2ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

俺、プロになりたいんだけどさ。なれそうかな?

1 :想いコト ◆doaGQuK4yU :04/12/30 19:09:33 ID:8wqSS97Q
俺の詩を読んでくれないか?
書いた詩を1日一個うpするから、思ったこと書いてくれませんか。
詩を書けなかった日には昔書いたのをうpします。
とりあえず一個目。


2 :想いコト ◆doaGQuK4yU :04/12/30 19:13:55 ID:8wqSS97Q
「夜明け前に」

朝が目覚める少し前
街は闇を剥がそうと
孤独なその身を震わせる

誰もいない商店街を
青い闇が走りぬけ
夜が残した屍たちに
嘘の秘境を指し示す

月が落とした獣達は
黒いマントを身に纏い
朝が呼び出す白鳥たちに
見つからぬよう身を隠す

そんなきわどい時間の中で
僕はひとりたたずんで
昨日失くした時間のカケラ
ただ一人探しつづける

3 :想いコト ◆doaGQuK4yU :04/12/30 19:15:00 ID:8wqSS97Q

朝が目覚める少し前
街は闇を剥がそうと
孤独なその身を震わせる

何も見えない商店街を
寒い過去が走りぬけ
昔隠した幽霊たちが
足を掴んで呻きだす

こんな悲しい時間の中で
僕はひとりたたずんで
昔なくした夢のカケラ
ただ一人探しつづける

4 :名前はいらない:04/12/30 19:26:01 ID:R3vEwiEL
素人ですが
感想を
誰にでも受け入れられるスタイルの詩ではないと思います
抽象的な表現が多くイメージがしづらかったです
全体的に違和感のある言葉がなく単調なきがしました
最後がもの足りない感じがしました
なんかけちばかりですいません

5 :◆Ui8SfUmIUc :04/12/30 19:41:15 ID:+QvzvZQf
空しさが伝わってきました。

6 :想いコト ◆doaGQuK4yU :04/12/31 00:09:27 ID:3ZzFhrLG
>>4>>5
ありがとうございます。
夜明け前の微妙な空気をできる限り抽象的に表現しようとしてみたんです。
今一インパクトが足りなかったみたいですね。

取りあえず翌日になったので2作目を。
これは昔書いたものです。

7 :想いコト ◆doaGQuK4yU :04/12/31 00:14:08 ID:3ZzFhrLG
「夜の散歩」

月の見えない夜には
一人歩きがよく似合う
闇が包んだ街のはずれを
擦り切れたサンダルひっかけ
街灯に頼って歩こうか
淡い光が等間隔に
僕の道標になってくれる

夜空を眺めて見れば
小さな明かりが点々と無数に光って
道を照らすほどは強くはないけれど
それでも僕の気持ちを包んでくれる
気分が乗ったら、鼻歌を歌いたくなる
喉の奥でリズムが踊って
とてもムズムズ楽しくなれる

ふとまわりを見渡せば、昼間は隠れていた闇が
遠くまで広がっていて、ちょっと不安になるかもしれない
けれども息を大きく吸い込めば
優しく湿った夜の空気が
心を不思議に落ち着かせる

道には僕以外誰もいなくて とても気分がいい
世界が自分の物になったような気さえする

ほら 今夜も月が見えない晩だ
擦り切れたサンダルひっかけ
一人歩きに出かけよう

8 :名前はいらない:04/12/31 00:26:41 ID:ns/jlxEy
僕の売れ残りのトマトみたいな脳みそでも流れがよく分かりました
描写が凄くわかりやすいです
でも感情にはあまり引っかかりませんでした・・
何でだろう?って俺が聞いてもしょうがないですよね
詩を始めたばかりでこういうことが凄くきになります
全然参考にはならなそうな感想ですけど
ごめんなさい

9 :蒼白:04/12/31 00:29:44 ID:VYWLkHpe
「色」
形よりも・・・
今伝えたい何かがこの胸にこみ上げてくる
不思議だね・・
さっきまでは知らない世界だったのに
不安や焦り・・・どうしようもなく辛い時に君を思い出した
蒼い・・・蒼い空が全てを消してくれたような気になる
優しいね・・君は・・・
そして朝を迎えて僕は泣いていることに気がついた・・・
夢だった
空も君も・・笑顔も・・・
繰り返すだけなんて・・こんな毎日なんて・・・
嫌だ・・
空の色・・くすんだ蒼・・
もう一度会えるなら・・・
もう一度・・・
白い雲と蒼い空が混ざり合い僕の中に水色が生まれた・・・


10 :蒼白:04/12/31 00:37:15 ID:16IQn1AS
実は俺は今作家デビューを控えています。
今までプロになれそうもなくへこむ様な人生に、
ようやく希望が見え始めました・・・
これから頑張らないといけないとつくず思います・・・
もしも皆様の目にとまることがありましたら是非読んでいただきたいです

11 :名前はいらない:04/12/31 00:41:46 ID:ns/jlxEy
ペンネーム?も蒼白さんなんですか?


12 :名前はいらない:04/12/31 00:42:28 ID:ns/jlxEy
あ!タイトルでしたごめんなさい!

13 :想いコト ◆doaGQuK4yU :04/12/31 00:47:03 ID:3ZzFhrLG
>>8
ありがとうございます。
以前この詩を他の人に読んでもらった時も同じようなコトを言われました。
読み手に感銘を与えない理由は。。。なんだろう?
ひとりよがりすぎるのかな?

P.S
>売れ残りのトマトみたいな脳みそ
面白い表現使いますねw何気にツボ。


14 :蒼白:04/12/31 00:49:20 ID:16IQn1AS
そうです。実はペンネームが蒼白=水色です。


15 :ななしん:04/12/31 00:53:22 ID:6+c17blU
蒼白さんへ

そんなキモイ詞は唄いたくならないです(^_^)

想いコトさんへ

プロになりたいのならここに書くこと自体、無意味でむしろマイナスですよ(^_^)

16 :名前はいらない:04/12/31 00:53:58 ID:ns/jlxEy
>>13レスありがとうございます
僕、詩を初めて10ぐらいしかたたないくせに
ご迷惑なことに最近5スレで評価させてもらってます
そこで一番心苦しいのがそういうなぜだろう?
が説明できないことです 確かに感じるけど言葉にできない
うーん 困る
でも最近は他の評価人さんのコメントを読んであーなるほど!
僕が感じたのはこういうことだったのか!と思うことがあります
皆さんにはご迷惑かもしれないけど評価させてもらうことも
他の人の評価を読むことも勉強になるかなー?ってきがしてます

でも ホントになんなんだろう?

17 :蒼白:04/12/31 00:56:07 ID:16IQn1AS
みんなの詞とかを読むのが好きです。
想いコトさんへ☆
出版社にまめに投稿することとコンテストなんかに
意欲的に参加してみてはいかがですか?
二十歳の若造ですけれど・・・
参加と化して出版社の反応を見るのもいいと思いますよ!!

18 :蒼白:04/12/31 00:58:06 ID:16IQn1AS
むしろ歌の歌詞ではないので・・・
お気を悪くさせてすいませんでした。

19 :蒼白:04/12/31 01:03:11 ID:16IQn1AS
書き込んで他の人の反応が見たいというのは素直でいいと思います・・
本を作るって努力と才能とその時のタイミングがあると思いますよ☆

20 :◆Ui8SfUmIUc :04/12/31 01:08:16 ID:EK9MhZSr
すごい人が2chにはいるんだなぁ。

21 :想いコト ◆doaGQuK4yU :04/12/31 01:10:29 ID:3ZzFhrLG
>>15
まあ、マイナスでも無意味でも、やっぱり他人に読んでもらいたいので・・・
>>16
実は俺もそう。他人の詩を読んでも良いか悪いかは分かるんだけど
今一批評っていっても何かいて良いか分からない。
>>17
今一出版社は信用できないんですよね。
投稿しても、べた褒めして自費出版勧めてくるだけだし。
なんのプラスにもならない気がして。


22 :あなかさ:04/12/31 01:16:01 ID:6+c17blU
それでプロ目指すんですか…。人に読ますことによって成長する人もいます。
ですが、あなたのような個性的な世界を持っている(才能)人は誰にも読ませずその世界を一人で深めていき、自分の世界が確立したところで読ませても遅くありません。

いま他人に読ませ批評という形であなたの世界が少しでも揺らぐと終ります。

23 :蒼白:04/12/31 01:17:09 ID:16IQn1AS
そうだね・・・自費出版って言うのはあくまで己の為にだすものだよ
出版しても書店には並ばないし・・・
出版社から共創出版を持ちかけられたら信用してもいいかもよ・・

24 :蒼白:04/12/31 01:21:10 ID:VYWLkHpe
もちろんその方がいいね1
自分で書きたいものを確立してしまえば相手にどんな評価をもらっても
考えてその意見を次の作品にいかすことができるからね


25 :想いコト ◆doaGQuK4yU :04/12/31 01:51:55 ID:3ZzFhrLG
>>22>>24
まあ、確かにそうなんですが。。。
しかし、せっかく書いたものをそのまましまいこむよりも誰かに読んでもらって
感想を言ってもらった方が、書いていて張り合いがあるので・・・
批評じゃなくても、良いと思ったかそうじゃないかを言ってもらえるだけでもとてもうれしい。
まあ、なにはともあれこれからも宜しくお願いします。

26 :◆Ui8SfUmIUc :04/12/31 01:57:06 ID:k6PQbb2i
そうだね。詩を読んでもらうってことは、
衣服を脱ぎあって互いにナイフで刺しあうようなことだもんね。


27 :すぐる ◆sugulu85W6 :05/01/01 12:32:40 ID:JuuPfeb6
ポエムで食ってる人ってどのくらいいるのん?

28 :   ◆PhxXOOBGGU :05/01/01 17:26:03 ID:kir5MeV7
>>27
おまえは他人の詩集を金出してまで読みたいと思うか? しかも大半が海外の朴利よ朴利、マジ 音楽と違ってんなものチェックする体制が無いのも事実

29 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/01/01 17:34:53 ID:vhZI9cWk
遅れてすみません。今日の分。
これもちょっと前に書いたものです。

「ごみ捨て場」

朽ち果てたビルに 赤い月が架かる
ひび割れた壁が 今にも崩れそうで

裂けそうな空に 黒い星が落ちる
震えてる風に すぐにも千切れそうで

ここは夢のごみ捨て場
汚され 壊され そんな夢たちが集う場所

僕は寒さに耐えながら 捨てられた夢を漁ってる

浅ましい猫が 細い眼で覗う
取りこぼすカケラ 掠めてまた飛びのく

飢えている僕は 虚しさに耐えれず
ボロボロになった 他人の夢さえ喰い散らす

ここは夢のごみ捨て場
犯され 貶され そんな夢たちが集う場所

僕は卑屈に耐えながら 捨てられた夢を漁ってる

30 :名前はいらない:05/01/01 17:44:10 ID:D2rZMzQw
詩壇へどうぞ。

31 :名前はいらない:05/01/01 17:46:51 ID:D2rZMzQw
お花畑で花咲くことを望むなら。

32 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/01/02 00:22:27 ID:HixDg1B2
ああ、、、なんかレスつかねえなあ〜
読んで欲しい。

33 :◆Ui8SfUmIUc :05/01/02 00:26:14 ID:rujshe3C
>>31
イイッ!

34 :名前はいらない:05/01/02 00:27:35 ID:d9MeWTnn

http://rock23.value-net.net/29/dsi/ 最近、この子に萌え。


     まじヤバイ・・

                リリカぁ、俺とも頼む・・・



35 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/01/02 00:32:38 ID:HixDg1B2
なんか誰も読んでくれないみたいだけれど、次。

「虚しい街」

風が荒ぶ街の闇 崩れかけたビルの陰
夜に紛れて一人の盗人 辺りを窺い忍び足
道を弱く照らす街灯の点滅にさえ
驚き焦ってつまずいて 盗んだ物を川に落とす

無残に割られた窓ガラス 醜く散らかる部屋の中
真面目が取りえの会社員 驚き悲しみ物も言えぬ
今は死んでしまった娘から昔貰った金時計さえ盗られ
慌てて電話で通報するも 奪われた物は戻りはしない

想い悲しい街の中
いつもと変わらぬ寂しい夜に

月が照らす窓の傍 腐りかけた壁の色
母親の帰りを待つ子供 寂しい不安に目の涙
胸に抱えた熊のぬいぐるみと話しても
愛に飢えた心は少しも満たされない

通りを包む冷たい空気 誰もいない商店街
仕事疲れの一人の女 震えながら帰路を急ぐ
家で待つ子供を思い 悴む手を握るけれど
疲れきった足は遅々として進まぬ

人は悲しい時の中
いつもと変わらぬ寂しい夜に

救われもしないまま 分けもわからずただ生きて
苦しく虚しい毎日を繰り返しながら 痛みに耐え続けて

36 :名前はいらない:05/01/02 00:43:43 ID:WMbM0PkS
>>29終始描写だけで展開がないようなきがしました
最初に読み始めたところから感情の変化?がなかったというか
なんというか でも分かりやすいです
あと夢を何度も繰り返しつかうとしつこい感じがするとおもいました
描写もわかりやすいのですが同じイメージの繰り返しという感じがしました
僕の場合何か違和感が欲しいと感じてしまうのですがそれは単なる好みかも



37 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/01/03 00:03:11 ID:HixDg1B2
>>36
感想ありがとう。つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
誰も読んでくれなくてへこんでいる中で、嬉しいです。

38 :名前はいらない:05/01/03 00:29:51 ID:oEjAuVdl
>>35説明しすぎているような気がします
理解はしやすいですけど スムーズに読むことができなくて重いような印象を受けてしまいました
もっとシェイプアップ?すると
僕の好みにはなると思います それがいいか悪いかはわかりませんごめんなさい


39 :soft ◆soft/e/9Do :05/01/03 00:47:45 ID:YZjJorQR
技法とか構成とかはまぁいいんじゃないかと思うけど
テーマがありきたりかなって思いました。
俺の言えた事じゃないが

40 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/01/03 00:53:19 ID:2F6SjUUJ
>>38
いつもありがとうございます。
読みにくいですか・・・
もっと読みやすいリズムが必要かな・・・
>>38
感想ありがとうございます。
うーむ。。。テーマは思いつかなきゃどうしようもないからなあ・・・

とりあえず今日の分のうp
今日は書く暇が無かったのでちょっと前に書いたものを。

「夏の夜」

暑い 暑い 暑い 暑い 暑い 暑い 暑い

窓の景色の影法師 風の静まる厚い闇
夏の季節につまづいた 寝れない夜に物思い

暑い 暑い 暑い 暑い 暑い 暑い 暑い

鳴らない風鈴 顔埋める枕 寝巻き濡らす汗

暑い 暑い 暑い 暑い 暑い 暑い 暑い

頭に浮かび上がる 取り止め無き思い出
重い湿気が時間を包み 思考の中を掻き回す

暑い 暑い 暑い 暑い 暑い 暑い 暑い 

41 :◆Ui8SfUmIUc :05/01/03 01:00:55 ID:acHI2EEw
俺も面白そうなので。

まだまだ解ってほしいよ、ママッ!臭がする。
振り向き様に何も語らぬ男の背中に俺は勃起する。


42 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/01/03 14:36:50 ID:2F6SjUUJ
>>41
いや、勃起されても困るんですがw
ガキっぽい詩ってことですか?

43 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/01/04 01:04:02 ID:5XeTYD7N
さびしいなあ・・・
まあとりあえず今日の分。

「誘惑」

憂鬱な鎖を振りちぎって 
僕は誘惑へと向かって走った
とても妖しく綺麗な誘惑が
僕にウインクしたから
耐え切れないほどの美しいウインクをしたから

もちろん僕は気付いていた
その誘惑が美しければ美しいほど、危険だってことに
だけど僕は鎖に縛られた毎日に堪えられなかった
安全だけれど自由の無い鎖
何処にも連れて行かれることはないけれど
何処へも行くことのできない鎖
そんなのはもう沢山だった

僕は誘惑へと飛び込んで、快楽と昂奮の夢を見るのだ
束の間の夢でもかまわない
永遠の惰性よりははるかにましだから

期待と恐怖の入り混じった誘惑に、僕は今から飛び込むのだ

44 : ◆UVkQ6M94mQ :05/01/04 10:16:41 ID:gkaYXiIh
>>2-3抽象的が逆効果(2と3つながってるよな?)
メリハリもなくわかりづらく心に残らない
最終的によくある二流詩になってしまっている

>>7軽症のヒッキーの詩ですか
4段目微妙・・・イラネ
矛盾 文章が変なトコがある
しかし明るく見えるような詩だけど
よく読むと全体的に暗い
そこがいい

>>9一応
読むのがメンドイ
印象は点々だけ
それだけ

>>29・・・夢の島?
1〜4行目は特に要らないかなと思う
関係性が見えないし
5行目からは結構好き
もう少し何かが欲しい

>>31一応
文字数じゃなくてなんか足りない気がするけど
好き

続く↓

45 : ◆UVkQ6M94mQ :05/01/04 10:18:04 ID:gkaYXiIh
>>35読んでて虚しい
情景描写というか見ただけの印象ばっかり
何を伝えたいのかわからない
あ「虚しい」ってことを伝えたいのねって感じ
リズムがいいのは個人的に好きでない
終始暗い 暗すぎてつまらない
メリハリつけたほうが暗さが際立っていいと思う

>>40暑い
繰り返しすぎて暑い
それが狙いなんだろうがオレは好きじゃない 暑いから
暑いの繰り返しで中身の文章の印象が薄い
そのおかげで文章の稚拙な部分を助けてるような感じ

>>41一応
涌け和姦ねえ
おも城くはRがただ反れ駄家
↑解りづらくしてやった

>>43ウインクしたから誘惑に飛び込んだのか
鎖に縛られるのがヤだからそれに反発したのか
どっちなんだ
矛盾 引っかかった
途中から読んでて飽きた
3やべ3ゆきの小説を読んだ様な感じ
単語に頼ってる と言えなくもない


以上トウシロからの中継でした
全部やってしまった・・・
乱筆長文失礼

46 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/01/05 00:45:19 ID:1mmKG6Ok
>>44
おお。。。全部読んでくれたのですか。
ありがとうございます。
どうもプロにはまだまだみたいですねえ・・・

47 :名前はいらない:05/01/05 00:54:42 ID:LLabof99
>>46がんがってください
作品のイメージが一貫してて独特の世界があるんだな
とおもいました 俺は模索中 一生たどりつけにかもしれないので
うらやまスイー


48 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/01/05 01:48:38 ID:1mmKG6Ok
>>47
いやいや、、、俺も自分のスタイルが全然定まってない・・・
色々試行錯誤してんだがな・・・

つうわけで、今までとは全く異なったスタイルのを一つ。
コレもちょっと前に書いた歌詞です。
あんまし恋愛詞は好きじゃなかったんですが、一発開き直って書いてみました。
作曲しますスレに貼ったら曲つけてもらったw

「君の影」

黄色の花びら 風に揺れて
泣きそうな気持ちが 少し和らぐね

窓に差し込んだ 朝の色が
染み付いた想いを 少し消してくれる

けれど忘れられない君の影が 
今も乾いた胸に消えない

どれだけの時間がたてば 君を忘れられるんだろう

よく晴れた空を まわる陽射し
追いかけた蝶の羽 模様が君の顔に見える

いつも忘れられない君の影が
今も思い出の中消せない

どれだけの時間がたてば 君を忘れられるんだろう

ずっとずっと愛してきた君を

49 :名前はいらない:05/01/05 02:02:20 ID:LLabof99
想いコトさんの詩全体に対して思うことがあります
情報量が多すぎて纏まりきれてないような気がします
描写や言葉の装飾が多いので 僕としては
目が回ってしまいます それが詩の伝えたい内容と
繋がっていればいいのですが 飾るだけで終わってしまっているような気がします
という感じがしました 
的外れなことを言っているかもしれないので許してください
僕の印象です

50 :BLUE HAWAII ◆jvBtlIEUc6 :05/01/05 02:15:33 ID:CD+WVSz8
>>48
あなただったのですね。
このスレ読んでたけどわからなかった。
いろんな詩が書けるのですね。
俺も羨ましい。

51 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/01/05 19:05:35 ID:1mmKG6Ok
>>49
ありがとうございます。
なるほど。。。
確かに言葉に頼りすぎで所々中身がないってのは自分でもうすうす思ってました。
もう少しコンパクトにまとめた方がいいのかな・・・

>>50
俺だったのですw
この前はありがとうございました。

52 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/01/06 00:34:54 ID:GAHZsof7
ああ、最近詩を書く暇がねえなあ。。。
つうわけで、コレも昔のです。すみません。


「鍵」

鍵を知りませんか?
いや、どんな形の鍵かは僕も解りません。
ただね、錠があったらそれに一致する鍵はあるはずでしょう。
え?ああ、はい。これにかかっている錠です。
ほら、なんだか気になるでしょう?
中身を知りたいと思いませんか?
あ、あ、こじ開けようとするのかやめてください。
まあ、確かに無理に開けようとすれば開くことは開くでしょうがね・・・
けれど、それじゃあ何も意味がないんです。
鍵で錠を開けてこそ、本当の何かが解るんだと思うんです。
だってそうでしょう。
錠は壊して開けるものではなく、鍵で開けなければならないものなんですから。
だから鍵を探しているんです。
鍵を知りませんか?

53 :名前はいらない:05/01/06 01:03:24 ID:rJykuzjR
鍵で錠を開けてこそ、本当の何かが解るんだと思うんです。
だってそうでしょう。
錠は壊して開けるものではなく、鍵で開けなければならないものなんですから

これだけで全て説明しているような気がします
上のように説明してしまうと
他の部分が蛇足になってしまうようなきがしました


54 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/01/07 19:25:03 ID:s/mWb6Hg
>>53
いつもありがとう。
今日の分。

「肉」

ぶった切って 引きちぎって
笑いながら残酷まみれ
血しぶき飛んで 肉片散って
楽しみながらの残酷天国

ほら おいでよ

抱きしめながら 慈しみながら
愛しながら 喰ってしまおう
悲しい涙が零れて 想い溢れて
それでも楽しい 残酷地獄

ほら おいでよ

お前も一緒に コイツを喰おうよ

美味しくって 面白くって 辛くって
苦くって 痛がって 嫌がって

それでも喰ってしまおうよ

楽しいからさ

55 :名前はいらない:05/01/08 12:59:02 ID:d8p2EXhX
>54
昔のメタル系っぽい詩だね。
訴えかけるものはない。
割りと単調でスピーディーなメロディにのせると
それっぽく聞ける曲にはなるとは思いますが。
要は詩に力が足りなく周りにメロがなければ成り
立たない、独り立ちできてない詩だと感じました。
おどろおどろしい詩を造るなら、言葉を現実社会
に被せられるような造りにしないと、人の心を掴み
ません。
プロに成りたいなら解るとおもいますが、聴く、読む
人はほとんどが素人で、そういう人たちに理解させ
るのがプロの詩だと思います。
辛口でごめんなさい。

56 :名前はいらない:05/01/08 13:16:51 ID:PHdxenP1
>>54内容と表現するのに選んだ言葉の
ギャップはアンニュイ感がでてていいとおもいました
それが狙いなのかどうかわかりませんが

個人的に残酷天国ってきいてお魚天国を思い出してしまったw
ただ内容はあまりないような気がしました
印象付けるための繰り返しも歌詞でないなら必要がない気がしました

あと情景をイメージさせるようなきっかけの言葉があると
引き締まるようなきがしました


57 ::05/01/08 19:40:48 ID:d8p2EXhX
昨日夢を見たんだ
モノクロの夢を見たんだ
儚く消えかけそうな夢

明日は絵の具を用意しよう
少しずつ
少しずつ
色をつけていくよ

昨日夢を見たんだ
ほんの少し色つけたんだ
儚く消えかけそうな夢

いつか見えてくるよ
確かなカタチ
いつか見えてくるよ
そこに自分が立っている



58 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/01/09 00:03:16 ID:DAacgxJD
>>55
ありがとう。
歌詞っぽいですかあ・・・
う〜む、、、詩はむずかしい。
>>56
ありがとう。
いっつも情景ばっかに頼ってるからたまには、使わずにいこうと思ったんだけど
逆効果だったかな。。。精進精進。


59 :名前はいらない:05/01/10 03:07:42 ID:A2lKcaUt
>>52
この詩はいいね〜。
少なくとも、この板にあふれているつまらない詩より
10倍はいいと思うよ。

60 :   ◆PhxXOOBGGU :05/01/10 19:54:27 ID:kWZhlMs/
>>52は「良い詩」なのか?そぅ言われれば良い作品に見えるな・・・。ってか回り込んで中に入ればいいんじゃねーの


61 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/01/11 00:18:34 ID:6GpDiz1F
>>59
ありがとう。褒めてもらうのは嬉しいです。

コレも昔のです。なかなか最近スランプ気味でネタが思い浮かばない・・・

「鍵盤」

夢を見た
狭い部屋にピアノが一つだけ置いてあって
僕はそのピアノの前に座っていた
ピアノはどうしようもないほど調律が狂っていて
思い通りの曲が弾けないことに僕はひどく苛立っていた
僕は何かを変えなきゃと思った
そこで僕はキーのはずれたピアノの鍵盤に頭を叩き付けた
ガジャジャーンと、醜い音が僕の鼓膜を痺れさせた
僕の頭の皮膚は当然のように裂け
白い鍵盤に、赤い血がポタポタと落ちた
僕はもう一度頭を叩き付けた
今度はバジャジャーンと、鋭い音が鼓膜を突き破った
頭の皮膚は予想通りにズタズタに裂け
白い鍵盤に真っ赤な血が飛び散った
赤い血はタラタラと床までたれて僕の足を濡らした
部屋中が僕の血で染まって、部屋は僕の空間になった
僕はピアノを弾いてみた
鍵盤は血でぬめっていたし、
頭からはとめども無く血が流れてくるけれど
破れた鼓膜にその演奏は心地良く僕の耳に響いた
僕はとても満足しながら演奏を終えた
それからドアを開けて、夢から覚めた

62 :名前はいらない:05/01/11 02:10:19 ID:tnXh8PJF
>>61
「ガジャジャーン」「バジャジャーン」はいただけない。
「醜い音」「鋭い音」がどんな音か、ちゃんと説明しなきゃ。
あと、夢で見たことと明らかにすることで、詩的な広がりを限定してしまっている。


63 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/01/12 19:38:15 ID:FdhOl9ed
>>62
ありがとうございます。


ちょっと忙しいので1週間ほど休みます。



64 :名前はいらない:05/01/15 08:28:33 ID:qTPhRMJz
>>63
どっちにしろ無理なんだからもう止めておしまいなさい

65 :名前はいらない:05/02/05 22:51:47 ID:u7ZWWnDq
早く帰ってきて

66 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/02/06 18:57:09 ID:VBQ+aIlO
どうも久しぶりです。
最近歌詞のほうにはまってしまって詩のほうがおろそかで・・・
>>64に変に納得してしまったのもあるしw
このスレ続けようか迷ってたんですが、取りあえず。。。

「影法師」

僕は影法師を飼っています
え?正気かって?
そんなことは分かりません
だってそうでしょう?
僕が正気かどうかを決めるのは
あなたであって僕じゃないんですから
あなたが僕を狂っていると思うのなら
僕は狂っているのだろうし
あなたが僕をまともだと思うのなら
僕はまともなんでしょう
ただね、僕が正気かどうかは知りませんが
僕は本気で言っていることは確かです
僕は確かにそう信じているのだし
だからあなたに話しているんです

けれど実際とても可愛いんですよ
何処に行っても付いてきて、決して僕から逃げる事がない
そんなものが他にありますか?
いつも裏切られてきた僕が、やっと見つけた唯一信じられるものなんです
決して逃げたり、僕を傷つけたりしない
ただ黙って僕の後ろを付いてきてくれる
それがどれだけ安心できることか
今は分からなくても、あなたにもきっといつか分かりますよ

67 :名前はいらない:05/02/08 01:33:31 ID:THL8KwFG
あなた全然人の詩とか読んでいないでしょう?
あなたの詩を見ればわかる。幼稚すぎます。

先人から全く学ぼうとせず、ただ自分の思いを吐き出すだけ。
技法に囚われ過ぎるのも愚かですが、あなたの場合およそ基本がなっていません。

もう「プロになれる?」なんて看板は下ろして好きにやったら如何ですか。

ちなみに>>66の詩ですが、2行目から14行目は文意からいって全く不要です。
この詩の「結論」を導くために必要不可欠でも何でもありません。
14行目の「だから」もまとまりはよくさせますが、「繋がり」としては文脈から見て
整合性がありません。
18行目「いつも裏切られてきた」と唐突に持ち出すのはまさにレヴェルの低さの
象徴。「裏切られてきた」の内容(あなたがどう傷ついてきたのか)を描写しなくて
どうするんですか。すると「やっと」が示す長い道のりにも説得力が増します。

まあ他にも色々言いたいことは山ほどありますが、テーマ自体が悪いとは
思いませんし、あなたがまだ15、16歳程度なら水準級ではあります。
文章能力はあると思いますが、やはり詩については勉強不足でしょう。
プロになるには学ばなければなりません。それが嫌なら趣味で留めておくのが
吉でしょう。
あと音楽の方が若干喰える確立は増しますよ。バンドでも組んだらどうでしょうか。

68 :名前はいらない:05/02/08 03:34:08 ID:m7pKC0Jl
>>66
素材は面白いです。

「影法師を飼っている異常性」と「男の影法師の可愛さ」
がこの詩のキモだと思うのですが、
前半が「男がまともかどうか」に費やされてますね。
フォーカスがぶれているのだと思います。

他の詩もですが「まとまっていない」感じがするのは、
「活かす部分・膨らませる部分」と「削る部分」の判断が
定まっていないためだと思います。

たとえば、もし>>66の詩を元にリメイクを募ったら
原作より「まとまった」作品が多数寄せられることになると思います。
極限まで削って短歌にしたものが来るかもしれないし、
原作を膨らませ拡張した「影が病気になって死ぬまでの長編詩」
「愛影家同士の異常な会話をつづった戯曲」なんてのも来るかもしれません。

より素材を活かした(面白い)、完結した(まとまった)形がありえるという意味で、
>>66の詩はまだ推敲の余地がある、未完成の作品だと思います。

69 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/02/08 17:03:39 ID:oaD9dbG4
>>67>>68
どうもありがとう。
まあ、この詩は詩を書き始めて3作目の作品なので確かに幼稚ですね。
けれど自分じゃ結構好きなんで晒してみたんですが・・・
ちなみに1作目は>>52です。


70 :名前はいらない:05/02/08 17:27:48 ID:cdSNDBG8
ちょっと失礼します ペコッ
僕の場合詩を評価するとき、その詩を読んで好きか嫌いか という印象から
後付けでその 好き 嫌い の説明を必死こいてします つまり自分をただ正当化するためだけに説明するのです。とうか説得といってもいいと想うコト(スマソ)
で実際つっこみどころのない詩なんてそうそうはないんじゃないの?とそいで、結局その辺が僕が行う場合の評価の限界かなぁと時々想うコト(スマソ)。
皆さんはどないでしょうか?もしも想いコトさんが真剣に皆さんの評価を全て受け入れたとしたら、ものすごくグロテスクな、というかグロテスクという美しさでさえない無秩序が産まれてしまい馬ウマーーー!!(スマソ)
ので評価というのは特に受け手にとって、注意しないとモッソイ危険なブツなのではないかと想うコト(ホントスマソ)



(ワケワカメ・・・・)


71 :   ◆PhxXOOBGGU :05/02/08 18:29:20 ID:lkUvatTr
>>70
なんだか素敵な日本語でつね

他人の言うこと一々鵜呑みにして幾度となく方向転換する方が問題。
自己で確立しとらん精神と自我で達成を望む事自体が愚かなんだよ


教科書通りに行うってのも自分で考える必要なくなるから楽だよねん
そして>>67が偉いことホザいているが大半が的外れ。
自分の色を他の色と混ぜる必要は一切にない

信念ってか自分の考え方ネーなら参考募っても無駄よ 不毛ってゆーのよ 

72 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/02/09 00:47:31 ID:M+2QTGRk
>>70
そこらへんは一応わかってます。
評価は結局はひとりの意見だから、役に立ちそうな部分だけ参考にしてます。
元々は好きか嫌いか、何か感じたか何も感じなかったかだけを言ってもらえば十分なつもりだったので、
ここまできちんと評価してもらえるのは嬉しい限りです。
しかし、最近詩を書く気がしないなあ・・・
歌詞で頭がいっぱいだ・・・

>>71
正直あなたは嫌いですが、ためになる意見ありがとう。


73 :名前はいらない:05/02/09 01:08:10 ID:PQJ6xvQn
>>72
デスヨネ
そんな気がしてたんですけどつい書いちゃいました(スマソ)


74 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/02/09 16:05:22 ID:M+2QTGRk
今日の分。
コレも昔に書いたものです。
ぶっちゃけ、自分でも意味不明ですが、
あの頃はこんな感じのフィーリング詩(?)ってのにはまってたので。

「夜の彼方で」

届きかけた月の明かりに
屋上の柵で佇む時間
こんな空虚に眠る街に
傾いた夢を今返そうか

星の嘘に騙されまいと
睨む瞳はただ輝いて
俯く後悔に慰めの言葉など
どんな顔をして奉げればいいのか

気を失った包帯に
巻かれた本はただ虚しくて
こんなに綺麗なサンダルも
履けばただの道化にかわる

さあ、僕もそろそろ眠ろうか
果てしない永遠の終わりに
子守歌を歌いながら・・・




75 :   ◆PhxXOOBGGU :05/02/11 21:24:43 ID:NhhH64Xa
>>72
なにが嫌いだけどだ テメーは何事にも私情を挟むのか 第一テメーの脳みそじゃ不可能や諦めてさっさと市んじまえブタ

76 :名前はいらない:05/02/12 00:07:01 ID:WVkck6I8
>>75
何こいつ?
みんなこいつの事嫌っているのに、本人は気付かないのかなあ。
学校とかでもいるよねwそういうヤツw

77 : ◆D7skAteIN6 :05/02/12 13:01:01 ID:ko8xkv4A
未来はまだ誰のものでもない。誰もあなたの道を決められない。
だからこそ腹をくくれる覚悟があるか自分にもう一度問うてみては。

プロに"なりたい"と"なってみたい"とを同じものだと思っていないか。
プロになって何をしたいのか。10年、20年先の自分、こうありたいという目標が
きちんと見えているか(はっきり云って金儲けしたいのなら別の道がいいよ)。
その辺りが不透明だと、いくら詩を書くことが好きでも様々な外圧に潰される。
分野は違うけど自分がそうだったから、よく分かる。

逆に自分のスタンスとビジョンが見えていれば、少しのことじゃ動じないし、
今自分のすべきことをそう簡単には見失わない。
それが詞を書くことと今は直接繋がらなくても。
無駄な経験なんてないとかいうのは多分嘘っぱちだけど、先が見えている人は、
自分にとって無駄なものとそうじゃないものとを無意識のうちに選り分けている。
あなたの足下は確かですか?


個人的な感想だけど、あなたの書く詞(ツカサの方)にはメロディが載っけやすい。
字脚の違いも音楽的なフックとして利用したい気にさせられる。
まだ若いんだし、頑張ってほしいと思っているよ。

78 :名前はいらない:05/02/12 13:50:07 ID:MkUGar5z
ツカサって何?

79 :とくほん:05/02/12 14:16:27 ID:VLP18Ayp
はじめまして。やはり、職業詩人になりたいのであれば、まず、過去の作品を
多く読むことからではないでしょうか。どんな詩人が好きですか?過去の詩人たちも
背羽陽の詩人を多く読み、愛し、模倣し、そして自分を確立していったのです。他人の
ものを読むと自分の色がなくなるとか、自分の心を素直に出したいから他はいらないと
いった事では最終的にそこの浅いものしかできないと思います。ここを立てた方の詩は
(あくまでも私見ですが)状況が変わっているだけですべて同じテイストのような気が
します。つまり、どれでも1つ見たら後はもう全て同じように感じてしまうということ
です。それから「どうしてもこの部分を主張したかった」というエネルギーが感じられ
ませんでした。ニヒリズムになるのもよいですが、そういうことも全ては「詩にしたい」
というエネルギーをまず吐き出していき、そのあとの方向転換を経ていくのではないで
しょうか。色々な詩を読んでいいと思ったフレーズを書き写し、それに似せたものを作り、
そこから「自分らしさ」を作っていくという過程が必要ではないかと思います。信じられる
自分の直感もまた経験によって研ぎ澄ませていくものだと思います。
 自分の心の叫びを出す行為として「詩」を作るのと「詩作」というのは微妙なところで違う気が
します(誤解されそうですが)個人的には「プロになれるかな」という気持ちがある限りそれは詩作には
邪念でしかないような気がします。

80 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/02/13 00:23:46 ID:83Z27FzG
>>75
そういう態度がきらいです。たまらなく嫌いです。
嫌悪感さえ感じます。ですが喧嘩する気はありませんので悪しからず。

>>77>>79
ありがとうございます。
そういわれると確かに自分の考えがあやふやなのに気づかされますね。
おれは漠然と好きに詩をかいていたら、それが他人に受けて金になって食っていけるってのを想像していたんですが、
やっぱりプロっていうのはそういうものじゃないみたいですね・・・
けどまあ、がんばりまつ。頑張らなきゃはじまらないし。
あと、俺もわからないんですけど、ツカサってなんでしょう?

>>79
好きな詩人ってのはいないけど、高村光太郎の作品は結構好き。
けれど、あまり昔の作品は読んでませんね。
やっぱこんなことじゃだめですね。もっと読んでみます。


81 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/02/13 00:26:09 ID:83Z27FzG
あ、それからもうこのスレは終了にします。
このまま貼り続けていても無駄だろうし、もっといい物を書けるようになるまで修行します。
いままでお世話になりました。ホントにいろいろと参考にさせてもらいました。ありがとう。

82 :Y,TAKEO ◆7540826366 :05/02/13 00:27:37 ID:4w96kNMM
えっもう満足ですかぁ 寂しいもんですな

83 :名前はいらない:05/02/13 00:41:12 ID:cwfSksGR
ツカサってのは『詞』lyric
これに対してテラってのが『詩』poem

84 :とくほん:05/02/13 01:08:32 ID:+MyosSUI
>>80
 くどいかもしれませんが、「がんばる」のではすでにパッションが枯渇している
ともとれます。抑えきれない衝動を詩に表すのが詩人ではないですか?高村光太郎
だって千恵子の病気や死に関して書かずに入られなかったのだと思います。狙って
自分の妻の死をモチーフにはしないでしょう。がんばるのではなく、小さなことにも
感動できる心を養っていくことのほうが先のような気がします。私もかけないときは
何ヶ月、何年も筆が動かない時があります。そのくらいの時間をかけないと自分の
心は動いてくれないと思いますよ。厳しいようですが、何か根本的にスタートを
誤っている気がしましたので述べさせていただきました。

85 :   ◆PhxXOOBGGU :05/02/15 01:27:10 ID:XGa9Vu3I


       ___ 
.      | 俺プロ|       
.      | ̄ ̄ ̄ 
      △      アソンデナイデ>84ハ セン5スレニカエレ! 
     △l |(ノ・∀・)ノ ミ 
__△|_.田 |△        ( ・∀・) キャー 
   |__|__門_|__|_____| 

       ___ 
.      | 俺プロ|       
.      | ̄ ̄ ̄ 
      从"、;从 
     (( ; ;"; :、)) ドカーン!! 
  ((; ;.;")) ); ;";) ) 
 ((; ;.;))(( ; .;)) 
__△; ;.;")) ; ;.;")) ) 
   |__|__門_|__|_____| Σ(゚∀゚ ; ) 



86 :   ◆PhxXOOBGGU :05/02/15 01:30:58 ID:XGa9Vu3I
>>81
お前って将棋でもなんでも形勢不利と見るや手筋を学ばずに投降するタイプだろwww
この程度のことを遣り遂げられずに「思い道理に行かないので終了しま〜す」ってーの?
貴様はプロだか知らんが挑戦する資格さえねぇんだよ おまえみたいなのを「グズ」ってゆ〜んだよグズ

グズグ〜ズグズグ〜ズ愚図愚図愚図愚図
グ〜ズグズグ〜ズグズ愚図愚図愚図愚図
グズグ〜ズグズグ〜ズ愚図愚図愚図愚図
グ〜ズグズグ〜ズグズ愚図愚図愚図愚図
グズグ〜ズグズグ〜ズ愚図愚図愚図愚図
グ〜ズグズグ〜ズグズ愚図愚図愚図愚図

87 :名前はいらない:05/02/15 01:34:03 ID:crcvsWc0
>>83
何の用語ですか?それ。

88 :Y.TAKEO ◆GL19takeoY :05/02/15 01:35:49 ID:zrkpJlC4
87さん よく聞いた! 俺も知りたかった

89 :名前はいらない:05/02/15 17:27:48 ID:kR24bZok
>>86
粘着( ´Д`)キモッ

>>87
俺も最初は「?」だったけど、よく見たらわかった。
「詞」はごんべんに司(つかさ)
「詩」はごんべんに寺(てら)



90 :名前はいらない:05/02/16 01:21:12 ID:q4gMPKkf
http://www.geocities.jp/a_shi_in/

91 :Y.TAKEO ◆GL19takeoY :05/02/17 02:29:15 ID:ZIc0ANIJ
それか!!! 89さん どーも

92 :   ◆PhxXOOBGGU :05/02/19 20:51:02 ID:NPSnbzIG
晒しage 相手の傷を深くするのが趣味です

93 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/02/20 12:52:19 ID:fErd1P1n
>>92
別に傷つかないんだけど・・・何を勘違いしてるんだろ?
このスレも、またいつか気が向いたら再開するつもりだし。
ていうか、俺は本気であなたが嫌いだから、お願いだから構わないでください。
他スレでもあなたの名前を見かけるたびに気分が悪くなる。

94 :   ◆PhxXOOBGGU :05/02/20 20:36:28 ID:JiC5Z6Ma
>>93
男の子はね、自分以外の優れた雄を嫌悪するように生物の遺伝として仕組まれているんだよ 

貴様の感情は正常だ 安心しろ

95 :名前はいらない:05/02/21 00:23:36 ID:8kQThx2w
>>94
( ´,_ゝ`)プッ

96 :   ◆PhxXOOBGGU :05/02/22 01:48:06 ID:herpJaSR
>>95
m9(^Д^)プギャー

97 :ハギ:05/02/27 18:14:53 ID:8p7fBhmJ
ここ使ってないなら
乗っ取らせてもらうわ
まぁ批評したきゃしてくれ

「処刑」

背中押されて
線路に落ちて
電車が来るって
知っても
登れないでいる

諦めてる
このヒトコト

誰も
助けてくれない

醜いから
このヒトコト



98 :ハギ:05/02/27 18:46:15 ID:8p7fBhmJ
「箱」

眠いけど
眠らない
怖いんだ
あいつが

窓なんか
軽く破って入ってくる

痛いけど
叫ばない
怖いんだ
おまえが

体なんか
くれてやるから
これ以上入らないでくれ

この箱には
触れないでくれ

ささいな抵抗だから



99 :ハギ:05/02/28 00:57:53 ID:XBdg6ps9
「ダルマ」

ダンボールの中にしまって
郵送
宛先はないから
戻ってくるだろうな

それまであんたが無事なのを祈る



100 :   ◆PhxXOOBGGU :05/03/01 00:26:17 ID:yaKvKe48
どーぞ スレ立て人が敗走したのでもぅ自由でつ AA。鳥のテストなど好きなよーに活用してください

101 :ハギ:05/03/01 21:28:53 ID:oNL/zQ1P
100とられたし…
まぁいいや

「FOLLOW ME」

交通表示
信じたら最後
ナビゲーション
信じたら最後

良いことした気になってる

デパートの案内嬢は
ニコニコ笑って
目的地を濁らす
エレベーターも降ろしてはくれない

良いことした気になってる

お前を
信じるのは
難しいけどな


俺は
学んだからだな

102 :   ◆PhxXOOBGGU :05/03/02 23:23:05 ID:H/B9JLrc
気の赴くままに叫べ 鳴らせミュージック ハメ外してそぅGOGO!! ファイティング〜♪

103 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/02 23:28:56 ID:9K92GXH4
しまった…
もっと地下にすりゃよかった…

>>102
あんたも好きね
じゃ

「消えるなら」

消えるなら
ヒトコトくれよ

そしたら
俺もヒトコト

「じゃあな
また会おう」

片付く事もあるのさ

また会おう。

104 : \__  __________/ :05/03/02 23:37:29 ID:H/B9JLrc
       \(     /ヽ       /ヽ  
            /  ヽ      /  ヽ  
  ______ /     ヽ__/     ヽ  
  | ____ /          :::::::::::::::\  
  | |       /ヽ、_    __∠二、__,ィ:::::::::::::::|  
  | |      |  ̄`ミl==r'´     /  ::::::::::::::|   フッ 
  | |      ヽ、_____j  ヽ、_  -'   :::::::::::::|  
  | |       |  (__人__丿   .....:::::::::::::::::::/  
  | |____ ヽ      .....:::::::::::::::::::::::<  
  └___/ ̄ ̄       :::::::::::::::::::::::::|  
  |\    |            :::::::::::::::::::::::|  
  \ \  \___       ::::::::::::::::::::::::|  

105 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/02 23:47:01 ID:9K92GXH4
>>104
携帯からだから見れんな
残念。

よかったらあんたも
詩かいてきなよ
一度あんたの詩を見てみたい

106 :名前はいらない:05/03/02 23:52:39 ID:sDlttXNf
休憩雑談35の50番台にいくつかあるみたい

107 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/03 00:02:21 ID:CKvNLUns
へぇー(´・ω・`)
あとでPCから見させてもらいますよ



108 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/03 19:36:08 ID:CKvNLUns
「大人」

自由奔放
小さな怪獣
荒らして
次へ

自己中心的
小さな怪獣
鳴いて
次へ

お父さん見てよ!
お父さん鳴いているよ
お父さん聞こえる?
お父さん忘れたの?お父さん?


小さな怪獣
一声ないて

僕がいるよと君が言う
僕は「待ってたよ」と言う

壊してく

109 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/03 22:34:44 ID:CKvNLUns
「丸の日」
核兵器
ひえぇ
怖くてしょうがない

うちのおっかさん
ひえぇ
怖くてしょうがない

アメリカ
ひえぇ
怖くてしょうがない

取引先の上司
ひえぇ
怖くてしょうがない

あんたら
怖くてしょうがない
ひえぇ

どうか許して
弱いふり

110 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :05/03/06 22:30:49 ID:zq7V1UlB
チラシの裏がわりに使わせてもらうよ。

   「閉回路」

 鉄屑のツタ 頭上を走り
 畸形の唸り声 上げる

 ― セメント沼には 大きなナマズ

 ちり紙 みなしご カートの中で
 燈火のフィラメント 見つめ
 終いの言葉 思い出す

 ― 灰色ヒマワリ ザラザラ 落ちた

 …彼らに 願いなく 
 ただ 鉄の地に 根這うのみ
 やがて 汚れた 瑠璃の欠片に
 塵降る 電流地下室… 

 ― バケツに浮かぶ 朽ちネズミ
 ― 泡立ち しぼむ ひだ ひだ ひ だ

 この モノクロームの 夜が 蠢く 
 ただれた 月は 鬼の 角
 魅入られて
 逃げ込む 棲家まで
 怯え うねり わめく 力
 巡らす 電流地下室

111 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/08 18:13:29 ID:UzW5oiGg
清掃局さんちわ

「ナルシストさん」

あんた私の肉体でしょ
思い通りに動きなさいよ

え?あんた…

まぁいいわあんたなら

一度だけ言うこと聞きなさいよ

「私を愛して」



112 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/08 20:29:23 ID:UzW5oiGg
父はお墓からきた人
母はテレビから出てきた人
私はこの両親から出てきたハズの人

まぁわっかんないけどな

ハハハハハハ

私もね

ハハハハハハ

113 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/08 20:30:37 ID:UzW5oiGg
ひょうたんをいじってました
魔法のひょうたんは時代を描きました

魔法のひょうたんからでる言葉の声に
魅了されたわけでありますが、

私のひょうたんは
ただのひょうたんでありました
魔法のひょうたんは
天狗にしか使えないのです

天狗は鼻が高いので
鼻をひょうたんに突っ込んで
振り回すのでありました

こっけいなその姿とは裏腹でして

木が揺れ始めました
私も自然と歌うのでした

どっとはらい


114 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/08 20:32:05 ID:UzW5oiGg
「最近の若い奴は」

すいません
繰り返して大人
繰り返して年老いますか

言わなきゃ子供のままですか

百戦無敗なんてね

ガキだからね
ガキだから


5歳児の愚痴


115 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/08 23:06:43 ID:UzW5oiGg
「初めてまして」


自覚
言葉
背伸び
母の真似
病気

失恋

いろいろあった

見つからないもの

私らしさ
普通じゃダメ?
工夫が必要?

言葉を下さい

「         」
言葉を下さい
胸を動かすため

116 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :05/03/08 23:48:37 ID:DdX8k8xG
ハギ氏、ストイックになったな・・・
と思ったら!?
>>112>>114
名無しかよ!щ(゚Д゚щ)

あ、>>108は気に入ったよ。

117 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/08 23:57:02 ID:UzW5oiGg
ばれたか
作風変えようと必死でしょ。
まぁ気楽に書いて埋めてって下さい。

118 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :05/03/10 22:33:07 ID:dVV8DnEY
「跡も無く」


砂粒が
たまゆらの いろはにほへと 数えて 消えた

ひとつは 錆びれた猫の眼の 燐光
ひとつは 母の血の 焼けた臭い

小さく 消えた

119 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :05/03/10 22:44:21 ID:dVV8DnEY
「超遊戯 T」

ビルの袋を 蹴り上げ裂いて
仰ぎ見た
屋上に
幾億光年の 青の船が 不変を渡る

昔住んだ 林檎の家を思い出し
この 合理の四角線をまたいで
慈しみの雨を願う

人の 小さな望みとは
時空の神への切ない信仰だと
ここには そんな言葉を全て飲み込む 
無尽蔵の 虚しさがある

120 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/10 22:49:52 ID:YwkaMdPZ
「無駄・無力」

注ぐだけ
穴から溢れるまで
削り取れ
限界まで
穴を広く深く

水運んで
土が吸うより多く
削り取れ
向こう側まで
行ってやろうか

土に負け
土に物言われ
何もしなくなった


これから何をするのやら
    何をするのやら

また幻想へと行くのでしょうね



121 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :05/03/10 23:25:41 ID:dVV8DnEY
ハギさんおばんですよ。苦しんでるみたいだね。

>>120
あなたが削ったのは自分が落ちるための落とし穴だろうか、、
そう感じたよ。
終行は、俺がハギさんに「上の階の野郎、夜な夜なドスンドスンとうるさいからなんとかしてくれ」
と言ってるようなものじゃあないかい?
無駄な言葉だよ。

頭の中だけから言葉をひねり出そうとせずに、まずは自分の周りの物から言葉を紡いだほうがよかないか?
見えない詩人はお先真っ暗っす。某スレの住人達のように。

評価人気質が騒いでのカキコ。許せい、、



122 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/10 23:52:07 ID:YwkaMdPZ
>>124
いやむしろありがd

最後のはさっきつけたばっかでね
たしかに蛇足ですな
いつも最後は頭の中で浮かんだ言葉を
無理矢理くっつけて読者の前に投げ捨てる感じを
考えて入れたりするんだよね

まぁ入れるたんびに無駄だって言われたりするんだけど。
実際にあるものですか…
考えてきますね

123 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/10 23:53:49 ID:YwkaMdPZ
>>121だよ…○| ̄|_


124 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :05/03/11 00:25:04 ID:czTEmhkZ
作品の締めくくりっていつも悩むよねー。
いちばん時間がかかるっす。

125 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/11 00:48:33 ID:pxJkvrwU
締めくくりはなんとなく不可思議でありたい。
たしかに時間かかりますよね
まぁ起承転結で考えるなら
一番言いたいこと入れるべきなんだろうけど…
俺は転のまま終わってたり…
承までは楽なんですよね

126 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/12 00:47:45 ID:trOhbl1f
「風」

ドライヤーの風で
どれだけ喉をヤられたことか

乾いた喉から
火花がちり

乾燥した風で
どれだけ肌が裂けたことか

裂けた肌から
粉がまい

そよ風ですら私を邪魔するのなら
いっそ地下にでも引っ越そうか

嵐が地面をさらっていった



127 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/12 01:51:55 ID:trOhbl1f
「被害妄想、春」

光から骨にしみた
骨はキシむ
春の光は暖かすぎて

ほどよく汗ばむ
汗が傷にしみる
春の光は暖かすぎて

光に殺される事なんかありえない
だが俺だけは、

春一番の砂っぽさに
カピカピになった口

目覚めはしない
さっきから起きてんだから

まぁ鍋は眠るがな
−−−−−−−−−−−
Eくらった…

128 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :05/03/12 11:28:29 ID:RfvQ9RBD
良い感じじゃん。
現実の事物を元に作られる言葉は、読者に明瞭なイメージを作らせるので、
その先にある 作者の渦巻く情念まで見えてくるよ。
なぜ>>126を投稿しなかったの?こちらのほうが表現がキマッてて纏まりもあるね。
ただし、>>126>>127とも、終行が飛躍してて分かりにくいなあ。

ハギさんの作品ってユーモアと切なさのどっちつかずな視点で書かれてるよね。
そのアンニュイさが魅力的で、俺はそういうの書けんので羨ましいよ。

129 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :05/03/12 11:30:04 ID:RfvQ9RBD
「蹌踉」

街に溺れた 目のぎょろついた
野良犬Godは泳げない。
墨煙りの空、ネオンが緋色に発光する数だけ喘ぎ、
人と車の声 さざめく中を、糸巻き車の速さで足掻いた。
耳にはごぼごぼ風の音

笑いなよ
底抜けに、笑いなよ。
凝ちた胸も、去るだろさ。

130 :続き ◆6P3vWUZtcI :05/03/12 11:30:41 ID:RfvQ9RBD
ほら ごらん。
支配するのは、
宵闇をなだめる
月の頂。
乳色の 鞠となり
聳えるビルなぞおかまいなしに
全ての蹌踉に、物言わず 付き添う。
だから最期も
桜の最期も
夜宙の旅路ゆく 白茫の ひとひらひとひらも
光と戯れ、笑っているだろう?
……

それから俺は街の
108番目の喫茶店に行き、
椅子に重力を投げ出して、溜息をひとつした。
溜息はテーブルを滑って その先にある 褪せたメニュー
メニューの陰には 野良犬God
白い灯かりに 灼かれたGod
あおむけで いぬかきをする…

俺はGodをつまみ上げ、
いつものモカに浮かべると、
甘い夜更けを ひとつ啜った。

131 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/12 11:50:58 ID:trOhbl1f
>>126は別の所にだしてあるんです

いやぁ書いてるほうにそこまでの意図が
存在してないのがやっかいな点ですよ

それからいつも感想とか言えなくてすみません…

132 :続き ◆6P3vWUZtcI :05/03/12 12:18:41 ID:RfvQ9RBD
この板の住人の大半は
2ちゃんブラウザを開きながら、テキストファイルにカタカタ作品を打ち込んでる。
間違いない。

>>131
俺は枯れてしまったので、罵倒やスルーは気にしなくなったよ、、
自分に意図が無くても、書いてる中に自分の心って滲み出してくるよねー。


133 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :05/03/12 12:20:23 ID:RfvQ9RBD
続きチガッタ
お外で吊ってきます、、
('A`)ノシ

134 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/12 22:56:40 ID:trOhbl1f
>>132
それが気持ちがこもるってことですかね。
あとお外で吊ったら止められちゃうよ。

なんてね


てかセン5荒れてますねぇ
誰もが納得できる好評価って難しいですよ
詩でAを出すのと同じくらいに。

まぁ完璧な詩の説明を、
本人が投稿した後にしても
その説明は偽物になってしまうんですよね。
すでに投稿されて他人それぞれの考えで読まれてるんだから

結局好評価ってのは
あるていどのマインドコントロール力を
もってなきゃならないんですよね


135 :名前はいらない:05/03/12 23:42:17 ID:fDwvwYQy
>>127
鍋はやっぱり唐突なきがする
調理器具としての鍋みたいで季節感が浮かんでこなかった
○○鍋とかにしたらよかったのでは?

まあセン5スレはあんまり当てにならないけど

136 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/13 00:04:54 ID:trOhbl1f
ですね…○| ̄|_
調理道具としての鍋を忘れてますね

まぁ密かにどこかで書きかえますかな


137 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :05/03/13 11:44:20 ID:iGPo4TeR
「超遊戯 U」

職場の襞を 蹴って裂いて
覗き見た
街がある
人がある
巨大な墓地が嘲笑している

この街を
片手で追い払えない自分が
もう要らない・・
もう要らないんだ

フェンスの無いビルは 歩いて跨ぐことができる
さようなら。

ビルの垂直滑走路に 空気がスピードを上げて
疾走する 街と雀
雀?
雀の大群が現れて
ネクタイを ぐいぐい引っ張る
海を越え 山を越え 気がつけば
ここはパリかい?
洒落た街だ。
鼻の高い綺麗なムスメが手を振っているよ。
わ〜い。


138 :名前はいらない:05/03/13 13:15:43 ID:3lva5uvP
好評価かどうかは
なんかそれらしいことを
うまいこと言えるかどうかですね

説得力のある書き方ができるかどうか…

評価人もプロじゃないんだし読む側もそれを分かってるし
内容そのものの妥当性より
読んでて好感持てる文章かどうかも大事かな

詩を書く能力とはまた別物と思う

139 :名前はいらない:05/03/13 22:09:22 ID:pMn5689T
「海」
水に流されて消えた
高い所なんか無くなった
すべてが海岸沿いさ
毎日泳ぎに行ける
暑いからちょうどいいね

でも毎日流れてくる
悲しい顔したあなたたち
怖い顔しないで
僕も怖くなってしまう

僕は静かにSOSの瓶流す
この孤島
助かったはずなのに


波は穏やかに
僕をよせてはかえす
SOSの瓶みたいに
−−−−−−−−−−−
>>138
そうですね。てかここ結構いろんな人に見られてんのかな?

140 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/13 22:13:53 ID:pMn5689T
怖い顔したあなたたち
だな。
統一してなかった…

141 :名前はいらない:05/03/13 23:57:29 ID:qT+YfOVR
>139-140

「悲しい顔」のままで良かったと思う。
って、自分の感覚で言ってるだけだけど、
そのほうが、表情の読み取りに変化が出てきて面白いよ。
全部「怖い顔」だと、統一はされててもくどくなる気がするし、
面白味が薄れるような。
あえて三回も繰り返して、「怖い」を強調するって手もあるけれども。

まぁ人の好みですね…。

142 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/14 00:43:45 ID:X10qaFnf
なんにしても、2連目がくどい気がしてきた。
まぁいいか

143 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/14 01:07:34 ID:X10qaFnf
「雲」

君の顔した雲がある
当然形が変わってく
どんな変化をするのかな
君に聞いたら
「老いていくんだわ」
なんて真剣に答えちゃって
「たぶん老いるより醜くなるよ」
ってふざけたつもりで言ってたら

雲は鬼の形相になり
君も鬼の形相になり

僕は鬼を恐れ
僕は君を恐れ
僕は雲を恐れた

そしてすべては曇った


144 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :05/03/14 01:31:37 ID:yLPD/mQ/
>>143
やっぱりハギさんかい・・あっちにもコテで書き込めば良いのに・・
後半説明しすぎじゃない?2・3・4連は3行でまとめられると思うよ。
終行には心が通ってないなあ、、もっと読者にイメージさせる終わり方ってあると思う。
まあなんだかんだ言っても、アイデアとイメージに吹き出したんよ。面白い!

145 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/14 02:25:05 ID:X10qaFnf
たしかにまとめられるね…。
書いてるときにそこまで考えられるといいんだよなぁ。

あっちでコテ使わないのは
「あ、またこの人か。この人の詩は…」って
感じに評価されたら嫌なのかも
まぁもうちょっとここ限定コテでよろしく

146 :Y.TAKEO ◆GL19takeoY :05/03/14 03:54:50 ID:+vprH2uH




_______________ここまで読んだぞっと



すいません、おじゃましました。日を改めてきます。

147 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/14 07:50:03 ID:X10qaFnf
あら、こんな所まで。
お疲れさまです。


148 :名前はいらない:05/03/14 22:34:44 ID:LVvA49Yn
セン5殺伐としてるね。
しばらく様子を見ることにしよう

『プレビュー』
ジー・・・
音を立ててまわる映写機
暗闇の中
一本の光と舞い上がる埃キラキラ

白いスクリーンに映し出される映像
昔の私
あの笑顔も無邪気な仕草も
今はもうない

今はただ足を抱えて
一人此れを観る
暗闇の中

149 : :05/03/14 22:41:40 ID:cpwNjQ0z
あらまぁ困ったものですね これからも愛と信頼のセン5をご贔屓にドーゾー

150 :名前はいらない:05/03/14 22:47:55 ID:LVvA49Yn
>149
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

151 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/14 23:45:50 ID:X10qaFnf
下がるまで待つかな…はぁ

152 :名前はいらない:05/03/14 23:50:24 ID:DUcDiyDB
三日月の点滅

月の裏側
黒い兎が走り出す

速く
速く
速くもっと走れ

左顔海が吹き出してる
流しきったら眠れるさ
よろしく君の右顔
カラカラ笑ってて大丈夫?

早く
早く
早く振り返ってみろ


誰もお前なんか見てないだろ?

153 :名前はいらない:05/03/15 00:00:38 ID:VGCfsG8u
アラシじゃないです

おじゃましました

154 :名前はいらない:05/03/15 00:01:30 ID:VGCfsG8u
アラシじゃないです

おじゃましました

155 :名前はいらない:05/03/15 01:32:11 ID:2Z2cJ+5P
メモ帳

あのおばちゃん
使えないなあ
リアル過ぎ

156 :  ◆UnderDv67M :05/03/15 23:55:49 ID:Cp8DF90s
>>151
なに言ってんのアンタ そりゃ自分に自信が持てない証拠だ 男なら威風堂々と吼えろ

157 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/16 00:19:21 ID:Q0LM51o9
いや下げてくれ
ここはゆっくり出来る場所でありたいんだ
セン5みたいに流れの速いスレじゃなく

ごめん。頼むよ

158 :想いコト ◆doaGQuK4yU :05/03/17 20:02:38 ID:EGC3qURV
おや、久々に来てみれば別の方が。
有効利用してくれるのは嬉しいね。
ハギさん、頑張ってください。

159 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :05/03/17 23:49:09 ID:NsoFu/Lp
  「人の華」

洗面所の
蛇口の先から流れ出る
コロコロコロと笑い水
何がそんなに面白いんだい?

                  あのね 昨日ね 
                  お花を見たの
                  真っ赤な蜜は 風に薫って
                  真っ赤な蜜は イタチの好物

頬を染めて
水は笑う

                  森の間の 滝の下でね
                  赤いお花が 咲いてたの

160 :続き ◆6P3vWUZtcI :05/03/17 23:50:12 ID:NsoFu/Lp

何がそんなに面白いんだい?

                  だってね
                  そのお花
                  おしべのかわりに

赤い水が飛び散って

                  長い脚が
                  逆さについてたのよ

                  めくれた花びらが  とっても綺麗
                  知ってる?
                  赤い蜜を飲むと
                  お空は紫色になるのよ

                  お空は紫色になるのよ
                  ねえ


                  あなたも咲けるんでしょ?


161 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/18 01:07:36 ID:EfNZsKWL
「夢の続きを」

寝ていない
長日植物は花を咲かすが
私は違うから

寝ていない夢かい?
夢は続く

夢に夢を重ね
ここはどこ

胸騒ぎおさまらない
目が痛い
吐き気がひどい
音が散乱している
伝えようと必死に詩を
でも独り言

また起きた
そしてまた起きた
また…
ここはどこだ

最初に
寝た瞬間のがほしいのです

だしてくれあけてくれよだしてくれ
あけてくれだしてくれよあけてくれ
−−−−−−−−−−−
なんか昔もこんなの書いた気がする

162 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/20 21:28:30 ID:dDHRU/3b
「素敵な笑顔」
口を縫い
首を曲げ
目をえぐった

それでも笑顔が消えないので

耳をちぎり
鼻をおり
手を取った

それでも笑顔は消えない

なんだか怖くなったのは
すべてバラバラにした後

笑い声は消えない

俺の叫び声も消えない

24時、皆寝静まった


163 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/20 21:45:20 ID:dDHRU/3b
ただひたすら
消すの履歴を
消しまくって
白さえなくなればいいわ

気付いたら
消しゴムが消えてた

いやカスが増えてた

いや気付かないうちに

いや、やりたい事やってるんだわ

消しながら書いてたのね

164 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/20 21:46:21 ID:dDHRU/3b
「セメント」
セメントの中喘ぐ
僕の間脳視床下部
セメントの中叫ぶ
無意味な感覚細胞

固まった
固まってしまった
柔らかくはもうなれないから

彫刻の
彫刻のように
美しくなんかないんだよ

顔も
顔も平面に
綺麗に整えられたんだ

悪い事したから

165 :続き ◆6P3vWUZtcI :05/03/21 01:48:24 ID:gWnYINzd
ハギさんおばんですよ。作品乙っす。
被虐的なもの以外は、書かないのかな?

セン5は相変わらずと言うか何と言うか・・・
常に素敵な流れだなー…

166 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :05/03/21 01:49:34 ID:gWnYINzd
コテを「続き」に変えちゃおっかな・・・(´・ω・`)

167 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/21 02:05:19 ID:dxd2GlHa
今日はテンションがおかしいんですかね
妙にイライラしたりするし
まぁそんな感じで書きました


まぁおやすみ

168 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :05/03/21 02:45:47 ID:dxd2GlHa
「音」
深夜2時
大きな音が聞こえ
窓を開けると
静寂を切ってごおと鳴るので
僕はすこしの恐怖を覚え
後ろから「おい」と声が聞こえるので
僕はかなりの恐怖を覚え
すぐさま布団に入るのだった

逃げられないのに
一時的に

そんな音がするはずないと
落ち着いてまた眠るのだった


169 :名前はいらない:2005/03/21(月) 04:46:12 ID:MPKunn3e
確認

170 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/03/21(月) 18:02:22 ID:VwwcFwYf
「水面にたゆたう 葉と月と鬱」

一夜の宿りを求めて 塀を越えると
そこは プールサイドだった
静寂のプール
人気の無いプール
水だけが 飛沫に憧れて
揺れ続けている
プールの真ん中には橋が架かっていた
誘われるまま その上へ立ち
空の翳りを吸い込んだ

足元に
月が揺れている
揺れている
遥かな月は 水面の月は
地軸を結んで ゆらゆらと夜を押し流す

誰かへの土産のつもりだった 樺の葉を
プールに浮かべて
たゆたう光と闇に
放浪世界の船出を祝った

この千年
地球を回した旅人よ
巡礼者達よ
今夜もあなたの 銀色の宝石が
孤独を飾り
例えばこの 水面に憩う 私なんぞに
数珠の一つに連なることを 夢見させて
際限も無く 際限も無く・・

171 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/03/21(月) 23:35:42 ID:A2Ls/Z6p
「絵」
あんた
俺を書いてくれないか
俺の姿が見たいから

どんなに
汚い色だって構わない
俺の姿が見たいから

あんたはありったけの色を
俺に塗りたくって
「あわないな」
と呟いて

行ってしまった



172 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/03/22(火) 00:33:31 ID:yNToDsMe
ハギさんおばんですよ。
この詩のモチーフはなんなんだろうか?
3連に困惑と失望が見える、、

今日は天気が良うござんした。
外で宮沢賢治を読み返して、生き返った気になったよ。

173 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/03/22(火) 01:15:32 ID:SbYSYgjE
続きさんおばん

宮沢賢治…教科書に載ってた話なら覚えてるかな

3連は絵描きからのメッセージっていうのも
混ぜたつもりでして
まぁいろんなとりかたができるね


174 :続き ◆6P3vWUZtcI :2005/03/22(火) 01:35:36 ID:yNToDsMe
(#゚ω゚)ノ=3ツヅキッテダレノコトヤネン!

賢治さんの作品は根幹に自然を持ってるので、読んでて落ち着くっす。
最近限界を感じるので、偉大な詩人さんたちの知恵を拝借しようとしてるのさ。

>>171、行ってしまったっきりか、、切ないね。
んじゃおやすみ。

175 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/03/23(水) 22:25:24 ID:6294MLe4
限界

176 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/03/23(水) 22:29:38 ID:6294MLe4
みすった…○| ̄|_

限界っすか…
アイデアの限界ですかね
常にアイデアに溢れている人なんかそうはいませんからね…
アイデアが尽きない人が世に言う天才なんですかね

「影響力は」
ぶつかった
黄色い絵の具つけられて
ちょっと驚き

ぶつかった
青い絵の具つけられて
ちょっと悲しく

ぶつかった
ピンクの絵の具つけられて
ちょっとムラムラ

ぶつかった
赤い絵の具つけられて
かなり痛く
痛々しく

影響力は───…

「全部嘘ですよ」
と呟いた

177 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/03/27(日) 12:01:49 ID:0TGsPRvH
「たらいまわしの末」

食われ
腸の繊毛に
吸い取られ
回るはめに
汗か排泄か垢か
汚い、迷惑な話
あんたの一部なんかさ

突き破ろうか
小さい小さい

苦しめなさい
誰かの言葉


小さい小さい
誰かの言葉


自殺的な脳
言葉。

178 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/03/27(日) 12:11:31 ID:0TGsPRvH
通れば
なにか変わるかな
新しい私
好きよそうゆうの

    けどね
    変わらない所も
    あるのよ
    それでも通るの

良いように
変えてちょうだいよ
さぁ
種類はいっぱい

「エフェクターのCM」

179 :清掃局の者@春眠中 ◆6P3vWUZtcI :2005/03/27(日) 22:19:33 ID:os9XuFIJ
ちわ。元気だった?
>>177
「食われ」っていきなり始まるのが、たらいまわしでキーっとなってる感情が見えるようで面白いね。
でもやっぱり最後のまとめの言葉がイクナイ!

180 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/03/27(日) 23:06:38 ID:0TGsPRvH
自殺的な脳
言葉
小さい小さい

他所でこんな書き換えをしたりしてみたんだけど・・・

どお?

181 :清掃局の者@春眠中 ◆6P3vWUZtcI :2005/03/27(日) 23:53:54 ID:os9XuFIJ
「小さい小さい」が修飾してるのは「脳(がささやく)言葉」ってことでええんかいな?
そうだとして、ハギさんの書き換えはあまり効果がないと思うよ。
それから、最後は「自殺的な脳“の”言葉」ってくらいの説明的な終わり方じゃないと大抵の人には分かり難いのではないかと。
あとあと分かり難いと言えば「突き破ろうか」の以前と以後で話し手が変わるので、
「そこでささやく誰かの言葉/突き破ろうか//小さい小さい//苦しめなさい/誰かの言葉//…」
みたいに場面の転換が分かる文章を入れたほうが良いと思うよ。

それよりなにより俺がイクナイと言ったのは「自殺的」という単語のことだな。
それまでの展開とかなり温度差のある言葉だよ。他に表現は無いのかな?
もしくは「自殺的な脳」についてもう少し詩が続くと良いのかも。


…ああまた評価人気取り。
俺って…(´д`)

182 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/03/28(月) 01:00:37 ID:FEt2I1Gu
いえいえいつも勉強になります
順序だてるとわかりやすいですね
「自殺的な脳」って単語は
その前の文章で暗示しようかと思ってたんですけど
わかりにくいですね
密かに改作してこよ…

183 :清掃局の者@春眠中 ◆6P3vWUZtcI :2005/03/28(月) 08:10:16 ID:w7otUg2n
いや〜でしゃばりすぎたっす。
正直スマンかった。
んじゃまた。

184 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/03/31(木) 22:27:29 ID:Lfa6mlDY
「橋の下 三文小唄」

 チリン…


 んん…

 お早うございます

 冷たいですね

 夜のみぞれが鋭くて
 お腹の辺りに
 錆びた氷が張っています

 夜明けは
 昨日より少し、早いですか
 黒い雲と 茜が眩しい
 知りませんでした
 朝がこんなに長く
 皆が起きるのを、待っていてくれるなんて
 ここに捨てられるまでは
 針ひとつ 廻す間もなかったのに

185 :続き ◆6P3vWUZtcI :2005/03/31(木) 22:28:15 ID:Lfa6mlDY


 水は今日も 影を揺らし揺らし 時を過ごします
 対岸の靄も色めいて
 川下の街は、どこへ消えてゆくのでしょう?
 空は遥かな遥かな…

 がたん ごおーん ごおーん 

 ああ 始まりました 
 鉄の殻の上を あれが飛び交い
 川面を一瞬 震えさせます
 時間に従順な あれは
 昔の私と同じ…


 …チリン


堤防から
電車の音とともに
氷を踏みしめ 着膨れの老人が来た
小さなラジオを狗尾草の上に置き スイッチを入れた
割れた目覚し時計を見つけ ゴミ捨て場へ持っていこう と思った
ラジオが鳴り出した

 ―― あーたーらしーいーあーさが き たっ
 ―― きーぼーおのーあーさー だっ…
 ―― 


186 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :皇紀2665/04/01(金) 04:09:53 ID:A7lWXYrg
「ずれたあなたずれた」
右眼から茶色い泡
ふつふつ流れなくなった
右眼で見ていた
ずれなくてすむ
すべてがずれる
ゆがむ

なんとも思ってない
わずかでも見えればいいから
説明口調なのは
これを見せるため
見せたかった理由は
みんな綺麗な顔でなくなるから

もうずれているゆがんでいる
みんな

観察している
ずれてゆがんでいくのを

科学者を気取った片眼の主

「語れる変化なんて対したことないね」
誰が言ったかは知らないが

187 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :皇紀2665/04/01(金) 11:37:12 ID:A7lWXYrg
「スープの消失」

スープがなくなった
スープを冷ましてた
スープはどこから来てどこへ消えるのか
スープが見えなくなった

スープを流して
探しに下水道へ行く私を写真で撮った
写ったのは皿を持って何もできない私

そして皿を割った

スープが降ってきた

188 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/03(日) 23:20:53 ID:rMYRkBch
「牛は今日も眠る」

草木が凍える夜に
頭を垂らして 牛は眠る
吸い込まれそうな静けさに
耳を閉ざして 牛は眠る
逞しく伸びた鼻の下では
雲の絨毯が光り 音の無い稲妻
球の切れかけた電灯のように 固い瞼を照らし出す

肩の砂礫に
風が流れる

昔 牛飼い達が
手持ち無沙汰に描いた物語は
星砂に撒かれ
牛の鞍の小さな木小屋で 椅子を軋らせる男に
降り注いだ

189 :続き ◆6P3vWUZtcI :2005/04/03(日) 23:22:06 ID:rMYRkBch
牛は今日も眠る
月は 背骨の波を駆け上がり 天頂へと跳躍した
照らされた甘肉を覆うのは
這松の海 白樺の針
林立する陰に隠れた 野鹿達が
遥かな夜更けを願うために
月は輝き
牛は眠る


やがて
牛のあばらを 河となって流れる雲
地平線から溢れ出す 燠火


そして いつの頃からか
街が蜃気楼のように 尻尾の先に揺れているのを
知らず 牛は眠る

――――――
最近Dばっか・・・OTL

190 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/04/04(月) 00:27:16 ID:PlCugTq2
いるところいらないところの区別は
客観的じゃなきゃわからないからねぇ

あと、こないだはC+ありがとねー

「雨」
雨が降ってきた
大雨です
僕は傘を持たずに
雨を飲みに行った

意味はないのです
頭が少し弱いのです

お腹がいっぱいです
けど汚くなっているのです
お腹が熱くなりました
だれか助けて

助けて
発狂してしまいそうです

けど傘は降ってはきませんでした

そして
僕の体からも雨が降ったのです
------------
イジったら汚くなってしまった…

191 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/04(月) 07:26:50 ID:C3dZg7un
あらんあの作品はチミだったんかい。
>186とかも良いっすよ。
んじゃノシ

192 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/04/08(金) 01:07:13 ID:xPI8zfJQ
「普通」
うめき声が聞こえる
不特定多数の
走り抜けられる距離じゃない

優しい声が聞こえる
不特定少数の
罠なのか助けなのかもわからず

僕は
なぜか笑っていた
彼らも笑っていたよ

笑いの種類は別なのだが


僕は引き返して回り道をした

昼の出来事である

193 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/10(日) 00:01:41 ID:3CGpOP3f
灰色の桜
その下で泣く赤子
声を震わす
赤い口の

命だった
痛苦だけの 命だった



―――――――-
疲れた、、
何も思い浮かばねえんでやんの、、

194 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/04/10(日) 01:10:03 ID:bUWL5zM0
評価お疲れさま

俺も似た感じだよ

195 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/10(日) 12:34:42 ID:3CGpOP3f
>俺も似た感じだよ
またまたあ〜今週も3作品ばかり投下したでしょ?
ハギさんの作品って特徴あるから、名無しでも結構区別つくよん♪(190は分からんかったけど)
だんだん深みのある作風になってきたねえ。

んじゃノシ

196 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/04/12(火) 00:14:13 ID:MX0dmNGL
いやぁ脱線してるよ
自分で納得できる詩ができない
んで詩の書き方がわからないまま書いてる感じかな



197 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/12(火) 01:27:13 ID:IOm7PCzL
こういうこと聞いても良いのか分からんけど、
ハギさんの作品って、ユーモアと切なさのどっちつかずな視点が面白くて
無茶苦茶な情景へ傾く危うさがあって、
時々、そういった作品を書いてるハギさんが痛々しく映るんだけど、
俺がこんなふうに感じてるように読者に感じさせたいんだろか?
アホかと思ったら読み飛ばしとくれっす。

あとね
俺も含めて、評価スレにいる香具師はみんな思ってるよ。
詩の書き方がわからないって。

198 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/12(火) 07:39:58 ID:IOm7PCzL
「信仰」

街の緑色発光灯に 冒された
雲垂れる 新宿の
ビルの吐息
漂う臭い
漂う

人波に
飴の艶の
コートを着た
団子鼻の 女が歩き
足元を去る 剥げた舗装で
鳩の骸が 吸殻を集め
ヤニを吐き
流れる

法師
陰気な装束 乱し
やる気無し
錫杖を突く 鈍い音を
誰も聞かず
法師
誰も見ず
ぼやいた呪文 扱いかねて
屑捨て場へ捨てた
捨てた 顕現は
白い御仏を
動かして


ビニル袋 ゆるりと 宙

199 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/04/12(火) 18:09:17 ID:MX0dmNGL
まず本当にいつもありがとう
すごい助けられてます

危ういところにいっちゃうのは

ニルヴァーナってバンドがいて
その人たちのやる音楽が
急に静かなところから激しいところに
行く感じの音楽でね
その人たちの感じをだしたくて詩を
書き出したからかな

まぁなんか別物になってるけど


そうだね書き方なんかわからないよね
まぁとにかくリラックスしてみます

200 :名前はいらない:2005/04/12(火) 20:43:24 ID:Z2IwIQi1
ヽ(´ー`)ノ200げと☆

201 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/14(木) 00:22:57 ID:hDjCmP/X
亀レスだよん。
ニルヴァーナ、未だに人気あるんだね。
カート・コバーンが自殺したんだとかその位しか俺は知らないけど。
ハギさんの詩はニルヴァーナそのものだと思って読ましてもらうかんね。
会心の作、そのうち作れるといいねー。(俺も作っちゃるけん!)

202 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/04/14(木) 02:24:06 ID:thRCyVxD
ニルヴァーナにはほど遠し・・・
まぁ頑張るよ。
カートさんには生きててほしかったんだけどね。
>>200いらっしゃい
「負け」
カーテンが揺れる
見えない力
僕は手をくねらせ
カーテンを揺らす

ゆらゆら

眉間にしわ、額に汗
勝手に揺れる
僕は手をくねらせ
僕を揺らす

がたがた

落ち着け、馬鹿だ僕は
操縦できていない
僕は再び手をくねらせ
パイロットを揺らす

パイロットは僕をにらんで
手をくねらせてきた

203 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/19(火) 00:29:36 ID:5gf5L7qE
「回帰線」

色覚の疼きが止んで
ふやけて伸びて手に負えない 川
墨色に光る
内で
漉されたぬめりと 砕いた理知が 陰唇を開くように
忍び足で掠め取る
オウン オン オウン ―



ノイズを増幅回路にかけた
音が焦燥を
ひどく間延びした 焦燥を 散らせて
歪む
オウン オン オウン ―
音は可逆的に飽和状態の
チック症の鶏
目まぐるしい正負の入れ替わりに
気付いてしまうと狂う
狂う?
狂うと
眼球を刺し殺しても なお流れ込む 神経繊維がごぼりと
圧縮され 口の端から 盛り上がって流れる
音符の偶像が流れる


204 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/19(火) 00:30:12 ID:5gf5L7qE

空気の砕粒が
オウン オン オウン ―
うっとおしくて
腿で蹴り上げた
肩をひねり込み
鉛色に輝くコンパスを真似て
川沿いを 駆け
駆けた
体が弾む時間は
汗を散らすほど手持ち無沙汰で
刹那を息切らせて数える
時が
決して止まらない
誰でも知っていることだけれど

オウン オン オウン
オン ―


205 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/19(火) 00:31:02 ID:5gf5L7qE

橋の円筒台に 染みた亀裂が入り
その10メートル上を
巨大なトラックが過ぎた
レントゲン撮影の要領で
頭から尻へと回転した
眼前の回帰線が
ナトリウム灯の中心で 破裂した



言葉が
暁光よりも息み 叩き
韻律が雲を叩き
痛い?
オウン オン オウン ―
二の腕の境界から
流れる路面へと射出された
言葉が滑空した
垂直に上昇した
空に
言葉が 怪鳥の影に変態し
オウン オン オウン ―
翻り
乱れた息を切り裂いて
走れなくなった俺は
吸い込まれた

―――――――――――
酔っ払った詩が書きたくて、とりあえず酔っ払ってみたけど…

206 :名前はいらない:2005/04/20(水) 04:09:53 ID:oWAMfFnJ
詩の世界で「カタカナを使うのは良くない」と昔どっかで習ったよ

207 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/20(水) 07:06:08 ID:/cUaLZfj
(=゚ω゚)ノオヒャヨウ
それは何故ナゼ?


208 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/21(木) 00:24:00 ID:TBu/mdN8
203‐205推敲差し替え 長くてスマソ
「回帰線」

色覚細胞の疼きが止んで
ふやけて伸びて手に負えない 川
墨色に光る
内で
漉されたぬめりと 砕いた理知が 陰唇を開くように
忍び足で揉み合う
オウン オン オウン ―



ノイズを増幅回路にかけた
音が焦燥を
ひどく間延びした 焦燥を 散らせて
歪む
オウン オン オウン ―
音は可逆的に飽和状態の
チック症の鶏
目まぐるしい入れ替わりに
気付いてしまうと狂う
狂う?
狂うと
眼球を刺し殺して なお流れ込む 神経繊維がごぼりと
圧縮され 口の端から 盛り上がって流れる
音符の偶像が流れる

209 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/21(木) 00:24:40 ID:TBu/mdN8

空気から析出した微粒子が
オウン オン オウン ―
網を張った
鬱陶しくて
腿で蹴り上げた
肩をひねり込み
鉛色に輝くコンパスを真似て
川沿いを 駆け
時空をモグラのように
駆けた
体が弾む時間は
汗を散らすほど手持ち無沙汰で
刹那を息切らせて数える
時が
決して止まらない
誰でも知っていることだけれど

オウン オン オウン
オン ―

210 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/21(木) 00:25:52 ID:TBu/mdN8

橋の円筒台に 染みた亀裂が鳴る
その10メートル上を
巨大なトラックが過ぎた
レントゲン撮影の要領で
前から後ろへと回転した
眼前の回帰線が
ナトリウム灯の中心で 破裂した



言葉が
暁光に冒されたよりも 息み 叩き
韻律が雲を叩き
痛い
オウン オン オウン ―
二の腕の境界から
流れる路面へと射出された
言葉が滑空した
垂直に上昇した
回帰線の切れ端が
埃っぽい旋風を巻いた
空に
言葉が 怪鳥の影を広げ
オウン オン オウン ―
翻り
乱れた息を切り裂いて
走れなくなった俺は
吸い込まれた

211 :名前はいらない:2005/04/21(木) 04:51:58 ID:5aYtvfzu
>>207
10年以上も前の事だから理由を思い出せない
なんでだったのかなぁ?

212 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/23(土) 20:53:02 ID:gptQ/85x
「回帰線 U」

   撒かれた

   公園に タンポポの黄色が撒かれた

   撒かれた

   衰弱した月に 街の灰白質が撒かれた

   撒かれた

   象皮病を患う焚き火が匂って
   振動する炎の舌先を トラックが 轢き
   火の粉が撒かれた

   無数の赤い輝点が 包絡線に向けて
   生を止め
   粒子の海の 膜合いへと

   撒かれた


回帰線の上を
乳色の幼虫が 這う
肥大した節腹が ずり乱れ
幼虫が盲然と向けた 頭の延長へ
回帰線が折れ曲がる
言葉の先で 幼虫を突いた
つまみ上げた
半透明の筋糸が 闇に張り切れそうな
言葉の震えを伝えた

213 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/23(土) 20:54:18 ID:gptQ/85x

川が また
淫靡な瑪瑙色を 垂らして
倒れこんだ 俺を誘った
顔が火照って 冷たいエーテルが粘性を失った 2738秒
2738秒間 己の硝子襞の湖底へと沈み込む ワルツの鼓動の窒息に
家のドアノブを回した感傷が
腕の中に絡み付いてきた


言葉が突いた
    言葉が捻じ曲がった
        言葉が墜落した
            言葉が膝を曲げた
                言葉が堪えられなかった
                      言葉が





―――――――――
以後はここに籠ろっと。

214 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/04/23(土) 23:34:45 ID:q/kyR13/
「山積み」
握りつぶしたのは
おにぎり1つ
食うのって面倒なんだぜ

これが俺になるなんて
信じられないもんな


握りつぶした米は
俺の手から二度と離れなかった
俺の乾燥した手からは


−−−−−
久々に書いたなぁ・・・・
何も考えなかったから微妙・・・
とりあえず載せてみる

215 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/24(日) 22:52:14 ID:n4CqMobb
「漏斗の造形」

烏が曇った
見上げれば 艶やかな緑の球
柔らかな椿
赤く渦巻いていた

車がごぅん と
回って
渦の中心に消えた

漏斗が 瞬間 美しいのは
有機的な速さが 涙の大きさで捻れるからだ
重力の 幾何学模様が
椿の深い襞に落ちる

椿は女になりたかったのか
女は椿になりたかったのか
ともあれ
地球の一点に あなたはいた


――――――――――
お帰りーっす。

216 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/24(日) 23:57:44 ID:n4CqMobb
  「名残の中で」

硝子瓶の底に似た空が 両目を射抜いて
道に転がる蜜柑の色が 両目を射抜いて
春を突く アオハダの緑が 両目を射抜いて
軒先の うるめ鰯の輝きが 両目を射抜いて
何の波紋も起こさない

旅にすら見放された
陽光にすら見透かされた
幽霊の頭の裏で
視覚がチチ…と音を立てて
褪せた写真の横に並ぶ

岬を越えた坂道が
丸い海原を吸い寄せて
叫ぶ
―― ついに俺は幽霊だ!


この半島の 堅い道が完結した
創世紀の名残の世界で
干渉縞の光が欲しいと ほうぼうに立ち現れる
幽霊達が
アスファルトの匂いゆらめく
陽炎に沈み 消える

お前は今 居るよと
見つめあった 
石垣の苔は 指の下
確かな柔らかさがあった

217 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/25(月) 00:17:15 ID:iivZfjPP
夜半の濛雨がこだまする
卑小な部屋 むせかえる闇
天井は 布団へと雪崩れ
夜半の濛雨がこだまする

窓越しに 路地を見下ろす
街灯の下の 水溜り
雨粒が飛び込むたび 刹那の光の輪を描く
そして
目を凝らすと その中に
歪んだ口で せせら笑う
死霊の顔が閃くんだ

漆黒の水溜りの中 光芒がはじける
そいつがいる

「なぜだ… 」
と問えば
「ナゼダ… 」
と返す
声が雨音に似て
答えが怯えさせて
こだまする音の中 何度も
死霊の顔が閃くんだ

――――――――-
初めて書いた詩なんだけど、ようやく完成した気がする。

218 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/04/25(月) 01:51:53 ID:3WaoXGQk
ただいま
初めての臭いがない感じになってるね
俺の処女作はなんていうかヤバいよ。
「赤い人」

目立つ赤い服
視界にいれない
彼はゴミ捨て場で寝てる
捨てられた

赤が茶色になり
臭くなって
さらに
視界にいれない

赤い服をやめ

彼は彼らになり
彼らは私になり
私は社会になり
社会は常識になり
常識は法となる

血を絶やさないようにしよう
無理。
血は流すものだから

赤い服はゴミ捨て場で寝る

−−−−−
うーん。詩を書けるテンションじゃないのに書くもんじゃないか…

219 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/26(火) 06:52:26 ID:TBu7DpIj
 「Mr.Steepee」

尖った沃素の結晶が 川面を砕き始めると
屈強な橋が 夜を 雲の袋に押し込めた
街は全てSteepeeの手下
指を鳴らせば 街灯が
ゼロの瞳で 八つ裂きにする
速射砲の弾道で
闇のノイズを ずたずたにする
気の狂れたB♭ブルースは ウッドベースを蹴り倒し
汗みずくの吼え声が 路の弧線を駆け巡る

窮屈な矢印の上で 103デシベルの振幅を作る 車のヘッドライト
すり抜けられた事故死は 憎いのだろう
ピアノを両手で絞めつけて 八重の悲鳴が上がる
光を弾くひな菊の 無能な赤に 
街は涙する
笑いを堪えきれずに

路地裏の 腐った蜜柑の臭いのする光が
Steepeeを隈取り
影は糸を引いて滴る
Steepeeは浮遊する
サクソフォンに絡め取られた羽虫の軌跡が
街を鞭打ち
側溝に空いた穴から ヴィブラートの声が漏れる
並び建つ家は 四角い子宮を孕ませて
溶けた眼球が 金属質にささめいた
街が頭を垂れる上に
Steepeeは 遠く
雲の中に消えた

220 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/26(火) 06:54:56 ID:TBu7DpIj
ごめん218は面白味があったんで笑ってしまったよ。
処女作のヤバさ加減、いつかお披露目して欲しいっすー。

221 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/26(火) 07:51:44 ID:TBu7DpIj
敬虔という言葉は
幾度かの飢饉を経て 尽きてしまいました
今 祈りの儀式は 番号を唱えること
それだけです


―――――
そのうちきちんと書き直すっす。

222 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/04/26(火) 19:38:07 ID:H9CE5dzL
「太郎」
援交で会った少女が
あまりに幼かったので
金払って帰してやった

次の日その少女が
「ちょっと家まで送ってくんなまし」
って言うから
郊外の家まで
送ってやった

「ちょっと家にあがりませぬか」
って言うから
お言葉に甘えて入った
きれいなお母さんがお出迎え

酒池肉林

夜は来ない
明るすぎる未来
地平線は明るく
本物の夜は引きこもりの部屋に

223 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/04/26(火) 19:39:08 ID:H9CE5dzL

酒池肉林

家から出たのは
1週間後のはず
最後に箱を渡されて
「けっして開けないでくれ」
とか言われ

そう
俺は700年後にいて
箱を開けるしかなくて

開けると煙がでて

俺はあの少女になってた

224 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/04/26(火) 19:42:43 ID:H9CE5dzL
処女作はもうね
ハジケてるね



225 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/30(土) 02:01:57 ID:MnO4zo2O
    「ぃぷぃ」

ぜろろ

   どぉーん でん だーん
おぜぜ

   どぅーん どん でーん
きちを

   どぉーん でん だーん
たえずー

   でぅーん だん だーん
                    げろろ

                       どぉーん でん だーん
                    おげげ

                       どぅーん どん でーん
                    きゅうり

                       どぉーん
                       ん

                    もせせ

                       でん

                    なげくー

226 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/30(土) 02:05:26 ID:MnO4zo2O
>222-223
これか?これがそうなんかー?
ちゃんと酒池肉林書いたら完成っすね(*´Д`)ハアハア

227 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/30(土) 10:57:01 ID:MnO4zo2O
「漏斗の造形」

烏五羽の曇り夜
見上げれば 艶やかな緑の球
柔らかな椿
赤く渦巻いていた

車がごぅん と
回って
渦の中心に消えた

漏斗が 瞬間 美しいのは
有機的な速さが 涙の大きさで捻れるからだ
重力の幾何学模様が 椿の深い襞に落ちる

女は椿に憧れて
糜爛糜爛と嘘を吐いた

――――――――――――――
創作詩スレの曾村益廊氏の話を見て、推敲してみた

228 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/30(土) 14:11:58 ID:MnO4zo2O
「橋の下 三文小唄 U」


じょんがらびんべんばーみやん
くるうくルック酢くライン
おげぇインラインおげぇ

朝です
クソまずいウイスキー五千兆個分の
湯気になった金色が
見事にクダを巻いてます
巻いてます巻いてます錐揉み回転しています
透けた緑の縞模様
カラスノエンドウの葉の螺旋が 美味しそうです
もしゃもしゃすると エロい産毛と朝露が
土壌汚染のいがらっぽさです

近頃は 星を見て 気持悪いと思う人がいるそうです
やがて 野原を見て 気持悪いと思うようになるでしょう
私が膣内に住めなくなる日も もうすぐです


229 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/30(土) 14:28:03 ID:MnO4zo2O
「春と呼ぶべき」

ファントムスポット アブラクサス
頭上へ伸びる ヘリオトロープ観測台
青天の霹靂と 四次元からの漏洩
溺れた月には 無限軌道車の 轍
ちゃちな手で誘い出された虹は 失速して 爪先に落ちる
変曲点を持たない彫塑は 360°の輪郭
陽はウレタンの椅子を裂いて
天窓が 螺旋の石膏階段の中心を 射抜く
今 霞の遠近法の中
太陰暦は廃れ
光子ひとつ分 蒸発した 眼球に
明るみになる ルミネッセンス

230 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/02(月) 00:18:50 ID:Zk924mjL
「30%」
なぜ俺は 破裂しそうになりながら 床に転がってるのだろう

231 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/02(月) 22:08:04 ID:M8876igt
>>230
うわあこれは酷すぎる、、
うあーやべえ、、

232 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/02(月) 23:06:33 ID:M8876igt
「電車の中でやたらと感じていたのは二次元少女の弾力」

山が青黒い腹上死 木偶の巨魁の縮小画像
クラッシュアンドキャストストロウ 銀色が全てをつつがなく
直線に変える魔法のオーロラ
日々うっとりと

ざらざらがざーざーざらざら 試しに
ゲシュタルト崩壊って言葉を使ってみないか?
君達の てらてら光る 頬の悦び
褐色の面の皮を フィットしてみたい
最近 島崎さんがはびこってるの?

イキッた畸形肥大化をゾクゾク感じるまで

233 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/05/02(月) 23:42:47 ID:tDcytoKF
「大人」

よくかんでおたべなさい
ささやかれ、かおがあかくなる
はやくおふろにおはいりなさい
ささやかれ、かおがあかくなる

ぼくはあかく
あなたはしろいかおでした

よなきがやみません
産まれるまえのきょうふが
いまだにきえないのです

よなきのたびに
あなたはしろいかおで

もういちど

ぼくを産みなおすのです

そして
ぼにゅうをくれるのです

234 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/05/03(火) 03:09:09 ID:oIz2nOty
「ぺったんこ」

平面の時代がやってきた

信じられるのは
この手と目と鼻と耳と舌だけなのに

平面はねじらなければならない

そうラザニアは嫌いだ

絵は平面ではない

ディスプレイは平面である
ディスプレイはねじらなければならない

男の胸は平面ではない
もちろん女の胸は平面ではない

鏡は平面である
ねじらなければならない


人は平面である
ねじらなければならない

まぁひねるのが限界だろうが

私は平面から出てくる

235 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/05/03(火) 03:11:21 ID:oIz2nOty
曾村氏はすごいよね
詩人の域を出てると思う

236 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/05(木) 21:34:10 ID:+nIAhr9b
「道程」

静電気が走る
リスが走る
子供の癇癪
雨がやってきた

山あいの町は 暗く
ツユクサだけが 滲んでいた
雨宿りする 軒先で
思う
何度も何度も
何度も何度も
何度も何度も何度も何度も
心の描き方を

雨は
泣き疲れたように小降りになって
雲が裂けた
プリズムの粒が
光った

光の木々
光の車
光の錆びた看板
光のミミズ

光の涙

俺の肩にも 光は降って
いつかは お前に降るだろう

237 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/05(木) 21:35:25 ID:+nIAhr9b
>235
創作詩スレ、続けて欲しかったね。

238 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/05(木) 21:46:50 ID:+nIAhr9b
「始まり」

どこの誰が あんな詩を掲げたのだろう
恥ずかしかった
立ち止まる俺と
行き過ぎるあなたが

239 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/05(木) 22:26:26 ID:+nIAhr9b
「みすしな峠」

―― 天気も あやしくてさ 道もすっかり 霧に覆われちゃって
   うん、
   霧だか雨だか分からないような 水の粒でさ
   体中が濡れちゃって、、、
   道端に 大きな土管が 横倒しに置いてあったから
   そこでしばらく休んだんだよね

―― 土管?

―― うん
   ねえ ちっちゃい頃に 土管の中で遊んだりしなかった?

―― ええー、、
   無いよ
   普通は無いんじゃない?

―― そう?
   俺の住んでた所じゃ 公園なんかによく置いてあったんだけどな、、、
   声がすごく響いて 手を突っ張ると 土管の中でくるくる回れて
   面白いんだ

―― ふーん

―― それで、土管の中でメシ食って 穴から霧を見たりとか 
   土管に響いてる風音 聞いたりして
   また 出発したんだ

   少し行くとさ 土が黒くて 荒い砂粒になって
   「ああ、これが火山砂丘か」
   って、、、

240 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/05(木) 22:27:14 ID:+nIAhr9b

―― きれいだった?

―― うーん、、
   霧で視界も無いしさ 風邪も強くて
   殺伐とした感じだったな
   ちょっと怖いんだけど
   お前に見せたいなって思ったよ

―― 、、、


241 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/05(木) 22:28:27 ID:+nIAhr9b

―― それで せっかく来たんだし と思って
   砂丘を登ってったんだ
   向かい風で霧雨かぶりながらさ
   霧雨、、ひどくてさ
   視界が真っ白で
   黒い砂地が 十メートルくらい見えるだけなんだ
   霧の白さがまだらになってさ
   こう、、、
   風で霧がバラバラにちぎれて 飛んでくような、、、
   それが
   白い幽霊たちが 何千 何万って
   俺の後ろへ 飛び去っていくようで
   しばらく見とれてた

―― すごいね 映画みたい

―― うん
   
   その後 帰りに 村の食べ物屋さんに寄ってさ
   人の良さそうなおじいさんが店主でさ
   砂丘のことを聞いたんだ
   そしたら

   「あすこは昔から 霊魂の通り道って言われててねえ
    島で死んだ人は みなあすこを通って あっちへ行く
    島の言葉で みすしな峠 って言うんさ」

   ってさ、、、

――

242 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/05(木) 22:30:22 ID:+nIAhr9b
>>240
風邪じゃなくて風だね
orz

243 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/05/05(木) 23:22:06 ID:bi8T+Img
創作詩では
本当に考えさせられて
んでここにこもるに至ったんだっけか

どうでもいいけど
作詞作曲に挑戦中
詩に対する見方がかわるねこりゃ

あとセン5見てたよ
お疲れさま

244 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/05(木) 23:38:25 ID:+nIAhr9b
>あとセン5見てたよ
>お疲れさま
いやまあ勝手に疲れただけなんだがorz

>作詞作曲に挑戦中
>詩に対する見方がかわるねこりゃ
器楽を昔やってたけど、それに詞をつけるなんて考えもしなかった。
素人目で「リズムに対する感覚」が変わるのかと思うけど、
どんなもんだい?

245 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/05/06(金) 01:35:00 ID:n7iEvQ89
もちろんリズム感でるだろうし
韻を踏んだり、音程も考えて詞を書くからなぁ
なんていうか
ルールの中で作る感じ


246 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/06(金) 23:39:55 ID:eXm1Rfdw
うっぎゃあまたやっちまった、、、
>236撤回させて、、、推敲しとく

どうもこのスレにカキコする時って、急いじまうんよね。

>245
80レス辺りにあった、テラとツカサっちう違いやね。
そういや昔、好きな楽曲に歌詞つけてみたことがあったけど、
詩としては糞だった。
全く別物やね。

247 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/07(土) 00:58:29 ID:anGGrj3M
「ブラスサウンド チョコベビー」

雪解け水が 口の中をガシャガシャにして
帰り道がわからない

川を抜ける空は 殴打の匂い

堤防の 斜めの肌触りに 腰かけて

トランペットの甘いメタル・マウスピース
掌の上で
思い出よりずっしりと 地面に引かれた
転がすと 丸い音叉が振れては戻り
そんなふうに
昔をなぞるな、、

溜息が漏れて
小さな雲がひとつ 生まれた
青の中の 丸っこい手は
滲んで もうすぐ消えるのか
煙になれなかったベビー


248 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/07(土) 00:59:15 ID:anGGrj3M

トランペットの甘いメタル・マウスピース
唇に当てて お菓子の歌を吹いた

 ―― マーブル マーブル ぽろぽろこぼれて
 ―― ドレミの歌が 聞こえるよ
 ―― ピンクのマーブル ころころ逃げて
 ―― あの子の指輪に なっちゃった
 ―― マーブル マーブル とことこ急いで
 ―― おうちで母さん 待ってるの?
 ――

河原の石ころ
走る犬
動かない街
止められない陽
やがて
ブラスの中に ラピスラズリの世界が映る
青金色に縁取られた 黒い四角が
冷たく 俺を
待って



帰り道?
知るもんか


249 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/07(土) 01:56:08 ID:anGGrj3M
>247
×丸っこい手
○丸い手

ああ俺って奴は、、、
しばらく一人チョークスリーパーしときます。
ハギさんスレ汚しゴメン。

250 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/05/08(日) 12:03:44 ID:j5jDYZGc
いやいやスレ汚しだなんて…
てか梁山泊準チャンプおめでとう!
すげーよまじまじ

「あいつが書いた猿」

あいつが書いた猿は
足が50あり
手も50あった
ちなみに
指はそれぞれ10だ

猿だ
まぎれもなく

あいつに
なにがあったんだ



251 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/05/08(日) 12:04:21 ID:j5jDYZGc
「中」

厚い雲から降りてきた石
不思議な帯を撒き散らす

大気に勝利しやってきたそれ
町がひとつ静けさをまし

あいつが引き金を引いた時
俺のまわりは静けさをまし


赤いマグマが噴き出した
止まらず流れ

地響きは止まらずに
震えは止まらずに


やりやがったなこのやろう

意識は土の中へ

252 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/05/08(日) 12:05:54 ID:j5jDYZGc
「考えさせろ」

思考不足さ
目線はあちらこちらに
誰かは言うだろ
爬虫類みたいだって

甘味不足だ
水じゃ足りない
誰かは言うだろ
甲殻生物みたいだって

折れたアリの足

共食い

抜け殻からは



253 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/05/08(日) 12:09:50 ID:j5jDYZGc
「創世」

空から水
水は何日降ったのか
これを覆うほどに

土と交ざり
動く水が出てきた

水は水を必要とした
消えないために

水は水から離れようとした

水のくせに

水たまりは浅い
子供がまた踏み潰して行く

254 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/09(月) 01:03:42 ID:CkGBLijr
>250
ありがとう!
まあでもまぐれくさいので、、、
頑張りまっす。

255 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/16(月) 01:49:53 ID:4Kic6A5w
   「幽囚」

今 俺のたてがみは振い落ち
冷たく地をはき倒れこむ

闇のねもとに 蒼がさす

あの光がこわい
あの光がこわい
とどめようもなく 
星のめざめを撃ち落とし
ものみなの死を 分かちだす
あの光が憎らしい

俺の時間を くれてもいい
細切れにして 消してもいい
敗色のるつぼから 
今 ようやく枷をとかれた
しじまのひとがたが
立ち上がるまで
どうかあと少し
待って


256 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/05/18(水) 23:46:03 ID:A1L599Ae
月のない夜なのに
俺はおさえきれない

破壊衝動が俺を支配し
見えない月を呼ぶ

ほえた後の虚しさなど
理解できるだろうか

光る目は
月に見え

自らの月に

威嚇を続ける猿に
居場所はないのだ


だからあいつは

やった

257 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/21(土) 08:56:01 ID:4uYXlGpS
「羅」

風が ビルの格子を撓ませて
八裂の蛇の稲妻が走る
言葉の洞に注ぐ怒り
怒りの舌先を潰す平面
捨象を繰り返して ならされた
モルタル螺鈿の平面に
裂けた舌の 血が貼りつく様を見て
脳味噌が熱り立った羅羅羅

蛇の目のスリットに
垂らした虹の混濁模様の
変化が 円周を保てずに
意識を垂直に破壊する

言葉の力学と
命が剥がれた蛇の
臭い鱗を繋いだかに見せる













258 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/22(日) 00:25:33 ID:2bcXWFFz
「Miles runs the Voodoo down」


In his

quiet places her own

Worlds are born.

259 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/05/22(日) 16:28:21 ID:MBBB3pqI
「自己否定」

木が揺れています
風のせいでしょう
皆そう言うに決まってます

でもあなたは
木は自身で揺れていると
言うのですね

いったい自身で揺れて
なんの意味があるのです

なに?
意思表示?

馬鹿をいっちゃあいけません

だいたいねぇ─────

君は
砂糖を欲している

260 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/05/22(日) 16:30:46 ID:MBBB3pqI
C+もらっちゃったよ



261 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/22(日) 17:27:49 ID:XP5vz4+o
>260
良いなあ、、、
俺も糖分採ってから投稿再開するか、、

262 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/05/26(木) 14:57:47 ID:1CpfZ6JO
「大人になるわ」

五月晴れの空の下
田舎道を歩く女学生は
田舎に似合わず化粧する

田んぼの横に差し掛かったとき
隣でカエルが跳ね
女学生を馬鹿にする

失礼しちゃうわ

なんて古びた言葉

五月晴れの空の下
田んぼは光を反射し
まだ幼い稲が
背伸びしてるように見える

カエルは彼女を静かに見送った

263 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/05/26(木) 14:58:50 ID:1CpfZ6JO
なんか意図不明って言われちった

264 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/28(土) 18:17:00 ID:yXF9bsqc
    「四半節」



 雲消え 硝子の青は冴え
 冷ややかな鈴 すすきを撫でる



 ほおずき 濃ゆく 世を照らし
 つれない空が 陽を捨てる
 陽は 未練たっぷりに
 三毛の首根を掴むので 俺は
 ニャアとも言えず 爪立てられず
 ただだらだらと 四肢垂れ流し

 ああほら 黒水スミレがやって来た。

 − やあ君 こないだ カブトムシの子は 元気で いるかい?
 − ぷっくり太った 可愛いやつかい?
 − 土に潰され 腐れているよ
 − ねえ君 オミヤゲ あげよう
 − クモナギ山の 木草の澱さ


265 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/28(土) 18:17:43 ID:yXF9bsqc

 黒水スミレは
 唐草絣の大きな風呂敷
 ぶちまけた

 かさかさりかさ かさりか さ

 紺と朱に 世はうるみ
 ささくれて 落ち葉散る
 おお ちべた
 ぬばたまの 髪濡らし
 宵闇 そぞろに 垂れては垂れた


 − さあ君 私はもう 行くけれど


266 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/28(土) 18:27:33 ID:yXF9bsqc
>263
259では失礼したけど、
ハギさんの作品って、初めの頃に比べると
感情の色が見えるようになったよ。
言葉の意図も明確になってきてると思う。

>234と>253が面白い。
>262はハギさんに似合わず(失礼?)綺麗な作品だね。

267 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/05/28(土) 21:55:33 ID:ZP0hjhlF
いつも感想ありがとう
なんか一方的ですみません

感情が出てきたのは
なんだろう
まぁそういう時期って事で


268 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/05/28(土) 21:57:43 ID:ZP0hjhlF
「俺の(泥の)笑顔は彼女を作るだろう」

俺の中身はたぶん砂の固まりだろう
砂がこぼれないように水で固めてるだろう
砂の中心部は泥で、笑顔があるだろう
泥の笑顔なんか想像したくもないだろう

けど俺には君の泥が見えてるんだよ

泥の笑顔は綺麗でしょうね
泥の笑顔が癒すでしょうね
君の笑顔は綺麗でしょうね
君の笑顔が見えてるんだよ

砂の芸術は素晴らしい物でしょう

俺には君の泥(での姿)が見えてるんだよ

269 :ハギ ◆y7XUmHaaYQ :2005/05/28(土) 21:58:56 ID:ZP0hjhlF
最近デビッドボウイにハマった
歌詞では凄い位置にある気がする


270 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/30(月) 17:37:00 ID:Q9bPi+HO
「蹂躙」

難破島が曇天に胎まれている
海の中の懸崖にブダイの球が無意識を純化させ
私の右脚は白い樹状の塩を噴く



イエスの足跡は消えた
しかし悪魔の荒野は消えない
捨象された涙が身投げを繰り返した涸谷に
宇宙が歯を立てて
私の左手は黄金の岩影で潰れる



牧歌的な丘の上から
鳥の舌の切り口
草葉の脆さ
血の叫びを吸い上げた深紅の空も
街に近づくにつれ屈折し
ニット帽を被り簡易椅子に腰掛ける
写真家の指先に触れるだけ




271 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/30(月) 17:37:40 ID:Q9bPi+HO

寝台が受け止める彼女の腰骨
白というよりも蠢く幼虫の音に近い
腰骨の視覚上の硬質さへとマッチを擦る
発火したのは
私の眼球だった

感情は灰皿の中に全て収まっている



自己死の予兆は始まっている
時空は蹂躙されている
言葉と命の盲いた強靭さなんて
念じるだけで簡単にほどけてしまうのだ
どう死のうかどう死のうか
私は息を継ぐ方法と
文字の伝播を遮断する方法を考える


272 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/30(月) 17:56:11 ID:Q9bPi+HO
>269
なんかメカ漢っぽいタイトルとジャケのCDを友達に貸してもらった記憶があるよ。
曲は、、、覚えてないんだけど。
ハギさんの邦訳でその凄さを晒すんだ!

273 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/05/30(月) 20:19:40 ID:PcLa5nzM
「スペース・オディティ」

管制塔からトム小佐へ
管制塔からトム小佐へ
ピルを服用し、ヘルメットをつけろ

管制塔からトム小佐へ
カウントダウンを開始する
神の御加護があらんことを


管制塔からトム小佐へ
おめでとう
今ならカプセルを外に出せるぞ


トム小佐から管制塔へ
ドアから出ました
宇宙空間を浮いています
そして星達がいつもと違って見えます

ここで缶に座っている
世界から遠く離れた
地球は青く
私に出来ることは何もない

274 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/05/30(月) 20:21:00 ID:PcLa5nzM

1000000マイルも離れた私の気分はとても────

私は宇宙船とどこへ行くだろう
妻に愛していると伝えてくれ


管制塔からトム小佐へ
あなたの判断は間違っている
聞こえているか?
聞こえているか?
聞こえているか?
聞こえ…

ここで缶と浮いている
月から遠く離れた
地球は青い
私に出来ることは何もない

275 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/05/30(月) 20:24:19 ID:PcLa5nzM
これが一番好き
曲と合わせて聞くとよりいいです

ジギースターダストって曲もいい

レンタルでいいから聞くのをすすめるよ

276 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/07/03(日) 03:13:48 ID:PGOD2a2R
「正常という狂気」

今日未明
自転が止まりました

夜の側にいた人は
あまりの寒さに
昼の側に移住しました

公転による遠心力によって
夜の側が宇宙空間に吹き飛びました

昼の側も時間の問題で
重さが軽くなりすぎて
粉々に砕けてしまうでしょう

以上
昼のニュースを昼側からお送りしました



277 :早も:2005/07/03(日) 03:25:13 ID:x8AsOeG2
成!↑

278 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/08/21(日) 02:17:50 ID:hsYkftab

「原生代」

夜が濛雨を光らせたのだ
お前は雲から街を見上げている  雨が昇る  地上には
金色の泡がかちりかちりと浮かび 川が些細な死をあやし
ながら垂れていく  雨とは鮒の時代の残り香なのだろう  
  めくれた鮒の胃の腑をひとつの石が透過してゆく  
お前の静かな呼吸  沈む小石から立ちのぼる有機の記憶
  鮒の時代の残り香のように思われたものが より人間
のほうへと近づき  苔の匂い 性の象形 もうひとつの
闇  石は翻り 鮒になった  尾ひれが巻く波紋  石
の水輪  雨が昇る  雨を吸う  形の無い瞼を閉じて
 椿が煙草を燻らすように お前は家の扉に手をかけて 
虚無を精巧に操る  頭上には鱗を模した電車がしゅるし
ゅると浮かび
現在という時代の砕流に曳航線が記される

水を撥ねる車の音に続いて錆びた蝸牛が崩れて失せた
女の尻にも似た悦びは雨を抜けて人へ街へと広がった


279 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/08/21(日) 02:22:45 ID:hsYkftab
コテを変えた。
もう誰も見てないのかもしれないけれど。

ハギさん音沙汰無くてゴメンよ。

280 :名前はいらない:2005/08/21(日) 02:33:54 ID:2oitdhmf
…【霧の口笛】を書いてらした方ですよね?
また、その詩を読めるのは嬉しい事です。

281 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/08/21(日) 02:38:58 ID:hsYkftab
をを、
読んでくれてたんだ♪ありがとう。
どうも俺は詩人じゃないんでサクサク作品が思いつかん。
のでDAT落ちさせてしまった、あのスレ、、、
ここでマイペースで書いてくよ。以前みたいに。

282 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/08/21(日) 03:04:49 ID:hsYkftab
  「静物」


亀裂のような五本の指を 俺の眉間へと伸ばし
川が垂れる そして
凍る こだまが 
めをひらく


くさとつちのけだるいにおいにもにたこえが
むげんのはいのうのあわいのなかに
私はきをうしないました

せいじゃくはまちのしょうきですか?
しょうきはかりうどのようですか?


偽証に飽いた過去から
遺跡となった未来から
光の褪せた雨音から
言葉の無い呼び声がする

君は虚無の運河を見たことがあるか?
櫓の傍らには 打ち揚げられた女が
首をくの字に曲げて
頬を叩く雨音を 聞き続けている

死せる痛苦 あるいは
死せる快感が
時の奥底で 静かに
雨を滴らせるのだとしたら


283 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/08/24(水) 00:24:17 ID:RMmQPcqA
「夜にしか見えない物があるよ」

1人で
車の通らない車道を歩く

後ろを見ちゃいけない
ライトをつけてもいけない

驚いてしまうから

ルールなんだ

目がなれたら
猫を探してもいいし
梟を探してもいいし
夜露と戯れてもいい

でも

街灯を追ってはいけない
永遠に朝が来なくなってしまう

ルールなんだ

284 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/08/24(水) 00:28:35 ID:RMmQPcqA
「ふらふーぷ」

腰を回して
ふらふーぷをまわす

近づく部分に
遠ざかる部分

遠ざかるのは君で
近づくのは僕のなにか

ふらふーぷの中
喋った言葉は
僕のなにかに吸い取られて
言葉にならなかった

ただ夢中だっただけでしょ
なんて言わないでよ


ふらふーぷの回転

止めてくれない
僕のなにか

285 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/08/24(水) 00:30:48 ID:RMmQPcqA
別のサイトで書いてました
まぁ何事もなかったかのように

糞詩を書かせていただきます

286 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/08/24(水) 01:07:05 ID:RMmQPcqA
「家無し」

どこかの家無しが
うちを訪ねて来ました

「どうかミルクとパンを下さい」

お母さんが言いました
「汚いから帰って下さい」
お父さんも言いました
「期限切れのやつ持って来い」

家無しがゴミ箱かゴキブリに見えます

お姉さんが家無しの前で
ミルクとパンを食べます

家無しは言いました
「坊や ごめんよ」


僕はその野良犬を
そっと撫でて
もとの場所に帰すのでした

287 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/08/24(水) 01:13:32 ID:RMmQPcqA
最後がおかしい…


僕はその野良犬を
そっと撫でて
少しついていってあげました


かな

288 :名前はいらない:2005/08/26(金) 03:20:43 ID:uUnw3rv7
同じ道 

行ったり

来たり

289 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/08/29(月) 22:45:53 ID:oIU9yZDF
     「ぐるぐると」

ぐるぐると もうぐるぐると
頭が平らで
道が回って
僕と潮風は 滑る
自転車に乗って
まっすぐ こんなとこに来てしまったのは
夜が好きだからとか 旅が好きだからとか
君が好きだからとかいうわけじゃない
美味しいんだよって買ってくれたパンを
外で食べようと思ったから

松林の向こう 青い砂丘のてっぺんで
ずしずしと 軽やかに ずしずしと
波がぐるぐると
白い月が 落ちてきそうな
くるみパンの味

290 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/08/29(月) 22:51:00 ID:oIU9yZDF
>>284
元気そうでなによりですじゃ。

291 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/08/30(火) 00:55:48 ID:zAnrNViW
  「二少女」


夏の回廊に迷い込んだ
水の羊たちは行く
緑の小径に沸き上がる
切り子細工の光の爛斑
尖塔は宙返り その正午の視線から
こぼれ落ちた紫陽花が
羊の巻き毛を撫でる


はらりと
踏み跡に
咲いた 黄色と赤
薄い二つのワンピース


292 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/08/30(火) 00:57:15 ID:zAnrNViW

水は光に目覚めない
闇を吸い込むこともない
ね だから 
少女と少女 二人の涙は
喜びも 悲しみも
血の帰り道も遮りはしない
彩りに饐えた黒髪
蜻蛉より痩せた瞳もまた
性を別れ惜しみながら

手を振った


水の羊たちはまた
季節を濡らしに帰るだろうか?



293 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/03(土) 08:18:06 ID:XA3cxti0
「天頂」


あばらのハンドルを握って
陽の白斑をドライブする
浮かぶ
骨になったビルディング
見下ろす大きさ その白さ
ビルディングが回転する
振り返れば
轍の下の人の気圏が
灼熱の咆哮を打ち上げる
崖から落ちるように
宇宙を切り抜け
貝の化石の一つすら 見あたらない
肉体はとうに消えた
唯一無二の真理は消えた
俺はもう嬉しくて嬉しくて
光球の中心へと
赤銅礫車を走らせる
この波熱の中で
細身のカーディガンから零れる
胸元の仄かなふくらみ
そのいじらしさも消えた
飲み込むのは意識だけだ
嗚咽は天頂だ
聳え立ち突き抜ける 無限直線のエネルギーから
まばゆい両手を産み出そうよ!


294 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/03(土) 12:51:31 ID:XA3cxti0
だめだ、、、毎回、終わり方が全然だめだ、、、

295 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/04(日) 23:30:07 ID:7q8BIJPX
無映像詩集


「魄食み」




























296 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/04(日) 23:30:49 ID:7q8BIJPX


例えばこの
再生音楽の裏と表の
澪引く今とは何だ?
絶対に俺は
欲望を認めない
死者の遠景を超越し
匂いに塗された欲を
認めない
悲しみ
それは生命の玩具であるだけだから

魂魄の時代は既に
お前の内をそぞろ歩いて
誰にも見えない
誰にも知られない
“虚無の巣”が嚥下した
澪引く今とは何だ?
魄食み
ぬめる
その艶やかな嬌声を可視のものにできるはずがない
お前がこの一篇に瞠目する
今を抜け出せない
降りろ
永遠に降り続けろ
死してなお降り続ける今を
澪引く水の惨たらしさとは何だ?


297 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/04(日) 23:31:43 ID:7q8BIJPX
「殻の下」

アパートの 錆びて穴のあいた階段を
猫が一匹 登ってゆく
虎模様のしっぽをねじって
上へ
もう一つ上へ
すき歯の階段の向こうに
ささいなきっかけを持つ生き物が
体を細切れにして 登ってゆく 
爪が一度 チ と鳴った

野良猫の多い街は
ささいなきっかけが満ち干く街
プレス品の空に包まれ
100年後には 落とすだろう
腕をとろりと 落とすだろう


3階302号室まで上がっても 猫はいなかった
屋上まで登ったのだろうか?
住みついているのか?
屋上への階段の格子扉には 錠がかけられていたが
その上を乗り越した
飛び降りると 階段が ぐぅむ と揺れた


298 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/04(日) 23:32:36 ID:7q8BIJPX

昇るにつれて露になる

屋上では
猫が 向こうで俺を見ていた
俺と猫の間の 十メートル四方の空間には
テントウムシが咲いていた
埃っぽいコンクリート一杯に 陽射しを受けて
甘くしげる細葉と 花ひらくテントウムシ達
赤い花弁に 七つの死斑を浮かべて
おしべとめしべを歯車のように動かす
その単純な仕掛けは!

猫の周りに食い散らされたテントウムシ
黄色と黒の縦じまと
血の色をした 殻の下
それが俺の部屋だ このアパートは
死という言葉の容れ物を欲していた

虎猫の眼は垂直に
どす黒く割れていた
テントウムシが咲いていた


299 :いぷ:2005/09/05(月) 03:43:14 ID:6il5s+5Y
おじゃまします

300 :いぷ:2005/09/05(月) 03:47:43 ID:6il5s+5Y
「30度の言葉」

私の体液が、焼酎の空瓶いっぱいに溜まったら
床下に隠してしまおうと思う
900ml足らずの瓶はなんとも軽い

きっと何年か経ったら(あるいは何十年か)
私はふと思い出したように
そのボトルに手を伸ばすだろう
そして、安物のグラスに
静かに注ぎ、静かに乾杯をする

グラスの中には私の影が立っている
笑っているか泣いているかは定かではない
(あるいは怒っているか、照れているか)
私は自身の影と静かに会話をする

今は一人である
きっと、その時も一人なのだから
悪酔いしやしまいかと頭を抱えている

301 :◆FCXRNaWgHs :2005/09/05(月) 21:44:58 ID:yMWfOXM2
ROM|・ω・)

302 :いぷ:2005/09/06(火) 21:36:35 ID:YuNXDPql
>>301
やあやあ


「帰郷」

久しぶりに実家に帰った

ばあさんは半分寝たきりになっていた
じいさんはさらに耳が遠くなっていた
ばあさんはじいさんに補聴器を買えとしつこく言っていた

久しぶりに実家に帰った

母さんはパートを辞めるらしい
父さんは人間ドックにまたひっかかった
胃カメラが嫌で病院から逃げてきた父さんを母さんが叱っていた

久しぶりに実家に帰った

姉さんは男の話ばかりしている

久しぶりに実家に帰った

ビデオデッキがDVDプレーヤーに替わっていた
俺だけ使い方が分からない

303 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/09/07(水) 00:16:23 ID:MN4Nxa8r
「使いすぎた弦」

蛇に睨まれる

その時

私の影の手が目を隠し
振り払うと
私は光を捕まえられなくなっていた

ぷっつんと 途切れた


捨てられた猫が鳴いている

その時

白が色濃くなり
またなにか

ぷっつんと 途切れた

−−−−−−−−−−
なんか人が増えてますね
駄詩だけど一応居場所なんで載せさせてもらいます

304 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/11(日) 00:59:49 ID:oY9FcWaQ
>297-298
最悪だ、、、

305 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/11(日) 01:02:45 ID:oY9FcWaQ
>300

久しぶり
相変わらず気持悪い詩を書くな
言葉に正直であろう
人間に硬い幻想を持ち込もう
そして狭いイメージしか描くことのできない いぷさんは
俺に似ていて気持悪いんだよ





まあ、お互い足掻こうか



306 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/11(日) 01:04:12 ID:oY9FcWaQ
>303

もっとざらざらした質感で書いて欲しいな
ぬるい


307 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/11(日) 01:06:04 ID:oY9FcWaQ
無映像詩集 二

「鏡」



 ―― あいつの日記は?

 ―― ああ、もう焼いた

 ―― 陳腐だな 

     そんな終わり方 あるもんか

 ―― ・・・・・・・・・

 ―― お前 自分も焼いちまえよ

 ―― え?

 ―― このまま 物と皮膚の 硬い鏡の界面みたいな

     何も感じない 何も感じられない場所にいるなら いっそ

 ―― ・・・

 ―― いなくなったほうがいい

 ―― いなくなったほうがいいか?

 ―― そうだ


308 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/11(日) 01:07:10 ID:oY9FcWaQ

 ―― ・・・いやだ

 ―― 馬鹿野郎

 ―― なら何故 今 ここに あいつの言葉が現れた?

 ―― 都合よく考えるんじゃない 貴様・・・

 ―― そんなことはない

 ―― 幻想じゃないというのか?

 ―― そうだ

     俺はなあ

     刹那に騙されはしない

     俺がいるかぎり

     あいつの言葉も “今”を感じているだろう?

 ―― この 鏡の中で お前もあいつも彷徨うのなら

     お前は生き続けることが出来る というのか?
 
 ―― そうだ


 ――


309 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/11(日) 01:20:25 ID:oY9FcWaQ
  「爛熟」

生まれゆく瑞々しい土
埋葬された草たち

煩悶の無い雨の裸体




310 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/11(日) 01:21:33 ID:oY9FcWaQ



その崩れた果肉の内で



311 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/11(日) 01:57:07 ID:oY9FcWaQ


                    「形の無い偶像」







                    街灯に切り取られた犬の首
                    から垂れる舌


                    沈黙の滴りの中に
                    彼女の言葉が生まれる


312 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/11(日) 01:57:59 ID:oY9FcWaQ
この作品は良いとして、、、、

313 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/11(日) 01:59:56 ID:oY9FcWaQ


んごおおおあああああああっ!!!!



でっかい詩が出た!!

青筋ビンビンのピーマン♪

314 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/11(日) 02:01:15 ID:oY9FcWaQ
こんな詩に高評価つけるアホをお前等もてはやすんか?


と、コキ下ろそうとしたら、流されてしまった。



315 :いぷ:2005/09/11(日) 02:48:46 ID:xw+x8j48
蟹さんお久しぶりです。おじゃましてます。





俺はいったい何を書いてるんだろう。
イミテーション。安っぽい装飾。
吐き出し方がわからないんだ。
詩が書きたいよ

316 :いぷ:2005/09/11(日) 18:06:54 ID:jvU9wkWq
「祈り」

小さなみすぼらしいクレーターの中で生まれ
ひとりでは輝くこともできず
近隣の惑星の重力に怯え
加速度的な広がりをみせる宇宙の片隅で
ぽつりと見える私の孤独

人は海を濁し山を焼き空を駆け回る
人は人を殺し人に殺されまた人を殺す
人は祈る人は祈る人は祈る

晴れた日は公園へピクニック
雨の日はワイン片手に映画鑑賞
けれども奥底の悪意はミトコンドリア内で渦を巻く

彗星が周縁をかすめて行く
私の為に祈ってはくれないか

317 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/11(日) 18:18:55 ID:oY9FcWaQ
祈るなんて簡単に使うなよー
現代日本人には「祈り」って分かんないんじゃないかな
俺も分からず、「偽証罪」って作品でその言葉を使った時にはかなり考えた。

自分の中にあるイミテーションを自覚すべきなんじゃない?
イメージ不足、狭い詩でも良いから俺は自分の腑に落ちた言葉しか使わない
(ように心がけてはいるけれど、、、)

んで、ガーっと書けばええんや。
ガーっと。
俺らプロじゃないんやから完成度とか構成美とか知ったこっちゃない。
俺らの頼みは己のガーっだけや。

318 :いぷ:2005/09/11(日) 19:54:02 ID:xw+x8j48
むぅ。そうか。ガー、か……

319 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/09/11(日) 22:53:39 ID:tWWLr7Tj
>>306
やっぱり
俺は調子に乗って脱線したようです


320 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/09/11(日) 22:57:26 ID:tWWLr7Tj
葉についたアブラムシ
摘んで食う人に

わたくしは

なりたい



321 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/09/11(日) 23:11:18 ID:tWWLr7Tj

氷が溶けた時
眠りから覚め
無駄なものだらけになる

生存者は
無駄を知る前に
無を知り死にゆく


鉄骨が溶けた時
見ている物などいないので

これは妄想だという事になる

322 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/09/11(日) 23:31:37 ID:tWWLr7Tj
「コメディアンは」

僕は好きだぜ
君のそういうとこさ

そういうふうにがっつくの癖だろ

あ、こっち見ている
笑ったな

笑いかえそう




アハハハハハハハハハハハハ

アハハハーハッハッ

好きだぜ

323 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/12(月) 00:34:36 ID:WVCEq3pL
>322
最高だね

あーやべー2ちゃんたいしたことねーと思っていろんなスレ見回ってたらめっさ自信無くしたわーはぎさんもいぷさんもおれにかけないもんかくしよー今日はもうふてねだわ



324 :いぷ:2005/09/13(火) 06:03:14 ID:NyhkSQVi
俺もハギさんや蟹さんみたいに書けたらどれだけいいかと思ってます。

羨ましがっててもしょうがない、と思いながら今日も駄文を書いてしまったよ。

325 :いぷ:2005/09/13(火) 06:06:02 ID:NyhkSQVi
「嘘」

……赤?ペディキュア?何?
占い?ふうん。
(サードからトップへ)

は?恋愛運?ああ……。
……。
……ん?俺?俺はいいよ。(トップからサードへ)

……いや別にそうじゃないけど。
……いやだからさ、
……何でそうなる?
……。
……。
……あのな、
(信号待ち。サードからローへ)

……こんな話があるよ。
チェルノブイリでは、あの事故以来四つ葉のクローバーしか生えなくなったんだってさ。

で、あんたはどうしたい?

(ゆっくりと前進)

326 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/17(土) 22:49:45 ID:OuNyRHtZ
  「西新宿五丁目→都庁前」

でぃストレイんイズパイローシグマタウミューニュークさいしんのきょぜつをオープン
チカテツのまどはのぞかないでください
チカテツのまどはのぞかないでください
あめのひのかわが
ころしにキマス
コロシニきます

うつぶせの人が
うつぶせの人がひとり
うつぶせの人がひとり狂いたがっている
うつぶせの人がふたり狂いたがっている道づれ
うつぶせの人がふたり狂いたがっている道づれを探している
うつぶせの人がさんにん狂いたがっている道づれを探しているなかに
うつぶせの人がさんにん狂いたがっている道づれを探しているなかにぼくが
うつぶせの人がよにん狂いたがっている道づれを探しているなかにぼくがばくだん
うつぶせの人がよにん狂いたがっている道づれを探しているなかにぼくがばくだんを忍ばせた
うつぶせの人がごにん狂いたがっている道づれを探しているなかにぼくがばくだんを忍ばせた意味の
うつぶせの人がごにん狂いたがっている道づれを探しているなかにぼくがばくだんを忍ばせた意味のない笑いが
うつぶせの人がごにん狂いたがっている道づれを探しているなかにぼくがばくだんを忍ばせた意味のない笑いがろくにんめのぼくだった

ぱン




327 :いぷ ◆7zgDGO8wqM :2005/09/20(火) 04:38:09 ID:YH5En8yh
>>326
なんだか鼻血が出そうだ

328 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/21(水) 01:52:54 ID:wwPr5a9i
無映像詩集 三

  「乾禍」



時は夢に満ち
時は虚偽に満ち
我々は 尖塔の頂きから
一つだけ 残された真実 全てのものと心に分かち難く溶け合わされた
悲惨さ その逞しい茫洋に
則り 同一の軌跡で崩落する

あらゆる思想 あらゆる人工の
破砕音 一つ また一つ 濡れた杷面が夥しく交わり
張力のままに 塊を作る それは 
映像の無い玉だ 涸れた
過去と意識の分水嶺から
乾禍の球体が膨らんでゆく

それは私かもしれない あなたかもしれない
尖塔の上から見下ろす地平は
斜めに傾いでなお美しいことを知る
それは耽溺かもしれない 執夢かもしれない
そして同時に
瓦解の快楽なのかもしれない




329 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/21(水) 01:53:42 ID:wwPr5a9i









「無映像から夢映像へ」












330 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/21(水) 01:55:17 ID:wwPr5a9i


  「乾禍」



《 閉じた腕は聖なる記録を摩る
                     だろう
                          そこには尽きせぬ祝詞が記された
 
 だろう
      もはや情熱を漂う肌は
                     黒曜石の破面から逃れ得ない

 だろう私たちは
            標高を測る術を知っている 術を

 感情の回帰線は 海抜零メートルなのだろう

 そこが私たちの墜落跡であり        だろう 》



 光の機影よりも鋭く
 塔は双面体を成し
 あるいは百億のさざめく眼球だ
 私たちの視覚だけが至福の統治形態であるように かつて
 塔は磨かれた銀の遺跡だった



331 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/21(水) 01:56:31 ID:wwPr5a9i




《 それは私以前 あなた未満の 孕胎のような時
           盲いた波涛は告白した
        虚偽と虚偽が重なるとき 波紋は渦まく夢を作り
        真実と真実が交わるとき その流感から虚偽が湧くのだと
      時は夢に満ち 時は虚偽に満ち
    我々は 尖塔の頂きから
  残された ただ一つ残された真実 全てのものと心に分かち難く癒合してしまった
  悲惨さ その逞しい茫洋に則り 同一の軌跡で崩落する のだと 》



 憧憬を口ずさむ 千年紀を再び 繰り返す私たちの肉体は
 両眼は 弦上の旋律都市は 無人自動車のスペクトルは
 また
 埋蔵された空は 涙の樹皮は 飛翔の生産は 回転は
 
 
 乾禍の球体だ
 球体の不透過な直径となった
 あらゆる映像は意味を失った




332 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/21(水) 01:57:21 ID:wwPr5a9i




 凪の中の黄ばんだ夕礁と迷走する巻雲を指先で散らす禍を秘めて
 男は悲しみを吹きすさぶままに乾かした
 歴史 その底なしの業も 彼を人間とせざるを得なかった
 球体は人々への証拠として白々と目に見える外形をとった

 《 それは彼の 墜落跡であり 肉体の執夢 だろう

          月玉が昏々と海原を掃く その日には
 
          骨王は銀の塔となり
  
              私たちの乾禍を導くのだろう 》
 




333 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/21(水) 02:02:56 ID:wwPr5a9i

 






334 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/21(水) 02:06:43 ID:wwPr5a9i


>327
感想ありがと



335 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/21(水) 02:16:03 ID:wwPr5a9i
ちっくしょ
何だよこの説明文は、、、

336 :いぷ ◆7zgDGO8wqM :2005/09/22(木) 00:34:13 ID:kT6rJXUl
「後悔するということ」
月光と街灯は同質性を欠いた
彼はその渦中へと静かに上昇した
千の色彩を帯びた玉虫がてらてらと踊り彼を祝福した
そしていつしか楕円のブローチへと姿を変え
彼の左胸を装飾する振りをした
遠退いていく地上の一点を彼は見つめた
笑顔で手を振る人々に彼は微笑みで答えた
どこからか汽笛が聞こえてくる
彼が乗るSLの汽笛だ
彼は今宵あのSLに乗って月へと旅立つのだ
この時の彼は確かに幸福であったはずだ

手を振る人々の影に一人の少女の涙を見た時
彼の脊椎内物質は変異した
それは彼が光の中を上昇するよりももっとゆっくりと進み
頚椎を過ぎて脳幹の手前で停止した

337 :いぷ ◆7zgDGO8wqM :2005/09/22(木) 00:34:49 ID:kT6rJXUl

(あの子は誰だ?)
(何故泣いているのだ?)
(惜別の涙などではない)
(あの恨めしそうな顔はなんだ)
(折角の門出に泥を塗るつもりか!)
(しかし、どうして泣いているのだ?)
(私が何かしたというのか?)
(いやそんな覚えは無い)
(どうして泣いているのだ?)
(どうして泣いているの?)
(どうして泣いているの?)
(どうしてないているの?)
(どうし てないてい るの??)
(ど しえないてぇい うの???)
(ぼく わおもい だえないなぼくわな にかわるいことした かな????????)
(ごめ なさいぃごめん なさあいいぃいぃいあぁうぅぅうあああぃあぅううぁあぁぁぁ)
(あああああぁぁぁぁぁあぁぁぁああぁっぁあぁぁあっぁあああぁああっぁあああぁぁあっぁあ)
( )
( )
( )
( )
()
()
()


不意に左胸に痛みを憶えた
玉虫が彼の心室を食い破っていた

338 :BLUE HAWAII ◆HAWAIAUTLE :2005/09/23(金) 01:01:45 ID:aHHlxnB1
スレのみなさますいません。
ちょっと私用でレスさせていただきます。

>>1の想いコトさん、いらっしゃいますか?

339 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/09/23(金) 02:21:40 ID:t7c6zy5I
「目光猿軍団」

曲芸の猿が

客に襲いかかった

調教師は慌てたが
猿は当然のように

客を襲う

そこに野猿も訪れ
もちろん当然のように

客を襲う

猿はなんら変わっていないし
むしろ可愛らしいくらいだ

340 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/25(日) 06:19:00 ID:8BRhnIBv
>325
ちょっとおもしろい。

>336
表現に意識が行き届いていないと思う。

「月光と街灯は同質性を欠いた/彼はその渦中へと静かに上昇した」

「どこからか汽笛が聞こえてくる/彼が乗るSLの汽笛だ」
は、感覚の深度がずれている。
せっかく「玉虫」で、心象の一点突破を試みているのだから
銀河鉄道の過剰な装飾は要らなかったな。

2連では言葉に引っかかる
あくまで詩にリアリティを盛り込もうというのなら、
「変異」「停止」みたいな二字熟語は使うべきじゃない。(なんか某所で同じこと言った気がする)
二字熟語って、捨象されていたり意味が濃縮されていたりするよ?
「彼の脊椎内物質は変異した」→「それは・・・」が乱暴だなあ。
変異の具体的箇所は書かれているのに、変異の視覚的な説明が無い。

>337
うん、訳分からんくて面白い。
言葉づかいとか展開とかとてもぎこちないんだけど、
「後悔するということ」ってお題を不条理気味に消化してしまったところが
現実の“後悔”の上手い暗喩になっていると思う。

終連はちょっと、、、
狂わされた人が「不意に左胸に痛みを憶えた」って随分と冷静に戻ってくれちゃってんじゃん。


341 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/25(日) 06:31:40 ID:8BRhnIBv
>339
単品として面白い詩ではあるんだけど、手法が毎回同じじゃない?
現実を二重にずらして再び合わせようとしてるのが深みを感じさせるけど
元になっている現実感覚がとても狭いし、生活感覚が無い。(これは俺にも言えることだけど)
それでは詩は記号論と同じことになってしまうし、
「深みを感じさせる」だけで中身は実はスカスカだ。
言葉が欲しい。
言葉が欲しい。読者を侵食するような。


342 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/26(月) 00:59:26 ID:ThownVJW

                 「降霊術」

体中が腫れぼったいような正午の匂いがする  家並みと薄い空の境界線が
眠くて甘い  久しぶりにベランダから見たな  あのドブ川にキスするビニー
ル袋  近頃  家のなかでは物たちがみんなつれない  転がったペットボト
ルは怯えて木曜日だけを気にしてるし  毛先が広がった歯ブラシはやらしい
ことされたがっているみたい蛍光灯にぶつぶつ呟いてる  それをぱたりと置き
なおすおまえも少し俺のことがわかったわなんてほんとは分かってないんだ
ろ  蝶番みたいに腕しならせてさ  俺は富士山になりたい 今日は霞んで見
えないけど  それがだめなら五百円玉になりたい 五百円玉は日本の王様
だからな  俺はそのうち幸せだよ  でも今はお腹がすいたよ おい お腹がす
いたよ   テレビの光だけが九月の海なんだから早くしないと俺は言葉に食
われるよ  今を感じようとすると必ず喉をひらいて待ってる  埃をかぶった
雑誌の中には“格好良い下痢の仕草”を装って言葉が待ってる  お前の睫毛
から少し下にも言葉が待ってるじゃん   くらくらするよ  手遅れかなもう指
が砕けた匂いが空にも染み出してきた  半額で買ってきた豚の細切れとピー
マンを見て嬉しそうにして いる俺とお前と愛しい言葉たち  俺はもう頭だけし
か残ってないよ  こんな脆弱なものに食われるなんて人間はちゃちなもんだ
よな  その根底は



343 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/26(月) 01:08:00 ID:ThownVJW

最近家の中が埃っぽいので髪を切りに行くことができない。



344 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/26(月) 01:13:18 ID:ThownVJW





猫の姿をした夜が
街を貪る
音を聴く

俺とお前の遠近法の
遅れたこだまの狭間にあって
愛はやさしい爪を持ったか?
愛は数珠のひび割れだろうか?
そして 咀嚼する幽かな
音が
チチチ と しなう

猫の姿をした夜
青光りが
皆を見つめていた





345 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/10/03(月) 01:15:29 ID:xQBuQcR2


Cu系アルミニウムの扉が叩きだす雨の高音域  チリ紙に丸められたチカテ
ツ内で共振の止まない轟音のボォォォォォ♪〜♪〜〜〜ボォォカルはもう年
寄りなので噛むとグレープ色の汁が出る  ああまた始まってしまった数の論
理の重層的襞構造はDUSTBOXへまあ良いさ明日もまた  50代男性乗客の
鼻歌♪〜♪〜〜♪〜〜曼殊沙華  チカテツのサイレン一斉に左胸が痙攣す
る20代女性乗客達の口から飛び出る飛び出る\マークの連弾キャラメルマキ
アート  継続未定のまま転がる現代用語の重層的襞構造は20億秒後に撤
去するぞとアナウンスまあ良いさ明日もまた  30代男性は車庫入り回送チカ
テツはいそいそと家路を急ぐ階段と金属色のラプソディ♪〜〜♪♪〜んちゅ  
キオスク内待機の末何となく切符を買うデリバリーヘルス嬢は自称10代女性
でも家で世話するウサギの大二郎  グラマーな唇から彼女は叫ぶ「それで
も忘れられないの  黄ばんで切なくて  押し固められた光の中で  あなた
もわたしもチカテツだから  慰めあうのよ」終電間際の乗客の背中には沈黙
したミュートトランペット♪〜♪〜〜語られることのない人生達  加速から減
速へ移る時空の重層的襞構造は40代女性乗客のもらい泣きでふやけている
まあ良いさ明日もまた  チカテツがトンネルから  星砂の瓦礫みたいに乗客
達の足元に到着するまで




346 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/10/03(月) 01:18:55 ID:xQBuQcR2
下らん。
出直してきます、、、

347 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/10/03(月) 23:13:08 ID:OYq79/Uy
「楽」

楽しい
たぶん必要なのは
多少の生贄

寿命を縮める努力が好きです

死ぬのが怖くない
俺は無敵だから
時間を超越して
ぶっ飛んでいく

犬みたいに
床に落ちた物を
食べます

飛行機雲が下に墜ちてゆく

嫌いなあの娘が
可愛く見えたから
跨った

とても楽しいです

348 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/10/03(月) 23:14:26 ID:OYq79/Uy
蟹さんの言うとおり
なんか形式に捕らわれてるし
まるで脳の構造がかわってしまったようです

349 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2005/10/08(土) 07:20:40 ID:1iKf4N09
シャッター街


少年の夢は ショーケースの中で緑青にまみれて無音のコードを奏でる
少女の憧れは 本人不在の色褪せた偶像となり呆けた笑顔を振りまく
全ては閉じたシャッターの中で立体交差を繰り返す

私は 闇と埃とカビ臭さの支配する空間でじっと佇んでいる
しゃきしゃきと歩く蜘蛛の後に続く8本の轍を眺めながら
主人を失った自販機の中で酸化するスチール缶に捧げる36拍子の音楽を爪の先で刻んでいる
5面がコンクリート1面がステンレスの直方体の中にいると
有機体であるはずの自分でさえみずからの呼気で錆びていくような気がして

(そんな風に考えると息をすることすらままならない)


――ここでは全てが閉じている 立体交差している
皮膚に触れてくる壁はただただ私の体温を奪っていく
瞼を閉じ眼球を動かしても 開いて辺りを見回しても
手の届く範囲にはこの暴力的な壁しかないのでしかたなく凭れ掛かっているのだ

そうしているうちに 私の魂はこのうすら悲しい培地の外側へと向かって泳ぎ出した――


綺麗に区画されたこの街に朝が来ることはないだろう
赤茶けたシャッターの葬列が風に揺られてざわめいている

350 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2005/10/08(土) 07:45:22 ID:1iKf4N09
蟹さん、毎度どうもっす。
俺はあんたのおかげでちょっとずつ成長できてる気がする。気がするだけだけど。

351 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/10/10(月) 22:31:42 ID:yD5kiv3v
無映像詩集 四



 引き裂かれた心
 象嵌が浮かびあがる
 透けた鼓動のゆりかごに



 すべての楽器には
 不幸のまなざしがくすんでいる
 空は
 思想の氷片を抱いている
 滞流のままに沈む時よ
 旋律はだれの形見なのか?
 文字の音階をなぞり
 ゆるやかな孤独の墓碑銘から

 (立ち枯れた観念と 浸潤する卒塔婆へ)


352 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/10/10(月) 22:32:23 ID:yD5kiv3v

 人の眼は
 人の声から逃れられずに
 擦過傷のような喜びは 癒えた
 心は今
 灰粉の匂いをかいくぐり
 思想の氷片の中にある
 人は単晶体
 人は遠く硬く
 街へ 落ちてくる

 (そして 熱にうかされたような響きが)
 (位相の皮膚を解くかぎり)

 引き裂かれた心
 象嵌が浮かびあがる
 透けた鼓動のゆりかごに
 おまえは幻の血を注ぐ
 時は沈む
 万の情動 億の叫喚が滴り
 また一つ 冠氷の空が生まれる頃
 時よ
 鳴り止まない風は 涙の残り香
 そう告げたのは だれの歌声なのか?
 



353 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/10/10(月) 23:58:32 ID:yD5kiv3v
>348
>350
つーかこんな所に閉じこもってないでさっさと日の当たる所でがんばりんしゃい。(たく近頃の若者は、、、)
つーかここにいるなら俺が好き勝手でまかせ発揮するよ?

>347
どーやったらそんな風な連の流れが思いつくのか、、、ゲームだ。詩の捉え方もゲームだな?いや、アメリカンなのか?それともウインナ-?
一連から終連へ逆アーチを描く言葉の弾道が良い感じ。
このスタイルからどう進むのかはハギさんがどうしたいかによるんだろな。

>349
無映像詩を指向する俺としては視覚過多でゲップがでるよ。
特に一連が雑味臭あり。キャッチーさは俺は要らない。
分かった。作者と読者の接点として、この詩は作者に深入りし過ぎてるんだ。
作者と読者から等しく離れた詩を作るか、または作者と読者の中点に詩を牽引しないとな。



354 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/10/11(火) 02:12:04 ID:HWmGD01X
「没落」

少年が
もうつかないテレビの前
砂嵐を見つめ続ける

今昼間か

止めようとしたけど

少年は
目を腫れぼったくさせて見ている
止めるのをやめた

テレビから声が聞こえたらしい

僕は何も思わない
思ったら負けだ

「死ぬうウううぅ
 助けろオおぉお」

お母さんの声がした

思ったら負けだ

355 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/10/11(火) 02:15:57 ID:HWmGD01X
>>353
ウインナーです

評価受けるの久々

356 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2005/10/14(金) 23:36:36 ID:WfdNFZWh
なかよし


カメレオンよりも
ボールパイソンよりも
ヒョウモントカゲモドキなんかよりも

餌用に売られていたネズミの方が僕は欲しかったよ

18万円



100円

餌用に売られていたネズミは可愛かったよ

357 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/10/17(月) 22:21:58 ID:bsOSFnmt
「未来」

ここは過去だ!
違いない

なぜなら僕は
母の体から
産まれていないから

そして
僕は
僕をたくさん見たんだ!

僕は死の正体を知っている

「君はまだ何も知らないのさ」
「僕は君より知ってるさ」


その子は今
死の先か
または
時の中で揺らめくか

まぁ、勝手にすればいい

358 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/10/18(火) 00:35:43 ID:ldoxZQoB
某所に空気読まずに
皮肉を書いたけどスルーされたので
こちらに載せます

「あああああ」

ベースを弾けないシドが
自分を指さした奴を
ベースで殴った

ルーシーは空にぶっ飛んだ
僕も空にぶっ飛んだ

簡単なもんか

僕に何も言わないでくれ
今トランプタワーの最上段

彼はそれを吹き飛ばした
僕は彼を 殺してしまう

アホなもんか

ライトを消して歩けるほど
目は良くない

悪かったな

359 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/10/22(土) 11:59:33 ID:/Du6A9Db
「暇」

UFOがやってきた
その軌道は
僕の描く絵に似てる

紙飛行機を
UFOにぶつけてやったら
燃やされてしまった

UFOが僕を探す
なんだかうるさい音をたてて
UFOは僕と鬼ごっこを続けた


もやもやと紫のため息が出る

僕の軌道はそれている

360 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/10/29(土) 01:53:57 ID:ZyL3P8oo
ゴミばっかだなこの何週間かは 詩板は
ゴミを愛でることをこの100年繰り返してきたとしたら
気の遠くなるような量のコーラの色だな
その向こう側に無いものが

361 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/10/29(土) 12:08:15 ID:ZyL3P8oo

   「閉じられた翳」


時を突き刺すことを考えている トランプのように

絵柄が重なることはない

二羽の兔はためらいがちに後肢を動かす

夜更けを待つ性の紐 自らの叫び 瞬きの速度が飛び込んでゆく次元へ

瞳はやって来る 赤いつぶらな 半球の外には

恍惚は 存在しなかった その霞の 色は 口の中の 粘膜質 

指の骨と骨 周りに熱い環が廻る どんな幻想も持ち込まずに

生を 召し上げた 馭者座の光 狙われている 狙われている

お前が座っている椅子に 薬さじひと掻きほどの 焦燥のイメージ 俺には分からない

忍び寄る都市 背筋に蒼い流れを感じながら

格子に嵌り込む小さな音 積み上がる静物から 冬の潮騒が聞こえる



362 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2005/10/30(日) 04:10:34 ID:cebApZAZ
「埋葬」


A.地下室で繰り広げられるシェイクスピアの悲劇

 は

B.深夜の焼き鳥屋の饒舌さと寡黙さ

 に 似ている


A≒Bを証明する四行詩を以下に書き記す

----------------


メモはここで終わっていた


 私が学生の吐瀉物と乞食の糞尿の流れる側溝から拾い上げたこの雑記帳の主は
  掃き溜めのようなこの駅の裏通りで死んでいた
   ポケットには小さく折りたたんだ千円札が一枚と数百円の小銭が入っていただけで
    他には何も(家族の写真さえも)所持してはいなかったという


私はこのメモ(あるいは詩、であったか)を何度か読み返し そのページだけを破り
セブンスターの空箱に詰め込み火をつけ、女子便所の汚物入れの中にそっと置いてやった


途中で誰かに声をかけられた気がしたが
私はかまうことなく歩き続けた

363 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/11/07(月) 22:49:47 ID:qGNx3Xaa
めんどくさ


364 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/11/07(月) 22:51:04 ID:qGNx3Xaa


幸福なる感情
腕の落ちる速度で地面は滑る 
その幸福なる感情
土は葉に裂かれ 葉は千々に裂かれ 人の皮膚を黄昏の霧が行き過ぎる
幸福なる感情は裂かれ ある形式
愛と呼ばれる具象と言語的耽溺の一形式から 知性は這い出しはじめる






焦点の定まらない街の眼底には
夜が茂っていた 錆びてもう動かない旅愁
石垣を霜が固く覆い 鉄道が地平線に凍りついていた
足元から 決して胸まで昇ってはこない ステンドグラスに似たあなたの破片があった


365 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/11/07(月) 22:57:26 ID:qGNx3Xaa
自分の作品の変遷を見るにつけ、
詩板の住人ほとんどがなぜ
言語を盲目的に使用し、テレビを見るように詩を読むのかが理解できない。


そんなんでなんで飽きひんのよ?下らん



366 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/11/07(月) 23:06:43 ID:qGNx3Xaa
言葉が骨のように助けるのだろう

367 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/11/07(月) 23:58:13 ID:qGNx3Xaa
人は何度か生き 何度か死んだ
私の眼の前ではようやく ホットミルクが薄い膜をはった

368 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2005/11/16(水) 03:53:48 ID:maG2G6oK
冬が来る


手が悴んだらコーヒーの缶を握り締めよう

蜜柑にマジックで君の似顔絵を描いて皮ごと齧ろう

毛糸のマフラーで目覚まし時計を包もう

遅くに目が覚めてから出かけよう

鍵は大家さんに返して

二人で

ははは あははは

ああ ごらん 今 砂鉄色の空が眠そうに笑った

そう言うと君は

コートのポケットの中で綺麗なターンをした

369 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2005/11/16(水) 04:18:12 ID:maG2G6oK
始まりの朝


おはようをホットココアの中に落とした
それは最悪なことだ 喪失が雲間を埋めていく
捻挫した馬に追いかけられる夢を見た
のを思い出した トラックやタクシーの影が鬱蒼と茂る大通り

窓の隙間から銀河鉄道が走り出した 閑散とした戸外で風が叫ぶ
別に夜じゃなくても走るんだな 七五調の詩人は死んだ 

それはそうとしてさっきから
7人の小人の歌が聞こえてくるよ
さあ僕らと踊ろうよ白雪姫 王子様なんて来ないさ
ランランランランランラン
ランララン イエー

今日も良い日でありますように

370 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/11/25(金) 00:21:31 ID:LB2U+xTT

     「 まんげつやぶれ 」

黒衣の裾野を切り立つ声だ まわる まんげつ
まんげつ 霜がねむる たべるリンゴ

りょくもんがんの こえ  
りょくもんがんの こごえ
まんげつが 落ちる  
まんげつが 溶ける
ひとひとり たちさるはやさだ

悲しくもうれしくもないけれど モノクロームの草原 頬にチクチクと
火をはなつ まんげつ 腰を軸にしてひねるまひる
燃えているのもやっぱりまんげつ
リズムに乗って泣いたまんげつ まんげつ ひとつぶ まんげつ
まんげつ 向かいの旋盤工場から いっしょうけんめい手を振る 
壁掛け時計のように スタッカートしたまんげつあざやか
はんぶんがザラザラしているのはしょうがないとしても
突っ伏して頬を押しつけていたいのは
なぜだろう?



371 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/11/25(金) 00:21:58 ID:LB2U+xTT

肌と肌がふれあって はなそうとすると爛れてしまう
ことばが先かこころが先か もはやまんげつだ
男はさむざむとしたそらをさししめし そろそりしり するすれよ
まんげつに撃ちおとされた女 足首から電柱にまきつき
もう少し ふたりでいたいから いたいから
地面にすりつけた黄燐マッチ 昔語りをして けむりも残らぬ季節を なつかしむ
――ある日 まんげつが 光りのように生まれたけれど
――それは にんげんのことばで ころされてしまったよ
――君とぼくが ぼくと枯木が 枯木とこころが やぶれたヒフみたいにばらばらなのは
――大地が まんげつのなきがらを はんぶん 引き裂いたせいさ
――ちかごろ はんぶんだけ冬の匂いがする
――風がまんげつをあける音 まんげつ まんげつ
――君の血がかたまる音だ!



372 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/11/25(金) 00:25:00 ID:LB2U+xTT
>368-369

なんだあ?
境遇の変化でもあったんかいな?


373 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2005/12/02(金) 10:05:14 ID:AWsOA7dw
夜に沈む


サテンの月が二枚重なって
僕は大きな欠伸をする
緞帳の下りた空には
粒子が白っぽく消えていく

サテンの月が二枚重なって
僕は小さな溜め息と共にいる
あの部屋の窓から漏れてくる
セルフスタイルドロッカーを殺したい

サテンの月が二枚重なって 
彼女は薄い唇で微笑む
テグムの音色は夜の真ん中を捉えた
僕は音楽がわからない

サテンの月が二枚重なって
そしてだんだんと乖離を始めた
僕は珈琲をこぼしたが間に合わなかった
白々しくも朝に邪魔をされたのだ!

374 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2005/12/02(金) 10:10:25 ID:AWsOA7dw
>372
冬は鍋の季節だとばかり思っていました。

375 :ハギ ◆xJowo/pURw :2005/12/07(水) 00:04:14 ID:tiz/Lx/9
「止まらない」

蛇口から流れる水
コップから溢れた

僕はコップを壊した

指を切ってしまった

ガラスに移る血


ガラスに
赤い花が咲いたのに


水道水は構わず流す

もう何も止まらない


376 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/12/23(金) 00:42:41 ID:mIkxeo6M
擦れた喉に押しあてられた生の流動は
 未明の懸崖を擬態とともに吹き抜け
  洞窟状に組み敷かれた胴体の群れが落とす汗と汗
   その間隔でかけられた恒星のアークは二進法を積み上げて脳漿を浸しはじめる
    堅い花風船をひたいに載せて静かな放物線をめくるとすぐに
     情緒の頁数は身体が覚えていられなくなる
      冷たい緋片は蛾のふりをして四角い複眼の淵に迷う その裏路地をそっ
       と 尾行する   私の声を追う 細い細い匂いの跡
        それは信仰のひとつではあるけれど 私には見ることができない
         信仰は救いではない 救いは信仰ではない

377 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/12/23(金) 00:43:55 ID:mIkxeo6M
          信仰の手に墜ちたもうひとつの信仰 今 それは12月の心象音
           よりもわずかに重く 場末の客店に溜まりはじめる 幼生の
            なかで回転扉のようにひるがえる人の顔と顔 
             じっと見つめればもの欲しそうな笑顔で 灰色の 緋色
              の そして自我色の渦がひとつの方向を示す 意識は
               意識の領域からは逃れられない 煙草は眼底のしみ
                と混じりあってぬるみ しだいに繭が顔の渦を統
                 べるようになる 

378 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/12/23(金) 00:44:26 ID:mIkxeo6M
                  腕がしびれ 白亜の俯瞰図で埋め立てられた
                   私の地平線が私の耳元に寄り添う 
                    より速くより強靭に その匂いは私を捕
                     らえる私の背後でふいに鳴る暗い虹彩
                      のDECADANCE  信仰を精製された一
                       粒として飲み下す日八日夜八夜 
                        なぜ心地良い眼差しふたつで交
                         差点を車が過ぎるのか? 
                          匂いの元を辿ることで私の
                           肉体もひとつとなる 私
                            は交差点の壁面である 
                             壁には摩滅した薄絹
                              の帯が彫られてい
                               る 私は偶像で
                                ある 如来は
                                 西方におわ
                                  します 
                                   私は多
                                    孔質
                                     の

379 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/12/23(金) 00:58:41 ID:mIkxeo6M















380 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/12/23(金) 00:59:34 ID:mIkxeo6M


                                     ♪
                                    ♪〜
                                   〜〜
                                  〜♪〜♪
                                 ♪〜〜〜〜
                                〜〜〜〜♪♪
                              ♪♪♪♪♪〜♪♪
                             ♪〜〜〜〜〜〜〜〜
                            ♪〜〜〜〜〜〜〜〜〜
                           ♪〜〜〜〜〜〜〜♪
                          ♪
                         ♪
                        〜
                       ♪
                      〜
                     理
                    非
                   非
                  理



381 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/12/23(金) 01:09:52 ID:mIkxeo6M
忙しい、、、 、、
誰か俺の代わりに俺の詩を書いといとくれ

>373
サテンがいかん
>375
赤い花がいかん
>373
ひとつひび割れたような嘘を詩に忍び込ませると良いんでないかな?
>375
ためしにピックで指を切ってしまおう。何日で花が咲くかな?

382 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/12/27(火) 00:34:03 ID:GiuiUmi3
ぐあ、、、、

ヤバイ、、  言葉に
  喰われる、、、、、

383 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/12/27(火) 00:35:21 ID:GiuiUmi3
お、

お、





おおおおおおおおおおおぉおおおおお!!?

384 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/12/27(火) 00:36:35 ID:GiuiUmi3




















おろろ〜〜ん♪


385 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/12/27(火) 00:37:48 ID:GiuiUmi3
無映像詩集 五
「伽藍に煌々とテレビが灯る」

撓んだdelirium撓んだdelirium撓んだdelirium撓んだdelirium撓んだdelirium撓んだdeliriu撓んだdelirium撓んだdel
irium撓んだdelirium撓んだdelirium撓んだdelirium撓んだdelirium撓んだdelirium撓ん
だdelirium撓んだde
lirium撓んだdelirium撓んだdelirium撓んだdelirium撓んだdelirium撓んだdelirium撓んだdelirium撓ん
だd



delirium撓んだdelirium撓んdeliriumだdelirium
tawa
n
da
delirium撓んだ記憶から見知らぬ誰かをかたどる
まずは街を 街の指紋を
街の怒りが聞こえる耳を
街の慈愛を嗅ぐ鼻を
見えない部分は適当に繕えばいい
ゴシック体の広告文を基底の倫理とすれば
飼い犬は情報の工程
生活はプロトコル
三度のメシは間に合わせの空行で
せっかくだから名前をつけようか 自分と同じ名前で構わない
でも住み家だけには凝ってみたい
上等の表札と 何か美しいroutine それから
疑いのないインコの声で
伽藍に煌々とテレビが灯る
伽藍に煌々とテレビが灯る



386 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/12/27(火) 00:50:54 ID:GiuiUmi3
夕べの冷気が蛍光灯のしぶきと混じりあってぬるみ
けだるく顔を撫でていった
狗尾草の匂いは茫々と 人の手のとどかない
永遠を積み上げていった

387 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/12/27(火) 00:53:57 ID:GiuiUmi3
露悪的だな、、、、むう

388 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/12/27(火) 01:01:29 ID:GiuiUmi3


チャイナマーブルの 首輪をつけて 犬のぬいぐるみ
俺だって 分かっちゃいるさ 意味の行方
をぎゅっと握り締め 幾年月 散歩に出かける


389 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/12/27(火) 01:24:26 ID:GiuiUmi3
ああ、ああ、
素敵な詩が読みたいのです。
素敵な詩が書きたいのです。
叙情なんぞ糞喰らえです。
無聊のままに詩などを漁ってはみるけれども
言葉に人間の暮らしや見方なんぞを込める必要があるのでしょうか?
あるいは俺が何物も拒絶する 受け入れた瞬間に
事象は偽を宣告されるから というのでしょうが
誰か感性を乗り越えた言葉を示すことはできないのでしょうか?

390 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/12/27(火) 01:25:02 ID:GiuiUmi3
、、、って甘えてんじゃねえよ


出直してこよ

391 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2006/01/05(木) 04:49:35 ID:KC4SuhNY
ハギさん、蟹さん、明けましておめでとうございます。

>381
いつもありがとう。
毎回アドバイスしてもらってるのにそれを活かしきれない自分がもどかしいです。

でも、今年もがんばって書こうっと。

392 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2006/01/05(木) 07:18:18 ID:KC4SuhNY
「めぐるチカテツ」

窓の底の暗がりがネジクレタ動脈に蓋をする C6H5NO2その向こう
ヘッドライトに群がり巡る巡る たましいは漏れ出し遠くしらない土地を走る
連結を跨いで交尾する男女 手摺には昨日みた映画の残影 縦に割れるチカテツ
カタカタと鳴っているのは優先座席のパーカッションアンサンブル
俯いているのは残業明けの悪意 あたまがわれそうだ C6H5NO2その向こう
中吊りの数列 吊革の揺れかたは記述不可能なテクスチャー ホームとチカテツの摩擦音
イヤホンから溢れるHey Jude〜♪ たましいは漏れ出し遠くしらない土地を走る
携帯電話のひめい 子ども達のおえつ 最後に初老の肉体労働者が呟いた
それは悲しくも愚かな夢だ おまえはここからでていけない
ペラグラ患者はそこでとうとうチカテツのうたをきいた
俺にナイアシンをくれ チカテツのうたをきいた チカテツのうたをきいた
チカテツのうたをきいた あたまがわれそうだ

ナイアシンをください

393 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2006/01/05(木) 07:20:11 ID:KC4SuhNY
なんじゃこりゃ・・・。自分で読んでも意味不明。

・・・寝よ。

394 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/01/07(土) 12:20:30 ID:NDL3l7H8
うい。あけましておめでとう。
アドバイスったって、
おり、へっぽこだよ?

>392
チカテツのための習作ですな。
あ、俺が書いたのとコンセプトおんなじですな。
「窓の底の暗がりがネジクレタ動脈に蓋をする」
「子ども達のおえつ」
は作者の反照か。気が滅入るぜ。
ところでナイアシンってどうやって摂取するの?

395 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/01/08(日) 21:44:23 ID:uuO2TXf2
  「ひとつしかないおまえ達をもとめて帳簿をつける」



  蒸発して 痣になった庭の 
  栓を塞ぐ 力を込めて
  黄金の弓を現像し 礫に
  渚の暦が降る
  かどわかされた不文律の 陶磁のように円いひかがみを 
  再び包むように
  
  (おまえは 
   錫の皺を密かに味わう 架空の
   証拠品
   止揚を企てた土の御子
   擬平衡な犬の鼻に伸びる 
   生々しい劇物だ
   懐かしい悲しみを求めて
   おまえは吃りながら 数える
   一人、肌鬼、二人、召紗・・・・・)




396 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/01/08(日) 21:45:07 ID:uuO2TXf2


  西のデパートを 這うような氷柱が伸びて
  陳列棚の向こうの
  硬い女を貫く
  ルビー色に保たれた影は
  やはり泣き笑いしながら
  ほどなく
  女の鎖骨を割って 
  ひどく不味い 人工衛星たちが羽ばたく
  しとど
  しとど
  ・・・・・・

  (五人、絶緻、六人、梁茫・・・・・
   穂滴と華氏計の橋渡しに
   名を下さい
   おまえは重ねて呟く
   名を下さい、と
   名は眼と耳を諭し
   指の不安は高まり
   おまえは
   人ではない ものの罪悪を 探しにゆく)




397 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/01/08(日) 21:46:03 ID:uuO2TXf2


  豊潤な雷鳴によって高く高く 削がれた
  魂は
  縹色に涸れ 
  盗人達の麝香の跡に 
  釣りあうだけの鏡

  (意志は形を繰り返すけれども
   魂だけは 夜と鏡合わせの夜に映る
   昏明の回廊にひとつ
   おまえは魂 お前は魂
   言葉の魂―――)




398 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/01/08(日) 21:47:03 ID:uuO2TXf2


  甲高い孔に閉じ込める
  生を 空気のように脆い喉を
  鼠が夜景の報道と共に
  口をつぐんだ 気がした
  こわばる毛の色から流れる河の
  吹き倒された草の嵩と
  大きな呂船のざらつきに従い
  踏みにじる為の
  手続きを済ませて
  灯を溶かした
  やがて文字は見えなくなり
  

  (言葉だけが)








399 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/01/08(日) 22:49:24 ID:uuO2TXf2
>395-398
あー、、、
もっとちゃんと推敲すべきだったな。
ほんと、進歩が無い、、、

400 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/01/09(月) 02:52:23 ID:ilLpOdBI

  「惑星変」


彼は優しく縫い合わされている
彼には入口と出口しかない
隆起した縫い目にある 鱗状に群生した受容体から
その裏には めくれ上がった電離槽へ
この二つが極をなして 繊細に
世界地図のように衛生的な肌を保つ
つまり 彼は美食家である

彼は硝子のリールに吊るされて
次の皿のために合図を弾く
部屋に置かれた盥に 監視された水面に
響き渡る鳴き声
雷鳥の声
はじめ 声は木挽かれたkiであったが
彼の耳に届く頃には
感興の失せたyuに変わる

彼の夢の中で放電する 舞踏音楽
合金椅子のパイプ穴から吸い上げられる
彼と雷鳥の饐えた吐息

尾羽は木目の模様で ひりついた照門を掃き出す
逞しい首は滝のような活動音を光らせない
穏やかな鉤爪は もはや棕櫚の葉先よりも小さい
その次には針である



401 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/01/09(月) 03:00:31 ID:ilLpOdBI

彼は情報の舌先を使い 雷鳥のぶよぶよした記憶をまさぐる
彼の受容体は 
雷鳥の瞳から流れる 純白の鋸に発火する
生命になぞらえる筋目は麗しい

盥で 静かだった波紋が次第に収縮をはじめ
一滴は沸騰する 音を立てて 
彼の縫い目は堪えるが
代わりに
新しい細胞の裂け目から
平たく だらしのない
二つの灰汁が噴出する




402 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/01/28(土) 13:14:00 ID:1F5lXmbU
リアリティだけでは脳漿を縛りつけることができない時代が来た。ということだ。
それに今まで気がつかなかった俺は一体、、、

403 :名前はいらない:2006/02/01(水) 00:19:23 ID:mimznuR6
おい!掃除屋。

言葉を凝視し過ぎて盲目になんなよ!

今のおまえの言葉たちはウンコ同然だぜ〜

404 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/02/01(水) 01:56:13 ID:2LUtXX6u
  「矩形波/蓬莱」




  【 あ
       りうぅべくるめく原色のMidOri絢爛たる
  網格子が肩にぃぃぃぃいい  肉が焼けるクチバシッるす頚電 網格子に吹き出す蝋 どぅ
                                   ろngファイルをいるcaRgOの眼をガらせ
                              ?【二00五
                             

  
                                        躰
                                     は
                                  福幸            
                          な
                      懸
                     崖
                  で
              不
               幸
                 は魂に属
                          している   
                                罫線  罫線 
                                             ・・・MidOri/罫線
                                                絢爛たる蝶々1錠ひらひらと
                                                  ga;raに反射し


405 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/02/01(水) 01:58:00 ID:2LUtXX6u
                   (MidOriを撓ませた四肢のすきまから/岩肌に波うつ鰈をZzる)
                    (また反射する・・
                               反射するよあたし)1/31
あたし
  
                                        躰
                                     は
                                  福幸            
                          な
                      懸
                     崖
                  で
              不
               幸

406 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/02/01(水) 01:59:21 ID:2LUtXX6u
                 は魂に属
                          している   
                                                     「ビ
                                                    リジア
                                                      ンrEd
                                                        MidOri熟々
                                                    労使協定 
                                                        精緻な虚無との
                                                自転する卵巣
                                                          帰納的なフィジカルへの
                                                      無限弁証法

                          二00六
                                        躰
                                     は
                                  福幸            
                          な
                      懸
                     崖
                  で
              不
               幸
                 は魂に属
                          している   


407 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/02/01(水) 02:00:04 ID:2LUtXX6u

                  あたしの樹液がこわばり
   MidOriの穴の中で 空が瞳孔をひらくのを感じる
        攀じることのはじまりが そういうことだった として
                                  飛び交うよ

  鱗MidOriのぶちBu-Tsu−chiる黒く-TaRがあたしの眼
     あぶくの血あぶくがとっても切ないので
                 あたしは三原色のプロパガンダ-dOt
                                           メイデイ
                                             メイデ
                                           メイデイ
                                          メイデイ
                                               あたし
                                                ひらいた瞳からかがんだ蟋蟀滲みだす
                                             蟋蟀reアンクレットを横とびして
                                             あたしの息 渦巻いてる
                                           蟋蟀すべりはじめる
                             re: re: re: re: re:
                     あたし反射する
              蓬莱を攀じってから失うの?

408 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/02/01(水) 02:00:45 ID:2LUtXX6u
                          二00七】
                                        躰
                                     は
                                  福幸            
                          な
                      懸
                     崖
                  で

         あたしは 

                  た
                   ま
                    し
                      いな
                         んてMidOri!!!
                             からだ逸らせ
                                 な  ぃ
 


409 :やわらかい連投回避:2006/02/01(水) 02:16:53 ID:eGwtkfi4
 




410 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/02/01(水) 02:18:51 ID:2LUtXX6u
>403
ありがとう
狭く深くが俺のサガのようで、、、
ウンコ詩人バリバリつきつめてきますよ


 

411 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2006/02/01(水) 04:45:30 ID:w80Uj0v+
>394
ありがとう。
あんたはへっぽこなんかじゃないさ。俺はへっぽこです。

ちなみにナイアシンは薬局に売ってまっせ。

412 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2006/02/02(木) 01:16:19 ID:SRQ47L8y
この感情は、薄雲の早稲田の空から降った。

413 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2006/02/02(木) 01:17:11 ID:SRQ47L8y
雨に喚起される感覚。警笛に揺さぶられる感覚。
都電は明治通り沿いを徐々に下っていく。
呼応するように、加速度を増していく感覚。
言うなれば恐怖だ。
私は何かを手にする前から、失うことを恐れている。雨は未だ止まない。

414 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2006/02/02(木) 02:16:42 ID:SRQ47L8y




私の手には負えないことばかりが打ち寄せる。
そのうち決壊するであろう堤防に跨って海猫を探す。
歌が聞きたい、しかし私は上手く泳げるであろうか。




415 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2006/02/04(土) 02:03:25 ID:EoqEocUu

瞬きと共に零れた涙の向こう側で崩落していく色彩が音を立てる



私が思い描いた世界の終わりは
太平洋があっけなく飲み込んだのだ



ああ

このまま


砂浜に埋まった木箱の中でこのまま
乾いた筆先を無為に撫で付ける行為を繰り返すのか


それならいっそのこと
あの日に描いた終末を抱いて死んでしまいたいと思うがどうだろう

416 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2006/02/04(土) 02:18:59 ID:EoqEocUu
こんな詩が出来ました、と。

私は左脳にペンを持たせて詩を書いた。
そうでもしないと一行書きあげるより先に、桜が花開きそうに思えた。



さて、結局私は溺れてしまったようだ。

海底から足が浮いた瞬間に薄っぺらな私の知識の舟は、
語彙の大波に飲み込まれ沈んだ。
助けに来るものも誰一人としていなかった。

私は今、深い深い海の底で、
火山ガスに揺れるビニール袋を眺めながら微睡んでいる。


しかし、溺死とはこうもあっけないものだったろうか。
もがき苦しみ、吐き、掻き毟り、垂れ流すというイメージを抱いていた。


思わず安らかに逝ったと思う。

417 :名前はいらない:2006/02/06(月) 03:19:21 ID:k3smSV6a
コオロギの不満爆発行ったり来たり


418 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/02/07(火) 03:08:32 ID:2nMlwX4Q

   「skp」



  ;
    ;
      ;
        みんな 象徴の
        メリーゴー ラウンド
      ;
    ;
  ;


見てみなよ
  ぶよぶよとした
      海淵に つもる
        シュレディンガーの猫
             みたいな 気持ち 
                ;
              ;
            ;
          ;
         あ
         アルペジオ
         雨が
         鉄琴を駆け下りて
        涙が孵化したよ
        “めしい”の表面張力が
        少し なつかしいのかもしれないね

419 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/02/07(火) 03:09:58 ID:2nMlwX4Q
                        ;
                          ;
                            ;
                              ;
                             ぼくはきみに
                           メールをうつ 仕草をする
                           ;
                         ;
                       ;
                     ;
                   び
                 ぶ
               びぃ
             ;
           ;
         ;
       ;
    あしたは
     月のなかだった……


420 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/02/07(火) 03:12:50 ID:2nMlwX4Q
                ;
                  ;
                    ;
                      ;
                       きみの甲を くちびるにあててごらん
                      日記に
                    かすれたビブラートを包んで
                 灯す あかい血と
               猫の眼のひかり
              ;
            ;
          ;
        ;
    今夜はとても冷えるので


421 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/02/07(火) 03:17:49 ID:2nMlwX4Q

  無映像詩集 六










月が破裂した
そこから夥しい構造を発しないように
きつく きつく 眼を縫いつけて

誰か 夜を
人の消えた夜を!!

         

422 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/02/07(火) 03:23:05 ID:2nMlwX4Q
>416
カッコわるいくらいに無聊だね。人間を剥いでいくとこういうもんが残ると思うとぞっとする。

>417
ありがとう。
俺の詩をそんな一行にまとめられると
俺は行き場がなくなるよ。
うう、、、

423 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/02/27(月) 00:12:26 ID:U667kP3F
世に蔓延する既視感を
濃縮して濃縮して還元されることのないこの世界の
人工甘味料に 溺れる漏れ達


424 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/02/27(月) 00:13:46 ID:U667kP3F
「波照間島スカイあきんど」

ざざぁーん…
〜〜〜  〜〜   〜〜〜





                                                                   ワレ…




















                                                             ゼニ返せや


425 :名前はいらない:2006/04/13(木) 03:23:36 ID:KAMEKJmB
もう終わりですか?

426 :名前はいらない:2006/04/13(木) 07:01:23 ID:nvYqyZVf
ファンがいるのに

427 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/04/14(金) 23:25:56 ID:dRUA2Ylh
なら書くともさ

428 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/04/14(金) 23:26:37 ID:dRUA2Ylh
   「誕生祭」



白く浮かび上がる廊下に
笑い声が響いている
陰茎の抜きとられる様は蛍光灯の光を浴びて
モンタージュのようにフラスコへ嵌め込まれていった
硼珪ガラスがくすんだ夢を見ていた
その中を
おまえはゆっくりと泳いでいた

かいくぐる波紋
はてなく落ちてゆくかと思われた血はとどまり
次第に冷え 積みかさなってゆく
蝋細工の牡丹が築かれる その渦の中を
蟻がさまよっていた

伏す半身を縫いあわせてゆく蟻のゆくえに
砂が転がるようなひとすじの音がするのだと
気づいた

(あらゆる観察には意味がない)


429 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/04/14(金) 23:27:49 ID:dRUA2Ylh

たとえばおまえの閉じられた腕 腕の下に隠された無明の顔
俺はそこに届くことができない
また
お前は俺の閉じられた意識を やさしくまさぐることすらできない
すべては無言のままにうしなわれる
窓の外の閉じられた世界の舌
蟻は舌の上で動かなくなり
酸い干からびていく

(幻想を抱きながら)

蟻の殻

夜の瞳

(幻想を抱きながら 生きろ)


430 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/04/14(金) 23:29:04 ID:dRUA2Ylh

またその牡丹の中で枯れてしまった蟻のように
伝承と暗喩の渦の夜をお前と俺はさまよっている
窓の外の閉じられた世界の舌は
つまり人間は人間として閉じられたのだと告げて
永遠の出口を絶望している

複眼の街の底で青む 美しさとは何か
美しさも酷さも 等しく意味はないのだと

知りながら
俺はまたおまえの腕をはらう

おまえの中の夜の瞳が
幻想を抱きながら
深度を増していく




431 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/04/14(金) 23:30:17 ID:dRUA2Ylh




俺達は一言も発しない
閉じた舌の中の世界で





432 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/04/14(金) 23:51:48 ID:dRUA2Ylh

 

433 :アルペジオ ◆UfM5Clgw1I :2006/04/15(土) 13:22:52 ID:MVQRTQS+
>>418
こういう系統好きかも知れない・・・
というか、好きだな。

434 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/05/08(月) 00:16:02 ID:etWrNFV8

              「慈照寺」

いつか 失ったのではない 残されたわけでもない あるもの
だけがあるように 疎水は碧い空をのぞみ 家々の先へと消え
た 沿道から 白い桜がしだれていた 石畳は濃い影を映し
人はひとりも通わず ただそれだけの道を 影はゆくりない足
つきで 一歩 また一歩とたどった いつか 失ったのではな
い 残されたわけでもない 影だけがあるように 足音は夜へ
と向かっていた 仰げば桜の白いひらが 払いようもなく飛び
こんでくるのだった 


435 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/05/08(月) 03:39:53 ID:etWrNFV8
>ありがと
でもここはおしゃれさんの来るとこじゃないのです


436 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/05/08(月) 03:43:08 ID:etWrNFV8
くるのだった
きた

最後はどっちがよかったんだろう・・・

437 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/05/08(月) 03:53:57 ID:etWrNFV8


詩は無映像のなかに逃げ込んでいくのか

やっぱ無映像詩集路線はまちがっちゃなかったな
今は救いようのないレベルだけれど


438 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/05/08(月) 03:56:29 ID:etWrNFV8
逆にイマジネーションだ芸術だと口うるさい連中のなんとおめでたいことか


439 : ◆notePDkbPQ :2006/05/13(土) 01:06:25 ID:U/MqSGFk
夜分すみません。やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI さん、よろしかったら
【選者指定コンペ2】よろしく願いしまふm○m
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1145203009/

↑選者お願いできませんでしょうかm○m

440 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/05/14(日) 09:49:57 ID:Xp33JOxg
>439
今は選者をする時間と気力がない。。
悪いけど、お断りします。
ごめんね。

441 : ◆notePDkbPQ :2006/05/14(日) 17:26:07 ID:Ci9JlevY
>>440 そうですか。残念です。失礼しました。

442 : ◆notePDkbPQ :2006/05/14(日) 17:28:01 ID:Ci9JlevY
ごめんなさい。間違えて上げてしまいました。

443 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/05/16(火) 00:19:53 ID:3rnDBuDM
鋭く剥く
誰よりも分析的であり ものごとを動かす力を持って生まれたのだと
嘱望され続けている
そうして鋭く剥く
その虚無の大きさを見つめながら
これは俺だけの秘密だが
隠し通さなければならない
しかし自分がこのようであることをを知りながら
なお普通を装い生きることがどれほど俺を苦しめるのだろう?
臨界点の秒針 サイレン 抑えつけられぬ夜のしぶき
俺は俺を鋭く剥く
あと一枚 
あと一枚の浮き上がるような皮膚の光りを
剥いだ瞬間に


444 :  ◆UnderDv67M :2006/05/17(水) 22:04:12 ID:keY2Cy7X






     今からあおむしくんが葉っぱを捜して通り過ぎます。
  通り過ぎるだけなので、このスレの内容には何ら関知しません。

              _
            /ヾ;. `ヽ
           ゝ  ● ノノ⌒//⌒//⌒ヽ
           (_・ヽ___/_ヽ// .. // ..  )
              〃〃〃~~u^u^u^u^^'∪  モソモソ








445 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/05/31(水) 00:45:07 ID:ReDURUyC
サ・ケルタフキッスコー・・腕ケ゚ー゚オヌセ歩゚タエマエル
テヨスナ?ケルタフキッスコ ニミナマ
ニトタマタサ エルソ脱ホオォ白
マチキク・[セ・・タフニョ]クヲ ナャヌッヌ?
マスハステソ!タ゚ユン


446 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/05/31(水) 01:22:15 ID:ReDURUyC
やべ〜絶不調だ
日本語の書き方すら忘れちまった

447 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/06/27(火) 01:01:04 ID:sPK6DHg2
             「偽証罪」

隈失せた十六夜の光を込めて 土よ 骨王よ 黄金の汀を歩け 俺は耐え
た 鐘楼に重なる両眼の洞に 運命とでも呼ぶべき無が宿る時 美しく偽
証された 生と非生の鋭い韻律を 胸を破る鼓動のさざなみを 全ての偽
証を この痛みだけが明らかにする 
                    赤黒い腐熱のなかのいわれのない
  触角のめぶき 洵々に冴えわたる月にかざした
                       爪の飛跡さえも また

             俺はお前を待つだろう
                             お前は
俺であっただろう
           知っている 
                     お前は捉われるものを失うことを
  もはやあらゆる映像の中に 
                     お前は普遍の無であるのだ
    散々に響きあう川面から 
                   再び立ち上がり 言葉の無い叫びを放つ 
亀裂のような五本の指を  俺の眉間へと伸ばし   言わしめた そう
 無とは常に 偽 そのもの  見えぬ水 見えぬ痛みの中で 濡れそぼ
った過去が俺を 時を 貫いてゆく 人の形をした雨が 熱い苦りを寄せ
て いや 雨音に似た膿んだ裸体が 墨色の時の 奥底で静かに待つ 
何を? 精緻に 若しくは貪婪に濡れた無を なお耐えねばならないのか
? 恐らくこれは 生贄の砂漠 希望という偽証のこごり 祈りとは 
 虚無に捧げる信仰であり この痛みをただ待つのみだ 
                  そのようにして
                         お前は頭蓋を流し
                               指折り数える
                             未明の播種を落とす地平と
                                  蒼く透けゆく 月の髑髏を


448 :名前はいらない:2006/07/02(日) 00:40:08 ID:eN6u06y6
難しい言葉の羅列ならべるよりももっと単純にひびくものを書いたほうが
いい希ガス....

449 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/07/04(火) 05:59:12 ID:9HhCoEO8
>448
そうだねバランスが大事だよねー。

450 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2006/07/14(金) 03:18:06 ID:9iX2JR6V
結解


私は知っていた

舞えば観衆は見惚れ
打てば血が沸き立つ

幼少の頃からそうだった
足元では金貨が撥ねていた

長い長い旅路の中で
数多の失われつつある物語に触れた
硬い結び目を解いていくように
またひとつ理解した

風雲雷雨の音楽が背後に迫っていたから

一歩踏み出す前に
大きく深呼吸をしよう
魂は原始のリズムと共にある

451 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/07/16(日) 23:43:33 ID:bJW2lUtj
  無映像詩集 七
             「輝跡をもとめて」

堆積した無花果の
     乾いた涙跡が

しなやかに刺す
    枝に音沙汰のない

          鯨のしぶきが絡まっていた
              夏は硝子球のように過ぎ

               並木道のはじまりで 溺れた
                        虹彩から染みだす愛を

                          叶えたくはない
                     シャツを脱ぐと
         
                         鳩尾からおちる百円玉
                   揺れる 傘は揺れる

                       口をあける雲の 奥深く
             消えた 鉄の蜻蛉は

                        沈黙の音叉を 残していった
               俺はその後 何年かを

       無映像の中で過ごした
            

452 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/07/16(日) 23:44:50 ID:bJW2lUtj
 「トリエステ」






クロムモリブデン製の球体が潜航する
徐々に 闇の渦が軋む
潰された
記録ノートとビスケット

望遠鏡の中の 二重星が 冷たさの粒子を計測する
ように
頭の中を覗き込む 水 水
水は色を見ない

球の中心には 孤独の反響が消失する
真空の特異点があります
世界で一番深い海に
まだ あなた達は 許しを得ることができません


453 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/07/16(日) 23:46:00 ID:bJW2lUtj

セザンヌの描く 水墨画には
月の手前に 丘と木が描かれています
私はともかくも 海へ近づこう
まずは浜辺へ出ようと決めて
バックパックを揺らし 歩き続けました

一台のセダンが止まって
白人夫婦が
泣いています
何を言っているのか分かりません
私は首を振りました
女は口を歪ませながら
―― A R E  Y O U  O K ?
ゆっくりと発音しました

海底には五角形の魚がいるんだろうか
私は写真を撮るのです
早く行かなければ


454 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/07/16(日) 23:48:12 ID:bJW2lUtj



455 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/07/16(日) 23:51:14 ID:bJW2lUtj
>450

やあ学生さん。
陽射しの季節だねえ。

456 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2006/07/22(土) 13:56:13 ID:fmkMo8mW
>455
お久しぶりです。
久々すぎて、2chの遊び方を忘れてしまったもよう。
さて、どこへいこうか・・・・・・

457 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2006/07/23(日) 05:08:12 ID:Ik752Mh+
【望郷】


  いつも通り 何事もなく
   自動改札に吐き出されて
  雑踏に溺れていく

   「      」

 時間を気にする余裕もなく
     華やかに着色された街を
  ただ無言で歩く帰り道

   一周忌は

    仕事と託けて帰らなかった

   陸橋の下の露天商の前で
 私は珍しく立ち止まった
    老婆が形の悪い馬鈴薯を売っていた

458 :いぷ ◆Ipu.IfZyao :2006/07/23(日) 05:08:57 ID:Ik752Mh+


   ああ ああ

    私はこの街で

  抗い難い快楽を知った

   添加された甘みを

    知ってしまった!


 夕刻を告げるベルが鳴り
    わたしの背中は俄に粟立つ

     雲間から差す黄昏が
    道往く子等を赤に照らしていた

 遠く山の向こうから
    母の呼ぶ声がした

  暗くなる前に帰って来い と

           私を呼んでいた

459 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/08/29(火) 01:10:13 ID:Z5Lc8w5R
           [ 無映像詩集 八 ]





夜道 みずからの足音の
カルテを携え
古びた階段をのぼる
踏みしめるために 脚を上げることは
文明の自虐的なモノローグに かしずくことなのだろうか
水銀灯が
鬱血したアスファルトの口承を
押しころした声で 告げる
あるいはその類型として
わたしは 滑らかな物腰で立ち止まり
しずかに息を吐く
それから
蝉のように乾いたドアを
うすく
切り開いてゆく


460 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/08/29(火) 01:11:03 ID:Z5Lc8w5R


        ――微細化されゆく物語にむけて



461 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/08/29(火) 01:12:41 ID:Z5Lc8w5R


いつだったろうか
山をやることが 心体を結びつける唯一の 儀礼だと信じていたころ
わたしは奥秩父の 名も知らぬ涸沢を
攀じた そこで
幾過ぎかの ナメ滝にしがみつき 
わたしの息の頂上には
一条の空がわたった
たしかに 息は風なるに ひるがえる欲を持ちたがるのだろう
わたしは
四肢を撓ませ 巨魁の中に押しいることで
荒い花崗岩の中にやどる
一進法の世界を
風として受けた




462 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/08/29(火) 01:13:40 ID:Z5Lc8w5R


――――命題は常にひとつの解から発せられた

           ――――物語は
                  存在しなかった



463 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/08/29(火) 01:14:52 ID:Z5Lc8w5R



あ あ
全ての因果は
わたしたちの血迷いごとにしか過ぎぬのだから
始めも終わりも忘れたアルバの
包括的な悪夢を
わたしたちは 見るのだ
わたしたちの物語は崩壊し
もはや砂粒ほどの大きさだ
わたしたちが嵩となり 湖のように乾いた 海をつくるころ
ほどなく
わたしたちの偉大な工芸は
星が 街に
沈むように沈んだ

           

464 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/08/29(火) 01:19:36 ID:Z5Lc8w5R

            
        ――物語の断章として
              月は繭を帯び
            家は灰を枕によせ
         trumpetとguitarと
                数行の詩の熾りを
              書き残した



465 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/08/29(火) 01:20:40 ID:Z5Lc8w5R


伝承されたもの

星と金貨と
金貨のテレヴィジョンと
生殖器と
紡がれた死と
死に似た言葉と
言葉に似せた海馬の匂いと

小さな
小さな物語と



466 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/08/29(火) 01:21:51 ID:Z5Lc8w5R


       ―――背嚢の物語と そこに
               深魚のように たゆたう
           あなたの任意ではない瞼と




467 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/08/29(火) 01:24:08 ID:Z5Lc8w5R


あなたはあなたの心臓の本音を知っているのか
わたしはわたしの心臓を聞いた
静かな雨の日に 手をあててみるがいい
ものみな嗚咽の韻律に
あふれるはずの
嬰児が
うすぎぬをかざして
腕でなぶる
そういう暮らしを



468 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/08/29(火) 01:30:05 ID:Z5Lc8w5R


         ―――――球体の河の
                 ながれはどこ
             語り口は いずな
           沐浴する脈
                 物語のなかで
           微動だにしない脈
         濁音の鉱脈
              脈は
                 わたしたちの手には負えない




469 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/08/29(火) 01:32:49 ID:Z5Lc8w5R


     ――物語は
         わたしたちではない
物語のなかの
       黴の生えた黄昏のなかで
     物語のそとの
            時間そのものの皮膚のそとで
      わたしは物語が
           憎らしいと思う




470 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/08/29(火) 01:34:03 ID:Z5Lc8w5R



――――――――――あるいは
          微細なものが統べられて
        物語は
          ふたたびの
             物語は



471 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/08/29(火) 01:37:18 ID:Z5Lc8w5R


ドアは扇
喜怒が塞ぎこむ すきまが広がりゆく
綿埃が音楽の
ああ
そうだ
音楽はdilemmaと呼びかえてもよいかもしれないな

街の物語
物語の街
昏々と尾をひくそれらの夜更けの
福音としてのdilemmaを抑えがたく

ドアからあふれでて

わたしの足元から攫いぬける

あるいは

微細な人の影が





472 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/08/29(火) 01:38:06 ID:Z5Lc8w5R
 





473 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/09/06(水) 01:06:36 ID:sA3AYIHj
   「嘔吐について」

食道を押しひろげ
挿し入れられた手足は淫ら
かみそりを嘗める
くすんだ苦りを軸として
自我は逆ざまに立つ
ししゃもの鰓にひきつれて
人造の刷毛で丹念に
上塗りされた雑踏の
粘膜を灼く
辛辣な
毛波のゆりもどしに託す
積みかさねた ただそれだけの
お前のさもしい決意の内部を
椎茸だとか 鶏だとか
流血から釣り上げたばかりの
昏迷のゆえんが 歩み抜けたときは
お前の眼はただちに割けるだろう
くらげのようなものが滲んだ
ふてぶてしい憔悴を
越えることなどできはしない
お前の核心は
常に 鳴りひびく喉をへて 右と左に垂れるのだ
そしてその 真ん中あたり
濡れたペニスに
ひどくちかい 柩の内から
お前と お前のおふくろの
はじめどおりの習性でもって
嘔吐はしずかに
のぼりつめる


474 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/09/06(水) 01:22:50 ID:sA3AYIHj

畳の上に眠りを落としたネズミがいない
ここはフローリングの 錠剤でできた建物だから
ただ硬いだけの


475 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/09/09(土) 00:22:06 ID:69E4qvQw
>473
いや〜ん。
読み返してみると、なんかユルイね。
なんでだろ?なんでだろ?

476 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/09/10(日) 21:40:28 ID:8BNwu6Zc
     「間奏と死と」


あるひとの 微笑みが
かたがわりをした
空は
ふりあげた斧のように
おし黙っていた

 ――光が わたしたちを
 ――産みおとしたとき
 ――血と肌の
 ――色から 残されたものが
 ――空になったんだよ・・・

そのとき 信じられないほど まっすぐに
枯れ葉がいちまい
空から
水へ
水の底へと沈んだ



477 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/09/18(月) 02:05:29 ID:vJEKhyH5



478 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/09/18(月) 02:06:06 ID:vJEKhyH5

   「写経」


巡礼が たとえば
捨てられた木椅子のほぞが湿ってゆくことの
貧しく しかし 確かな時間を
探り当てられないとしても
かまわない
夜更けの
潮騒の肩の 最も尖った輪郭から
いっそう果てない哭きが聞こえ
捉われることの
美しさと酷さを宣言した
その
海から海へと渡る大きさが
生命の ひいては巡礼の
大きさである


   宣言されたものを噛みしめよ


479 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/09/18(月) 02:07:03 ID:vJEKhyH5

浜辺に
犬が伏していた
脚を横ざまに倒して
濡れた毛波は 片眼を柩のように匿っていた
もう一方の眼は上を向いて
薄明の 人工衛星の光跡を辿ることに ひどく疲れたようだった
星は溶けるように消え始めていたが
犬はその体躯の中の昏がりを さらに濃くしたように見えた


いくたび死を迎えたとしても
虚無ではないものが 犬の瞬きを許さないだろう
虚無でない あらかじめ 宣言されたものが
犬の乾きはじめた眼に
無垢な暁を 注ぐだろう


   自ら生み出したものの
   美しさと酷さに 馴れ続けることをせよ


もはや
何も映すことのないその 瞳の縁どりから
燠火はひそかに満ち満ちて
不意に
溢れる


480 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/09/18(月) 02:07:45 ID:vJEKhyH5



481 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/09/18(月) 02:17:42 ID:vJEKhyH5
>478-479
ポエ大の「朝焼け」に投稿しようと思ったけど間に合わんかった。
つか、みんな、10作品をもっと吟味してから投下しよーよ。
「朝焼け」ってテーマが、ただの言葉にしか過ぎない詩がほとんどだったじゃん。
(以上チラ裏)


人が溢れている生活とか
言葉が溢れている生活とか
建物の中で過ごす生活に不自然さを拭いきれない。
それを浄化する手段としての詩も
返って俺をより堕落させてるように思う。
こういう時は、静養したほうが良いんだろな。
(以上チラ裏)

482 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/09/18(月) 02:49:07 ID:vJEKhyH5
なんか言いっ放しもアレなんでちょっとコメントるか。

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1151915955/99
断片と作品の中間ってとこ。
硬い展開に対して一語一語がギクシャクしてるなあ。
例えば「窓辺」「霞」「凪」の三語が繋がってない。
あと、終連「朱に染まったこの刻」をなんで忘れるのかが引っかかる。

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1151915955/100
あーなんか俺の作り方と似てるわ。
前半に詰め込んで詰め込んで、後半ほっぽりだすとこが。
こういう人は、言いたいことを我慢することと、息継ぎの文章を入れることを覚えると変わるんだろな。

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1151915955/102-103
「綺麗だな、朝焼け」にリアリティのある補足があると共感したんだろな。
作者のイメージと詩の言葉が、等間隔に遠いような気がする。


483 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/09/18(月) 03:03:39 ID:vJEKhyH5
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1151915955/104
言葉を紡ごうとする意思の強さを感じて、そこは面白い。
でも、最後の文はやっちゃったでしょう。

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1151915955/105
最後の4行で十分。

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1151915955/108
後半の、微妙な連想のズレが面白いね。

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1151915955/110
表現が稚拙だけど、その分直接的で良いんじゃない?
詩に逃げるより日記を書けと言いたいけども。

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1151915955/111
ぼく、こういうの分からない。


484 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/09/18(月) 03:14:33 ID:vJEKhyH5
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1151915955/113
文字数に比して広がる世界がハンパないね。
この人は連想が得意みたいだけど、それ以外も使えばいいのに。

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1151915955/114-115
たぶん、この人は俺と同じで、ショボイ思惟に悦に入ってそこから飛び立てない人なんだろうな。
最後が面白いから良いんだけども。

485 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/09/20(水) 01:22:17 ID:+Co4oN1w

           [  無映像詩集 九  ]
           [ 鶏の頸を折る仕事 ]


あおう
昼と夜が共闘して車窓をおもむろに破る時には
またあおう
口から口へと右腕を結わいつけている間に
揺るぎないかなしみがサイコロを振るように指輪を転がす
その勢いに任せきりで
きっとあおう

鋼で絞めこんだ麦の穂をいっせいに鳴らす内在律の寡黙な原理を
あいまいさの欠片もなく
ぱき と鳴らす意思の力に置き換える

意思は感情を克服することで
感情は思考を克服することで
思考は意思を克服することで
余地もなく
饐えた匂いをあふれさせながら 血は搾りだされる
その波紋が空気の冷めた場所に落ち着く
そうなる前に
あおう
そうなる前に


486 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/09/20(水) 01:23:13 ID:+Co4oN1w

放り出された砂漠をつなぐ静脈は
三十九度目の分岐にさしかかると 隊商の列を膝であやしつけた
そして四十度目には
あおく風化した河を越えた
いったい
ひとりでに進むための切符を支払うのは
何日前の寝覚めを文言としてとりつけたからか
それから掌のすべての砂漠にささやかな流動を染みつかせるかわりに
鶏には決して声を挙げさせるな
それに成功するようなことがあれば
俺はもう一人で生きてゆける
その賭け金はかならず重さのない幸せであるはずだから

そうなる前に
きっとまたあおう




487 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/09/20(水) 01:24:24 ID:+Co4oN1w
 



 



488 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/10/10(火) 00:10:58 ID:iwzxVIkA
あなたの身の置き方を総合してみた時に
何をもって虚飾と感じるのかには、放浪の血筋が深く関わっている。

詩の中に目を向けた時に
何をもって虚飾と感じるのかには、放浪の血筋が深くかかわっている。

言葉は常に、ひとりで旅をする。

489 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/10/10(火) 02:19:24 ID:iwzxVIkA
無映像詩集 十
触覚者

T

空き缶をころがすにはさ ひとつ指
君の背が 冷たい銀河をおぶったように
餞別を 殴りつけた朝
土熟れ あのシーソーは まだあるだろうか


U

講堂の梁を ぼんやり数えては
遠くからしだいに 射影が伸びてくる
俺のおじいが 林檎を世話した
千年は 同じかたみを 保ちつづけた


V

音たてず trumpetを吹く苦しさと
愛しさを山茶花のはだ ちぎった
髪なびく あいまいな指で 地球儀を
あめんぼみたいに泳ぎつづけた

490 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/10/10(火) 02:22:53 ID:iwzxVIkA







491 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/10/10(火) 02:24:53 ID:iwzxVIkA
俺は君でもないし俺でもない

俺は君でも ないし 俺でもない

俺は 君でもないし俺でもない

492 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/10/10(火) 02:38:13 ID:iwzxVIkA
ttp://2st.jp/nuvoid/words/toriebi.html

三元五次の線形微分からなる構築美
10の階乗のバランス>81の階乗の混沌

こんな言葉をはきだしてみたいよな。。。いつかは。


493 :名前はいらない:2006/10/14(土) 01:05:42 ID:OB8PCn4w
歯を見せて笑うな

その歯で何人噛んだ

見ろこの鳥肌を


お前

お前のだよ

494 :名前はいらない:2006/10/14(土) 01:12:09 ID:OB8PCn4w
海を見る、と言ってもなぁ
ごめんだよ、そんなの

サイダーじゃ駄目か

ほらこの泡でさ




「泡はどこへ」
「泡はどこへ」

風が、流れ、

「海はどこへ」
「海はどこへ」

残った砂糖と塩の、

混ざらない味の、

二人。




そう、駄目、か。

495 :名前はいらない:2006/10/14(土) 01:15:20 ID:OB8PCn4w



キャンディ、いるか?

496 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/10/15(日) 19:40:30 ID:Es7iO0D5
>493-495
やあ。

髪をもてあそびながら
決めかねている身の預けかたを行間に孕ませたような
そんな感じだね。



497 :名前はいらない:2006/11/01(水) 01:06:50 ID:hF2EuXvB
からから

498 :名前はいらない:2006/11/01(水) 01:15:55 ID:cbDuCKWJ
からからしようぜ

499 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/11/01(水) 02:12:47 ID:R6reOaOb
無映像詩集 十
触覚者

W

擦りきれた セーターの裏に嵩たかく
投げ上げた 歯と飛び降りた 瓦屋根
白涸れた甲羅に触れて 拭えない
流謫がとびきり音を立てて騒ぐ


X

鶏鳴のあかるみに立つ 衣ぞら
SolidEdgeの演繹に眼を 盗まれて
暗騒音 その音が在りつづけることを
忘れよ 現実に埋もれ眠れよ

Y

抜けた歯の吹くしわくちゃの地名の死 鶏の腑をまさぐる陽に永住す

500 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/11/01(水) 02:13:54 ID:R6reOaOb
 



501 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/11/01(水) 02:14:48 ID:R6reOaOb
>497-498
スマンね。からからできませんでした。

502 :しん ◆SHIN46tkbs :2006/11/01(水) 02:26:07 ID:UqtzbqK1
素敵なお名前ですね
前から気になってました

503 :名前はいらない:2006/11/01(水) 02:54:06 ID:fpRAaANi
腐った頭異臭うつすんじゃねえよぼけ

504 :名前はいらない:2006/11/01(水) 03:59:14 ID:oANHUrbr
うっへえ、テマエ海老鳥コンシェルジュでえ御座います。勝手に、なんと、ぐええ


『妾を巡る寸劇その1』

「あったし可愛い2次カリエスを!妾にしたのよ」嘘つき「ほんとだよ」証拠見せれ「ほらー」
のんべん
だらり
ギギリ梵天ギリギリ舞い(ザンバラ!)言偏がビブラートするリボンの踊り子専用ディルド回るリボンとチルドの煩悶、
歯に沁みるとなると今度(木綿豆腐?)序盤から暗狩り人たちのパレェド、蟻の門渡りにて。non,mademoiselle...
舌切り雀から上場企業へ「からからから始まるこれからもある」うるッせえボケ「あはん」
妾にあげるならさ「うん」リボンとディルドどっちがいいのさ「両方」貪欲「うふふ」
2次カリエスにディルド突っ込むとチルド復活してリボン回せばソルフェージュする歯
ねえ「可愛い地軸にイチジク鬼畜」黙れ「溶解するメッタルフィクション!」黙れ、って
さて「慈悲エロ無碍トランペターあははん」貴方の歯を折ろうと思ってるんだけど「だって

言葉とかっていっつも
足跡だけなんだから
つまんない」
うつけものめ「あはん」鬱獣で漬物「うふふ」参ったねこりゃあ
以後、妾と歯がねんごろ、貴方がリボンで私はディルド、どいつもこいつも2次カリエスの鬱獣。
めでたし、めでたし

( BGM / ttp://0pt.net/up/0254.mp3 )

505 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/12/15(金) 01:37:47 ID:jCa8xzrE
  「唯物論」




〔12/2〕と 日記の隅に
小さく書き置かれたその筆致は
十年の月日を経ても そのしなやかさを失いはしなかった

Mr.Carrothersの指はまるで やわらかい蟹の脚のようだった
子供心にそう思ったことを覚えている
彼の十指が描きあげる メランコリイは
無色で純粋で
私の傍らにいてピアノに打ち込んでいる姿は
街に生えていた一本の樟の樹が
擦れざわめきながらありつづける様を
人の身ながらに 装うかに思えた

彼の日記には 冷えきった空白のほか 日付だけが残されていた






506 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/12/15(金) 01:38:32 ID:jCa8xzrE


〔12/3〕
書斎の中央には
埃と酒とが
砂時計のように静かに垂らす
夜が蒸発をつづけていた
人が一人去り そのあとに残されるもの
静かに垂れつづける
彼の記憶と私の追憶の 中央に 積もり嵩となるもの
それを誰かに手渡すことを
Mr.Carrothersの日記は望んでいるのだろう
しかし そんな日がいつかは来るのだろうか?
数百の彼の蔵書と 私の二つの掌の中で 今
古びた日付が震えている




507 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/12/15(金) 01:39:53 ID:jCa8xzrE


〔12/4〕
言葉を使わずに
いかに饒舌にふるまうか
Mr.Carrothersは
そのことを 蕩蕩と考えつづけたに違いない
孤高であるということは
常に
世界に対して微笑み続けている ということか
必敗者であるということは
常に
そこに到る全ての永久が
自らのいわれを許しつづける ということか

薄暗い灯かりの中で
彼はいつまでも黙っている




508 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/12/15(金) 01:40:32 ID:jCa8xzrE


〔12/5〕
重量感の無い幸せを味わうように
透徹な液体の中を
見えない鳥が飛ぶ

その羽模様をめくるような
日記に記されない
ハーモニーとメロディの秩序と無秩序の
さざめきの中で
私の考えは止まってしまう

Mr.Carrothersの指先を真似るだけで
ウイスキーの中に 静かな音が響く




509 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/12/15(金) 01:41:15 ID:jCa8xzrE


〔12/6〕

私は日記に 今日の日付を記す
彼と私と その次の
何者かのために















510 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/12/15(金) 01:50:56 ID:jCa8xzrE


〔12/7〕









 




 

511 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/12/15(金) 01:53:32 ID:jCa8xzrE
>503
腐った頭異臭っつーのはブルーチーズよりも臭いのでしょうか?
腐ってもコクがあるものってあるよね。

512 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/12/15(金) 01:59:35 ID:jCa8xzrE
>504
おお。
わざわざ出張に来ていただいたのですか。感激です。
そしてキモいですね。素敵に。

言葉の乱射だけで深みを出そうとすると逆に平板になるよね。
「雰囲気」のひとことでは片付けられない詩を
目指したいよね。
それは絵画にも言えることだけれど。
無理難題だけどね。

513 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/12/15(金) 02:04:41 ID:jCa8xzrE
>502
レス遅くてすんません。
月月火水木金金の仕事人間なもので。

名前ほめてもらってどーもです。
名前負けしてるとゆー噂もありますがね。

514 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/12/26(火) 00:04:30 ID:wkjbAjv8
「無映像詩集 十一」
「化合の反応速度を見る」


濃い影に なった気がした

耳の裏で さぐり当てた

眠たげな銅線を引き回してゆく


繰り返しの中に倦怠が生まれる




515 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/12/26(火) 00:05:08 ID:10cNbjFO


終わりかた その

末端の 解かれかた

ばらばらにされた楔を

一日のつがいに寝かせておく

いつしか 祈ることを

忘れてなお 奇跡だけを欲して

やまない やむことのない

枯葉達と 流れた灰 流れた鋳肌


その中には“f”がない



516 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/12/26(火) 00:05:45 ID:10cNbjFO


猛々しい樟脳をいぶる星が

ゆるんだ

シネマ

病弱な光の 上でも下でも

哄笑と悲鳴とが 逆手にとられ

減数分裂をきたす


つまり 地球のなにもかもが
“f”ではない



517 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/12/26(火) 00:06:30 ID:wkjbAjv8


うべなう街が 時間に淫している

その隙に

胃を加工した レコーダーを買った

ただ共感ばかりが恐ろしいので

節くれた幹を溶かして

遊んだ

さも 難儀をしているように

ピアスを削って

さも 難儀をしているように


そのような中にあって 孤独だけがいつまでも


私を飽きさせることがない



518 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/12/26(火) 00:07:28 ID:wkjbAjv8


繰り返しの中に倦怠が生まれる


その中には“f”がない


つまり 地球のなにもかもが
“f”ではない


そのような中にあって 孤独だけがいつまでも



519 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/12/26(火) 00:18:48 ID:10cNbjFO
 

 

 



520 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2006/12/26(火) 00:25:32 ID:10cNbjFO

           「守人の閨に/よく冷えた香を引き入れよ」


潮騒がさやかに飛ぶ 砲台は男の身の丈でうずくまり 従軍の最後の一滴まで 腹の
中を見せはしない 潮騒がさやかに飛ぶ 夜に義手は海へとひろがる いざよう月が
曲面をなぞった 彼は何を見ても 何かを思い出す しかしそれが 彼がついに無知
を貫いたことの証である 岬が守人のように耐えている 彼は幹のような手で草に合
図を送る 波の皺のひとつが号令に変わる 潮騒はみっつの結論を下した ひとつめ 
曼珠沙華は灯台の下にはない ふたつめ 曼珠沙華は灯台の下にはない みっつめ 
火葬は一輪の花のように冷たい 台地のへりには花が 薬莢の内には潮騒が その立
ち位置を鈍器のように頑なにする 今となってはもう 彼にすがるしかない 空の歴
史を人が永遠に推し量れぬことと同じように 砲台の悠久の密度は彼によってしか慰
められない たとえその戦いが 彼の耳鳴りの 焚くまぼろしで あったとしても 
音という音が次第に 光と闇とを砕き始める その輪郭は紅く滲む 潮騒が彼から照
準を逸らす 砲台は耳を押さえてうずくまっている


521 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2007/02/07(水) 21:48:34 ID:muJ+m/OT
[ humming bird' ahm scrapin off ]


る ru


流 流 ・・・・・・

その出どころを 聞いたばかりに



冴えいずる 鳥の舌根を
わがものと思え

冴え いずる 鳥の しとねを
わがものと思え

根は根
生まれは生まれの力から
その出どころを見つけたばかりに
わがものは
いつまでも 育たぬものよ




522 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2007/02/07(水) 21:49:14 ID:muJ+m/OT


ru 流 ・・・

流・・・

ruined ・・・ selfish

degrection per logical spectra is chilled away

way much up'on physical roots

as if 我

wa ga  

逡巡セシ reason wo

問イタガル ウチハ

rootヲ ミテミヌフリヲスル モノヨ




523 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2007/02/07(水) 21:51:03 ID:muJ+m/OT


人が人で終える essenceだけを欲する舌根は

なんなのだろう?


humming bird' ahm scrapin off

by way of what

humming bird'ahm

to be from

ru

ru ・・・・・・



ru  流

流 流 流・・・・・・





524 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2007/02/07(水) 21:52:08 ID:muJ+m/OT



流れ落ちる か細い一日の

密度は 鳥の

喉に詰まった空気よりも

大きくは ならない


その 冴えいずる

鳥の

老婆の叫びにも似た

朝いっぱいの 

慟哭を

わがものと 思い込まなければいけないのか?



525 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2007/03/10(土) 01:27:53 ID:HUR8Pe2b
   「Miles Mode (The Red Planet)」


らそいろくのどかよりごこひ

日こごり 夜かどの黒いそら

a
をををおをををおおををををおっをおおををおおををををっをおっをおををっをををををををっを


石の薔薇 涸れ 鰈のような

宇宙は熱唇 

砂礫の赤光を吹き

苦り また 色づく孤独

その 紅玉よりも 秘めやかな星は

地球などと 呼ばれた




526 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2007/03/15(木) 22:49:08 ID:j31XTQMG




527 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2007/03/15(木) 23:03:18 ID:j31XTQMG

 「いぬのじきょくのしっぽのきょくりつ」



仮想的な思惟の棲家から
そろそろ旅立たなくてはならないと思いつつ
日々の染み跡が はらはらと
級数的な昇華をみせて
僕はまたいつものように 取り残されてしまう


(今日も みんなの眼は
                すきとおって いました)


去りゆくもの
を見つめている
彼女自身の心のこだまが
残されたもの
の手を引いている
夕照の
むこうに
ひろがっている


(まばたきの あいだに
                 メビウスの輪が ひかって きえました)



528 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2007/03/15(木) 23:19:45 ID:j31XTQMG

「ただの言葉があるだけの、目もあけられぬ昼ばかり」


あおあおしい憤怒をふみしだき湧きうつおと くろがねとかした雲がすさぶ
もえさしに ほのかなぎんがの遠いかぜ
ひぼたるも置きざりにして今年のこよみという言葉が
じりじりいたむ
しろいしんけい しろいのはしんけい
すいじゃぁくかあドどとどドろどどっと
ただの言葉があるだけの 目もあけられぬ昼ばかり

じゅうけつした葉脈のうえでとんではねて
落ちてクビをまげて
しろい蚕のはらをやさしくつぶすことができなかったから
堕ちてくビをまげて




529 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2007/03/15(木) 23:20:59 ID:j31XTQMG



びょうしんの林はや
ふりそそぎ 目くるめく縞はしる 島のなみだのあわいにひかるひかり
りゅうせんけいの太陽をみおくり
めしいたノド ちどりアブ ういるすカラスをいつくしんでは
目もあけられぬ昼ばかり

ゆえに言葉はぜ い じゃ く で
わたしはむしばから やみから あたまのおりからぬけられぬ
にがにがしい空にたかられながら
幻想をいだき いきねばならぬ

まばたき絡むねっとりとしたトライアングルが いきている いきてるのって
ショウリョウバッタがにげさった
にげたのはもしかして 遠いかこ という言葉じゃないかしら?
わたしははカラスをおいカラスのカレハをおもうばかり



530 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2007/03/15(木) 23:23:02 ID:j31XTQMG


腕をすりぬけるうみのけだるい ろ ん ど
おどるならば 目をあけてはならぬ
せめてまひるに みひらかれたアリはしつようにあなたのせなかを
せ な か を
つたわる めのう ひよどりがおちるようにおちるなみ
はだをおかすとうめいなまぐま ふきあがるちへいに


なお ねをはやすというのか きみは




531 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2007/03/15(木) 23:36:39 ID:j31XTQMG
  
 

532 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2007/03/15(木) 23:39:20 ID:j31XTQMG
  

花をひさしぶりに見た
絶えず思考が切迫している今の生活にあっても また霧の口笛をふかなければならないだろうな
こんなもつれ屑みたいなただの言葉じゃなくて

224 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.02.02 2014/06/23 Mango Mangüé ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)