID:kXf1tFxT
猫(久々wwにww来たら何この流れwwうぇw

前回をww遥かに越えるこの流れwwうぇww


227 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 22:32:26 ID:yLHn8BNA
その頃桐生は一人自室で酒をあおっていた。

「くそ、まさか朝まで待たなきゃならんとは……。まあいい、結局男と女、両方の人魚伝説の秘密を知ってるのも俺だけだ。しかしこの天候じゃあ明日も洞窟に行けるか心配だぜ」


そして御手洗は――――

228 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 22:37:20 ID:Bo3NW/h2
部屋で一人、俳句を詠んでいた。

229 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 23:36:51 ID:+Z2FWMUr
「白鳥の 野を越え山越え 谷越えて」

230 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 23:41:37 ID:r6kRrZe4
コンコン

御手洗の部屋のドアがノックされた

231 :名無しのオプ:2007/03/18(日) 23:52:32 ID:YGzznVmF
「キョ・シ・ちゃん。抱いて」
全裸の白鳥麗子が迫ってくる。御手洗の股間は燃えたぎり、そのまま麗子をベッドに押し倒し…

「おい、医者の先生。何自分の世界に入ってんだよ」
そこにいたのは全裸の白鳥麗子ではなく、貧相な初老の男。守屋ジョバーンだった。
「あ、ああ、何でしょう、守屋さん」
「朝食の仕込みをしていたら指を切っちまってさ。絆創膏があったらくれないか」
「ああ、はいはい」
見ると、守屋の視線は御手洗の股間に注がれていた。慌てて絆創膏を取りに行く御手洗の後ろ姿を眺めながら、
「ケケケケッ、モテない男はつれェなぁ」

232 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 00:03:19 ID:4Obzdxlh
「クソッ!あんなジジイにやる絆創膏は、古い買い置きで十分だ。ドクターバッグのストックを減らすのは勿体無い。」
ブツブツ言いながらデスクの引き出しを開く。黄色く変色した絆創膏の箱を手にとると、

・・・
「む、何だこれは?」
御手洗は、絆創膏の箱の中に、折りたたまれて入っている紙切れに気が付いた。
こ、これは・・・!!
ttp://rage13.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/oekaki/data/326.jpg
島の地図じゃないか。随分古いな、屋敷の建てられる1977年以前のものらしい。
この島は、何でも戦時中までは軍の研究施設があったらしいが、今ではコンクリ造りの廃墟と通信用アンテナの鉄塔が残っているだけだ。
それらのある島の南半分は、現在も民間人の立ち入りが禁止されている。
表向き、海岸線に沿って地雷が埋められているためと云うことだが、本当は、民間人の目に触れるとまずいものがあるのかも知れない。
そんなことはどうでもいい。南端の灯台は無人化されて現在も稼動中だったな・・・
無人とはいえ、八丈支庁との通信設備くらいは有るはずだ。上手くすればこの狂気の島を脱出できるかもしれん。

233 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 00:07:49 ID:aXkYEU8i
空想に浸りがちな性格には訳があった。
御手洗は、物心付いた頃から自分に自信を持てないでいたのだ。
特に女性の前となると、僅かに持ち合わせている自信はアッと言う間に霧散してしまう。

「守屋に気付かれてしまっただろうか」

軽い後悔を覚えながら急ぎ足でその場を離れた。
そのとき

234 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 00:20:19 ID:WRG/mOOZ
浅沼は

235 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 00:23:27 ID:AtnvNUij
ゆっくりと

236 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 00:28:40 ID:Mvt7byo0
揺らさないように… よし、完成だ

237 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 00:32:56 ID:9GPpmgww
心の刃を研いでいた。
そもそも彼は他の人間と違って、山本をとっちめることがこの島を訪れた大きな目的なのだ。
その山本は今、縛られ軟禁されている。自身の手で決着をつけられないという見込みは彼を不機嫌な気分に追い込んでいた。

238 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 00:38:37 ID:6h8nTJhe
と、部屋でトランプタワーを積み上げていた。
「ついにやった!よし、これをデジカメで撮って、帰ったらうp」
時を同じくして、御手洗からバンソウコウを受け取った守屋が部屋の前の廊下を通る
「ギシッ」
瞬間、崩れ落ちるトランプ。
「ぐわあああああああ!!!」
浅沼の絶叫。屋敷中の部屋に一斉に明かりが点った。


239 :238:2007/03/19(月) 00:40:28 ID:6h8nTJhe
スマヌ・・・以後気をつけます

240 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 00:42:37 ID:onjO39GX
寝床についた。
そして白鳥は下着を穿き替えた
ttp://www.e-silk.jp/03/3_half/images/A199H-B(104-122).jpg

(>>232の地図の出来が良くてワラタw)

241 :240:2007/03/19(月) 00:44:04 ID:onjO39GX
スマヌおれもだ

242 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 01:03:28 ID:AtnvNUij
(すまん俺のせいか?けど面白かった。
それから>>232の地図、普通に使えると思うのだが?いちおう乙!)

浅沼は震えながら眠りについた。
その内部には一つの篝火がごうごうと燃え盛っていた。
その炎のゆらめきが自らの愛娘を苦界に追いやった山本を燃やすためにあるものか
また、あれだけ心血をそそいだ労作、トランプの塔を無慈悲にも蹂躙した守屋を
燃やすためにあるものなのか、浅沼にはもはや分からなかった。
怒りなのか、寒さなのか、あるいは恐怖なのか、ガタガタと震えながら
浅沼はいつまでも眠れず、幾度も寝返りをうった。

243 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 01:48:04 ID:xeaUSUdK
>>232地図乙)
田中「浅沼さんめ、なんて人騒がせな。あれ?所長、さっきからカバンをあさって何してるんですか?」
銀田一「財宝の話で思い出したんだ。ほら、昨日話していたあずみさんのお兄さん夫婦の落石事故のメモだ。
     興味があったんでメモを残しておいたんだ。みつかって良かった」
田中「そういえば、不審な点があるとか」
銀田一「お兄さん夫婦は財宝は寄贈するという考えで、他のメンバーと対立していたらしい。不審な点は、
     ・事故現場付近は立ち入り禁止区域で、あったはずの立ち入り禁止の看板が崖下に捨てられていた。
     ・事故が起こった時間は明け方未明、お兄さん夫婦はいつもはそんな時間に作業はしない。
      さらに、正門からでなく裏口から出て行ったらしい。私の推理だが、呼び出されたとみていいだろう。
     ・落ちてきた石があったところで誰かが作業していた形跡があったが、前日はその場所で作業はしていない。
     ・御手洗君が第一発見者らしいが、事故現場の近くにいた理由は本人曰く散歩」
田中「確かに、普通の事故とは考えられないですね」
銀田一「当時の警察の見解は、事故の数日前まで雨が降っていたことに加えて
     石が落ちてきた所で誰かが作業をしたために地盤が緩んだのだろうとのこと。
     あと、事故のときこの館にいたメンバーは私とブリーフ君を除いて全員。担当していた刑事は竜岡」

244 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 02:50:23 ID:+kp7HaLG
実は>>224の抗議にも関わらず、既にユークリッドは再登場していた。
大丈夫、彼はgdgdにせず、クローズドも守る気満々だった。

ある時は中国系アメリカ人の暗殺者、またある時は
秘伝の忍法帖を巡って伊賀忍者と死闘を繰り広げた、
「不死身」と呼ばれる男。
それらは皆、ユークリッドの経歴の一部にもすぎない。

しかし今回は、さしものユークリッドも再生に時間がかかった。
まだ左手の調子が、完璧とは言えないようだ。
そこでユークリッドは、外部からターゲットを狙う方法を捨て、
内部に潜入する方法をとった。

それは又、彼の狙撃を邪魔した殺人者を見つけだすためでもある。
一流のプロとして、アマチュアの殺人者に出し抜かれたまま、
というわけにはいかない。
必ず俺がその罪を暴いてから始末してやる。
ターゲットの始末はそれからでも充分だ。

245 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 02:51:53 ID:+kp7HaLG
彼は自身が持つ、遺伝子レベルで自由に組成を変えることのできる、
不死身の細胞を使って、登場人物の一人になりすますことにした。
最初、>>215で白鳥に化ける途中、ブリーフマンに目撃されたが、
奴は持って来た酒をつまみ飲みして酔っていたので、ばれずに済んだ(>>216

思えばブリーフマンは、本当に抜けた野郎だ。
ユークリッドは、自分が仕掛けた盗聴器によって、犯行時部屋には
男がいたこと(>>96-98)を知っていた。
そいつは何者で、部屋からどうやって脱出したというのだ?

>>125の図面によれば、唯一の可能性は寝室の全窓だが。
もしそこに、犯行時鍵がかかっていたとしたら、それは不可能だ。
まずそれを、確かめてみる必要があるな。
鍵がかかっていた方が話は面白くなるがな、とユークリッドはつぶやく。

さて、いつまでも白鳥の姿でいるわけにもいくまい。
>>240で本物が戻る寸前に、ユークリッドは部屋を出ていた。
まずアイツを殺して、アイツと入れ替わろう。
アイツが犯人でないことは明白だし、その方が何かと便利だからな。

ユークリッドは早速その人物を始末すると、密かに海に投げ込んだ。
死体は一週間は上がるまい。
ユークリッドは、一体誰と入れ替わったのだろうか?

246 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 06:58:49 ID:oDHz3EsV
(一人でユークリッドネタ連投してるヤツうぜー。パート2になってつまんなくなったな)

247 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 08:06:53 ID:onjO39GX
(まあまあ。やはり色々とルールが必要ってことだな)



248 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 11:23:10 ID:m4+bU7QA
(じゃあ、>>244->>245は無しにしようぜ。自治厨ウザスとか書かないでねw つーわけで>>243の続きを)

「ブリーフ君って言わないで下さい」
「ああ、ごめんごめん。ブリーフマン田中君だったな。被害者の名前は関原俊一とその妻のウンゲマ・ウンボボ・ウンポポダマス・フガール・カリブソ・アンジェリーナ・ジョリジョリ・関原」
「長っ……しかもアンジェリーナ・ジョリジョリって」
「南米のカジキスタン出身らしい」
「カジキスタン? タジキスタンじゃなくて?」
「何でもカジキマグロの水揚げ量が世界一らしいよ。首都はメカジキって言うんだって」
「カジキスタンのメカジキ……ギャグで付けられた名前としか思えない」
「関原俊一は関原俊太郎の長男であずみの兄。ウンゲマ・ウンボボ・ウンポポダマス・フガール・カリブソ・アンジェリーナ・ジョリジョリ・関原とは国際結婚で、
事故当時はたまたま、父親の別荘であるこの海響館を訪れていた。新婚で、妻のお披露目も兼ねていたらしい」
「うわぁ、災難だなぁ、新婚早々事故死なんて。僕は絶対に嫌ですよ、そんなの」
「大丈夫だろ、たぶん結婚できないし」
お前に言われたくない。銀田一はさらに追い討ちをかけた。
「それに、真性包茎の童貞だし」
「ほ、包茎じゃありませんッ!」

249 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 11:58:12 ID:+kp7HaLG
(おいおい。ユークリッドネタは俺は初めてだ。
無視される書き込みとか、読解力のない奴の書き込みすら、
物語に組み込もうと試みたら、これですかw)

ユークリッドは再度考えた。
ブリーフマンが盗み聞きしていたのを黙っているから仕方がないが、

犯行時部屋には男がいたこと(>>96-98)のに、

そいつは何者で、部屋からどうやって脱出したというのだ?

(こんな基本的なことすら無視ですかい。まあそれもいい。
俺の中でも、ユークリッドは一旦消滅させるよ)

250 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 12:13:35 ID:9GPpmgww
(それはありがたいけどユークリッドはちょっと住人の拒否反応が大きいし、わざわざ既存の人物と入れ替える必要性もない気が…(^_^;)
俺も>136とか書いちゃったけど、関係ないって意見も出たしね。)

「銀さん、人魚伝説の方はどうです?」

251 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 12:28:16 ID:6h8nTJhe
(ユークリッドの是非はともかく、遺伝子レベルで変装できるとか盗聴器を仕掛けてたとかは完全アウトだろ)

今日も朝からウミネコの鳴き声がうるさい。

銀「それがな、完全な創作とも言えないらしいのだ。実際いろんな怪奇現象が起きているんだよ。
この屋敷も『怪響館』なんて呼ばれて・・・?」

刈谷「みなさん、朝食の時間でございます」

しまった、もう8時過ぎだ。浅沼さんの叫び声で起こされてからすぐに洞窟に行けばよかった・・・

252 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 12:28:42 ID:m4+bU7QA
「関係ないだろ」
銀田一はあっさり言った。
「何だよ何だよ、ブリーフマン田中。まさか、関原あずみを殺したのは人魚だとか思ってるんじゃねーだろーな?」
「いや、でも、人魚伝説はこの島にあるし、もしかしたら関原俊太郎も人魚の呪いかも。
関原俊一と……えーと、ナントカカントカ関原」
「ウンゲマ・ウンボボ・ウンポポダマス・フガール・カリブソ・アンジェリーナ・ジョリジョリ・関原」
「それも、人魚の仕業かも」
「するとお前は何? 人魚が立ち入り禁止の看板を崖下へ放り投げて、ローレライ歌って関原夫婦を崖に誘い込んだとでも?」
「いや、別にローレライじゃなくても」
「うるさい、人魚はローレライって決まってるんだよ。俺はドイツのライン川べりの生まれだから間違いないぞ」
「銀さんは葛飾区金町の生まれでしょ」
「それを言っちゃあ、おしまいじゃないのおいちゃん……って何やらせる! しかも寅さんは柴又だ」
「自分でやったくせに。それはともかく、あずみを殺害した犯人を突き止めることが先決ですよね」
「ああ。あずみを殺した犯人が分かれば、あずみの兄夫婦を殺した犯人も分かるかも知れない。恐らく同一犯だな」
「明日にでも、竜岡さんに話を聞いてみましょう」

253 :252:2007/03/19(月) 12:29:31 ID:m4+bU7QA
やべぇ、順序が変だorz

254 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 12:36:02 ID:6h8nTJhe
「探偵はん、助手との打ち合わせもいいでっけど、食事中にブリーフだの、ジョリジョリだの、行儀わるいでっせ」
阪田万吉は、そういうとスープのボウルを口元に持っていき、大きな音を立ててすする。
行儀が悪いのはどっちだ。

255 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 13:01:59 ID:PzTRKsQy
「きったねー音立てて飲んでんじゃねーよコラ!!」
僕はキレた。

256 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 13:11:54 ID:3WIGcYNg
猫(少し前のレスも読まないで無駄に登場人物増やしたり
いきなり出て来たユークリッドとか殺人起こしたり推理もくそもねぇじゃん

せっかくパート2始めたのに・・・・
どうやって収集つけんだよw)

257 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 13:23:59 ID:AtnvNUij
脳の血管がぶちきれた僕は、
椅子を蹴るとそのまま、阪田に殴りかかった。
しかし・・・僕は捉えてしまった・・・・視界のすみに・・・
浅沼の・・・なぜか食堂のテーブルの上で・・トランプの塔を
作っているのを・・・・

258 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 13:37:38 ID:6h8nTJhe
「まあまあ。」
竜岡がなだめるように口を挟む。
「関原俊一・アンジェリーナ夫妻の話だったね?その件については、俺の部屋に
当時の捜査資料の写しがあるから後ほど話をしよう。それより・・・」
竜は急に声のトーンを落とす。
「あずみさんの殺害現場についてなんだが・・・君は何か隠している事は無いか?
現場検証の結果、部屋の中には着弾跡は無かったし、あずみさんの銃創は、
君のいた扉のほうに向けて貫通している。つまり、あずみさんを撃った犯人は、部屋の中にいた・・・
君はひょっとして、犯人とあずみさんの会話を聞いていたんじゃないか?」
僕はただ黙って聞いていた・・・あのことを言うべきか?
体中から汗が吹き出てくるのは、デザートのハバネロゼリーのせいだけではなさそうだ。
しかも他の人のはイチゴゼリーだ。嫌がらせか。

259 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 14:14:30 ID:9GPpmgww
(>256まあ過ぎたことだし、なんとかなったからその辺で勘弁してあげなきゃ)

田中「事件直後(>102)にあるように刈谷さん以降はみなさんそれぞれ現れたと思います。ですが、もともと室内に潜んでいて、人が揃ってからさも今駆けつけたかのように見せかけるというミステリー的な仕掛けは容易です。」

阪田「あんちゃん、そういや漏らしとったなw」
田中「…………」

260 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 14:17:38 ID:bCAJisHE
(>>256餠つけ。今後はユークリッドは登場させない方向で続行しよう)

そう、僕は聞いてしまったのだ。あずみの部屋で、あずみと誰かが……そのぅ、チョメチョメしているのを。
しかし、声だけで僕はあずみの相手が誰なのかは分からなかった。ただ僕の盗み聞きの時間、及びあずみの声から推察するに、
チョメチョメの相手のモノは約十八センチの大物、しかも前戯、本番、後戯を合わせて約一時間。その後、部屋から銃声が聞こえた。
犯人がチョメチョメの相手なのは間違いない。よし、あずみ殺しの犯人を便宜上、「絶倫くん」と呼ぶことにしよう。
阪田にお漏らしを指摘されたが、あれは実は漏らしたのではない。オナニーしていて、射精してしまったのである。
ちなみに僕の高校時代のアダ名は「おサル田中」だった。由来は猿なみにオナニー三昧だったこと。

261 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 14:47:45 ID:ELnPLWRL
人魚姫(正体不明)は、田中の暴走に内心あきれていた。
まったく、真相を掴まれないのはいいが、これは本当の馬鹿だ。
これなら、第二の殺人も、自分の勝ちだ…

262 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 14:54:02 ID:AtnvNUij
僕の灰色の脳細胞が、雷の一撃を食らったように、にわかに活動しはじめた。
当夜の光景が目の前に浮かぶ。つまりこうだ。

暗殺者は二人いた。一人はあの森で竜岡に射殺されたユークリッド。
そしてもう一人が、謎の絶倫君だ。

ユークリッドが屋外からあずみさんの部屋の扉を狙い撃つ。そのとき誰かが扉の前に
いればよかったのだ。その誰か(つまり僕だが)が「外から撃たれました」とその場で
証言すれば、その場の目の外に向けられるだろう。その間、部屋の中の絶倫君は悠々と
逃げ出す時間が確保できる。もっと言えば、突然の銃声に驚き、無防備になった
あずみさんのふいをついて音もなく犯行を終えることも計画の内だったのではないだろうか?
つまり陽動作戦だ。ユークリッドが狙撃する時間もあらかじめ絶倫君には知らされて
いたのだろう。ユークリッドは利用されていたのだろうか?それを知るすべは今はもうない。

263 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 15:14:25 ID:6h8nTJhe
いや・・・いかんいかん。ユークリッドなどという人物は居ないのだった。まだ昨日の酒が抜けていないようだ。
それより、いいかげん僕が盗み聞きを隠しているせいで所長や竜の推理に影響が出ているかも知れない。
やはり言うべきだろうか。
田「所長、実は・・・」
銀「ん?なんだね、ブリ田中」
田「いや、なんでもないです。ところで、早朝の洞窟探検も流れちゃって、今日一日何をするんです?」
銀「まぁ、あと38もすれば、そんなことは言っていられなくなるんだ。こっちはこっちで話を進めよう。」
所長は何を言っているのだろう・・・?

264 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 15:24:50 ID:AtnvNUij
そうだ。たしかに昨日は飲み過ぎた。
まだ、酔いが頭に残っているようだ。
僕はふらふらと水をもらいにキッチンに入った。

265 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 15:30:07 ID:bCAJisHE
「ユ、ユークリッド!」
僕は叫んだ。しかし、それは酒が見せる幻。キッチンでは、浅沼稲次郎が酒をあおっていた。
「あ、浅沼さん」
「おおっ、ブリーフマン田中君じゃないか。一緒に飲もう、俺はもうやってらんねーぜ、げふ」
「どうしたんです」
「山本の野郎だよ、あの野郎おお、今度こそタダじゃおかねぇ、ぶっ殺してやる」
「本当に山本さんが殺された時に疑われますよ。あまりそういうことは言わない方が」
「うっせーっ! 飲めゴルァ!」
浅沼は無理矢理僕に酒を勧めてくる。僕は付き合いで口をつけ、
「あのぅ、差し支えなければ、浅沼さんの娘さんと山本さんの間に何があったか教えてもらえます?」

266 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 15:50:22 ID:WRG/mOOZ
「私も聞きたいですな、職業柄…お役に立てるかもしれませんし。」
六車弁護士だ。なんだか久しぶりな気がする。

267 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 17:00:52 ID:bCAJisHE
「おお、弁護士さん! あんたにも是非聞いてもらいたい。場合によっちゃ、俺は娘と山本を訴えるぞ!」
「へっ、何で娘さんまで……?」
「俺の可愛い可愛い、ベリープリティーでキュートでコケティッシュな娘の名前は浅沼稲子」
「イナゴ?」
「違う、稲子! カミさんがカジキスタン人だから正式には稲子・ブリオッシュ・バクセンデール・浅沼って名前なんだが」
「長い」
「その稲子が北海道で、山本に無理矢理ホテルに連れ込まれたんだ! くそぅ!」
「ああ、思い出した。山本圭一ってテレビに出てましたよね。それで謹慎になったんだっけ」
「ああそうさ! くそぅ、よくも私の娘を……娘を裸にしてああしたりこうしたりできるのはこの私だけなのに! 娘も娘だ、親不孝者め!」
「えっ、それって近親相姦なんじゃ……」
「なぁ弁護士さん! 娘の稲子は私という相性バッチリのパートナーがありながら、山本とホテルでチョメチョメしようとしたんだ!
訴えれば、確実に勝てるよな!」
「いや、近親相姦という点を鑑みますと、そのぅ……」
「キッチン総監なんてどうでもいい! 私は山本から稲子を取り戻したいだけなんだ!」
六車弁護士は外人がやるように肩をすくめた。相当変態っぽい六車だが、近親相姦はさすがに有り得ないらしい。
「稲子おおお! 稲子・ブリオッシュ・バクセンデールゥゥゥゥゥ!」
浅沼は絶叫しながら泣き崩れる。まさしく一人地獄絵図。

268 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 17:11:38 ID:6h8nTJhe
四月一日「それからなんです・・・浅沼さんは、心を病んでしまったのか、時々ブツブツ独り言を言いながらトランプの塔をつんでいるんですよ」
おお、ワタヌキさん。これまた久しぶりだ。
田中勇馬「でも、近親相姦の時点で心を病んでますよ・・・」

269 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 18:28:36 ID:9GPpmgww
守屋「クックック、いや違うぞ、ブリ小僧。本当の快楽とは常軌を逸してこそ開かれるもの……」

「何を言って―――」

「タブーほど男をそそり立たせ、女を濡らすものはない。
浅沼とてそこに理性の一切を焼き尽くす程の快楽を認めたからこそ、喜んでその奴隷になったのよ。お前もそうは思わんか?のう、綿貫?」

270 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 19:16:24 ID:6h8nTJhe
綿貫「・・・守屋さん、何しにいらしたんです?」
守屋「おお、そうじゃった。外で暖炉の薪を割っていたら、木のトゲが刺さってな。御手洗先生よ、バンソウコウくれや。」
御手洗は、「バンソウコウ」という言葉を聞いて、急にポケットの中を探り出した。
御手洗「おい、ブリーフ少年よ、これを見たまえ。」
田中「田中です。おお、これは!!http://rage13.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/oekaki/data/326.jpg
島の地図、ですね。」
御手洗「そうだ、昨日、デスクの抽斗から出てきた。>>232
田中「潮が満ちていて洞窟は無理ですが、昼食まで、この地図を頼りに島を探検してみましょう!」

271 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 19:19:02 ID:6h8nTJhe
ゴメン
×外で暖炉の薪を割っていたら〜
〇納屋で外で暖炉の薪を割っていたら〜

272 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 19:27:05 ID:bCAJisHE
「おい、田の字!」
銀田一だった。
「ああ、銀さん。今、御手洗さんから地図を……」
「バカヤロウ、お前さっさと部屋の掃除しろ!」
「へっ、掃除?」
「やっぱり気づいてないな。お前夕べ夢精しただろ! お前のアレでシーツがベトベトだ!」
「やーいやーい、漏らした漏らした! ケケケッ」
守屋が囃す。銀田一は珍しく本気でブチ切れているらしい。
「さっさと洗濯しろブリーフマン田中! このバカアホドジマヌケオタンコナスドテカボチャボケクソチンカス!」
ありったけの罵詈雑言を吐くと、銀田一は表情をがらりと変え、
「これはこれは守屋ジョバーン選手。よろしければ島を案内してもらえませんか?」
「おぅよ。ついでに競歩のトレーニングでもするか?」
「ああ、いいですね! 実は私も最近、痩せるためにウォーキングをしようと思っていましてね」
僕は泣きながら部屋へ戻り、シーツを洗濯した。ネトネトの白いものが乾き、妙な臭いを放っていた。

273 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 19:35:05 ID:WRG/mOOZ
それにしてもこのシーツ、夜までに乾くのだろうか。(天候は…?)
もう生乾きのシーツはたくさんだ。(前スレ参照)

274 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 21:19:48 ID:Mvt7byo0
雨風は以前(>>169)と比べると少し弱まったものの、依然として空は厚い雲に覆われていた。
僕が乾燥機を探して屋敷内をウロウロしていると、

275 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 22:07:53 ID:nvs5Jx2n
誰だ、乾燥機で猫乾かそうとしたやつは!? 壊れたじゃないか。

276 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 22:17:36 ID:oDHz3EsV
(ついに前作の猫が登場か?)

277 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 22:37:12 ID:6h8nTJhe
「ごめんなさい・・・その乾燥機、私が猫を乾かそうとしたら、壊れちゃったの。」
柱の影から綿貫秘書が顔を出す。彼女が猫を飼っていたとは意外だ。
僕の疑問を察してか、彼女はさらに続けた。
「秘書って案外ストレスが溜まる仕事でね。疲れて帰ってきたとき、ただいまをいう相手が居ればいいな、って・・・
森アーティーっていうの。可愛いでしょ。ちなみにメスなの。」
あまり可愛げはない。よく見ると、彼女も猫とお揃いのネコミミをつけている。
「こうしてアーティーと遊んでいると、日々のストレスを忘れて、完璧にネコの気分になれるのよ!
ん〜でも私も新しいご主人さまを探さなきゃニャ〜。ねー。」
この屋敷にまともな人間は居ないのか。

278 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 22:42:22 ID:WRG/mOOZ
その頃、島の探険に出かけた
銀田一と竜岡、守屋ジョバーン一行は…

279 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 22:55:16 ID:nFJaVOi2
銀田一「いやーやはり此処に着てよかった!殺人事件が起こったというのに
    推理をしようとする人間が一人もいないのは取り合えず置いて置いて。
    守屋ジョバーン選手に競歩を教えていただけるなんて夢にも思って見ませんでしたよ! 
    それに現役の刑事とこうやってレイプ犯罪について語っていただけるなんて!
    此処は本当に素晴らしい所です! あ、貴方!竜岡さん!刑事だったら無線くらい持ってるでしょう?
    え?何?忘れたぁ??馬鹿か貴様は!如何に此処が楽しいと言っても
    殺人事件が起こってるんだから、それにお前はユー何某を追っかけてて
    聞くところによるとそいつはスパイなんだろ?そんな奴を追っているのに無線を忘れるなんて!
    え?どうしたんですか?そんな怖い顔して?
    ちょっと!痛いです!ぎゃーーーーーーーーー」 

280 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 23:17:28 ID:9GPpmgww
銀は誰を相手にしても楽しそうだ。

屋敷で桐生は一人出立の準備を整えていた。

そしてその頃、出番が少なくなっている白鳥、御手洗、刈谷は――――

281 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 23:25:45 ID:nFJaVOi2
御手洗「いやー暇なんで僕の伯父の話でもしましょうか?御手洗潔って言うんですけどね
    なんか石岡とか言う奴を連れて事件を解決しまくってるらしいんですよ?
    え?興味ない?そ、そうですか。白鳥さんは所で部屋を変わったと言っておられましたけど
    もしかしたら自分が狙われていたかも知れないってことですよね?
    怖くないんですか?え?ぁぁ!怖い!僕が守ります!
    御手洗虚子!全霊を尽くして貴方を守ってみせます!ではちょっと20レス分待ってください!
    貴方を守るためには準備が必要だ!」
と言って御手洗は部屋に入ってしまった。

282 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 23:36:44 ID:6h8nTJhe
そのとき・・・
「大変だ!無い!ない!何処にも!」
浅沼の叫び声。
「また貴方ですか。一体どうしたというのです」
刈谷が駆けつける。
「無いんだよ・・・どこをさがしても!ああ、ない!」
「落ち着いてくださいませ浅沼様。何が無いのです?」
部屋のテーブルには作りかけのトランプタワー。刈谷は内心またか、と思った。
「無いんだ・・・スペードのジャックが!あれがないと完成しないんだよ!ほら!」
刈谷は大きく息を吸い込むと、トランプを吹き飛ばし、無言で部屋を去った。浅沼は失神している。

「全く人騒がせな・・・しかし、何かの伏せ・・・もとい、前兆でなければ良いが。」
刈谷は悪い予感を胸に、廊下の奥へと消えていった。

283 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 23:43:04 ID:nFJaVOi2
浅沼は起き上がり
マイケルシェンカーグループの「ドクタードクター」を聞き出した、

284 :名無しのオプ:2007/03/19(月) 23:52:37 ID:bCAJisHE
その頃、久し振りに登場の阪田万吉は、客間で電話をかけていた。
「なぁ〜そんなこと言わないでくれよぉ〜今月分のお手当てはなるべく早めに払うからさぁ〜ね?」
電話の相手はにべもない。阪田はペコペコ頭を下げ、
「ね? いい子だから、ボクとの愛人契約を解消するなんて言わないでよレオナちゃん」
電話の相手はレオナ・マツザキ。元女優だが現在は落ちぶれ、大阪のミナミの熟女パブで働く傍ら、阪田と愛人契約を結んでいる。
「分かった、分かった。今月中にお手当てを君の銀行口座に振り込んでおくから、ね? ホテル代も次からケチらずに、
ラブホじゃなくてちゃんとシティホテルを予約するから、うん、うん、勿論。君の欲しいものなら何でも買ってあげるよ、うん、じゃあね」
電話を切り、阪田は溜め息をついた。妻には逃げられ、娘からは生卵をぶつけられて家出され、残った息子はタバコと麻薬で精神を病み、
精神病院に入院中。阪田家は崩壊し、阪田が経営する古美術店の経営も左前だった。だからどうしても、関原俊太郎の遺産が欲しいのだ。
阪田は物思いに耽りながら、海響館を飛び出した。

285 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 01:04:04 ID:4YF8CF51
僕はまだ生乾きのシーツをもったまま屋敷内をさまよっていた。
ふと、バルコニーから外をながめると、船つき場のあたりに白鳥の姿を見つけた

286 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 01:18:32 ID:k0mycmv6
白鳥もまた、自身の悩みを関原の遺産で癒やそうとする一人だった。

亡き母の店を引き継ぎ、それなりに女を上げたものの、彼女は拭いがたい虚無感に憑かれていた。すなわち「このまま自分は終わるのか?」という問に。

ちなみに関原が亡くなる以前に関係は切れていた。
その後、桐生の所属する北辰会の若頭補佐、鬼塚から新たな愛人契約の誘いを受けるも判然としない思いを抱えていた。

彼女にとってこの遺産問題は虚無感からの脱出をはかるものでもあった。

287 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 01:19:26 ID:eIYM14a0

>>224 ユー「グ」リッドではなく、ユークリッドです。)

ユークリッドは「ザオラル」をとなえた。
ガイルは生き返った。
天気は悪いしHPは1なので、取りあえずキャンプを張って体力の回復を待つ事にした。

288 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 01:38:36 ID:tl7QfX17
「勝ちたいんや! 金が欲しいんや! 井川は裏切り者なんや!」
阪田万吉は叫んだ。
「天気が悪いなんて言ってられんわ。満ち潮がどうたらこうたら何ぬかしとんじゃ!
早いもの勝ちだから今すぐ出発や! 遅れたら負けなんや!」
そして、ある事に気が付いた。競争相手が全員大怪我したり、死んだりしたらどうだろう。
その時点で自分が勝者になった、といえる。
「寒い洞窟の中で穴掘りするより、頭のいい方法だわな」阪田は実は島根の出身だった。

289 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 01:44:25 ID:MiWW62EF
田中「そういえば晴れていなくても、ある程度の風さえ吹いていれば
洗濯物は乾くって死んだばあちゃんが言ってたな」
田中はおばあちゃん子であった。
ちなみにあの『ウルトラマンのプリント入りブリーフ』はおばあちゃんに買って貰った物だった。
田中「よし!雨のやんでる今のうちに、ここに干しておこう」


290 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 01:47:50 ID:MiWW62EF
(ごめんリロードしろ俺!

291 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 01:55:35 ID:k0mycmv6
引き続き白鳥はメンソールをくわえ、再び思案にくれた。
その時田中が話しかけてきた。

「白鳥さんは出掛けないんですか?」

白鳥はこの若者をまぶしく振り返った。

思えばこの場にいる参加者たちは
桐生や自分のように己の世界で成功を築き上げようとしつつも虚しいものを感じる者――――――

浅沼や守屋のように自身の鬱屈した欲望を抑えきれない者――――――

阪田や山本のように苦渋を舐めながら敗残者となった者――――――

おそらく御手洗や六車も何かを―――――

どこか満たされない心の隙間をもっているものばかりだ。

そんな中で銀田一と田中には私たちにはない眩しい何かをもっている。
たとえ一時にせよ彼らが二人のそばでじゃれあうのはその光を感じているからかもしれない。

感傷を打ち切って白鳥は口を開く。なぜなら彼女は財宝を得たいから。

292 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 08:24:26 ID:poU+PCv6
人魚姫(正体不明)『フフフフフ………』

293 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 08:58:01 ID:XozCsyUs
白鳥「アンタ地図持ってるんでしょ、
よこしなさいよブリーフぼうや」
田中「田中ですって!それに地図は師匠達が持って行ってしまいましたよ」
刈谷が屋敷から出て来る。
刈谷「御三方はまだおもどりでないようですね。
昼食の用意ができたのですが…
私がお迎えにあがりますから、
お二人は先にお召し上がり下さい。」
こ、これは、白鳥さんと二人きりでランチ…?

294 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 10:11:42 ID:O0Kqlmvs
「白鳥さん、ランチの後に一緒に洞窟へ行きませんか?」
「はあ?あなたと?なんで?」
「あの、いや、刈谷さんと綿貫さんとなんですけど
 よかったら一緒にどうかなと」
僕の容姿から性格や雰囲気、今までの行動について
全てに悪態をつかれ罵られて断られた。

僕の全身はその全ての言葉を受け止めると
足元から脳天にかけてゾワゾワしたものが駆け上がると
気付いたときには僕の股間はカチカチに硬度を高めて
天翔る龍の如く天を突いていた。

そして昼食後、僕と刈谷さんと綿貫さんで洞窟へ向かった。

295 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 10:54:48 ID:XozCsyUs
人魚(正体不明)
「そう来たか…しかしメンバーがバラければ好都合。
予定通り殺るまでだ。」

296 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 11:49:12 ID:jjDNBKeD
その頃食堂では、浅沼稲次郎が新たなるトランプタワーに着手していた。
「ゆっくりと……揺らさないように……」
正午を過ぎた食堂には彼の他に誰もいない。
御手洗と六車は自分の部屋に籠もりっきりで、あれから顔を見せない。
他のメンバーは皆それぞれ外出をし、屋敷内はうすら寒いばかりの静寂が支配していた。
「……よしッ。あともう2段」
浅沼は、周りには目もくれず、一心不乱にタワーを積んでいる。
「あと、5枚ッ」

297 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 11:49:32 ID:v5PDs9/a
人魚(正体不明)は納屋に向かった。
山本を解放すれば犯行が幾分かやりやすくなると踏んだためだ。
途中でキャンプをしている二人組を見かけたので手に持ったナイフで一人は頚椎を刺し、もう一人は心臓を一突きで殺した。
そして死体を焼却した。
これで復活することもないだろう。
遺灰を海に撒きながら人魚(正体不明)はそう思った。

298 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 12:20:07 ID:XozCsyUs
山本「あ、あんたは…いや、
誰でもいい、早くヒモをほどいてくれ!」
山本の身体に自由が戻った。
山本「恩に着るぜ。守屋が薪割りに来て以来、
誰も来ないからよ。忘れられたかと思ったぜ」

299 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 12:32:30 ID:k0mycmv6
山本は納屋から離れながら考えた。
「しかしあいつ誰だ?」
なぜなら顔はおろか声さえ聞くこともできなかったからだ。

そして人魚は獲物を捕捉した!

300 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 12:44:16 ID:/qD2k59B
次の瞬間、屋敷の灯りが一斉に消えた。
「うわ、何だ?」
「停電よ、落ち着いて」
「すぐ戻りますかね…」
「泡沫となって消えた人形の気持ちはこんな感じなんだろな…」
「え?」
「あ、電気が…」

301 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 13:20:06 ID:cf1Uf9IY
電気が付いた時、僕は信じられない光景を目にした。
館にある一番大きな窓がある。
先ほど旅に出ていたはずの守屋ジョバーンがそこにはいた。
否、先ほどまで守屋だった。と言うべきか。
そこには嘗て守屋ジョバーンだった死体が貼り付けられていた。
そしてもう一つ信じられない事があった。
それは彼の首から下が紛失していた。

302 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 13:33:56 ID:XozCsyUs
そして、口にはカードが挿し込まれている…
「スペードのジャック…」

303 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 13:41:46 ID:v5PDs9/a
カードはもう一枚あった
「バーサーカーソウル…」

304 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 13:43:13 ID:poU+PCv6
きゃあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁ!!!!!!

305 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 13:51:11 ID:XozCsyUs
停電の弾みで完成間近のタワーを崩してしまった浅沼が、半狂乱で入って来た。
「一体どういう状況なんだ!?おまえら出掛けてたんじゃ?
他の奴らは?だれか説明してくれ!
だいたい、案内図が無いからいまだに館の構造がわからん!
あぁ稲子ぉ〜」
なにやら意味不明のことをわめいている。

306 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 13:51:32 ID:4YF8CF51
守屋の首の前に呆然とたたずんでいた山本が、我にかえり絶叫した。

その悲鳴は洞窟近くにいた僕達にまで届いた

307 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 13:55:36 ID:v5PDs9/a
悲鳴がするので後ろを振り向くと鉈を持った山本が立っていた。
「・・・チッ」
山本は鉈を僕に向かって力任せに投げると、すぐさま逃走した。
鉈は僕の耳のすぐ傍を通過し、窓ガラスを突き破って外へ飛んでいった。

308 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 13:56:18 ID:v5PDs9/a
やべ、>>307は無視で

309 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 13:57:08 ID:k0mycmv6
(待て、田中は白鳥と一緒に屋敷の中だ。洞窟は銀一行だ)

田中「山本さん!あんたいつの間に納屋を……もしやあんたが守屋さんを!」

310 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 14:03:00 ID:4YF8CF51
(>>294で僕も洞窟にむかってますよ、>>301は外から目撃ってことで)

311 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 14:03:01 ID:XozCsyUs
猫のアーティー(>>294は…
大体守屋が屋敷で死ぬ時点で無理があるニャ)
綿貫「どうしたの?アーたん…そうね、どうしようか…」

312 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 14:42:53 ID:XozCsyUs
山本の姿を認めるや、浅沼は正気を取り戻した。「おまえ!」
山本の咽元にトランプが突き立つ。
「今日のところはこれで許してやる。
こんど納屋から出てきたら命は無いぞ。」

313 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 15:13:50 ID:oBReWzfG
(?ちょっとここまで何が起きたかまとめてくれませんか?
?色んな情報が錯乱しすて意味がわからん?
??誰か俺のちんぷな脳でも何が起きているのかわかるように教えてくれ?)

314 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 16:11:00 ID:k0mycmv6
>301を優先すると
田中は白鳥と一緒にいて、守屋の首だけ死体を屋敷の停電が終わった直後に目撃。

それ以前の書き込みだと田中は屋敷の中の連中と一緒に洞窟へ移動中。

どちらをとりましょう?折衷案として外から目撃というのもあります。

315 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 16:20:57 ID:jjDNBKeD
銀、竜岡、守屋  → 洞窟
僕、綿貫、刈谷  → 洞窟へ移動中
浅沼       → 食堂
御手洗、六車   → 自室(在未確認)
白鳥、桐生、阪田 → 外出(居所不明)
山本       → 人魚の手により納屋から脱出。居所不明

299まではこんな感じだと思うけど……

316 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 16:28:56 ID:jjDNBKeD
ごめん。銀、竜岡、守屋は島を探索でした。。。

317 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 17:04:32 ID:T7MTBa6l
山本は逃げない自らが最強だと知っているからだ。
山本は敗れないその存在がすでに最強だからだ。
山本は敵に手加減をしない弱者はその存在その者が罪と考えるからだ。
しかし山本は一弱者に一々構うほど寛大ではない山本は余りにも最強だからだ。


318 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 18:35:41 ID:cf1Uf9IY
301の”僕”を取り消してください!
『僕』を浅沼に取り替えてください。
それでおkだと思います

319 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 18:52:02 ID:k0mycmv6
(301さん本人からぉkが出たので以降その展開で)

銀一行が息を切らせてこちらに来た。

竜「どうしたんだよ?こっちはお宝まであと少しだっ………!
なんじゃありゃあ!?」

320 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 19:11:03 ID:wMchVaBM
アーティー(猫)
(まてまて、浅沼は305で犯行現場登場のようだが?

朝食以後の各人の動きをまとめると、

銀・竜・守ジョ
地図ゲット(>>270-272)→島の探検(>>278-279場所不明、実は競歩してただけ?)→守屋殺害さる(ほか2人は所在不明)

田中
シーツを洗濯、しかし乾燥機が故障(>>272-277)→白鳥を発見(>>285)→シーツを干して(>>289)→白鳥に話し掛ける(>>291-294ランチ同席を断られ、一人で食事?後、刈谷、綿貫と洞窟へ,ただし何処までいったか不明)

綿貫
乾燥機で猫(森アーティ)を乾かそうとし乾燥機を壊し、田中と遭遇(>>277)→田中と合流→猫と会話(>>311ネコミミモード?)

守屋
納屋で薪割り中ケガ、食堂にバンソーコーをもらいに現れる(>>269-271)→銀と合流

スマヌ、ちょっと行かねば。他の人物補完ヨロ、特に誰が館に居たか、お願いニャ)

321 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 20:33:18 ID:wMchVaBM
自己補完

刈谷
朝食前に呼びに来る(>>251)以後不明→浅沼の叫びに食堂?へ駆けつける(>>282)→田中、白鳥と会話、銀ら一行を迎えに行く(>>293、しかし>>294でやや矛盾、田中と綿貫を待って一緒に出かけたと読むべきか。)

御手洗
田中に地図を渡す(>>270)以降所在不明(食堂?)→(>>281で白鳥と会話、一人で部屋へ )→以後自室らしい(>>296)

白鳥
前日夜から描写なし(しかし朝食は全員居たとするのが自然)→御手洗と遭遇(>>281)、外へ(>>285-286)→田中と会話(>>291-294)、ランチの誘いを断り、以後不明(屋敷内、または周辺か)

322 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 20:42:20 ID:wMchVaBM
阪田
朝食中、田中とカラミ→以降不明、客間で愛人に電話(>>284、料金滞納で止められてる筈なのに・・・携帯?)→物思いに耽りつつ外出、以降所在不明(屋敷周辺?)→意味不明な?思考(>>288)

六車
浅沼らと会話(>>266-267)→自室らしい(>>296)

浅沼は異様に描写が多い。

浅沼
朝食後、泥酔?しつつ田中らと会話(>>265-267)→食堂に残り?トランプタワーに挑戦、スペードのジャック紛失に気づく、刈谷にタワーを壊され失神→起き上がり音楽鑑賞(>>282-283)
→再度タワーに挑戦(>>296、まだ食堂)→停電(>>300)でタワーを崩し半狂乱に→殺害現場へ(>>305)→殺害現場で山本を発見、トランプを投げ仕留める?(>>312)

302-304、306-307は誰視点とするのが適当だろうか?

現在、犯行時の所在が不明なのは→六車・阪田・白鳥・御手洗・綿貫
(話の中のアリバイとは別)
守屋が死んだので銀と竜も不明だ(今後の展開による)

323 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 20:51:53 ID:wMchVaBM
山本を忘れてた;
納屋に軟禁→朝食時、守屋が薪割りに来る→人魚(正体不明)により緊縛を解かれる(>>297-299)→殺害現場(>>306-312)(>>317?)

連投&改行見にくくてスマヌ。ヌケあったら指摘ヨロ

324 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 21:27:43 ID:jjDNBKeD
(乙です!)

325 :途中で送信を…:2007/03/20(火) 21:28:44 ID:jjDNBKeD
僕「…うん?今なにか聞こえたような……」
刈谷「悲鳴ですね。おそらく屋敷の方からです。しかもあの声はたしか山本……」
僕「屋敷へ戻りましょう!!」
刈谷「まってください!ブリーフ田中様」
僕「僕はプロレスラーですかッ! あれ?綿貫さんは」
刈谷「綿貫でしたら猫が気になると、途中で屋敷に戻りましたが……」
僕「まったく!みんな自己ちゅうなんだよなー」

326 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 21:59:28 ID:wMchVaBM
結局、僕と刈谷さん、綿貫さんが、所長と竜岡と守屋さんを呼びに行った時、所長と竜岡は館近くまで来ていた。
何でも、洞窟の見えるところまでは行ったものの、守屋さんと競歩ガチ対決をしたら、守屋さんが先行しすぎて見失ってしまったらしい。
それで、2人で探しながら引き返していたのだという。
僕らが合流し屋敷の周りを捜索していると、悲鳴が聞こえた。あとは>>325で云った通りってわけだ。

銀「さて、今皆さんにお聞きした限りでは、朝食後の皆さんの行動はこういったわけですな!」

おっといけない、つい考え事をしていた。館に帰ると、所長と竜岡は、皆を集めてアリバイ調査をはじめたのだった。

銀田一はメモを示した(>>320-323)。汚い字で所々読めない部分があるが、それはお察し下さいという奴だろう。

銀「殺害現場は・・・いいですか、今屋敷全体の図を描きますので待っててください・・・いいですか?みなさん。
ここ、2階のテラス前の窓際、二枚貝の開いたオブジェの中に、守屋さんの生首は据えられていた。
口の中には血まみれのカードが二枚、「バーサーカーソウル」と書かれたものと、トランプのスペードのジャック。これは貴方のものでしょう?浅沼さん」


327 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 22:08:10 ID:Cw0gCNRG
猫(職人さんGJ!!前作に比べて今回はグダグダでどうなることかと思ったが、
 職人さんたちが流れを作るとやっぱ面白い!やっぱ銀さんはシリアスな方が
 イイ感じだニャー。自分はROMってるだけだが頑張ってくれー。)

328 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 22:11:13 ID:+ZwYZwbm
探偵銀田一はマイルドセブンに火を付けて言葉を続けた。

329 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 22:28:10 ID:wMchVaBM
銀「第一発見者は・・・」
ヤマモト「僕、じゃなかった、俺だよ!どうせ言っても信じないだろうがな!
俺は、何者かによって緊縛をとかれ、館をさまよってたんだよ。
持っていた鉈は納屋にあったものだ。護身用だよ。
大窓の前まで来ると、突然停電した。この通り外は雲が低く垂れこめて、暗いからな。
一瞬視界を奪われた。みんなそうだろう?
で、明かりがついたと思ったら、目の前に守屋の生首がありやがるじゃねえか(>>301-303)。
俺はあっけにとられたね。したら、浅沼の野郎が叫びながらこっちへ来るじゃねえか(>>304-305)。
奴は最初あさっての方向を向いていたが、俺も我に帰って、思わず叫んじまった。奴は振り返って俺を見た。(>>306-307)
やべえと思って鉈をぶん投げ、逃げようとした。
したらアイツの投げたカードに仕留められ(>>312)、とっ捕まってこのザマさ。
なあ、いいかげんこのヒモほどいてくれや。食い込んで仕方ねえ。」

竜「ダメだ。ずっと柱と仲良くしてろ!
それにしても、これでなんとか事件後の情況は収集できたかな。なあ銀や」
銀「おう、多少強引でも誰かがまとめねえと、誰も後を書けないからな!」
田中「何の話です?」
銀「こっちの話さ、捜査情況を取りまとめるのはこの天才名探偵銀田一様を差し置いて外にイネェっつったの!」

330 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 22:36:34 ID:k0mycmv6
田中「それより桐生さん達はまだ来てませんね。どうしてるんでしょう?」

銀「そろそろ来るだろ」

331 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 22:38:54 ID:r6dgBuYU
まるで、銀田一と竜岡兵太刑事が名コンビのようになってしまっている。まずい!
これでは僕のアイデンティティが失われてしまうではないか!
こうなったら、僕が手柄を立てて、名探偵・銀田一コースケには優秀な助手・ブリーフマン田中……じゃない、
田中勇馬が不可欠、という既成事実を作り上げなければならない。

332 :名無しのオプ:2007/03/20(火) 23:42:21 ID:jjDNBKeD
白鳥さんを伴い、桐生が応接間に入ってきた。
事件の内容を聞いて、気分が悪くなった白鳥さんを介抱していたらしい。
彼女の腰のあたりに手をおいて、歩くのを手助けしているようだが、目は笑い口元は弛んでいる。
さすが、893もの!弱っている女性に取り入る術はこころえているようだ。
そんなご機嫌の桐生と対照的に、御手洗は口をへの字に曲げてムスッとしている。
「これで全員そろったようだぜ」
と、竜岡。
「うん。ほんじゃま、事件前後の皆さんの話を聞きましょうか?」
軽い調子で銀田一がうながす。鼻のあたりを掻きながら、口の辺りには余裕の笑み。
タバコを灰皿に押し付け、一同が見渡せる席についた。傍ら補佐するように立つ竜岡。
あの雪の山荘での、彼の活躍を思い出した。
とうとう彼が本気になった……。

333 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 00:05:49 ID:8JtDJEX9
「あのぉ この首はどこへ保管しておけば…」
僕が遠慮がちに持ってきた守屋の首を竜岡の目の前に差し出した
その瞬間、銀田一と竜岡のこめかみに青筋が浮かんだ。
「てめぇ!!!現場荒らしてんじゃねえよ!!!!」

僕の助手しての地位はさらに低下した

334 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 00:39:41 ID:d7aqQHrE
「あっ、待って下さい、これも・・・」
僕は必死にすがりつく。
「館内の見取り図を描いたんですよ!どうぞ。
ttp://rage13.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/oekaki/data/327.jpg
どうです?大体あってるでしょう?
僕は暫く黙ってますから、これをもとに存分に推理してください、師匠!」

銀田一は黙って見取り図に見入っている。
「・・・あれ?『でかしたぞブリーフマン!』とかは無いんですか?」

「汚ねえ字。」
「・・・ごめんなさい。」
どうずる田中!助手としての立場や如何に。

335 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 00:42:09 ID:he8sTloC
六車弁護士
「まさか、私が容疑者の一人ではないと思うが、念のため、私のアリバイを証明しよう」
プリントアウトした紙を示した。
「私は自室で書類を整理しながら、パソコンでチャットをしてたんだ。
ログ名は『テク自慢の絶倫男』だよ」

チャットで、この弁護士は女性に乳頭の色を聞いたり、初めての注射の時期を聞いたり
やりやい放題じゃないか。だけど、発言の時間が記録されてるので、机から離れなかった
ことがはっきりしているようだ。

336 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 00:44:25 ID:iXp0vp8N
「桐生さんは朝食をとってから今まで」どこで何をしていましたか?」
「ふふっそうだなあ、…オレは部屋でオナニーしてたな」
「オナニーですか。ずっと今まで?」
「そうだ」
朝食が8時で今は12時30分。そんなに長い時間オナニーするだろうか。
僕はいつも10分以内で終わらせるのを心がけているのに。
桐生さん、怪しいな。

「証拠になるかどうか分からないが、部屋のゴミ箱に
 オレの出したのがティッシュにくるまって捨ててあるぜ。」
「一応あとで田中に調べさせます。」
「ええーっ!?」
そんなバカなー

337 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 00:50:34 ID:d7aqQHrE
アーティ(猫)(・・・この館はどうなっているニャ?
>>120で電話止められて、
>>123-127でネット回線もパソコン・交換機もろとも焼けてるってのに、
>>284で阪田は電話してるし、今度は六車がチャット?
もしかしてこの島は携帯が通じるのかニャ?どうするニャ?
・・・行動まとめで桐生が抜けてたのは僕のミスですごめんニャ)

338 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 00:54:45 ID:iXp0vp8N
(>>337そこは銀田一が指摘しろよ。
 >>334とりあえず館内見取り図GJ!!)

339 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 01:17:33 ID:d7aqQHrE
「む!これはッ」
鼻の下を伸ばしながらチャットログを読み込んでいた銀田一が口を開く。
「このIP・・・ローカルじゃないですか?」

刈谷が答える。
「ええ、館内LANはまだ生きてる筈ですから・・・ちなみに部屋ごとの固定IPですよ。これはですね、(手帳を確認しながら)・・・桐生様のお部屋のIPでございます。」

一同の目が桐生と六車に注がれる。二人とも顔面蒼白で顔を見合わせている。
「俺の興奮と精液を返せー!!」
二人の見事なユニゾンが響き渡った。

340 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 01:28:18 ID:pbRVgOkh
刈谷「いや待ってください。桐生様は(>280で)屋敷から探索に出られたではないですか?」

銀「もしや下手なアリバイ工作しやがったのか!?」

341 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 01:37:50 ID:d7aqQHrE
「・・・と思ったが、出発の準備はしていたものの出かけた様子は無いな。
きっと準備を整えて、最後にPCをチェックしたら、
なぜかエロチャットの接続要求が来ていてそのままネカマってたんだろ。」

桐生は黙っている。沈黙は即ち肯定なり、といったところだろうか。

「せや、わしかてアリバイありまっせ」
沈黙を破ったのは阪田だ。
「ほら、地球上何処でも通じる衛星携帯電話「イリジウム」!
メニュー・・・開いて、この、通話記録をやな・・・
あ゛ー!!バッテリー切れよった!!
しもた、充電器持ってきてへんがな!!オーマイガッ!!」

何たる自爆。そんなモノを持っているならもっと早く言え。
阪田が全員の袋叩きに遭ったのは言うまでも無い。

342 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 02:07:49 ID:0CTvHUE4
「畜生ッ。俺の無線機も、荒海を泳ぎきる間に失くしちまったし
この孤島にゃ、もう外部と連絡する方法は残されてないのかよッ!!」
竜岡が毒づく。この人、本気であの海を泳いで渡ってきたのか!?
「ねー。竜ちゃんさぁー」
六車がいやに軽い声で言った。
「なんだYO! 気安く呼ぶなYO!」
「じゃー。竜オッカ!」
「酒みたいなあだ名で呼ぶなYO!」
竜岡は、何だかノリがおかしい。
「もう一度、海泳いで、本土に連絡してくれない?」
「それが、駄目なんだ……」
竜岡は急に、声のトーンを落として顔を伏せた。
「この島に来てからこなした仕事のハードさに、俺の心臓はもうあの荒海を
越えられそうにない。……すまん」
えッ!!竜岡さん、あなた、ユー(伏せ)ッドを倒した以外ぜんぜん活躍していませんYO!!??

343 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 03:30:03 ID:CxMi4xbV
竜「待て少年、おまえの言いたい事は分かる。
だがその名を出したら最期、おまえ、消されるぞ。

外部との通信手段は、可能性としては
灯台にあると思われる緊急無線だな。
しかし立入禁止エリア内は何があるか分からん。
危険すぎる。」

綿貫「そうですわ。とち狂った誰かさんが灯台一直線、
ってのもアリだったかも知れませんが、
この展開でそれは危険ですね。」

田中「だから何の話ですか」

銀「犯人を見付け出すのが先決、て事さ。
さて犯行可能な人物の割り出しを続けるぞ」

344 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 07:42:47 ID:+8mXFexQ

阪田
「ワイはその辺を散歩した後、部屋で静養しとったな。
人殺しなんて縁もゆかりもない人間なんや、ワイは。
我輩は金持ちやし、宝探しや遺産相続なんて全然興味無いし、金持ちケンカせず
ちゅうことですよ。俺は人殺しなんてするわけないって!
疑うんなら、他のやつを詩がえって!」

田中(どうしたんだろう、随分動揺しているぞ・・・・)



345 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 08:02:46 ID:gs7xCX1T
ユークリッドは偵察中に2つの死体を発見した。
(こいつらは、イスラムのテロリスト、ユーグリットとモハメリットじゃないか。
のどを掻き切られているぞ。まさに、この島は戦場だ。支援を要請しよう。)

ユークリッドの報告により事態の深刻化を悟った米軍は、横須賀港から中東へ向かう予定
だった第7艦隊を急遽派遣することになった。

ガイル「やられっ放しじゃあ、オレのプライドがゆるさねえ。全員皆殺しにしてやる」
闘志満々の二人だが、天候が回復するまでは体力を温存する事にした。

346 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 09:16:35 ID:d7aqQHrE
そのころ、横須賀より急行した第7艦隊、旗艦ブルーリッジ以下
巡洋艦・駆逐艦から数十発のトマホークミサイルが発射され・・・!」

田中「竜岡さん、アンタこそ消されますよ!」

竜岡「イカンイカン、すっかり空想に浸っていた。
さて、警察には『犯人は現場に戻る』という諺がある。これに照らせば、
最初に現場に現れた、山本さんと浅沼さんは怪しい。
守屋さんの口には差し込まれていたトランプは浅沼さんのものですし。
しかしコレは誰かが浅沼さんに罪をなすり付けようとしてやった可能性が高いですね。
自分から手がかりを残すバカは居ません。
もう一つ、『バーサーカーソウル』・・・狂戦士の魂、ですか。これも山本の事を暗示しているとも取れますねコレも以下略です。
まあ戦士といって思い当たる奴らがあと2人ほど居なくは無いですが、話の本筋には!無関係!です。分かりましたね皆さん!!」

田中「何を力んでるんです?(あれ?僕、すっかり突っ込みを入れるだけのキャラになってる・・・存在感を示さねば)」

347 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 09:22:33 ID:TqPlzc0j
人魚姫(正体不明)
『さぁ、次の人殺しだ。フフフフフ………』

348 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 09:49:37 ID:puvWXR7A
田中「犯人が首を切った理由はなんでしょうか?
    まさか、事件を猟奇的に見せたかったってわけではないでしょうし」
六車「ぱっと思いつくのは、首だけにして持ち運びやすくするためだな。
    その気になれば首を放り投げるって手もあるし、これは私が読んだ小説にありました」
御手洗「私は首から下を探したほうがいいのではないかと思います。
     もしかしたら、処分されてる可能性もありますが……」
銀田一「おそらく、犯人は首から下を隠したいなんらかの理由があったのでしょう」

349 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 10:08:41 ID:d7aqQHrE

「館内の見取り図も手に入った事ですし、夕食まで手分けして下半身を探しましょう。
あと、お話があるんですが・・・」
綿貫が銀田一に話し掛ける。
「この事件を解決して島を出たら、貴方は益々有名になりますよね?
そして探偵事務所には依頼が殺到。忙しくなりますね。」

「はあ・・・そうですが、何が言いたいのです?」

「すると当然、有能な秘書が必要だと思います!ね?
わたし、経理も出来るんですよ。どうです、助手も兼ねて私を雇っていただけませんか?ほら、アーティもそう言ってますし」

「ニ゛ャー!!(バーロー、こんな奴の下で働いたら、アホが移るわ!)」

「おお、それは素晴らしい。なにしろウチには役立たずなブリーフ助手が一人しか居ないですから。
とりあえず島に居る間、仮の助手としてサポートしていただけますか?
正式に雇用するかどうかは、この事件が終わるまでには決めましょう。そしたらあんな役立たずとはオサラバですな!」

「ええ!(ニヤリ)」

二人の楽しげな会話を聞きながら、田中は戦慄した。またもやブリーフを濡らしかねない程に。
思いがけず、助手の座を巡っての推理対決の様相も呈してきたこの孤島での事件。
(ヤバイ、このまま活躍しないと、次スレに俺の姿は無いかも知れないぞ・・・!
俺も何か独自の推理を発表しなければ。誰か、俺を活躍させてくれ!)
ここへきてなお他力本願な田中であった。

350 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 10:09:29 ID:CmaUoBLA
白鳥「私、ちょっと気分が悪くなりました、そのせいで便意が催したようです」
と白鳥がうんこをしにトイレに立った。
御手洗「女性が堂々とうんこ宣言かぁ・・・」
銀田一「ちょっと怪しいな、よし!俺が見てくる!」
僕「何言ってるんですかぁ?」
銀田一「じゃぁお前が見に行け、ウへウへウへ」
僕「気持ち悪い・・・・・・」
六車「・・・」
御手洗「・・・・」
桐生「・・・・」
ユークリッド「・・・・」

そのとき
「ギャーーーーーーーーーーーーーーーー」と声がした。
白鳥の声だ!でかいうんこでも出たのか?

351 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 10:37:01 ID:pbRVgOkh
などと考えている内に銀は瞬間移動のように消えていた。
僕は助手としてそのあとを追跡する……そう、あくまで助手として!

その時銀の悲鳴が!

追いついた僕の視界に捉えたのは、真っ赤なペンキをぶちまけたようなトイレで、腰を抜かしている銀と白鳥。

そして犬神気さながらに便器に首から下を突っ込み逆立ちしている守屋だった。

不快なアンモニア臭が鼻をついた。田中だった。

後から駆けつけた連中も言葉を失い、立ち尽くしている。

352 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 10:52:43 ID:pbRVgOkh
訂正
×犬神気
〇犬神家
スマソ

353 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 11:19:40 ID:0CTvHUE4
綿貫が口を押さえて顔を伏せると、盛大にウエッとやった。
女性用トイレの中は、血やらアンモニアやら吐瀉物やらの匂いがごたまぜになり
これはもう、えらいことになってる。
「どけッ、小便小僧」
竜岡が僕を押しのけた。そのまま犬神家スタイルで倒立している守屋の遺体に近づくと
中腰になり、言った。
「おいッ、銀公ッ。呆けてる場合じゃねぇぜ。こいつを見ろ!」
犬神守屋の遺体のズボンのチャックが開いていてそこから一枚の紙のような
ものが垂れ下がっている。そこには血で書かれて一行が……
――今夜中にもう一人殺す

354 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 11:51:17 ID:CxMi4xbV
銀「貝の中の生首、洋式便器に逆立ち首なし死体…
さらに犯人は、不敵にも第三の殺人をも宣言してきた」
急に銀田一が芝居がかる。
竜「第一の殺人が単純な射殺の割に、今回はやけに凝ってるな
それにしても何故守屋さんが?」

銀田一は険しい表情だ。銀「(人魚伝説との関連も気になるな、便器も貝の見立てかもしれん)
…あークッサー!気分が悪いからとりあえず出ましょうや!」

355 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 12:40:12 ID:94unSPb6
猫(竜岡刑事スゲー。銀と田中が探偵としての地位を奪われつつあるなw)

356 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 12:51:10 ID:myiYDO3l
田中(前作のペンション事件での僕の活躍はマグレだったんだなぁ(遠い目))

357 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 14:18:42 ID:phr0i4TN
田中(とにかく今夜また誰か殺されるかもしれない
この予告殺人を防げれば俺の地位は復活する!!)(`・ω・´)シャキーン

358 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 14:30:28 ID:0CTvHUE4
第三章 田中、残されたプライド

359 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 15:17:56 ID:8JtDJEX9
♪私はいまぁ 南のひとーつ星を 見上げてぇ誓ったぁ

僕は鼻歌を歌いながら、さっそく行動を開始した。

360 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 16:41:44 ID:CxMi4xbV
田中「所長、今回の殺人、僕が思うにですね…」銀田一「あ、ブリーフちびり。お前は白鳥さんと綿貫さんを介抱して差し上げたまえ」
田中「…」

361 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 18:43:25 ID:TqPlzc0j
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ところかわって、ここは軽井沢の別荘。

勅使河原「…ニュースだと、銀田一さんや田中くんが行った島で、何か事件があったようですね。」
黒真珠「おまけに悪天候…、私達が巻き込まれた事件を連想させて、何か嫌ですわ。」
ゆり「田中のお兄ちゃん…」
白水晶「大丈夫ですわ。田中くんなら、あの時のように終盤で逆転解決してくれますわ。」
ゆり「うん…でも…」
黒真珠「…自家用ヘリで向かえればいいのですが、海響館に………」

風がこちらでも強くなったようだ。それはまるで、人魚姫が前回の田中の活躍をせせら笑っているようだった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

銀田一「おい、田中くん。さっさと働いてくれ。
いや、喉が渇いたから茶だ、茶。」

362 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 19:40:46 ID:X6g2kuDj
「それどころじゃないんですよ銀さん!」
「何だよ、お前どうせ暇だろ」
「そんなわけないでしょう! さっきトイレでお漏らししちゃって、またもブリーフがダメになっちゃったんですよ、ほら」
僕は法廷で証拠品を提示する検察官のように、銀田一の前にビショ濡れのブリーフを突き出した。
「……これがなぁ、白鳥さんのTバックだったら発奮するのに」
「あそれ僕も興奮しますよ」
「つーかブリーフマン田中、お前ウルトラマンのプリント入りブリーフの翌日は、キティちゃんのプリント入りブリーフかよ。
どんな趣味してんだ。お前あれか? ロリコンの変態なのか?」
しまった。今日履いていたのはキティちゃんの、サンリオキャラクターのプリント入りブリーフだった。
ウルトラマンや仮面ライダーのような戦隊モノならまだしも、サンリオキャラクターでは変態に見られることうけあいだ。
「あ……明日は、もっと地味なのにします……仮面ライダー響鬼のとか」
銀田一がいかにも「開いた口が塞がらない」と言いたそうな顔をしていたが、たぶん僕の気のせいだろう。
仮面ライダーのプリント入りブリーフなら、誤解はされるまい。

363 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 19:47:09 ID:d7aqQHrE

そんなくだらない会話をしている間に、綿貫さんは全員分の金粉入り梅こぶ茶を淹れてしまった。
銀田一「いやー、さすがカオリちゃん、気が利くねぇ〜。それに較べてブリ漏れマンと来たら。ああ、そういえばさっき何か言いかけたな?」
かなりポイントを稼がれてしまったようだ。綿貫さんは下の名で呼ばれている。僕のアダ名はさらに嫌な方向へグレードアップしてしまった。
僕もポイントを稼がねば・・・

田中「ええ!僕には第二の殺人の犯人が分かったんですよ。」
全員の目が僕に注がれる。こうなりゃ命がけだ。
田中「いいですか。犯人は・・・」




田中「現場がトイレだけに、オテアライさん!なーんちゃって」
銀「ブッ!!wwww」
やった!所長がお茶を吹いた!ウケてる!!
しかしその高揚は、湯のみが割れる音で全て吹き飛んだ。
御手洗「私は ミ タ ラ イ だッ!!!!」
田中「あれー?怒るって事はまさか図星〜?いやー自分の才能が怖いっスよ〜」
御手洗「黙れ!!実に不愉快だ、今後君は私の名前を呼ばないでくれたまえ!」
御手洗は、普段の物静かな姿からは考えられない剣幕でそう言い捨てると、部屋に帰ってしまった。

銀「お前、人の名前を侮辱するとは、人間として最低な奴だな。大体空気読めよ・・・」
皆、心底軽蔑しきった目で僕を見ている。なんだよ。所長だってウケてたくせに・・・

その後、刈谷の呼びかけにより夕食となったが、殆ど会話は無かった。
結局御手洗は夕食にも姿を見せず、彼を除いた全員が自室へと散っていった。

364 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 20:15:27 ID:TqPlzc0j
綿貫「・・・(本当は私の名前は加穂留=カオルなのよね。名前間違えられてまじショックなんだけど。
やっぱ、今から平手打ちしに行こうかしら。
これじゃ、田中くんの方が数百倍マシよ!)」

365 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 21:11:00 ID:CmaUoBLA
綿貫が謎のびんたを銀田一に食らわせた時同時に
御手洗が部屋から出てきた。信じられないくらい気持ち悪い形相で。
銀田一「綿貫さん痛いですよぉ〜どうしたんですかぁ?ん?お、御手洗さん
    うわーなんですかその醜い顔は?」
御手洗「わ、私のへ、部屋にこんなメモが!」
   
  『次はお前だ、23時丁度にお前の首も飛ばす
                  人魚姫the movieより』

田中「ムフフフフ、御手洗さん、駄目ですよ、こんなメモ偽造したら」
御手洗「何を言っている?」
田中「あんたが書いたんだろ?」
御手洗「筆跡を見ろ馬鹿!俺のとは違うだろ?」
田中「びょー」

366 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 21:27:52 ID:ho+H/k70
「てめえこそ、有り得ないような名前しやがって!」
銀田一の反撃の左ハイキックが綿貫の即頭部にクリーンヒット!
綿貫は意識を失い崩れ落ちた。
僕は銀田一の勝利をコールし彼の手をあげた。

「相手は銀田一の袴の方に目がいくんですよ。だから死角から左ハイが決まる。
ミルコの左ハイが刀だとすると銀田一の左ハイは斧ですね」
解説席の谷川貞治の大げさな説明は相変わらずだ。

367 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 21:48:39 ID:3VC8C94s
僕はもう我慢の限界だった。
「銀田一、オレはお前の噛ませ犬じゃないぞ。反逆だ!いや、反逆じゃないぞ、
維新だ。お前を倒して、この新日本島の新しい秩序を創るんだ!」
僕は助走をつけて、右腕を銀田一のノドもとに叩きつけた。
吹っ飛んだ銀田一は起き上がると踏ん張って右手をグーの形にした。
まさかと思った僕の顔面に銀田一は掟破りのグーパンチを叩き込んだ。
薄れゆく意識の中で、僕は思った。
御手洗は分かってくれただろうか。この乱闘は、御手洗に厳しい現実を忘れさせる
為に、僕たちの思いやりを表現したものなんだ。

368 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 22:08:42 ID:IlF6NaWd

物音を聞いたのか、桐生が自室から出てきた。
フジテレビ三宅アナ「おっと、桐生が銀田一を見る。それから足元に倒れこんでいる
綿貫と田中を見たぞ。座って震えている御手洗も見たぞ。桐生は、さあ、どうする。
打撃で勝負か、組んで戦うか、さあ、どうする桐生」
桐生は叫び声を上げると、館から飛び出していった。
谷川「桐生選手は誤解してますね。殺人鬼銀田一が正体を明らかにして、次々と人を
襲っていると思っているようですよ」


369 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 22:17:31 ID:CmaUoBLA



そして何とか誤解を解いて普通の体制に戻った。

ユークリッド「皆さん、オチツイテクダサイー」
銀田一「誰のモノマネだよブリーフ!」
僕「すいません、さてえーっと あ うんそうだ、御手洗さんが死ぬところからでしたね」
御手洗「俺はまだ生きてる」
僕「あ」
とまぁ呑気な会話が続く中、桐生はさきほどの逃亡を白鳥に非難されていた。



370 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 22:23:49 ID:phr0i4TN
六車「オマエら何してるんや・・・・

まぁいいわ刈谷さん知らんか?
さっきから探してるんやけど見つからんのや」

371 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 22:44:40 ID:EYJjqpwL
僕「それはひどい」

372 :名無しのオプ:2007/03/21(水) 23:46:22 ID:8JtDJEX9
「刈谷なら柱に縛られたままの山本に夕食を届けに行くと言ってましたが」
御手洗が答えた

373 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 00:01:26 ID:jmRc4bS7
取り乱している御手洗の耳にはフジテレビのアナウンサーらしい幻聴が聞こえてきたが、それすら彼の動揺自体にはなんら影響を与えなかった。
彼の頭の中にはあずみとの出会いしかなかった。


もともと御手洗は、明治時代から続く医者の名家の長男である。
しかし、当主となり家を継いでほしいという家の意向とは逆に、彼は在野の小児科医としてより多くの子供を助けたいとの意欲に燃えていた。
当然反対され、結果彼は家を出ることでその意志を貫いた。
だが現実は甘くなく、実際には新任の医者でしかない御手洗は早くも打ちのめされようとしていた。
そんな時だった。大物代議士関原の娘・あずみの専属医としての誘いを受けたのは。
当初御手洗は、関原が自分の出自によって専属医へのスカウトを決めたと聞いて、嫌悪する権威にすがるようで納得できなかった。しかしあずみが大病にも関わらず、屈託のない笑顔を浮かべるのを見て、御手洗は自分の求めていたものはここにあったと確信した。

だがあずみは死んだ。殺されてしまった。

374 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 00:14:31 ID:1xLrnaA4
・・・何故だ!?
「お嬢様だからさ・・・」

あずみを殺してまでも関原家遺産を手中に収めんとする者、
誰であろうと許すわけには行かない・・・
犯人打倒への執念を燃やしつつあった。


375 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 03:19:54 ID:z1oNk/fX
御手洗が犯人に対し静かな怒りを燃やしていた頃、竜岡兵太は一階テラスにいた。
「畜生ッ!立ってるだけで風に足元をとられるぜ」
呪詛を吐く竜岡。さもありなん。
朝から昼過ぎにかけては一旦、収まりつつあった風が、夕方頃から急激に盛り返し、
更に勢力を増した大嵐となって、再びこの孤島を巻き込みつつあった。
「こいつは大嵐になるな」
竜岡は空を睨んだ。真っ黒い雲の層が竜岡に負いかぶさるに低く垂れている。
竜岡が一人でテラスに来たのは理由がある。第一の殺人、あずみ殺しの調査のためだった。
犯人はあずみを室内で射殺した後、煙のように消えている。その逃走経路を確認したかった。
それがとりもなおさず、第三の殺人を未然に防ぐことに繋がる。
竜岡は焦っていた。猶予はあまりない。時計を見ると午後9時を回っていた。
雨と風が吹き荒れる中、竜岡は呟いた。
「間に合うか……?」
西側の入り江より海鳴りが尾をひいて流れてくる。その長い響きはあまりにも不気味で幽鬼じみており、竜岡の足を竦ませた。
海面より突出した岩に、強風が引き裂かれて起こる現象と、頭では理解していたが、
竜岡にはそれが被害者達の無念の叫びにように聴こえてならなかった。


376 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 03:52:19 ID:z1oNk/fX
(ごめん。リロードして。あまりにも浮いてたorz)

銀「これ……。どこたて読みすればいいの?」
僕「さあ?」
竜岡「俺ならここにいるが」

377 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 07:29:34 ID:6k2GU/up
アーティー(別にいいと思うがニャ。
なにしろマトモに捜査してくれるレスは貴重ニャ。)

378 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 11:09:52 ID:07TGyU3l
「そんなことより田の字、明日は早起きだぞ」
「へっ? 銀さんまさか、また洞窟に行くなんて言い出すんじゃ」
「そのまさかだよ。それに、守屋ジョバーンが殺された詳しい状況も調べなきゃならないしな」
「それなら俺も行こう」
竜岡兵太が名乗りを上げた。
「それは有り難い。じゃあ、僕は」
「お前も行くんだよ、おもらし君」
「お、おもらし君はやめて下さいよ! ブリーフマン田中ならともかく、おもらし君だなんてひどい!」
「お前、ブリーフマン田中もそろそろ>>200レスくらいになるから飽きただろ。ここらで新しいあだ名をつけてやるよ。
おもらし君、「おそ松くん」みたいでカッコいいだろ」
「…………」
「あ、それから、ちゃんと替えのおパンツを用意しておけよ。お前またチビるかも知れないからな、ケケケケ」
銀田一は守屋のように笑った。そこへ、刈谷が駆け込んできた。
「あ、銀田一さん、竜岡さん! 大変なんです」
「どうしました刈谷さん。あ、それから、コイツのあだ名、ブリーフマン田中からおもらし君に変わりましたから、よろしく」
「は、はぁ、分かりました」
「で、何か? まさか、またしても山本圭一が消えたとか」
「いえ、山本は相変わらずです。ブツブツ言いながらも食事は平らげました。それより、阪田さんがいないんです」
「阪田? 古美術商の阪田万吉さんですか」
「ええ。お部屋にコーヒーをお持ちしたんですが、お姿が見えなくて。あちこち探したんですが……」
嫌な予感がした。
(何しろ、そろそろ>>400スレに到達するのだから…)

379 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 13:52:14 ID:8Nc5CUsM

その時、自室から白鳥が出てきた。
白鳥「阪田さんなら、今さっき、外にいたわ」
田中「こんな時間に?もう9時過ぎですよ。外は真っ暗だし、雨も風もひどいのに」
白鳥「…私は部屋の窓から見ただけよ。ひどく慌てたような様子で、走って林の方に行ったわ」
そう話す白鳥の髪の毛はほんの少し湿っているようだった。

田中「阪田さんは何しに外に行ったんですかね?殺人鬼が外をうろついてるかもしれないのに。何かあったんですかね?」
僕は銀田一先生に意見を求めた。


(夕食後みんな自室に戻って…。
 今は、田中・銀田一・竜岡・刈谷はロビーにいるということでいいんですかね?読解力なくてorz)




   

380 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 16:46:30 ID:jmRc4bS7
白鳥「それにしてもおトイレの方、どうしましょう?あのままですか?」

竜「一応現場維持のためには必要なことなので」

銀「あの血まみれのトイレの状況からして守屋はあそこで首をはねられたんだな。ただトイレが殺された現場とは限らん。直接的な守屋の死因が決め手だが、竜岡さん、遺体の検分はどうでした?」

381 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 16:56:35 ID:5db8p0xs
「検死なら、御手洗医師にお願いしましたよ」
「そうですか……おい、おもらし君。御手洗さんを呼んでこい。呼びに行く途中にチビるなよ」
「チ、チビったりしませんよ! それからおもらし君はやめて下さい」
「うるさいな。早く行け、ブリーフマン田中おもらし君」
「ぐわ〜ん」

382 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 17:22:24 ID:1xLrnaA4
さてどうしたものか。僕のくだらないギャグが元で、御手洗は僕のことを、名前を呼ばれるのも嫌なくらい嫌っている。
呼びに行って、ついでにきちんと謝るべきだろうか。

「・・・でも、また怒鳴られると怖いしなぁ。」

御手洗の部屋の前まで来て、かれこれ小一時間も悩んでしまった。
僕はついに決心を固め、ドアーをノックした。

「・・・?返事が無い・・・」

そのとき、御手洗の姿は納屋にあった。

383 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 17:55:40 ID:yFomzbmY
ここでのキャラ崩壊が次スレでの「田中、銀田一」の不登場の原因とも言える

384 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 18:22:25 ID:6k2GU/up
…ふと、恐ろしい予感が頭をよぎる。
「ヤバイ…俺がしっかりしないと」
御手洗捜索に向かう田中。その足取りには強い決意が表れていた。

385 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 21:50:36 ID:FklJKecN
僕は納屋の方へ向かった。
誰かいるのだろう。納屋から話し声が聞こえる・・・・。
何故かとっさに戸の横に身を隠し聞き耳を立てる。
1人は御手洗のようだが、もう1人は・・・。
声が小さくてわからないが、言い争っているようだ。

御手洗「XXXXXしたのはXXXXなんだろ?他の素人どもは騙せても医者の俺の目はXXXXX。
    あずみXXXXX守屋XXXX許さない!」

ガタッ!!
・・・・!!!ヤバイ! 音を立ててしまった! 
僕は来た道を逃げ戻った。   

386 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 22:05:27 ID:jmRc4bS7
だがこのままじゃマズいと思い、近くの茂みに身を隠した。

すると数分後に御手洗が息を切らせて納屋から出てきた。
そして屋敷への道を戻っていった。

ともかく気を取り直して御手洗を追う。
検死の結果を聞かねば!

387 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 22:13:41 ID:+Z/krHZS
その時、暗闇から桐生が飛び出して僕の行く手を遮った!御手洗を見失ってしまったぞ!

388 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 23:12:53 ID:UDLhhaCU
桐生はオレンジ色の女性下着を見せて言った。
「白鳥のパンティーだ。買わんかね?」
桐生の値段設定は強気だった。僕は泣く泣くそれを受け入れた。
獲物をゲットして自分のポケットにしまった。
さあ、屋敷へと帰ろう。
僕はここへ来た理由をすっかり忘れ早足で戻った。


389 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 23:21:53 ID:srmc43a5
屋敷に着くと、ロビーには綿貫さんがいた。

田中「御手洗さんは?部屋ですか?」
綿貫「お前には教えない」

390 :名無しのオプ:2007/03/22(木) 23:28:41 ID:NuOVc+Zc

「御手洗くんは風呂やで」
とバスローブ姿の六車弁護士が言った。
「ところで綿貫のねえちゃん、ワシのチンポコ見るか?ワシ、ノーパンやで。
なんか盗まれたんや、ワシのオレンジ色のブリーフ」


391 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 00:22:15 ID:rChmvWN7
(オレンジ…)
田中「ち、ちっくしょう!!!ぶっ殺してやる!!!!」
僕は屋敷を飛び出した。
つい先程、桐生と出会った場所へと向かう。
まだあの場所にいるとは限らないが、いてもたってもいられなかったのだ。


六車「なんやあいつ。物騒なこと言うなぁ」
綿貫「すごい形相でしたね。本当に人を殺しかねないような…」
二人は、田中の突然の行動にわけがわからず、ただ立ち尽くしていた…


392 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 00:57:44 ID:atJdDm1r
僕は無我夢中で暴風雨の中を走った。今までの鬱憤を発散するがごとく全力で走ると
興奮していた気持ちも少しクールダウンしてきた。
さきほどの場所にたどり着いたが、当然ながら桐生の姿はなかった。
他を捜そうと思い身をひるがえした僕の足に何かが触れた。

393 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 01:16:23 ID:vVqoHTX3
手に取ってみた。

田中(……ウロコ……………?)

394 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 01:41:21 ID:roAsfMFY
同刻。
銀田一と竜岡は、第一・第二の殺人の情況を整理していた。
銀田一の部屋の前には『海響館連続殺人事件捜査本部』の張り紙。
銀「第一のあずみさん殺しは遺産目当てと取れなくも無いが、守屋さんを殺してメリットの有る奴なんているのかね?」
竜「どうもコイツら、何か裏がありそうなんだよな。そもそも招待状だってワープロ打ちだろう?関原本人が差し出したものか怪しい。普通はサインの一つも入れるもんだ。」
銀「つまり、何者かが、最初から殺人の舞台にするつもりで皆を集めた可能性があるわけか。関原の死自体も怪しいかも知れんな。」
ふいに綿貫が入ってくる。
綿「関原の死因は脳溢血ですよ。御手洗医師が確認しています。今回のパーティについては、招待状と指示書が『死後裁きにあう』と書かれた金庫に入っていました。」
竜「ふーん・・・まあいい。じゃああれだ、見立て殺人のセンはどうだい?」
銀「人魚伝説、か。そういえばこの海響館には別名があるんですってね。」
綿「ええ、使用人の間では、『怪響館』とか『怪奇洋館』と呼ばれていました。
  風の強い日になると、何処からとも無く、人の泣き声のような音がするのです。
  専門家の先生に見てもらったところ、この島と、隣の小島の間を抜ける風の音が共鳴するらしいのですが・・・」
銀「そういえば初日に、田中が桐生と人魚の話をしていたな・・・」
銀はやおら立ち上がり、田中の荷物をあさり始めた。ノートだ。「事件簿」と書いてある。
銀「お、エライエライ、ちゃんと書き込んでるな。>>39ふむ・・・>>68-72ふむふむ・・・」
竜「何か分かったか?」
銀「だめだな。手がかりが断片的すぎる。このバラバラの点をつなぐ、線が必要だ。」
綿貫が時計を指す。
綿「そろそろ・・・犯人が予告した、第三の犯行時刻、23時ですわ。」

395 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 02:19:15 ID:hSSEgMLI
僕はウロコを手にした瞬間、全ての謎が解けた。
人魚とは、女ひでりだった船員のまぼろしが生んだ見間違いで、
その正体とは、ジュゴンという動物であるという。
つまり、白鳥の下着が欲しければ人から買うのではなく、自分で
手に入れろ、ということだ。
僕は屋敷の方へ暴風雨の中を走った。


396 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 02:32:29 ID:AW6JiTVT
夜の早い六車が、そろそろ寝ようかと思っていた時、天の声が聞こえた。
「銀田一の部屋へ行って事件捜査本部の会議へ参加せよ」
全国のセクハラ、偽鶴光ファンの念力が伝わった瞬間であった。
天の声は、取りあえず銀田一と一緒にいれば生き延びられる、と伝えていた。
六車は銀田一の部屋へ行き、退屈な銀田一と竜岡の話を聞いていた。
「人魚伝説ってアホちゃうか」
実務肌の六車からすると、こんな伝説にこだわってる銀田一と竜岡が間抜けに
見えてしょうがなかった。


397 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 05:22:34 ID:3iY0soE7
銀田一「て、言うかパンツくらいはいてくださいよ六車さん
セクハラで訴えるぞ。」

六車「それがパンツが行方不明ないや(汗)」



竜岡「そんなことよりもうこんな時間か・・・・
おい銀田一くん腹減らないか?」

六車「ほんなら綿貫さんに頼んでなんか作ってもらおうか?」

銀田一「僕が頼んで来ますよ。
少年が居ないのも気になる・・・・
犯人に襲われてなければいいが・・・・


それとついでに代わりのパンツも持って来ますよ。」



銀田一は部屋を出て綿貫を捜しに行った

398 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 09:10:17 ID:n6TbKXts
部屋に残された僕は、六車に話しかけた。
「あの、好きな便器の形って、何かあります?」
「へっ? 便器?」
「ええ」
「そ、そうやなぁ……あの、完全なO型じゃなくて、Uみたいな形の、正面が切れている形の便器の、蓋か? あの形は好きやな」
「あ、そうですか」
会話を試みたが、六車は「好きな便器は何」ネタには乗ってこなかった。
「じ、じゃあ、好きなウンコの形は……?」
「ウンコの話なんかしてんじゃねぇよおもらし君。聞きました綿貫さん、コイツ人間のクズですよね」
銀田一が、綿貫秘書を連れて戻ってきた。手には、六車のものと思しきドラえもんのプリント入りトランクスを持っている。
もしかしたら、プリント入り下着の話が合うかも知れない……

399 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 09:27:01 ID:Y/krSvWC
銀田一はふと窓の外を見た。何と火だるまになった↓

400 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 09:33:49 ID:5Rmn9zZ5
人影が見えた! 炎に包まれ、もがき苦しんでいるようだ。

銀田一「た、大変だ!!」 部屋を飛び出した。
続いて僕らも窓の外の異変に気づき、銀田一さんの後を追った。

23時だった。


401 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 13:20:23 ID:3iY0soE7
猫(>>398>>400僕は部屋に居ない)
僕は外にいる
銀田一と一緒に居るのは竜岡と六車
>>397で銀が僕は居ないて言ってるのに
>>398の書き出しが部屋に残された僕ってどういう意味?
それとも、僕とはもう田中を指さないのか?


何かもう意味わからん(汗)

402 :398:2007/03/23(金) 13:43:23 ID:0SZ5jgfP
(>>401スマソ、てっきり田中は室内にいると思ってた。ウロコを拾った後、銀田一らと合流したって理解で頼むわ)

403 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 14:39:48 ID:2p3MLwwx
>>401
意味分かってないのはおまえのほうだ
>>1

404 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 14:44:15 ID:3iY0soE7
>>403だから意味わからんつーてるやんw

>>402ありがとう理解した

405 :400:2007/03/23(金) 15:14:23 ID:TumP4NRQ
(すみません、私も田中は銀田一たちと一緒にいるという設定のまま続きを書いてしまいました。
  …ていうか第三の犠牲者は!?)

406 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 16:04:32 ID:3iY0soE7
そとに出て見ると黒こげになった死体があった

この体格から考えれば・・・・

田中「刈谷さん・・・・」







>>405
ごめんなさいスルーされてイライラして周りが見えずgobakuしましたOTL
>>1無視して
>>401書き込みして本当にごめんなさいm(__)m

407 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 17:03:23 ID:abKqkmj2
猫(はいはい 馬鹿の401のせいでこのスレッドgdgd。ユークリッドが出てきた時点で
  ちょっとおかしかったんだ)




408 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 17:21:56 ID:roAsfMFY
田中「おお・・・なんてことだ、我々の食事等の世話をしてくれる人が居なくなってしまった。
いやいやそんなことより、あずみさん、守屋さん、そして刈谷さんか。関原家の人間ばかりが殺されている。
これは怪しいな・・・」
銀田一「やはり、御手洗さんの部屋に置かれたメモ>>365は我々をひきつけるための罠だったか」
竜岡「・・・銀お前ひどい奴だな・・・本人不安がってたんだから付いててやれば良かったのに」


409 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 17:55:10 ID:vVqoHTX3
ヘビ(>407まあまあ、本人が謝ってるんだし、あんまり拘らなくても(^_^;))

銀「うおぉ、ヘビじゃ!」
銀は道端にいたヘビに驚いている。

田中「とりあえず皆さんの所在を確認するためにいったん、屋敷に戻りましょう」

410 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 18:28:46 ID:K1nkZlZJ
田中「みなさんも確認して気を付けてくださいね!」
銀「なにを?」
田中「いや、暗いですから、足元を…」

"生存者"全員が、食堂に集まると、田中が口を開いた。
田中「さて、皆さんお集まりですね?」
綿貫「これから全員の今夜の足取りを確認したいと思います!」

銀「なんか急に二人で仕切り出したな」
竜「まあ、黙ってお手並み拝見と行こうぜ」

411 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 18:30:06 ID:0SZ5jgfP
「俺に命令するなおもらし田中!」
「お、おもらし田中はやめて下さいよ! ブリーフマン田中ならまだしも、おもらし君でも嫌なのにおもらし田中だなんて!
まるで僕が毎日チビってるみたいじゃないですか!」
「少なくともお前、昨日はチビったよな」
「今日はチビってません!」
「そこまで言うのなら田の字、お前は刈谷さんの死体を見張っていろ」
「エッ……」
「チビるなよ。行きましょう、竜岡さん」
銀田一と竜岡は、僕に反論の隙も与えずスタコラサッサと屋敷へ向かった。
結局、僕は刈谷直祐の焼死体を前に、やはりチビってしまった。ウルトラマンに続き、仮面ライダーの顔にもシミができた。

412 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 18:35:49 ID:F6NA55Hl
全員とりあえず屋敷のダイニングに戻った。

刈谷さんが居なくなってなんだか部屋が寂しくなってしまった。
綿貫は号泣している。白鳥は挙動不審になり汗を流している。
女性たちがこんな調子だと言うのに御手洗は
「伯父さん!こんなときどうすればいいのぉ?」等と言っている。
僕は言ってやった 「死ね!」と。その一言に御手洗は激怒したらしい。
僕に右フックを食らわせた。しかし御手洗の華奢な体から放たれたパンチは少し痒かっただけで
痛くは無かった。 そんな僕たちのコントが終わったのを見計らって銀田一が
「さて、この死体の主は刈谷さんで間違いないでしょう、良く見たら心臓付近に細い穴が開いています
 恐らく何かで刺されたんでしょう。しかし我々はもがき苦しむ仏を見ている。
 これは犯人が心臓を刺す事に失敗した事を示します。しかし何故犯人は彼に火をつける必要があったのでしょうか?
 それは簡単です、犯人にとって不都合なものを彼は所持していた。しかし彼はそれが何処にあるのか言わなかった
 おそらく『私が今持っている』とだけ言ったのでしょう。そこで犯人は彼を殺し、物を奪う事にしたのです。しかし
 犯人は刺した後念入りに彼の服を探ったが何も見つからなかった、だから犯人は焦った、そんな時に彼が息を吹き返した
 からストーブ用の灯油か何かをぶっ掛けた。そして火を付けたんだ。」
御手洗「その犯人にとって、ふ、不都合なものとは?」
銀田一「フフフ、犯人は焦ったでしょうね。なぜならそれを所持していたのは私なんですから。」


413 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 18:43:50 ID:K1nkZlZJ
アーティ「ニャ〜orz (言ってるそばから大混乱ニャ)」

414 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 19:16:50 ID:0SZ5jgfP
「あのぅ、銀さん」
「うるさいな。今松本清張の小説に出てくる刑事になりきって報告してるんだから黙ってろよ。
それでですね皆さん、その私が持っていた重大なものというのは」
「銀さん」
「黙らんかいゴルァァァァ! テメーは部屋でブリーフ仮面ごっこでもしてろ!」
「ブ、ブリーフ仮面? 何ですかそれ」
「知るか!」
「そんなことより銀さん、さっきから阪田万吉さんの姿が見えないんですよ」
「そんな下らないことでいちいち俺を……ああっ?」
そう、>>378で刈谷が言っていたが、阪田万吉の姿が見えないのである。沈着冷静な銀田一がこの時ばかりは焦り始めた。
「ま、まさか、関原あずみ、守屋ジョバーン、刈谷直祐に続いて、阪田まで殺されるんじゃ……いかん、俺の探偵生命に傷がつく!」
「大丈夫ですよ。金田一耕助なんか「八つ墓村」の事件で八十八人も死人出したのにお咎めなしだったじゃないですか」
「この名探偵・銀田一コースケを日本一防御率の悪いボンクラのヘッポコ探偵と同列に論じる気かキサマァァァ! ブッ殺すぞォォォォォ!」
さすがに連続殺人を未然に防げないことに苛立っているのか、銀田一は必要以上に巻き舌になり、おまけにキレやすくなった。
「と、とにかく、皆で手分けして……いや、それじゃまた事件が起こるかもしれないし……よ、よし、ブリーフマン田中、じゃないおもらし田中、
お前、竜岡刑事と一緒に阪田を探せ。俺はここに全員を集めて、これ以上事件が起こらないように見張っている。竜岡刑事、お願いします」
竜岡兵太刑事は頷き、
「よし行くぞおもらし!」
ついに、僕は「田中」という名前すら呼んでもらえなくなったのだった……

415 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 20:22:19 ID:UXHRahoG
銀さんに言われるがままに、僕らはとりあえず屋敷の中から捜索を
開始したのだが、そこに阪田の姿を見つける事は出来なかった。

「あとは外だな」
(言われなくてもっ…!)
僕は反抗心から竜岡警部よりも早く外に出ようと競歩で玄関へとむかい、扉に手をかけた。
その時、ふとした疑問が脳裏に浮かび、そのまま口をついて出た。

「竜岡さん」
「どうした、おもらし刑事!」

(コイツ…!)
僕は沸き上がる殺意を抑え、話を続けた。

「屋敷の中でストーブらしいモノ見掛けました?」

416 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 20:28:29 ID:roAsfMFY
竜岡「いや・・・アレは灯油じゃねぇ。燃え方からいって、草刈り機とかに使うガソリンだろうな。
この伊豆の暖かい島だ。屋敷の中でストーブというと、あずみの部屋にあった薪ストーブだけだな。
ダイニングの暖炉も作りは本格的だが火を入れた形跡は無い。」

417 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 21:29:26 ID:UXHRahoG
「ガソリン…」
玄関から外に出ると、吹き付ける雨風が火照った僕の頭を冷やしてくれた。
徐々に神経が冴えてくるのを感じる。前の事件の時の様に。


そうだ…竜岡警部の助手という手があった!
内容は勿論トラベルミステリー。
僕(通称:鶴さん)と共に時刻表片手に犯人のアリバイ崩しだけを考える……イケる。

じゃねぇ!

「十津…竜岡警部、先に納屋に行ってみませんか?」

418 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 21:44:16 ID:EB+wCrya
>>416の竜岡の話を聞きながら、銀田一はマイルドセブンに火をつけ
思考をめぐらせた。

(竜岡の言うことはもっともだ・・・。灯油とガソリンでは引火性が異なる。
むろんガソリンの方が引火性は上・・。ガソリンはどこにあった?)

銀田一「綿貫さん、ガソリンはどこに?」
綿貫「ガソリンは守屋の管理で納屋にあったはずですが・・・。」

(納屋のガソリンを使ったか。ならば納屋に近づいた人間・・・・。
田中君は納屋で御手洗と]の会話を盗み聞いている。
 ・・・・!!
ここは定石どおり、御手洗に聞き込みをしてみるか。)

※一方、417にてパートナーである田中は竜岡と納屋の現況に向かう

419 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 22:21:36 ID:VWyguMAS
銀田一「御手洗医師!」
御手洗「あ、はい。なんですか?」
銀田一「実は、田中君から報告があったのですが、御手洗医師が刈谷さんの焼死の直前、
    何者かと納屋にて口論していたと聞きまして」
御手洗「な、きっ、君達っ。どうしてそれをっ」
銀田一「私の助手はあれでなかなか優秀でして(今、田の字いないから誉めといてやるか)
    さあ、事件に関することは全部、話してもらいたいものですな。田中君は、
会話の内容から判断して、相手は犯人(人魚姫)かもしれないとまで言っていましたが」

驚く御手洗。しかし、観念したように上を見て

御手洗「今まで黙っていてすまなかった」
銀田一「それでは」
御手洗「いや、君達の期待通りとはいかない。僕が納屋で会っていたのは、実は刈谷さんなんだ」


420 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 22:35:50 ID:F6NA55Hl
銀田一「じゃぁ貴方が犯人なのか。」
御手洗「違う。実は刈谷さんは私の従兄弟なんだよ。」
銀田一「従兄弟????」
御手洗「ええ、潔伯父さんの息子なんだ。伯父が石岡と言う男に出会う数年前に
    新宿で出会ったスナックの女との間に出来た子なんだ、刈谷は・・・」
銀田一「潔・・・それはあの有名な探偵の?」
御手洗「ええ、そうです。そして言いにくいのですが。そのスナックの名前が『スナック白鳥』なんです。」
銀田一「なるほど、貴方は白鳥さんが刈谷さんのお母さんとなんだかんだ関係があると睨んでるんですね」
御手洗「そうです、刈谷さんは12歳の時に母親に捨てられたんです、その時関原さんの出会ったんです。」
銀田一「だから白鳥さんが呼ばれたのか?」

421 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 22:45:28 ID:Y/krSvWC
銀田一(故関原と刈谷、御手洗、そして白鳥・・。やはり宿泊客同士は無関係じゃない!)

422 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 22:52:08 ID:VWyguMAS
「君達にまだ、守屋さんの検死報告を伝えてなかったね。守屋さんは正面から何か鈍器のようなもの
で殴られ、昏倒した後に首を絞められて殺されたようだ。首は胴体から放されていたが、調べると頸部に
細い紐で絞められた線条痕が認められたよ」
「ほうほう。つまり守屋さんの直接の死因は、頸部圧迫による窒息死で切断による死ではないわけですな。
守屋さんは絞殺後に首を切られた……」と銀田一
「ああ。不幸中の幸いだ。遺体の検分後に俺はふと思った。守屋は正面から殴られている。俺がいうのも
なんだが、守屋はかなりしたたかな人間だ。めったに人に隙を見せない。そんな人間が正面から易々と
殴打されるということは……」
「かなり親しい人間の犯行だと?」と、綿貫。
「うん。まず俺の頭に一番に浮かんだのは、俺の従兄弟、刈谷だった。死んだあずみさんを外せば、守屋さんと
最も親しいし、付き合いも長い。俺は奴を納屋に呼び出した」
「なぜ、あなたがそこまで犯人逮捕を願うのです?」と銀田一
「あずみさんのためだよ……」
と、御手洗は小さく呟く。一同にすべて了解したという空気が流れた。
「それで、どうだったんです?つまり……刈谷さんの反応は、」と、白鳥が言う。
「別に確信があってのことじゃなかった。『君が犯人じゃないのか?俺は医者だ!誤魔化せないぞ!
今ならまだ間に合う。俺達は従兄弟じゃないか?』俺はそう刈谷に言った。あたまは張ったり、
尻は泣き落としだ。詰まらん手だとは思うがね。もし、刈谷が犯人ならなにかしら反応があるはずだ。
そうしたら、竜岡さんに報告して逮捕してもらえばいい、そう思ってた。
そういう意味じゃ俺は悪い従兄弟かもな……」
御手洗が自嘲するように言った。
「実は今だから言うが俺は容疑者全員に同じ手ではったりをかけようと思っていた。刈谷さんが駄目なら次は綿貫さん。そんな感じだった」
「いやにもったいぶるやないですか。それで刈谷さんの反応はどないだったんです?」
六車が焦れたように、御手洗をせっついた。

423 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 22:57:22 ID:vVqoHTX3
銀「いや、白鳥さんでは年齢的に釣り合わない。おそらく彼女の母親でしょう。確か親子二代で店をやってるばずでしたから」

424 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 22:57:42 ID:Y/krSvWC
猫アーティ(銀がちゃんと推理してて、久々にいい感じの流れだニャー。)

425 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 23:08:30 ID:F6NA55Hl
御手洗「銀田一さん!いきなり何わかりきったことを!、
    話を続けましょう、刈谷は『やっていない』と言うだけでした。
    しかし私はそんな彼の言葉は信じませんでした。だから攻め続けたんです
    すると彼は言いました
    『私は絶対にやってはいない、信じてくれ虚子!実は私・・・・見たんだ』と
     私はいったい何を見たんだ、と聞きました、けれども彼は
    『いや、やはり言わないほうが…いずれ解る』と言ってダッシュで帰ってしまったのです」
銀田一「ふむ、やはり彼はなんだかんだで犯人の秘密を握っていたのですな」
御手洗「そのようです、ところで私は殺されるのでしょうか?」
銀田一「ああ、あの脅迫状の件もありますしね、おい田中!」
久しぶりに名前で呼んでもらった。銀田一も普通モードに入ったようだ。
銀田一「御手洗さんを部屋にお連れして、もっと詳しく話しを聞いてやれ」
そう言った銀田一の目は真剣そのものだった。彼は何だかたくましかった。
僕は「はい」としっかり答え、御手洗をつれて彼の部屋へ向かった。

426 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 23:12:36 ID:vVqoHTX3
御手洗は田中に任せて今度は六車の尋問に移る銀。

「そういや、事件が起きてから尋問っぽいのはあんまりなかったからな。あんたも弁護士という立場上、関原家にいろいろ通じてるばずだ。そこらへんも踏まえて、事件の時の何してたか説明してもらおうか?」

427 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 23:23:36 ID:K1nkZlZJ
猫アーティ「ニャーゴ(もう一度いうが、みんな前のレス良く読もうぜ。
人物が瞬間移動しすぎニャ。
あと書き込み前にリロードな。)」

428 :名無しのオプ:2007/03/23(金) 23:39:22 ID:roAsfMFY

そのころ、納屋の竜岡は。>>416-418
竜「あれ?田中のボウヤは何処いっちまったんだ?またおもらしして逃亡か?まあいい。一人で検分するか。」
芝刈り機に草刈り機・・・チェンソーもあるな。どれもエンジン式だ。とするとこのこのあたりに・・・
あった。赤色の金属製ガソリン携行容器。ポリタンクじゃなくてちゃんと携行缶に入れてるとは感心感心。
どうやら刈谷を焼いたのはこのガソリンで間違いないだろう。

壁面には数々の農具が掛けられ、整然と太い薪の束がつまれている。しかし酷くホコリをかぶっているな。
どうやらこの薪を少しずつ鉈で細く割って、特に寒い時期だけ
あずみの部屋(現在白鳥が泊まってる部屋)の薪ストーブで使ってたようだな。
竜「む、このホコリ跡は・・・?」
斧の形だ。どうやらここには長年使用されていない斧が置かれていたらしい。
竜「誰かが斧を持ち出したのか・・・何のために?」

竜岡は胸騒ぎを感じながら、捜査本部へと引き返した。

429 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 00:24:15 ID:/ZIJXK48
ここで当事者の一人である竜岡兵太について補完しておこう。
彼もまた、関原あずみに対し因縁浅からぬものを持っている人物なのである。
彼の関原あずみとの出会いは10年前に遡る。
その頃竜岡は水上課でなく刑事課に所属していた。
体力もあり、頭も切れ、愛想は無いが粘り強く事件に食らいついては本星をあげてくる竜岡は、
課内でも信頼が厚く、ゆくゆくは刑事部長かと噂されるような将来有望な刑事であった。
そんな彼が始めてぶつかった壁、それこそが関原家の長子――関原俊一、関原アンジェリーナ夫妻の
変死事件だったのである。

430 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 00:40:39 ID:xIAVovXr
巻貝「…(ゴメン、俺勝手に警部とか言ってた。今気付いた。ゴメンね)」

431 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 00:51:57 ID:KkgnOHpg
六車は銀田一をせせら笑った。
「事件の時の何してたかって? 捜査本部と称するアンタの部屋にいたよ。
人魚がどうしたこうしたって、人魚の話をアンタらしてなかったっけ?
ワシは人魚は好かん。大事なものがついとらんからな。デヘヘヘヘ」


432 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 01:01:13 ID:3LOQVCzQ
山本は明日がプロ野球の開幕だと思うと胸がワクワクしてきた。
あずみの部屋から持ち出した斧を振り回した。
自分も今日から開幕だ。
まず最初に、恨み重なる竜岡の頭を吹っ飛ばしてやる、と思った。

433 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 01:11:54 ID:HdKeVh46

作戦成功だ!
僕は、殺人事件でみんなが騒然している隙を付いて白鳥の部屋に忍び込んだ。
白鳥の洗濯物を探してカバンの中を調べていた。
すると中から汚れた下着、じゃなくて汚れた手袋を見つけた。
一体、何のためなのだろう?
まさか、指紋をつけたくない事をした・・・・


434 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 01:22:46 ID:/ZIJXK48
田中は事件解決に向け、確実な一歩を踏み出し、山本は斧を片手に仇敵、竜岡を待つ!
嵐に見舞われた孤島は、予断を許さない状況にある。
しかし、今は更に竜岡の来歴について補完することとしよう。

別荘での夫妻の不審な死。現場に足を運んだ竜岡はまず臭いと感じた。それは、長年の経験からくる一種の刑事の勘といっても良かった。
担架に乗せられた関原俊一の遺体にとりすがり大声で泣いている少女がいた。関原あずみ――小学生だった。
竜岡は近づく。あずみは怯えたように彼を見上げた。
「お兄さんの無念は俺が晴らしてやる!だから泣くな!!」
あずみは最初、驚いたように竜岡の顔を見つめていたが、やがて唇を強く噛み、鼻を一回大きく啜り上げると、
うんうんと何度も肯いた。竜岡はにっかと笑った。

憑かれたように捜査を進める竜岡に、捜査打ち切りと知らせが届いた。上からの命令――竜岡は上に逆らった。
有力者である関原俊太郎を巡る権力の権謀術数には竜岡は興味なかった。ただあずみとの約束を果たしたかった。
一人で集めた捜査資料――天井に届くまでになった。真実に近づきつつあるとの手ごたえ――資料をひとつ積み上げるごとに感じていた。
不眠不休の日々に時おり、あずみの顔を思い出すことがあった。彼女の顔を思い出すとぼろ雑巾のように疲弊した体にも、不思議と力が湧いてくるのだった。
捜査も最終段階に進もうというそんな時期――竜岡は上司に呼び出された。刑事課から水上課への移動命令。
竜岡は上司を殴った。もう刑事課へは戻れないだろう。出世の道も閉ざされた。

435 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 02:00:11 ID:uuSESTdo
モリアーティー(BGMには中島みゆきを起用しよう)

436 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 11:32:15 ID:PafwuhYS
銀田一「六車さん、あなた、本当の人魚伝説をご存知なんでしょう?」

437 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 11:48:43 ID:gx2FF9JD
「本当の?くだらない。そもそも人魚なんているわけないだろう」六車は吐き捨てるように言った。

438 :414:2007/03/24(土) 12:48:11 ID:aGRffwx2
海響館の天井裏にいるゴキブリ(>>430気づきましたか。ヨカタ。実は竜岡兵太刑事を登場させたの俺なんだよねw)

「それになぁ、ワテは人魚なんぞに興味ないんや。足が二本生えてる女の、足と足の間が特に好きなんや」
(この鶴光の劣化コピー版みたいな変態オヤジは…)
銀田一は心の中で六車を罵った。

その頃竜岡刑事と僕は、何故かまたも自由の身になった山本に出くわした。
「竜岡あああ! 死ねえええ!」
しかも、またしても斧を持っている。余程斧と援助交際が好きな男なのだろう。
竜岡は肉眼では見えないような超高速で腰のホルスターから拳銃を引き抜き、今度こそ実弾を乱射した。効果音(ババババババ!)
僕は驚くべき光景を目にした。山本のかぶっている野球帽、持っている斧、履いている二足の靴、全て山本から離れていた。
そう竜岡刑事は山本を傷つけることなく斧と、ついでに野球帽と靴だけを吹っ飛ばしたのだ。素晴らしい射撃の腕の持ち主だ!
呆気なく武器を失った山本は、「ひぇぇぇ〜ごめんなさぁぁいぃぃぃ〜H本監督ぅぅぅ〜また球団に入れて下さぁぁぁいぃぃぃ〜」とか
ワケの分からないことを言い始めた。間もなく、山本は竜岡刑事の手で納屋に放り込まれ、柱に縛り付けられた揚げ句、
南京錠で入口を施錠された。何故か、南京錠は竜岡がいつも持ち歩いているものらしい。

439 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 19:40:04 ID:ahrLhXcI
六車は問い詰める探偵"銀田一"を睨みつけたまま考えをめぐらす・・・・。

六車
(少なくとも探偵はこの六車に対して疑いを持ち始めている・・・。
ただのカスかと思っていたが、なるほどあの「ペンション事件」を
解決しただけのことはある・・・・・。
面白いよ・・・・・。
でも最後に笑うのは探偵でも刑事でもない。この私だ!
まずは僕から探偵の目をそらさせるか・・・。)

六車「銀田一さん、そんなことより失踪した阪田が気にならないか?
   こういう場合、拘束されている山本や失踪している阪田を
   まず疑うのがセオリーじゃないかね?」

一同(銀田一を除く)は六車の言葉に納得してうなずいている・・・・。

440 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 22:07:51 ID:x73JMBlf
六車(フフ、この程度で欺けるとは、素人探偵なんてチョロいもんだな。
それに、もう一人、第二の殺人以降一度も姿を見せない人物が居ることも、皆気づいていないようだ。)

捜査本部のドアが開き、竜岡が滑り込んでくる。

銀「遅かったじゃねーか。納屋はどうだった?」
竜「ガソリンは納屋にあったぜ。その後チィーと山チャンに襲われてな」
銀「ふーん。やっぱりさっきの銃声はそうだったか。」
竜「とりあえず納屋にブチこんでカギかけて来た。
その後館内でゴキブリを見かけたんで始末してやったぜ。それにしてもおかしいねェ・・・」

竜岡は左手を懐に突っ込む。再びジャケットの身頃から出てきた左手には、コルト・ガバメントが握られていた。
そのまま左腕が正面に伸びる。照準の先に居るのは六車だ。
空いた右手で胸ポケットのタバコを一本つまむと、口に咥えながら一言。

竜「・・・一体誰が山本を放ったのだろうな?六車さん・・・」

六「な、何を証拠に・・・!」

竜岡はそのまま左手を口元へやると、エコーの先端に火を点した。
カチッ、シュゴ・・・

田中「二挺流かと思ったら、片方は銃型ライターかよ!!」

竜岡は、三村流のツッコミを聞き流しながら、右ポケットの物体の感触を確かめていた。
竜(この弁護士バッジが何処に落ちてたかを知っても、大口が叩けるかな・・・?まあ、今は泳がしておく方がいいだろう。)

竜岡のくゆらす紫煙と、田中の股間の染みから立ち上る湯気が、不思議なシンクロを見せていた。

441 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 22:09:06 ID:9dvxxyzT
綿貫「では、みなさん何組かにわかれて阪田さんを捜しませんか?」

442 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 22:21:48 ID:qvQsXKqB
銀「いやぁ、かおるチャン、そうしたいのはヤマヤマだが、明日にしないか?
もう真夜中だよ。丑三つ刻。外真っ暗だし。」

443 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 22:35:50 ID:9xhWZAZB
猫アーティ「ギギギギ(しばらくぶりに来たら何故か銀田一の頭が冴えてるじぇねーかw)」

444 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 22:36:53 ID:ALvtQaNg
ユークリッドが南京錠を開けると、柱に縛り付けられた山本を発見した。
「イスラムの奴らにやられたな」
山本を助けると、キャンプまで連れて行き休養を取らせた。
山本は強襲班に入れよう。
明日は決戦の予感がする。
ユークリッドの血は騒いだ。


445 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 22:40:43 ID:ahrLhXcI
猫アーティ「フンハッ(はーい、皆さん。>>444はスルーでよろしく)」

446 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 22:50:43 ID:IcNM8Uao
「六車、てめえが一番怪しいんだよ。このうすらハゲ!」
僕は何時になく強気だった。
「銀さん、竜の字、ちょいと痛い思いしてもらって吐いてもらおうかねぇ」
六車の胸を小突きながら、拷問の許可を求めた。

僕の強気の原因は下着。実は白鳥のパンティを穿いているのだ。
この締めつけられる感じがたまらん。癖になりそうだ。

447 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 23:28:46 ID:3LGbTmIZ
とりあえず、この夜はお開きにして寝る事になった。

六車は心の中で激怒していた。
「あのアホども、ワシを犯人扱いにしおって。
では、肝心のお宝が見つかったら、発見者を認定して遺産贈与の手続き代行は
誰がやるっちゅうねん。まさにグダグダや!
あの自称スーパー刑事の竜岡が「本職は弁護士でした、テヘ」ちゅうオチかいな。
大体、あの3バカどもの内、正式な警察官は一人でもいるんかいな」
六車は決心した。
「やられる前にやる、ちゅうことや」

448 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 23:40:38 ID:x73JMBlf
皆が寝静まった頃、銀田一と竜岡は納屋へと向かった。
御手洗医師に「処方」してもらった睡眠薬を投与した後、山本を本館二階の階段前ロビーに移送。手錠、足錠をそれぞれ二重に着け、
石でできた二枚貝のオブジェの台座に、納屋から持ち出した頑丈な鎖と、竜岡の南京錠を幾つも使い厳重に固定する。
竜「ふう、これでとりあえず安心だろ。コイツが納屋にいたんじゃオチオチ寝てられん」
銀「ま、ここなら室内だしみんなの目があるし。守屋さんの首が乗ってたオブジェに固定するのもアレだが、他に適当な場所が無いしな。」
竜「それにしてもこの鎖、プリンセス・テンコーのイリュージョン並だぜ」
銀「オイオイ、不吉なコト言うなや!ここにあるのが西洋甲冑じゃなくてアイアン・メイデンとかなら良かったな。」
竜「悪趣味だなぁ。」

竜&銀「オイ、田中起きろ!君は朝までコイツを見張ってなさい。絶対眠るなよ!」

・・・嫌がらせか。

449 :名無しのオプ:2007/03/24(土) 23:55:56 ID:uuSESTdo
その頃すっかり影が薄くなってしまった桐生と白鳥は秘密の会合を開いていた。

450 :名無しのオプ:2007/03/25(日) 00:49:42 ID:0ewn0rYz
会合というか交合だった。
夢中で絡み合う二人は、ひそかに仕掛けられたカメラには気付かなかった。

竜岡は隣の部屋でモニターを見ながら、六車、桐生、白鳥の人間像がつかめてきた
ことを確信した。後は行方不明の阪田だけだ。
しかし、桐生と白鳥がこうした関係だったとは・・・・・
とりあえず、編集してDVDで永久保存だ。お宝だ。
安藤美姫は金メダルゲット、竜岡は素人お宝ものをゲットした夜は更けていった。


451 :名無しのオプ:2007/03/25(日) 01:01:48 ID:Kp8GVA1g
コンコン

白鳥「綿貫さんいますか?」

ガチャ
少し扉を開ける

綿貫「何か?」

白鳥「恐くてなかなか眠れなくて
一緒に眠らせてもらえませんか?
男は信用出来なくて・・・・」



よく考えよう犯人は巨漢刈谷を殺害できる力を持ち守屋ほどの競歩の実力の持ち主ですら逃げる事を許さないのだ
もしかしたら犯人はスピードとパワーを兼ね備えてるバーサーカーかもしれない女性1人なら恐くて当然だろう

452 :名無しのオプ:2007/03/25(日) 01:52:47 ID:5Oiy3zXA

白鳥は、ドアから出てきた綿貫を見て少し驚く。
綿貫が猫をかかえ、それとおそろいのネコミミカチューシャをつけたネコミミモード形態>>277だったからだ。
しかし女は順応が早い。白鳥も直ぐに馴染んだ。
夜中の女同士のおしゃべりは・・・内容はとてもここには書けないが、ともかく大いに花を咲かせた。
東の空が白み始めるころには、綿貫が語尾に「ニャ」をつけて喋るのが白鳥にもつい移ってしまうほどだった。

そのころ山本の寝ずの番にある田中は。
田中「なんか屋敷じゅうの部屋から物音がしてるんだけど。結局みんな徹夜なんじゃないの・・・?
大分空が明るくなってきたなぁ。ふぁ〜あ。眠い。ヒマだから情報の整理でもするか。
島々に伝わる人魚伝説・・・関原埋蔵金・・・関原の死と遺言披露パーティ・・・招待客らの不可思議な人間関係
・・・息子俊太郎夫妻の不審死・・・そして娘あずみの死を皮切りにかつての使用人たちが殺されていく・・・。考えなければならない事が多い、多すぎる!一体この館には何があるんだ?」

日の出だ。島での三日目の朝があけた。

453 :名無しのオプ:2007/03/25(日) 01:59:59 ID:EL4JWB9t
そして僕は気づいた。起きているにもかかわらずおもらしをしてしまった。
しかも、銀田一と竜岡刑事にそれを見られてしまった。
銀「やーいやーいもらしたもらした」
竜「プッ…その年でおもらし」
銀「お子ちゃまだなぁ、おもらし君は。早く部屋に戻ってパンツ替えてこいよヴォケクソチンカス」
田「ぐわわわ〜ん」
またしても「おもらし君」を連発された。くそぅ、この事件が解決したら絶対帰る途中に海に突き落としてやる!

(それから>>452、息子は俊太郎じゃなくて俊一だよ)

454 :名無しのオプ:2007/03/25(日) 07:54:06 ID:AYe2qwlg
竜岡は僕のパンツを引き下ろすと、洗濯機の中に投げ込んだ。
そして、銃を素早く取り出すと3発打った。
1発目は洗濯機のボタンをかすめスイッチが入り、2発目は雉を打ち落とした。
「朝食の支度もおれたちがやるのかな?食材は手に入ったな」
フルチンの僕を後にして竜岡は立ち去った。
「田中、今日は何かが起きるぞ。気を抜くな
3発目はマムシの頭を正確に射抜いていた。

455 :名無しのオプ:2007/03/25(日) 08:11:50 ID:6hksMtzl
>>451 白鳥「男は信用出来なくて・・・・」
白鳥の人間像がつかめん。451はもしかして白鳥という苗字に騙されているのか?
叶姉妹系じゃなかったのか。

>>29 白鳥は水商売の女らしく上は豊満な胸を見せ付ける様な
>>74 白鳥 麗子(しらとり・れいこ) ……… 銀座のクラブのママ。関原の愛人(?)
>>104 白鳥「あんた顧問弁護士でしょ、なんとかしなさいよ」
>>214 白鳥(この私が土を掘って宝探し? アホらしいわ。 バカたちを利用しなくちゃ
>>293 白鳥「アンタ地図持ってるんでしょ、よこしなさいよブリーフぼうや」

456 :名無しのオプ:2007/03/25(日) 10:10:22 ID:SM7RsUvN
(白鳥はしたたかな女性だから演技だろう)

ダイニングに行くと、白鳥と綿貫がキッチンに立ち、
朝食の用意が整っていた。なぜか二人の息がピッタリだ。
ああ、それにしても今朝もまた洞窟へ行けなかった。

457 :名無しのオプ:2007/03/25(日) 10:52:13 ID:7TtF7B5Q
竜岡が戻ってきて報告した。
「波が静かになっているし、風も弱まっているな。もうすぐ天気が回復するぞ」
晴れた後は洞窟へ行く事になり、犯人の真の目的が明らかになるかもしれない。
そのときに何が起こるのだろう。
竜岡は僕に囁いた。
「あんちゃん。いいビデオがあるんだけどな。安くしておくよ」
スケベ心で同じ失敗をするもんか。僕は二度と詐欺にあわないぞ!
「お断りします。二度と僕にスケベな話は持ち込まないで下さい」
はっきりと断ってやった。


458 :名無しのオプ:2007/03/25(日) 12:40:58 ID:YhJwK7eM
「君は、いいビデオと言ったらスケベDVDでも連想するのか。エロ弁護士と
同じ低俗さだな。軽蔑するよ。地球環境に関するビデオなんだよ!!」
竜岡は怒った。
「さて、朝食前に、島の周囲をジョギングするか。朝食後は国連に頼まれた
環境問題に関するレポートでも書くか。ユニセフの仕事もたまってるし、バカを
相手にしてる暇はないよ」
かなり怒らせてしまったな。


459 :名無しのオプ:2007/03/25(日) 12:54:09 ID:MwA+IC+k
でも、いずれにせよ僕は地球環境のビデオなんか要らない。実を言えばエロビデオの方が見たい。
僕は若く見られるが、もう三十五歳。銀田一は三十二歳だから、年下にこき使われているのだ。
しかも、三十五歳で真性童貞、おまけに包茎気味。しかもしかも、プリント入りブリーフを愛用し、すぐおもらしをしてしまう。
今回の事件は、僕の名誉挽回のチャンスだ。もうすぐ>>500だ、>>500を過ぎたら、僕の名推理の歯車が少しずつ動き出すのだ! オーオオー!

「きゃああああ!」
突然、綿貫秘書が悲鳴を上げた。窓を指差している。
「おおおっ! あれはっ!」
竜岡が叫んだ。窓の外には、阪田万吉の姿があった。倒れていて、生きているのか死んでいるのかは分からないが…

460 :名無しのオプ:2007/03/25(日) 15:18:55 ID:sM08wepm
竜岡は素早く阪田に駆け寄ると、すぐに脈を確かめた。
「まだ大丈夫かもしれない」
ためらいもなく人工呼吸を始めた。阪田の顔に血色が戻る。
竜岡は自分の黒カバンから注射器を取り出し静脈注射を行った。
「僕は医者の免許ももっているのさ。最初は医者を目指していたんだが、
一人の命を救う仕事ではなく、社会全体の病気、つまり犯罪だね、を治す仕事に
魅力を感じるようになったんだ」
綿貫秘書がうっとりと竜岡の野郎を見つめている。かっこつけやがって!


461 :名無しのオプ:2007/03/25(日) 16:35:30 ID:PQGdGYPN
田は意識を取り戻した。口がパクパク動くが声が出ない。
顔は硬直していて、相当な精神的なショックを受けているようだ。
「ほぅ、なるほど。私は休日は介護施設でボランティアをしているので、口が不自由な
方の相手は慣れています。阪田さんが何を言いたいのかわかるんですよ」
再び綿貫秘書がうっとりと竜岡の野郎を見つめている。
「なにか信じられないものを見た、と言っていますね。どれ、私が退治してきましょう」
綿「私も行きます。お供をさせてください」
竜「いや、あなたを危険に近づけるわけにはいきません。私は警視庁の特別(ゴニョゴニョ
・・・僕には聞こえなかったが、まさか殺人なんて言ってない・・と思う・・・)許可証を
持っていますので、ご心配なく」
また綿貫秘書がうっとりと竜岡の野郎を見つめている。

462 :名無しのオプ:2007/03/25(日) 17:13:53 ID:5Oiy3zXA
御手洗「ま、また(>>110)出番を奪われた・・・OTL」
田中 「マアマア、しょーがないっすよミッチャン。竜ちゃんが急に究極超人になっちゃったから。」
御手洗「五月蝿い!!僕は、君を、未だ赦していないぞ!!」
田中 「それにしても竜ちゃん、ただのハッタリなのか、これが本来の姿なのか・・・」
また綿貫秘書の頭にネコミミが生えている。

463 :名無しのオプ:2007/03/25(日) 20:21:31 ID:luwgSDuB
>>459
猫アーティ
「ギギギ(一応、前スレで田中は大学中退で20歳前後の設定らしい。
 銀さんは・・・・・何歳なんだ?誰か全スレから読んでる人教えて)」 

464 :名無しのオプ:2007/03/25(日) 20:55:10 ID:V3wGg38i
ヘビ(銀の過去編も作りたいから年齢不詳で)

御手洗「うわっヘビだ」

竜は御手洗の悲鳴を背に謎の脅威に挑む。

465 :名無しのオプ:2007/03/25(日) 21:15:40 ID:eZ8Dry1Z
竜「田中、気持ちがもう35歳になってるなんて若年寄りぶりやがって。ブリーフは
ガキぶってるくせに。もっと、年相応、普通の20代前半の男になれ」
といって、僕にDVDをくれた。「裏・白鳥」と書いてあった。
白鳥桜かな白鳥あきらかな?今はAVなんて見る気になれない。事件が無事に解決
したら見ることにしよう。

竜「山本のいた納屋あたりを見回ってくるよ。それに、北京への選考会レースが目前
なんで、トレーニングを休むわけにはいかないんだ」
と言って雨の中を竜岡は走っていった。陸上のオリンピック選手もやってるらしい。
綿貫「竜さま、お気をつけて」
僕はトレーニングや地球温暖化より事件解決に本腰をいれてほしいと思った。


466 :名無しのオプ:2007/03/25(日) 22:38:50 ID:46y8DCdh
しかし良く考えてみろ。
竜は明らかに招かれざる客だ、ユー何某を追い掛けていたらしいが。
いったい何の権利があって、この場を取り仕切っているんだ?
普通に考えて一番怪しいのは奴じゃないか!あずみの殺人は不可能だが…
僕はこの意見を銀田一に伝えた。
「ウム、私も怪しいと思っていたところだ、トレーニングと称して次の犯行を練ってる可能性もある。」
銀田一はさっきまでの竜との仲など覚えていない様子だ。
「よし!奴を縛ろう!桐生さんを呼べ!皆で捕まえよう!」

数分後、竜は山本の隣の柱に縛り付けられた。

467 :名無しのオプ:2007/03/26(月) 11:09:07 ID:KLZwdGP+
「おいおい、俺が犯人ってのは無謀だな。それに俺の特技は忍法の縄抜けの術なんでね」
そう言って、竜岡はいとも容易くロープをほどいた。銀田一はさっき竜岡を縛ったことも忘れたらしく、
「やはりあなたは捜査に必要な人材だ。おい、おもらし君。君が代わりに縛られてなさい。どうせ何の役にも立たないんだから」
「そんなぁ〜」

468 :名無しのオプ:2007/03/26(月) 13:16:26 ID:e2FDctvs
銀「やかましいっ!お前も俺の助手なら、もっと謎への探究心を持ち、犯人解明への情熱を燃やせっ!それができなくて何がこの俺の助手だっ!」

それを聞いて僕ははっと気づかされた。銀田一は銀田一なりに僕を育てる意志はしっかり持っていてくれたんだと。

銀「それより阪田を休ませている部屋に全員集まってほしい。今までの出来事を整理し……犯人へ近づくために………」

今まで思い思いに過ごしていた面々も屋敷のホールに集まった。

469 :名無しのオプ:2007/03/26(月) 23:45:21 ID:5rrFuklT
沈黙が続く。

470 :名無しのオプ:2007/03/26(月) 23:58:08 ID:tej+ZSK2
そのころ2階で縛られたままの田中。

田中「銀さぁん、ほどいてくださいよぉ〜」
山本「仲良くしようぜボウヤ」
田中「冗談じゃない!誰かほどいて〜!」

田中の叫びも空しく、あたりは静まり返っている。暫くすると、人影が見えた。
竜「たすけて!ヘルプミー!」
その人は、、口の前に人差し指を当て、(静かに)のジェスチャーを送った。
謎の人物はレオタードに腰布の女性だ。顔は覆面でよく分からないが、頭にネコミミをつけている。
謎「私は、怪盗キャッツ★イヤー。関原家の遺産を狙ってたんだけど、殺人事件は管轄外なの。
とりあえず逃がしてあげるから、あなたが事件の真犯人を見つけなさい。事件が解決したら遺産はいただくわ。」
そういって、僕を縛っている紐を解くと、何処かへ消えてしまった。

とりあえず皆がいる玄関ホールへと向かう。

銀「遅ェぞ田中!もう皆集まってんだよ!(フム、縄を抜けてきたか。それくらいの芸当が出来ねばこの私の助手は勤まらんからな。及第点及第点。)」
銀さんったら自分が縛った癖にもう忘れたんだろうか。健忘症だな。
銀「さて、田中も来たし、綿貫さんもお手洗いから戻ったようですし、始めましょうかね。」


471 :名無しのオプ:2007/03/27(火) 00:41:43 ID:3DbRdWvo
銀「まず最初に起きたあずみお嬢さん殺害事件だが…これは田中によって盗聴された殺人だった……」

田中に改めて一同の視線が突き刺さる。

「そして彼の話によると、もう一人部屋にいて彼女と会話していた人間が犯人だと言う……しかし現場にはあずみの遺体しかなかった……これを浅沼さん、あんたはどうみる?」

浅沼「前に誰かが言ってたが、みんなが集まってくる時にさも今着いたかのように見せかけたんじゃないか?田中は茫然自失だったようだし………」

浅沼はチクリと言う。再び視線が突き刺さる。

銀「部屋に抜け穴がないなら、おそらくそうだろう。だが、田中が盗聴しているのが想定外だったか、そうでないかで結論はだいぶ違ってくる」

六車「どういうこった?」

銀「つまりあずみに何らかの計略があって田中、もしくはそれに類する人物に何者かの存在、もしくは会話を聞かせるつもりだったんだ」

472 :名無しのオプ:2007/03/27(火) 01:39:33 ID:rqRRsva4
六車「ちょい待ち。事件が起きたのは深夜やで?
田中を始め、みんなもう眠ってしまっているかも知れへんやろ」

銀「だから前もって今晩何時に来てとか何とか、そっと耳打ちすれば、
助平な田中のことだから、ギンギンになって絶対に眠らないと踏んで…」

田中は思い切り首を振った。
「め、滅相も無い。第一、僕が本当に覗きたかったのは白…(>>94
いや、ゲフンゲフン…あ、でも、そう言えば!
僕は、なぜか眠れなかったんだ!(>>90)」

六車「ほな、何か覚醒する薬でも盛られたんか…
しかし、もともとは白鳥はんの部屋やったんやろ?(>>112
白鳥はん、ホンマにあずみさんに言われたんか?
部屋を代わってくれなんて。
そうアンタが主張しているだけで、裏づけはおまへなあ」


473 :名無しのオプ:2007/03/27(火) 09:14:04 ID:r634CBCe
白鳥「これは、あずみさんの名誉にかかわることだから、今まで黙っていたの
  だけれど・・・・
  実はあのとき・・・・・・・」

御手洗「やめてくれ!!!約束が違うじゃないか!!!!」



474 :名無しのオプ:2007/03/27(火) 12:20:10 ID:GlXwsV/i
「それを聞きたいなぁ」
銀田一が何故かへらへら笑っている。御手洗の制止を無視し、
「あの藪医者、あずみさんを狙ってたのよ」
「えええッ! トイレのくせにあず……」
「チャック開いてるぞ、おもらし君。ブリーフ丸見えだ」
銀田一が余計な茶々を入れる。僕は慌てて、チャックを閉めた。白鳥が続け、
「でも、ドアを開けてみたらあたしがいたってわけ。で、何を言うかと思ったら、『この際アンタでもいい!』って
襲いかかってきたのよ。まぁ、見た目イイ男だったから一回ヤッてみたんだけど、下半身はダメだったわよ、あのフニャチン男」
「フ、フニャチン男とは何だ! これは名誉毀損だ!」
「ま、白鳥さんが言うくらいだから、ヘナチョコのチ○コ、略してヘナチンなんでしょう」
「ヘナチンじゃない、フニャチンだ!」
「あ、自分で認めた。認めた認めた。やーいやーい」
まるで子供である。僕ははしゃぐ銀田一を抑え、
「つまり、白鳥さんとオテア……じゃなくて御手洗さんはあずみさんが殺された時のアリバイが成立しますね」
「フニャチンで助かったな」
いつも銀さんは一言多い。

475 :名無しのオプ:2007/03/27(火) 21:23:37 ID:BHHGR+U5
はしゃいで踊っている銀田一をよそに僕は思考をめぐらす・・・。

田中
(あずみ殺し・・・・。犯人は白鳥を殺すつもりで白鳥の部屋を狙撃したが
誤ってあずみを殺したと考えるのが普通だろう。いや、そんなことでは今回の
犯人には勝てない・・・。むしろ、最初から狙いはあずみだったのではないか?
現場が白鳥の部屋なのはカモフラージュ・・・。なぜあずみは白鳥の部屋にいたのか。
白鳥はどうしてあずみの部屋にいたのか。

・・・・・!!!



476 :名無しのオプ:2007/03/27(火) 23:30:33 ID:3DbRdWvo
田中(いや、白鳥はあずみの方が交換を申し込んだと証言している。しかも御手洗と一緒にいたということはまずあずみ殺しについては白だろう。)

竜「つまりあんたら二人には無理ってことか、まあ共犯ならやりやすいだろうが」

白鳥がキッと竜を睨む。

銀「何にしろあずみさんには目的があって白鳥さんの部屋にいたんだろう、そしてその相手が犯人になった。この件に関しては田中以外みな犯行が可能と言える。
続けて守屋が殺された件だが……」

477 :名無しのオプ:2007/03/28(水) 01:02:49 ID:obBJZ2TA
田中は更に思考を廻らす。水の中の魚を手探りで掴むように――慎重に、そして大胆に。

田中(今回の事件は、僕たちは常に後手を踏んできた。あの銀田一にでさえそうだ。
吟味すべき情報が多すぎて、目くらましをくらったように、なにが真実で、なにが胡乱か
今まで判別できなかった。守屋――不審な点が多い。白鳥さんとあずみさんとの部屋の交換に
関しても、守屋はそこに居合わせている。更に刈谷も。(>>153)
あずみさんの死がすべての始まりとするならば、やはり捨て置けない事実であるに違いない。
それに、殺された者がすべて屋敷側の人間で、招待客でないというのも定石はずれだ。
これは、関原家の遺産がらみの事件じゃないのか?分からない。犯人の思考がまるで読めない。
くそう!!頭がこんがらがってきた!)
田中は、そっと銀田一を盗み見る。
(銀さん。アンタはどこまで事件を把握してるんだ。どこまで肉薄してる?僕たちは解決に向けて
進めてるのか?いいのか、このままじゃまた誰かやられるぞ!)

478 :名無しのオプ:2007/03/28(水) 01:26:05 ID:yVOdvyUg
銀「とはいったものの… 守屋氏殺害の件に関してはまったくお手上げです」

(ぎ、銀さん、本気なのか…)

479 :名無しのオプ:2007/03/28(水) 04:39:49 ID:eD+0tKwK
銀田一(なんと言うか守屋さんと刈谷さんは何故あんな酷い殺され方をしたんだろう?
これは怨みだろうか?
怨みだとした物凄い怨みだな……
あずみさんの殺され方はあっさりしすぎている。
どうしてだ?)



六車「なんだかセキハラの一族って呪われてるみたいやな。
そんで、一族にかかわった人物も呪われて死んでいく・・・・
その証拠にセキハラと繋がりが強い奴から死んでいっとる。」

田中「六車さんにしてはオカルトな発想ですね。」

480 :名無しのオプ:2007/03/28(水) 07:56:27 ID:hfmMFW9p
人魚姫(正体不明)
『フフフ…フフフフフ…』

481 :名無しのオプ:2007/03/28(水) 10:20:20 ID:FufKTIWG
竜「この場合、二つの可能性があるな。一つは使用人たちにはあずみに比べ、特別に恨みがあった。もう一つは使用人たちの惨殺のされ方には犯人の意図が介在していたというものだ」

田中「わからないと言えば、なぜ刈谷殺害のことを守屋の死体を使って予告したかというのも気になりますね」

銀「どちらの問題にも被害者のバックグラウンドに関する情報が足りん……あと…綿貫さん、関原の使用人が続けて殺されてるんだ。次はあなたが狙われる可能性が一番高い…」

みなが引き伸ばし続けていた結論を銀が重苦しく告げた。

482 :名無しのオプ:2007/03/28(水) 21:27:16 ID:nf61FXf2
「そ、そんな…!…私、どうしたらいいんでしょう…」綿貫は困惑している。

483 :名無しのオプ:2007/03/28(水) 22:28:37 ID:AhUN4yBZ

「ヘヘヘ、夜はワシの部屋で寝ればええんや。ええか?ええか?」
六車が下卑た笑いを浮かべながら綿貫にせまった。
バシッ!
竜岡が六車の頬を張った。
そして竜岡はバーボンを含む。
「どんな女でもレディとして扱えよ」
ハードボイルドだ。
竜岡は六車に落ちてた弁護士バッジを出して問い詰めた。
しかし六車は盗まれた、との一点張りでちっともこたえない。
竜岡は六車を睨みつけた。
コワイ顔だ。

484 :名無しのオプ:2007/03/28(水) 22:49:02 ID:8pMhI9pC
竜「ならば、今まで黙ってたことを言うぜ、六車の旦那よ。銀も知っている通り、俺は弁護士
資格を持っている。大学在学中に取ったんだよ」
六車の顔がスッと青くなった。
「アンタは懲戒処分開けだよな。依頼人の金品をネコババしたって疑いでな。随分、金に困って
るようだな。弁護士仲間の間では誰でも知ってるぜ」
六車も反撃を始めた。
「ワシも言う事あるで。エロDVD販売など猥褻物販売、児童ポルノ販売で巨額の富を気づく築き
あげた新宿の竜とは・」
竜岡の蹴りが六車のアゴにはいった。
六車は吹っ飛んで動かなくなった。
竜「こいつは気にくわねえ野郎だなあ。ウソばっかりつきやがる」


485 :名無しのオプ:2007/03/29(木) 00:02:24 ID:nyID00IV
「アンタじゃないの、私の部屋と浴室に隠しカメラを仕掛けたのは」と白鳥は竜に叫んだ。
白「そして私の下着まで盗んだんでしょ」
竜「ふざけるな!俺は犯罪捜査のためならどんな汚い手でも使うが、下着ドロなんてしない」
白「このド変態」
僕は下着ドロの話題を変えたかった。
「あずみさんは不運でしたね。部屋を替わったこととか部屋の中にいたのに狙撃されたこと
とか、あり得ないことが重なったんですね」
白鳥はニヤリと笑った。
白「探偵ごっこをしてるのはアンタたちだけじゃないのよ。なんか、あずみさん殺しは仕組ま
れたみたいなのよ。私がその謎をといてみせるわ」

486 :名無しのオプ:2007/03/29(木) 00:39:41 ID:NLR9DKgm
白鳥「まず銀田一さん、あなたが知りたがってる関原の関係人物についてだけど、私は少しだけ知ってるわ」

浅沼「なんせ元二号さんだからな」

白鳥「あんたは黙ってなさい」
ぴしゃりと浅沼に言い放つと彼女の知る関原代議士の話を始めた。

「彼と私の付き合いは銀座に店を持たせてもらうちょっと前からだから、だいたい六年間くらいね。
当時政財界に大きな影響力を持つようになった関原は、さらなる大金と権力を得るためにどんどん人を食いつぶしていたわ。そう……文字通り人の命を……」

そこで白鳥はいったん言葉を切り、桐生を見る。
「そこの桐生が所属してる北辰会がその主な手足だった……今の会長の辰宮と組んでね。そしてつなぎ役を務めていたのが桐生。
内容を端的に言えば、表じゃ解決出来ないことを裏に任せ、裏の抱える問題を表が合法的に処理する…
けど関原はそれだけじゃ満足しなかった……」

一同(?)

白鳥「関原は自分でも裏をこなせる人間を作ろうとしたのよ、それも裏社会の連中に匹敵するくらいの力を持つ……そしてその筆頭が守屋だった……」

487 :名無しのオプ:2007/03/29(木) 18:07:27 ID:92xQbTq9
(ううう…何なんだこのヨタ話は。つーかお前ら、この俺様、名探偵の銀田一コースケ先生は本格ミステリの探偵だぞ。
 北辰会だの新宿の竜だの裏社会だの、そんなもんはフィリップ・マーロウと新宿鮫に任せときゃあいいんだ。
 俺はこんな裏事情で事件を解決するのは嫌だぞ。絶対に証拠かき集めて、完璧な推理組み立てて解決してやるからな)
銀田一は本格ミステリに登場する名探偵としての威信をかけて、事件解決を誓った。
「あー、ちょっと、皆さん。テレビの暴露番組じゃないんだから、裏話ネタはその辺でいいでしょう」
「何を言う! 今は俺が下着ドロで盗撮マニアの疑いをかけられているんだぞ」
竜岡が怒鳴る。ムキになるところを見ると、どうやらこの刑事も大した奴ではないらしい。
「せやせや! ワテの業務上横領疑惑も晴らさなあかんで! コラ新宿の竜、お前なんぞにバカにされる覚えはあらへんぞ!」
「何だとこのでもしか弁護士! ニセ鶴光!」
「ちゃうちゃう! これがワテの素顔や。鶴光の方がワテのキャラをパクったんや!」
「お前芸能人じゃねぇだろ!」
「黙らんかいゴルァァァ!」
たまりかねて、銀田一がブチ切れた。一同は、静かになった。・・・

488 :名無しのオプ:2007/03/29(木) 19:16:53 ID:bUhL6Gex
田中(銀さん、はじめる気だな)

だけどまだ、材料がたりないんじゃないか・・・?
ふと、僕はあることを思い出した。

489 :名無しのオプ:2007/03/29(木) 19:56:45 ID:zVhIX8KP
竜は自分が刑事で無いことを告白しはじめた。

490 :名無しのオプ:2007/03/29(木) 20:40:19 ID:yLmL3FCD
竜の告白によると、銀田一の推察した通りフィリップ・マーロウと新宿鮫に心酔している
ハードボイルドマニアらしい。本業は歌舞伎町でエロ関係の本・DVD販売業らしい。
竜が六車に「店長のお勧め品」を進呈すると、六車の機嫌はすぐに直り、2人は仲直りをした。
2人は最近のAV業界の問題点について熱く楽しそうに語り合っている。
白鳥と綿貫は顔をしかめて部屋の隅へ移動した。

これで邪魔者する奴らはいなくなった。銀田一との捜査会議に戻ろう。

「銀さん、関原の使用人が続けて殺されているというのは、やはり遺産争いを有利に進める
ためだろうか。それとも人魚伝説と関係しているのかな」
「田中、人魚伝説なんて持ち出したら犯人の思う壺だぞ。この連続殺人は、あずみ殺しが最大の
ポイントなのさ。かなり練りこまれた殺人だぞ。銃弾がどこから飛んできたのかが問題だ。
田中の傍を飛んできた銃弾はダミーなのさ」
銀田一は自信満々だ。トリックを解明したのだろうか。
「続けて起きた2つの殺人の理由は想像できるさ。だったら逆に犯人が次に動き出す所に罠を
仕掛ければいいのさ。犯人は僕がこの島に来たことを後悔することになるだろう」
銀田一は被害者が増えるにつれて頭が冴える体質らしい。


491 :名無しのオプ:2007/03/30(金) 03:41:19 ID:X09Ee95R
六車「何か腹減らんか?」

綿貫「それなら私が何か作って来ますね。」

桐生「ちょっとまてよw
オマエ一番殺される可能性が高いのに1人で行動する気かよw」

銀田一「そうだな・・・・

少年、オマエ暇だろ?
ちょっと厨房行って何か作って来い。
いつも事務所で作ってるやつでいいから行け。」

ガシャ
パタン

僕は強制的に部屋から追い出された・・・・

まぁ何か食べればみんなの気分も晴れるかもしれないし

それに、コレはチャンスだみんながあの部屋で固まって居てくれれば誰にも邪魔されず殺人現場を調査し直す事もできる!!

492 :名無しのオプ:2007/03/30(金) 07:59:24 ID:y7aCpmk3
僕は食事を出し終えると一人で屋敷を出て例の洞窟へと向かった。

493 :名無しのオプ:2007/03/30(金) 16:01:24 ID:3tFnQye+
屋敷では――――

銀田一「あれ?田中はどこ行った?もしやひとりで洞窟に――!?」

阪田「銀さん、ヨタ話はないやろ。政治家には常に影の部分がつきものでっせ」
阪田が話に割り込んだ。

銀「うぉっあんた、いつの間に起きて―――!?」

阪田「そんなことより死んだ守屋のことや。あいつは桐生に以上にえげつないことしてたらしいでえ。
あずみの両親はその報復で殺されたっちゅう噂もあるぐらいや。最も守屋のことは表には出ずに、関原先生に矛先は向こうたけどな」

銀「それよりなんであんた、なんで気絶してたんだ?」

阪田「クックッ、そないに急がんでもあの兄ちゃんが帰ってきたらわかるわ」

その頃田中は洞窟への道を急いでいた。

494 :名無しのオプ:2007/03/30(金) 19:45:23 ID:oDAWXGAG
なんだか緊張からか腹が痛くなってきた。洞窟に入る前に野糞をしよう。
僕は茂みに飛びこんだ。

495 :名無しのオプ:2007/03/30(金) 21:16:57 ID:ChmjqBvI
ブッ!ブビ!ブビビビィィィ……! ブリッ、ブリリリ……ッ……
ビリュリュルルルブビッ!!
 
もう少しのところで下着を下ろすのが間に合わなかった。

496 :名無しのオプ:2007/03/30(金) 22:06:13 ID:vaYjn9ZB
その頃、野球への恐ろしい執念の成せる業で山本は納屋から脱出し、洞窟へ向かっていた。

497 :名無しのオプ:2007/03/30(金) 22:54:42 ID:MxEuhns9
六車はあずみの部屋で書類の整理をしていた。あずみの遺体も安置されている。
ふと、気になった六車は、あずみの頭部の傷を調べてみた。

(!・・傷口はライフル銃で撃たれたにしては大きな穴だ・・御手洗のヤブ医者め・・・
ん?・・御手洗・・・・○○先生・・・○○○事件上・下ともブクオフで100円・・・・・)

六車は閃いた。
田中が弾道を感じた、と言っていた付近の柱を調べると、きれいな円の穴を発見した。
中にはライフルの弾がめりこんでいる。これがユークリッドの遠方射撃による銃弾だ。
つまりユークリッドの射撃は、あずみ殺しにはまったく無関係なのである。
真犯人の殺害とほぼ同時期に射撃を行い、田中を驚かせただけで終わったのだ。

そして六車は中庭の端の井戸の窪みが犯人の射撃ポイントであることをつきとめた。
この窪みにライフル銃をのせそのまま撃つと、弾丸は中庭の彫像の腹部に当たり角度
を変え、部屋の中に飛び込み、中の人間に命中するように調整されている。
あずみの車イスを特定の場所に 置いておけば難しい犯罪ではない。
弾頭部は多少傷つけられるので、被害者の傷口はライフル銃の弾が直接当たった時と
比較して大きめになる。
つまり、このコンクリートの窪みにピッタリあう銃を持っているやつが犯人だ。

(これは相当練りこまれた計画だぞ)



498 :名無しのオプ:2007/03/30(金) 23:16:28 ID:7mh3KCzo
山本は縛り付けられた柱から、広い意味で言えば納屋から脱出し、それを察知した竜の追跡が始まった。
竜岡が山本に追いついた時、偶然、ユークリッド率いる米軍の生き残りグループと出合った。

遂に最終決戦が始まった。しかしユークリッドの体はもうボロボロだった。
もはやユークリッドは竜岡の敵ではなかった。竜岡は倒したユークリッドの遺体になにやら呪文を唱えた。
ユークリッドの体は崩れ始めた。灰になり、その灰は風にとばされ消えてしまった。
ロスト状態となったユークリッドはこの物語世界から永遠に去る事になった。復活不可能である。

と、油断した竜岡にガイルのサマーソルトがきまった。
ガイルは竜岡の首と両手の小指を切り取った。
次の作戦、新宿での戦いの味方を増やす為には必要なのだ。
ガイル「もう、この島にいる必要はないな。引き上げるぞ」
彼らはゴムボートに乗って島から去っていった。

後には、呆然とした山本だけが残された。
「竜岡の死体ぐらい埋めておいてやるか。その後、宝探しだ」


499 :名無しのオプ:2007/03/30(金) 23:20:20 ID:+c95yx60
銀田一「今日は何かが起こる気がする。犯人が動き出すはずだ」

そして心に誓った。犯人を絶対に捕まえてやる・・・


500 :名無しのオプ:2007/03/31(土) 00:18:05 ID:UbXYMPJm
綿貫は新宿のビデオ屋なんぞに騙された自分を責めた。
方針転換だ。

「銀さま。私を守ってくださる?」
と銀田一のそばから離れなかった。

501 :名無しのオプ:2007/03/31(土) 18:09:04 ID:OYfyVcoa
銀田一「関原氏は表だけでなく、裏社会をも牛耳ろうとしていた…綿貫さん、あなたもそのことをご存知で?」

502 :名無しのオプ:2007/03/31(土) 20:53:54 ID:5jz+4GL6
綿貫「そんな・・・・
私そんな事しりません」

そのころ田中は洞窟でノートのようなものを見つけていた
田中「なんだこれ?」

ペラペラとノートをめくる

田中「数字が沢山書いてあるだけのようだけど・・・・
こいつぁ裏帳簿だ!!」

503 :タブレット:2007/03/31(土) 20:56:58 ID:oQdQkrYg
植木まさしの春画発見

504 :名無しのオプ:2007/03/31(土) 21:01:39 ID:OqWDkAqs
僕は裏帳簿をめくる・・・。

内容は・・・・
@故関原氏の事業において恒常的に脱税が行われていたこと
A脱税の協力者として阪田美術店、六車弁護士が関与していたこと
B帳簿の筆跡は女性の字であること
C脱税でできた裏金は裏社会進出のためにばら撒かれていたこと

僕は急いで洞窟を出て屋敷へと急いだ。

505 :タブレット:2007/03/31(土) 21:08:23 ID:oQdQkrYg
一旦CMで〜す


  野田クルゼ 
 

506 :名無しのオプ:2007/04/01(日) 00:36:40 ID:+k1dSrhR
僕は、ノートの最初の一ページを見落としていた。
ノートの最初のページの一番上には、今日の日付が書かれていた。

[4/1]

507 :名無しのオプ:2007/04/01(日) 12:24:13 ID:MBHfqk/z
そのとき山本が現れた。
「財宝だな! 俺のものだ」と叫んで山本は帳簿を奪い取った。
僕「返せ! それがあれば連続殺人の背景がわかるんだ」
山「なんだ、宝じゃないのか。チキショー。だが、返さないぞ。俺を縛り付けたお前らが
殺されようが、俺の知った事じゃない。ん・・・これは金になるな。皆に伝えておけ。
この帳簿を大金出して買取りたい奴がいるはずだ。俺が預かっておくぜ」
山本は森の中に消えた。

508 :名無しのオプ:2007/04/01(日) 13:49:05 ID:BgxmL3b+
山本は田中から逃げるように森を走り続けた結果、
屋敷を通り越して軍の研究所まで来てしまった(>>232の地図参照)

山本「ん?ここはどこだ?まぁ、いいさ。この裏帳簿さえあれば・・・。」
山本は田中の発見した関原の裏帳簿に目を通す。

山本「ふむふむ。脱税で裏金を作っていたのか。阪田や六車もグルだと・・・。
あいつら、この帳簿をいくらで買うかな?フフフ。
あとは作った金を誰にばら撒いたかだな・・・。そいつらからも金をむしりとってやる。
ん??金のばら撒き先が破られているじゃないか?畜生!!誰が破りやがったんだ?」

悔しがる山本の背後に忍び寄る影・・・・。
山本は意識を失った(注:>>1のテンプレどおりで死んではいません)。


509 :タブレット:2007/04/01(日) 17:19:04 ID:OaSnRypz
一旦CMで〜す


   えっ!?
  ジャパン建材?  
  
 

510 :名無しのオプ:2007/04/01(日) 17:19:25 ID:BgxmL3b+
――――一方、屋敷の銀・田中の相部屋−−−−−
銀田一「そうだったのか・・・・。」

屋敷に戻った田中は銀田一に洞窟での裏帳簿発見を告げていた。
考え込む銀田一・・・・。

(故関原氏の裏金作りは裏社会進出のため・・・。
資金作りには阪田、六車が絡んでいた。そして、裏社会進出には
当然に暴力団の桐生が間に入っていたはず・・・・。窓口は白鳥か?
刈谷、守屋も故関原の手足となって動いていた。帳簿は秘書の綿貫あたりだろう(>>504)。
しかし、その金は誰にばら撒いていたんだ?なぜ、そのページが破かれていた?

・・・・・・!!!

刈谷が火ダルマにされたのはそのページを持っていたからではないのか?
そして刈谷を殺したのはそのページが公表されると不都合のあった人物!!

511 :名無しのオプ:2007/04/01(日) 17:29:21 ID:7TZxKtWx
猫アーティ(着眼点はいいが、あずみ殺しをどう説明すんだ?)

512 :名無しのオプ:2007/04/01(日) 18:20:51 ID:5HRSZr+n
人魚は冷静にことを進める。
まず、山本の傍らに落ちているノートを拾い上げると、中を確認して懐に入れる。
そして意識のない山本を前に、しばらく考え込むようなそぶりを見せる。
軍事関係の施設に特有の、高い位置にある小さな窓から、西日が斜めに射し込み人魚の顔を赤く染める。
やがて、人魚は山本の投げ出された二本の足を掴むと、ずるりずるりと引きずり出す。
廊下を隔てた一室に山本を運び込むと、短い距離なのに人魚はへとへとに疲れてしまい、しばし息を整えなくてならない。
山本を部屋に設置された鉄格子のケージに入れると人魚は少しほっとする。
山本の右腕とケージの鉄棒とを、研究室から失敬してきた手錠で結びつけ、人魚の仕事は一応の終わりを告げる。
不意に山本が息を漏らして、なにか口の辺りをもぞもぞさせる。人魚は無言で山本の頭を掴み、後ろの鉄棒に思い切り叩きつける。
山本がまた静かになると人魚はケージを出て、南京錠に鍵をかける。
元の研究室に戻ると、人魚は投げ出された椅子を立て、自分が腰を据える。懐からノートを出し、ぱらぱらとめくる。
やがて飽きたようにノートをとじると、ポケットから出したライターで火をつける。
めらめらと燃えるノートの端が反り返り始めると、人魚は手をはなして、後は床で完全に灰になるのを静かに見届ける。

513 :タブレット:2007/04/01(日) 19:50:19 ID:OaSnRypz
 ♪ガ〜ス〜を選ぶなら〜 こう言う具合に
  しやさんせ〜
 アウト!セーフ!
  メロンガス!
  元気!安心!
  メタンガス!! 
 

514 :名無しのオプ:2007/04/01(日) 20:10:04 ID:O8Sf1YKP
銀田一「ところで少年その帳簿はどこに?」

田中「それが山本さんに奪われてしまって・・・・」

銀田一「バカヤロウ!!大事な証拠品だぞ・・・・
犯人を追い詰める決め手になったかもしれないのに」

515 :名無しのオプ:2007/04/01(日) 21:07:12 ID:lmsMZBlb
何時の間にか傍に来ていた阪田が口をはさんだ。
「勝手に帳簿を掘り出して人に奪われた、ちゅう話らしいが、どこまでが本当だか。
案外、田中君の作り話だったりして」

阪田に皮肉を言われるまでもなく、僕の大失敗は事件解決を遠ざけるかもしれない。
今回の事件は物証が少ないのだ。
>>504で判明した事も、「お前の作り話だろ」と言われれば返す言葉も無い。
僕は自分が情けなかった。

516 :名無しのオプ:2007/04/01(日) 22:05:53 ID:OF1hSphE
六車も僕に強烈な追い討ちをかける。
「田中君は如何にも頭が悪そうに見えるが、本当は頭が凄く切れる人かもしれんのぉ。
架空の裏帳簿の話を隠れ蓑にして連続殺人をしてたりして。ヘヘヘ、冗談、冗談」
阪田「いやいや、田中くんが例の伝説の人魚男かもしれませんぜ。なんたって、人が殺された
現場には田中あり、ていうぐらい近くにいますからな。ハハハ、勿論、冗談、冗談」

2人は執拗に僕を責めた。本当の悪党はこいつらなのに。
僕は助けを求めて綿貫さんを見た。

綿貫「キャー、人殺しが私の方を見ているぅー。私の命は助けてぇー」
綿貫さんまでふざけて私を犯人扱いしている。

517 :名無しのオプ:2007/04/02(月) 01:42:04 ID:6RPeDGnN
「しょ、所長ー」「仕方ないよ田中クン。証拠もないのに言う方が悪いよ。ああ。ありがとう」
銀田一所長が、珈琲を綿貫さんから笑顔で受け取った。
綿貫さんは、媚びるように銀田一の傍らに立ち、節をとって「そうですよねー」と言う。
「そ、そんな……」(銀さんまでそんなことを。折角、事件の背景を明らかにする事実を掴んできたのに……)「さみし」
つい、言葉が口をついて出た。
「うん?」綿貫さんが、気になったように僕の呟きに反応して
「まあ、がんばれ探偵助手!ということで」と僕の前に茶碗を置いた。珈琲の香ばしい香りが鼻腔をくすぐった。
「ど、どうも」「うむ」綿貫さんは、一つ肯くと、僕と銀田一の位置の丁度真ん中にクッキーを盛った皿を置く
と下がっていった。
僕はどぎまぎして、カップで顔を隠すように珈琲を飲んだ。目を上げると銀田一がにやにやしながらこちらを見ていた。
「まあ、ノートがないというのならしょうがない。別の証拠を探すとしましょう!おい!田の字、早く飲んじまえよ。刈谷さんの部屋にいくぞ!」
「は、はいッ」僕は淡い思いに浸る暇もなく、滝のように珈琲を流し込むと、クッキーを口に押し込み立ち上がった。
クッキーを二、三つまみながら銀田一も「下品な飲み方だなぁ」と笑って立ち上がった。

518 :名無しのオプ:2007/04/02(月) 05:53:28 ID:bOBsu4Bi
刈谷さんの部屋に2人で移動中


銀田一「まあ少年しょぼくれるな。
この情報化社会でノートだけに帳簿つける馬鹿がどこにいてるんだよw」

田中「どういう意味ですか?」

銀田一「パソコンだよパソコン
今はブログて言う日記もノートじゃなくてパソコンに書くんだろ?
帳簿をデータ化してどっかに保存している可能性だって充分あると思わねえか?
更にデータは関原氏の関係者が隠し持っている可能性が高い。」


田中「それじゃあ、もしかして・・・・・」


銀田一「そうだ、犯人の目的は帳簿をこの世の中から消す事
犯人は関原氏の関係者が帳簿を持っていると知っていた
だから関原氏の肉親や付き人の人達を殺したんだよ。」

519 :タブレット ◆SsvKey0CbI :2007/04/02(月) 12:51:02 ID:yIQQAP/n
一旦CMで〜す
 
  思われニキビが
  出来ちゃった!
  誰の〜かな〜?
 俺の! 
      俺の! 
 

520 :名無しのオプ:2007/04/02(月) 19:09:03 ID:lFtFtxrN
「銀さん、そんな裏社会の話なんかから謎解きするのはフェアじゃない、って言ってませんでした?」
「うるさいなおもらし君。証拠なんてのは犯人が自白してから探せばいいんだ。この際、一人ずつ締め上げて吐かせてもいいんだが」
「そんなぁ……それからおもらし君はやめて下さい」
「グチャグチャうるさいなおもらしは。俺の探偵術にケチつけてる暇があるなら、おねしょ直せよ」
「君くらい付けて下さいよ! おもらし、だなんていくら何でもあんまりだ! 訴えてやる!」
「史上最強の弁護士軍団によろしくな」
銀さんはそう言って、僕の股間にパンチを食らわせた。僕は薄れ行く意識の中で漏精した。

521 :名無しのオプ:2007/04/02(月) 21:35:23 ID:MFQmEnXf
銀田一は気絶した田中にささやく・・・・。

「すまんな、田中君。今回の事件を物証などから暴くのは厳しい・・。
 だから、動機面から責めるんだ。」

探偵はマイルドセブンに火をともすと刈谷のパソコン机に向かった。
タバコをくわえたままキーボードを叩く探偵・・・・。

「会計ソフトはあるが、中身は表向きのモノだな・・・。どの取引もキレイなもんだ。
 ここから当たるのは無理か・・・。」

探偵は会計ソフトを閉じると何気なく「写真フォルダ」を開いた。
マウスをクリックし写真をチェックしていく手が止まる。

「生前の関原氏とその家族か・・。これはあずみさんの両親かな。
 そして手を引かれているのはあずみさんだな・・・。
 おや、もう1人の女の子は誰だろう?この瞳はどこかで見たような気がするが・・・。
 気のせいか・・・・?」



522 :名無しのオプ:2007/04/02(月) 21:46:24 ID:gARA9wPy
猫アーティ(今作の主役は完全に銀になってるな〜。カッコよすぎだろw)

523 :名無しのオプ:2007/04/02(月) 22:01:50 ID:SfSd2vH4
ふと気づくと目の前にあずみがいた。あずみは訴えるような目で僕を見ていた。
そ、そうだ・・・・あずみの無念を晴らさなくてはいけない。

意識が戻ってきた僕は、なぜあずみが殺されたのかわかる様な気がした。
あずみは父親の裏金作りの仕組みを受け継ぐ事を拒否したのだ。だからすぐに殺された。
犯人はその秘密を守る為なら人殺しもする奴だ。六車、阪田、綿貫は怪しいぞ。
怪しくないのは白鳥さんぐらいか、ん、パンツが冷たい。
そうだ、また白鳥さんのパンツを盗みに、じゃなくて借りにいこう。


524 :名無しのオプ:2007/04/02(月) 22:51:34 ID:MFQmEnXf
そのころ、綿貫は六車と阪田に一階のテラスに呼び出されていた。

綿貫に詰め寄る阪田。

阪田「綿貫ー。お前、裏帳簿を洞窟に隠しとってんなぁ。しかも
   それをあんな小僧に見つけられよってからに。俺と先生(六車)が
   どんだけ不利な立場になる思ってんねん?」

怯える綿貫。
綿貫「あそこなら見つからないと思って・・・、私、私・・・。」

六車「

525 :名無しのオプ:2007/04/02(月) 23:08:21 ID:bEdf6pBK
銀田一と田中が真相究明に向けて走り出した頃、桐生はひとり自室で物思いにふけっていた。

桐生(なぜ俺がこんな目に……クソッ
今回は辰宮の組長からの代理で来た遺産相続の会なのにおかしな方に向かってやがる……このままだと過去のシノギも公に………
それどころか下手すりゃ組でも突き上げを食らっちまう)

現在桐生の所属する北辰会は組長の辰宮が持病のために引退を決意し、桐生が後がまに座る大事な時期であった。
もしここで下手を打つようなら、それが若頭補佐の鬼塚に移ってしまうことも最悪あり得る。

(なんとかしなくちゃならねえ。帳簿かデータを手に入れないことには………そうすりゃ他の連中の首根っこも抑えられる!
いざとなったらこれで………)

デスクの引き出しの中には静かにグロック17が寝息をたてていた。

(もっとも連中もヤベえ場所だってことは承知してるからな。俺の他にも拳銃の一丁や二丁はあるかもしれん………)

526 :名無しのオプ:2007/04/02(月) 23:10:17 ID:bEdf6pBK
リロードしちまった。ゴメン
>525と>524は順番逆で

527 :名無しのオプ:2007/04/03(火) 04:10:22 ID:ODwBOmWX
六「ほんまドン臭いやっちゃで。アンタ一人のポカでワシまでお縄になるのは御免やわ。」

綿「も、もうやめにしませんか。関原の旦那様もなくなって……。あずみさんもこんな
恥ずべき所業は祖父の代で終わりにしますって言ってたじゃないですか。」

坂「お前ッ、意見できる立場っておもっとんのかッ」
綿「ですが、あずみさんや守屋さん、刈谷さんが殺されたのもこれが原因なんじゃないんですか?
そうでしょう?」
六「ほんま ――ほんまに…腹立つ奴やで」

六車の手の甲が風を切って綿貫の頬を張った。倒れる綿貫。石畳にポタポタと血がこぼれた。
坂「あ、鼻血……」
口元辺りに手を置いていた綿貫は、鼻から血が出ていることに気づき、ハンカチを出し隠した。

六「あずみさん等をやった奴は、今ワシが捜しとるッ。殺害方法も判明したし、誰がやったかの
見当もついとるッ。後は時間の問題やッ。それより問題は、関原俊太郎が生前に作った闇金の流れを、
誰が継ぐか先やッ。桐生と白鳥は結託してそれを狙っとる。金の成る木なんや。ワシはこのチャンス
をのがさへんでッ」

528 :名無しのオプ:2007/04/03(火) 07:17:21 ID:tgxB+hPZ
綿貫「あなた達そんな事考えていると本当に殺されるわよ。」

再び張り手が飛ぶ

バシッ

六車「ったっくアホこと抜かしとっとら
俺らが死ぬ前に殺してまうぞゴラァ!!」

更に六車は綿貫の腹に蹴りを入れた

ゲシッ

綿貫「うっ・・・・・ごめんなさい」
(なんで私ばかりこんなめに・・・・)

六車「次何かヘマしたらこんなもんじゃすまさんからなw」

阪田と六車は部屋から去って行った・・・・

綿貫「どうしてこんな事に・・・・
誰か・・・・たすけて・・・・」

529 :タブレット ◆SsvKey0CbI :2007/04/03(火) 09:22:38 ID:4rdPKdWq
 
 
  はっかったの〜塩!!  
 

530 :タブレット ◆SsvKey0CbI :2007/04/03(火) 09:35:43 ID:4rdPKdWq
 

  泣かないで〜枝毛
ばーゆーびおーふぁーい  
 

531 :名無しのオプ:2007/04/03(火) 16:59:50 ID:ylKJPj6P
海響館の食堂にあるハト時計のハト(何じゃいこのストーリーは。孤島っちゅうたら本格ミステリやのに、何で政治家とヤクザの
裏社会の話になるんじゃい)

「女に乱暴とは感心しないな」
六車と阪田の前に現れたのは、御手洗だった。
「何やアンタは。あずみ狙いだったくせに」
「し、失礼なことを言うな! それにな、私は亡くなった関原先生からあずみさんと、関原家のことをよろしく頼まれていた。
アンタらみたいな財産狙いの薄汚い連中を関原家に近づけるな、とね!」
「盛り上がっているところ申し訳ありませんが」
僕は三人の間に割り込み、
「六車さんと阪田さんには、お話を伺う必要があるとウチの銀さんが申しております。脱税指南の件で」
僕は最後だけ大声で言った。案の定、六車と阪田は面白いくらい慌てふためき、
「こ、このおもらし男め! 名誉毀損で告訴するぞ!」
「せやせや! 告訴や告訴! ワテは弁護士やぞ、あんまり敵に回さん方がええで」
「うるせーにせ弁護士! お前は引っ込んでろ、やーいやーい」
後ろから、御手洗が余計な合いの手を入れる。
「静かにして下さいオテアライさん」
御手洗の顔が怒りで赤くなった。僕はそれを無視し、
「さぁ六車さん、阪田さん。ウチのボスのところへ来てもらいましょう」

532 :名無しのオプ:2007/04/03(火) 18:40:49 ID:onad36Ne
傷ついたウミネコ(今までの館ミステリーの流れ(?)だとグダグダだろ。無理やりにでも流れ作らないと)

533 :名無しのオプ:2007/04/03(火) 20:21:45 ID:BJEWE5Ce
シオマネキ「(もう本格は無理じゃね?アリバイとかグチャグチャだし)」

534 :名無しのオプ:2007/04/03(火) 20:56:11 ID:AppYPu0h
ヒトデ(2CHにそんな事期待する方がどうかしている。1ではっきりと判った)

弁護士「やめてぇー、やめないか!このバカモノ!!じどうしゃにのれないじゃないか!!!」

535 :名無しのオプ:2007/04/03(火) 22:28:58 ID:/zfmQaKl
冬眠開けのアリ
(>>527はGJ!!  流れが1つにまとまったからね。空中分解しても
おかしくないストーリーがよく持ち直したよ。スケールは前作よりデカイし)

僕「横山さん、じゃなくて六車さん。連続殺人犯がいるのですよ。
捜査に協力してください」


536 :名無しのオプ:2007/04/03(火) 23:19:01 ID:FjAXPCNd
(ただの遺産争いじゃなくて、背後に闇の部分があって1より面白いと思うよ)

六車は大声で言った。
「人が大勢殺されてるのに、今更事情聴取とは銀さんは探偵に向いていないんやろな。
あずみお嬢さん殺しのトリックはワシ解明したで。肝心の犯人の見当もついたしな。
まあ、キミらが土下座してどうしても、っちゅうなら教えんでもないで。
ただ、人から教えてもらって楽しちゃいかんな、まだ若いんやから。ガハハハ」
そして僕の耳元に口を近づけて囁いた。
「人殺しがワシの競争相手を消してくれるんやからありがたいやんけ」
六車は銀田一の要請を無視して、ガハハと笑いながら立ち去った。

(六車のおっさん、あんたがアホだ。自分で死亡フラグ立ててるぞ)

537 :名無しのオプ:2007/04/04(水) 00:23:17 ID:fzU+3PGu
一方浅沼はそれぞれグループから孤立し、これからどうするか考えあぐねていた。

浅沼(参ったな。山本はどっかに逃げ出すし、関原先生の影は明るみに出るし…………
最初は娘に手を出した山本さえとっちめられたら、別に遺産についちゃたいして興味はなかったんだが…………
こうなったら保身のために動くしかないか。とはいえ六車と阪田はべったりやし、綿貫はその言いなり……桐生と白鳥も組んだらしいし……。
そうだ!いっそ探偵連中とつるんでみるか!そうすれば犯人がわかった時に罪を押し付けるようにもっていけるし、仮にわからない場合も何がしかの金を掴ませてワシのことは見逃してもらう、と。)

「そうと決まればさっそく銀田一に相談じゃ!手土産の情報としては関原家とあずみの両親についてでいいじゃろ」

浅沼は銀の部屋に向かった。

538 :名無しのオプ:2007/04/04(水) 04:59:19 ID:Mb32oWvV
銀田一の部屋に行く途中で浅沼は六車に鉢合わせしてしまった
なんとも気まずかったが会釈でもしないと怪しまれると思った浅沼は軽く挨拶をする

浅沼「どうも・・・・」

すると六車はすれ違いざまにこう言ってきた

六車「あの探偵に余計な告げ口したら生きて帰れても殺したるからな。」

浅沼「!?」

六車が去って行った

浅沼はガクガク震えていた

浅沼(何故今作1番地味な私の行動が筒抜けになっているんだ?)

浅沼がどうしようか考えていたら不意に後ろから声をかけられた

綿貫「どうかなさいましたか?」

ビックリして振り向く浅沼

浅沼(もしかして私を綿貫さんに見張らさせていたのか?)
浅沼「いえ、少し考え事を・・・・
それより顔が少し腫れてますよ。
どうかしたんですか?」

539 :タブレット ◆SsvKey0CbI :2007/04/04(水) 11:54:09 ID:MZ6+4p6V
 
  閉じてるやつ
    と
  開いてるやつ  
 
 

540 :タブレット ◆SsvKey0CbI :2007/04/04(水) 11:55:51 ID:MZ6+4p6V
 
 『帰って!帰って下さい!』 
 
     ホームラン軒 
 

541 :名無しのオプ:2007/04/04(水) 19:13:08 ID:3KIJBsV7
綿貫「いえ・・。何でもないんです。」 綿貫は逃げるようにその場を去った

542 :名無しのオプ:2007/04/04(水) 21:01:17 ID:1Ags9+wi
======その頃、銀田一・田中の相部屋では========
ベッドに寝転んで天井を根気よく眺めている探偵に僕は尋ねた。

田中「銀さん、あなたとは長い付き合いだ。あなたはもうこの事件について
   何かしらの結論を出している。それを教えてくれないか?」

バネの様に勢いよく起き上がって探偵はタバコに火をつける・・・。
そして探偵銀田一は結論を語りだした。

「君が見つけたという裏帳簿のおかげでハッキリした。今回の孤島への招待は単純な遺産相続なんかじゃない。
 故関原氏が作り上げた裏社会の権力者の後継争いだったんだ。
 僕は今回の招待客を4グループに分けた。

 六車グループ :脱税指南の「六車」弁護士。美術品を使った不正関与の「阪田」。記帳役の「綿貫」。
 桐生グループ :裏社会進出の窓口となった「桐生」。桐生への橋渡しである桐生の女「白鳥」。
 関原グループ :故関原氏の正当後継者「あずみ」、あずみの医者「御手洗」、腹心「刈谷」「守屋」
 その他    :「銀」「田中」「竜岡」「山本」「浅沼」
 
 あのワープロの招待状は関原氏の後継者をめぐって敵対するグループを皆殺しにするための
 呼び出し状だったんだよ。 


543 :名無しのオプ:2007/04/04(水) 21:15:22 ID:1Ags9+wi
 はっきり言おう・・・・。今回の事件の犯人は「桐生 力」だ。
 全てのベクトルが桐生を指しているんだ。
 桐生の目的は敵グループを皆殺しにすること・・・。
 まずは目の上のタンコブで関原氏の正当後継者である「あずみ」を殺すことにした。
 しかし、あずみには御手洗が付き添っている。そこで白鳥を使って御手洗を誘惑させることで
 あずみを1人にして射殺した。
 次にあずみグループの守屋を惨殺。あの残忍な殺害方法は六車グループへの威嚇だろう。
 「次はお前らだぞ!」とね。
 残った刈谷は恐怖を感じただろうね。そこで刈谷は裏帳簿からリストを破って、それを手土産に桐生へ取引を
 持ち掛けた。しかし、桐生によってリストごと燃やされてしまったというわけさ。」

僕は銀田一の推理に違和感を覚えていた・・・。
(銀さんの推理は一応の筋はとおっている・・・。だが、何かが・・・。何かが引っかかるんだ。)

544 :名無しのオプ:2007/04/04(水) 23:46:14 ID:fzU+3PGu
田中「確かに桐生はヤクザだし、あずみ殺害の凶器である拳銃も入手しやすい………けど桐生が犯人だとするなら少しおかしくないですか?」

銀「ん?」

田中「裏社会の人間である桐生は殺しのプロでその道に精通しているはずでしょう。
だとすれば守屋や刈谷のような非合理な殺し方はしないのでは?あずみはともかくあの二人の殺害方法と遺棄の仕方は異常ですよ」

銀田一はそれを聞いてニヤリと唇を歪めた。

田中(銀さんはまだ何か隠しているのか………?)

その時ノックなしで、青ざめた顔の浅沼が入ってきた。

545 :名無しのオプ:2007/04/05(木) 06:30:50 ID:GaHtisUy
浅沼さんは酷く疲れているように見えた。
よろよろとドア口から入ってきて、僕と銀田一を見て、弱く笑った。

浅沼「ヤア、ギンダイチクン。タナカクン。ジケンノソウサカイ。セイガデルネ」
僕「ちょっ、ちょっとおー。どうしたんですか浅沼さん。言葉が片言ですよっ」
銀田一「アサヌマサンコソ、コンナヨフケニドウシタンデスカ?」
僕「銀さん・・・」

浅沼さんは、幽霊のように頼りない足取りで、空いているスツールに腰をおろした。

浅「銀田一君、君に頼みがある。もし、私がこの島から生きて出ることができなかったら・・・」
銀「何を言ってるんですか」
浅「いや、仮定の話だ。もしも私がこの島で命を落とすようなことがあったら、これを・・・」
浅沼さんは、しっかり糊付けされた白い封筒を差し出した。
浅「・・・これを私の娘に渡してくれないか?頼む」

それだけ言うと浅沼さんは、部屋を出て行った。

僕「浅沼さん、どうしたんですかね。何かもう真っ白ていうか・・・。ちょっ、所長ォー。
何勝手に開けちゃっているんですかー。あー、びりびりに破いちゃったあ・・・」
銀「いやあれはもう中を見てくれと言ってるのと同じだろ。田の字は見たくないの。俺は見たい」
僕「いつか、誰かに刺されますよ・・・」

銀田一は笑って読み出す。
銀「えーと。稲子へ・・・」


546 :名無しのオプ:2007/04/05(木) 16:42:39 ID:f7FTsi6n
浅沼が娘に宛てた手紙。それはおよそ便箋100枚以上にもおよぶ長い手紙だった。

「お前がこれを読んでいるということは、父さんはもうこの世にはいないのだろう。
 そもそも、こんな島に来たことが間違いだったのだろうか。
 思い返せば、父さんの人生は間違いだらけだった。
 そう、あれは、6歳の時…」


銀「長っ!ちょっとした自伝になってるぞ。前の方はいらないな」
そう言うと銀田一は、手紙の前半部分をくしゃくしゃぽいした。
田中「ちょw 銀田一さん!だめですよ!浅沼さんが娘さんに宛てた大事な手紙を…
   もしかしたらそれが遺書になるかもしれないし…」
田中は浅沼の言葉が気になっていた。まるで誰かに命を狙われているような…


手紙を読み進める銀田一。
銀「…う〜ん、どれどれ……ん?……こ、これは…!!」


547 :名無しのオプ:2007/04/05(木) 17:14:02 ID:Ik4FsNtI
書くにつれ浅沼も飽きたのか、後半は投げ槍な文章が続いていた。

銀「こりゃかなりの手抜きだな。思えばお前が12歳の時に父さんはあれしたわけで、
お前があれしたために父さんは大変あれだった。お前が15歳の時もそうだ。
あれがそうしたのは父さんがあれしたからで、あれはかなりあれだった」
田「指示代名詞ばっかりじゃないですか」
銀「これを国語のテストのテキストにして、指示語の問題出したら誰も答えられないだろうな」
田「読み飛ばしましょう。最後は?」
銀「えー……稲子よ、もしも父さんがあれしたら、お前は関原のあれをあれしてくれ」
田「へー、関原のあれをあれして……チクショウ、事件の鍵になりそうな文章まで指示代名詞かよ!」
銀「ふむふむ、分かったぞ」
田「えっ、銀さん、何か分かったんですか?」
銀「この遺書には二千四百九十一回、「あれ」が使われている!」
田「そこかいな」

548 :名無しのオプ:2007/04/05(木) 20:04:34 ID:YJcXhWKC
窓のナメクジ(銀さんは今作もかませ推理してるし。やっぱり主役は田中なんだなw)

549 :名無しのオプ:2007/04/05(木) 21:46:02 ID:xVT5Emt5
銀「ふふ。よく見たまえ。ある部分を立て読みするとだね…」
僕は手紙を覗き込んだ。

550 :名無しのオプ:2007/04/05(木) 21:54:38 ID:Ik4FsNtI
銀「ま、一応これで分かったな。関原俊太郎の秘密を浅沼稲次郎の娘の稲子が」
田「正確には稲子・ブリオッシュ・バクセンデールって名前らしいですよ」
銀「父親の遺書も娘の名前も長いな」
田「関原俊一の妻の名前なんかその三倍くらい長かったですよ。ウンゲマ・ウンボボ・ウンポポダマス・フガール・カリブソ・アンジェリーナ・ジョリジョリ・関原」
銀「ま、これで稲子・ウォシュレット・パック転デキールが」
田「だから稲子・ブリオッシュ・バクセンデール」
銀「それが関原俊太郎の何らかの秘密を握っていることが分かったな。大きな一歩だ」
そこへ現れたのは、竜岡兵太だった。
田「あっ、新宿の竜! さんざん僕らを騙しやがって!」
竜「そう騒ぐな、おもらし少年。あれはハッタリだ。俺はモノホンの刑事だ」
銀「モノホンって言い方からして893だな」
竜「実は俺はな、八丈署水上課の刑事に扮する新宿の竜に扮するインターポールの秘密捜査官なんだ」
銀「実は八丈署水上課刑事に扮する新宿の竜に扮するインターポールの秘密捜査官に扮するニートだったりして」
竜「うるさい。四の五の言わずに俺の捜査に協力しろ」

551 :名無しのオプ:2007/04/05(木) 22:25:34 ID:QzsG88vr
窓の外のヘビ(竜は刑事だけどメインは銀と田中ってことでFA?)

銀「いよいよ舞台が整ってきたな。あとお前ら二人にはいざとなったらやってもらいたいことがある……」

三人で輪になりゴニョゴニョ・・・

田中「銀さん………本気ですか?」

銀「あたぼうよ!できれば使いたくはない手だけどな」

竜「だが……上手くはまれば強力だぜ、それ。いけるな。そうとなったらさっそく俺は準備をしてくる」

そう言って竜は部屋から出ていった。

銀「俺たちは引き続き事件の整理だ」

552 :名無しのオプ:2007/04/05(木) 23:01:10 ID:PWKg/Pv+
部屋から出ていった竜は六車の部屋に飛び込んだ。

竜「六車のおっさんよ、オレは銀みたいな甘ちゃんじゃないぜ」
いきなり竜は六車を殴りつけた。
六「ゲゲッ、何でお前生きてんの? 目茶苦茶やわ」
竜「素直に吐かないと、お前の首が取れることになるぜ」

観念した六車は自分の推理を竜に話したが、脱税の件に関しては頑として否定した。

竜は六車の腹に蹴りを入れた。六車は悶絶した。

553 :名無しのオプ:2007/04/05(木) 23:14:09 ID:tWR7cpg6
------ 一時場面はかわる ------

雪女(正体不明)「こんにちは」
人魚姫(正体不明)「こんにちは。あなたは誰?」
雪女(正体不明)「あたし?前スレの犯人よ」
人魚姫(正体不明)「死んだはずよね?」
雪女(正体不明)「ちょっと気になる事があって化けて出てきたのよ」
人魚姫(正体不明)「ってゆーか、アンタ正体不明じゃないじゃん。何が気になったの?」
雪女(戒名=雪山報復信女)「えっとぉー>>212で守屋が『大体朝五時から七時までの間しか入れねェんだよ。』
と言ってるでしょ。これ、おかしくないよ」
人魚姫(正体不明)「どこが?」
雪山報復信女「浣腸、いえ干潮は日に二回あるの。つまり守屋は嘘をついていたのよ」
人魚姫(正体不明)「つまり、守屋は嘘をついたから針千本飲まされて死んだかもしれない、って事ね」
雪山報復信女「何ゆうてまんがな。『かもしれない』ってあんたは犯人でっしゃろ!もうアンタとはやっとられへんがな」
うそ臭い大阪弁を交えて「ペシッ」と鋭い突込みの音が響く。
両人「どーもー、失礼しました」

漫才を終えた幽霊は、陽光を浴びて溶けるように消えていった。
最期に残した「ゴメンね、田中君……」という言葉も、波の音に掻き消され、彼の耳には届かなかった。

------ そして場面は戻る ------

554 :名無しのオプ:2007/04/05(木) 23:28:14 ID:d/cZpg8w
六車の部屋から出た竜は肩を掴まれた。
なんと山本だった。
竜「山本、脱走したのか」
山「うるせえ、ゾンビ野郎!ロリコンの方がまだましだぜ」 
組み合った二人は館から出て、森の中に出た。ついに最後の戦いが始まった。
しかし考えてみると山本は数日間何も食事を取っていなくてフラフラだった。
呆気なく捕まった山本は再び鉄格子のケージに放りこまれたが、竜に携帯食料と水を与えられた。
竜「山本、体力をつけておけ。どうやら人魚はお前を駒として利用するつもりだからな」
竜岡は館へ戻る為に歩き出した。
突然、竜岡の体が吹っ飛んだ。米軍の仕掛けた地雷を踏んだらしい。
竜岡の首が森の彼方へ飛んでいった。
山「この島には、絶対、ということはねえ。オレだったこのままでは終わらん!」

555 :名無しのオプ:2007/04/05(木) 23:39:39 ID:YJcXhWKC
(1のテンプレも読めない548はスルーでよろしく。ってか、ユークリッド書いてた奴だろ。)

556 :名無しのオプ:2007/04/05(木) 23:41:11 ID:YJcXhWKC
(間違えた。548じゃなくて554ね)

557 :名無しのオプ:2007/04/05(木) 23:43:02 ID:GaHtisUy
僕「あれっ?」
銀「ん」
事件をノートに纏めていた銀田一がペンを止めて顔を上げた。
銀「おい!田の字!どうした。なにかあったか?」
僕「いえ、あれっ、何でかな、涙が――」
僕は泣いていた。
別に悲しいわけじゃないのに――。さびしいわけじゃないのに――。
後から後から涙が湧いてきて止まらないかった。
手でこすっても一向に止まる気配はなく、次々と溢れては頬を伝い床に落ちた。
それは永いあいだ凍っていた心のある部分が、一気に溶け出し、流露したようだった。
銀「おらよ」
銀田一がハンカチを差し出した。
僕「いえ、銀さん、これは……ちがうんです。なんか、分からないけど涙が止まらないだけなんです」
銀「ああ、分かってる。長く生きてりゃそういう時もある。
ほら、これをもって外の空気を吸ってこい。少しは楽になる。
こういう現象を医学用語で淋病という」
僕「銀さん……」
僕は外に出た。

558 :名無しのオプ:2007/04/05(木) 23:48:27 ID:CfuNZANB
銀田一も外に出てきて言った。
「風がやんでるな。雨も小降りになっている。この分なら明日ぐらいには船便が回復するな」
田「良かった。やっと帰れますね」
銀「バカ野郎。何を呑気なこと言ってるんだ。ということは、犯人は連続殺人の仕上げをしてくる
ってことだ。間違いなく今日明日中に次の殺しがあるだろう」
田「エーッ、次は一体誰が、もしかして僕なんてことになったら」
銀「田中を狙う暇なんて犯人にない。かなり焦っているはずだ」

銀田一は自信満々に宣言した。
「今までは後手後手に回ったが、反撃開始だ。犯人に罠をかけてやる。
結局、この島で信用できるのは田中だけだ。だから俺達2人で犯人を挙げるしかないんだ」
田「銀さん・・・・(俺が頼りにされてるぞ。嬉しい)」

559 :名無しのオプ:2007/04/06(金) 00:02:34 ID:GaHtisUy
ウミネコ(うお!リロードし忘れた。orz 一応>557は>553の続きで書いたつもり。)

560 :名無しのオプ:2007/04/06(金) 00:52:55 ID:d8oQi4Au
田中「っていうか淋しい病気って性病じゃねえか!!」

銀「おせえよ!!この童帝がっ!
…………だが…まあ……元気出せよ。せっかく俺が柄にもなく二枚目やってやったんだ。
涙はふいて前をみとけ。大詰めに近づいてきてるんだ」

田中(銀さん………)

一方白鳥はテラスで策略を巡らせていた。

白鳥(桐生と組んだのはいいけど、あのデータにはまだ遠いわね。それには誰かを切り崩すか、消えてもらうか……)

561 :名無しのオプ:2007/04/06(金) 02:01:49 ID:kKgMgDT0
--------------------------------------------------------------------
その時、コルトが爆音と共に火を噴いた。

僕…、いや、既に僕から俺になった田中は「俺はトランクスマンだ。もうブリーフマンなんて言わせない!」と、
叫びながら走り出した。ペイズり−柄のトランクスは思った以上に気持ちいい。
持ち主に対して「御免なさい」の気持ちはあるのだけれど、(洗濯してるから大丈夫だよな)
この開放感は、パンツ泥棒をした甲斐があるってもんだ。

その5分後に俺は、火を噴いたコルトの前に立っていた。
そう。丸焼けになった○菱のコルトだった。

562 :名無しのオプ:2007/04/06(金) 02:17:07 ID:mb7ldB2w
とりあえず必死で消火活動にはげんだ。
なんとか鎮火した後、○菱コルトの中を恐る恐る覗いてみると

563 :名無しのオプ:2007/04/06(金) 06:52:18 ID:6oswIMYb
中で猫アーティが焼けていた。そしてその頃

564 :名無しのオプ:2007/04/06(金) 09:31:46 ID:hVq2KYEm
浅沼は、自室で布団をかぶりじっとしていた。


565 :名無しのオプ:2007/04/06(金) 13:24:57 ID:5pgpfdM+
そのころキャットフードを持って綿貫が屋敷をウロウロしていた


綿貫「あの、六車さん私のアーティー知りませんか?
餌の時間になっても帰って来ないんですよ」


六車「ああ、あの糞猫か?
それやったら、わしの手ひっかいた罰に表で縛って火つけたったわ
みゃーみゃー鳴いとったけどもしかしたら今頃死んでるんちゃうかw」

566 :名無しのオプ:2007/04/06(金) 15:51:04 ID:FKMPxwNt
綿貫「ぱおーーん!!」
綿貫は激怒し、六車に体当たりした。
六車は小さくうめき声を上げ、白目をむいてその場で気絶した。

綿貫は、アーティーを探しに行った。

567 :名無しのオプ:2007/04/06(金) 18:48:26 ID:+lhuFzlP
しかし、その時!

568 :名無しのオプ:2007/04/06(金) 19:21:46 ID:eaqCLR84
綿貫が玄関の扉に手をかけようとすると、阪田が勢いよく中に飛び込んできた。危うくぶつかりそうになる。
「わっ阪田さんどこへ行っていたんですか? そうそう、私の猫アーティーを見かけませんでしたか?」
「わしは何も知らん」阪田は早足に自室へ戻った。
綿貫は外へ出た。
外には田中と銀田一がいた。
二人の前には丸焦げの車があった。近づく綿貫。

銀「綿貫さん!あなたは見ない方がいい!」
しかし遅かった。綿貫は焦げた車の中をのぞいた。






569 :名無しのオプ:2007/04/06(金) 22:47:58 ID:0wCnYbyA
綿貫の悲鳴と絶叫が響いた。

僕には彼女にかける言葉がうかばなかった。

「何だよ、また誰かが殺されたかと思ったら猫かよ」
いつのまにか隣にいた桐生が吐き捨てると自室へ戻っていった。

570 :名無しのオプ:2007/04/06(金) 23:10:13 ID:l8NF+nte
人魚姫(正体不明)は驚愕していた。

物置に隠しておいたダイナマイトに僅かな違和感を感じて中を調べてみた。
中の火薬が抜き取られ砂が詰め込まれていた。
(一体誰の仕業?・・・そういえば銀田一がこの辺をウロチョロしてたっけ・・・)

危ない、危ない。このまま使用してたら第4の殺人が失敗するところだった。
気が付いてラッキーだった。予定を変更して違う策を練るしかない。
銀田一め、第5の標的はおまえに決まりだ・・・・
人魚姫(正体不明)は忍び笑いをした。

571 :名無しのオプ:2007/04/06(金) 23:46:46 ID:p3jiZhex
「いや、まだ間に合うかもしれない」
いつの間に来たのか御手洗医師が、そう呟くと綿貫さんの胸からアーティーをひったくり
医療バックから出した器具を出して、仔細に検め始めた。
目の光をあてたり、鼓動を確認した後、おもむろに出した注射器をアーティーのわき腹あたり
に狙いを定め、押し当てた。
息をつくのもためらわれる数秒間、やがてアーティは目をぱっちり開けると、ばね仕掛けのように
飛び上がった。
「ニャニャニャーーー(ああーーー。死ぬかと思ったにゃー)」
抱きしめる綿貫さん。黒こげのアーティーは主人の胸の中で幸せそう咽喉を鳴らした。
「ありがとうございます。御手洗医師!」
「いや、僕は無類の猫好きだからね。まあ普通、即死だろうが今回は奇跡的ということで勘弁してくれ。」
御手洗医師はなぜか弁解するような口調でそう言うと、屋敷に戻っていった。

572 :名無しのオプ:2007/04/07(土) 02:33:05 ID:5Se/KnzQ
その時、御手洗医師からカードのようなものがヒラヒラと落ちるのを確認した。
「こ…これは!」

573 :名無しのオプ:2007/04/07(土) 10:07:55 ID:8+6MMsM5
「人妻専用テレクラのチラシ!?」

綿貫は見てしまった事に軽い後悔を覚えた。
人には知って欲しくない事の一つや二つはあるものだ。特に男性ともなれば
拘りのフェチズムだってあるだろう。
それにしても、猫を蘇生させる技術といい、テレクラといい、何だかよく解らない人だ。

574 :名無しのオプ:2007/04/07(土) 13:04:04 ID:Fj6Wo8cz
綿貫は猫を抱きしめ泣きながら
「よかった、よかった、」
と何回も呟いていた


田中「でも、誰がこんな酷い事したんだろう?」

綿貫「六車さんと阪田さんですよ・・・・
私、あの人達怖いです
お金の為に生き物を平気で・・・・」

575 :名無しのオプ:2007/04/07(土) 13:08:19 ID:PDsenuWv
銀田一「お金のために生き物を?…綿貫さん、あなたは何か隠している。話してみてはくれませんか?」

576 :名無しのオプ:2007/04/07(土) 14:44:13 ID:QfPopYnJ
綿貫「それは………その…………」

銀「あなたは使用人たちの中で唯一阪田と六車の側に回った人間だ。
裏を返せば阪田と六車が他のグループに対抗できるようになったのは、それほど強力な情報をあんたが有していたってことだ」

田中「お願いだ!綿貫さん、ホントのことを話してくれ!」

「私には………できないっ!」
悲鳴に近い綿貫の叫び。

銀は辛抱強く続ける
「人が何人も死んでるんだ。これ以上犠牲者を出さないためにもあんたの力が必要なんだよ」

577 :名無しのオプ:2007/04/07(土) 15:00:12 ID:fdiCTKt7
犯人は田中

578 :名無しのオプ:2007/04/07(土) 16:00:15 ID:fdiCTKt7
え? 当たり?

579 :名無しのオプ:2007/04/07(土) 18:56:02 ID:JPQHR3cj
綿貫は探偵から逃げるように一階のウッドデッキに出た(>>334の見取り図)。
そこには星空を眺めている御手洗がいた。
何故か安堵の表情を見せる綿貫。

綿貫「御手洗さん・・・・。さっきはアーティのこと・・・、ありがとう。」
笑顔で応じる御手洗。

御手洗「どういたしまして。でも僕と二人のときは昔みたく虚子(きよし)くんで
呼んでいいんだよ?加穂留ちゃん・・・。」

綿貫「虚子くん・・・。」

御手洗は綿貫の目を見つめる。

御手洗「加穂留ちゃん・・・。もう六車みたいなゲスとつるむのはやめなよ・・・。
それに関原あずみさんももういない。もう関原家とは離れて僕とここを出ないか。」

長い沈黙の後、下を向いて押し黙っていた綿貫は目に涙を浮かべて言葉をつなげる。

綿貫「ありがとう、虚子くん・・・。」

猫アーティは二人が抱き合うのを見とどけて「ニャーゴ」と鳴いた。

========一方そのころ、銀と田中の相部屋==========

580 :名無しのオプ:2007/04/07(土) 19:25:52 ID:fdiCTKt7
え? 田中ぢゃないの?

581 :名無しのオプ:2007/04/07(土) 23:29:35 ID:WR1Gwexj
「ロリッ子幼稚園パブ すみれ組   園児 みたらい きよし くん」
「人妻クラブ お客様割引カード  御手洗様」
「SMバイオレンス スペシャルMコース 御手洗奴隷男」
「セルビデオ専門店 1000円割引券」

僕「銀さん、拾ったものなんだけど捜査の役に立つかな」
銀「さっきの騒ぎの時に御手洗が落としたものだな。うーん。御手洗という男の人間像の参考にはなるな。
あいつは、許容量が大きいと言うか、好奇心旺盛なただのスケベだろう」

犯行の解明には役に立たないみたいだ。ビデオ割引券以外は御手洗の部屋に返しておこう。



582 :名無しのオプ:2007/04/08(日) 09:11:34 ID:L1fdlgIN
僕はスケベ本を返すため御手洗の部屋へ向かった。
御手洗の部屋のドアをノックしようとしたが、中から男女の営みの声が
漏れてくる・・・。

・・・・!!! 相手の女性は・・・・綿貫さんだ!僕にはわかるッ!

僕は↓

583 :名無しのオプ:2007/04/08(日) 09:46:39 ID:xLqL6lSc
もちろん部屋に踏み入った。

584 :名無しのオプ:2007/04/08(日) 10:05:24 ID:4AudUjB1
ベッドでは御手洗と綿貫が絡み合っていた。僕は気づかれないようこっそりロッカーに隠れた。

585 :名無しのオプ:2007/04/08(日) 10:25:30 ID:CZDgpT/H
しかし、なんとロッカー内には先客が!
六車と阪田が体を縮めて入っており、僕を見ると指を口に当て、静かにするよう促がした。
くそ!ひとまず停戦だ!!
僕は手振りで一人分の場所を空けるよう伝達して、体を入れた。

586 :名無しのオプ:2007/04/08(日) 10:43:20 ID:L1fdlgIN
−−−−−その頃、銀と田中の相部屋−−−−−

探偵と竜岡刑事は>>551のとおり来るべき>>601に備えて
「人魚」を罠にかける算段を練っていた・・・。

竜「よし、これなら行ける。」
銀「うむ。あとは田中くん次第だな。ああ見えても優秀なんだ。
  今頃、きっと来るべき>>601に備えて奔走しているはずだよ。」
竜「そうか、それは頼もしいな。」

−−−−−場面は戻って御手洗の部屋のロッカーでは−−−−−

587 :名無しのオプ:2007/04/08(日) 20:08:38 ID:ESSWm3AV
僕はテレパシーで、阪田・六車コンビと会話していた。
田『あれ、よく見たら綿貫さんじゃないですよね?』
六『今頃気づいたのかおもらし』
田『おもらしって言うなッ!』
阪『しかし驚きだな。御手洗と、あの浅沼稲次郎にホモっ気があったとは』
そう、ベッドの上で御手洗と絡み合っているのは綿貫さんではなく、何と浅沼だった。
元々甲高い声の浅沼は、完全に女声だった。非常に不気味である。
両者とも相当欲求不満だったのか、ベッドの上で壮絶なバトルロイヤルを繰り広げていた。
田『御手洗と浅沼は同性愛で結ばれている……しかも、浅沼は娘と近親相姦。これは銀さんに報告しなくちゃ!』
僕はゆっくり、ロッカーの扉を開けた。それとほぼ同時に、浅沼がベッドの上で果て、その拍子に、僕と目が合った。

588 :名無しのオプ:2007/04/08(日) 21:18:59 ID:ddjXv6h3
(まずい…ばれた!?)僕の心臓は今までに無く高鳴っている。

589 :名無しのオプ:2007/04/08(日) 21:36:19 ID:P9S+Q0Nr
僕は眼を疑った。浅沼ではなかったのだ。
浅沼ではなく綿貫さんだった。ヨガると顔がゆがんで浅沼のような顔になるのだ。

綿「田中くん!どうしてここに・・・・」
狼狽した僕はロッカーの扉を勢いよく開けて六車と阪田の姿をさらした。
激怒した御手洗が二人に飛びかかっていくのを尻目に僕は部屋を飛び出した。

田「銀さん、えらいめにあったよ。ん?誰かと話してたの?」
銀「いや、竜岡の事が懐かしくなって奴と話をしている気になってたよ。
奴はもういないしな、田中、人魚に立ち向かうのは君と僕だけなんだ。頑張ろう」


590 :名無しのオプ:2007/04/08(日) 21:46:09 ID:JP9/dcM/
田中「銀さんの推理では犯人がそろそろ動き出すんでしょ」
銀「うん。奴の狙撃ポイントは全部潰したし、爆薬も砂に取り替えておいた。
俺のできることは全てやり尽くしたよ。後は犯人がどう行動するかだ。今夜
は忙しくなるぞ。交代で休もう。お先に失礼させてもらうよ」
と言うなり銀田一は寝息を立て始めた。

(そういえば六車達はどうなっただろうか。御手洗は怒らせると怖そうだぞ)


591 :名無しのオプ:2007/04/08(日) 21:57:29 ID:Z3HEcNUb
一方こちらは桐生と白鳥が密談中。

桐生「天候も回復してきてる・・・おそらく今夜か明日が山場だ」

白鳥「そうね、にしても人魚って何なんでしょうね?こんなに殺人を犯して・・・」

桐生「単に荒っぽいやり口とは思えないところがよくわからねえ。それなりに場を踏んでる俺でも守屋の時は背筋が冷えたからな。どうも俺らと同じ遺産と後継者狙いとは違う匂いがする」

白鳥「この期に及んで怖じ気づいた?そんなことだから守屋を使った関原に出し抜かれるのよ」

592 :名無しのオプ:2007/04/08(日) 23:01:10 ID:Db+c3wxF

桐生「なあ、今夜は何かヤバそうだ。一緒にいようぜ」
白鳥「フン。調子乗るんじゃないよ。亭主気取りかい」

白鳥の部屋を締め出された桐生は自室に戻るしかなかった。


593 :名無しのオプ:2007/04/09(月) 00:03:27 ID:Jg4Q5fYo
桐生は自室に戻る途中、食堂へ行って酒を調達する事にした

594 :名無しのオプ:2007/04/09(月) 00:24:42 ID:sXiQaMyg
どこかの部屋が何やら騒がしい。
どんちゃん騒ぎでもしているようだ。
桐生は気にせず食堂へと入ると、先客がいるようだった。

595 :名無しのオプ:2007/04/09(月) 01:14:41 ID:HXhPQ9gz
食堂にいたのは銀と竜だった。
勝手につまみを用意し、酒を酌み交わしながらバカ騒ぎをしている。

竜「おお、お前もこっち来て一緒に飲め」

桐生は竜の求めに応じて席についた。ふと視線を床に向けると浅沼がいびきをかいて眠りこけている。

銀「浅沼さんは意外とだらしないんですよ。桐生さんは違いますよね?」

そう言って一方的に酒をついでくる。
ひとりでいるのも心細かった桐生はこの宴会に加わることにした。

596 :名無しのオプ:2007/04/09(月) 05:52:18 ID:3Q2KnA00
同時刻。御手洗の部屋

六車と阪田を叩き出した御手洗は、まだ興奮が治まらない様子でドタドタと足音を立てながら、
綿貫の所に戻った。御手洗は下着姿、綿貫は先ほどの騒動の間に、手早く服を身につけ、いつもの
地味目の黒いスーツ姿でベッドの端に腰を下ろしていた。
「まったく、六車も阪田も本当にゲス野郎だよ!でもこれではっきりした。君をこんな狼たちの巣に
一人でおいてはおけない。船便が回復したら一緒にこの島を出よう!」
綿貫はうつむき、じっと自分の組んだ手を見つめて顔を上げない。
「……君もあずみちゃんもこの島に留め置かれて、一度も本島の土を踏んだことがないんだろう。
関原のじいさんも酷なことをしたもんだ。でももう彼も死んで君は自由だ。君のことが心配なんだ。
このままじゃ君まで、あずみちゃんと同じことになりそうで……」
「きょし君――」
「うん?」
綿貫が顔を上げた。その顔は何か必死に感情を抑えているようで、声が震え、目は濡れていた。
「ありがとう。でもいいの。私は私の意志でここにいるの。」
御手洗は、苦しそうな表情になり、軽く奥歯を噛んだ後、綿貫の隣に腰を下ろした。
「僕はあずみちゃんに好意を持ってたけど、それはどちらかというと齢の離れた妹を思うような気持ち
だったんだと思う。ずっと好きだったのは君なんだよ。前にも言ったと思うけど。僕は君と一緒に
なりたいと――」
最後の方は声が小さくなってごにょごにょ声になってしまう。
綿貫はそんな御手洗を見て、やさしく微笑むと、
「分かってる。――きょし君、アーティが気になるからもう行くね!」
軽く御手洗の頬にキスすると、綿貫は部屋を出て行った。
後の残された御手洗は、自分がまるで二十歳代の男から、まだ頑是ない少年に戻ったようで、頼りない気持ち
になりごろりとベッドに横になった。

そのころ時間を前後して田中は

597 :名無しのオプ:2007/04/09(月) 05:53:49 ID:KvE/ob2Q
桐生もイケる口であったが、なぜか酔いがすすみ寝てしまった・・。

598 :名無しのオプ:2007/04/09(月) 12:41:19 ID:dvcdJQOn
田中と銀田一は交代で休むことにしていた。
自分が休む番になった田中は、自室のベッドに横になった。
そして気がつくと眠っていたらしい。
(…少しだけど眠っていたみたいだ…銀さんはどこだ?…)

田中は、部屋から廊下へ出た。

599 :名無しのオプ:2007/04/09(月) 15:21:07 ID:sHbRvykR
廊下に、誰かがうずくまっていた。あの後ろ姿は・・・浅沼だ!
まさか、関原俊太郎の秘密を掴んでいるらしい浅沼が、犯人に狙われたのか?
僕は慌てて浅沼に駆け寄り、体を揺すった。
「浅沼さん浅沼さん! しっかりして下さい! 大丈夫ですか!」
「うぎゃああああああ」
浅沼の絶叫が響き渡る。僕は必死で、浅沼を助け起こした。
「浅沼さんしっかり! 何があったんです? 誰に襲われたんですか!」
「き……」
「き? 桐生? 桐生に襲われたんですね?」
間違いない! この一連の殺人事件の犯人は桐生力だ! しかし、僕の予想は外れ、浅沼は僕に絡みついた。
「キッサマアァァァ! せっかくのトランプタワーが崩れちまったじゃねぇか! どうしてくれるんだよ!!!」
浅沼は犯人に襲われたわけでも、気絶していたわけでもなかった。単に廊下で四つん這いになって、床にトランプタワーを
立てていただけだったのだ。しかも僕が浅沼の体を揺すったせいで、トランプタワーは完全に崩壊していた。
「このバカヤロオオオ! スペードのエースをのせれば完成だったのに! このおもらし男が!」
浅沼は僕の股間を思い切り蹴り上げた。僕は遠のく意識の中で、自分の体から液体が放出されているような気がした。

その頃、海響館をまたしても異変が襲った。

600 :名無しのオプ:2007/04/09(月) 16:25:11 ID:HXhPQ9gz
それは凄まじい振動と爆音だった。

ちゅどーん!!

海響館は揺れに揺れまくった。屋敷と言うよりもまるで島全体が地震のようだ。

僕はなんとか柱につかまったが浅沼はトランプと共に揺れに翻弄されている。
揺れはようやくおさまったが、もしかすると長く感じただけで実際はたいした時間ではなかったかもしれない。

皆が扉から顔を出した時、再び悲鳴が屋敷の空気を切り裂いた!

601 :名無しのオプ:2007/04/09(月) 16:41:34 ID:KvE/ob2Q
悲鳴の原因は、銀がハンマーを持った綿貫の手を捻りあげていたのだ!人魚は綿貫だったのだ。

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