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君のセンスを5段階で評価するよ!カスタム4[指名制]

1 :名前はいらない:2007/02/28(水) 04:12:02 ID:Qo9n/DGK
ここではセン5方式で御好きな評価人に評価をお願いできます。

A:プロ並み。出版社にもってけ。
B:言葉の狩人。
C:光るモノを感じる。
D:素人。
E:まずは日本語の勉強を。

作品を投稿する際、評価人を指名します。(原則として一人)
指名された人は評価を辞退することもでき、その場合投稿者は再度指名することになります。
アドバイスをもとに推敲した作品や、再評価はお気軽に。
多重評価推奨。

前スレ
君のセンスを5段階で評価するよ!カスタム3[指名制]
http://book4.2ch.net/test/read.cgi/poem/1164808962/

本スレ
君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.56]
http://book4.2ch.net/test/read.cgi/poem/1171183287/

2 :ゆずゆ:2007/02/28(水) 08:28:03 ID:RzmWxuRG
前スレに書けなかったので。。。
>>848

評価ありがとうございました。
自分の感覚を他人にどうやって伝えようかって
考えてた部分があって長介ジュニアさんに言われてそうなんだ
って思いました。
次に投稿した時良かったらまた評価をお願いします。


3 :名前はいらない:2007/02/28(水) 13:50:50 ID:P4Fz5qrT
>>1乙です

前スレ指名リスト

やさしいあくま様
>754 >765 >768 >772 (>775)
>784 >795 >826 >829

掃く詩様
>338

長介ジュニア様
>816 >819 >827-

ダメット様
>853

4 :名前はいらない:2007/02/28(水) 13:52:47 ID:SbviB5cr
長介ジュニアさん評価ありがとうございます
前スレの『ラテンの女』を書いたものです

この詩はただ風景をよんだものです(^_^;)深い意味は無いんです
車に乗ってたらカーテレビで漁の話をやってて、
ローレライってのは映画で、前日見たのをふと思いだして
その登場人物の香椎由宇が作中で歌ってました
それらに、新生活に向けた己の気持ちを合わせてドバッと表現しました
タイトルは、〜の女って形にしたくて、ラテンってのは語呂で決めました
たびたび評価してもらうんですが、大抵こんな感じで詩を書いるので
分かりにくいと言われてしまいます
風景とその時の気持ちを読み込んで残しておきたいんですが…

5 :ダメットさんお願いします:2007/02/28(水) 14:15:13 ID:P4Fz5qrT
『火葬』

暴力が泥だだから君は
死んだ君を今から

燃やす

ベーコンがアスファルトに張り付いて剥がれない
吹く風も待機を知って
呼吸するたびに肉の
焦げた臭いが鼻をつく

這う夏2007

そんなわけで
痛いくらい渇ききった空に
汚れた灰を
撒いてやった

あつい。

6 :ダメットさんたのみます:2007/02/28(水) 16:58:20 ID:m9Y99c7u
「リスタート」
隠し続けた感情を溜め込んだ
この小さな黒いバッグから
真っ赤な炎を取り出して
その全てを青空に晒す。
空と僕との間の陽炎の中
いつか僕に見せてくれた
あの娘の横顔が微笑みながら
こっちを向こうとしていた。
僕は熱さなんかにかまわず
そこへ手を伸ばそうとした。
気がつくと炎は陽炎と共に、
煙を残して消えてしまった。
突き抜けて見える青空を背景に
僕の手は宙に止まったまま。
目元に流れている汚れた涙が
目線の先の真っ青すぎる空に
照らされ、洗い流されていく。
(続きます)

7 :ダメットさんたのみます:2007/02/28(水) 16:59:17 ID:m9Y99c7u
>>6
続き心の中は嵐が過ぎ去った後の
サバンナの大地の様に静かで
雲の切れ間に光が差し込む様に
胸にしみこんでいくリスタートの合図。
あの黒いバッグを除いてみると
月を太陽の火で覆った様な
とてもしなやかさを感じる赤い炎。
いつかまた会えるとしたら
こんな気持ちで会いましょう。
靴ひもを結びなおし、前を見て
もう一度あの光まで歩いていく。


8 :ダメットさんたのみます:2007/02/28(水) 17:00:20 ID:m9Y99c7u
>>7すいません最初の「続き」は>>6の続きということで本文とは関係ありませんw。

9 :バードスキン:2007/02/28(水) 18:37:03 ID:oCRPHl2m
前スレの
>>821
>>825
やさしいあくまさん、評価ありがとうございます。「ノストラダムスの気まぐれ」を書いたバードスキンです。前スレに書き込めなかったのでこちらに書きますね。
これはほとんど99%自分の事です。(笑)
というか、今もそんなに真面目に生きているとは言えないかもしれないですが…。Cの評価ありがとうございます。
あまり言葉をこねくり回さない方がいいものが出来るようです。

10 : ◆lDTWZ0c10I :2007/02/28(水) 19:04:01 ID:zmYGQwNZ
「裏側」
殺したい
傷つけたい
大事な物だから
俺だけの物にしたい
おさえきれない
欲求じゃなく
これは必然
あいつも俺も
お前も
皆が望んでいる
一つのことを
多くの事を
終わらせたいと
一刻も早く
終わらせたいと
お前がそんなに望むなら
涙を流して殺してやろう
俺の糧となってくれるなら
喜んで殺してやろう
ただ考えるだけなら死ねばいい
勇気を出して歩いているのに
考える必要ないだろう
お前は俺を殺し
俺はあいつを殺し
あいつはお前を殺すだろう
生まれた瞬間
戦争に強制参加
狂ってる 狂ってる
でもおかしいのは自分
分かってるけど
おさえきれない

11 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/02/28(水) 20:48:53 ID:hzmbZ9Sm
>1乙でござる。

前スレの作品評価、いかせていただくでござる。

>>816
この詩も、拙者には描かれた状況が把握できているとは言えぬ。
まったく読解力がなくて申し訳ないでござる。
拙者はこれを、死に臨む老人のいる病室の詩、と読んだのでござるが。

なにかもどかしい感じがつきまとう作品、と拙者は感じたでござる。
漢字を多用した表現は達者でござるし
おそらく相当に文字を読んできた方の作品でござろう。
が、この詩に関しては、拙者、わからなくてもいいや、とは思わなかったのでござる。
あともう少し、あともう少し、ヒントをくだされ!と叫びたくなったでござる。

明快すぎると文句をつけたかと思うと、わかりにくいと文句を言う。
まったく拙者も、我ながらなんという我が儘か、と思うのでござるが。

表現で注文をつけさせていただくならば
「黒」という文字を、やや固まって使いすぎている気がいたした。
詩の後半だけに、六箇所、一気に連発されておる。
ちと同じところで使いすぎ、という気がいたす。C-とさせていただくでござる。

12 :名前はいらない:2007/02/28(水) 20:59:12 ID:hzmbZ9Sm
>>819
◆lDTWZ0c10I の作品、2作目でござるな。

基本的には、昨晩申し上げたことを繰り返すことになるでござる。
貴殿の詩は倫理の詩でござるな。それは詩風として尊重するでござるが
「理」のみで出来ておるので、読者を遊ばせてくれない部分がござる。
なにかとても強く言いたいことがある、文字にしたいメッセージがある、
それは大変素晴らしいことなのでござるが…。

ほんのひとつまみの洒落っ気、適量のユニークなイメージ…
すなわち、詩を味付けする調味料が加わっていれば…と思うのでござるよ。

この作品に関して言えば、最後の数行はすっきりしていて爽やかで好感を持ったでござる。
ただ、中盤のあたり、やや型通りのコトバが多すぎた気がいたす。
C-でござる。

13 :長介ジュニアさんお願いします:2007/02/28(水) 21:09:08 ID:4pC5i6U0
雨はやまない
この先多分三日間
停滞前線おなかのなかにもやもやもや

雲の間に隠れてね
世の中全てをみてみるの

きっと思ったより簡単
人生は難しい化学式であらわさなくても
うまくいくことってたくさんあるから

心の雨に傘をさして
泣いた軒先見に行こう

たまには天気予報に逆らってみたら
もやもやもやも東に飛んでゆくでしょう



《天気予報》

14 : ◆XdPvouT9Mw :2007/02/28(水) 21:15:59 ID:L3Gj1Cu7
>>802-804
長介さん評価ありがとうございました。
前スレがなぜかカキコできなかったので、ここにカキコします。

う〜ん、文章を書くというの実に難しいですね。
表現したい内容をうまく表現できないのは実にもどかしいです。
僕は基本、理科系なのでできる限り分かりやすく簡潔に表現しよう、
という意識が無意識に働いてるのかもしれません。
そのせいかどうかは解らないのですが、
繊細で深みのある表現がどうしてもできないのです。
なので、もう少し本を読んでしばらく間を置いてから、
またカキコしてみます。
その時は、また評価よろしくお願いします。
では、アディオス!!



15 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/02/28(水) 21:18:24 ID:hzmbZ9Sm
おっと、>12のレスも拙者でござる。

>>827
ぬぬぬ…。これはまた…。拙者のつたない読解力を試す詩でござるが…
こ、降参でござる。

二行目がわからぬ。金属のごと「く」ならばわかるのでござるが、「し」でござるか。
背後「に」貫くもあやしい語法でござる。背後「を」、であればわかるのでござるが…。

葉が落ちるのに、「夏」へ去れという、このつながりもわからぬ。
鞘というコトバがこの詩の要のようでござるが、鞘である理由もわからぬ。

この伊東静雄を思わせる硬質な言葉遣い、「言葉なし/影なし」という強い語調など
全体的に、惹かれるものがあるのでござるが…
何が歌われておるのかが、全くわからぬのでござる。
誰かに別れを告げる詩なのでござろうか…。
刃のような思い出を過去の夏の刹那に閉じこめてしまおう、ということなのでござろうか。
むむむ…。全面降伏でござるよ。
よろしければ、自作解説をお願いいたす。未熟者で申し訳ない。

解釈できぬのに、点数などつけるのは言語道断ではござるが
決まりでござるゆえ、D+とさせていただくでござる。


16 :名前はいらない:2007/02/28(水) 21:25:55 ID:BD4H+nXl
前スレ>>824>>844おくむら氏

頂いた評価を読んでいて
なるほどなあ、と思いました
単純に、作中行為がないので読み手に不親切なのかもしれない
評価ありがとうございました

17 :ててってっててー:2007/02/28(水) 21:26:59 ID:zmYGQwNZ
「堕天使転思」
道ばたで倒れてる人に 優しく手をさしのべてあげた
勘違いしないで 私は彼女じゃない
言っても分かってくれない人ね
一人の男をもてあそぶ そんな自分に恋してる
胸のドキドキが止まらない
何の為に心は動くの
胸のドキドキが止まらない
何が私をこんな風にするの
どんなことも一人じゃできない
けれど生きるのに二人もいらない
私の為に消えてください
壊したかった日々だけど 他人に壊されるのは嫌なの
だから日常を返して
願いはいつか必ず届くでしょう
でも待つのはウンザリだから
自分で切り開いちゃえばいいでしょう
刃物右手に貴方に会いたい 殺すために今会いに行きます
待っていて 逃げても無駄よ
狂った自分 でもカイカン
あぁもう押さえきれない
興奮は絶頂に アハハハハ
貴方の顔が目に浮かぶ
・・トン・・
後ろから軽く押されちゃった
急いで起き上がろうとしても
もう無理ね 
天は紅く染まる

長介さんお願いします

18 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/02/28(水) 21:27:38 ID:hzmbZ9Sm
とりあえず、1週間もお待たせした方々の評価は済んだでござるな。
お待たせして申し訳なく思っておるでござる。

>>2
貴殿のわかりやすい言葉遣いは、美点だと思うのでござるよ。
ただ、「ちょっと意外な素顔」というやつをチラ見せする
そういうテクニックがある人はモテる!というようなことでござってな。
…う 拙者としたことが軟弱な喩えでござった。

>>4
なるほど、拙者の読み方がさほど大外れでもなかったということで、安心いたした。
貴殿の詩の作り方はたいへん正しいと思うのでござるよ。「詩」でござるゆえ。

>>14
レス有り難うござる。
拙者が再発熱しつつ書いたグダグダの評価が
貴殿を無用に傷つけたのではないかと、ここ数日、気にしており申した。
これに懲りず、また投稿してくださると嬉しゅうござる。





19 : ◆XdPvouT9Mw :2007/02/28(水) 21:30:11 ID:L3Gj1Cu7
>>18
いいえ、そんなことはありませんよ。
長介さんも身体に気を付けて評価に励んでください(^^)

20 :まちぼうけ ◆xGRQOYRrYA :2007/03/01(木) 00:16:22 ID:t/tJTsF4
>>おくむらさん
評価乙です。精進してみます(≧Д≦)ゞ

21 :長介さん頼みます:2007/03/01(木) 01:29:48 ID:9OGEdzlh
「箱舟」
この世界に生れ落ちた時、
あふれ出る涙と泣き声と共に
噴水の様に舞い上がった光。
旅の途中で何度も振り返り、
飛び散った光のかけらを
必死で探り集めていた。
不完全な光を抱いたまま
たどり着いた道の果て、
湿った空の下、真っ黒な海、
波が同じリズムで繰り返し、
不自然な静けさが加速する。
呆然と水平線を眺めながら
砂浜に座り込んでいると
波のリズムに合わせながら
箱船がとても静かに流されて
懐かしい光が飛び出した。
その光は、この仄暗い世界を
恐ろしいほど明るい世界に変え、
空の青と海の青の境界を
美しく俺の目に焼きけた。
遥か海の向こうの異邦人の様に
意識の外に追いやっていた人が
何気なく海に流してくれた光。
体中に張り付いた懐かしさに
命が震え、生きている感触を思い出した。



22 :ダメットさん宜しくお願いします。:2007/03/01(木) 14:46:23 ID:vPk4jlGZ
窓口

寂しくて窓を叩いた
切なくて頭をぶつけた
記憶の消し方を知らない僕

指の油で跡がついた窓越しに
向かいの屋根につもる雪を見つめる
白が光を返して眼球を叩く

頭と眼の痛みが加わり辛くなったから
座る場所をまた探している
ふて寝だとか頬杖だとか
気づかない内にごまかしていた

椅子も母親も居ないこの部屋で
湿った空気を吸っている
手に握られた汗ばんだナイフは
もう意義もなく必要さえも消え失せたのだ

だからまた窓を叩いて
ひたすら雪で眼を焼いている

23 :ゆずゆ:2007/03/01(木) 17:21:30 ID:44TyazEu
病み上がりで申し訳ないんですが、長介ジュニアさん早速お願いします。

『心の記憶』

あっついな・・・
もうそんな時期か
親父はいつもビール片手にナイター
時には夫婦で怒号が飛び交う
勝った日は小遣い貰った
親父と応援もした
暑い上に煩い毎日
枝豆の味
コオロギの啼く声
ほろ苦い上澄みの泡
これが我が家の夏の行事
そう、これは俺の過去

それとも


24 :類さんへお願いします:2007/03/01(木) 22:24:05 ID:j2CSZxTt
「追憶の日々」

ゆすりのごとくつきつけた
浅間のタオルケットに白玉の
くるむ男女のぬくもりや
向こう見ずな青臭さ
たまらぬ恋の気持ち良さ
しゃれにならない結末か
夜にでかけた砂浜の
城山作りる水臭さ
麦藁帽子にサングラス
ランニングシャツと来ればモルヒネか
山荘で食い散らかした飯の数
インスタントの子守歌
病に襲われた晩年の
歪む皮膚に厚化粧
再会しりごむわしの腰
捨てた過酷な過去の泥山

25 :やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/03/01(木) 22:37:32 ID:/eOaZoxL
お待たせしてしまった方、本当にすいません。
全部評価できましたが、多分今日中に書き込みできないとおもいます。

今後もこんな事が続きますが、それでも待ってくれるなら指名受け取ります。
それから前スレ338掃く詩さん現れなかったので残念ですが、再投稿しないつもりなので、前スレ落ちたら未評価リストから外してもらってかまいません。

26 :やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/03/01(木) 22:48:57 ID:/eOaZoxL
新スレおめ!>>1乙!

>>754「赤き旅人は海を聞く〜から始まるタイトル不備」/

めちゃ抽象的でさっぱり意味がわかりませんでした。
赤き旅人は何の暗喩だろう。3連という短い連なりですが、
そのどれも印象に残るものがなく、また、全体的に何を主張したかったのかなと思ってしまいます。
3連はシメとまとめてはいますが、言葉の一つ一つの奥にどんな意味が込められているのかなど、掴めませんでした。
無念D-

27 :(・ω・類 ◆O////O//l. :2007/03/02(金) 01:07:01 ID:uiU29hkV
ふむぅ。なんか凄い久しぶり指名貰ったなぁ。
>>24 : 「追憶の日々」
一読。印象的観点。


話がよく分からな(ryゴメン。

一読するつもりが何度も読んでしもた。
なんかクセになる。例えるなら煮干の佃煮(純和風)
まずくはない、むしろうまいが、
食わず嫌いしそうなふいんき(なz(ry

再読。技術的観点。
リズムが良い。韻も気にしてるようだ。
おかげで脳内再生(?)しやすい。
途中の変調による不協和音も何故か心地よい。
しかし、なんというか、内容の読解が難しい。
とりあえず、ある一定のテーマを元に言葉を並べてるよう。
で、タイトルの「追憶」。
一つ一つの言葉を見ていくと、恐らく、
時の経過を元に書いてるのではないか、と思う。
つまり、ある個人の「人生」?について書いたのではないか。
うん。だけどなんかまだ足りてない気がする。
なんとも、もっと深い意味がありそうな希ガス。
もやもやした感じ。もどかしい。


まあ読解力がないからと言ったらそこでおしm(ry


評価。(D→)C-
最初はDだったけど、読んでるうちに面白くなってきたので。

28 :名前はいらない:2007/03/02(金) 22:13:09 ID:yIieewOZ
前スレ>849
長介ジュニアさん、評価ありがとうございました(´ω`*)

29 :名前はいらない:2007/03/03(土) 02:55:00 ID:CwmY6yVM
>>1
遅ればせながら乙。

30 :名前はいらない:2007/03/03(土) 17:02:53 ID:VfdXNouX
長介ジュニアさんに依頼します。
『祟り』
丸みを帯びた蜘蛛の尻
珍しからぬ狩人
安らぐへっさご敗北知らず
焼かず森影錦蛇
へっさご側室珠音藪
もしも程度の奇跡さり
見る影もなく過ぎ去りぬ
燃え尽きよラマニシティ
日置下げよ詰るへっさご珠音影


31 :鈍色 ◆zxSV9.zxEQ :2007/03/04(日) 09:59:08 ID:3XFz1laE
長介ジュニア殿に賜りたく候

「春 ベランダより」


花粉症が敏感に春を感じたその日
向かいの庭に咲いた梅を肴に花見と洒落込もうと思いまして
一人山葵をすりおろしていると
どこからかテントウムシ

お前様も花見がしたいかと聞くや否や特等席に居座って
ちゃっかり準備が終わるのを待っているのです

なんとも尊大でピカピカのテントウムシめ
春一番は独り占めしたかったのに仕方が無いからお前様と二人酒を呑もうじゃないか

向かいの梅はますます盛り
酒瓶は次々なくなって
春一番がざあざあ花粉を飛ばすのです

32 :名前はいらない:2007/03/04(日) 21:35:28 ID:RlJCMhrj
指名リスト

やさしいあくま様
>765 >768 >772 (>775) >784
>795 >826 >829

掃く詩様
>338

長介ジュニア様
>13 >17 >21 >23 >30
>31

ダメット様
>853 >5 >6-7 >22

指名無し >10

評価乙です

33 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/04(日) 22:07:15 ID:IkG2ZhfL
おっと、また溜めてしもうたようでござる。

>>13
落ち着いた語調で書かれたライトヴァースでござるな。

この詩のポイントは2連目と3連目のあいだにござる。ここは、詩の内容が
おおきく変わっている地点、いわば潮の変わり目でござる。
2連目まではネガティブな自分を
3連目以降はポジティブな思いを歌っておるわけでござるな。

この変わり目が、言葉としてはっきり示されていないのが、この詩の欠点でござる。
極端な話、「でも」という二文字を追加するだけでも、全然違ったはずでござる。
ここから主旨が変わりますよ、というサインを
読者に送るべきではなかったかと存ずる。

表現はナチュラルで工夫もあり、ライトヴァースとして完成度は高いのでござるが
切り替えポイントの表現がうまくないため、全体にのっぺりして見えるのでござる。
惜しい、と思った作品でござった。C-でござる。


34 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/04(日) 22:21:17 ID:IkG2ZhfL
>>17
この文体は面白いでござるな。言葉のつながりは微妙にぶつ切れで
混乱しているように見えるのでござるが、よく読むと意味は一貫しておる。
ちょっとだけ頭に血がのぼった感じの文体が、主題とベストマッチでござる。

「どんなことも一人じゃできない でも生きるのに二人もいらない」
このあたりは、なかなか気のきいたフレーズで感心いたした。
とん、と後ろから押される、という表現も良い。このあっけなさが良いでござる。

あえて言うなら、ところどころに
微妙に息切れした感じの「つなぎの行」があるように思われる。
「狂った自分 でもカイカン」以降の数行、それに二度繰り返される
「胸のドキドキが止まらない」あたりであろうか。
とはいえ、こういう詩を
つなぎの行を書かずに書ききることは、大変難しいことなのでござるが。
Cでござる。

35 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/04(日) 22:41:19 ID:IkG2ZhfL
>>21
力作でござるな。堂々たる歌いっぷりでござる。ややブッキッシュな語調を選んだのが
正解でござった。体言止めを適度に使い、大仰になりすぎるのを防いでおる。

ただ、それでもなお、そこかしこに、美文調になりかねぬ危うさを感じるのも事実でござる。
たとえば、「美しく俺の目に焼きつけた」という一行でござるが
「美しく」という言葉は、はたしてどれほどの効果を持つ言葉でござろうか。
この形容詞が置かれている場所は、たとえば「〜のように」といった比喩表現も使える
ちょっとした見せ場の位置でござる。言わずもがなの「美しく」よりも、もっといい表現が
あったのではないか。もしくはバッサリ切っておいたほうが、簡潔さを保てたのではないか。
拙者はそう感じたでござる。

スケールの大きな詩想であり、箱舟という核になるイメージを持ちながら
作品を読み終えたとき、意外に脳裏にくっきりと残るイメージがない。
それは、作品のあちこちに、型通りの言葉遣いで詩を流してしまっている部分が
あるからではなかろうか。
その象徴が、最後の一行でござって、たしかに主題を堂々と語っているのではござるが
「生きている感触」と、そう正面から言ってしまっては、という感じもいたす。

とはいえ、がっしりした作りに、魅力を感じたこともたしかでござる。Cとさせていただく。


本日はここまで。残り3作品は、明日にでも評価させていただきたく存ずる。

36 :やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/03/05(月) 22:46:12 ID:GVGL5EZi
Hello!
なかなか書きこめずに遅くなってすいません。サックリ評価していきます。

>>768「懺悔」/火愚羅さん

指摘箇所がたくさんあるので酷評になると思う。
ラスト余韻を残すというより尻切れトンボです。こういう手法もありますが、内容がわかってる場合に使わないと、
かえって中途半端のように思えます。
また全体的にまわりくどい上に、内容が浅く読みごたえがない。
例えば、一行目とニ行目は同じ事を違う表現で言いかえただけの反復ですし、またリフレインの効果はイメージの強いものを繰り返すことでインパクトを与えるという狙いのようです。
そこに美しさやリズムなどの必要性がなければ意味がありません。
内容をみても、罪や去って行ったあなた、まちのひと、信じてきたものについて中身がない。
↓つづく
中身のない作品は設定や舞台を変えただけで発想力がなければ、いくらたくさん作っても、
足踏みしているだけで、周りと同じ作品として見られる。
表面ではなく、中身を表現してこそ人に感動を与えられると思う。無念D―
課題:まずは内容作り。

37 :やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/03/05(月) 22:55:32 ID:GVGL5EZi
>>765「閉鎖」/FLATさん久しぶり!

リズムがよいです。一応七五調にしてありますが、全部が七五ではないですね。
特にリズムが乱れるわけではないので、僕はいいかなぁと思います。
内容は欠損部分が多いのと、抽象化されすぎててあまりよくのみこめない。
なんとなくふたりの関係が、修復出来ずに壊れたままになっている
↓つづく

38 :やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/03/05(月) 23:05:36 ID:GVGL5EZi
続き

という輪郭だけが残る。しかもニ、三連「やんだはずの日々/すれ違い〜月は見えない」は、
別れたかどうかにも誤読の危険あり。あやふやなイメージ。
虚無感は伝わりますが、何によるものかまで伝わってこないので、感じとることが難しい仕上がりです。
内容にもう一押し、抽象化するところ、しないとこらでメリハリつけるとストーリーが浮き出てくると思います。D

39 :かえる:2007/03/06(火) 03:31:39 ID:Tf0d8aCB
やさしいあくまさんお願いします。

「無題」

リズミカルなワイパーの手前で行き先を尋ねる運転手
隣の同乗者がわたしに聞こえないほど小さな声で行き先を明かす
この乗り物特有の匂いに包まれながら真っ白なシートカバーに背中を吸い寄せられる
どこかへ行きたいわけでもないわたしはどこへ行ってしまうのでしょうか

犬に餌をやらなければならない事を思いだしたのです
昨日あなたを泣かしてしまった事を謝まろうと思っていたのに
窓ごしの街の人たちは霞んでいたけれどところどころに水玉が見えた
半透明の同乗者は気付かぬうちに消えていた温もりも残さず消えていた

茜色に光るフロントガラスの手前で行き先を尋ねる運転手
わたしは迷わずに行き先を言った


40 :名前はいらない:2007/03/06(火) 17:03:34 ID:0AHIYVkS
【風景】

チュンチュン キィン チュン
パラ パラララ カカカカン バシュッ ヴッ
タッタッタッ ボスッ パラララララ ババババ
チュン チュン ドォン ボスッ パラララ
キュイーーン ・・・・・ ズゴォォン ヒュインヒュイン
パララ パラララ チュンチュン キィン パスッ
タタッ ジャッ カチャ ・・・ パラララ パラララ
カンッ カンッ バシュ メーディック メーディック
キィンキィン ガチャ ガチャ チッチッチッ ドォン
パラララララララ カカカカカッ ドォン ボスッ
チュン チュン キィン パララ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

41 :名前はいらない:2007/03/06(火) 17:32:30 ID:550F4f8R
「オルゴール」
オモチャ箱をひっくり返したみたいね。
キラキラ光って、気軽に触れられて。
何もかもあるようで、何もかもが作り物。

おとぎ話をしよう。
この街はみんな嘘でもすがりつく。わかっていてもいいの。
あなたは抱いて、わたしは人形に。
都合いいでしょ?人形ならばそうでしょ?飽きて捨ててもいいでしょ?愛ではなくて情でいいから。
わたしは綺麗な衣装を身にまとうの。汚れしまって衣装も時代遅れと指を差される日まで、夢を見せてね。
わたしは踊るの。オモチャ箱で。
おとぎ話はいつもハッピーエンドで終わる。美しい挿絵だけを記憶に残して。
キラキラした街の、キラキラした物語。
何もかもが叶いそうで何もかもが物語。
わたしは綺麗な衣装を身にまとう。


42 :長介ジュニアさんお願いします!:2007/03/06(火) 19:10:32 ID:602zLLNM
『住人たち』
白熱灯が好きですと輝いた
ごめんなさいって僕は灯を消した
行方を見守ってた部屋からは
僕をののしる声がした
今日の布団はやけに冷たかった

43 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/06(火) 20:46:09 ID:guScq6Kd
投稿者の皆様、相済まぬ。仕事多忙につき、評価の時間が取れぬ。
数日中にはなんとかするゆえ、どうか今しばらくお待ちくだされ。

44 :長介ジュニアさん宜しくお願いします。:2007/03/06(火) 21:28:00 ID:1hZcNIrK
「停車時間」

小さな靴下の焦げを眺めながら
その時から止まってしまったこの部屋の時間を
少しだけ遡ってみるのだ

大きすぎて体と不釣り合いな机の前で
はにかみながら笑っている
照れながらも椅子を引いて
畏まって机に向かう顔に未来を感じた

途端彼は甘え顔になり私の方へ駆け出す

抱こうとした瞬間に部屋の灯りが点いた
呆れ顔で立つ夫にいつの間にか靴下をとられていた
だけどこれはいつもの事
私はあれから毎日彼を抱こうと試みている
しかし邪魔者がそれを引き裂いてしまうのだ
でも今日は諦めないと決めていた
夫の手からさっと取り返した
彼にまた会いに行こう

机の前のわが子は何故か泣いていた
酷く淋しげに頬を濡らす
私は涙の意味はわかっていた
だけれどわからないふりをした
しかし彼はゆっくり後ろを向いた
途端靴下の焦げが広がり
瞬く間に燃えかすになった

私は夫に手を当てられるまで
必死に涙をこらえていた

45 :やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/03/06(火) 22:04:11 ID:sKtU2yzg
>>772「幾ばく時の物語」/類さん

最初に指摘。「いくつもの幾〇」は重複表現じゃないかい?
何を主として表現しているのかと思ったら、ニ連は眠りの描写だ。「境界を埋める」の表現が好きだな。
三連から繊細さが欠けてくる。
眠る前の意識、生まれてから死ぬ、という発想が面白いが、伝えるまでには活かせてない。
ただ、寝る起きるを生き死にに例えただけにもとれる。
毎夜命を削る、という表現には、どのような心情が込められているのか、1ネタでひっぱるのではなく、深みを持たせた内面を持たせて欲しい。D+

46 :やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/03/06(火) 22:05:09 ID:sKtU2yzg
>>775「冬季のトイレにて起こった悲劇的妄想」/変われませんさん

これは笑えた。トイレとかサーモグラフィーとか、ユーモアが一辺倒じゃないから、最後まで飽きない。2連の導入部が後半に活かされてて構成もうまい。
攻撃的な言葉の排泄とトイレの組み合わせ。感情的にならず、主人公が冷静に悟りを開いてるところがまたウケる。しかもトイレで。
詩でキャラが活きる作品ってあまりないから、個性があっていいと思います。そこを買う。
もともとユーモア詩は好きだから、甘いと思うが。C

47 :やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/03/06(火) 22:08:41 ID:sKtU2yzg
>>784「左に桜右に飴」/

全体に表現が多く取り入れられていますが、適度な量というよりはやや過剰に表現が置かれているので、
ストーリーの邪魔になっている感じも否めない。
また、左右の意図も掴めませんでした。
「桜/飴」も表現として使いきれていませんでした。言葉の特色を活かしてください。
たとえば桃の花など、イメージのちかいものと代用可能な表現ならば、桜である必要がないのです
。厳しいですが、無念D―コミュニケーション。伝えたいことと受け取る側の差異はやがて関係をもダメにしていく。
このテーマの試みはとてもいいと思います。

>>795「風色」/

電車の音で想起する何かという重要な部分がすっぽり抜けてしまっています。
この作品は電車や風色といった、比喩表現を使っていますが、何を表現するのにこの材料をもってきたのでしょうか。
僕が読み取れるのは、痛みと言う感覚のみです。つまり内容がないのです。僕個人の考え方だと思いますが、表現は内容を飾るための付属物だと考えています。
土台なしで表現のための作品は情景詩などの表す目的があるものと違って、
よっぽど上手に修辞を凝らしていなければ成り立たないとしたうえで、この作品の評価は低い。
もちろん、詩を構成する上で詩的表現力は重要なファクターですが、
タイプ別に判断しても、それいぜんに重要なものだと僕は認識しています。無念D―

48 :やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/03/06(火) 22:10:53 ID:sKtU2yzg
>>826「ゆめはかくれが」/

不眠症だから錠剤か。夢への描写ではあるが話しの中心となるには少し足りない。
塩ラーメン塩抜きみたいな。「連れ戻されると忘れてる」この表現だけとてもよかった。 ラスト一行はありきたりすぎて単純。ないほうがよかった。
何か余韻の残るところがほしい。D

>>829「タクラマカン」/

関係ないけど、タクラマカンとタカクラケンって似てるね。
はじめ三行、「先に死すべく〜いでたち」まで、何度読んでも意味を成さない。
多分説明されて相槌は打っても、納得しないかもしれない。
とにかく、男の登場シーンなのは間違いなさそうだ。場末のスナックに来ても居場所はなく。。。
鉄塔職人のあたりから急な場面転換で落ち着かない。
しかも鉄塔〜ニ行、なんのことを言い出したのかさっぱりだ。移動のある場面転換の時はまず、情景から取り入れないと読み手は混乱する。
「太陽よりも優しくて誰よりも美しい」ここはまさに詩の見せ場だとおもいます。
鉄塔もストレートに書いてしまえばどう思っているのか伝えるにはたやすいですが、詩的表現を用いて、あなたの感性を伝えられたら、もっとよかったと思います。
内容は浅いものでした。無念D―
課題:ストーリー作り、伝える事。

49 :(-ω-;類 ◆O////O//l. :2007/03/06(火) 22:35:09 ID:0qKqR8yj
>>45
評価thx。というかスマソ。


これ、酔って思わず書いたもんだから
かなり言語破綻してるんですよね。

書いた翌朝読んでみたら、マジで死んだ。
(ほんと、何度指名を取り消そうと思ったやら

たしか、テーマは「時間」だったと思う。
自分でも読んでてよくわからない。

こんなのを評価してもらい、本当にありがとう。

50 :名前はいらない:2007/03/07(水) 00:26:12 ID:0YP7pkcr
>>6>>7
あくまさんに変更でオネガイシマスw

51 :名前はいらない:2007/03/07(水) 05:09:34 ID:Y3mj1IDO
類に指名。
『紺碧の要塞(閑寂)』
こんなはずはなかった
連綿と続く血の盃
いい加減どうにかしてほしい
大概こんなはずはないだろう
死んだサンサーンスの部屋の屍に
けじめつけた清廉潔白
さすがに胸に沁み入るこの決着
分乗のヘキサゴンには名ばかりの名士
総務健勝ルーレット
生死さみだれソルベニチン
カルアミルクに混入されし水色の尊厳
味に物いうどら息子
生気なき世の盤石は
ドーランでこぼれおちた肌屑のごときぼろ切れ
晩酌の後にしたぐる不信感
この世のいかに不正な騙し絵か

めくるめき性の後にはリング状の酷使
必ずや見つけてみせるこの絡繰り
そしてともに歌おう
今度こそ僕たちの本当の楽園を築くために
TO BE CONTENUED

52 :長介ジュニアさんお願いします:2007/03/07(水) 20:51:21 ID:h3x0fQzV
【あめ玉としての地球】


コンビニの光が煌々と

ポケットにつめた
お釣りと手を多少、意識して

すーっと、
すーっと、真っ青で、
沈殿していく赤との境界を
カランコロン、
愛でる

カランコロン、
カランコロン、

カラコロン

カラ

もうないや。

53 :(・ω・;類 ◆O////O//l. :2007/03/07(水) 20:53:11 ID:RFNuKT5U
>>51 : 『紺碧の要塞(閑寂)』
一読。


あれ?
なんか違和感・・・

もやもやしてる。例えるなら、甘くないわたあめ。

正直、一読するだけでは余りにも不透明。

再読。

何度読んでも文ごとの繋がりがさっぱり分からない。
むしろ読めば読むほど分からなくなっていく。

雰囲気のある言葉をとにかく並べてるようにしか見えない。
なんていうか、テーマ、みたいな軸が不明瞭すぎる。

文章中の語彙量はとても豊富。
だがこれもあまり生かせてないように思える。

評価。D-

なんかずいぶんと酷評になってしまった。ゴメン。

54 :空想:2007/03/07(水) 23:19:47 ID:hZlKq6QV
今 青空の中にいる飛行機です
地上の人に見られてるなんて気にしません
今日 自殺しますとか言われたなら
問答無用でかかっていっちゃいます 

まだ着陸したことがないから
どこへ行くかも忘れちゃいました
まだ雲の上を見たこともない
中途止まりのチャーターです

この対流圏を突破しよう
道のないハイウェイを武器にして
思いのままに飛び立つんだ

この積乱雲をカットしよう
あてにしない翼をバネにして
思いのままに回転してみよう

空の世界もこんな感じです

55 :名前はいらない:2007/03/07(水) 23:28:08 ID:eybOEm23
指名リスト

やさしいあくま様
>39 >6-7

長介ジュニア様
>23 >30 >31 >42 >44
>52

ダメット様
>853 >5 >22

指名無し >10 >40 >41 >54

評価乙です

56 :類さんお願いします:2007/03/08(木) 14:47:52 ID:KlppJGKN
「ラブレタについて」

ラブレタを書くことは
自分探しの感覚に似ている
君への気持ちを
散らかったぼくの頭の中から
引っ張り出そうとしているんだ
もしもその途中で
君の事そんなに好きじゃなかった、とか
言い出したらごめんね
それはともかく
いったいどう書けばいいのかな
なんかうさん臭そうな顔した人が
「やっぱりシンプルなのが一番」などと言っているが
果たしてそうなのだろうか
例えば、君に触れることで感じることってあるじゃない
なのに渡すラブレタは在り来たりでいいのかしら
ぼくとしては、君をありがちな恋に巻き込みたくはないし
この組み合わせでしか起こり得ないことを体験してみたい
誰かが言うような
「あなたをずっと見てました/好きです/付き合ってください」なんて
いきなり貰ったら怖くはないだろうか
特にこのご時世、最初の一文、あれはよくない
ストーカーを連想してしまう

57 :2/2:2007/03/08(木) 14:49:04 ID:KlppJGKN
だからといって
その人への想いをひたすらに綴ったような手紙も
なんだか偏執狂っぽくて、ちょっと駄目なような気もする
そんなことを考え出すと
結局は送る側の容姿の問題なのではないかと思ってしまうが
それはあまりにも悲しいので考えないようにする
つまり、ストーカーでも、偏執狂でも、在り来たりでもない
そんな内容のラブレタを試行錯誤しているわけだが

君に、そこまで時間をかけるほどの魅力があったっけ?
その疑問はぼくの中で炭酸飲料の泡のように増殖していく

あー…… そんなでもない、か?

58 : ◆XdPvouT9Mw :2007/03/09(金) 16:27:11 ID:xsx1DQF+
長介さん、お久しぶりです。
新しい詩を作ってきたんで評価お願いします。

最近、何故か心理学系の本に興味を持ってしまいまして、
そこからインスピレーションを得た作品です。
では、よろしく

59 : ◆XdPvouT9Mw :2007/03/09(金) 16:28:07 ID:xsx1DQF+
「深海」

深想意識の海に潜り
深く深く沈んでゆく

奇怪な深海魚
巨大な白鯨達

記憶の闇に紛れて
過去の亡霊は嘲笑う

心の鍵を胸に秘めて
海底へと沈んでゆく

パンドラの箱はすぐ目前
忘却の意識がよみがえる

微かな光を感じながら・・・

60 :マーブルうんこさんお願いします:2007/03/09(金) 17:56:37 ID:QOPqDdjQ
つまようじが長い
そして突 き 刺 さ る
僕の心は鋭利な木材にとおされた
あと何本あるんだろう
取りにくいほど容器に詰まってる


61 :名前はいらない:2007/03/09(金) 23:03:39 ID:5S8hp2uc
自分と貴方しかいない詩に
それが受け入れられるのは
貴方が貴方で無くなっている証拠ではないか

貴方が言う貴方は

何者にも似てなくて、

儚くも美しい、

勇敢でユニーク、

そして知性的で、

優しい 

それが素敵な貴方

何処にいるのか 見えませんが、それが貴方なのだろう


故に貴方は存在しないのです、

最高に素晴しい 嗚呼 貴方の名は無だ

62 :ダメット ◆dmEtYvIl.. :2007/03/10(土) 01:49:54 ID:MiN4ubua
わわ、受験関係で長い間消えてました(汗)遅れて申し訳ございません!
今から批評させて頂きますね!!急ぐので文章の推敲しないと思います…。申し訳ないです。

前スレ>>853
非常に上手い表現が使われていますね!素敵です!!

前半部分の「受け止める皿」の描写にもう少しこだわりがあると良いかもです。
具体的には「貴方にもらった大きなお皿」の描写と、「受け止める皿」の描写が近いので
皿という表現がくどく感じます。一方を締めに持っていく位のほうが纏まりが良いと思われます。
「クソ」という言葉は、他の表現が比較的綺麗なため、浮いている印象。
相手のことを「貴方」と呼び、敬語文体で表記するのであれば、こういった単語も丁寧なものに置き換えた方が良いかと。
「しょうがない」「ほっときます」なども「仕方が無い」「放っておきます」など、より原型に近い言葉を用いることで
作品の雰囲気を統一できると思いますので、活用してみてください。
雫が「指のすき間からするりと抜け落ち」るのに「地に付かない」という表現は少し違和感が。
主人公がどこか混乱しているような描写が含まれていますが、一方で自身を冷静に見ているような描写が多いので
淡々と、歯切れが良く統一感のある文体を用いた方が良さそうです。

タイトルも繋がりが読みにくいので勿体無いです。
作品の主体の世界観、人格の根底を統一できたなら化けると思いますよ!D。
【基本テーマ:D+ 描写技術:C- 展開技術:D 文法:D- タイトル:D】

63 :ダメット ◆dmEtYvIl.. :2007/03/10(土) 01:58:07 ID:MiN4ubua
>>5
シンプルな構造ですが、表現が素敵です。

1行目の「泥」にちょっと頭が混乱…。「どろ」「でい」…うむむ…。

ベーコンなどの描写は上手いので、いっそこれメインで話の展開を作り上げると良いかもです。
現状だと連ごとに描写が違うので、少し気になります。

あつい。の「。」に違和感です。
タイトルはもう少しこだわる余地がありそうです。D+
【基本テーマ:D 描写技術:D+ 展開技術:D+ 文法:D+ タイトル:D】

64 :ダメット ◆dmEtYvIl.. :2007/03/10(土) 02:10:37 ID:MiN4ubua
>>6-7

なんか…描写上手い人多いなぁ…。

少し説明的過ぎる感じがあります。淡々とした言葉遣いを心掛けると良さそうです。
あと、このような名詞が多い詩には体言止めも有効です。
あと、比喩が多いので、ストレートな表現も少し含めると、
読みやすさも改善しそうですよ。改行数の関係で消したのかもしれませんが、連を作るのも良いかも。

>空と僕との間の陽炎の中
「の」が多いので、「空と僕との間 陽炎の中」と分けることでそのダラダラ感は改善できるかと。

「リスタート」しようと思った心境描写を含めると流れがスムーズになります。
タイトルはもう少しこだわれますが、「リスタート」の使い方自体が上手いので、
これはこれで似合っている…かな?D+。ただ、詩かどうかは判断が分かれるところです。
【基本テーマ:D 描写技術:D+ 展開技術:D 文法:D+ タイトル:D+】

65 :ダメット ◆dmEtYvIl.. :2007/03/10(土) 02:21:33 ID:MiN4ubua
>>22

非常に整理された、読みやすい詩ですね。表現も比較的良いと思います。

前2連には取り立ててアドバイスする点はありませんが、強いて言うなら
感情を表す言葉を多用すると、繊細な「寂しさ」「切なさ」などは伝わらないことと、
「記憶の消し方を知らない」に対して「汗ばんだナイフ」が多面で違和感を引き起こしている、とは思います。

>頭と眼の痛みが加わり辛くなったから
>ふて寝だとか頬杖だとか
この2つを考慮すると「座る場所」と限定するより「休む場所」位の方がぴったりかなぁ…。

「汗ばんだナイフ」に意義が無くなった理由が不足気味です。もっと説明した方が良いかも。
自虐的で、「記憶の消し方」を詩に表しているので、「自殺」というイメージが沸くのですが、
「記憶の消し方」=死なのであれば、ナイフを握っている点で消し方を知っていると判断する人も多いので、
ちょっと違和感。でも解釈しきれていないだけかも…。スマソorz

タイトルはむしろ、銀行などのソレを連想させるので、再考したほうが良さそうです。D+
【基本テーマ:D 描写技術:D+ 展開技術:D+ 文法:D+ タイトル:D】

多分これからは結構こちらにも足は運べると思います♪

66 :◆ILLsmD2C1w :2007/03/10(土) 02:33:20 ID:X7WLP1Uk
>>63
評価ありがとうございます

泥は、汚くて、付着するし、暴力とぴったりかな、と思ってそうしました。
つかみとしても使えると思ったんですが逆に支えちゃったみたいですね・・・

読点は、吹っ切れた感じを出そうと思い、悩んだ末つけました。

イメージが先行したものだったので、出来たときは自分にとっては
生々しくてうおお!だけど今、というか投下後数日たって読み返すと
連がバラバラだしわかりにくいわで鬱でした・・・

ありがとう

67 :ダメット ◆dmEtYvIl.. :2007/03/10(土) 02:50:27 ID:MiN4ubua
>>66
いえいえ、本当に評価遅れて申し訳なかったです。
自分もイメージ先行はあとで鬱になりますね…。

68 :素人:2007/03/10(土) 08:12:50 ID:IgX7KZCo

豊かさを得たくて
命を捨てた。

たった一つの勝利を見たくて
不幸と手を繋いだ。

命のないうえに
豊かさは実らない。

幸せのないうえに
勝ちは見えない。


ただ
苦しむだけ

ここでも
むこうでも

幸せを生きているものに
幸せはわからない。

捨てられた命の重みは
もう誰も知らない。

此処にいない
あたしか
知らない。


69 :名前はいらない:2007/03/10(土) 19:55:13 ID:IgX7KZCo
>>68
すいません、指名していませんでした。
ダメットさんお願いします

70 :ダメット ◆dmEtYvIl.. :2007/03/11(日) 00:48:38 ID:V2GynCmv
>>68

メッセージ性が強くて良いですね♪まとまりにも優れています。

表現が比較的ありがちです。あと、感情などがかなり漠然としていて
すらすら読めるけれども深さが足りない印象があります。
「幸せ」「勝ち」「豊かさ」「不幸」とは一体何か、
具体的な行動等を織り交ぜて、突き詰めた方が良いです。

「幸せを〜幸せはわからない。」というテーマがこの詩の中では輝いていますので、
これを機軸に哲学的な内容表現により徹しても良作になれそう。

現状であれば、主語を1つ出すくらいなら
共感を持たせることを重視してあえて使わないほうが良いかと。
逆に「あたし」を用いるのならもっと具体的な描写を含めた方が良いです♪
最後に持ってきたこと自体は高評価です。

タイトルも繋がりが見えません。ここは要改良です♪(タイトルじゃなかったらスマソ)
全体のバランス自体は良いです。ただ現状だと立ち位置が中途半端。
「あたし」の心象を描写にしても、哲学的内容の表現にしても1歩及ばない印象。
とりあえずどちらかにテーマを絞りましょう。過度の抽象性から脱却できれば化けると思います。D+。
【基本テーマ:C- 描写技術:D+ 展開技術:D+ 文法:D+ タイトル:D】

71 :名前はいらない:2007/03/11(日) 09:42:29 ID:4EbA0HKv
『サクラサク、サクラチル、花吹雪』
「次の桜が咲くとき何をしているかな」って君が言ったからボクは少し寂しくなったよ。
どうか散らないで、別れのときを近づけないで。
咲き誇れ、色鮮やかに。未来へ続く花道の始まりになれ。

白旗がバックの中で臆病風になびこうとしている。
赤く燃えようと期待と願いを秘めている胸の中。
桜はすべてを知ってその色に染まるよ。始まりと終わりの季節に。
咲き誇れ、散らないで、咲き誇れ。君よ。
君は桜を見て何を願っているんだろう?
次の桜は何を見ているんだろう?
散らないで、咲き誇れ、散らないで。君よ。
舞い上がる花びら、君よ。
舞い散る花びら、君よ。
同じ桜の下で、同じ花吹雪。君は何を思うのだろう。
咲き誇れ、散らないで、咲き誇れ。君よ。ボクよ。
そして芽となりいずれは枝分かれ、伸びて根を張れ、大輪の花を咲かせ桜よ。


72 :名前はいらない:2007/03/11(日) 11:16:24 ID:mqKUTzhp
>>70

評価ありがとうございます。
タイトルは入れてなかったです。わかりにくくてスイマセン。
また書いたら、評価お願いします。

73 :名前はいらない:2007/03/11(日) 11:24:12 ID:mqKUTzhp
>>72追記

ダメットさん、すいません;゚д゚)
>>68の詩ですが、
『此処にいないあなたしか知らない』
と書きたかったんです。
『な』が抜けてましたorz
『あたし』に見えたみたいで…本当、スイマセン。

74 :ダメットさんお願いしますm(_ _)m:2007/03/11(日) 13:17:03 ID:CfQCxBK8
また偽装を繰り返した日が発覚
ずっと意味のない声を
拾ってたんだ
これで何度目だろうね

その度信じていた
何回も鵜呑みにして
喜んでいた幸せで

考え直してと泣きつく彼の声

泣きたいのはこっちだよその言葉で洗脳されてきたんだよ

まるで貴方は教祖様だ
洗脳して信者にさせる

辞めようとすれば
上手い言葉に乗せられ
舞い戻る

今回も許してしまいそう
信者さえなければ
こんなに苦しまず済んだのに
心一つ持ってかれて以来求めそうになる

恋しい…悔しい
怖いよまた信じちゃう



75 :あくまさんおねがいしゃーっす!!:2007/03/12(月) 00:03:06 ID:eXsDWw9E
「道」
とても晴れた真っ青な空の下
凍りついた道をはだしで歩く。
とても大事にしていたはずの
黒いブーツは脱げてしまった。
“歩く感触を肌で感じたかった”
って言うのはただの言い訳だ。
いや、心の奥にあった本音だ。
自分の中で二つの静かな声が
混ざることなく奏でる不調和音。
そして肩にぶら下げた袋には
穴が開き、中身がこぼれて
それを振り返り確かめつつ
何事もなかったような顔して
ペース落とさずに歩いていく。
大事なものってのはなぜかいつも
袋の中じゃとても軽いのに
落とすと拾えないくらい重たくなる。
氷にピシッとひびが入る音で
その重みに気づかされるのさ。
道の先には天国も地獄もない。
ただ真っ白な空間があるだけ
だから時々後ろを向いて
落としてしまった大事なものを
もう拾えない大事なものを
じーっと眺めてしまうのさ。
前に進みながら、ほんの時々
じーっと眺めてしまうのさ. . . . . . 

76 :ダメット ◆dmEtYvIl.. :2007/03/12(月) 01:15:58 ID:O3inUu/y
>>73
いえいえw誤字なんて誰にでもあるもんですよっ♪

>>74
おおっ、恋愛ってこういう時ありますよね!
共感狙えるテーマだと思います。まとまりも綺麗です♪

>また偽装を繰り返した日が発覚
ちょっとした違いですが「日々」にしときましょう。
あと、「洗脳」という言葉も近いので2回目は別表現に置き換えた方が無難です♪
「信者さえなければ」と言う表現もちょっと変えたほうが良さそうですね♪
それから、彼、と貴方、の統一も必要です。
恋愛自体、ありがちな上に表現の目新しさという点ではあと1歩及ばない感じもしますので、
もう少し表現にこだわると良さそうです。展開も欠点はありませんが、狙った感じも見受けられないです。

タイトルも付けたほうが良いですよ♪まとまりが良くて読みやすかったです♪
偶然にも…ですが、今回からと考えていたので5段階の項目増加〜。(笑)
【テーマ:D+ 描写:D+ 展開:D 文法:D+ 纏まり:C- 詩度:D+ タイトル:? 総合:D+】

77 :名前はいらない:2007/03/12(月) 10:42:44 ID:sOk+MZT/
「静寂と月」
首の据わらなくなった君は
赤ん坊へと還ったのだろうか
渇いた瞳には皺
あまりの柔らかさに僕は泣いた
時が運んだ残酷な香りでまた泣いた

泣いた 泣いた 泣いた

移した僕の温もりは安すぎて
1ミリたりとも現実を壊せず
枯渇を知らない井戸は供給を続けるしかなかった

綺麗に並んだ君をみて
引き潮が一時的に心をさらう
まるで大潮

夜は一層暗く
月さえも僕と目を合わそうとしない
僕が君以外の存在にそうであったように

きっと知っていたのだろう
君だけが唯一の僕の真実だと


長介ジュニアさんお願いします

78 :名前はいらない:2007/03/12(月) 19:29:09 ID:PZIdNwD+
「おはよう」

細くひびく わたしの声
待っていても 木霊は返ってこない

皆んな此処に 居るはずなのに
わたしが此処に 居るはずなのに

床しか見えない いつもの廊下
暗くて長い廊下

それでも明日は
明日こそは 顔を上げて
もっと明るく大きくはっきり言うのだ

 「おはよう」

わたしを 
忘れさせたくないから



ダメットさんお願いします

79 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/13(火) 05:01:56 ID:tzLt/QyT
投稿者の方々、たいへんお待たせいたした。2週間近く待たせた方もいるのう。
早起きして評価とまいろう。

>>23
特に尖った表現、ひねった表現があるわけではござらぬが
それゆえ、多くの人が記憶しておる「あの夏の日々」が鮮やかに浮かんでくる。
そういう詩でござるな。
唯一気になったのは、最後の「それとも」でござる。
これがこの詩の唯一の仕掛けなのでござるが、その仕掛けがどこに向かっているのか
いまひとつ不鮮明な気がいたす。
詩の流れでいうと、それともの後に来るのは、「現在」もしくは「幻」であろう。
が、そのどちらであるかが、はっきりしないのでござる。
おそらく「幻」であろうと思うのでござるが。
C-でござる。

80 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/13(火) 05:19:03 ID:tzLt/QyT
>>30
ぬう。この短い詩の中に、拙者の知らぬ言葉がふたつあるでござる。
「へっさご」と「ラマニシティ」でござる。
いま、goo辞書などを使って調べてみたのでござるが、解説が見つからぬ。

伝説、民話を語った詩であることは推測できるのでござる。
その内容も、うっすらと感じることはできるのでござるが
かんじんの「へっさご」がわからぬうえ、「日置下げよ」という表現も
拙者の拙い日本語力では、すっきりと解釈できぬ。
正直に告白すると、タテ読みか暗号ではないかと思い、いろいろな形で
読んでみたりもいたした。

というわけで、拙者ができる評価は、この詩の語感に関してのみでござる。
この詩のリズム、漢字とかなのバランスなど、意味ぬきで見た場合
これは、面白い、見所のある詩でござる。
体言止めで、ぴっぴっと短く切るリズムが面白い。
とくに、「珠音」というコトバが、印象的でござるな。
詩の意味を汲み取った評価ができぬゆえ、申し訳ないがD+とさせていただくでござるが
詩の形と音だけを見た場合、C-以上の詩でござる。

81 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/13(火) 05:29:34 ID:tzLt/QyT
>>31
あー。読んでいてほのぼのといたすのう。
平易な言葉が、のびのびと手足をのばしているのが、なんとも心地よいでござる。
よく読むと、行の長さに変化をつける技巧もしっかりしており
「なんとも尊大でピカピカの」などという表現も練られたものなのでござるが
全体に、無理をしていない印象なのが、たいへん良い感じでござる。

あえていうなら、第一行かのう。少しばかり、気が利きすぎた、と申すか
ほんの少し、気取りすぎた書き出しのように感じるでござる。
いや、しかしこれは、この欠点の少ない詩へのいちゃもんに類するものでござるな。

こういう詩を、嫌みにならず、またダラダラともせず、きれいに書くのは
見た目以上に難しいものでござる。
その点を高く評価したいゆえ、C+とさせていただく。



82 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/13(火) 05:36:09 ID:tzLt/QyT
>>42
これは、いい。面白い詩でござるなあ。
大絶賛しなくてはならぬような、気合いのこもった詩ではござらぬが
瀟洒でしゃれた詩でござる。
短詩というのはこう書くべし、という見本のような作品でござるな。
コトバに無駄も無理もなく、ワンアイデアをするりと書き切っているでござる。

こういうしゃれた短詩が書ける方は貴重でござるよ。
Cとさせていただくが、評点以上に、拙者はこの作者の方に期待したい。

83 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/13(火) 05:45:46 ID:tzLt/QyT
ぬ、もう時間が来たでござる。
また今夜、残りを評価させていただく。それでは。

84 :(・ω・;類 ◆O////O//l. :2007/03/13(火) 14:37:24 ID:XS7pHCvS
むぅ、すみませぬ、、、
個人的用事でずいぶんと待たせてしもた、、、
いやまさか私なぞに指名が来てるなどとは(ry

>>56-57 : 「ラブレタについて」
一読。パッと見。
ぬめっとしてる。いい意味で。

なんというか、
例えるなら、ジャム。
あんま甘くない。マーマレードみたいな。

うまい。でも単体では微妙。
付け合わせ的なうまさ。


再読。読み直し。
全体として上手くまとまってる。
でも、少しこじんまりとしてるような。
もっとはっちゃけてもいいかも。

調子は淡々としてるけど、
内容は結構面白いし、文の切り方も上手い。
ただ、オチがちょっと微妙か。


なんというか読んでると、作品に妥協感が見える。
たぶん、作者の中で煮えきってないんじゃないか。

もう少し時間をかけたほうがいいかも。

評価。C-

85 :ダメットさんお願いします:2007/03/13(火) 15:46:46 ID:x/n94szU
「・・・・らしさ」

並木通りの恋人たちは互いに片寄せながら愛を彷徨い
ひとりぼっちで人ごみの中で立ち止まれば見失ってしまいそう
だけどそれはすべてナッチュラルな形
楽器たちの奏でるメローディーに心を委ねるのもわるくない
どうして?っと風のささやきが聞こえる
すべてはたがいに触れ合いながらそれぞれの心を生み出す
そこにはきっと・・・・・・ 
・・・・らしさがあるのだから。

86 :ゆずゆ:2007/03/13(火) 17:49:26 ID:3S49+INM
>>79 長介ジュニアさん評価有難うございます。
色々人の詩を読んでテクニックを学んで自分の詩に生かされる日が
くるのを夢見つつ頑張ります。

お忙しい所スミマセンがまた書いたので評価をおねがいします。

『木馬の夢』

グルリ、グルリ
風になり、音になり

グルリ、グルリ
夢を背に乗せ軽やかに

グルリ、グルリと廻る夢
つぶらな瞳でよく見ておくれ
小さな耳で囁く声を

グルリ、グルリ
君を背に乗せ軽やかに

グルリ、グルリ
いつまでも


87 :長介ジュニアさん宜しくお願いします:2007/03/13(火) 20:46:33 ID:hX62tWED
「最期の言葉(1/2)」

死ぬ間際に一言
何を言おうか
何を伝えようか

不治の病を患って
5年も病床に伏していて
そろそろ終わりが近いのが
誰言わずとも感じている

その日は恐らく今夜だろう
周りの親族も今から涙目なのが
私の実感を確信に変える

死ぬ間際の一言
何を言うべきか
何を残すべきか
未だに決まらずにいる

日が陰るのに呼応して
耐え難き苦しみと意識の遠のきが増す
一言,一言,一言言わねばならないのだ
頭を駆け巡る様々な出来事
失敗談も不思議と感慨深いもので
何を言うべきか定まらぬ

88 :名前はいらない:2007/03/13(火) 20:49:15 ID:hX62tWED
「最期の言葉(2/2)」

一言発する気力
それももうすぐ消え去るだろう
それまでにはそれまでには何か

激痛が思考を妨げ始め
焦りと痛みが全身を駆け巡る
誰か教えてくれ何を伝えればよいのだ
こんな時私はいつもどうしていたっけ

無情にも増す激痛に覚悟を決め全身の力を振り絞り
この狭い個室を震わさんばかりの大声を発した

「誰か助けてくれ!」

89 :◆FCXRNaWgHs :2007/03/13(火) 20:55:27 ID:ayAC/TbR
>>84

類ちゃん(馴れ馴れしい)評価ありがとう。
>>56-57「ラブレタについて」書きました。
勢いで書いたから、ちょっといまいちかなーと自分でも思う。
こういう、散文っぽいのはあんまり書かないし。
ではでは。

90 :ててってっててー:2007/03/13(火) 21:11:40 ID:9001VJox
「とりっきーな恋」
恋愛感情 お金で勘定
欲望満たし 映画も見たし
信じられない 変な占い
今日俺はここで死ぬそうだ
お前を殺し あいつを殺し
殺し殺され殺人世界
死ぬことに何を見いだした
自分自身に問いただした
魔の手は迫り 人じゃなくなり
抱きついたお前に恋寄せたり
天使の目 狂犬よ噛め
一人 一人 一人 時に 二人
血の涙流し許しをこう
以降どこへ行こうか悩みそう
天使の楽園 底へダイブ
人の格言なんか しらんしらん
お前さえそばにいてくれりゃ
今宵は楽ができそうじゃ

長介さんお願いします。


91 :名前はいらない:2007/03/13(火) 22:06:17 ID:hk1ZDz6T

やさしいあくま様
>39 >75 >

長介ジュニア様
>44 >52 >59 >77 >86 >87-88 >90

ダメット様
>78 >85 >

マーブルうんこ様
>60

指名スレなので指名の無いものは省きました。


評価乙です

92 :類様お願い:2007/03/14(水) 11:16:18 ID:rZ2F9UWB
「ノクターン」
明日を信じ
突き進んだあの頃
月光の蒼い夜空が
私を溶かした

ちょっとしたことがどうしようもなく感動的で
耐えられなかったのに
いつの間にか鋼のような肉体になり
病気にもなってくれやしない

とろけるような音楽で溺死すればよかった
月光の奏でる幻想で
遠のく意識 やつれた体
好きな人の顔忘れた


93 : ◆O////O//l. :2007/03/14(水) 16:25:33 ID:bth99CSP
>>89
ぉぃーっす(馴れ馴れしくてゴm(ry(評文が馴れ馴れしすぎたのか、と思ってしまいビクビクしてしま(ry


それにしてもワタクシを指名するとは物好きな人たちデスネ!(やややけくそ

>>92 : 「ノクターン」
一読。初見、印象。
軟らかくて冷たい。
不透明でありながら、清涼感が漂う。
例えるなら、バイエリッシェ・クレーム。
(かっこつけて難しく言ってみたけど、要は『ババロア』)
若干物足りないけど、単品として十分通用する。

再読。技術とか諸々。
バランスがいい。
一連目は冷涼に澄んでいるが、
二連目でやや濁り、
三連目では不透明になる。
後味も悪くないし、普通によさそうに見える。

だが一個の作品としてみるとすると、
文が短すぎるのか、話の核が不透明だ。
焦点が定まらない。


まあ、とはいってもそれが大きなマイナスにはなってないし、
表現、構成等で十分補えてる。と、思う。

評価。C

94 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/14(水) 17:29:47 ID:FkqE73tH
相変わらずお待たせモードから脱け出せぬ。仕事の合間に評価でござる。

>>44
ずしりと重たい題材、重たい作品でござるな。
シリアスな内容を、シリアスな語調で書いているでござる。
言葉に破綻はなく、全体の構成が非常に丁寧でござる。

ただ、これは拙者の個人的感想になるのでござるが
こういう題材を、こうきっちりガッチリ書かれては
読者のほうが息苦しくなってしまう気がいたした。
読んでいて逃げ場がない、と申すか。
ある意味、逃げ場がない書き方をすることが
この詩の目的であろうとは思うのでござるが。

情景の描写力、全体の構成力には光るものを感じるでござる。C-でござる。

95 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/14(水) 17:40:47 ID:FkqE73tH
>>52
これは雑談スレで出ておったお題でござるな。拙者も何か書いてみようか、と
思いはしたが、うまく書けなんだ。難しいお題でござる。

夜、コンビニの前で、ガチャガチャか自動販売機のようなもので
小さな地球を購入して楽しむ。
そういう情景だと、拙者は理解したが、いかがか。
面白いでござるな。感覚的な言葉を最小限でつないでいくリズムがいい感じでござる。

ただ、「あめ玉」というタイトル中の言葉が、ほぼ無意味なのが気になるでござる。
ここで出てくるアイテムは、「目で愛でる」もので、食べ物として描かれておらぬ。
そこが傷だと、拙者は感じたでござる。C-でござる。

96 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/14(水) 17:48:43 ID:FkqE73tH
>>59
貴殿がここに寄せられた作品の中では、今までで一番よい作品でござる。
ほどよい形式感があり、言葉の展開がスムーズでござる。
詩を書くことに、だいぶ慣れてこられた感じがいたす。

注文をつけさせていただくなら、言葉の選びかた
とくに形容詞や形容動詞に、もう少し工夫があれば、ということでござるな。
たとえば二連目の「奇怪な」「巨大な」というあたりの言葉のかわりに
深海の具体的なイメージを伝える面白い形容語を
がんばって探してみる努力があってもよかったのではあるまいか。
「忘却の意識」という表現も、ちと危なっかしい感じでござるな。C-でござる。

97 :名前はいらない:2007/03/14(水) 20:04:04 ID:MPK9qEG3
「煙草」

 わたし
 こぶたちゃん飼ってるわよ
 昼間は病院の受け付け
 夜はお店で
 帰ってくると癒されるわ
 可愛いーわね

からからからん
1ppmに希釈されたブランデー
ちっとも酔えやしないけど
ぶたさんはふわふわした気持ち
みれあさんが横に要るからね

ぶたさんは一番軽いタバコを咥える
みれあさんが火を点けてくれる時
綺麗な顔が近づくから
嬉しくて吸う
すうっと吸いこまないと火は点かない
ぶたさん忘れちゃいけないよ

タバコのせいだか
みれあさんのせいだか
ぶたさんは息苦しくなって立ち上がる
すみません一寸トイレへ
えほえほほ

聞こえちゃった
人間なら良かったのに
豚の耳には小さな声も届いてしまう
みれあさんが他のお姉さんと話していた

 何ようスーツなんか着てタバコ吸っちゃって
 溶き卵とパン粉がお似合いよ
 くっくっくっくっ

あんまりだ
みれあさん
心まで
化けていなくたっていいじゃないか

ざっくり傷ついたぶたさん
ぼうっとしてトイレからでると
みれあさんにっこり綺麗な顔で
オシボリ持って立っていた
それからは元の席で
折角みれあさんが話しかけてくれても
ぶたさんは生返事で目は宙を泳ぐばかり

帰り道
ぶたさんはタバコを箱から出して
もぐもぐむしゃむしゃ
胃が焼ける体に悪いよ悪いってば

酔い醒まし?
バッカだねえ

98 :97:2007/03/14(水) 20:06:11 ID:MPK9qEG3
すみません。↑>97 長介Jr.さんお願いします。

99 :ポール・鍼灸・ニューマン ◆SHIN46tkbs :2007/03/15(木) 00:18:32 ID:aD9Vrfco
>>95
>>52を書いたしんです
解説というか書きたかったものを説明します

コンビニの帰り
お釣りと手をポケットにつっこんで歩いている
(多少ワザとらしくポケットに手を入れている)

沈んでいく夕焼けのグラデーションを
あめ玉のような空をカランコロンと目で愛でる(味わう)
※カランコロンと言うのはあめ玉をなめている時の歯に当たる音。
味わっている音でもある。

"カランコロン
カランコロン"
で夕焼けを味わいながら日が沈む時間経過を

"もうないや。"は夕日が完全に沈み真っ暗になった
口からなくなったあめ玉のように寂しい

つまり"空を見る"を"あめ玉をなめる"に変えているですね
でもこの説明だと"あめ玉としての地球"ではなくて
"あめ玉としての空"になってしまうかな…
空も地球の一部ってことでおまけしてください〜

分かりにくい説明でごめんなさい

言葉を削りすぎたせいで読み手に曖昧なイメージになってしまいました
題に頼りすぎだった感も否めません
完全に独りよがりのものでした
評価ありがとうございました
またお願いします

100 :ててってっててー:2007/03/15(木) 13:42:17 ID:2Np+Dd1F
「蒼き旋律」
風よ吹け 嵐にならぬよう
鳥は鳴き 神も黙るだろう
白銀の衣を身にまとい
灼熱の炎を見ている
そびえ立つ恐怖を前にして
冷静に言葉が出てくるのは
何時死ぬか分からないこの世に
予防線を張り巡らしているからだろう
この世が狭くなってしまったのは
自分が動けなくなってるからだってこと
俺は気づいているのだろうか
細い線はいつしか太く
数少ない糸はいつしかこの世を埋め尽くす
人が歩くたびからみついて
身動き自由にとれないだろう
夢さえも制御されて
可能性の道をふさぎ
がんじがらめにされた世界に
まだ誰もハサミを持ってこないのはなぜ?
せめて風よ 古代からの住人よ
狂ったように 落ち着いてなぎ払え
縛られること 知らないお前は
いつまで生きることが できるのか
言葉は 力に負け
頭脳は 力で押さえつけられる
この世は変わらず回る
弱い者はおいていかれる
きれい事ですむはずが無い
悪魔はまだ生まれる

101 : ◆XdPvouT9Mw :2007/03/15(木) 16:46:23 ID:wDsXTMdt
>>96 評価サンクス!!

以外に好評価なのでありがたいとです。
”言葉の選び方に工夫を”と言う指摘はなるほどと思いました。
僕の言葉の引き出しが少ない為かもしれません。
”パンドラの箱”とか前に使ったヤツだし。
今度作る時は、もっと深みのある言葉を選んで行きたいと思います。

102 :名前はいらない:2007/03/15(木) 16:54:12 ID:MBbwhjY/
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60

103 : ◆XdPvouT9Mw :2007/03/15(木) 17:00:04 ID:wDsXTMdt
↑ん?
ちょっと待てよ、いつの間に60行まで書けるようになったんだ?
1レスに書けるのって32行までじゃなかったっけ?

104 :名前はいらない:2007/03/15(木) 17:03:40 ID:ChHHhejh
>>103
【自治】詩板の自治を考える 其14
http://book4.2ch.net/test/read.cgi/poem/1155999946/884-

・・・って>>895であんたもレスしてるじゃんw

105 :名前はいらない:2007/03/15(木) 17:05:27 ID:ChHHhejh
あ、間違いた。
し氏じゃなかったのねーorzスマソ。

106 : ◆XdPvouT9Mw :2007/03/15(木) 17:12:53 ID:wDsXTMdt
>>104-105
いや、なんかその事に関して話をしてた記憶がある。
そうか・・・
遂に60行まで書けるようになったのか。
でも、今日がその日だとはシラナンダ。

107 :名前はいらない:2007/03/15(木) 20:30:54 ID:YJvZd64V
>>76
遅くなってすみません。丁寧に評価ありがとうございましたm(_ _)m

指摘された部分をふまえてリアルさを目指して頑張ります!
まだまだ勉強不足なので言語を鍛えつつまた新たに挑戦させて頂きます。
その時は再び宜しくお願いしますm(_ _)m


108 :名前はいらない:2007/03/15(木) 22:07:39 ID:BNoLd2q4
>>82
長介ジュニアさんありがとうございます!
評価とても嬉しかったです!

109 :長介ジュニアさんお願いします:2007/03/15(木) 22:15:28 ID:jW11BxVq
彼女のかごには たくさんの花
色数は決して多くはないが
その足は しっかりと 大地を踏む
しかし 彼 は少女を制した
赤い川 越えるための橋はあるのだけれど
少女は花を置く 手を合わせる
何を想っているのだろうか
少女の瞳から あふれる涙
風が吹き飛ばしてしまえば良いのに

110 :長介ジュニアさんお願いします!:2007/03/15(木) 22:48:12 ID:BNoLd2q4
『水を』
毎日 毎日 そりゃあ たくさんの水を
飲んでは 飲んで
山積みになったペットボトル

当たり前のように
水道水は 不自然な味がして
飲みたくもないから

ああ どうしてこんなことになっちまったんだろうと
空っぽのペットボトルを
また ポイと積みあげて

身体のほとんどが水分だということ
それがなんだってんだ
とにかく 喉が渇く

111 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/16(金) 01:58:58 ID:Mwk+FIcQ
深夜に今晩はでござる。
この口調もだいぶ疲れてきたでござるが
いまさら変えられないのでこのスレではこれでゆくでござるよ。

まず>>99 しん殿 誤読でござったなあ。申し訳なし。
罰としてこれから朝までビール断ちいたすゆえ堪忍してくだされ。

>>77
悲しい詩でござるのう。
慟哭の詩でござるが、意外にベタベタした表現になっておらぬところが
この詩の美点だと存ずる。その美点を生んでいるのは、段落分けの巧みさでござるな。
ドカドカと言葉を詰め込むリズムになってしまうと、こういう題材は重たくなりすぎることを
本能的に知っておられるものと思われる。よいバランス感覚をお持ちの方でござるな。

かなり技巧的に優秀な詩なのでござるが、「枯渇を知らない井戸は…」という一行、
これが少しばかり、持って回りすぎな表現で、くどい感じでござる。惜しい。
つづく第四連も、全体的にテンションを欠く三行であるように思われる。
ここで出てきた「潮」が、詩の後ろの部分にほとんど影響を与えておらぬゆえでござる。

中盤の中だるみがやや惜しまれるでござるが、「月さえも僕と目を合わそうとしない」という
冴えた一行が、詩全体を印象深くしておる。
ただ、最後の二行は、よい語句なのでござるが、まだ良くなった二行、という気がいたす。
ここはあえてやや厳しく、C-とさせていただくが、全体的には佳作と申し上げたい。

112 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/16(金) 02:13:55 ID:Mwk+FIcQ
>>86
貴殿は、こういう短い詩の書き手としての資質をお持ちでござるな。
言葉と言葉の間の取り方が爽やかでござる。この書きすぎないリズムを
大切にしてくだされ。

さて、この詩について指摘させていただきたいのは
タイトルと、四行目の「夢を背に乗せ軽やかに」という一行のことでござる。
もったいないタイトル、もったいない一行でござるなあ。

この詩が、九行目の決定的な詩句に至るまで、歌われているものの正体を隠しておれば
さらに面白い作品になったのと思うのでござるよ。
最初からネタばらし状態でスタートするのは、もったいないの一語に尽きるでござる。
と、そう感じるのも
書き出しの二行が非常に素晴らしく、見事であったゆえでござる。

前作品ではもっと鮮明に書けといい、今度は書かずに隠せという
まったくどうしろってんだ!と思われるやもしれぬが…。
この作品の場合、九行目一発で、これが木馬の詩であることは伝わるゆえのう。

ともあれ全体的には、資質の高さを感じさせていただいた。C-でござる。

113 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/16(金) 02:31:47 ID:Mwk+FIcQ
>>87-88
この詩に関しては、拙者にしては珍しく、テーマについて語りたいと思うでござる。
というのは、この詩全体が、一種の思考実験、状況を想像しそこに身を寄せて
なるたけリアルに描こうとした、シミュレーションの詩だからでござる。
そういう詩については、テーマを語るべきでござろう。

人は死ぬとき、けっきょく生への執着を露わにする。最後は本能が叫ぶ。
それは、ある意味、真実やもしれぬ。
が、この詩に漂うシニカルさを、拙者は、浅い、と見るでござる。

死に直面して混濁した意識の中で
人は、生者が思うよりずっと深い、不定形な何かを見るのではあるまいか。
我ら生者は、死ぬ者の意識を、生きている間は知り得ぬからこそ
そこに、無限の想像が働くのではあるまいか。
じっさい、世界には、その一瞬の開示を知りたくて、自ら死にかける修行をする者も
たくさんいるのでござる。
そこは、生者にとってブラックホールの一瞬。
シニカルな生者の意識が、その一瞬の中で、どれほどの意味を持ち得ようか。

詩としては、これは挑みがいのある、深いテーマでござる。
また、詩だから手が届く、いわば専門ジャンルでもござろう。
それゆえ、シミュレーションの詩としては、惜しい、浅い、と思ってしまうのでござるよ。

このシニカルさを保つなら、むしろ、もっともっと
読者を笑わせるべきでござったやもしれぬ。
死体ががばっと起き上がる、ドリフ(わがコテ名の由来でござるな)のコントのように。
遺言を考え続けて死んでしまう、というようなところまで
滑稽さを徹底する手はあったかもしれぬ、と拙者は思うでござる。

文章力などはかなりのものでござる。技巧面では、堅実で破綻がない。
C-とさせていただくでござる。

114 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/16(金) 02:45:36 ID:Mwk+FIcQ
>>90
切実な戯作詩、と申そうか。こういうテイストは拙者の好みでござる。
ゆえに、少しばかり点が甘くなるやもしれぬ。

出だしは素晴らしい。中でも、「欲望満たし 映画も見たし」、この一行は良い。
良いというより (・∀・)イイ!!という感じでござる。この意外な韻の踏みかた!

これはどれだけ楽しませてくれるのか、とわくわくして読み進めてゆくと
「お前を殺し あいつを殺し」あたりから、ちょっとばかり失速する感じでござるな。
ここでストレート&シリアスに傾くのでは
序盤の切れ味鋭い語呂合わせがもったいないでござるよ。
とくに、「自分自身に問いただした」は、あまりに素の一行。ああもったいない。
全部が全部、意外な韻を踏め、というのはあまりに至難の業でござろうが
切実な戯作、という雰囲気は、最後まで一貫すべきであったのではないかのう。

とはいえ終盤、また立て直して、詩は粋に終わるでござる。GJでござるな。
ちと甘めに、Cとさせていただこう。

115 :名前はいらない:2007/03/16(金) 03:08:31 ID:5fulZvFz
>>113
評価有難う御座います。
ちょくちょく評価をお願いしてる者ですが,毎回非常に丁寧な批評でかつ何かしらの問題点を指摘され,勉強になります。
今回の作品は最期のセリフの言葉選びに苦心しました。
主人公が切羽詰まった末,
「(何を言えば良いのか)誰か助けてくれ」
の意味で本人が結局先の無い言葉を発してしまい
更に周りにはそれが生の執着に取られてしまう,というおかしさを表現しようとしました。
しかし読み手の誤読も生む表現でした。
これからも宜しくお願いします。

116 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/16(金) 03:12:56 ID:Mwk+FIcQ
>>115
ああ なるほどのう!これは拙者の読解も足りなかった。
それならば、作品のオチとしては十分でござるのう。

読み手も毎回勉強させていただいておるでござるよ。
これからもよろしくお願い申し上げる。

117 :長介さんお願いします:2007/03/16(金) 03:45:59 ID:I9mk5HlE
「春のテーブル」

ラーメンの上に菜の花がさ
咲きたての菜の花がさ
一茎のっていて
湯気にじんわり
若い緑が艶めいて
黄色い花びらしなだれ潤んで

ああ 春なんだね
スープちょっと苦いけど
ああ 春なんだ

君のえくぼも咲いている
どっかへ行こうと咲いている

118 :長介ジュニアさんお願いします:2007/03/16(金) 10:30:12 ID:eW37RYZt
「・・・・らしさ」

並木通りの恋人たちは互いに片寄せながら愛を彷徨い
ひとりぼっちで人ごみの中で立ち止まれば見失ってしまいそう
だけどそれはすべてナッチュラルな形
楽器たちの奏でるメローディーに心を委ねるのもわるくない
どうして?っと風のささやきが聞こえる
すべてはたがいに触れ合いながらそれぞれの心を生み出す
そこにはきっと・・・・・・ 
・・・・らしさがあるのだから。


119 :名前はいらない:2007/03/16(金) 12:37:30 ID:KenlynDo
>111
評価ありがとうございます。
指摘された場所は書いていても躓いてましたw
やっぱりわかっちゃうんですね。
4連目では骨になった君を前に嘘みたいに涙が止まる様子を入れたかったのですが…うまくいかず
大潮を持ち出したのは、次の連の暗い夜からの下りだけでは、新月の頃を指すには足りないかも、という考えからでした…
そして最後、無難にまとめる形になってしまいました。
全体のイメージは、押し付けがましくはないけれど、
深い悲しみとか傷付いてることが伝わればいいなぁと思って書きました。
でもなかなかうまくいかないです。

120 :長介ジュニアさんお願いします:2007/03/17(土) 15:21:03 ID:MhnZy0QS
  「散歩」

冬の空っ風が吹く
無邪気に笑う我が子の笑顔
脳裏をよぎる 我が子との
「二十歳の約束 」
舞い散る木の葉
白い吐息
冬の空っ風が吹いてくる

121 :名前はいらない:2007/03/17(土) 22:27:59 ID:SLCBjxl6
指名リスト(>91より)

やさしいあくま様
>39 >75

長介ジュニア様
>97 >109 >110 >117 >118
>120

ダメット様
>78 >85

マーブルうんこ様
>60

指名なしは省かせてもらいました
評価乙です

122 :やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/03/18(日) 07:55:50 ID:0xF0sXxI
>>39「無題」/かえるさん

落ち着いた描写の不思議作品。ふんわりした透明感があり、怖さ、寂しさよりはぼーっとした虚無感が伝わった。
技術、内容以前に心地よくて好きだなあ。というのが感想。今寝起きだからかもしれないが。
しかし、よくよく考えると、隣の同乗者はどういう存在として描いたんだろうか。
窓の外の雰囲気や描写は自己の投影としても受け取れるが、うーん。


ふむ。って偉そうにごめん。今読み返したけど、二人の関係がわかるような直接的描写はない。
まんま幻影として作者がイメージしたのならば、過去から思い出される追憶から、
心残りな、うん?どっちかいったら、自分でもあやふやな未練の糸そんな感じかな。
そういうものをイメージしたんではないかと、解釈しました。
幅の広い表現なので作者の意図通りというわけにいかないだろう。
ただこのイメージの流れを読み取らせてくれる感じは好き。
全体的な描写は、自然ですね。内容は透明な喪失感がいつのまにかするりといなくなっていて
読み手も自然と気持ちを整理させられてる。前向きなラストがさわやか。
テーマ自体はよくあるものだが、表現方法が独自のもの。そこが評価高い。C
甘いかなー。理由は上記の通り。俺の基準です。

123 :やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/03/18(日) 08:17:09 ID:0xF0sXxI
>>75「道」/

表現不足です。大まかな粗筋として残せるものはあっても、表現ひとつひとつには意味が薄く
言葉だけに任せたっきり、おざなりになっています。もったりないです。
具体的箇所をあげると、「黒いブーツ/二つの静かな声/袋」
黒いブーツは暗喩としてもう少しほりさげて使えるだろうし、声にしたって読み手はわからないですから
表現していかないといけない。
袋から落ちていく大事なもの、は成長する課程で失っていく純粋さなどの部分と、たいていの人は設定するだろう。
しかし、内容、表現、テーマ、ともにありきたりと見てしまいます。
不調和音は誤字なのか意図なのか見分けがつかないが
表現力みてもそれほど意味が込められているわけではないかな。



上記お二方、お待たせしてすいませんでした。

124 :やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/03/18(日) 08:31:01 ID:0xF0sXxI
>>71「サクラサク〜」/


出会い別れの定番桜。
語感にはよいものあり。もう少しピンポイントで改行を効果的に使うといい
桜という豪華な材料をもってくるなら、桜のイメージに頼りすぎず、それに負けない主題も必要だろうと思います。
大輪の花は語弊があって、桜には不似合い。
表現にも表面的なつじつま合わせ、つまり適性があり、気にせず使うと違和感ありとなる。
特に心を揺さぶられるものはなく。D

125 :やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/03/18(日) 08:44:10 ID:0xF0sXxI
>>86「木馬の夢」/ゆずゆさん

グルリなど擬音が効果として取り入れられています。
カタカナにすることで、硬い質感にすることに成功している。
さて、木馬は誰に対してこのような夢を抱いてるんでしょうか。
あまり相互関係が伝わってこないうえ、話しの中心線があまり見えてこない作品でした。
大まかでもどんな、と言える作品に仕上げて。D

クロスレビューに辛口失礼しました。

126 :>121:2007/03/18(日) 10:44:05 ID:2WLFG3wd
評価「乙」の理由がありません。結果を出す以上根拠が必要になります。
あなたなりの根拠をおかきそえください。
           ↓

指名リスト(>91より)

やさしいあくま様
>39 >75

長介ジュニア様
>97 >109 >110 >117 >118
>120

ダメット様
>78 >85

マーブルうんこ様
>60

指名なしは省かせてもらいました
評価乙です


127 :やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/03/18(日) 11:03:21 ID:0xF0sXxI
あー、ごめん>>86は長介さん指名で、評価まだでした。
僕があとでクロスすればよかったんですね。失礼。
ケータイなのでコピぺできません。長介氏の指名に86を加えてください。
あと時間がかぶったと思いますが、僕は指名なしですね。

128 :やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/03/18(日) 11:04:24 ID:0xF0sXxI
まとめ、評価乙です。

129 :名前はいらない:2007/03/18(日) 12:55:56 ID:/SpfYDSe
>>126
えぇー・・・
挨拶みたいなもんだと思ってるから加えました

>>127
>>112で長介さん評価されているかと

130 :やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/03/18(日) 15:52:59 ID:0xF0sXxI
>>129
ああごめんありがとうOTL

131 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/18(日) 16:09:04 ID:+wkTr8+h
いつもまとめ有り難うござる。まとめてくれる方がいなければ
拙者、評価もままならぬ。まとめてくださる方あっての拙者でござる。

>>130 お気になさらぬよう。評価はいくつあってもいいものでござるよ。

132 :名前はいらない:2007/03/18(日) 16:11:52 ID:9QM3Onoy
はずかしいって
ぬいだらおしまいだよ
きみ、なにしてたの
スナック上だったんだけれど、お客がけんかして
どcっちと温泉行くかで
ままはだめだというけれど
ことわれなくて
店やめて伽場蔵に行ったの
氏名取れなくて
実弾攻撃してたら
首になった。年が行くと18際には勝てなくて

くりとりすをなめあげる
弓の字になって動かなくなった

ソープに行ったほうがいいのかな


133 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/18(日) 16:20:11 ID:+wkTr8+h
では、今日も今日とて評価でござる。

>>97
ああー!アイタタタ。ぶたさんの気持ちが痛いほどわかる拙者でござる。
なんだよイケメンイケメンってそんならイケメンの国に行ってイケメン喰ってろばーろー!
…おほん。失礼いたした。

練達の詩でござるな。構成力、描写力、やわらかい言葉の使い方、全てハイレベル。
どうやらこの詩のスタイル、この詩の風味が
作者の方の資質にぴったり合っているようでござる。うまい。
「えほえほほ」というシンプルな一行を取ってみても、じつに上手い場所においてある。

何も言うことはござらん。完成度の高い優れた作品でござる。B-を差し上げたい。

134 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/18(日) 16:35:55 ID:+wkTr8+h
>>109
まず、タイトルはないより、絶対にあったほうがいいものでござる。
詩の重要な一部、もっとも目立つ場所でござるゆえ。

さて、この書き出しはグッドでござるよ。何気なく見えるが、次に何が来るのかを
期待させる第一行でござる。
しかし第二行以降、ちと、詩行の方向性がとっちらかっている気がいたす。

「色数は決して多くはない」という情報が、その後の詩の展開にどう影響するのか。
「大地を踏む」という大仰な物言いが、少女の鎮魂の想いとどう結びつくのか。
はっきりしないまま、詩は進んでいってしまうでござる。
これが、なにかを暗示する詩句であるにせよ、後のフォローがないために
この詩のコトバの多くが、いわば死んだ情報となってしまっておる。

「風が吹き飛ばしてしまえばいいのに」という最後の一行が、なぜ唐突に感じられるのか。
これまでの詩行に、風の登場を予感させるものは一切登場しておらず、それどころか
「いいのに」と願う話者自体、はっきりした形で登場しておらぬからでござる。
詩も物語も、作り方の基本は同じでござって、伏線を張ったなら回収する、ラストのオチは
効果的に出すための下準備をする、このあたりの基本は抑えておくべきではあるまいか。
というわけで、厳しめにD+とさせていただきたい。

135 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/18(日) 19:27:56 ID:+wkTr8+h
>>110
素材、すなわち扱っているテーマは面白いのでござるが
料理の仕方が、ちともったいないでござるな。
高級な肉を無造作に茹でてしまった感じでござる。

ペットボトルの水をガボンガボンと飲み続ける男、というイメージを
もう少し効果的に使えれば、滑稽さ漂う面白い詩になったのではあるまいか。
どんどん積み上がるペットボトル、というイメージにしてもしかり。
読者にある種の笑いと感慨をもたらすイメージを含みながら
この作品には、ほとんどそういった要素がござらん。
理を述べ、事情を述べて、あっさりと終わっているでござる。
もったいない作品でござるのう。これも厳しめでござるが、D+でござる。

136 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/18(日) 19:38:10 ID:+wkTr8+h
>>117
詩の核になるイメージが非常に明確に捉えられていて
シンプルに見えながら、かなりの手練れの詩でござるな。
最後に、「君のえくぼ」という強いイメージをさっと出し
咲く、という糸で結びつけ、詩を収束させる手際も鮮やかでござる。

少し気になったのは、一行目二行目の「さ」でござるな。
ここでちとくどい印象を与えたのは、ややマイナスではござらぬかのう。
普通に「菜の花が」でよかったやもしれぬ。

あとは、「菜の花」というのが、じつは切り取られてラーメンの湯気にさらされる
状態である、ということかのう。前述のように、えくぼ、という生き生きしたものと
「咲く」という共通項を見いだすところが、この詩の眼目なのでござるが
いっぽうがすでにイノチを失った状態であるところに、じゃっかんの違和があるでござる。

いやしかし、これはどちらかというと、いちゃもんでござるな。
これが野に咲く菜の花の詩ならば、面白くもなんともないであろうからのう。
素直に、作者の意図にそって、やわらかいえくぼを想像しておくべきであろうか。
Cとさせていただこう。

137 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/18(日) 20:10:43 ID:+wkTr8+h
ちょっとショックなことがあったので、本日はこれまででござる…
また明日でござる…

138 :長介様お願いします ◆O////O//l. :2007/03/18(日) 20:26:56 ID:z2TuF7WM
「あめ玉としての 地球」


一粒 ころり

雨晒しになりながら

ころり

そこに
黒く小さな
住人たちが

十円の地球を
求めて並ぶ


139 :長介様お願いします ◆O////O//l. :2007/03/18(日) 20:28:22 ID:z2TuF7WM

不格好で
酷く汚れてた

手の平の銅の匂い
記憶に並行して
読み返す

白いTシャツ白い雲
アスファルトは
ふと熱気を帯びて
僕らの星を溶かしてゆく
また一粒

ころり

銅の塊
手の平に置いて
記憶は並行し
錆びてゆく


140 :長介様お願いします ◆O////O//l. :2007/03/18(日) 20:29:22 ID:z2TuF7WM

雲からのしずく

夕暮れに塗られ飴色へ

(切れ目から見せる眼は
考えなく溶け続ける)

白い、白い、
カルシウムの壁の中で
十円の星が湿って崩れる


いつか
錆びた匂いの
手で握り締めた

たった十円の星

141 :ジェットにんぢん ◆50OLp0oQnM :2007/03/18(日) 21:00:02 ID:SCONW7Sf
>>135
評価ありがとうございます<(_ _)>
言われてみると本当その通りです!
空回りしています…
読んでみてだからなんなんだという詩になってしまいましたと反省です!
滑稽さがまるで出せませんでした…
いつもたくさんのアドバイスありがとうございます!

142 :長介ジュニアさんお願いします:2007/03/18(日) 21:03:58 ID:bUAaqvnm
>>134
評価ありがとうございます!
評価して頂くのにあるまじきことですが、
中々タイトルを思いつかなかったのでこの様な形にさせて頂きました。

やっぱり自分の作ったものを他人に見てもらうのは大切なことですね。
作り手が構築した世界を他人に正確に全て伝えるのは大変難しいです。
でもやっぱりそれが詩の醍醐味だと思うのでまだまだ書きます!
上達したなと思ったらまた評価をお願いしにきますねw
本当にありがとうございました!

ショックなことがあったとありますが、大丈夫でしょうか。
私には何もすることが出来ませんが、
これまでにも数々の名評価をしている長介さんがいてこそのこのスレです。
私がこのような事を申し上げるのは大変恐縮ですが、
ここには貴方様を求めてらしてる方がたくさんおります。
私もその一人です。
世の中には辛いこともたくさんありますが、早く救われるといいですね。

143 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/18(日) 21:09:58 ID:+wkTr8+h
>>142
ああっ いや ショックなことと申しても プライベートなことではござらぬゆえ…
拙者がひいきにしておるスポーツ選手が怪我をしたというだけのことでござる。
これはいらぬ気を遣わせてしもうた。いや申し訳ない。

とはいえもうだいぶ日本酒が入っておって拙者フラフラでござるが。

144 : ◆notePDkbPQ :2007/03/18(日) 22:03:03 ID:5/8vSTZ7
>133 長介ジュニアさん、ありがとうございます。梁山泊にだそうと思って時間切れになったブツ
であります。状況はかなりシュールなんでどうかな?と思ってました。ほめて頂いてうれしいです。
こんなのではなく苦くない詩も書いてみたいものであります。
ショックな時は休むにかぎります。眠るに限ります。お休みなさいませ。

145 :山羊 ◆enX68O/pGI :2007/03/18(日) 22:10:41 ID:4AxhQVZ7
長介さん、ありがとう
菜の花ラーメン書きました
ふむ、確かに「さ」がない方が二連目が生きてくるようだ
春にはラーメンに菜の花をのっけてくれるような人がいればいいな、と思って書きました(笑

146 :やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/03/18(日) 22:18:21 ID:0xF0sXxI
>>97
んー!久しぶりにNoteさん(興奮)良い作品だ。
長介さんのコメントもよくわかる。悲しくなりました。

147 :自演:2007/03/19(月) 14:57:15 ID:ENlxYqwQ
評価「乙」の理由がありません。結果を出す以上根拠が必要になります。
あなたなりの根拠をおかきそえください。
           ↓

指名リスト(>91より)

やさしいあくま様
>39 >75

長介ジュニア様
>97 >109 >110 >117 >118
>120

ダメット様
>78 >85

マーブルうんこ様
>60

指名なしは省かせてもらいました
評価乙です





148 : ◆notePDkbPQ :2007/03/19(月) 16:50:26 ID:RFRNtJqS
>>146 やさしいあくまさん、ありがとうございます。壊れたパソコンの中身やっと移しました。
まあ、ぶたさんもバカなんであります。やりきれないですけれども。

149 :名前はいらない:2007/03/19(月) 16:57:41 ID:RFRNtJqS
指名リスト(>147改)

長介ジュニア様
>118 >120 >138-140

ダメット様
>78 >85

マーブルうんこ様
>60

指名なしは省かせてもらいました


150 :長介よろ:2007/03/20(火) 10:36:30 ID:0opRrqku
   「FOR E BER」      作詩  鶏 哲夫

僕は鳥  そう地を這う鳥・・鶏
鶏の僕も 君のひとみにイチコロさ
メディウサのような君の笑顔にはドキドキ
僕の思いを ハリケーンにのせて運ぶよ
君は それに答えてくれた
僕と君の愛は「永遠」 だれにも引き離すことはできない
たとえ・・・・・・といえども
お迎えが来るまでは君は僕のものさ

151 :長介ジュニアさんお願いします:2007/03/20(火) 19:10:30 ID:v7NwGJkw
「奇数」

腐敗臭に鈍感な街を行く人
とどのつまりは蟻の固まり
叫び声を耳の中で洗い流す

昨日がいつの事なのかわからないのに
昨日の出来事を素知らぬ顔で話す女の
手に付着した泥の事を
みんなは知っていた

下手くそな絶望を描いた
無愛想なコンビニの店員が
このあとYさんに踏んづけられながら
必要以上にあることについて問われる
と言う事をみんなは知っていた

味気ない空が自分たちを
押し潰す光景を見たと怯える
男の胸の部分がくっきり円く抜き取られていてあっち側がはっきりと見えている事をみんなは知っていた

もし一日が
偶数から奇数に変わったら
僕は発狂するだろう
そして
知らぬ振りを決め込む街の人に
甘い蜜を塗ってやるだろう



152 :ゆずゆ:2007/03/20(火) 20:48:18 ID:Lu79hx3p
>>112 >>125
評価ありがとうございます。
今回も大変勉強になりました。
いつも丁寧な評価ありがとうございます。
指摘のあったタイトルは悩んだ部分でもあって書かないと木馬か他の乗り物かよくわからないのではと思い、
迷って入れたのですが、入れなくて良かったんだと納得しました。
やさしいあくまさんの指摘のあった箇所は言われて頷くばかりでした。ありがとうございました。

153 :やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/03/20(火) 22:38:12 ID:IgZiRoqK
どういたしましてー。
またおいで。今日は劇的に眠い

154 :あくまさんおねがいしゃーっす!!:2007/03/20(火) 23:54:41 ID:4vkbo1pS
「命」
黒い水晶の中にいるような 
冬の終わり、真っ黒すぎる夜に 
月が何となく恋しくて 
ただ空を見上げてる俺さ。 
意識はどんどん腐敗して
両目に映る全てのものは
鈍い色をしたアルミへと
変わってしまう気がするよ。
慣れた味のコーヒーを飲むと
飲み干して見えたコップの奥に
昔の自分の顔が見えてさ
やたら無邪気に笑ってやがった。
そしてちょうどあの頃
とても冷たい銃弾が
俺の心臓撃ち抜いた。
脈はかろうじて動いてる。
でも分かってるさ、いつか尽きるのは。
穴の開いたパラシュートで
死へと落ちる様な俺の人生。
地に落ちるその時まで
飴玉が詰まった機関銃を
遥か上空から放ちまくるのさ。
打ち抜かれた誰かは
甘い味をかみ締めながらも
きっと誰にも感謝しないだろう。
別に悲しくはないよ。
悲しくはない望んだ事さ。


155 :ててってっててー:2007/03/21(水) 12:08:18 ID:OL38T1z9
「向上精神すぐカラス」
カラス無く泣くカラス鳴く
後ろ表の窓ガラス
両場感情池枯らす
戦士戦死し声嗄らす
木朴心情生狩らす
表情賞状涙枯らす
天地一変人駆らす
カラス無く泣くカラス鳴く
カラス無く泣く
カラス亡く

長介さんお願いします。

156 :ゆずゆ:2007/03/21(水) 22:41:54 ID:sBAhIq+g
長介ジュニアさん評価お願いします。

『ねこじかん』

とっても とっても 
おおきな さかな

あんぐり
こっちを
むいている

ずんずん どんどん
おおきな おくち

ちからいっぱい
めを
とじる

うすめで
ちらっと
こそばいきもち

やさしいたいよう
たまのかお


157 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/22(木) 01:00:01 ID:vz8CkOf4
やー、またお待たせしてしもうた。相済まぬ。

>>118
率直に申し上げよう。なっとらんでござるな。
まず、第一行の重要な言葉の漢字を間違っているのが、なっておらんでござる。
言葉の選定も、正直、どうかと思うことばのみを選んで使っておるように思える。
「こういう言葉を頻発したら、詩として真面目に読んではもらえません」という
言葉ばかりが、並んでいるでござるよ。
ナッチュラル、メーローディーと不思議な表記をしておる理由が、全くわからぬ。
で、最後の「…らしさ」が、「××らしさ」の表記を隠したものなのか、
いわゆる「らしさ」、という単独の言葉なのかもはっきりせぬ。
そして何よりも、この作品には、他でもない自分自身の感覚や経験から
何かを引き出してきて人に見せようという気持ち、
自分オリジナルの何かを作ろうという気持ちが、ぜんぜん感じられぬ。

厳しゅうござったか。しかし、ここで手ぬるいお為ごかしを言っていたのでは
工夫をこらして書いてきてくださったのに厳しい点をつけた他の投稿者に、申し訳が立たぬ。
詩を人に見せようと思うなら、もう少し、詩について考えて書かねば
よい反応はとても望めぬのではないかのう。D-でござる。

158 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/22(木) 01:09:31 ID:vz8CkOf4
>>120
「二十歳の約束」とは、何でござろうか。拙者、わからなかったので
ググってみたでござる。すると、テレビドラマのタイトルと出てきたでござる。
ますますわからなくなったでござるよ。

このドラマを見ていた者なら、この詩の意味がよくわかるのでござろうか。
それとも、これはカッコに入ってはいるけれども、「二十歳になったらこうしようね」という
一般的な約束のことを言っているのでござろうか。

短い詩ゆえに、こういったことがわからないというのは、拙者にとっては致命的でござった。
表現としても、短すぎるので、破綻もないでござるが特徴的なものも見つけられぬ。
ちと困り申した。
申し上げたいことは、ひとつでござる。せめてもう少し長く書いて、ヒントをくだされ。
いちおうD+としておくでござるが…。

159 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/22(木) 01:29:23 ID:vz8CkOf4
>>138-140
ふむ。言葉の量は少ないが、読み応えのある詩でござる。

>>138の部分。この、前半部分がよいでござる。
じつは、この部分だけでよい、詩として十分素晴らしい、と言いたいぐらいでござる。
雨晒し、という一語が効いておる。地球のさびしさ、というようなものが、かすかに香り
このパート全体をぐっと引き締めておるでござる。

>>139の中盤部分、ここは詩の難所でござるな。ここで具体的な記憶にモードチェンジを
しているわけでござるが、イメージの転換を追いすぎて、ちと言葉が怪しくなっておる
気がいたす。手探りしておる感じが詩行に出ておる、と申すべきか。
それでも、アスファルトが星を溶かしてゆく、というあたり、面白いイメージをふっと入れて
詩が低調になるのを防いでいるのは流石でござる。

終盤はもうあまり言うこともござらぬ。よい締めでござる。

前にも申し上げたが、貴殿の詩には、感覚やイメージを
じーっと追ってゆく我慢強さがあるでござる。詩の本道、という気がいたす。
ただ、じーっと感覚を追うことの代償として、言葉がややもすると、限界を超えて
意味を失いそうになる。そこが、貴殿の弱点であり、また魅力でもござるな。
意味を失いそうで失わない、失っていないようで失っている
そのギリギリのところで、スリリングな詩を生み出してほしい、と願うものでござるよ。
C+を差し上げたい。

160 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/22(木) 01:36:34 ID:vz8CkOf4
>>150
ふむ。
おそらく、>>118と同じ方でござるな。
118の講評をお読みくだされ。同じことを二度は申し上げたくないでござる。
D-でござる。

あと、2ちゃんが、いかにみな平等な気安い場とはいえ、言葉を交わしたこともない者に
呼び捨て+よろ、と言われて、誠意を尽くそうという気になるであろうか。
最低限の礼儀は必要ではないかのう。

161 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/22(木) 01:50:49 ID:vz8CkOf4
あ、いや、拙者勝手に、118と150を同じ方と決めつけたでござるが…
違う可能性はもちろんあるのでござった。これはいかん。
もし違っていたら、ご両人、申し訳ござらん。お詫びするでござる。

さて、ここからは拙者の個人的な話になって申し訳ないのでござるが…。

拙者、土曜日より月末まで、所用で旅に出なくてはならぬのでござる。
旅先でここを覗く時間があるかどうか、正直わからぬ。
いま依頼されている作品は、旅に出る前に、必ず評価させていただくが
これよりしばらく、新しい作品を評価する余裕はないやもしれぬ。

そういうわけで、できれば、しばらく、他の依頼人の方を頼っていただけないであろうか。
もちろん、来月でもかまわない、というのであれば、依頼を下さってもよいのでござるが。

個人的な事情で迷惑をかけ、まことに申し訳ないのでござるが
ご理解いただければ幸いと存ずる。

162 :(・Д・類 ◆O////O//l. :2007/03/22(木) 01:54:21 ID:W6eXWwv5
>>159
アリガトゴザマス。

見れば分かるでしょうが、これは休憩雑談で出たお題です。
だから、まあ転載、ってことになりますすまそ。

一応、尻取りスレに投下した作品ですから、ちゃんと尻取ってあったり、
遊びで、「に置いて」と「匂い」を掛けてみたり、

まぁどうでも良さげですが。


>弱点

これは単純に、語彙量の問題なんでしょうなぁ。。
脳みその容量少な目なワタクシにはちょいと致命的な希ガス。。。




まぁ別に真剣に書いてるわけじゃなうわなにするやめくぁwせdrftgyふじこlp;

163 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/22(木) 02:00:51 ID:vz8CkOf4
>>162
>一応、尻取りスレに投下した作品ですから、ちゃんと尻取ってあったり、
>遊びで、「に置いて」と「匂い」を掛けてみたり、

あー、前に投稿された作品にも、こういう仕掛けがござったな。
これから類殿の詩を読むときはそこらにも気をつけねばならぬのう。

164 :名前はいらない:2007/03/22(木) 03:11:44 ID:hApyGkSl
「2ch」
ひらりひらりひろりひらり ひひひ
我が輩のプライド
  を殺す
笑 ひひひ ひらり
無言の雑談やがてゆくぬこにこにこ

ひろり 真面目 彼の 乙かれ 悲しい


165 :エレファント:2007/03/22(木) 12:21:15 ID:SVm49lCf
かつての栄光は尊敬する貴方の元に、かつての輝きは心の中に、銀色の輝きの下で育った銀色の石を蹴り飛ばしてやるんだ
その後、俺は闇の世界で過ごすから
今しかないんだ、明日までなんだ、銀色の石を蹴り飛ばす時間は
だからお願いします、美しい心を閉ざさないで
俺には見える、貴方に聞きたいことがあるだけど、俺には聞けない声なんだ
記憶を忘れて、窓から飛び出すくらいの衝撃


166 :エレファント:2007/03/22(木) 12:23:40 ID:SVm49lCf
俺が想像する世界は、水も無くて光もない
食べ物は無いし、明日もない
そんな幻想的な空の上

俺が想像する世界は、男もいなくて女もいない
ルールは無いし、明日もない
そんな世界で育った奴は、勇者になる資格があるんだそれが奴の運命なのかも知れない
それが地獄の出口なのかもしれない

全てに意味は無く、入り口も出口もない
雨が降っても水は落ちないドアを開けても続きかないそんな幻想的な空の上、その一秒に育った奴には勇者になる資格がある、それが運命
輝きませんか?
探し物を見付けるために
輝きませんか?
世界に感情を作るために


167 :あくまさまよろしくおねがいいたします:2007/03/23(金) 00:50:37 ID:H5Rp6pyF
「雨」
ここ数日,東京地方に
大雨でも小雨でもない
なんだか中途半端な雨が
ずっと降り続けている。 
レインコートを着込んで
タオルをかばんの中へ。
フードが外れないように
ゆっくりと自転車を漕いでいく。
レインコートの上から
雨がぶつかる音が響くんだ。
まるで空がささやいている様さ。
なんだか空に見られてる気がして
僕はとても情けない気分だよ。
雨って言うのはきっとさ
ただの水のカタマリじゃないね。
時間も空間も少しずらされてさ
「タオル」、「レインコート」
「自転車はゆっくりと」
こんな感じに意識が拡散して
でも奥底では収縮しててさ
何かに気がついていくんだ。
沈没船を引き上げるように
魚の骨を取り除くように
ゆっくりゆっくりと...。
晴れには決して見えない
光の粒が雨粒の中に
少しだけ見えた気がしたよ。


168 :やさしいあくま様よろしくお願いします:2007/03/23(金) 20:17:08 ID:8kLyywU8
「あめ玉としての地球」


空にはポケットがあって
小鳥が折りたたまれて入っている

空にはポケットがあって
地球がころりと入っている

静まりかえった一日に
ぽかんと空を見上げていると

誰かが ポケットの上から
僕らの星をそっと押さえて

まだあるかな?と
うれしげにつぶやく気配がする

僕ら ゆっくりと夢見ていよう
誰かの甘い唾液につつまれる日を

169 :ダメット ◆dmEtYvIl.. :2007/03/24(土) 00:55:36 ID:uxCh6/iG
申し訳ございません…!これからはもっと来れるといったのに、
外せない用事が続いて大きな時間がとれませんでしたっ(汗)

>>78
どこかで見たような…。どこだろう??

テーマがしっかり定まっていて、基礎がきっちり固まっているという点で良作ですね!

優等生ではあるんだけれども、なんていうか…。独自性っていう部分で少し物足りない感じです。
自分らしさをもっと前面に打ち出してみると、より魅力的になりそうです♪
忘れさせたくない理由ももう少し補足すると内容への導入もスムーズになると思いますよ♪
タイトルは「おはよう」を活かしていますね!もう一捻りした方が良いかは悩みどころかな…。
【基本テーマ:D+ 描写技術:D+ 展開技術:D+ 詩度:D+ 纏まり:D+ 文法:D+ タイトル:D+ 総合:D+】
全部D+なのは手抜きじゃないです。どこも比較的良好なのです。多分「優等生っぽさ」の由縁はこういうところかも。

>>85
なんだか面白いですね!「・・・」を独特の方法で取り込んでいますし♪

改行を工夫してみると視覚的に良くなりそうです♪
あるいはちょっと横長な印象の文を整理してみるのも良いですね!

文法面で少しひっかかるところが。
1行目「愛を彷徨い」や2行目「で」の反復だったり。
カタカナ語も少々常用される形から崩されていますが、そこに意図は見えないので
一般的な形にしておいた方が違和感も少ないです♪

あと、「楽器」「風」などが少し浮いている印象です。
もう少し並木道に関連付けるように意識して見てください♪

タイトル、興味を惹かれますね♪見ようと思わせるようなタイトル、「成功」です♪
テーマも素敵だと思います。強みとなるセンスはもう持っていらっしゃるので、
今後の課題はそれらをいかに上手く、自然に表現できるかでしょうか。
【基本テーマ:D+ 描写技術:D+ 展開技術:D− 詩度:D 纏まり:D 文法:D- タイトル:C- 総合:D+】

170 :エレファント:2007/03/24(土) 00:59:31 ID:UlCq1Bgm
>>165>>166をダメットさんお願いしますm(__)m

171 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/24(土) 02:39:07 ID:p2vnVb6u
>>151
まず指摘させていただきたいのは、第一連そのものが
要らないのではないか、ということでござるな。

「腐敗臭に鈍感な街を行く人」という一行は
その後の、第二〜第四連の、要約になっておる。しかも、あまり上等な要約ではござらぬ。
最初に、「こういう手品やりますよー」と言ってから手品を始めるようなものでござる。
「みんな知っていた」というリフレインを生かすためにも、第一連そのものを
ばっさり削ったほうがよかったように思われる。

詩全体の構想は、かなり良質なものを持っているのでござるが
全体的に、ひとつひとつの言葉を使うとき、「伏線を張る」という部分が足りない。
拙者はそう感じたでござる。
たとえば、「奇数と偶数」、そして「甘い蜜」。これらが何を意味し何を表すのかに対する
伏線がない。結果として、言葉がみな、連帯せず孤立している印象でござる。

第二連の言葉の運びはスムーズで、第四連のマグリット的イメージは面白く、
唐突にYさんが出てくる第三連は、文法が不安定ではござるが、いい意味で奇妙な印象を残す。
パートパートを見れば、面白さがあちこちにある詩でござる。が、そのテイストが、連によって
違うのでござるな。統一感がないため、詩全体がグラグラしている印象がござる。
もう少しだけ、全体の「構成」について見直す時間、すなわち推敲の時間があれば
この詩はいっぺんにレベルアップしたのではないかのう。C-でござる。

172 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/24(土) 02:51:32 ID:p2vnVb6u
>>155
わはは。貴殿ならではの詩でござるなー。
いやもう、拙者が「作品としてどうの」と、いまさら申し上げて何になろうか。
貴殿は貴殿の詩風を確立しておられるでござるよ。
今回は、徹底的にやっておられるのがよい。

あえて申すことがあるとすれば、「もっとやれえ!」ということになるのかのう。
十行といわず、三十行でも四十行でも、力続くかぎり突っ走っていただきたい。
ある地点を越えると、読む者の眼が、「面白いなー」から「すげえなー」「壮観だなー」
になるでござるよ。
気軽に言うな!大変なんだよ!とお怒りになるやもしれぬが。

貴殿のユニークな詩風にたいして、点数をつけるのは本意ではござらぬ。
が、約束事でござるゆえ、今まで通りいちおうCとさせていただく。これはあまり意味のある
点数ではござらぬよ。

173 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/24(土) 03:06:09 ID:p2vnVb6u
>>156
貴殿がこれまでここに書かれた詩の中では、拙者、これが一番好きでござるな。
以前指摘させていただいた貴殿の美点、すなわち言葉の間の取り方のよさが
発揮されている作品と見る。

ただ…最後の二行が、じつは、拙者にはわからぬ。
拙者は最終連にいたるまで、これを、大きな魚を前にちょっとビクビクしながら
好奇心を隠せない猫の詩、と読んできたのでござるが
最終連で、わからなくなってしもうたのでござる。
やさしいたいようとは何か?たまのかおとは何か?うーむ…。
拙者は根本的に、読み方を間違えているのでござろうか。
拙者の誤読には定評があるゆえのう…。

ただ、表現ひとつひとつを見ると、やさしい、奇をてらわない言葉遣いの中に
的確な表現がたくさんあるでござるよ。
「どんどん ずんずん おおきな おくち」というのもグッドな表現でござるし
「こそばいきもち」という言葉も、じつに効果的で印象に残る。

拙者の読解に自信がないゆえ、点をつけるのはためらわれるでござる。
C-とさせていただくが、表現のクオリティは、もっと上の点がつくレベルでござる。

174 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/24(土) 03:08:18 ID:p2vnVb6u
ということで、拙者しばらく旅に出るでござる。皆様、また会う日まで、ごきげんよう。
って、再来週には戻ってくるのでござるが。

175 : ◆notePDkbPQ :2007/03/24(土) 19:49:38 ID:edagqI9D
>>169 ダメットさん、ありがとうございます。>>78書きました。確かに、読み返してみると、
こう、のっぺりしているような、歯応えが無いような感じですね。もう少し掘り下げて、
刺さるような表現探してみます。

176 :ゆずゆ:2007/03/24(土) 22:05:07 ID:7e7d5Uan
>>173 評価ありがとうございます。

題を「ねこじかん」としたのは、猫っていつも伸びしてみたり、
毛づくろいしてみたり・・・とゆったりした時間を過ごしているなぁと思ってつけました。
日向ぼっこしているうちに、自分が魚に食べられる夢をみて、
目を開けると猫が自分を眺めていたので、夢だと気づいて少し恥ずかしくなった感じを
表現したかったのですが、最後の2行で表現するには少し無理があったのかもしれないですね。
もう少し勉強します。
旅を楽しんで来てくださいね。


177 :名前はいらない:2007/03/24(土) 23:57:02 ID:wu5Vh+nL
指名リスト

やさしいあくま様
>154 >167 >168

ダメット様
>165 >166

マーブルうんこ様
>60

指名なしは省かせてもらいました


178 :名前はいらない:2007/03/25(日) 03:09:03 ID:BDeGlDqS
  「自由」

走り出そうとして つまずいたのは
はしゃぎすぎたからじゃなく
足首に鎖がついていたから

心が身体の 中にあるって
言い出したのは誰だろう
本当は身体が心の中にあるのに

俺は宇宙の果てまでだって行ける
でも
君の元へ行くことすらできない

有限と無限の戦いは
いつも有限に勝敗が上がる
悔し涙で鎖が溶けてくれたら なんて期待している

179 :178:2007/03/25(日) 03:16:26 ID:BDeGlDqS
やさしいあくま様お願いします

180 :Nasrullah ◆5x4/.B59t. :2007/03/25(日) 03:38:37 ID:yLEUelqF

『粉3セット』


一日一グラムの愛を鋳潰して
粉にして 粉にして 鼻から吸う
そうしないと ぼんやりと見えてしまう
不自由な躯


みんな みんな みんな 身を粉にしているけど
報われない粉は 行き場所に戸惑ってる
リンが燃えるのはね 人の浮かばれない想いなんだって


アナタの言葉


ファイアーフライが飛ぶ夜に
線香花火。
沈痛アルミニウムの粉の燃焼


繰り返してる


私はガラスの 女の粉




181 :Nasrullah ◆5x4/.B59t. :2007/03/25(日) 03:52:00 ID:yLEUelqF

『もっと光りを!』


LTDに刺された 通り魔だ
そんな『お早よう』いつもの台詞
格言専門掃除人 ふるえっちまうよぅ

鉄鋼団地に降る愛液さえ 抑え忍ぶ そんな罪

お前は大衆の目の前で殺された
後ろ楯を必要としない
そんな狐に憧れて

商売は少量の衝動の昇降

引き絞った瞳孔
与一の弓で
ねはんのあとさき

後光すら お前から
主役の座を 駆逐してしまった




182 :Nasrullah ◆5x4/.B59t. :2007/03/25(日) 04:19:13 ID:yLEUelqF

「ひろしまのそらのしたで」

溶ける鋼の真似をして 僕は有頂天
あの 大きな雲は 素敵なシャンデリアみたいに 二人を映し出してて・・・
上映会の衣裳合わせ 君の厚化粧は 顰蹙物だ!

千の炎 ティーガーは恐れてなくて それを飛び越えてしまってて・・・
それらは全て 飾り物としての価値を失っていたんです
あの 大きな雲は 苦瓜みたいにしてそれらを見つめてて・・・

ただ 春の宵の夢みたいで

僕は やっぱり 君を見てて・・・
さくらんぼ 食べるみたいに 君の唇にはまってて・・・
でも 君の躰はもう 頑丈ではなくなってて・・・

上映会に行こう! って呼び掛けても動かないから
手を引っ張ったら ボロッて手が外れてしまってて・・・
仕方が無いから 僕は一人でワルツ踊ってて・・・

ただ 春の宵の夢みたいで

やがて 君が直るのを 待っている 午後のひと時なのです



183 :Nasrullah ◆5x4/.B59t. :2007/03/25(日) 04:34:03 ID:yLEUelqF

>>181の「もっと光を!」
    冒頭の「LTD」は
    正しくは「LED」です。
    訂正ロシア。
    許してプロシア。
    ねはんの布石にアンブロシア



184 :ダメット ◆dmEtYvIl.. :2007/03/26(月) 04:44:19 ID:sR4EO9hb
こんばんはっ♪

>>165
表現力に秀でている詩ですね!!素敵な描写が良いです♪

詩にしては少し1文辺りが長くなりがちな印象があります。
接続詞をもっと減らした方が詩的になりそう♪あとは改行もこだわってみて下さい♪

内容面に踏み込み辛い印象もあります。おそらく「銀色の石」が何なのか、
いまいち不明瞭な点と、詩のバックグラウンドが定まりにくい点が原因だと思われるのですが…。
ストレートな表現を一行付け加えるだけで、グッと読みやすくなりそうです♪
あと、敬語は用いない方が違和感がなさそうです。

締めくくり方が上手いですねっ!タイトル無いのは勿体無いです。
【基本テーマ:D+ 描写技術:D+ 展開技術:D 詩度:D- 纏まり:D- 文法:D タイトル:? 総合:D】

>>166
さっきのよりも良い感じですね♪バランスと詩っぽさが>>165より上手いですね!
テーマも良いと思います。メッセージ性も生きていますし♪

先ほどの詩でも少々感じたのですが、バックグラウンドがいまいち定まらないんです。
例えば「地獄」だったり、「勇者」だったり、「探し物」だったり、
詩に直接取り込むには抽象的な語句が多いので、
そこにフォローを加えてあげると、より内容を実感しやすくなりますよ♪

敬語も…先ほどよりは違和感無いですが、それでも別の連として使ったほうが良さそう。
また、少し飛躍が大きいかなぁ…。

あと、「資格」というのは通常「権利」を行使する際に用いるものなので、
「必然的に定まってしまうこと」を意味する語句である「運命」には似合わないように感じます。

締め、上手いですね♪タイトルは欲しいところです。
【基本テーマ:D+ 描写技術:D 展開技術:D 詩度:D 纏まり:D+ 文法:D+ タイトル:? 総合:D+】

185 :名前はいらない:2007/03/26(月) 09:43:17 ID:hgkNr/S2
>>184ありがとうございますm(__)m
参考にしてがんばります!

186 : ◆XdPvouT9Mw :2007/03/31(土) 14:31:32 ID:E0kyqNV7
長介さん、旅の帰りでよろしいので、
評価お願いします。
読めば解ると思いますが、
某国の蛮行を暗に批判したものです。



187 : ◆XdPvouT9Mw :2007/03/31(土) 14:32:14 ID:E0kyqNV7
「ジハード」

神の名を叫ぶとき
汝は盲目の奴隷と化す
実体なき者に支配され
血塗られた剣を振り回す

灼熱の炎が世界を覆い
果てなき荒野が終わりを告げる
瓦礫に築く楽園は
儚き無常を物語る

最果ては哀れな終末
数多の祈りは慈悲を求めん


188 :名前はいらない:2007/03/31(土) 14:46:03 ID:FdoSI8Oo
>>187
何を伝えたいんですか?
自暴自棄になってるだけですか?

189 : ◆XdPvouT9Mw :2007/03/31(土) 14:55:05 ID:E0kyqNV7
>>188
お呼びじゃないんで、
お引き取りください。

190 :ててってっててー:2007/03/31(土) 18:19:59 ID:MIpcagQS
すいません>>100はダメットさんにお願いします。

191 :名前はいらない:2007/03/31(土) 19:47:27 ID:SjT6/gCm
>>187
神の名を叫び、戦うことを正当化することで狭義の意味での良心を失わずに殺戮マシーンとなれる…
あなたの詩のはじめ4行考えさせられた

192 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/03/31(土) 21:03:55 ID:8+svoIQK
はーやれやれ、旅から帰って参った長介でござる。
明日より評価を再開させていただくでござる。

193 : ◆XdPvouT9Mw :2007/03/31(土) 22:42:03 ID:E0kyqNV7
>>191
最近は、文明の衝突という言葉が話題になってますからね。
実際は、宗教対立を装った資源争奪戦だったりしますが・・・

194 :名前はいらない:2007/03/31(土) 23:05:47 ID:ox6Tu/7f
↑資源が乏しいわが国は
石油もないのにどーやって
こんなに物質的豊かになったのだろうなと
思う不思議

195 : ◆XdPvouT9Mw :2007/03/31(土) 23:13:44 ID:E0kyqNV7
>>194
まあ、他の国と違って、
単一民族・言語で島国という恵まれた環境がそうしたのかも。
そのため歴史的に見ても侵略を受けたことがほとんど無い。
国の発展は資源云々より人材の方が大事だってことかな。

196 :ダメット ◆dmEtYvIl.. :2007/04/01(日) 06:02:42 ID:9KHew2qA
おはようございますっ♪

>>100

テーマと表現が上手いですねっ♪メッセージ性も比較的ありますし♪

こう、比喩が過多になりすぎている感じがします。
ひとつひとつが良いお味なんだけど、沢山すぎて濃すぎるというか…。
良いテーマ=素材の味、を掻き消している感じがします。それが少し勿体無いです。
本当に、比喩自体は上手いので、減らしてもかなりインパクトはありそう。読み手へのヒントも兼ねて
ストレートな表現をところどころ加えてみるのも良さそうですね♪

「だろう」という言葉は無くしたほうが良いかな…。この言葉は推測を表すので、
その後の展開も全て「推測」上で成り立っているような印象を与えちゃうので。

また、「身動き自由にとれないだろう」は、他の部分がきっちりと「は」や「を」などを用いているので
「身動きも自由にとれないだろう」位にして置く方がベターかなぁ…。

タイトルは綺麗ですねっ♪もう少し内容と絡ますことが出来れば言うことナシですっ♪

個人的には、もう少し内容を圧縮した方が読みやすいとは思います♪

【基本テーマ:D+ 描写技術:C- 展開技術:D+ 詩度:D+ 纏まり:D 文法:D+ タイトル:D+ 総合:D+】

197 :ててってっててー:2007/04/02(月) 18:49:16 ID:CZ9m0hEu
「朝浅い淡い思い」
おもてぶらり小鳥さえずり
ピチュピチュピピピ
木と空気と排気ガスの匂い
パンに魚にコーヒーの香り
すれ違いざまのお隣様
清々しい顔をしてらっしゃる
まばゆい光に踊らされ
空もさぞかし喜ぶだろう
しゅんしゅんと空気が伸縮し
Tシャツ干してるあの子に恋する
歩きざま 出会い付き合いそして別れ
その間わずか数秒だけど
なぜだかとても気持ちがいい
死体転がる夜明けの昨日
別名淡き朝模様
まばゆく照らす太陽を恋して
僕は誰も通らぬ狭い道
どしゃ降りの雨の中にいる

ダメットさんお願いします。

198 :ててってっててー:2007/04/02(月) 19:07:57 ID:CZ9m0hEu
「たわけ!」
このたわけ!たわけ!それでいいわけ!?
目ん玉どこについてるの? それでも世界は見えてるの?
見逃す事件 起こるのは自県 国家試験 なんて陰険
受けても落とす ことごとく落とす
問題対処 論外対照 隣の大将 生まれは大正
ハイ センセー ここがわかりませーん
ハイ トバセー 教える気はありませーん
堕落 下落 暴落 極楽
日本人はバカなのか 七夕はなんで七月七日
そら織姫さまも落っこちるわー
たわけ!たわけ!Please他のいいわけ!
おちおち休んでいられねえ
仕返しはたぶんハンパねぇ
集う民衆 匂う腐敗臭
ダサイ言葉 羅列した言葉
たわけのいいわけ
わけわかんねー

199 :ててってっててー:2007/04/02(月) 19:08:31 ID:CZ9m0hEu
>>198 長介さんお願いします。

200 :やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ :2007/04/02(月) 22:42:29 ID:nbDxGY6q
>>187ジハード 僕も興味があったんで今度評価に参加してもいいですか?

201 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/04/02(月) 22:48:45 ID:AUuMveHY
>>200
拙者としては大歓迎でござるよ。

依頼者の皆様済まぬ。梁山泊の方でいっぱいいっぱいであった。
明晩には必ず、評価させていただくゆえお許しくだされ。

202 :あくまさんおねがいします:2007/04/03(火) 00:59:31 ID:J+A4+0Ru
「うそがほんとに」
今日は太陽が微笑んで
空はとても晴れている。
この街はとても静かで
僕は不安も驚きもない。
パズルが全てそろう様な
天秤がちょうど釣り合う様な
そんな気分まであと少しさ。
誰にも邪魔されない
とても澄み切った孤独な世界。
例えばゴミが落ちていたら
僕は拾おうとするだろう。
例えば人が倒れていたら
僕は手を差し伸べるだろう。
しかしそれはきっと
善意でもやさしさでもない
パズルが欠けないように
天秤が傾かないように
自分が傷つかないように生きてるだけさ
こころの中は空っぽだけど
空っぽがやけに心地いいから
がんじがらめに鎖を巻いて
誰も、何も入れようとしない。
僕はいつまでも変わらないで
うそばかりの道を歩いているのだろうか。
いつか、いつの日にか
心の奥に住むほんとの僕が
ほんとの善意を、ほんとの優しさを
うそがほんとに、うそがほんとになりますように






203 :ててってっててー:2007/04/03(火) 01:36:38 ID:X+g2EOWj
あくまさんお願いします

「ものすごく小さな世界」
君はいったい何なんだ。
生き物という囲いでくくればなぜだか実体がつかめない
まるで霧のような雲のような
これでは君の証明にはならない
それは人間というカテゴリでも同様のことがいえる
所詮は人間が作り出したカテゴリで、それに対して
君は一部分であるということでしかない
こんなもの君の証明には使えない
それでは日本人ではどうか?論外だ
人間のカテゴリの中の日本人というカテゴリでしかない
だからこれもやっぱり使えない。
住所、名前、性別、年、身長、体重、学歴、名声、金
君を特定するIDは存在するが
それは絶対君ではない。
一体君はなんなのか。
君は君で、それ以外のなにものでもない。
だから君は君だ。
じゃあ「君」という言葉を取り除けば
「君」には何が残る?
君を取り巻く「情報」を
剥がしてったら
「君」には何が残るのだろう。
考えたことあるかな?自分に見えている「情報」が全て嘘だったら
全て無いもので、人間というものは存在しなくて
今見ているこの文字すら存在してなくて
全てが「嘘」だったら・・・・
友達も家族も彼女も彼氏も犬も猫も自分の体さえも
全て幻想を見ているのだとしたら・・・・
わかりやすくいうなら俺たち自身が「妄想世界の住人」だとしたら
いつ消えるかわからない。いつ目覚めるかわからない。
限度ある妄想 リアリティーあふれる物事
そこで自分を確立させるのを「情報」に頼っていいの?
言葉に出さなくていい 言葉には出せるはずがない
自分 そんな言葉に頼りたくない
自分を動かしているのはこの体ではない
この自分の中のものすごく小さな孤立した世界こそが
自分をたたせる動力源であるということ
生きること 死ぬこと
今大切なのは考えること
世界に惑わされ踊らされる人生よりも
自分で自分を縛った方が
よほどいい経験になるのだ

204 : ◆XdPvouT9Mw :2007/04/03(火) 20:46:58 ID:PVw9IcmN
>>200
やさしいあくまさんに、興味をもって頂けるとは光栄です。
ぜひ、評価おねがいします。


205 :降る日 1:2007/04/05(木) 05:56:31 ID:cYJlRfiR
天気を想像していた
顔を洗う猫
机の上に載せて

あの日
同じ光景を
見つけた
崖の先

端から
転がり
落ちても
立つだろう

簡単に君なら
だから
選べた

そんな君
似ていると
言わなければ
眺めることも
無い
無かった
はず

なぁ、猫。

君を
貰った
あの時

命名された
から

命を剥ぎ
取って

名だけを
残したの
だろう

206 :降る日 2:2007/04/05(木) 05:57:39 ID:cYJlRfiR
そう
君が
突き倒したのだろう
その装束で
闇夜を駆けて

雨音のように
静かに
激しく
闇夜を駆けて

そうしてまた
天気を想像していた

きっと
あの日と
明日には
何かが降る

なぁ、猫。

お前の名をなぞるよ
そんな時は
あの
可愛い笑顔を

重ねて

重ねて


======
長介ジュニアさん、宜しくお願いします!

207 :三十路吹雪:2007/04/05(木) 23:36:26 ID:8xaShjoQ
長介さんにお願いしちゃうワウフ!

「猫の魔法」

猫は魔法つかい

にゃあのひと鳴きで
わたしの重い尻をあげさせ
缶切りを握らせる

猫は魔法つかい

桜さく春風を追いかけて
今日はどこまで行ったやら
出無精のわたしをご近所散策へと駆り立てる

猫は魔法つかい

ぷにぷにの肉球とくりくりの瞳で
こっそりと神さまの存在を教えてくれる
こんなに可愛い生き物が
自然淘汰で生まれるわけはないでしょうと

208 :名前はいらない:2007/04/05(木) 23:48:10 ID:QQqI0nWX

四月四日、昼下がり、一人、私は校舎の裏を歩いてゐる。

今日はおとつい雨が降り、花冷えである。

ふと視線を上げれば、

雪のやうに桜の花が、降り、一面を薄く斑に覆ってゐる。

私はそれを踏みつけて歩く。

靴の裏に、僅に抽象的な痛みを覚えたがしかし、

それは、花の痛みではなく、

私の心の、罪悪感が所以であつた。




*******
長介さんお願いします!!

209 : ◆w7ld71BIBY :2007/04/06(金) 13:13:30 ID:85ddmG3s
ナチュさんお願いします。スルー可です

『彼の夏が死んでくれません』



海から帰って、何時までも離れない波の音のように
共に耳にこびりついた彼の声が死んでくれません。

彼の夏が死んでくれません。



潮の香りか探しても
湯を浴びた後では、あんなにもつき纏っていたいたものなのに
もう見つからない。
床につけば甦る


足の指の間に挟まって盛り上がった砂が
指と指を動く舌のように
押し寄せては返す波。
私を濡らす

海から帰って
もう随分と、
見に行ってはいないのに
波の音だけが
私の枕元に
寝る間際には迫ってきて

どうせなら波、あの時に
かき消してくれれば良かったものを!



身体が火照るのを夏の熱さのせいにした
もう季節は巡り冬も間近というのに





210 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/04/06(金) 19:35:44 ID:s6NUjGHr
いや、たいへんお待たせいたした。まこと申し訳ない。

>>182
怖さと甘さが混在する、じつに魅力的な作品でござる。
「てて…」という語尾の使い方が、ハマっているでござるよ。

ところどころ、傷はあると申し上げねばならぬ。
たとえば4,5行目でござるが、これは拙者にはピンと来ない、意図が読めぬ二行でござった。
中でも、ティーガーという言葉は、はっきり詩から浮き上がっておる。

が、素晴らしい書き出し、「君の唇にはまってて」という優れた表現、全体の不思議な構成など、
欠点をおぎなってあまりある美点を持つ詩でござる。

こういう詩を不謹慎と見るむきもあるやもしれぬが、拙者は、この詩に関してはそうは思えぬ。
むしろ、詩としては、あの不幸な8月6日のことは、こういうふうに扱うべきだと思うのでござる。

ひとつ、苦情を申し上げるとすれば、最後の「午後のひと時」という言葉でござろうか。
これは、あの爆弾が午前に投下されたという時間の流れから、午後になっているのだと思われる。
が、それ以外に、ここで「午後」が出てくる強い理由が見あたらぬ。
「春の宵の夢みたいで」という言葉と、ただぶつかって
詩の全体の効果を薄めているように感じるのでござるよ。

ともあれ、拙者はこの作品に惹かれ申した。C+をさしあげたい。

211 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/04/06(金) 20:20:52 ID:s6NUjGHr
>>187
なにかの「名」のもとに血を流し合う。誰のためでもなく、見えない「何か」のために
幾多の家族や街や国が滅ぶ。まさに、いま世界で起きていること、
そして大昔から繰り返されてきたことでござるな。

そういう「事実」を簡潔に述べたテキストとして、この作品はあり、訴えたいことは
まさにその通り、そのやりきれない事実を拙者も認めざるを得ないでござるよ。
さてしかし、詩作品としてどうか、ということになると
やはり、ふくらみが足りぬ感は否めないでござる。
貴殿の言葉は、いつも一直線に主題を語ることを目指していて
「イメージを作る」「読者を楽しませ誘導する」という部分が足りぬのでござるな。

たとえば、ここでいう「血塗られた剣」とは、ある種の観念を表す言葉でござって
ここに、じっさいの「剣」のイメージがほとんど乗っておらぬ。
灼熱の炎、という言葉もそうでござるな。この使い方では、具体的な炎のイメージを
思い浮かべることができぬ。全て、観念優先、観念を表現するために使われておる。
言葉自体が潜在的に持つ面白さや肉感というものが、出てこないのでござるな。

とはいえ、何作も読んできて、拙者、貴殿の真摯さは
ある種の個性ではないかと思うようになったでござるよ。
こういう言葉の使い方も、貫けば化ける。やもしれぬ。

化けるためには、「内容」でござる。言葉に乗る思想の重みでござる。
それがあれば、貴殿の言葉は、一種の迫力を持ち、それが人を打つであろう。
たとえば吉本隆明の詩がそうであるように。
それがなければ、作品は「通りいっぺんのことを述べただけ」となる。
たとえばこの詩の場合なら、「なぜ人は見えないものに従属しようとするのか」
という根本的な疑問にまで、踏み込んで書くべきであろうのう。
その結果、多少長くなってもかまわぬのでござるよ。
C-とさせていただく。

212 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/04/06(金) 20:40:15 ID:s6NUjGHr
>>198
もはやお家芸と言ってもいいでござるな。
ただ、この作品に関しては、いまひとつではなかろうか。
言葉に勢いを出そうとしておるのはよくわかるでござるし、勢いは出ているのでござるが
この詩に限っては、それが「セカセカしてる」という感じになっているようでござる。

拙者、この詩は行分けせず、散文詩の形で言葉を詰め込むように書いて
なおかつ、「ふー疲れたやっとれんわ一休み」というポイントを一カ所作れば
よかったのではないかと、ふと思ったでござる。

こういうストレートな風刺の詩は、どこかで、「自分は言われる側でもある」という視点、
人を嘲笑うと同時に自分をも嘲笑う視点が入っていないと
「言いっぱなし」になるのではなかろうか。
日本人はバカなのか、と来たら、てことは俺もバカなのか、と来るのが
いわば、むやみに高みに登らないテクニックというものではないかと愚考いたす。

とはいえ、安定した芸風にたいしてCを差し上げたい。

213 :ててってっててー:2007/04/06(金) 20:58:52 ID:eSnq8xhq
評価ありがとうございました。
Cからなかなか脱出できないですね;
今度はちょっと趣向を変えてみました。
こういう詩は初めてなもんでD-ぐらいとれたらうれしいです。
「ラストの初球」
投げる気にはなれない
打たれるかもしれない
恐怖ではない
安全地帯に留まりたいだけ
危険を冒すのも
悪くは無いが
いかんせん俺の心臓は
どうも調子がよくないらしい
わぁわぁと
はやし立てる声は誰へ届き
バンバンと
鼓膜を破らんばかりに鳴り響く雑音は
誰を妨害してるのだろうか・・・
足下踏みつける白い線
一つの雫を拭き取った
煌めくライト 集まる視線
今日だけでいいですか?
俺がヒーローと呼ばれる日は・・・

長介さんお願いします。

214 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/04/06(金) 21:05:33 ID:s6NUjGHr
>>205-206
ふーむ。これはまた、ミステリアスな詩が来たでござるなあ。
…………
「君」という言葉が何度も出てくるのでござるが、この言葉が指す対象が
どうも詩の中で揺らいでおる。それがどうやら、この詩の難解さの原因でござるな。

ううむ。言葉の使い方に、これはわざとでござろうか、微妙な不安定さがあり
読んでいて、なぜかとても不安になる詩でござる。
とても怖いことが書いてある気がするのでござるが、水面の下に沈んでおって
ここからは、いまひとつよく見えぬ。そんな感じでござるな。

誰か(おそらく話者)は、可愛い誰かを、崖から突き落としたのでござろうか。
その誰かに似ている猫を見ているのでござろうか。
つながるようで、いまひとつ情景がつながりきらぬもどかしさ。

しかしながら、この不安な感じは「詩」でござろう。少なくとも、読者の想像力を刺激する
力が、この作品にはござる。
拙者、またしても読解に自信がないため、今の時点ではこんなことしか言えぬが…。
いや、ヘボ読者で申し訳ない。この不思議さを買ってC-とさせていただく。

215 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/04/06(金) 21:20:42 ID:s6NUjGHr
>>207
猫の詩が二つ続けて来るとは…。これは犬派の拙者への挑戦状なのかのう?

三十路殿の猫ラヴが活写されておる詩でござるな。最後のあたりはもう
手放しでござる。猫バカ一代、猫まっしぐらでござるな。

ただ、のう。犬派の拙者に、「おお、猫かわいい!」と言わせる部分がないのでござるなあ。
ぷにぷにの肉球とくりくりの瞳、という一行だけで、猫の魅力を語っているのが物足りぬ。
これは猫好きの同士に共感を呼ぶ詩ではあっても、猫好きを増やす詩、という域には
達しておらぬのではないかのう。

具体的には、「桜さく…」のあたりで、猫の魅力をピンポイントで表現する一行、が
欲しかった気がいたすのう。あるいは、話者の猫バカっぷりを、もっと大げさに表現しきる
手もあったやもしれぬ。

言葉は整い、形式感はしっかりしており、リズムもよい。技巧的には申し分ないのでござるが
ただ、最後の一行は、「でしょうと」ではなく、「でしょ、と」と、口語的にしたほうが
実感が出たやもしれぬ。重箱の隅でござるが。
ちと甘い気もするが、三十路殿ののろけっぷりを買って、Cとさせていただこう。

216 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2007/04/06(金) 21:25:44 ID:s6NUjGHr
>>213
いつも投稿ありがとうござる。じつは、拙者が担当した作品より
1つ前の197が、拙者は気に入ったでござるよ。あの最後の数行はいいでござるな。
…おっと、ダメット殿の評価も待たず余計なことを申してしもうたか。

済まぬが、今夜はちと疲れたゆえここまでとさせていただきたく存ずる。
なるたけ早く、評価いたすゆえ。

217 : ◆XdPvouT9Mw :2007/04/06(金) 22:55:06 ID:gVsOUbjv
>>211 長介さん、評価ありがとう。
僕の作品に足りないのは、”遊び”なのかもしれないですね。
読者を楽しませるという工夫が足りないかもしれません。

いつも丁寧な評価ありがとうございます。
それでは、さよなら。

218 :ててってっててー:2007/04/07(土) 00:53:30 ID:XBiZQp+I
>>216
あれはちょっと嫌な事があったときに考えた詩ですね。
全員の幸せを憎んだところで自分の立つ位置は変わらない。
そんな思いを込めて書いた詩です。
気に入ってもらえて幸いです。

219 :三十路吹雪:2007/04/07(土) 10:53:46 ID:npgZGRUO
あああ、なるほどだワ
もっとインパクトある猫ラブが必要なのネ

猫を求めて長介戸外へまっしぐら、には程遠かったみたいだワ

評価どうもありがとうネチユッ!

220 :名前はいらない:2007/04/07(土) 11:00:05 ID:xem0ZTOW
★☆★☆★ポエム板コテハン人気投票箱★☆★☆★

http://www.37vote.net/2kote/1174958310/

セン五スレのコテを投票して下さい


221 : ◆XdPvouT9Mw :2007/04/07(土) 12:50:24 ID:FbmvAFdS
>>220
あら? なぜか、僕の名前がある。
まあ、案の定1票も入ってないけどw

御世話になってる長介さんにでも入れようかな。

222 :Nasrullah ◆5x4/.B59t. :2007/04/07(土) 23:02:39 ID:D31z5Yz8

>>210

長介ジュニア氏。
評価、有難う御蓙います。お疲れ様でした。

確かに、あの作品は漠然としたイメージで一気に書き上げた物で、バリが目立つ仕上がりになっています。
実はあの作品は、漠然としたストーリーが背景に存在していて、架空世界の話にする予定で、
詩として残したのは、そのイメージを後になって忘れぬ様にする為でした。

日・独・伊の枢軸同盟。敗戦が濃厚な大戦末期の日本。
戦意高揚と細やかな娯楽を目的とした軍の上映会を含めた展覧会。
広場にはドイツ軍の最新鋭重戦車、「ティーガー」T型のエンジンできちんと動くダミー。
兵士がそれを運転していて、詩の中の二人がそれを見ていた。
其処で被爆。
何らかの奇跡的要因により、怪我の一つも無い主人公は被爆した瞬間に蒸し焼きになり死んだ兵士がペダルを踏みっぱなしのティーガーがそのまま火の海に飛び込んで行く風景を見る。
炎の向こう側には、戦時中のささやかとはいえ、華やかな展覧場。それらの会場は最早人を楽しめる為の価値を失っている。

苦瓜に限らず、きゅうりやヘチマ系の植物は、大きな花の下に小さな実を付け始める。

223 :Nasrullah ◆5x4/.B59t. :2007/04/07(土) 23:12:14 ID:D31z5Yz8

実の付け始めの、実に比べると随分と大きな花。
そして、それに反して小さな実。
良く原爆の雲を茸雲なんて形容しますが、わたしはあれに瓜系植物の成り始めの実と花を連想するのです。

流石にこれ等の表現は、余りに難解であり、私も身勝手が過ぎた表現であったと反省しています。


主人公は被爆から午後まで、あの場所で(彼女/君)が動き出す事を、じっと信じて待っているのです。


重ねて、評価、有難う御蓙いました。



224 :ててってっててー:2007/04/08(日) 14:19:27 ID:2blJMr1X
「世界回る狂気の沙汰に」
カスに同情する気はない
自分で落ちたんだったら
自分で上ってこい
バカの手伝いをするつもりはない
自分の失敗は自分で償え
ついでにこれもやっておけ
アホにつける薬はない
大丈夫です 大丈夫です
死にゃあしませんよ
クソにかける言葉はない
オメーが死んだら
心の底から喜んでやるよ
親に会わせる顔がない
お父さん お母さん
僕はとっても悪い子です

長介さんお願いします。

225 :やさしいあくまさんオネガイシマス:2007/04/09(月) 00:56:12 ID:AEmorPXW
「花吹雪」
昼下がりの晴れた並木道を
流れるように歩いている。
後ろから流れてくる桜の花びらに
押される様に歩いている。
とても綺麗な白い点々模様が
背後から目の前の視界へと
次から次へと入り込んでは
アスファルトに落下していく。
舞っている花びらはどこか悲しく
まるで泣いているような気がするが
落下した花びらは黒い地面に
貼り付けられた標本のようで
そこには全く感情が感じられない。
羊毛製のコートに付く花びらを振り払いながら
この羊は生きたまま毛を刈られたのか
それとも死んでからだろうか
毛を刈られるために生まれ
死んでいくだけの一生に
納得していたのだろうか
なんてことを考えているうちに
急に風向きが変わって
花吹雪は僕の正面へ
目を見開くと、それらの一枚一枚が
地面に落下してしまうことを
悟りきって受け入れたまま
僕と戯れてくれているように思えた。
とても優しげで儚げな白い点々模様の中
瞬きすら忘れていたという事を
花びらが目に入るまで気づかずにいた。


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