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1 :名前はいらない:2006/01/01(日) 00:00:11 ID:mietCrYC
俺である俺が俺を描く俺。

2 :名前はいらない:2006/01/01(日) 00:20:50 ID:uoIPplaF
知った振りで俺は俺を語り、まだ未練がましく実態を探しているけど
俺は気づいてしまったんだ
本当は俺なんてどこにもいないんだって事に

それでも君やあなたやお前や俺に俺は確実にうつりこんで
終わりのない完成に向かっているんだ

3 :from1977.to.2006.:2006/01/01(日) 02:12:26 ID:zMa+cmqT
俺は今年も牧師と獄死する夢をみて
尊師と恩師はアベシ!!
叫ぶのさ・・・・・・。

嗚呼!!つくしの空まで。嗚呼!嗚呼!少しの夜まで
俺は今年も黙視と乱視の目が講師の公私を
腐乱死する様凝視せるよ!
嗚呼!!格子の窓まで!!嗚呼!御々!帽子の線から調子に乗るよ、その後からは外から干支が
追い付いて策士に犬歯で
噛り付く!!


4 :from.1977.tO.2006.:2006/01/01(日) 02:17:10 ID:zMa+cmqT
皆さんは!?
happy.neu.yeae.!! 俺は!?fauk'ingもう嫌!
ih.2006

no.eives.beateles.of.rollieg.stones.
ih.1990.
ih.1992. sob.the.jubiles.
ih.1994.
ih.1996.
stayed.ih.bad.
ih.1998 ih.2000.
the.toilet.don't.work.
ih.2002 ih.2004.
here.come.the.poris.
ih.2004.・・・・・・。

no. 1977.
not.1984.
ih. 2006.
no.eives.beateles.of.
rollieg.stones.
no.1977.four.foou.men.
nevea.cmnig.back.!!

not.diar.999999!!.
それでは皆様アケオメ!!

5 :名前はいらない:2006/01/01(日) 05:56:38 ID:XLFeyu5I
どうもはじめましてこんばんは

いまから俺は俺をえんじます
俺をみつめます
俺をあいし
俺をなぐさめ
俺をころします

だから俺のこと
どうぞよろしくおねがいします

6 :名前はいらない:2006/01/01(日) 17:21:24 ID:qSy3KpZC
自慰って意味わかりますか
(わからなければ辞書引くなりなんなりしてわかるようになってください)
ここはそういう場所なんですよ
密かでしめやかなさよならをする所

昔から俺は国語という
授業が嫌いで
(だからきちんとした日本語つかえないんだけど)
とくに詩の授業が嫌いだった
(押し付けがましいのは好みじゃない)
ろくに授業を聞いてなかったから
俺は技法だって比喩と直喩くらいのもんしかしらない

でも俺のへなちょこな詩は
自慰
比喩
直喩
この3つで大概が成り立っているので
そんなことは問題じゃない

大事なのは
密かでしめやかなさよならをする所だということ

7 :名前はいらない:2006/01/01(日) 23:49:57 ID:lut9Pbv6
やぁ、新しい俺
とは言ってみたみたものの
俺はどこも新しくなんかない
いつもとなんら変わりない使い古しの俺

あくびをこらえて自分の部屋から初日の出をみようとしているあたり
やはり安っちくってみみっちい俺

しかもこれを書いてる最中にうっかり寝てしまって
日の出見逃してるんだから
もうなんというか
まさしく俺そのものだ

新しくもなんともないし
朝っぱらからミスしちゃって
そのうえその時に見た夢も思い出せないもんだから
みぞおちんとこ、もにょもにょなんかがうごめいてるけど

でもそれでもなんだか今日はいさましい気分だよ

うん、なんともおめでたいね、俺ってやつは


8 :名前はいらない:2006/01/02(月) 03:34:57 ID:Xmpg//Nb
俺、俺という主語繰り返し覆し五万回
やっと俺は俺という虚像に1ミリ単位で近づく
ゴキブリの卵のようなみみっちい生命力と不快感

呪われたレコードの古めかしさで俺は俺を繰り返す
雑音混じりの鎮魂歌

そして俺は俺をも飲み込んでいくんだ

9 :名前はいらない:2006/01/02(月) 23:48:28 ID:7l8szS0m
俺の心臓は土踏まずにあって
ショッキングピンクの血液は直輸入されている
(俺はいつだってそういうナルシズムな少女趣味に助けられているんだ)

名も持たない無色透明の靴は気に入ってはいるけれど
なにせ防御力がうすいもんだから
俺は数分おきのため息を絶やさない

その足裏で付箋をつけて積み上げられていく俺の歴史
歴史が増えれば増える程、胡散臭さは加速する

しかし
厚揚げされた虚構も込みで
愛されし俺なんだろう

10 :名前はいらない:2006/01/02(月) 23:49:51 ID:C1/75Gm6
俺は俺を描く
丸でも四角でもない
形のない輪郭を追う

言葉は便利だから捕えた瞬間、俺になるけど
言葉は不便だからその次の瞬間にはもう、俺ではなくなっている

それでも俺は俺を描きたがる


俺には文才がないからね

11 :名前はいらない:2006/01/02(月) 23:51:37 ID:GUTG5WZF
俺はうそをつきませんが
俺は間違わないおしゃべりの仕方を知りません

俺は一生処女を貫きますが
俺ははじめから処女をもちません

俺になまえはありますが
本当ははじめになまえをなくしました

俺の書く詩に実態はありますが
俺に重力は擦り寄ってきてくれません


けれどあなたがこれを読む瞬間に
いやらしく唾液を垂らす俺は確実な真実なんです

12 :名前はいらない:2006/01/02(月) 23:54:24 ID:kdliu4cY
俺は俺を探り、無駄知識得て
せっかく覚えたそれを放り投げ、忘れる

ここは堂々巡りの俺なんだ

13 :名前はいらない:2006/01/03(火) 20:52:41 ID:cZvX+kJr
空虚な額縁に納まって自分探し。
なぁ、これになんの意味あんの?

――大丈夫、青い頃は屈折した呟きを人はよく溢すものだ。
直に熟したマンゴーのような、おりものくささを失った輪郭をぽたぽたと流すから。
ほら、あれをみてごらん。
あぁ、なんて真っ直ぐに欲の詰まった笑いなんだろう。

俺は醜くはならないさ。
そう思うのに、信じてるのに、
なんでか最近、俺の中の俺が死んでいくスピードが、今までにはないくらいに早いんだ。
気付いたら俺の中でサッカー選手も俳優もみんなばたばた倒れこんでいて、冷たくなっていて・・・。

――うん、彼等はもう戻ってこれないよ。
その君すらも君の為に君の中で用意された見せ物だからね。


あぁ、忘れようと必死だったけど、
俺らはなまものなんだよな。

14 :名前はいらない:2006/01/04(水) 23:16:20 ID:Mb7bvfBg
スーパーのレジ、無器用にカゴに押し込まれた品物を
パートのおばさんはレジを通して綺麗に入れ換える

幼い頃、私はそれを小さな魔法だと思っていて
この世にはそんな魔法が溢れかえっていた
少女漫画のキラキラした目も
お母さんの作るババロアのピンク色も魔法

けれどいつしか魔法は私の傍から離れていって
音もなく消えた


誰の魔法も見えなくなった今
私は誰かの
(そう、例えば後ろでコアラのマーチを大切そうに掴んでいる女の子の)
魔法使いになれているだろうか


15 :名前はいらない:2006/01/04(水) 23:37:00 ID:ExixVXU4
私は詩の書き方すらも、忘れてしまったようだ

そう、だから私は図書館に落ちた見映えのいい人間を拾って
その反射する表面を舌で撫でる

(しかし私の喉には鎖で出来た海がある為にそれを飲み込むことが出来ない)

奥の方から押し寄せてくる波を追い返して
舌先の感覚だけで記憶した彼らを再現してみるがどうもうまくいかず
私に薄く造り上げられた人々はどれも乾いていて
もう元には戻れない

ただ行き場をなくし、黒く立ちすくむだけ


近頃私は自分すらも忘れかけている

16 :名前はいらない:2006/01/05(木) 23:57:21 ID:HJm1ifXS
君がうつ向き加減で一言僕への好意を口にしたら
そこから世界は反時計周りのメルヘンだ

僕の口からは「ラ」だけでつくられる愉快な戯曲
君と手を繋いで輪になってラララ

でもいつか僕ははしゃぎすぎてラを踏み違えてしまう

君をヒロインにして
僕は「人ガゴミノヨウダ」と皮肉に笑わなければならない
(世界のジブリは僕の体にも君の体にも違和感なくあって悪気ないメルヘンを貫くよ)

それでもここにあるのはぴっちりと収まった環状線 ラララ

17 :名前はいらない:2006/01/06(金) 17:17:41 ID:WD3bbRCG
ニートって便利だよな
こうやっていつ起きてもいつ寝てもテレビアニメ見忘れるくらいの問題しかないんだから
俺、久しぶりに精子大量生産したもんで
頭で除夜の鐘鳴ってるけど

(ぼんっぼんっぼんっ)

上司に「お前、手が生臭い、いい加減にしろ」なんて怒られることもないし
あぁ、なんて幸せなんだろう

(ぼぼぼぼぼぼぼぼ)

ところで見逃したアニメの話だけども
これが俺にとっては結構重要で
最近の俺の生きがいみたいなもんで

(ぼぼんっぼぼんっぼぼんっ)

だけど俺、それも無視して
今日見送った精子の色とか切なく覚えんだ

(ぼんぼんぼんぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼん)

まぁさ、自慰だって言っちゃえば世界平和を願うひとつの愛だろ
今こうしている瞬間
俺の指先は確実にあんたへの愛を孕んでんだよ

(((((ぼーーーーーーーーーーーーーんっっっっ)))))


18 :名前はいらない:2006/01/08(日) 00:08:30 ID:a/BVitSL
最近本文のない真っ白なメールばかりきて結構迷惑してる
でもまぁたいした話でもないし
人に話したことはない

決まって真夜中にやってくるそれを
俺は毎回眉間にしわ寄せながら無言で消す

けれど気づいたんだ
それはいつかの俺からのSOSだったということに

もうメールはこなくなってしまって

俺は俺を救えない



19 :名前はいらない:2006/01/08(日) 00:12:39 ID:p0FQt00G
俺はさぁ、いつか
「我輩は俺である。名前はまだない」
って真面目な顔して言ってみたいんだ
(そんな度胸、俺にはないんだけど)

だからメール欄に「名前はいらない」って文字が入ってるだけで
俺は一人きりの七並べの眠気とか
ずっと風邪ひいたままみたいなだるさとか
そういうの全部忘れられる

違和感のない違和感が俺を貫いてく


「我輩は俺である。名前はまだない」

20 :名前はいらない:2006/01/08(日) 23:23:26 ID:XSMs4j19
詩かきたいのに
言葉つながんない

てのひらの語句
どれも愛もってんのに
互いの関係
あたしつくってあげられる力ないから
そん中にかぎかけて逃げてんの


比喩でごまかしてんだ
言葉よりそって甘えてんだ


あたしたらない
絶対的な絶望たりてない


21 :名前はいらない:2006/01/09(月) 02:00:42 ID:AuWMp0OK
例えば何もない場所に行って
「地球って本当に丸かったんだね」って
眉間にしわの種つくって
それでも素直に事実を飲み込めるかわいい子になれたら
呪いと呪いが手を組んで繋がって
私、もうなんでもいいから
ただ一言「消えないで」って
それだけを口にすることが出来ただろうか

こんなにも反芻した願いさえも自ら覆して
「みたことのない地球が丸いだなんて、信じたりしない」と泣いた

のどがかわいて
そとがわがとけていって
でもただいいたかったのは
みじめなほどに

「     」

22 :名前はいらない:2006/01/09(月) 02:14:17 ID:cvCoDm8I
あああああああああ

ってか

23 :名前はいらない:2006/01/09(月) 20:18:14 ID:rmCM4uSu
ボルヴィックのペットボトルの中に入れた水道水のまずさ噛みしめつつ
この部屋で一番インパクトのあるインテリアの携帯電話を手にとって
また投げ捨てる

待ち受け画面は酷く角ばった字体で
「12/25」という文字をくっきりと浮かび上げていた


あぁ、なんかもう
昨日の夜
頭上に縦線いくつもたらしながら丸めたティッシュの白さとか
中身含めて純潔とっくに通り越してて
俺には天使の残してった羽にしか思えなくて

部屋の中は極上の二酸化炭素しかないもんだから
俺つまりそれに包まれてるわけで

(((((ピンポーーーーーーン)))))

「ピザMサイズ、コーラ1本お届けにあがりました」


「え、でもつか俺幸せっすよ?」


24 :名前はいらない:2006/01/09(月) 20:34:19 ID:cvCoDm8I
なんでわざわざ別スレ立てんの?
同じようなの繰り返すなよ〜
巣に戻れよ〜

25 :名前はいらない:2006/01/09(月) 20:51:02 ID:cvCoDm8I
とにかくキリちゃんもうちょっとがんがれ!

26 :抑揚:2006/01/09(月) 21:03:11 ID:+GU/eUe1
kusu kusu

27 :名前はいらない:2006/01/09(月) 21:09:47 ID:cvCoDm8I
また抑揚か〜…
前から思っていたんだが、ナイト気取りだよね。いつも護衛してますよね。

28 :抑揚:2006/01/09(月) 21:15:40 ID:+GU/eUe1
もちろん。
俺は女子の匂いがするスレにはジェントルマン発揮しますよ・д・)

29 :名前はいらない:2006/01/09(月) 21:24:29 ID:cvCoDm8I
でもリーフレインやわにには付いてないよね〜。ただの粘着っしょ?

30 :抑揚:2006/01/09(月) 21:28:52 ID:+GU/eUe1
粘着呼ばわりとは失礼な!
力在る者に媚び売ることは、
原始から受け継がれてきた本能だぉ!

リーフやわにタンは人気者だから、
俺みたいなのが迷惑かけるのもなんだと思って。

名無し相手ならいつでも強気の抑揚カッコイイーoдo)

31 :名前はいらない:2006/01/09(月) 21:33:33 ID:cvCoDm8I
じゃ、これからも護衛頑張ってネ。(はぁと
抑揚もキリも叩きたいのじゃなくって〜、過去に固執するたぁ落ちてきたな〜ってコトを、言いたかったのさ。
でもやっぱり抑揚ちょっとウザいよ〜。

32 :抑揚:2006/01/09(月) 21:38:20 ID:+GU/eUe1
まぁ節穴に落ちてきたと言われてもショックは少ないです、ごめんなさい。
たぶんだけどさ、これキリの詩じゃないよ。だからkusu kusuね。

33 :名前はいらない:2006/01/09(月) 21:40:11 ID:rmCM4uSu
今月入ってアク禁二度目だ
今月っつったってまだ十日も過ぎてないのにだぜ
まったく新年早々ついてないね

2ちゃんで常駐してるどの板にも書き込めないくせに
vipにだけは普通に書き込めんの
基準はなんだ
調べる気にもならん

あぁこれこそまさに「FOX★が俺に下した指名は僕にだけアク禁〜♪」か
(これもなんだかもうすでに懐かしい感じだな)

俺はただ地味に地下で詩書いてたいだけなのに


こんなことで人生の不平等さについて三時間考え込んじゃう俺
わざわざ携帯でこんなん打ってる俺
読み直しだって面倒くさがってしない俺
計画すらも唾かけて見捨てる俺

幸せってこういうこというんですか?

34 :抑揚:2006/01/09(月) 21:42:00 ID:+GU/eUe1
って、なんかキリっぽいなぁ、節穴オレ?w

35 :名前はいらない:2006/01/09(月) 21:44:24 ID:cvCoDm8I
そのレス全て意味わかんないんだが…。
都合いい妄想?誰が見てもキリ節っしょ。
それと、節穴って〜。

36 :抑揚:2006/01/09(月) 21:45:51 ID:+GU/eUe1
まぁまぁ、名無しは名無しなんだから
決め付けるのはよそう。。。

>>35
って、ごめんなさい


とりあえず、あやまっとく ・д・)

37 :名前はいらない:2006/01/09(月) 21:49:10 ID:cvCoDm8I
必死だな。
ま〜頑張ってください。

…終了…

38 :抑揚:2006/01/09(月) 21:51:17 ID:+GU/eUe1
むぅ、ごめんってばよー。

ただ"ア"スレファンの俺には、
このスレの最初のほうとかキリぽくは見えなかったんだって

39 :名前はいらない:2006/01/09(月) 21:56:11 ID:rmCM4uSu
君じゃない言葉なんてないし
俺じゃない言葉もない
言葉は国民共有の財産なんですよ

それなのに詩人は言葉を取り合って馬鹿みたいだといったら
君はかわいいじゃないと小さく笑った

そのとき俺は詩人になると決めたんだ

この世に君じゃない言葉はないし
俺じゃない言葉もない

40 :名前はいらない:2006/01/09(月) 21:58:56 ID:rmCM4uSu
開いた瞬間溢れかえる一人称、俺
しかし主語が多過ぎてどれが俺だかわからない
――いや、俺は主語である前に述語なんだ

見つめた瞬間、滲みゆく俺
しかし語句が多過ぎて俺がどこだかわからない
――いや、俺は俺である前に目に映る全ての語句なんだ

舌から指から足もとから
溶ける煮える燃える
――でも大丈夫、俺は俺である前にお前なんだから


俺が言うはずだった言葉は全て
お前が持っている

41 :名前はいらない:2006/01/09(月) 22:01:21 ID:cvCoDm8I
キリも必死だなww
見える見えないって話じゃなくて、口調やパターンやモチーフ選びがキリ節ね。
しかも前に比べてキレてない。だからやり直しに意味あるのかな〜と思ってサ。
試行錯誤中?降臨してちょ〜

42 :名前はいらない:2006/01/09(月) 22:04:08 ID:rmCM4uSu
フラットテレビが口あけてあたしを飲み込んだと思ったら
うまくないとすぐに吐き出した
開け放たれた電話線はものわかりがよすぎて
おそろしいくらいで

(なんだかくるしい)

あたしでかけたはずなのに
触れていたはずなのに
それは結局
窓からみてただけのけしき

(にがい くるしい しょっぱい)

ここにしかあたしいれないんだ
現実ってほんとうは繋がりのないものだから

(こきゅうがまひしていく)

43 :名前はいらない:2006/01/09(月) 22:37:02 ID:rmCM4uSu
俺今さ、精神年齢鑑定 とかいうのしたのよ

そしたらさ、「17歳」だとさ
(わぁなんてフレッシュ!)
俺「フレッシュ!フレッシュフレぇぇぇぇ〜ッシュっッツ!」って
懐メロだって歌えんのに

あ、そんでさ、お友達になれるのは
「ドラえもん」と
(あれ、「え」ってカタカナだっけ、ひらがなだっけ)
「出川」だって
二人にどんな共通点があるんだか俺にはよくわからんのだが
(あ、ロボットは人として数えたら駄目なのか?まぁいいや)
とりあえず出川ってさ、なんにもしてないのになんかうざいよな
きっと生まれつきそういうオーラまとって生まれてきたんだろう

人ってさ生まれつきなんかしらのオーラまとってて
それが宿命に繋がってんだぜ
俺には俺の
お前にはお前のオーラ

あ、もしかして
「いにちひびきどせき?」
生まれ持ったオーラ

(あぁ、こういうところが17歳って判定された理由なんだろうか)

44 :名前はいらない:2006/01/09(月) 22:59:44 ID:rmCM4uSu
俺の部屋のアパートの壁は薄い。
だけど隣の部屋に住む未亡人のばあさんは耳が悪いため、常に演歌を大音量で流している。
俺はそれのせいで眠りを妨げられたり、結構迷惑を被っているのだが、
未亡人のばあさんの顔が、
昔母さんと水族館で見た、ウーパールーパーにあまりに似ているため、
俺はばあさんの顔を見た途端なにも言えなくなってしまう。

45 :名前はいらない:2006/01/09(月) 23:01:37 ID:rmCM4uSu
ばあさんの演歌は俺が彼女とセックスしているときにだって例外なく襲ってくる。
演歌聴きながらのセックスは、なんでか
「おかあさんごめんなさい、ごめんなさい」って気持ちにさせられて、
いい歳してんのにばかだな、俺って、
母さんなんて俺にはいないのにって、
相当惨めな気分に追いやられる。

演歌聴きながら腰振り
腰振りながら演歌
セックスしながらごめんなさい
ウーパールーパーに呪われたセックス
無心に帰ろうと必死な俺
おかまいなしな演歌

やっとのおもいで彼女の子宮に貼りつけた俺の遺伝子は恐らくウーパールーパー。

46 :名前はいらない:2006/01/09(月) 23:03:37 ID:rmCM4uSu
母さんは俺と水族館でウーパールーパーを見た半月後、俺を置いて家を出てった。
俺はそのときまだ幼かったため、母さんの記憶なんてほとんどないのに、
なぜかあの水族館で見たウーパールーパーの顔だけはよく覚えている。
母さんもよく笑っていて、
その時話題の的だったウーパールーパーは少し気持ち悪かったけど、
次の日学校でみんなにじまんした。
まわりの反応おかまいなしで、
それから2週間は永遠その話ばかりしていた。



母さんの記憶
隣のばあさんの流す演歌
彼女との長いセックス

俺の残した遺伝子、ウーパールーパー。

47 :名前はいらない:2006/01/09(月) 23:09:46 ID:rmCM4uSu
ここ/どこ切っても/俺だし/お前だ

輪切りにされる俺、お前
純粋な語句のイメージを捨てる

「詩人は犯罪者なので
 つまり俺とお前はすでに共犯者なんですよ」

詩人が言葉を文字にした瞬間
それらはこたえを持てなくなる
(という、それだけで手淫が100回出来ちゃうようなすばらしいものが詩なので)

俺とお前は常に読み手が勝手に広げる敵をつくり続けなくちゃならない
だから詩人は子供に好かれなくて
(教科書とばし読みされがちな幸薄ショッカー)

輪切りにされる
俺/俺/お前/俺/お前

決して繋がりあえないそれ
らくがきのターゲット詩人


    本望です

48 :名前はいらない:2006/01/09(月) 23:12:27 ID:rmCM4uSu
俺の文字からは、俺という生活的体臭を全く感じない
それは俺が言葉つかえてないからで
香る言葉に灯油かけて殺してるからで

たまにあいつが置いてった香水に浸け置きした言葉を
吐くまで眺め続けてるんだけど
俺吐くまでその言葉つかう気になれないから
その間に言葉は文字化けを起こしてて
結局吐く回数を増やすはめになる
それだけ

「俺の文字からは、俺という生活的体臭を全く感じない」と
自惚れてはいるけど
俺をよんでいるあんたが俺の体臭を殴りたくなる程に感じてくれたら
やっぱり俺は嬉しいから
ここにしか実在しない俺の精子たちが飛び跳ねる芸をもっと見せてやりたいと思うよ

49 :名前はいらない:2006/01/09(月) 23:15:24 ID:rmCM4uSu
永遠に17歳を演じなければならない悪夢

俺、後4回繰り返さなくちゃならないんですね
この終わりないドミノ倒しみたいな喜怒哀楽を

あぁ、でもそれってなんだか詩人ていうものに
俺はよく似ていると思うんです
不便で便利で
都合よくつかってつかわれて

これこそまさに呪いで
いきあたりばったりで
細切れの波に噛み付いては飲み込まれ

よく似てると思うんです

でも決定的な違いとしては
もちあわせのあざとさぎりぎりのもろさで
噛み殺すか噛み殺されるか


俺後4回ドミノ倒し
噛み付いてはまた飲み込まれる

50 :名前はいらない:2006/01/09(月) 23:18:58 ID:rmCM4uSu
五時を知らせる鐘が鳴り、カラスがそれに戯れる。
子供の頃はよく「カラスが鳴いたら帰ろう」と言って笑ったが、俺はもう既に家の中にいる。もうずっと長い間。
いい年をした今の俺は帰宅時間なんかより、長い事狭い部屋の中に閉じこもっている方が問題だ。自分でもわかっている。

情けなくて、目から皮膚とほとんど変わらない熱を持った液体が落ちる。
そして気付くとやはり俺はパソコンの前にいた。

パソコンに向かうと久し振りに活動意欲がうっすらと現れ、詩を書こうと思った。

キーボードをゆっくりと叩き、優しく言葉を連ねる。
しかし俺は途中まで打ち込んだ文章を全て消し、敢えて母音を抜いた、子音だけの言葉を並べた。
「s.n.t..n.nt…」

そして打ち終えると机の隅で埃を冠っていたメモ用紙に
「部屋から出て、母音をさがしてこい」
と素早く明日の自分宛てに手紙を書いてパソコンの電源を落とした。
さっきの書いたメモ用紙をパソコンのディスプレイにセロテープで張り付ると、俺は明日に向けて大きな深呼吸をした。

51 :名前はいらない:2006/01/09(月) 23:27:18 ID:rmCM4uSu
こうも一方的な自己主張ばかりだと
なんだか誰も騙せない詐欺師みたいな気分だ

そういえば少し前、日暮れ時のニュースで
「俺俺詐欺」
とかいう特集を見たことがある
至って幼稚な手口の犯罪で
手を叩きたくなるほどみっともない

俺は決して勇ましくはない罪と同等の厚かましさは持ち合わせていても
知名度は皆無だ

そして俺は鳴らない携帯電話を開き
電話をかけた

必死の裏声の
「私よ私、お兄ちゃん詐欺」は果たして
妹萌え属性ヲタの彼に通用するだろうか

あ、そういやあいつ一人っ子だっけ
と呟いて
夏場のアイスクリームみたいな俺の利己主義が
内の方から睨んでいた

52 :名前はいらない:2006/01/09(月) 23:39:17 ID:rmCM4uSu
こうも一方的な自己主張ばかりだと
なんだか誰も騙せない詐欺師みたいな気分だ

そういえば少し前、日暮れ時のニュースで
「俺俺詐欺」
とかいう特集を見たことがある
至って幼稚な手口の犯罪で
手を叩きたくなるほどみっともない

俺は決して勇ましくはない罪と同等の厚かましさは持ち合わせていても
知名度は皆無だ

そして俺は鳴らない携帯電話を開き
電話をかけた

必死の裏声の
「私よ私、お兄ちゃん詐欺」は果たして
妹萌え属性ヲタの彼に通用するだろうか

あ、そういやあいつ一人っ子だっけ
と呟いて
夏場のアイスクリームみたいな俺の利己主義が
内の方から睨んでいた

53 :名前はいらない:2006/01/09(月) 23:42:14 ID:rmCM4uSu
例えば東京メトロが突然
「今日から全車両で生首展覧会を開催いたします」
と言い出したとする

各車両3つずつ
江戸時代なんかに首切って死んだ人たちを特殊メイクで再現した頭を置き
車内広告では「死を目の当たりにしてみようキャンペーン」とかなんとか書いてあって
かわいらしいマスコットキャラクターが血を吹いてご挨拶

はじめは誰も乗りたがらないんだが
日本人の地下鉄の利用方法はすでに病的なので
1週間もすれば元通りに客はやってくる

54 :名前はいらない:2006/01/09(月) 23:44:38 ID:rmCM4uSu
子供は
「このひとハゲてるよ〜」なんて屈託なく笑い
(子供はいつだって残酷に正直だからね)
オヤジは
「ほお〜、よくできてんな〜おれの若い頃なんかにはなかったよな、こんなの」と残業を終えてぐったりした部下に昔話をはじめる
(なんでもない話をどんな状況でも自分の話に持っていける
そういう凄い技をオヤジという生き物は持ち合わせている)
カップルは
「きゃ〜、こわい〜〜〜」と人形の頭見てわざとらしく言いながら女が男にべったりとくっついて
(女はいかに自分のあいらしさをアピールするかで必死だ)
「大丈夫だよ、俺がいるじゃん」と男は女の頭を撫でる
(世のバカップルというものはいつだってイチャつける状況を窺っているようだ)

日本全国でこのニュースは報道され
次第に観光客なんかもやってきちゃう
(日本人は新しいものずきの流行り物ずきで
特におばちゃんなんかは期間限定という言葉に弱いから仕方ない)
車内での記念撮影の横では
おそろしいと言っておいおいと泣く出す老婆
よっぱらいが生首をどなりつけて
タモリさんが「あれ流行ってるらしいね〜、生首」といいとものテレホンショッキングでゲストに話題を振る

55 :名前はいらない:2006/01/09(月) 23:45:30 ID:rmCM4uSu
日本人の地下鉄の利用方法はすでに病的だけど
もし例えば東京メトロが突然
「今日から全車両で生首展覧会を開催いたします」
なんて言い出したら
俺は絶対にそんな車両乗ってやらない

56 :名前はいらない:2006/01/09(月) 23:48:04 ID:rmCM4uSu
あたしは ふとおもったんだ

いろというものが もっとふたしかなものだったとしたら
ことばっていったいなんなんだろうと

そのときは げんじつにのこされた
かずすくないしんじつになるのだろうか

ことばすべてをしんじつとして ありのままにとらえられたら
きっとしじんなんていう うそのかたまりみたいなものは
このよのまぼろしとなってきえる

そしてあたしはふとおもう

しじんという おおうそつきが
このよからきえてしまったら と

57 :名前はいらない:2006/01/09(月) 23:51:19 ID:rmCM4uSu
いろ というものが
ただのなまえでしかないとしたら
(ちのいろが あたしのいうあかいろではなくて
みんなには あたしのおもうみどりいろにみえているとしたら)
あたしはあいするだれかに
このひとみにうつる
せいかくなあかをおしえたい


だけどあたしはごたいまんぞくで
しらないうちにじょうほうをてにいれすぎているから
それがいまにあだとなって
あたしはせいかくなあかのひょうげんをみうしなってしまう

にんしきとしてのあかなんて
なんだか とてもちっぽけで

せかいじゅうのあかというあかが
あたしのめからのうにすりこまれて
おしよせるいかりもよろこびも みんなあかであらわれていく
あかはおとになって しずくにかわり
やがてなみをうって あたしをおそう


このよにそんざいするすべてのあかが
ただのにんしきとしてのものだったとしたら
あたしはきっと
こんなにもことばをあいすることができなかったとおもう

58 :名前はいらない:2006/01/09(月) 23:54:07 ID:rmCM4uSu
このよのぶったいというぶったいがいろをなくし
りんかくをおおう くろいわくせんだけになったとしたら
(ほら、ぬりえみたいに)

そうしたらあたしは
ことばで
このもじで
わくせんのなかにあざやかないろをつけていくでしょう

ぶきようで
わくにおさまりきらずに

それでもあたしはかきつづける


けっきょくあたしは いつどんなときにだって
しんしにしじんでありたいとねがっているのです

59 :名前はいらない:2006/01/10(火) 01:42:19 ID:xST16rSw
正月の0時にあけましておめでとうメールはいらない
(俺は眠いんだ、そんな形だけのものはいらない)
だから俺は0時に届いたメールたちを
本文もろくに見ず、寝ぼけたまま消した

突然家にやってきて
俺がトイレに行ってるすきに俺の携帯を勝手に開き
「あー、なんであたしのアドレス登録してないのー
メールしたじゃんー、ほらーおしょうがつにさぁ、おめでとうってぇー」
とか語尾たらたらで平気でぬかすのこの女
はやめに死ね

けれどこの女と俺が交際しているという事実
もしかしたら俺が死ぬべきかもしれない

あぁ癒されたい癒されたいこの女じゃ癒されない
癒されたい癒されたい癒されたい!


60 :名前はいらない:2006/01/10(火) 01:42:58 ID:xST16rSw
その時ふとテレビ画面に舞い降りた俺の天使
「・・・イッペン死ンデミル?」

そうだ、今からやる地獄少女をこの女と一緒に見よう
(本当は一人でみたいところなのだが、今回は仕方ない)
見ているときに、癒し声優、能登麻美子を絶賛しよう
そして横で計算みえみえのふくれっつらしているこの女に
能登麻美子のような儚く美しい癒しを俺が求めていることを理解してもらおう

それでも女がなにもわからないようだったら
俺は言う
「・・・イッペン死ンデミル?」と

女が「えーそれってどおゆーいみぃー?
あー、もしかしてあたしとえっちしたいってことー」
と擦り寄ってくる悪夢がよぎる

あぁ癒されたい癒されたい俺は切実に癒しを求めているんだ
まみこーーーーーーー!!!!!


・・・・はぁ。


61 :名前はいらない:2006/01/10(火) 02:26:37 ID:xST16rSw
よっぱらいはだめだね、本当に
なにをするかわからない

(あぁ、だから誤字脱字があっても許してね
なんかよくわかんない書き込みもよければ見逃してあげて)

今さ、俺、即興で詩書いてたんだわ
そしてさ、打ち終わった後に気づいたの
全部アルファベットで打ってたってことに
で、慌てて一気に消したら
今度は自分が今書いてたはずの詩の内容忘れてんの
あーやだね、よっぱらいって本当にやだね

ヲタク全開で
ここら辺の人じゃとうてい理解できないような詩書き込んじゃって自己嫌悪しちゃって
よっぱらいでヲタクなんてもうおしまいだね

62 :名前はいらない:2006/01/10(火) 02:27:32 ID:xST16rSw
俺本当は大嫌いなんだよ?
自分の知識けちらかして他人にわかんないようなこと偉そうに披露しちゃってる奴
死ねばいいと思うよ

なのにさ、俺も似たようなことしてんだよな・・・
でも俺の場合顔まっかにして打ち込んで反省までしてるからよけい痛々しいよね
俺も死ねばいいのかな
いいのかないいのかないいのかなー?

あーもうみんな大好き
でもみんなもうじんじゃっていいよーーー

(あー、頭痛がする)

でもさ、俺って支離滅裂でこそ意味があると思うわけなんですよ
だから酔っ払いでもばかでもちょんでも17歳でもニートでも童貞でもヲタクでも
物凄い輝きを持って生きてけるって自信あんだよね

(なんだか吐きそうだ)

つまり、で、結局、で、俺がなにが言いたかっていうと
俺がたくさんお酒飲んだってこと

わかったかー?

63 :名前はいらない:2006/01/10(火) 03:18:03 ID:xST16rSw
17歳で健全で幸せと精神年齢をコンピューターさんに判断された俺は
そろそろ17歳らしく
コンビ二で126円だった賞味期限のちょこっと切れた焼きプリンを食べて寝ますよ
でもその前にさ
去年のクリスマスについて語らせてもらおうかと思うわけですよ

64 :名前はいらない:2006/01/10(火) 03:19:08 ID:xST16rSw
((((ピンポーーーーン)))ってチャイムが鳴って
ドア開けたら
わざとらしいくらいにどぎつい赤色のサンタ服
そのサンタさんは若々しくって、俺より若々しくって
「こんな男、父さんは認めんぞ!もっとまともな男がいくらでもいるはずだ!」
って娘の顔ぶっちゃうお父さんの気持ちわかるくらい胡散臭くって、若くって

おまけに物凄い申し訳なさそうに
「2415えん、に、な、なります・・・。」
とか語尾聞き取れないくらいのどもり声でいうんだわ

ここで純粋無垢な17歳の俺は
「近頃のサンタはしけてんなー、プレゼントよこすのに、金請求すんのかよ」
とかなんとか文句をぶつぶついうけれど
そんなもんは頭の中にもみ込んで
ジェントルメンを装っているヲタクな俺は無言で金を出した
「ちょ、どですね」

デリバリーピザ受け取って
さっそくドアを閉めようとした俺に
付け髭のサンタは「あ、これ、クリ、ス・・・」
どうやらクリスマス期間限定でシャンメリーをプレゼントして回っているようだった

俺は断ったのだが、何度もしつこくどもり声でのったりと押し付けられてはこちらもかなわない
「もうちょっとしっかりしろよ、やってけてんのか?!それで!」
と大きな世話をやく17歳の俺
背中丸めて去っていくサンタ
クリスマス
25日
一人きりのジェントルマン


65 :名前はいらない:2006/01/10(火) 03:20:49 ID:xST16rSw
仕方なく受け取ったそれ、俺その日に一人で飲みきったんだけど
なんだか俺はそれのせいで酷く酔ってしまったようで
夜中に2回程吐いたよ

(アルコール度数0なのにな
とにやにやする17歳の俺の首を軽く締め付けて)

あの日、背中丸めて出したゲップが
やけに苦かったことを俺はぼんやり思い出した

66 :名前はいらない:2006/01/11(水) 00:39:11 ID:ObHcbzjH
俺小学校のとき大嫌いだった担任教室に
俺そいつを許した文部省に
俺の言いたかった言葉、言うはずだった言葉、みんな軽々とさらってったあの詩人に

「ばーかばーかばーか」
ってひゃっぺんいいたい

それから最近更に体重が増したようにみえる母さんにも
早死にしすぎたじいちゃんにも
ほら、そこの道行く黒猫にだって

みんなに俺はひゃっぺん
「ばーかばーかばーか」っていいたい

でもわかるか?この違い
みんなばかなんだよ
みんなひゃっぺんなんだよ
だけど重みが全然ちげーんだ、俺がいうばかの

これは文字のよさであり
文字の欠点でもあるんだ

これがわかんないそこのお前、俺のゆるさたっぷりの
「ばーかばーかばーか」
ひゃっぺん受けとれ

あ、でもその前に
こんなkusukusuっとkuzuしな詩しか書けない俺自身に
ひゃっぺんこっきり
ばーかばーかばーかばーか!


67 :名前はいらない:2006/01/11(水) 00:41:22 ID:ObHcbzjH
俺は俺なのだよ
うん、俺は俺なんだ

だから俺は俺らしく
憧れのお方、神様たちのお話でも
今日は少しさせてもらおうか


68 :名前はいらない:2006/01/11(水) 00:46:55 ID:ObHcbzjH
まず俺が一生かかっても
絶対にあんな雄雄しい虚脱感出はせないと尊敬しているあの神様
せいぜい俺がいけるとしたら女々しくふやけた虚勢くらいのもんだ
(あぁそう、昨日食った焼きプリンの上んとこみたいな
ぐにゅっとした気持ち悪いとこ
俺あれがあるからあんまり焼いたプリンは好きじゃないんだよ)

それからあそこの神様がいつまでもみんなのアイドルキティちゃんであるなら
俺はきっと
(・・・あー、なんだっけ、あれ、あれだよ、あれ)
おさるのもんきちだ!
存在忘れられちゃうくらいの存在感に
いまどき好かれない使い回しのふるめかしさ
(まぁあくまで悪い意味のみで)だいぶ俺っぽいんじゃないかい?

あとあの神様と俺との比較は・・・
S級詩人とE級詩人て感じか?
あそこまで才能ってものに差があるとさ
もう俺のぺらっぺらな語録なんかじゃ比べる言葉もないわけですよ
俺もせめてB級くらいになれないかな
(ほら、あそこでいう言葉の狩人って格好いいじゃない)
そしたらこのこともうまく言えるのかもしれないのに
うーん、なりてぇな(言葉の狩人)

69 :名前はいらない:2006/01/11(水) 00:49:37 ID:ObHcbzjH
というかお前らさ
俺の糞だかゲロだか精子だか
まぁとにかく得体の知れないクズに神様の話を持ち出すとは
お前らいったいどこみてるんだよ

俺のこれは塵だ
透明のビニールにキュッと収まる程度のスケールの塵だ

そんなんと比べるなんていくらなんでも神様に失礼だから
もうこれ以降神様の話はしないように


じゃないと
「つきにかわっておしおきよ」
(ばちあたんぞ?)


70 :名前はいらない:2006/01/11(水) 14:52:54 ID:DGM5Gdrl
ゲームしなさい

おれ
おまえらには何がある/おれにはゲームがある
電脳/煩悩/アイドンノウ
おれ/カセット/食べたのは/おれです

リセットしなさい

おれ/何匹か昆虫/ぶっ殺しました/パラサイトだった/ので
セックスよりゲームです/腹/出てきた/胸/へこんできた
ゲーム(基本/眼鏡です)ゲームになりました/おれ

ツーコンでやりなさい

母さん/おれ/ゲーム/好き
また昆虫です/ぶっ殺しました/食べたら/腹/出てきた
おまえらには何がある/おれにはゲームがある

71 :名前はいらない:2006/01/11(水) 14:56:22 ID:DGM5Gdrl
ゲームしなさい

おれ
おまえらには何がある/おれにはゲームがある
電脳/煩悩/アイドンノウ
おれ/カセット/食べたのは/おれです

リセットしなさい

おれ/何匹か昆虫/ぶっ殺しました/パラサイトだった/ので
セックスよりゲームです/腹/出てきた/胸/へこんできた
ゲーム(基本/眼鏡です)ゲームになりました/おれ

ツーコンでやりなさい

母さん/おれ/ゲーム/好き
また昆虫です/ぶっ殺しました/食べたら/腹/出てきた
おまえらには何がある/おれにはゲームがある

72 :名前はいらない:2006/01/19(木) 23:13:29 ID:TAa0DjLY
俺が詩を書くようになってだいたい一年
それは振り返るほど密度の濃いものではないけど
窓から投げ捨てられるほどからっぽかというと
そういうわけでもない

詩人をおもってから
いつだってみっともないくらいに
俺は俺の「     」の空白を埋める言葉を探し続けてきた
それなのに
あなたのはなした言葉の方が
俺の言葉よりも正確に俺の「     」の中を埋めるなんて
やっぱり言葉って残酷なものですね

そうわかっているのにまだ俺が「     」の中身を探し続けるのは
選択肢を増やしたいからで
たまに訪れる優越感てやつに浸りたいからで
できればあなたに褒めてもらいたいからで
こうなるとあざとさというよりは
未練てものに似ているのかもしれない

あぁ、やっぱり言葉って
残酷なものですね

73 :名前はいらない:2006/01/19(木) 23:36:14 ID:TAa0DjLY
マザー2は不朽の名作です
深夜、つけっぱなしになっていたテレビ画面にそんな文字が流れた

その次の瞬間
俺は実家に電話をかけていて
間の抜けた声の母親に「スーファミないか?!」って早口に言っていた
俺は見えもしないのに身振り手振り使って
汗流すくらいにスーファミの説明したというのに
母親は「あぁ〜、それなぁ、とっくのとんまに捨てたで」ってやはり間の抜けた声で返してきた
(その後俺は何十分も愚痴だの説教だのを聞かされるはめになったわけだけど)
次の日の早朝行ったブックオフでは
GBアドバンス用しかないと言われて
俺はどうしてもあの頃の
ツーコンいじり続けてるの気づかずに
「あれっ?うごかねーーー?!バグッたかも!!!」なんて一人で無駄に騒いでるような
あの感じが良くって
店員には申し訳ないがシカトさせていただいた

74 :名前はいらない:2006/01/19(木) 23:37:58 ID:TAa0DjLY
その夜彼女と地獄少女見て
やっぱこの女だめだなぁと感じながら
なんとなくマザー2について語った
すると女は「あー、そっれー?たぶんうちにあるよぉー」なんてあっけらかんと言ったので
俺思わずそいつの手をとって
「あした、明日お前んち行こう」って騒いでた
動物園のパンダ見る子供みたいな視線おくってくる女を
その日俺は機嫌よく抱いてやったよ
(この女最高!俺お前あいしてるかも?いや、あいしてるあいしてるあいしてる!って心で叫びながら)

翌日俺は本当に女の家に行き
面倒だったが女の両親にも挨拶をして
やっと手に入れたスーファミは驚くほどに重かった
やっぱこの女最高!俺お前あいしてる!

だけど受け取ってすぐ「家に帰る」と申し出た俺を女はしつこくひきとめ
「ど〜しても帰るってゆぅならぁ〜あたし今日もまた泊まる〜」
なんてぐずぐず言い出したので
「今日はどっちみちお前の相手する気はないから、それでもよければ好きにしろ」と言って女の家を後にした

75 :名前はいらない:2006/01/19(木) 23:39:05 ID:TAa0DjLY
結局突いてきた女が入れたぬるいコーヒー飲みながら
俺マザー2に夢中になっていった
途中女は何度も「ねえ、ねえぇ〜」なんて俺の服の袖を引っ張ってきたけど
軽い感じで無視していたら女はそのうち寝てしまった

Lv7まであがった時
テレビ画面がぐらぐらーっと揺さぶられ
震度3くらいの地震がきていた

その時俺がまず考えたのはマザー2のことで
俺自身のことでもなく
数時間前まで本気であいしていると思っていた女のことでもなく
マザー2のデータがぶっ飛んでバグらないかってことだった

ぴたりとまったまま黙るツーコンのさし込み口見ながら俺は
「マザー2は不朽の名作です」ってテロップと「この女だめだな」って俺の脳内の声
反芻し続けた

76 :名前はいらない:2006/01/19(木) 23:43:53 ID:TAa0DjLY
小学生だった頃
俺が大嫌いだった担任教師が
「努力は好きなことだけにしろ」
と言っていたことを思い出した

それは女の作った生焼けのハンバーグを食ってるときで
俺の「ちょっと、厳しい、ぞ、これ」という言葉に
女が「え?!本当?ごめんねー、いっしょぉけんめえやったんだけど・・・
あたしがんばるよ!あなたのために努力するね!」って言ったときで

口の中にはパサパサとした肉臭さがいつまでも飲み込まれずに居座っている

俺は確かに詩を書くことが好きだけど
そのことで何かしらの利益はあるのか、と問われたら俺はすぐに首を縦に振ることができない

利益というのにはいろいろあるけど
とにかく今後に繋がるものがなければならないわけで
俺はこれからも意味もない言葉を並べ続けるんだろうけど
それはきっと利益なんて呼べるものではないんだろうし
この女だって俺のために努力したって仕方がないってことを
本当は理解しているんじゃないんだろうか

「努力は好きなことだけにしろ」
先生、今だから言えるけれど、それはきっと青臭い未練だよ

あの女だって
俺だって
ここだって
青臭い未練を垂れ流しているだけ
努力なんてとんでもなくみっともない履き違えだ

77 :名前はいらない:2006/01/19(木) 23:44:46 ID:TAa0DjLY
だけど俺は今
詩を書く
これ以上にしたいことなんて見当たらない

「努力は好きなことだけにしろ」
俺は馬鹿だから
なにが努力で
なにが利益だなんて
もう、なんだかよくわからなくなってきてしまったけど
ただ好きだって
もうそれだけ残れば俺はいいよ
青くたって
ぬるくたって
俺はなにもいらない

ただ詩が好き
それだけでいいよ


78 :名前はいらない:2006/01/20(金) 00:02:15 ID:jRweQ7/A
とてつもなく居心地の悪い、恐ろしい夢を見て目が覚めた
夢の内容は俺が目を覚ました瞬間に色褪せて去ってしまったようで
後にはただ居心地の悪さだけが残ってしまった

なんだか胃袋いっぱいに泥を詰め込まれたように胃がもたれている

部屋ではやりっぱなしのマザー2がテレビ画面と連結して痛々しい光を生み
隣で眠る女の普段には見せないような険しい表情を照らし出していた

重い体を押し上げ、水を飲みに行こうと立ち上がろうとすると
何か強い力に引き止められた

それは女の細い指で
女が俺の服の裾を掴んでいて
眉間に皺寄せながら
でも確かに眠っている

音量が0になっているテレビ画面から届く小さな機械音と
女の寝息が無愛想に混じって
微かに女の方が勝っていた

バイクの荒々しいエンジン音が思わせぶりに近づいて消えていく

79 :名前はいらない:2006/01/20(金) 00:02:46 ID:jRweQ7/A
テレビ画面は静まり返ろうとする真夜中には不釣合いな光を放ち続けていて
俺はなかなか直視することができない

やっと見上げたそこ
マザー2
少年は静止している


もういっそ消してしまいたい
そんな衝動に駆られ、手を伸ばしたが
こんな時にだけ女の手を退ける力のない俺はリセットボタンに届かない

壊してしまおうとする衝動に駆られても
いつだって不完全燃焼のまま終えてしまう俺
馬鹿だ
悪循環を生み出し、それに気付けないこの女も馬鹿だ


俺はいつまでも立ち止まっていて
リセットボタンを押すことができない

少年は
静止したまま

80 :名前はいらない:2006/01/20(金) 00:08:17 ID:jRweQ7/A
私の腿に頭をのせて
彼はキテレツ大百科について語る
私はそれにちいさく笑って頷きながら彼の耳をじっとのぞく

「俺、キテレツって好きなんだよ
ほら、ドラえもんでいうジャイアンみたいないじめっこがいないじゃん
だから好き」

のったりとした口調でいとおしそうに語る彼は
私の膝に手をのせていて、耳の奥の方に耳かきを持っていくたびに
そのてのひらをきゅっと結ぶ

「はい、こっちはもうきれいになったよ、反対側向いて」

彼の反応はなく、変わりにすぅーすぅーと気の遠くなるような寝息を感じるだけになってしまった

起こすのも可哀想だと思い
私は痺れる足を堪えて
すっかり力の抜けた彼のてのひらを見つめた

ひらべったい爪は短く切り揃えられていて
爪の根本がところどころ逆剥けている
その逆剥けに私は妙なエロチズムを感じ
それと同時に行き場のない、かなしみによく似た感情がこみあげてきた

私はいつまでも甘えん坊だし泣き虫なままだから
こんな時にだって、誰かの助けをそっと探してしまう

「私はドラえもんの方が好きだよ」
彼が目を覚ましたらまずそれを言おうと
彼の逆剥けた指先に手を伸ばした

81 :名前はいらない:2006/01/20(金) 00:13:50 ID:jRweQ7/A
あたしちいさくなって
ひとり
どようのやまのてせんにのんの

うしろのまどからたいようがきらきらほうせきになって
あたしのかみのけにとけていくおひる

このくぎられたながいへやにいるひとたちは
おなじじかん おなじくうきすって
ちょっとずれながらも あたしとおんなじようにゆたゆたゆれてる

だけどね
あたしにはわかるの
みんなちがう きもちをおしこんでるんだってこと
ここにいるひとみんなおなじ
だけどちがうの

ばぁあって
このなかにみんなちがうきもちを
みんなしていつもいっぱいちらかしてく

(みんな
ちょっとずれながらも あたしとおんなじようにゆたゆたゆれてる)

82 :名前はいらない:2006/01/20(金) 00:14:21 ID:jRweQ7/A
それがまじってくかんじを
ままはね
けだるいっていって
おこったのと かなしいのがまじったみたいなかおするの
でもあたしはこのかんじがすき
なにもかもとけちゃうくらいなのに
ゆたゆたするきもちわるさだけがほんとうってきがして

みんなあたしとおなじなのに
いのちとかこれからさきのこととか
ぜんぶここにもってきちゃってるのに
みんなちょっとほかのひとばかにしてるかんじ
あたしそれみてかわいいなって

みぎみみで ちっちゃくおなかなくおときいて
このながいへやのひとたちみながらおなかふくらめてく

「しぶや〜しぶや〜」

おりたひとがいのちとこれからさきのこともってにげる
だけどのるときにちらかしたきもちはかたずけてかない
またあたらしくのるひとも きもちおなじようにばらまいて
ゆうがたになると
ゆれはもっとひどくなって
きもちはどんどんふくらんでって
ぐつぐつって おなべにえるみたいにぐらぐらした
ままのきらいな
けだるいっていうのをこくしてくんだ

83 :名前はいらない:2006/01/20(金) 00:20:29 ID:jRweQ7/A
ヤングマガジンの巻頭ページを飾る安田美沙子はその週2万人のオナペットに変わる
視姦されんだ
(あ、みちゃはかわいいから2万人なんかじゃ足りないか)

キモヲタもイケメンも
ニートも公務員も
大学生も中学生も小学生も
小泉総理だって
なにもかも
安田美沙子をオナペットにしたら
安田美沙子のオナご主人様になって
みんな平等
みんな仲良し
みんなハッピー
みんなイケてる

<<<安田美沙子本人の意思を無視した視姦は繰り返され、世界に平和は訪れる>>>

だからさ
もっとヤンマガのためにも
小泉総理のために
オナニーとかオナペットとか
露骨であからさまにしたほうがいいと思うよ

そしたらきっと
みんな平等
みんな仲良し
みんなイケてる!
世界はハッピーーーー!!!

84 :名前はいらない:2006/01/20(金) 00:29:48 ID:jRweQ7/A
俺の女は馬鹿だ
あいつの悩み事と言えば枝毛の多さとか
「ねこさん飼いたいんだけど〜あたし猫アレルギーだしぃ、どっしよっかなぁ〜」
とかきっとその程度のもんだろう

まず俺はあの女が俺のことをちゃんづけで呼ぶのが気に入らない
何度注意しても「かわいいじゃぁ〜ん」とかいってやめないが
それを人前で呼ぶのは本当に勘弁していただきたい

というかあいつ、普段から俺に構ってもらえないのは
<試練>
とか本気で思ってそうでこわい
「なんで彼はあたしがこ〜んなにすきなのにそれわかってくんないんだろ〜
でもあたし負けない!がんばるんだもん!!」
みたいに

とことん脳内は少女マンガで
いつだって自分が主人公
痛々しいね、あほポジティブ

85 :名前はいらない:2006/01/20(金) 00:30:42 ID:jRweQ7/A
だけどあいつはきっと幸せ
俺疲れるけど
あいつ俺といれて幸せ
俺役立ってる
俺生きていられる
酔ってまた
こんなぬっる〜い詩かダイアリーか
それとも手紙か
すでにそれすらもわからないものかきとめてる俺もまた
愛されちゃって幸せ者

それでやっと今わかったこと
俺だってきっと
あいつと同じあほポジティブ!!!

86 :名前はいらない:2006/01/20(金) 00:35:21 ID:jRweQ7/A
思い返してみれば
俺は17の頃
あんなに毎日手淫ばかりしていたのに
好きな娘をオカズにしたことは
一度もなかった

というより、することができなかった
俺の大好きなその娘を
俺の手で汚してしまう気がしていたから

だから俺は隣の席の
胸がデカイだけの太田さんをオカズにしたり
顔がいいだけで
恐ろしくわがままで貧乳な杉山なんかで抜いたりしていた

87 :名前はいらない:2006/01/20(金) 00:36:48 ID:jRweQ7/A
あの時代
もし、好きだったあの娘が
「あなたのこと思って、私、オナニーしたことあるの」
なんて照れながら俺に言ってきたら
俺はその女がその言葉の後になにを言おうと
俺がどんなに後悔するはめになろうと
その瞬間なんのためらいもなく押し倒しただろうとか
だけどそれが
性格はいいけどちょこっとピッザでぶっさいくだった太田さんだったら
俺はそうしていただろうか、とか
いや、間違いなくしていただろうとか


そういうこと考えてたら俺
なんだかだんだん嬉しくなってきちゃって

今度女友達に
「俺お前をオカズにしてオナニーしたことあるよ」って
なんの意味もないけど無駄に言ってみようとかって考えちまったよ


17の頃より
俺はだいぶまともになったと思うけど
やっぱ生活の中心はオナニー
ここだけはちっとも変わってない

88 :名前はいらない:2006/01/20(金) 00:39:20 ID:jRweQ7/A
世界はリサイクルの時代ですよ
ペットボトルもアルミ缶もみんなリサイクルされてる
うん、リサイクルなんですよ

なのにさ、どうして世界で一番無駄にされている資源を利用しないんだよ
愛液だの精液だの使ってなにか作れたとしたら
あ、例えばセメント!
ある粉とそっち系の液を混ぜたらセメントになる

そんなの発明したら
きっとその人はノーベル賞もらえるよ
そんでオナニーにも意義が生まれて
中学生の見方、ヒーローにもなれる
こんな幸せなことないよね!

精子売って小金稼ぐ男子中学生
粉に他人の精液混ぜてセメント作るガタイのいい大工さん
それ使った家に知らずに住みだす新婚夫婦
石田純一だって「オナニーは文化だ」ってきっと言ってくれる

世界はリサイクルの時代ですよ!
オナニーは文化ですよ?!
さあ、学者さんたちよ!
はやく気付こう!このことに!!!

89 :名前はいらない:2006/01/20(金) 00:40:39 ID:jRweQ7/A
自慰について考える俺17歳、水曜夕方
おニャン子クラブはもういない
夕やけにゃんにゃんしてくんない

おニャン子クラブ
渡辺満里奈は芸人と結婚し
国生さゆりは負け犬としてバラエティ番組に出演
そして彼女たちの大半は業界から姿を消した

俺17歳になってオナニーについて真剣に考えてみる、週の真ん中水曜日
だけどテレビ画面に
おニャン子クラブはもう
帰ってくることはないんだ

おニャン子クラブはもういない
夕やけにゃんにゃんしてくんない

90 :名前はいらない:2006/01/29(日) 22:11:39 ID:l1YCYcPv
ずっとロングヘアーだった女性がショートカットにした時
耳の裏の皺に集まるエロチズム

チャンネルを持ち上げた小学生が
ニュースからアニメ番組に変える瞬間に訪れるエロチズム

金のかかったネイルの下に生まれた
ささくれのエロチズム

俺は祖母の入れ歯をとった歯の動きに
眼鏡をかけた女教師のパンストに流れる伝線のフォルムに
雨の日にくちゅぐちゅと音を立てる黒色のローファーに
その中で黒ずんでいく白のハイソックスにも
右側だけ滴の染込んだ俺自身の肩にだって
エロを感じ、エロと構え、エロと受け止めている


俺はいつだってこの世のエロを感じていて
この世はいつだってエロで満ちているんだ
エロはするんじゃなくって、作るんでもなくって
みつけるもんなんだよ

91 :名前はいらない:2006/01/29(日) 22:12:08 ID:l1YCYcPv
れろりぇりょ

もみゅむにゅ

もじょもぞ

うりうりゅ

びちゃくちゅ

くちゃっちゃっちゅぁちゅは

ぅんしょぉっしょ

ぱちんばちんずどっんど
んどんどんどんどんどんどんどんどんど


あ、あ、あ、あ、あ、ああああああああああああああああああああああ

どびゅどきゅど・・・



「はえーよ、かす」

92 :名前はいらない:2006/01/29(日) 22:12:39 ID:l1YCYcPv
「そんなんで疲れないか?」

俺は男だから、エロに生きてエロに死んでいくんだよ

エロは男の最大の罪だけど、それを受け入れないのは女の罪だ
わかるか?

「あぁ、
じゃあわかったことにしてやるから、その男って部分を全部童貞に言い変えてもらえるか?」



俺はこの瞬間にだって果てしないエロと快楽を感じている

93 :名前はいらない:2006/01/29(日) 22:52:05 ID:l1YCYcPv
鎖骨の方から、子猫が鳴くようなさみしい音がして目が覚めた
気管支喘息のせいで、私は寒さの厳しいこの時期、あまり深い眠りに誘われることが
ない

半ば無意識のうちに唸り声をあげながら寝返りを打つと
隣で寝ていたはずの彼が、部屋の中央に置かれた低いテーブルの前で、煙草を吸っているのが見えた
電気ストーブにぼんやりと照らされた上半身は、半そでのTシャツを一枚着ているだけだった

「そんな格好でいたら」
風邪を引く、といい終える前に
私の喉に住む猫が、痛々しさを感じるほどの声をあげて鳴いた

すっかり咳き込んでいる私の方を、彼はゆっくりと向く

「お前、薬飲んだら」
全ての語句を同じ調子の低い声で言うものだから
私はその言葉の意味を理解するのにしばらくかかった

音もなく吐き出された煙が、橙に溶けていく

「ごめん、うるさかった?」
私が喉を擦りながら起き上がりそういうと
彼はそんなことはないと、やはり先ほどと同じ、抑揚の感じられない調子で言った

彼は普段から感情を表に出すことがほとんどないため、
何を考えているか私にもよくわからないことが多い

同棲して半年になる今だって、私は彼のことがいまだほとんど理解することができて
いない

94 :名前はいらない:2006/01/29(日) 22:52:37 ID:l1YCYcPv
************

女が喉を掻き毟るようにして起き上がると、
羽毛布団がやけに乾いた音をたてた

ヒューヒューと虫の鳴くような音が、ワンルームマンションの俺の部屋全体に響き渡って、
女がこちらを凝視しているのがわかる

「なにかんがえてたの?」
「なにも」
女はよく俺にそう訝しげに聞くが、俺は今、本当になにを考えていたわけでもなかった
例えなにかを考えていたとしても、それは口にする程の内容もない話や、
軽々しい言葉に収まるようなものではない事柄だったりして、
俺が女の期待にこたえることは、ほとんどなかった

「そう」
女がまだなにか言いたそうにしているのが月夜に照らされ、俺の眼球に伝わる
けれど女は音にもならない程度に唇を小さく歪ませただけだった

95 :名前はいらない:2006/01/29(日) 22:53:26 ID:l1YCYcPv
「腹、減ったかも」
厄介ごとを避けるように俺が煙草を灰皿に押し付けながらそう言うと、
女は妙に明るい声で
「あるもので何か作るよ」
と立ち上がった


「お前は?」
冷蔵庫の中を覗く女に俺は言う

女は俺と食事をするのを普段から極力避けて生活していた

「え、私はいいよ」
「なんで」
「なんでって・・・。
ほら、こんな夜遅くに食べたら太っちゃうでしょ?いいよね、太らない体質の人はさー」
微塵も羨ましさなど感じられない口調で女は勝手許の電気をつけた

「なんで」
女はフライパンを持ち上げた格好のままで、はたと動きを止めた
「なんで俺と飯食わないの」

大分遠のいた虫の音が、回転させた電気ストーブの鈍い音と重なっていく


96 :名前はいらない:2006/01/29(日) 22:53:59 ID:l1YCYcPv
************

「え、だからダイエット中だし」
「そうじゃなくて」
早口になってしまった私の言葉を、遮るようにした彼の言葉に冷静さは失われてなかったが、
その中には普段にはない怒りのようなものがあるのを私は微かに感じた

「なんでいつも俺と飯を食おうとしないんだ
お前、家にいてもなんかしら理由つけて、時間ずらして食ってるだろ」

正直それは、私が一番突かれたくない部分だった

私は一人っ子で、両親が共働きだったために、幼い頃から人と食事を摂るという習慣がなかった
そのためか、私は食というひとつの生活の基盤でもある部分に、自然と他人との距離を置くようになっていた
それは友人、家族、恋人ですら例外ではなく、
人と食事をするのを極力避けるようにして生きてきたし、
たまの外食なんかでどうしても一緒に食べなければならないときはドリンクバー一杯で過ごし、
友人が無理矢理頼んだ自分の分のメニューが運ばれてきても、箸さえつけなかったこともある

97 :名前はいらない:2006/01/29(日) 22:54:29 ID:l1YCYcPv
「人と食べたくないの、ご飯」
彼は眉間にしわを寄せ、途端に怪訝そうな表情を浮かべた
「他人がいるというだけで、今まで当たり前にしてきたことなのに、いつもの部屋なのに 、
急に居心地が悪くなって、どうしたらいいかわからなくなるの」

けれど彼と生活するようになってひとつだけ変わったのは、
他人の食事をみるのが今まで程苦にならなくなったということ

私はフライパンを妙な体勢で持ち上げたまま彼の言葉を待った



どれほどの時間が流れたのだろう
彼が口にしたのは私が予想もしていなかった一言だった

「俺、たまにお前の寝顔みてると首絞めたくなるんだ」

98 :名前はいらない:2006/01/29(日) 23:38:23 ID:l1YCYcPv
************


「どういう意味?」
フライパンをゆったりとした仕草で置きながら女は言い、
俺は煙草に火をつけながらそれを聞いた

「たまにどうしようもなく大切な物を壊したい感情にかられることあったろ。小さい頃とか。
あれによく似ている気がするけど、もしかしたらもっと悪意のこもったものかもしれないし、わからない」
俺は本当に度々襲ってくるあの感情の実態がわからなかった
けれどそれを今まで女にも他の親しい人間にも話したこともなかったし、
これから先も口にするつもりはなかった

なのになぜ、今言葉として外に出てしまったのだろう

99 :名前はいらない:2006/01/29(日) 23:39:02 ID:l1YCYcPv
女は無表情で俺のあぐらをかいた足元を見てから
「いいよ」

「締めていいよ、私の首」
まるで子供のように汚れのない微笑みで女は確かにそう言った


俺は深く吸い込んだ煙を、ゆっくりと吐き出し、
虫の音が消えたことを確かめる


「じゃあ、飯。その飯、一緒に食おう。
それからにしよう」

女は俺が首を締めたいと言ったときの何倍も驚いたという顔で俺の顔を長いこと見つめてから、
無言でコンロに火をつけた


油がはねる音を聞きながら、
恐らく俺がこの女の首に、本当に手をかけることは生涯訪れないのだろうと考えていた

100 :名前はいらない:2006/02/03(金) 03:25:24 ID:mx0iRqyj
100

101 :名前はいらない:2006/02/04(土) 15:21:23 ID:9nImF1ZR
俺は俺である為に常に俺を追い求めている
だけど
俺はいつだって
俺として存在することはできていない

102 :名前はいらない:2006/02/04(土) 15:27:01 ID:9nImF1ZR
笑っちまう話だけどよ
こんな頭のよくない俺でも
たまに正確な俺を掴もうとする時があるんだ
俺、そんなとき
なぜか無償にこわくなって
俺はあれほど俺になりたかったはずなのに
俺になることを躊躇するんだ
その間に掴むはずだった俺はどこか遠くに消えてしまっていて
俺はイライラしながらも
少しほっとして
また俺を探す単純で緻密な作業に戻る

本当、笑っちまう話だけどよ

103 :名前はいらない:2006/02/04(土) 15:35:08 ID:9nImF1ZR
俺は常に俺を殺していて
その数はすでに億単位にまで達しているのかもしれない

けど
俺は殺した俺へのいたわりの気持ち持ってんだ

今日死んでいく俺に手を振ったり
別れの言葉言ったり
そういうことだってちゃんとしてる

ふと、昔殺した俺のこと思って
左の口角あげて酸素吹くことだってあるが
べっ甲飴の夕日を眺めている時みたいに喉のあたり詰まらせることもある

俺は常に俺を殺している
俺は常に俺をいたわっている

俺は失われない
俺は停止を知らない
俺は加速する

俺は俺を求める唯一の人物
俺に向かって息を切らす

104 :名前はいらない:2006/02/04(土) 15:52:30 ID:9nImF1ZR
完成されていく俺の横で壊されていく俺
俺はピンク色の血液を笑われるのが嫌なので
人前ではなるべく
俺を殴らないようにしている

でも親しくなった友人の前では
俺は平気で俺を曝け出すので
そいつらは常に俺の甘い血液の香りを感じていなければならない

彼らの鼻のずっと奥の粘膜には
俺のショッキングピンクの血液の粒子が張り付いて
時間をかけて蓄積されていく

なにかの病魔のように俺は奴らの嗅覚から視覚、思考まで蝕んでいって
乙女チックな少女趣味を彼らの体内に描き出す

しばらくすると
彼らは俺の色を持ったまま
俺を無視して
ナルシズムに暴れだす

言葉にならない言葉発して
ナイキやプーマのスニーカーから
無名の無色透明な靴に履き替え
着てるもの全部脱ぎ捨てて
めり込んだ俺を消し去ろうと躍起になってもがく

けれど最後には結局
ナルシズムな少女趣味に溺れ
俺の前から姿を消す

105 :名前はいらない:2006/02/04(土) 15:53:51 ID:9nImF1ZR
最近では俺と一緒にいると汚染されるといって
俺に近寄ってくる人間もだいぶ減った

(おかげで
ピンクな俺の価値は
俺の中で
どんどんどんどん這い上がっていってるよ

俺はいつだってナルシズムな少女趣味に助けられているんだ)


今日も俺はひとり
乙女チックにナルシズムな少女趣味を描き出す

106 :名前はいらない:2006/02/04(土) 16:01:13 ID:9nImF1ZR
俺の書き留めた駄文や戯言はとうに百を越え
息苦しさを感じさせるほど、俺に迫ってきた

俺は俺の書く戯言を詩という名で一括りにしているが
本当は恋文なんじゃないかということに
最近気付いた

あぁ、そうしたらこれで通算何枚目になるのだろう

俺は言葉に惚れ
詩人に恋し
文字に心奪われ
俺を愛した

俺は自問自答を繰り返し続けているが
実際には答えなんか求めていないし
答えなどあるはずもないと思っている

だけど俺は俺を念仏のように唱え続け
ただ生きているのだと
それだけのことを
頭の悪さ丸出しで確かめる

俺の冴えない言葉はきっとこれからも
届けたい誰かに伝わることはないのだろう
それでも俺は
目的すらもすでに見失ったこれを書き続ける

俺は恋に落ち
底のない言葉の海に
今、溺れている最中なんだ

107 :名前はいらない:2006/02/04(土) 16:10:16 ID:9nImF1ZR
いつの間にか私、私の影武者になってた
生命てのひらで不自由に転がすあの身体置いて
私生命持つこと許されない影武者になってた

それでも私の瞳は正常に働いているみたいで
黒も白も失くしていない

だけど
この世界はやっぱり
オセロゲームみたいにはっきりとは白と黒を分けてくれない

(日本が表でブラジルが裏だとか、その逆だとか)

私は白も黒も持ってる
私は裏も表もあって
表でも裏でもなく
白とも黒ともつかず
黒にも白にもなれない

ねえ、それじゃあ私はいつ、私の持つこの白と黒を明かせばいい?

(ブラジルが表で日本が裏だとか、その逆だとか)


私カゲムシャ
グレーライン
価値ナイッテ怒ラレル私オマケ、カゲムシャ
神様ノイタズラ
恐ラク、グレー

108 :名前はいらない:2006/02/04(土) 16:22:39 ID:9nImF1ZR
濁音だけで話す人がいたらなんだか田舎者臭くてかっこ悪い
半濁音だけで話す人がいたら頭軽やかな印象、非常に
清音だけで話す人は
初めはスマートで知性を感じるけど
長く過ごしていくうちに神経質で嫌になって
最終的にはもう本当にうんざりして
「精神鑑定受けてこい!」
っていっちゃうよね


まあ私は上のどのタイプにも当てはまらない
濁音も半濁音も清音もみんな当たり前になにも考えずに使ってしまう凡人なんだけど
こうやって考えると
普通もそんなに悪くないかなって思ったよ

けどね、私
濁音も半濁音も清音もみんなご茶混ぜに使うのに
人から
「田舎臭い」とも「かっこ悪い」とも「頭軽そう」とも「精神鑑定受けてこい!」ってうんざりされたことも
みんなあるよ
なんでだろうね?私みんな当たり前にご茶混ぜにしちゃうのに
あ、私は普通とはちょっと違うのかな?凡人じゃないのかな?!
うん、なんだかそう考えると
うんざりされるのも悪くないもんだね!

109 :名前はいらない:2006/02/04(土) 16:31:10 ID:9nImF1ZR
私は下手くそな模写がしたいわけじゃなくって
ありきたりだとしても
ここにはない空想を書きたいんだ

だけど私の創造力はとても貧相なものだから
いつも知らぬ間に人真似になってる

私は影武者になりたいんじゃなくって
私になりたいのに

なんだかもう
どこからが私で
どこからが私ではないのか
それすらもわからないよ
私の輪郭纏ういやみなグレーラインは
限りなく透き通ったものみたいね


私は影武者になりたいんじゃなくって
私になりたいのに
私は陰じゃなくって
肉体になりたいのに
私は
私に戻りたい
私は私に生まれ変わりたい
私は私になりたい
ただ
それだけのことなのに

110 :名前はいらない:2006/02/04(土) 16:36:40 ID:9nImF1ZR
俺に張り付いた固有名詞を全て剥ぎ取ったら
俺は俺になれるのか

前習えした純潔な正しい俺
しかしそうしたら
俺は俺と呼べなくなって
俺は俺じゃなくなってしまう

センチメンタル
吸い込まれてく俺

俺もう仕方ないかって
自ら俺自身の名前平べったく並べて
それ、魅惑の呪文に変えた

俺から俺への魔法
呪文のエール

センチメンタル
飛び越えるくらい俺
俺の名前繰り返し唱える

111 :名前はいらない:2006/02/04(土) 16:37:13 ID:9nImF1ZR
俺に張り付いた固有名詞をいくら剥ぎ取っても
結局俺は俺で何も変わらない

俺が俺である限り
俺が俺でなくなる事
俺から脱け出す事、俺からはみ出す事
それは絶対に不可解なんだ

つまり
俺自身を掻き乱すこの行為自体
俺をつくりあげる為に必要な作業


センチメンタル飛び越えるくらい俺
俺の名前繰り返し唱えてく
俺から俺への魔法
呪文のエール

「♪ore〜俺オレore〜」

112 :名前はいらない:2006/02/04(土) 16:48:39 ID:9nImF1ZR
滲み出る汗がTシャツを濡らす夏に
このわびしい冬を愛しく、懐かしく想うように
膝を震わせる冬に青々としたこれから訪れる遠く近い夏を唯一の光のように浮かべ
目を細める時がある

しかしそれを思う時、本当に浮かべている夏は
いつかに過ごした日本の
蒸せかえるまでに湿り気を含んだ私の記憶
美化された私の記憶

未来の夏は鮮やかに眩しいのに
未来ではなく過去と捉えた瞬間
夏が色褪せて感じるのはなぜだろう
本当は同じことなのに

113 :名前はいらない:2006/02/04(土) 16:55:52 ID:9nImF1ZR
(いつかの夏
まだ小学校低学年くらいの私が一人、棒アイスを手にして
溶けた液が空色のTシャツに垂れているのにも気付かず
再放送のテレビアニメを見ている

日に焼けた肌の右側だけが恍惚とした夕日に照らされて
風鈴と蝉の音が短い交尾を何度も繰り返す

それからすぐに買い物から帰ってきた祖母が
丸顔のデフォルメされたアニメキャラクターから
同じ丸顔の
けれど妙にリアルな相撲とりへとチャンネルを変えた
祖母は
チャンネルを戻せと喚く私の声を暑苦しそうにかわし
顔だけじゃなく
全てが恐ろしいまでに球体化に向かう二つの肉体を眺めた

溶け落ちたアイスのバニラ味が
喉が焼ける程に甘い膜を作り
胸元が半端な熱を持ったままにべたついていた)

114 :名前はいらない:2006/02/04(土) 16:56:25 ID:9nImF1ZR

恍惚とした夕日の淡い赤色
夏の記憶なんて
赤色だけ
それだけでいいのに
それだけなら幼い白昼夢は垂直な幻として溶け去っていくから
赤色
それだけでいいのに

記憶というものにはいつだって黒光りする青い影がつきまとう
それは身体を流れる川のようで
冬、その記憶という川は
何を飲み込んでも構わないという荒々しさで
やけに他人行儀な冷たい音を鳴らす

濁音が風鈴と蝉のセックスを切れ切れのノイズに変えて
どちらにしても夏は遠いのだと
赤も青も忘れられるよう
私はただ
寒さに揺れる膝を見つめた

115 :名前はいらない:2006/02/04(土) 17:02:42 ID:9nImF1ZR
私はaikoをよく聞いた
それは完璧に彼の影響だった

彼が好きだと言っていた
aikoの
万人の切なさを誘う失恋ソングの歌詞を眺め
私はアニメ名場面集のネロとパトラッシュみる感覚で涙したりもした

だけど私はaikoを口ずさんだり
音にして外に出すことはなかった
私は高い澄んだ音を出す技術を持ち合わせていなかったし
なにより
私にとってaikoの失恋はどんなに涙を流しても
結局は他人事だったから


私は最近
aikoの
彼が好きだったあの曲をよく口ずさむようになった

不可解な
泣き声にも似た音で
私はaikoの言葉を借りて
私をうたい
同時に彼をうたうようになった

軽やかなメロディーにのせたaikoの言葉
万人の切なさを誘う
それは私もあなたも
決して例外ではなかったんだ

116 :名前はいらない:2006/02/04(土) 17:19:00 ID:9nImF1ZR
現代人は紙というものに人生を託しすぎていると思う
結婚も離婚も紙一枚
センター試験も紙
金だって言っちゃえば紙

まったく、面白みに欠ける
嘘みたいな話だ

だけど
そのよく考えると信じられない位あほらしい事実を
先頭きって走ってんのは
きっと詩人

詩人は毎日命託して
文字に自分譲って
人生捧げて
紙と戦ってる
もう紙自体が詩人の人生そのもの

まったく、面白みに欠ける嘘みたいな現実
面白みに欠ける嘘みたいな人間
嘘みたいな
嘘みたいな
嘘みたいな
嘘みたいな嘘
詩人

117 :名前はいらない:2006/02/04(土) 17:41:31 ID:9nImF1ZR

深夜の路地にひとり寝そべって酔っぱらってる
降ってきそうな星見ながらaiko口ずさんでる

彼はaikoの歌が好きだった
aikoの切ない失恋ソングを聞いて
「抱きしめて一言」
よく彼はそう呟いた
aikoを抱きしめて
声をかけ
励ましてやりたいと
彼は言ったのだ

お酒を飲んで
浮かび上がるのはいつだって彼のことで
浮き彫りになるのは
惨めで融通のきかない
こんな馬鹿みたいな私

吐き出した私の二酸化炭素が色を持つだなんて
冬ってやっぱりどこかいやみ
寄り添わそうとしているように見せて
本当は独立させようとしている

118 :名前はいらない:2006/02/04(土) 17:42:02 ID:9nImF1ZR
私がいるここは田舎だから
夜になっちゃえば車なんか滅多に通らない
だからいくら寝そべっても
心配なんかいらないんだ
別に誰かの為に
何かの為に死にたいとか
そんなんじゃない
ただこうしていたいだけ

ごろんうつ伏せて頬杖ついたら
曲がり角の信号が青から黄色に変わった

その点滅に
私は久しぶりに彼を見つけ
走りだそう立ち上がった瞬間
信号は赤になって
彼は冬の中に消えた

もう遅いんだ

119 :名前はいらない:2006/02/04(土) 17:42:34 ID:9nImF1ZR
彼は優しい人だったから
切ないaikoの歌を聞いて
抱きしめたいと
声をかけてあげたいと
そういったけど
aikoは人気者だからそんな必要はないよ

本当にそれを必要としているのは
道端に寝そべった
酔っぱらいの私で
あなたが買ってきてくれた白いトレンチコート着たまま寝そべって
髪に砂ばかりつけて
そんな事も気にしない私で

だけど
あなたは私を置いていった

もしあの信号がもう一度青に変わることがあったとしたら
彼は私を抱きしめて一言
何と声をかけてくれるのだろう

120 :名前はいらない:2006/02/04(土) 17:50:53 ID:9nImF1ZR
詩って結構感覚的な部分が大きいから
一瞬のひらめきを元に
それを追って、それを拾って集めて
複製していくような作業だと思う

ほら、小説とかと違って
文章そのものの構成とかいうよりは
言葉ひとつひとつで繋げていかなくちゃならないものでしょう
詩って

小説はしっかりとしたプロットさえあれば
いくらでも作者本人がもう一度物語を作り上げることができるのだろうけど
詩は言葉ひとつひとつがプロットであり
中身であり
もうそれそのものなわけだから
一語一句記憶してとり逃さないように拾ってくっつけなくちゃいけない

私、詩が降ってきてもうまく拾えなくてさ
いつも壊しちゃって
欠片みんな拾えたとしてもやっぱり元通りに作り直すことできないから
いつまでも満足できるものができないの

うん、
私はね
くだらない私をもっとくだらない振る舞いで追い続けているんだよ、ずっと
ここ最近は特にそれが酷くて

でも
いつまでも過去を追ってばかりだから成長できないの
私、気付いてるよ

121 :名前はいらない:2006/02/04(土) 17:56:11 ID:9nImF1ZR
ハァ?
てッめー!!!
なに偉そうにもの言ってんだよ!
このみそっかつが!

詩なんかな!
最終的には説得力の問題なんだよ!!
どれだけ他人に自分の世界感を納得させ
共感させられるか
そこが問題なんだよ!!!

てめーみたいなとんかちんは
本当に名無しのまんまで十分だ!

あ、
でももし名前が欲しくなったら俺に言えよ?!
最高の擬音を用意しといてやるから!
な!!!!
テメーなんか擬音で十分ダっつ!!!

122 :名前はいらない:2006/02/04(土) 18:04:01 ID:9nImF1ZR
ねえ、「みそっかつ」じゃなく「みそっかす」じゃない?
あと、「とんかちん」はおそらく「とんちんかん」

あぁ、さすがE級詩人だね
見事にセンスないよ
それにもしも本気で言ってたなら相当酷い、これ
う〜ん、あなたのセンスに合わせて言うのなら
「インドびっくり」
って感じ?
それからエクスクラメーションマーク使いすぎじゃない?
意味もなく
あの記号って使用頻度が高くなればなるほど
その人の知性のなさを感じるのは私だけかな?
まあそんなことはどうでもいいんだけど

123 :名前はいらない:2006/02/04(土) 18:04:44 ID:9nImF1ZR
とにかくそんなつまんない人にとやかく言われたくはないけど
・・・擬音てなんだかいやらしい感じがするよね

しこしことか
もみもみとか
音だけでなにやってるかだいたい想像つくものも多いし
魅力的だと思うよ


ねえ、じゃあ私も擬音になるからにはやっぱり
なにかすぐにわかるような擬音にしてくれるの?
知名度が汚点とくっついて踊りだすの?
なんかそれもそんなに悪くないね


ああ、ならば私に擬音を
あぁ擬音を私に
ギオンをぎおんをぎおんをオオォォォオオオオををぉ


あ、
なんか祇園祭りいってみたくなってきた
祇園祭りにいって擬音祭り一人で開催してやりたい
うずうず
くねくね
ねちねち
やあギオン
ようぎおん
さあ祇園!れっつ擬音!!!


・・・寝よ。

124 :名前はいらない:2006/02/23(木) 20:14:45 ID:2GSQJ0BA
まるで説教みたいでいただけないね
もううんざりだろ?
あぁ、俺もさ

だけどよ
今揺れて固定化しようと企むこれが
いつかの俺のいましめであってくれたら
今俺がここでこうして生きる意味は
すでに果たされているんじゃないかって
そんなふうに自分のこと
ぼく慰めちゃうわけなんです

あぁ
それは
やっぱり
つまり
なんていうか
まぁ
とにかく
未来ゴシップ
って
そういうこと
なんだ
ろうね

未来ゴシップ
なんだろう


125 :名前はいらない:2006/02/23(木) 20:51:53 ID:2GSQJ0BA
なぁ、人って死ぬ時
何考えて、何を思うんだろうな

早死にしたじいちゃんは病室で一人
何思って死んでいったんだろう

ドラマや小説の作り物みたいに
「今まで俺は幸せだった」とか
本当に思えんのかな

126 :名前はいらない:2006/02/23(木) 20:57:18 ID:2GSQJ0BA
あのさぁ、俺
一度死んだ事があるんだよ
これは比喩でもなんでもなくって
俺がまだ生まれて間もなかった頃
意識不明の心肺停止状態になったらしいんだ
(まぁ、その後すぐに俺は人工的な方法で息を吹き返させられて
今、こうしているわけだけど)

なのに残念ながら俺、その時の記憶が全くないのよ
幼かったし、当然と言えば当然なんだがね

まだ赤ん坊で、言葉もろくにしゃべれやしなかった俺はさ
その、言ってしまえば死ぬ瞬間
何思ったのかな
機械の中に閉じ込められたちいさな体で
心臓も肺も動きをとめたこの体のこの脳で
何思ったのかな

予想もつかないけど一つだけ言えるのは
「今まで俺は幸せだった」
なんて言葉では絶対になかったってこと

127 :名前はいらない:2006/02/23(木) 20:58:02 ID:2GSQJ0BA
明日もし
何かとんでもないことが起きて
死ぬはめになったら

何思うのかな

お前やあいつが
明日死ぬことになったら
あいつら
何思うんだろ

明日俺が死んだら
あいつら
何思うかな
あいつら死んだら

何思うかな

ひとは
しぬしゅんかん
なに
おもう
のかな

128 :名前はいらない:2006/02/23(木) 21:59:07 ID:2GSQJ0BA
あたし、しじんをおもってから
「しあわせってなんだろう」って
じょうだんでもくちにしなかったようなこと
ほんきでよくかんがえるようになった

いま
しあわせかふしあわせかってきかれたら
たぶん、ずいぶんなやんで
それでもこたえにもやはかかったままで
あたし、あいまいにうなずいて
それだけでおわらせるんだとおもう

あたし、おいしいものたべて
たくさんねて
ほしいものかってつかえば
それだけあれば
じゅうぶんしあわせだけど
もっとちがう、もっとすごいしあわせがもっとたくさんほしいともおもってしまう

けっしてふしあわせなんかじゃないのに
むねはってしあわせっていえないの
どうしてなんだろう
あたし、めぐまれすぎているのかもしれないね
よくばりものなんだ

129 :名前はいらない:2006/02/23(木) 22:07:21 ID:2GSQJ0BA
今舌で遊ぶ飴が
痛くもない喉を伝い
思考が糖分に甘やかされて
何も解らないフリの出来る
あまったれなあたしをつくってく

あたし
しじんおもってから
いきてるってなんだろうって
ほんきでよくかんがえるようになった
それでもあまったれなあたしはよくわかんないから
ゆっくりあいまいにうなずいて
わかったフリをしてわからないフリをする


あたしあまったれ
よくばりもの

130 :名前はいらない:2006/02/26(日) 01:17:16 ID:VckfSa83
水曜の一時間目
60歳越えたおばあちゃん先生が最近の医療制度と医療費について熱弁をふるう保健の授業は
教室に居合わせるほとんどの男子が机に突っ伏していて
ほとんどの女子は携帯電話やら雑誌やらを眺めている
そしてそれ以外は内申点ばかり気にしているつまらない脳みそたちで
あのおばあちゃん先生には
今こんなことを書いている私も
そのつまらない人間たちの一部に見えているのだと思う

隣の男の子が小さないびきをかいている
きっとここにいる男子が望んでいるのは
医療制度だの医療費だのを熱く語ってくれるおばあちゃん先生じゃなくて
若くて色気のある女教師(Yシャツから派手な色のブラジャーが透けているのがポイント)のやる保健の実技なんだろう
しかし本校にそんなお色気ムンムンの女教師はおらず
教壇に立っているのは髪の半分以上が白くなっているような老婆で
もちろん服を唐突に脱ぎだすストリップを教壇というステージで披露してくれるはずもない
叶うことのない希望を叶わないものとして捕らえて
夢は夢で見るために彼らは睡眠をとっているのかもしれない

131 :名前はいらない:2006/02/26(日) 01:17:54 ID:VckfSa83
右斜め前の席の女が携帯電話を開き
にやりと口角を持ち上げた
きっと最近ナンパで引っ掛けたとかいう(いや、彼女はそう言っていたが、正確には引っ掛けられた)彼氏から連絡がきたのだろう
私は思うのだけど
彼女なんかはもっと真面目に保健の授業を聞くべきだ
それからしゃがれ声のあの教師は
骨折したときにかかる料金が契約をした医療保健によってどのように変化するか、なんて
そんな説明はとっととやめて
頭の悪い今の若者に(そう、私の右斜め前に居座る女のような頭の悪い奴に)もっと必要なことを語ってやれ
例えば
中絶の生々しい方法とそれにかかる具体的な金額、その行為によって今後起こりうる体への負担なんかについて
(ついでに避妊の方法も再確認させてやったらなおよし)
そうしたら私から見て右斜めにあたるあの女をはじめとする
さっきまで携帯電話やら雑誌やらを眺めていた女たちが一斉に顔を上げて
熱心に話を聞いてくれるだろう

132 :名前はいらない:2006/02/26(日) 01:18:24 ID:VckfSa83
あぁ、退屈だ退屈だ退屈だ
退屈だ

左側のカーテンの隙間からアイスコーヒーのグラスに沈みこんだ、ガムシロップのような空が広がっている
その下、向こうの通りの建物を、小粒の雨が歪ませて見せる

そういえば昔に友達が
「空を飛びたいと思った時点で、その人すでに心の病気なんだって」
と私に言ってきたことがあった
私はこんな安っぽく作り物のような空を飛びたいだなんて、真剣に考えたことなどなかった
それなのに、なぜ彼女は私にそんなことを言ったのだろう

私はカーテンを20センチ程開いて
この冴えない空の低いところをばたばたと両手を上下させてもがいている私を思い浮かべてみた
髪や制服に霧のように細かな水の粒がついて
風にはたはたと流されるスカートを、どうだっていいのに気にして
とにかくばつの悪そうな顔をしている私が浮かぶ
そう思ったらなんだかつい、笑ってしまった
だけど
それはそれ自体が私そのものだったから
笑うしかなかったのかもしれない

133 :名前はいらない:2006/02/26(日) 01:18:58 ID:VckfSa83
教壇では医療保険についての、なんだかよくわからない、本当にどうでもいい話が続く
序々にその音量をあげる隣の席の男の子のいびきは、夢のない夢を見ている証明
右斜め前の女は引っ掛けただか、引っかいただか、引きちぎっただかなんだかの彼氏とかいう男への返信を打ち込む指先を止めない
私はまだ、退屈をさわやかにしのぐ方法も
辛いときにその感情を笑い飛ばす以外の方法で遠ざける技のかけ方も理解できていない


私は左手をVサインの形に変えて
カーテンの隙間から覗く短な空を、控えめに低空飛行させた

134 :名前はいらない:2006/03/01(水) 21:42:31 ID:BOXz/lE1
僕らの世界は
一本道の袋小路ではない
その指先にかかる輪のように
環状を描いて存在する
(くるくる、くるり)

それはこの世だけではなく
あの世だってきっと同じだ
「輪廻転生」
この言葉を君も知っているだろう?
(とまる、まわる、まわる、とまる)

そう、存在するもの全て、廻っているんだ
辿るのとは違う、また別の道をぐるぐると
僕たちは廻っているんだ
(まわる
たまにはきそうになって
ぼく、おかしくなってしまったり)

君の首元を飾る一本のチェーンは留め金で繋がれた終わりを持つ
しかしその輪には終わりはない
(まわるまわるまわる
たまにぼく、くるしくなってたおれこんだり
きみ、いつもぼく、たすけたり)

135 :名前はいらない:2006/03/01(水) 21:43:15 ID:BOXz/lE1
僕らの知っている終わり
それは事実として
何も終わってなどいない
僕らのおわりとは
はじまりによく似ていて
僕らはその円の中を廻り、踊り、転がり、打つかる
(まわる、おどる、ころがる、ぶつかる)

世界は終わりない環状を
描き続けている
  (こわれかけて、またまわる)

136 :名前はいらない:2006/03/01(水) 22:09:37 ID:BOXz/lE1
今日はどこだかの卒業式だそうで
僕にはなんのことやらといった感じで

僕は今日、家にこもって
タイプをする音を「ぱかっらぱかっら」って
どれだけ馬の駆ける音に似せられるか
そればかり考えて
そればかり練習して
(ぱかっらぱかっら)
これ、なんの役に立つんだろう?
と、思っていました

それから
僕はなんで
心の中では僕って自分自身を呼ぶのに
なんで
人前では俺っていうんだろうとか
(ぱかっらぱかっら)
それ、なんの為になんだろう?
あぁ、卒業できていないなぁ、俺
とか
そんなことを考えていていました

137 :名前はいらない:2006/03/01(水) 22:10:13 ID:BOXz/lE1
(今日はどこだかの卒業式だそうで
俺にはなんのことやらといった感じで)

僕はぱかっらぱかっらって納得いくまでやりました
達成しましたよ、先生
ぱかっらぱかっらの呪いから僕は卒業できました

今日、僕のこの式のない卒業と
どこかの誰かさんたちの卒業と
僕はあまり大差のないことだと思うのです

まぁ、それすらも
僕にはなんのことやらといった感じですが


結局これを書くのも俺はぱかっらぱかっらしたいからで
誰かに自慢したかったからで
でもこれから先きっとぱかっらぱかっらって俺は人前でしなくて
全く無意味なことで


卒業って無意味と大差のないことだと思うわけなんですよ
僕も
俺も

138 :名前はいらない:2006/03/01(水) 22:20:05 ID:BOXz/lE1
俺は死んでいた時
俺が考えていたことを知らない

それはずっと俺が幼かったから覚えていられなかった
ただ、それだけの理由のもんだって
ずっと思い続けてた

だけど本当は違うんじゃないかって
最近
そう思うようになってきたんだ

死ぬ瞬間の記憶が消えてるのは神様の故意で
死ぬ瞬間人間が思うことは
悪人も善人も赤子も老人も男も女もみんな同じで
上の世界から渡されたそっちでいうお約束の決め台詞なんだけど
それは義務的なものじゃなくて
テレビアニメの主人公なんかがいう決め台詞よりずっと格好悪くて
この世のなんでもないくらいに格好悪いのに
決して惨めには繋がらない
体から溶けて滲むような
上空世界に行くための神様がくれたパス
そんなことじゃないかって

ぬるい衝動には与えてもらえない
天から平等に注がれる
肉体としての最後のご褒美なんじゃないかって

139 :名前はいらない:2006/03/01(水) 22:20:37 ID:BOXz/lE1
いつどんなときにだって台詞は用意されている
そのことに対して例外は許されていない
今この瞬間に俺が用いるこれすらも
すでに用意された台詞
そんな風に俺最近思うようになってきたんだ

神様、反抗期と呼ぶであろうこれも
あなたの意思によって生み出された
あなた一人のための
お遊びなんですか?

140 :名前はいらない:2006/03/01(水) 22:33:38 ID:BOXz/lE1
きっと子供の僕は音のない歌を歌い
僕はそれに合いの手を入れる

でたらめなイメージだけのちゅうごくごでうたうアマリリスは
いっぽまちがえたらきたちょうせんのことばにだってなれる

きょうはあめがよくふっているので
ぼくはあいのてをうつてまがはぶけた

ぼくは
あ、と、い、と、う、と、え、と
すごくたくさんをつめこんで
ぼくのアマリリスをうたう

ぼくのうたにでてくるのはぼくだけ

141 :名前はいらない:2006/03/01(水) 22:34:11 ID:BOXz/lE1
きっと大人の僕は意味のない物語を作る
僕はそれを何度も読み返す

適当なイメージだけの日本語で作る物語は
どう転んだって間違えのない塵だった

僕は酷い花粉症だけれど
今日は雨が降って花粉は飛んでいないから
僕は目を潤ませずに済んだ

はずだったのに
僕は今日泣いた
僕の手間は何も省けなかった

幼い振りをしても避けては通れなかった
幼い振りをしたから
避けられなかった

痣とさは
振り返ると
僕に刃向かうばかりだ

大人になってしまったぼくは必要とされていない合いの手を
空回りに打つばかり

僕の物語にアマリリスが咲かないのは
僕がぼくのヒーローになれなかったから

僕の中に出てくるのは僕だけ

142 :名前はいらない:2006/03/18(土) 14:20:48 ID:18kW8CKJ
AMラジオの雑音がぴりぴりと耳を焼いていく
音という音が巻き舌に変わり
私の涙腺に親しげに擦り寄ってから
向こう脛を思いっきり蹴っ飛ばして逃げてった

私に残してったのは
誰もが恋をすんだって
青ざめた傷跡

車のキーが浸かった麦茶のグラス
電気カーペットの上で静かに踊らされている

こんなに真っ直ぐなこれすらも
うまく描けないだなんて
やっぱり世の中は世知辛いもので
私はやっぱり無能でしかなくって

言葉が熱を持つ
高まる
早朝二時、黄昏泣く

143 :名前はいらない:2006/03/18(土) 14:21:25 ID:18kW8CKJ
私、なにが言いたいのかもうわからないくらいで
そんなふうでも
やっぱり言葉にとめて
繋いでおきたいと思ってしまう

この熱がぼこぼこと鮮やかな音で
泡になって消えないよう
この思いがさめないよう
乾いてしまわぬよう
私はどんなに打ちのめされても失いたくない
今この瞬間の思い、熱

箇条書きにした私の思いだなんて
恥ずかしいくらいに音声への逃避
恋そのもので
それはAMラジオの雑音でぴりぴり濁されてる


どんなに恋をしても
この世はやはり
世知辛いもので

144 :名前はいらない:2006/03/18(土) 14:28:07 ID:18kW8CKJ
おなかすいた
ねむい
ねたい

だけどねむいときにおきてこそ詩人だと思う
うん、わからないけどなんとなくね

少食の方が頭さえるらしいから
俺まだ飯食わないよ
ほら、自分の中でルール決めて
それ守ったりすんの俺好きだし
幼稚園の頃のお決まりは、横断歩道は絶対に白いとこしか踏んじじゃ駄目ってことだったなー、なつかしいよ
なー、なつかしいよ
なー、なつかしいよ
なー
それにさやせ我慢てなんかかっこよくない?
うーん、よくないか

145 :名前はいらない:2006/03/18(土) 14:28:39 ID:18kW8CKJ
まあさ、そんなこんなで俺腹減ってて
ねむいんだけど
俺おきてんのには目的があるわけ

俺は首筋舐められるのが行為の中で一番好きなんだけど
というか一番気持ちいいんだけどさ
そこだけじゃ果てることできないのな
それが俺不思議でさ

よく女が出産のことを鼻からスイカ出すとかなんとか言ってるけど
それでもなんでセックスするかっていったら
男の果てると女の果てるは女の方が何倍も気持ちいいらしいんだ
で男がその女の感覚に陥ると気持ちよくて死ぬんだと
だからだよねきっと
女がするのは

でさ、俺
そんなふうに気持ちよくし寝るなら本望かなとかも思うんだ

で、そのことを道行く知らない女子中学生に言いたくなってうずうずして
今はそのタイミングうかがってる

あーでもねむいや
おなかすいたや
きもちわるいなー
なーなーななななななななななななななーーーーーーーーーーー
なー?

146 :名前はいらない:2006/03/18(土) 15:00:52 ID:18kW8CKJ
例えば俺が「祭り」という単語をおもうとき
俺はまずジュリ扇を振る幼女の姿をおもった
そして俺はそれ以外何も考えられなくなる
幼女はスクール水着を着ていて
煮えるライトの中でくすくすと俺を嘲笑ってくれる
最高にハッピーなカーニバル
俺はその幼女に心奪われたが
果たして今のゆとり教育世代の何人がジュリ扇というものを知っているのだろうと
口をだらり開いて俺はおもった
そしてきっと
一人としてそれを知る幼女はいないのだろうという結論で落ち着いた

例えば俺がその幼女を忘れるために飯を食う
一本60円もしない胡瓜を齧る
そして俺は河童についておもう
いつかあの皿をカチ割ってやりたいと
しかし河童のいる場所を俺は知らない
昔の大人気バラエティ番組で
河童にスタッフがなりすましてみる
という面白くもなんともない企画があったが
その企画は世間から物凄い批判を受け
番組もろ共消えていったことをおもいだした
それは河童がこの世に存在しないということを世間は黙認しているという証明だった
そして河童の皿を本気でカチ割りたいと考える俺も
その事実を黙認している


147 :名前はいらない:2006/03/18(土) 15:01:23 ID:18kW8CKJ
例えば俺が河童をおもいながら胡瓜を貪り齧り
誤って舌を噛んでしまう
そして俺は小さな痛みで大きく悶え苦しみながら
このまま俺が死んでしまえばいいとおもう
この俺の命をアフリカあたりで生きるべきはずだった子供の命と取り替えてやったらいいとおもう
そんなことをおもいながら俺は小さな眠気で大きな欠伸をして
どこそこの国で何千人死んだとか言い出すニュース番組からさっさとアニメ番組にチャンネルを変える

148 :名前はいらない:2006/03/18(土) 15:02:01 ID:18kW8CKJ
俺は例え話が多い
俺は例え話ばかりする
俺自身が例え話かもしれない
それくらい例えてばかりいる

だけどそれは実際に俺の頭の中で起きた出来事で
だけどそれは他人とは完全に切り離された俺の中にある世界で
だけど俺は
そんなこと本当はどうだっていい

俺は俺の本来の思考二割より
俺のつくりだす八割の例え話の方を愛してやまない
信頼も置いている

俺の体、思考そのものが嘘っぱちだって構わないとさえおもう
しかしそれは
俺の体、思考そのものが俺自身のものであり
それが決して揺るがない真実だと黙認しているからこそにおもうことなんだ
それすらも俺は知っている

裏も裏も表も表も
表も裏も裏も表も
ぐるぐるまわれば高速な俺

本当は俺
今なにもおもっちゃいない
八割の俺に汚染されて
白紙を描いてる
ただそれだけ

俺は今
なにもおもっちゃいない

149 :名前はいらない:2006/03/18(土) 15:21:23 ID:18kW8CKJ
マンションのドアを開けた瞬間に鼻をかけてきた味噌おでんの香り
こんな都心でも味噌おでんをつくる人間がやはりいるのだな、と妙なところで関心してしまう私

もう六時も過ぎたというのに
外は青白くて
どちらかといえば夕方というよりは明け方の清らかさを滲ませている

ユニクロのジャージの裾が踵をずらす度に音を立てて擦れていく
中学生のときにお兄ちゃんのジャージと間違えて持ってきてしまい
それでもしかたなく授業に出て何百メートルもグラウンドをかけたことを思い出した

歩いて五分程の場所にあるコンビ二に向かいながら
歩くという行為はいつも何かしら考えさせられてしまうものだと感じた
血液の巡りの問題だろうか

ジャージの擦れる音を聞きながら
星野君は元気だろうかと、そんなことをふいに思った

星野君は中学のときの同級生で
2年生のときにクラスの誰にも伝えず東京に転校してしまった男の子だ
私は彼のことが好きで
彼が転校する一月程前に彼に告白をしていた
もちろん私は彼が来月にはいなくなってしまうことなど知らず
このまま一生一緒に過ごせるような気持ちだったのだろう
しかし結局彼は私の告白の答えを保留にしたまま東京に転校してしまい
それから連絡は取れていない

150 :名前はいらない:2006/03/18(土) 15:22:33 ID:18kW8CKJ
すっかり彼のことなどを忘れてしまっていた私だけど
あの頃の私の気持ちは間違いでもなんでもなく確かに実在した本物の好きという感情だったのだと思う
今ここで断言できないのは
味噌おでんの香りに誤魔化されているわけでも
ジャージの裾が気になるからでも
時が経ち過ぎてわからなくなったわけでもなくて
ただ照れくさいから

もしも彼が今もこの東京にいるのならば
あのころ彼が私に返すべきだった告白の答えはこの味噌おでんの香りに埋まるこの空の中に浮かんでいるはず
それなのに今日の空は清らか過ぎて
いや、私があの頃よりもずっと汚れてしまったから
彼の答えが見つけられない

もう今の私は彼をとうに飛び越えて
遠いところまで来てしまったのだ

きっと今、この東京という広い街で彼にばったりと会えたとしても
私は彼を星野君だとは気付けないと思う
それでも
あのときのあの感情は本物だった
今東京の暮れる空の下で
私はそう、断言できる

151 :名前はいらない:2006/03/18(土) 15:39:42 ID:18kW8CKJ
私は風俗通いするような男が嫌いではない
それはテクニックがどうだとか、そういう意味ではなくて
情けなくてだらしのない部分を持っている馬鹿な男が嫌いではないということだ

例えば同じ情けないにもいろいろ種類はあって
初めてのデートで吉野家になんのためらいもなく連れて行くような男は私の嫌いな部類だ
また、カレーの染みが洗濯をしてもそのまま落とせずに残っているような男は好きだ

ただ問題なのが、自分が嫌いな部類の情けない男と交際しなければならなくなったとき
いくら車が高い外車でも
サンダルに靴下ポロシャツで初めてのデートに来て、おまけににへらにへらと当然のように食事を吉野家で済ませるような男、私はごめんだ

しかしそんな男と付き合わなくてはならない状況になるのには私にも原因がある
酔い潰れて、前夜の記憶がなく、目覚めたら隣で全裸の男が眠っていただとか
真剣に考えた結果であっても私の見る目がなかったとか

そうはいっても私も一応世間体だのなんだのかんだのを考えなくてはならなくて
一日や二日で
「あなたは私の間違いでした。別れましょう」
なんてこといえるわけもない
それは私の年齢が、周囲の目も気にしなければ生きていけないところまできているということだ
でも、だからこそ、そんなどうしようもない男に付き合っている時間もない

そんなとき私は男にばれないように
こっそりと財布の中身をチェックする
そして風俗店のカードを見つけたら
私は何事もなかったかのように財布を元の場所に戻し
彼のポロシャツについた、落としきれていないカレーの染みをどのようにして落としてあげようかと
そんなことを考える

私は風俗通いするような男が嫌いじゃない
それは自分と同じように情けない人間が嫌いではない、ということだ

152 :名前はいらない:2006/03/18(土) 15:43:14 ID:18kW8CKJ
朝起きて
一昨日買ってきた「の」を眼球から飲んで下の方から搾り出してから
カレンダーの二月分を今更ながらめくったら
二枚同時に破けてしまった
つまり三月になるはずが
飛んで四月になってしまったのだ

俺はその瞬間三月を無くした
外は花粉舞う三月の真っ只中だけど
三月が終わるまでの残りの三週間近く
俺はこの世にはいなくなる

それじゃあ
机の上の昨日買ってきたばかりの「の」の賞味期限がいつかの二月二十九日、相当に時代遅れの「の」で
文句の電話をかけようと思っていた俺の熱意はどこにやったらいいのだろう
俺はこの三月には存在しないというのに

だけどもし俺がその賞味期限の切れた「の」を危うく吸い込んで消化しまっていたら
きっとここにはいないはずの俺はぶりっかえして
もう三日は使い物にならなくなる
そんな羽目になってただろう

あの「の」を昨日580円で買ったコンビ二に
いや、あの「の」を売り出している出版社に
電話をかけるべきか
かけぬべきか
うっかりカレンダーを二枚同時に破ってしまった
ただそれだけで
俺の古臭い弛んだ「の」への文句の情熱がどこか遠くですっと流されてしまった気がした

153 :名前はいらない:2006/03/18(土) 15:44:05 ID:18kW8CKJ
最近では手軽に手に入るようになった「の」
近所のコンビ二のドアを開けてすぐ右手に広がる本の嵐の一番奥
しかも袋とじにまでされた、いわば秘部な紙質にも
ウィルスに亀甲縛りされてピクピクと痙攣するインターネットの掲示板にも
レンタルビデオ店の暖簾のかかった奥地でだって
「の」はどこでだって簡単に手に入るようになった

でも本来は
滅多にお目にかかれない
高級な代物だったはずだ


そう、「の」はロマンだった
「の」は情熱で
青少年の愛ですらあったのだ

だからそこらのコンビ二で簡単に手に入るような「の」は「の」ではない
俺はそう思い返し
やはり俺には三月はないのだと
賞味期限がいつかの二月二十九日の腐った「の」と
買いおきしてあるたくさんの「の」たちを
躊躇なく一気にゴミ袋に突っ込んだ

154 :名前はいらない:2006/03/18(土) 15:44:46 ID:18kW8CKJ
「の」を神社で拾わなくなってから
日本の子供たちはおかしくなったのだと俺は思う

丸いフォルムのちゅうぶらりん
静止された情景に甘美な波を打つ蠢き
そして
穴に向かう先の
頑ななまでに上に向かおうとする軸
神社で「の」を始めて見た時のあの衝撃は
今でも忘れられない
もしかしたら
初めて見たあの「の」が
今の俺を作り上げたのかもしれない

俺はゴミ袋いっぱいに入れた「の」の袋に黒マジックで大きく「の」と
少年達にもわかりやすいように目印を書き
電話の変わりに今からこの袋を
これから穴に向かう健全な青少年のために神社に捨てに行こうと
思い立った


俺に

三月はないんだから

155 :名前はいらない:2006/03/18(土) 16:00:10 ID:18kW8CKJ
今日夢を見た
紫色の月が家の目の前の海に浸かりそうなくらい低く落ちて
太陽が高速で流星みたいに一分間に何度も地球を回る
地面がぐらぐらして
なんだかもう結果の見えた
どうしようもない絶望感だった

サイレンが世界全体に響き渡って
だけど
こんな状況で
いったいそれがなんの警告で
いったいなんの為になるのか
誰一人としてわからなかったと思う

私は取り返しのつかない絶対的な絶望の中で
先週別れた彼のことを思っていた

彼にはもう
これからの先の見えた未来の中で
二度と逢えはしないだろうけど
生き延びて欲しいと思った
世界のいっさいを無視して
世界中の死者に呪われたこの世で
最後の人類になっても彼には生きて欲しい
そう思った

私は彼を
愛していた

156 :名前はいらない:2006/03/18(土) 16:03:38 ID:18kW8CKJ

私は生きていて
時々本気で死にたくなったりする
もうこの世の全てを投げ捨てたいと思う
だけどそれは自分自身をこの世から切り離したいだけで
自分の大切な人たちには変わりなく生きて欲しいと思っていたってことに初めて気付いた

夢を見た
外ではカラスが鳴いていて
窓から見た海は深く青く
見上げた空は太陽が構えるように聳えていた

私は夢を見た
だけどもしかしたら
目覚めたと思い込んでいる今こそが夢なのかもしれない
だけどそんなこと、本当はどちらでもいいのだろう

ただ、悪夢と見境のないこの世が果てることがあっても
彼には生きて欲しい
私がどこかに今意思を持つ意味は
きっと
それだけ
それだけでいいのだ

157 :名前はいらない:2006/03/18(土) 16:22:39 ID:18kW8CKJ
私は普段、能面みたいな顔をしてるけど、それだって演技だよ
本当はいろんな私がいるんだ
私生きてるし
あたりまえ、か、かかかかかっかかっかっか
キャラになく高笑ってみて、これも私になったら
愉しくなれちゃうかな、とそんな研究
つくりあげてんだよ、私
みんな騙されて
私騙してんの

だけどたまに私は
自分の層が不憫に感じてる
マトリョーシカみたいに
本当の私はちいさなちいさな私
大きな大きな殻背負って
それでも立ち続けなければならない義務がうとましくてうとましくて
(いや、いつも
私はいつも
あなたの知らないどこかで
自分の層を不憫に感じてるんだ、きっと
大丈夫、きっときっとどきっと、できるよ
ぐらりと、ぬらりと
だから大丈夫)

158 :名前はいらない:2006/03/18(土) 16:23:39 ID:18kW8CKJ
戦隊物のヒーローのチャックは
知らなくてもいい事実だと人はいう
中の人はどれ程惨めな気分のショーだろう
その気持ち、私にはきっとわかる
私は今すぐ彼らの継ぎ目に手を伸ばして
五人まとめて開放してあげたい
解き放ってあげたい
そして私を、を、を、を、を、、、
(人は見返りを求めるから醜いんだ
だから私はいえない
いくら望んでいても)

何層にも被った物を脱いで
また着て、って
思ってる程楽なことじゃないんだよ
スクール水着着るみたいに、こそこそもぞもぞやんだもん、私
ぺたぺた張り付いたもの、仰け反りながら私せっかくさっき着れたのに
もう君には用ないのって、脱ぎ捨てようって
それってなんだか
なかなかむなしいものじゃない

うん
着替えるときにはもぞもぞこそこそこそこそ慎重にやるよ
ばれないように
だって、出来ればダサいパンツとか見られたくないじゃない
だけどもういっそ
パンツごと取っ払って裸踊りでもしたらよっぽど気分いいのかもしれない
私はパンツずり降ろしてくれるような
バカ殿のBGMがこの世で志村けんの次に似合うような
そんな王子を求めているのかもしれない
(かもしれない
かもしれない、かもしれないえないいえない、そんなこと望めない)

159 :名前はいらない:2006/03/18(土) 16:24:26 ID:18kW8CKJ
なんだか長いこと一緒にいると私を勘違いする人がたまにいるんだよね
今いる私が全ての私みたいな、そういう勘違い
確かにあなたは私に近寄ってきてるのかもしれない
だけど私はマトリョーシカなんだ
ちいさくなってもちいさくなっても立たなきゃいけない義務背負って
向けられた方角ずっとみてならなきゃならない私マトリョーシカなんだ
あなたは本当の私なんかみれてないし
本当の装っていない私はからっぽ
カラからカらかラからららン
(かもしれない、かもしれない、認めたくない
からカラカからかラからラん
私、装ってるのかもしれない、しれない)

ねぇ、私のこと見えていないはずの、そこのあなたに私は今問いたいよ
ぐらぐら揺らいでも今、私立ってるよ
ねぇそれじゃあ
私って本当はどこから?
私ってこの演技が私?
私ってどこの誰?
私ってうまい?
私ってへた?
私って何?
私って?
わたしわたしわたしわたしわたしわたしわたしわたしわたしわたしわわわわわわ、わ、わ、わ、、、
(何かの間違いでたわしだったとしたって構わないかまわないかまわないかまわない
けど
ななめな目線で滑り落ちる私
かまっていてく、だ、さ
いえない、いわない、私そんなこと口にできない)
私は
誰?


160 :名前はいらない:2006/03/18(土) 16:25:13 ID:18kW8CKJ
みんな騙されたふりして
私騙されてる
(かもしれない、かもしれない、かも、し、か、かかかかかっかかっかっか)

バカ殿のBGMはどこに
私は誰のために
立ってい、る

161 :名前はいらない:2006/03/22(水) 00:07:05 ID:ATflGgeR
「アメリカの人体模型は何色をしているのだろう」
そういったら
友達は「肌色でしょ」と興味なさそうにすばやく答えた

彼女の言った「肌色」とは恐らく
小学生の頃クレヨンの中に「はだいろ」という名前で収まっていた、あの黄色人種特有の黄色味がかった桃色
しかし、サラダボウルであるアメリカであの色を肌色というのは難しいと思う
ではいったい何色なのか

小学生の頃、転校してきた日本人と黒人の血を半分ずつ受け継いだハーフの男の子が
肌の色が黒いからと、ただそれだけの理由でいじめられていた
それにたいして担任の先生は
「差別をしてはいけません
肌の色や髪の色が違ってもみんな同じなのです」
とよく言っていた

あの男の子は光るほどに黒い肌で
「はだいろ」と書かれたクレヨンをどんな気持ちで握っていたのだろう


162 :名前はいらない:2006/03/22(水) 00:08:09 ID:ATflGgeR
アメリカの人体模型の腕の長さは何センチで
脚の長さは何センチで
顔の大きさはどのくらいで
胃腸の色合いはどんなもので
直腸の捻りはどの程度で
瞳は何色を
肌は何色をしているのだろう
そしてそれはどこの基準で
誰の指示で
誰の意思で作られたものなのだろう

あか
あお
きいろ
と並ぶクレヨンの
ハダイロだけを
粉々に踏み潰してやれる力が
あの頃の小学生の私たちにはなかった

163 :名前はいらない:2006/03/22(水) 00:08:44 ID:ATflGgeR
あめりかのじんたいもけいはなにいろをしているの?
はだいろ
はだいろってどんないろ
はだいろ
はだいろってどんないろ?
はだいろ
いろいろいろいろ
はだいろ
あか
あお
きいろ
            いろ

だい




                               ろ

164 :名前はいらない:2006/03/22(水) 00:16:01 ID:ATflGgeR
しっかりと固体化しようと意思を持つこの肉体から落とされる影が
ぎらぎらと品のない七色の輝きを放って
ぐらぐらとまわる情景
今日も瞳の裏側に迫る

大丈夫
私の体はひとつだ
私はここにいる
大丈夫
私はひとつだ
私はここにいる
大丈夫
信じているのに
そのまま泥沼な迷路に落ちるまま
這いつく原動力も探せない

いや、私は風船が萎れていく要領を知るよりずっと前から
真っ直ぐに見通しの良すぎるこの一本道で
行ったり来たり
迷路ごっこをしているのかもしれない
わざと迷おうとしているのだ
なのに
迷い子の振りをして
本当の迷い人にはなりたくないなどと本気で考えている
そんな支離滅裂が
この、今の私だ

165 :名前はいらない:2006/03/22(水) 00:16:33 ID:ATflGgeR
半透明に透けて揺れる背中が私の肉片から離れて
私の前を行く
一本の道を何千何万の道に変えて
一体の体を何千何万の肉片に移して
さらさら私から離れる
その私ではない私たちの行き先が独立か孤立かは
まだ不確かだ

もしかしたら私は私じゃなくて
私をただ遠くから眺めているだけの
ただの眼球の黒なんではないのか
最近よくそんなことを思う
いつか風船を爪たてて触れるくらいの速度で
現実がパントマイムで近づいて
私を持ち合わせてもいないナイフで殺すんじゃないかって
そんな風に考えるとき
少しだけ出来る心のゆとりに私は甘えている

166 :名前はいらない:2006/03/22(水) 00:26:24 ID:ATflGgeR
大丈夫だ、私は大丈夫だ
そうやって前後関係を全く無視して自分に言い聞かせる
こんな根拠のない説得は無意味と大差のないものだけれど
それと変わらないように
ここにある不安も根拠のないものだからと
言い聞かせる


一本道が右へ左へぶれる
私は大丈夫
波打つ
大丈夫





さけていく

167 :名前はいらない:2006/03/22(水) 00:37:26 ID:ATflGgeR
高校時代
倫理の教師が俺は大嫌いだった
当時あまり素行の良くなかった俺になにかといちゃもんをつけては廊下に立たせたり
居残らせたり
本当に意地の悪い男で
俺はとにかくあいつの授業だけは突っ伏して
あいつのことが脳内に出来るだけ入ってこないようにした

しかしそんな授業の受け方をしていたら
授業の内容などわかるわけもなく
自力で勉強をしてもわからない言葉だらけ
その途中途中に倫理の教師の髪のない脂ぎったいやみったらしい笑みが覗いて
俺はすぐに倫理を捨てた

168 :名前はいらない:2006/03/22(水) 00:38:00 ID:ATflGgeR
テスト本番、俺は問題用紙も見ないまま
ただひたすら解答欄に「四苦、四苦、四苦、四苦・・・」とかき続けた

四苦というのは人生の四つの苦しみ
生・老・病・死のことで
教科書によれば
人間は生まれながらにこの四つの苦しみを抱えて生きているとのことだった
この言葉は家で倫理の教科書を開いた瞬間目に飛び込んで
なぜかしら俺の頭を離れなかった言葉だった

升目びっちりに四苦と書き込んで
一番最後の他の書き込み欄よりも少しだけ書くスペースが大きかった場所に俺はフィナーレとして
「あなたの授業を受けなければならないことが俺の五つ目の苦です。」
と書いてやった

169 :名前はいらない:2006/03/22(水) 00:38:37 ID:ATflGgeR
その後俺はそれが原因で異例の停学処分になったり
仲間からは笑われたり
好きな子には嫌われたり
まあ、いろいろ大変だったわけだけど
今となってはあの教師のはげ頭思い出すだけで笑える
経ちすぎた記憶の中に余裕が出来たのだろう

社会人になった俺は
あいつの授業から解放された
望んでももう受けることは出来ない
そんな今
俺にとって五つ目の苦しみはいったいなんなのだろう
俺の余裕を埋める苦しみは確かに存在するはずなのに
その名称がなかなかでてこない

生きて
老いて
病んで
死んで
しんでしんでしんで
しんで・・・

170 :名前はいらない:2006/04/21(金) 23:50:14 ID:cuG9G4h6
恋愛なんてサビの為にあるポップスのようなものなのに
私はバラードのBメロばかり奏でているような気がする

じゃあ例えばもし
もしも私がカセットテープにバラードのBメロだけを編集した物を聞いて
CDだってMDだって揃う世の中なのに
はにかみながらカセットテープ永遠聞いて
擦り切れるまで聞き続けて
そうしたらあの人も少しは私になびいてくれるのだろうか

その気になってもサビの用意されていないテープ全身で守って
立ち止まって足踏んで戸惑って
歯がゆいばかりでも
揺るがない私の気持ちひとつで
いつかはその気持ち動かしてやりたい

擦り切れてなくなった音すらも愛し求めて
埋まらない分だけもっと次の音を恋しいと思ってしまう
私はあの人を聞き飽きることなんかないんだ

その影
深く伸ばすBメロ
私はにかんだ隙に
また儚く刻まれて

171 :名前はいらない:2006/05/01(月) 14:59:21 ID:H39g4q+1
世にいう思春期を迎えた僕にも
まあそれなりの悩みというものがあって
最近までそればかりに惑わされるようにして日々すごしていたわけだけど

僕、他人の悩みというものもたまには考えてみようかと思ったんだ
そしたらそれが結構興味深くてさ

俺面白くなっちゃって

例えばマグロ漁船に旦那を乗せて帰りを待つ女房の悩み
旦那の乗ったマグロ漁船付近で
もしクジラが生殖行為を始めたらどうしよう
ってそういうこと
ただでさえデカいクジラが2匹で
しかもあぁいう子孫を残すための動きをすりゃ
軽く嵐程度の波は立つもんだろ、きっと
その波に飲まれて旦那が死なないことを毎日祈ってんの

まあ俺としたら
是非朝のニュースで高島彩だの中野美奈子だのに
「クジラの生殖行為中にマグロ漁船沈没、乗員4名死亡」
とかいうテロップの横、かわいい顔の眉間にしわ寄せてそんな糞みたいなニュース読んでいただきたいものだが
遺族としては正直愛した男が死んだのに泣くに泣けないし
馬鹿馬鹿しくても決して笑うことも許されない
今世紀最大のせつなく視聴率のとれないドキュメントドラマが一本完成しちゃいそうだ
せづねーなぁー

172 :名前はいらない:2006/05/01(月) 14:59:52 ID:H39g4q+1
他にはさ
魚が大好きで魚博士状態の芸能人いんじゃん?(まあ直接的な名前は控えるけども)
あれってさ、俺てっきり魚が大好きだから魚は食わない派だと思ってたのよ
だけど普通に食いまくってるらしいじゃん
俺それ聞いてどんなサディストだよってついつい柄にもなくツッコミなんていれちゃったんだけど
よーく考えてみたらさ
そいつもしかしたら魚じゃないと欲情できないサディストかもなって気付いたんだ

泳ぐ魚のヒレとかみて息荒くするサディスト
死んだ魚の口にチンコ突っ込んで
一人必死に言葉攻めするサディスト
そして使用後、挿入前よりさらに生臭くなったそれ綺麗に洗って
焼いて食うサディスト

もう俺とかそういうの考えると哀れで哀れで腹筋に力入りっぱなしなんだけどよ
その男の両親とかの悩みは深いと思うぜ
どこの誰に
「うちの息子が魚をかわいがっていると思ったら
実はその魚の口に自分の性器を入れてなにかぶつぶつと話しているんです」
なんてこといえるよ
いえねーだろ、普通
これも笑いたいけど笑えないせづない話

173 :名前はいらない:2006/05/01(月) 15:01:37 ID:H39g4q+1
この世にはきっと
俺が考える以上にこういうせづないことが溢れててさ
俺が13日と2時間前、ひざかっくんされた女のこのことを好きになったんだけど
その子はせっかくおっぱいが大きくて好みなのに口が臭いので告白しようか悩んでいます
なんてそんなこと
この大きな世界の大きなそれぞれの宇宙規模の悩みたちからしたら
蟻のオナニーみたいなあるかないかわからないようなもんで
なんとなくこういう思春期も出すか出さないか知らないクジラの愛液で流して
なかったことにしてやってもいいかなーって思うわけなんだよねー

あー、やっぱりクジラの愛液は有害そうなので
出来ればモモンガとかかわいい小動物の愛液がいいな
そうしたら俺もどこかの誰かさんみたいに
モモンガの口でオナニーとかできる奇人に成長できるかもしれないしねー

174 :名前はいらない:2006/05/01(月) 15:31:38 ID:H39g4q+1
人に自分の詩を見せたら
小学校の先生みたいな文字で
「過不足のない一文を作りましょう!」
という返信がかえってきた

過不足のない文
俺はそれが作れない
いつもごちゃごちゃにつけたしてつけたして
中身が見えない、まるではりぼてのようにしてしまう

だけど俺は
過不足のない文章というものを今までに数えるほどしかみたことがないような気がする
そして本当はみたことがないような気もする

最近はスマートな女性がモテる
というより太った人間は嫌われる
他人に白い目でみられ
最終的には
「デブはピザでも食ってろ!」って罵られる結末まで容易に想像できるくらいに

余分なものはいらないのだけど
デブはモテないと知っているのだけど
どうしても俺の作るものには余分がでてしまう

175 :名前はいらない:2006/05/01(月) 15:34:33 ID:H39g4q+1
正直いうとさ
なにが大事でなにが必要ないのかあんまりよくわからないんだ
まるで小学生みたいでかっこ悪いんだけどさ

かっこ悪いの誤魔化すためにコテコテに貼り付けて
余計恥ずかしい思いして
なにやってんだろーなって思う日もあるんだけど
それでも俺はいらないものばかりまわりにひっつけた物作り続けちゃう
そんな自分のこと情けないと思いながら
それ以上に愛おしいと思ってるんだ
みっともないことこのうえないだろ?

ああ、今すぐに
デブ女に「デブはピザでも食ってろ!このピザが!」っていってやりたいぜ!

自意識過剰な俺は俺を飾り付ける
俺は過不足のない人間にはなれない
なりたくない


このピザがーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!

176 :名前はいらない:2006/05/06(土) 02:28:44 ID:hFcPm5Bz
こたき

177 :名前はいらない:2006/05/07(日) 03:32:29 ID:7xsX+Zis
ピザ呼ばわりはないのさ
余裕のある人間って
運があるっていうのね
たいてい必死こいて生きてる
僕がシンプルでいたいわけは疲れやすいから。ただそれだけ

178 :名前はいらない:2006/06/01(木) 07:28:46 ID:BxP+tVta
こたき

179 :名前はいらない:2006/06/03(土) 06:10:02 ID:X6IEr6fg
キリスト切捨てた俺のトランクス
クリスマスはセックスしてなんぼだ
世界みんな友達
世界みんな知らない人
もっと腰をフレンドリー
平和だろ?
なあ
俺たちはとても
平和だろ?

フロム ラブホテル トゥ ザ ワールド
地震発信
日本中で揺れる腰
美しいストロークで
一気に飛ばして
揺れ揺れて世界
俺のトランクス
緑のペイズリー
ゾウリムシ柄の
燃えるノエル

180 :リーフレイン ◆LeafL/oiO. :2006/06/09(金) 12:34:14 ID:wjvN5hU0
突然失礼します、、
詩板本 2冊目 というスレッドで、2005年投稿作品を対象にした作品集の企画をしています。
梁山泊に投稿された「ウーパールーパー」を掲載させていただきたく、
掲載の許可をいただけませんでしょうか?
去年に引き続き2冊目の企画ですが、どちらも印刷部数100部の同人印刷です。
利益もなく、原稿料もおだしできませんが、ご協力いただけたら幸いです。
(スレ違い、失礼いたしました)

181 :名前はいらない:2006/07/04(火) 19:08:06 ID:iUe6m3Xg
まだぁ?

182 :名前はいらない:2006/08/31(木) 23:52:02 ID:7yvVyJtS
僕を語る、巻頭詩になるはずの言葉たちが
一語一句バラバラに僕の体でパズルみたいになって
僕汗たらしてそれ追いかけてる
穴だらけのタモでそれ捕まえようとしてる

僕がピースをひとつ掴めばもうひとつのピースはするすると逃げて
言葉たちは息切れひとつせずに僕を哀れんで
少し軽蔑もしてるんだ

それは僕が僕を語る言葉をこんなにも持っているのに
僕を語る言葉を知らないからかもしれない

ニヤニヤと不適な笑み浮かべて
言葉が連結していく
繋がった言葉は穴だらけの鎖になって僕に手錠をかける
汗、粘膜に流れこむ


僕はたまに思うのだけど
知らないことって一番さみしい罪だよね
それと同時に罰まで果たされてしまう無神経さ

でもね
まだ僕自分の無神経さにいまいち気付けていないんだとも思うよ
今日みたいに晴れた日は

もしかしたらだけど
今書いているこれが僕を一番に語ってくれる言葉の連結なのかもしれないね


「完成しない巻頭詩」

183 :名前はいらない:2006/09/01(金) 00:00:30 ID:FfgBkGlL
あんたのためにしたためてしたためてあっため抜いた言葉
そんまんまぬるくして差し出すとき
あたしあんたにどんな答えを求めているのか
さっぱりわからなくなるところまで来てたんだ

太い首に腕を回したら
そのままずるずると
化粧を人生最大の仕事として生きる生活までにはたどり着ける
けどあたしが欲しいのはそんなんじゃないんだ

じゃあなにがしたいんだって
答えがでない

正解がいつも必要ならあたしはとっくにいらない子だってことはわかっていて
あんたにあたしの答えになって欲しいだなんて恥ずかしいことも考えてないのだけど

あんたがねじ込んできたものが
なにも考えられないあたしの中慰めて
それはあたしのもうひとつの鼓動のように四六時中あたしの中に存在している
そのことを思い知らされるたびにあたしは泣きそうになるんだ

あたしあいしたから
あたしなにもかんがえられなくなった
あんたあいしたから
あたしのことなぐさめてくれる

これ書いてるこの時すらも鼓動は二色に枝分かれ
せめぎ合っていて

184 :名前はいらない:2006/09/16(土) 07:20:37 ID:e+YS1IAn
気づきましたらPCに保存していた文章データがすべて消えまして
といっても、僕はそのういう関係の仕事をしているわけでもなんでもないので、ただたんにここに書き込もうと思って書き溜めてた詩が消えてしまったというだけの事実なのですが

僕の詩なんて
詩て名乗るのも恥ずかしいくらいで
便秘症で悩んでる女性からしたら、ころころうんちくんよりも価値はなくて
だけど僕の心はどこか遠くに助けを求めているような気がします

僕文章を書くときはなにかしらに酔った状況で
書いて寝てしまったら
もうその内容を書いてるときのようにつかんで覗くことができなくなるんですよ

それでも僕の消えてしまった詩確かに僕の中に存在していて
この世に命を孕んだ
けれど
生まれる前に僕の前から遠ざかり
水が零れ落ちるかのようにこの世から透明になくなった
もう生まれることは二度とない

なんだかまだ見ぬ自分の分身を失った
そんな気分なのですね、今


価値だとか意味だとか理由とかそういうことがないことがわかっていても
僕が詩に触れようとするのは
不確かな本能という要素によく似ているのかもしれません

僕が言葉に触れるとき作られる険しいうねりは
僕だけが必要とする肉欲なのでしょうね


185 :名前はいらない:2006/09/16(土) 07:22:56 ID:e+YS1IAn
テレビでよく放送されてるCMのコマーシャル
そのBGMの歌詞が
「心を何にたとえよう」なんだけど
俺はずっと
「言葉を何にたとえよう」だと勘違いしていて
あー、やっぱりジブリ様はうまいことおっしゃいますねって思ってたんですよ

言葉を何かに表したり例えたりしても結局は使うものは言葉で
結局言葉を伝えるのに
言葉の域から抜け出すことができていない
繰り返し繰り返し山手線が同じ場所を回るように
言葉を理解しようとしても
堂々巡りなんだって
俺はそう思ったわけで
言葉って例えようがないもんなんだって俺は勝手な解釈をしちゃって

ところがどっこい
実際は「心を何に例えよう」なわけでさ
なんつーの?俺
青ッぱじ
赤ッぱじ
おまけに黄色ッっぱじもつちゃいますよ?!
なノリでさ

まさしくこの心をなにに例えようだよ
例えようもない勘違いだわさ

いやー、ジブリさんはやっぱし、うまいことおっしゃいますねー
まったくよぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおお!


186 :名前はいらない:2006/09/16(土) 07:24:30 ID:e+YS1IAn
久しぶりだからさ
最近の俺の出来事を勝手に話させていただこうかと思うよ

この前、昔に見てた特撮もののビデオを何年か振りに発見して見たんだわ
で、それ見て思ったんだけど
ショッカーとか中の出演者はエンディングのテロップにのにでないよな?
だけど怪獣役の声優はテロップにのってるっぽいんだよ
なんか境界がわからんよな
ショッカーの中の人はどんな気分であのタイツはいてんだろーか

この曖昧さってなんていうんだろうか
うちの学校の校則みたいだ
茶髪はだめだけどパーマはいい
ピアスはだめだけどその他のネックレスだ指輪だはいい
まったく意味がわからん

187 :名前はいらない:2006/09/16(土) 07:25:16 ID:e+YS1IAn
あと最近本読んだ
所謂純文学ってやつか?いや、ちがうか
で、まあそれでさ
興味深い台詞があってね

設定としては人妻が浮気してるわけ
昔付き合ってた男と好きでもないのに会っちゃって
だけど決して旦那のことが嫌いでない
そんでその浮気しちゃってる人妻が言った台詞がさ
設定としては人妻が浮気してるわけ
昔付き合ってた男と好きでもないのに会っちゃって
だけど決して旦那のことが嫌いでない
そんでその浮気しちゃってる人妻が言った台詞がさ

「会いたいのを我慢し続けるのと
会いたくなるまで会い続けるの
どちらが家族にとって残酷だろうか」
ってこんな感じ

曖昧な危ういものって世の中にはゴロゴロしてるんだよなって改めて気付いたよ

許されることと咎められることの曖昧さ
認められるものと愛されることの関係性
それって限りなく薄い壁でしかないように思うんだ

188 :名前はいらない:2006/09/16(土) 07:25:49 ID:e+YS1IAn
昔やってたポンキッキのムックっていう赤色のモップみたいなルックスしたキャラクターが
今更になって雪男だったと知った時、うけたショック
あの愛らしいモックルックのムックが雪男だったなんて俺は聞いていなかった
知らなかった
純粋無垢な子供をなめ、その上結果的に騙すだなんて・・・
いい加減にして欲しい!ぞよ・・
だけど当時俺はなんの疑いもせずムックを受け入れ
今までやってきた
俺にもよくわからないのだけどさ

それとは対照的なドラえもんがさ

ほら、青色でちょっとデブで耳がないってただそれだけで
映画では必ずタヌキに間違えられ
「僕はネコ型ロボット!」っていちいち怒って説明しなきゃいけないドラえもん

でもあれが今もリニューアルまでされて世に残って
なんの疑いも持たせなかったムックが消えてしまったということ

189 :名前はいらない:2006/09/16(土) 08:50:56 ID:e+YS1IAn
これはよくわからないけど
さっき言った限りない薄さで出来た壁なのではないのだろうか

そしてその成分は
いやらしい大人の事情


正直僕まだ、大人になりたくないです


190 :名前はいらない:2006/09/24(日) 08:24:51 ID:j36G9S55
秋になったなら冷たくなってしまうとわかっていたのに
あたしはずっと
移り気な人々に挟まれて消されてしまったであろう五つめの季節を探している

右目も左目も変わらない視力で
なのに必死に右目でなくなってしまの匂いや仕草を目で追って
新しくあたしん中で作りあげようとしてる

もう一度紡ぎたいリズムや波のひとつひとつが夏空に溶けてむせ返りそうに私を襲い
後ろめたい始まりの刹那は秋に向かう真夜中に冷たくなって私を突き刺す

私はずっと今という夏の終わりも秋の存在も知っていて知らない振りをしていたけれど
本当は最初からわかっていたんだ
夏が終わればこの恋が終わってしまうことを

だからこそ私は今
限りない日だまりを永久に生み出してくれる五つめの季節の存在を私は願って、祈っている
そうしていればあなたがいつまでもそばにいてくれると錯覚できるから

足早に過ぎ行く日々の一角に
私とあなただけが取り残されることがないままに
夏は秋に色づく切なさに飲み込まれてく


秋になったら
あなたはいなくなると
知っていたのに

秋になったら
なったら

191 :名前はいらない:2006/09/24(日) 08:44:42 ID:fgvyRp2I
朝起きたらモスラになっていた時代って病んでるよな。
無名で終わってしまう凄いのがいて、今日の取り替えのきくようなのがもてはやされ、実力の世界だとか言われても説得力がないと思うんだが。

192 :名前はいらない:2006/09/24(日) 09:02:05 ID:ScFxzp4q
大分昔に思ったことがあるのだが、本当に凄いやつは現実での自分の立場を調整して生きている
ちょうど温いところで生きている
あまり責任やら自由が効かなくならないように生きている
調整して生きている
機会を伺っていたりもする

エグザエルのリーダーがそんな感じに見えたのだが、どうなんだろうか 超頭良さそう

193 :名前はいらない:2006/09/24(日) 22:11:41 ID:j36G9S55
私不器用で
だからこそ器用な振りなんかしちゃうんだ


ぐっと胸がしまる痛み
あなたや君にも伝わってくれたなら
私の苦しみだってずっと楽になれるのに
私がこぼす溜息の数だけ、2人の笑顔は増えていく

本当なら萎みそうなタイミング見計らって汚いところ、吹き込んでしまえばいいのだけど
そんなに不器用に器用な真似ができないから
私ずっと眺めてるだけで


私なんでも言えてるふりして
実際は必要なことなんも言えてない

背中押すって言ったって
私、心ではその背中突き落として
その場所を奪ってしまいたい

私本当は
「あんたの彼氏が好きだ」
ただそれなげ投げ付けたい

だけど私は不器用だから
だからこそ器用な振りなんかしちゃう

この愛しさも浴びせられる痛みを苦しみも
悪気はなんてどこにもない
ただ私に少しだけ器用さが足りないだけ

194 :名前はいらない:2006/09/24(日) 22:12:18 ID:j36G9S55
あと少し
ほんの少しだけ器用になれたら
前に進むことだってできるはずなのに


私はずっと眺めてるだけ

195 :名前はいらない:2006/09/24(日) 22:19:18 ID:j36G9S55
終電の一、二本前の電車に駆け込むと
珍しく中は空席ばかりで
座り込もうとした席にカセットウォークマンがあった
忘れ物かと思い辺りを見渡したが
うつむいて眠っている人間ばかりで持ち主がいる様子はなかった

仕方なく僕はそれを膝の上に乗せて持っていたのだが
電車が走り出したとき
とうとう我慢できなくなって
黒いイヤホンを耳に突っ込んだ

電車音にかきけされつつも聞こえてくる音は低めの声の女性が歌うバラード
どうやら洋楽らしく
僕の知らない曲だった
英語の全く喋れない僕にはそれがなにかの呪文のように思えたのに
数学の公式のように頭を片栗粉で固められていくような不快感はなく
むしろ心地よかった

この歌手はいったいどんな人、いや誰なのだろう
そんなことを思い知っているはずもないのに
最近音楽番組に出ていた歌手たちの顔を頭の中で次々と浮かべていった

196 :名前はいらない:2006/09/24(日) 22:19:50 ID:j36G9S55
そしてふと、その時にそのおちゃらけた番組に
一人硬い表情で出演していた歌手の一言を思い出した
「音楽は私にとってないと生きていけないものです」
僕より遥かに若くまだ十代であろう女の子はそう、堂々とした口調で言っていた

もしかしたら
その彼女にとってはこういう音
つまりこのカセットウォークマン本体が心臓のようなもので
イヤホンの形をした血管から酸素をもらっているのかもしれない
そうしたら彼女の魂が注がれた曲はどこか生理と似ていて
吐き出さないといられない汚物、ということになるのか

いつだったか友人が
「男が女よりも長生きなのは女に生理があって血の入れ換えをするからな気がする」
というようなことを言っていたが
もしそれが本当だとしたら
あんなことをいっていた彼女は
音を音として吐き出して取り込んで入れ替えて
きっと長く生き続けることが出来るのだろう

197 :名前はいらない:2006/09/24(日) 22:20:20 ID:j36G9S55
僕にとって
ないと生きていけないものとは一体なんなのか
答えが電車の雑音で聞こえないのか
それとも電車の速度についてこれないのか
僕はなかなかその答えが見つけられなかった

バラード
女性の淡く優しい歌声
呪文が鼓膜を撫でて
三判神経を和らげていく

彼女が今もどこかで歌を歌い音を聞き続けていてくれたら
なんだか僕も同時に救われるような気がした
その時

カセットは心地の良いバラードから唐突にロック調のものに変わってしまった

198 :名前はいらない:2006/10/13(金) 19:40:36 ID:e7W/uJb7
追憶と僕のいたちごっこ
僕らはよくぶつかり合うのに
僕らはこの世にあるのに触れることの出来ない幽霊と同じ透明だから
直接その肌を触れることが出来ず
気がつくとまた元に戻って
いたちごっこを繰り返してる

妄想と僕のいたちごっこ
僕らはよくなげき合うのに
僕らはこの世にあるのにその存在を互いにおおっぴらにできない関係だから
気がつくとまた無言で
触れるか触れないかのところを行ったり来たりしてる

今ここでこれを書きとめている僕
明日教室を出るとき
好きな子にさよならってそれだけの単語を言うのに5分間苦しんで
結局声にならないままに終わる僕
鉄棒で豚の丸焼きの真似をするのに失敗して
肩の骨を折ってしまう残念な4歳の僕
みんな僕
なのに触れることのできない僕
決して触れてはならない僕

199 :名前はいらない:2006/10/13(金) 19:42:05 ID:e7W/uJb7
僕が今すぐに
明日の教室で俯く僕に変わって
好きな子をただ愛してるって抱きしめてやりたいのに
明日の僕の背中を押すだけでもかまわないのに
4歳の泣き叫ぶの目の前で豚の丸焼きの格好をして
それのばからしさをきちんと教えてやりたいのに
4歳の頃の僕の頭を撫でてやるだけだっていいのに
僕が今すぐに彼らに追いついて
追い越してやりたい
やりたいのに

僕らのいたちごっこが僕の一生を囲んでぐるぐる回って
僕をつくりあげてく

ビデオみたいに巻き戻しも早送りも上撮りも効いたら楽なのに
出来の悪い僕らは
いたちごっこ
繰り返してく

200 :ばか:2006/11/03(金) 20:40:25 ID:ZB3rwqii
…どうして人間は人間を傷つけるのか…
それは………
人間がばかくそ野郎だから…


201 :名前はいらねー:2006/11/03(金) 20:42:48 ID:ZB3rwqii
俺が…何をしたってかまわねーじゃねーか
なのに、みんな俺を止めたがる…親が
お前は自由に生きろといったのに…
親が俺を止めたがる…俺は…俺は…

202 :海砂:2006/11/03(金) 20:46:24 ID:ZB3rwqii
俺は、人を傷つけた…
彼氏を傷つけ、友達も…
最低な女だ


203 :名前はいらない:2006/11/03(金) 21:38:09 ID:AHNw7l0U
おれがやめるのは
これから射殺する人間が俺の上に降ってこないようにだ

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